JPS62272060A - 機器類の作動装置 - Google Patents
機器類の作動装置Info
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- JPS62272060A JPS62272060A JP11572086A JP11572086A JPS62272060A JP S62272060 A JPS62272060 A JP S62272060A JP 11572086 A JP11572086 A JP 11572086A JP 11572086 A JP11572086 A JP 11572086A JP S62272060 A JPS62272060 A JP S62272060A
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Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野コ
本発明は形状記憶合金の熱変形特性を利用した機器類の
作!l]装置に関する。
作!l]装置に関する。
[従来の技術]
サーボモータや各種のアクチュエータの如き回転電気1
本器や流体庁の動きによらずに殿2−類の作動を制御す
る方法として、例えば空気調和装置の吹出口に取りイ4
けた風向自動偏向用グリルを回動させるのに、高温下で
ピッチの広いコイル形状を記憶させた形状記憶合金と、
加熱により記憶形状に戻されたこの合金をピッチの狭い
コイル形状としての原形に復帰させるための塑性変形用
縮みスプリングとを、連結部材を介して直線的に接続し
たl?4造を有する一種のアクチュエータを用いる方法
が1゛特聞昭58−214737Jに記載されている。
本器や流体庁の動きによらずに殿2−類の作動を制御す
る方法として、例えば空気調和装置の吹出口に取りイ4
けた風向自動偏向用グリルを回動させるのに、高温下で
ピッチの広いコイル形状を記憶させた形状記憶合金と、
加熱により記憶形状に戻されたこの合金をピッチの狭い
コイル形状としての原形に復帰させるための塑性変形用
縮みスプリングとを、連結部材を介して直線的に接続し
たl?4造を有する一種のアクチュエータを用いる方法
が1゛特聞昭58−214737Jに記載されている。
このアクチュエータは、形状記憶合金に間欠的に通電す
ることによってコイル状合金が伸縮動を起し、この伸縮
前後動が連結部材を介して風向偏向用グリルの回動用リ
ンク礪構に伝達されるように構成されている。
ることによってコイル状合金が伸縮動を起し、この伸縮
前後動が連結部材を介して風向偏向用グリルの回動用リ
ンク礪構に伝達されるように構成されている。
[発明が解決しようとする問題点コ
上記のアクチュエータは、形状記憶合金製の熱変形性部
材をその逆変態温度以上に加熱した時、部材が記憶形状
に変形する動きを第1の制御作用力として利用し、また
部材への加熱を停止することによって部材がその変態開
始温度以下に冷却した時、部材の見掛けの弾性率が低下
して縮みスプリングのばね作用力が及ぶことにより加熱
前の原形に復帰する動きを、第2の制御作用力として利
用するように構成されているので、この第1の制御状態
と第2の制御状態とを迅速かつひんばんに切り替えよう
とすれば、上記の加熱と冷却も急速に行わせる必要があ
る。
材をその逆変態温度以上に加熱した時、部材が記憶形状
に変形する動きを第1の制御作用力として利用し、また
部材への加熱を停止することによって部材がその変態開
始温度以下に冷却した時、部材の見掛けの弾性率が低下
して縮みスプリングのばね作用力が及ぶことにより加熱
前の原形に復帰する動きを、第2の制御作用力として利
用するように構成されているので、この第1の制御状態
と第2の制御状態とを迅速かつひんばんに切り替えよう
とすれば、上記の加熱と冷却も急速に行わせる必要があ
る。
本発明は、上述の如き形状記憶合金を機器の駆動用部材
として用いた機器類の作動装置において、一旦加熱した
この部材を穫力速やかに冷却させられると共に、加熱所
要時間を長引かせる不具合を生じない機器類の作動装置
を提供することを目的とする。
として用いた機器類の作動装置において、一旦加熱した
この部材を穫力速やかに冷却させられると共に、加熱所
要時間を長引かせる不具合を生じない機器類の作動装置
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記の目的を達成するために本発明による灘器類の作動
装置は、熱変形性を有する形状記憶合金で作られた駆動
部材と、該駆動部材の加熱手段と、加熱により変形した
前記駆動部材を原形に復帰させるための付勢手段と、前
記駆動部材と前記付勢手段との連結手段と、前記駆動部
材の熱変形の動きを被作動機器の作i!l1個所に伝え
るための変位伝達手段と、前記駆動部材に接触させて該
部材の冷却を早めるための冷却用部材と、前記駆動部材
が熱変形を終えた直後に該部材に前記冷却用部材を接触
させ、前記加熱手段を働かせる時にはこの接触を断つた
めの、前記冷却用部材の変位手段とからなる構成を採用
した。
装置は、熱変形性を有する形状記憶合金で作られた駆動
部材と、該駆動部材の加熱手段と、加熱により変形した
前記駆動部材を原形に復帰させるための付勢手段と、前
記駆動部材と前記付勢手段との連結手段と、前記駆動部
材の熱変形の動きを被作動機器の作i!l1個所に伝え
るための変位伝達手段と、前記駆動部材に接触させて該
部材の冷却を早めるための冷却用部材と、前記駆動部材
が熱変形を終えた直後に該部材に前記冷却用部材を接触
させ、前記加熱手段を働かせる時にはこの接触を断つた
めの、前記冷却用部材の変位手段とからなる構成を採用
した。
[作用及び発明の効果]
上記の如き構成を備える機器類の4動装置は、逆変態温
度以上にtin熱して所定の形状を記憶させた駆動部材
が、その変態開始温度より低い温度下で付勢手段によっ
て塑性変形させられることによって原形を保たれている
。
度以上にtin熱して所定の形状を記憶させた駆動部材
が、その変態開始温度より低い温度下で付勢手段によっ
て塑性変形させられることによって原形を保たれている
。
加熱手段を働かせて駆動部材をその逆変態温度以上に加
熱すると、駆動部材は付勢手段が〒する原形復帰作用力
に抗して熱変形させられ、記憶形状をよみがえらせる。
熱すると、駆動部材は付勢手段が〒する原形復帰作用力
に抗して熱変形させられ、記憶形状をよみがえらせる。
この熱変形の動きは、変位伝達手段によって被作動1器
の作動個所に伝えられ、機器は第1の1′l動状態から
第2の作動状態に切替えられる。
の作動個所に伝えられ、機器は第1の1′l動状態から
第2の作動状態に切替えられる。
加熱手段の働きを停止させると、変位手段によって冷却
用部材が駆動部材に1妄触させられて、駆動部材はその
マル・アンサイト変(ぶ開始湿度以下に急速に冷却され
る。
用部材が駆動部材に1妄触させられて、駆動部材はその
マル・アンサイト変(ぶ開始湿度以下に急速に冷却され
る。
変態開始温度以下に冷えた駆動部材は見掛けの弾性率が
低下するので、付勢手段が呈する原形復帰作用力によっ
てすみやかに原形に復帰し、この復帰動に伴って変位手
段は冷却用部材と駆動部材との接触状態を解かせる。
低下するので、付勢手段が呈する原形復帰作用力によっ
てすみやかに原形に復帰し、この復帰動に伴って変位手
段は冷却用部材と駆動部材との接触状態を解かせる。
従って、駆動部材を熱することtこよって機器を第1の
作動状態から第2の作動状態に切替えさせ、また熱され
ている駆動部材を冷却させることによって第2の作動状
態から第1の作動状態に切替えさせるように構成されて
いる本発明による1幾器類のf′l!Il装置は、駆動
部材の冷却が促准されると共に、加熱時に冷却用部材の
熱容量及び放熱作用によって加熱所要時間が艮引く不都
合を伴わないので、門型の作動操作に対する本発明装置
の応答性が向上する。
作動状態から第2の作動状態に切替えさせ、また熱され
ている駆動部材を冷却させることによって第2の作動状
態から第1の作動状態に切替えさせるように構成されて
いる本発明による1幾器類のf′l!Il装置は、駆動
部材の冷却が促准されると共に、加熱時に冷却用部材の
熱容量及び放熱作用によって加熱所要時間が艮引く不都
合を伴わないので、門型の作動操作に対する本発明装置
の応答性が向上する。
[実施例]
以下に図に示す実施例に基づいて本発明による殿器類の
作動装置の構成を具体的に説明する。
作動装置の構成を具体的に説明する。
第1図〜第4図は一実施例装置を示しており、高温下で
ピッチの広いコイル形状ないし直線形状を記憶さゼた後
ピッチの狭いコイル形状としての原形に塑性変形させた
、形状記憶合金製の駆動部材1と、この部材を原形に復
帰させるための付勢手段としてのばね作用体2とを、連
結手段としての小ブロツク状の連結用部材3を介して直
線状に連結させた状態の6とに、筒状または直方体の装
置ケース、5内に組み込んでその本体部カムが構成され
ている。そして駆動部材1には、変位手段 7〜9に取
り付けられた冷却用部材6が離脱可能に接触されている
。
ピッチの広いコイル形状ないし直線形状を記憶さゼた後
ピッチの狭いコイル形状としての原形に塑性変形させた
、形状記憶合金製の駆動部材1と、この部材を原形に復
帰させるための付勢手段としてのばね作用体2とを、連
結手段としての小ブロツク状の連結用部材3を介して直
線状に連結させた状態の6とに、筒状または直方体の装
置ケース、5内に組み込んでその本体部カムが構成され
ている。そして駆動部材1には、変位手段 7〜9に取
り付けられた冷却用部材6が離脱可能に接触されている
。
駆動部材1は、例えば車両搭載バッテリなどの電源40
と、この電源電流の断続用の連りJスイッチ11および
12と、駆動部材1の変位の有無を検知するための第1
および第2の位置検出手段としての2つのマイクロスイ
ッチ13と14と、付勢手段としてのばね作用体のばね
作用力制御手段をなす電tit式ストッパのソレノイド
」イル15とを回路構成要素とする通電回路已によって
、その変形作動をI11制御される。
と、この電源電流の断続用の連りJスイッチ11および
12と、駆動部材1の変位の有無を検知するための第1
および第2の位置検出手段としての2つのマイクロスイ
ッチ13と14と、付勢手段としてのばね作用体のばね
作用力制御手段をなす電tit式ストッパのソレノイド
」イル15とを回路構成要素とする通電回路已によって
、その変形作動をI11制御される。
連結用部材3には、被作動)1器の作動個所に駆動部材
1の動きを伝えるための変位伝達手段としての一対のピ
ン4が取り付けられており、ケース5の相対向する側壁
にそれぞれ設けであるビンガイド溝5aおよび5bにM
嵌されて、ケース5内をピストンの如<Ti勤できる。
1の動きを伝えるための変位伝達手段としての一対のピ
ン4が取り付けられており、ケース5の相対向する側壁
にそれぞれ設けであるビンガイド溝5aおよび5bにM
嵌されて、ケース5内をピストンの如<Ti勤できる。
連結用部材3は、そのピン4部分が電磁式ストッパのス
トッブロンド16によって係止されまたは係止解除され
ることによって、後述する如くその動きを規制される。
トッブロンド16によって係止されまたは係止解除され
ることによって、後述する如くその動きを規制される。
駆動部材1を構成する形状記憶合金としては、現在様々
な組成のものが開発されているが、本発明に使用する場
合には、極めてl繁に熱による変形作用力と、外力によ
る原形復帰4川力とを交互に受けることになるので、耐
久性と作動信頼性の両面からして現状ではヂクンヘ・ニ
ッケル合金系のものが最も適している。この合金のマル
テンサイト相への変態開始温度(MS)は、配合の如何
にゆって一50℃〜100℃の範囲で任意に選ぶことが
できる。銅〜アルミニウム〜亜鉛合金はより安価である
が、耐久性その他の性能面で曲者に劣る。
な組成のものが開発されているが、本発明に使用する場
合には、極めてl繁に熱による変形作用力と、外力によ
る原形復帰4川力とを交互に受けることになるので、耐
久性と作動信頼性の両面からして現状ではヂクンヘ・ニ
ッケル合金系のものが最も適している。この合金のマル
テンサイト相への変態開始温度(MS)は、配合の如何
にゆって一50℃〜100℃の範囲で任意に選ぶことが
できる。銅〜アルミニウム〜亜鉛合金はより安価である
が、耐久性その他の性能面で曲者に劣る。
駆動部材1は、形状記憶合金の逆変態温度以上にha熱
することによって変形歪が解消し、その記憶された形状
である直線形ないしはより広いピッチをもったコイル形
状が復元される。
することによって変形歪が解消し、その記憶された形状
である直線形ないしはより広いピッチをもったコイル形
状が復元される。
コイル状の駆動部材1の一端部は、ケース5の一方のケ
ース端面にビス締め、接着その他の適宜の手段によって
固定され、その自由端には連結手段としての耐熱合成樹
脂や+a器などで作られている連結用部材3が固着され
ている。また]コイル状びばねとしてのばね作用体2も
、その一端部をケース5の他力のケース端面に固定させ
ると共に、自由端側を連結用部材3に固着させであるの
で、駆動部材1とばね作用体2とは連結用部材3を介し
て一直線状をなして連結された状態にあり、且つこれら
玉名はケース5内にあって両ばねの+[ll縮方向に自
由に前後動することができる。ケース5は硬質合成樹脂
やセラミックあるいは表面を電気絶縁材料で覆った金属
などで作られている。
ース端面にビス締め、接着その他の適宜の手段によって
固定され、その自由端には連結手段としての耐熱合成樹
脂や+a器などで作られている連結用部材3が固着され
ている。また]コイル状びばねとしてのばね作用体2も
、その一端部をケース5の他力のケース端面に固定させ
ると共に、自由端側を連結用部材3に固着させであるの
で、駆動部材1とばね作用体2とは連結用部材3を介し
て一直線状をなして連結された状態にあり、且つこれら
玉名はケース5内にあって両ばねの+[ll縮方向に自
由に前後動することができる。ケース5は硬質合成樹脂
やセラミックあるいは表面を電気絶縁材料で覆った金属
などで作られている。
連結用部材3に植設されている一方のピン4の先端には
電気接点4aが一体をなして突設されており、この可v
J電気接点4aは駆動部材1の他端部1bに電気的に導
通されると共に、ケース5の1ll11壁面に連結用部
材3の移動範囲をカバーする長さをもって取り付けられ
たレール状の固定電気接点10に対して接触状態に保た
れている。なお固定電気接点10の取り付は方法の図示
は省かれている。
電気接点4aが一体をなして突設されており、この可v
J電気接点4aは駆動部材1の他端部1bに電気的に導
通されると共に、ケース5の1ll11壁面に連結用部
材3の移動範囲をカバーする長さをもって取り付けられ
たレール状の固定電気接点10に対して接触状態に保た
れている。なお固定電気接点10の取り付は方法の図示
は省かれている。
連動関係に置かれている2つのスイッチ11と12は、
それぞれ2つの切替接点11aと11bおよび12aと
12bを備えており、連動して開閉される接点11aと
12aは、電源40→接点11a−→導電体としての駆
動部材1→可動接点4a→ンレノイドコイル15→マイ
クロスイッチ13→接点12a−+電源40を結ぶ回路
の構成要素をなしている。また連動接点1ibと12b
は、電源40→接点11b・→マイクロスイッチ14→
ソレノイドコイル15→接点12b−+電源40を結ぶ
回路の構成要素をなしている。
それぞれ2つの切替接点11aと11bおよび12aと
12bを備えており、連動して開閉される接点11aと
12aは、電源40→接点11a−→導電体としての駆
動部材1→可動接点4a→ンレノイドコイル15→マイ
クロスイッチ13→接点12a−+電源40を結ぶ回路
の構成要素をなしている。また連動接点1ibと12b
は、電源40→接点11b・→マイクロスイッチ14→
ソレノイドコイル15→接点12b−+電源40を結ぶ
回路の構成要素をなしている。
冷却用部材6は、その「11方向に丸味を持たせた細長
い板片をなしており、アルミニウム、銅或は鉄系金属な
どの熱良導体で作られている。
い板片をなしており、アルミニウム、銅或は鉄系金属な
どの熱良導体で作られている。
冷却用部材6の変位手段は、装置のケース5に取り付け
たブラケット9と、このブラケットに植設した回転軸8
0周りに回動するへの字型のアーム7とで構成されてお
り、アーム7の一端部に冷却用部材6が適宜の方法で接
合されるかまたはアーム7と一体成形されている。また
アーム7の他端側には変位伝達手段としてのピン4を遊
嵌させるための渦状孔7aが設けてあり、アーム7は連
結用部材3がケース5内を移動するのに伴って回転軸8
0周りに回動さぜられる。
たブラケット9と、このブラケットに植設した回転軸8
0周りに回動するへの字型のアーム7とで構成されてお
り、アーム7の一端部に冷却用部材6が適宜の方法で接
合されるかまたはアーム7と一体成形されている。また
アーム7の他端側には変位伝達手段としてのピン4を遊
嵌させるための渦状孔7aが設けてあり、アーム7は連
結用部材3がケース5内を移動するのに伴って回転軸8
0周りに回動さぜられる。
第5図は、上記実施例装置を自動車用空調装置の内外気
切替ダンパ27の回動手段として用いる事例を示してお
り、装置本体Aは送風線Cのケーシングに組み付けられ
ている。
切替ダンパ27の回動手段として用いる事例を示してお
り、装置本体Aは送風線Cのケーシングに組み付けられ
ている。
送風機Cはそのケーシング22内に納められている遠心
式多翼ファン23がファンモータ24によって駆動され
た時、ダンパ270回転位置の如何によって間かれてい
る内気吸入口26または外気吸入口25から被空調空気
を吸入し、吐出口28から与圧空気を図示を省いた空気
調和装置本体の空気取入口に送り込む。
式多翼ファン23がファンモータ24によって駆動され
た時、ダンパ270回転位置の如何によって間かれてい
る内気吸入口26または外気吸入口25から被空調空気
を吸入し、吐出口28から与圧空気を図示を省いた空気
調和装置本体の空気取入口に送り込む。
内外気切替ダンパ27の回転軸29には、ダンパ回動用
のレバー30の一端部が軸嵌され、レバー30の他端部
に設けた扇形のビンガイド穴30aには、回転バー32
の一端に植設したピン31が遊嵌されている。バーのほ
ぼ中心はどに設けた固定支軸33の周りに回動可能な回
転バー32の(I!!端には、本発明装置の変位伝達手
段をなすピン4の遊嵌用の渦状穴32aが設けられてい
る。
のレバー30の一端部が軸嵌され、レバー30の他端部
に設けた扇形のビンガイド穴30aには、回転バー32
の一端に植設したピン31が遊嵌されている。バーのほ
ぼ中心はどに設けた固定支軸33の周りに回動可能な回
転バー32の(I!!端には、本発明装置の変位伝達手
段をなすピン4の遊嵌用の渦状穴32aが設けられてい
る。
次に上記実施例装置の作動を説明する。作動開始面にお
いて連動スイッチ11と12は接点11aと128がオ
フされる位置を占めて、装置は第3図に示された如く駆
動部材1に通電されず、吸熱用部材6は部材1との接触
を断たれる状態の作動モードにあると仮定する。自動車
の運転席J1器盤などに組み込まれている空気i和装置
の操作パネル(図示路)によって、内外気切替ダンパ2
7を内気吸入口26m1放側に回動させるために、連動
スイッチ11と12の切替接点11aと12aをオンさ
せる側にこのスイッチを働かせると、前述の電気回路が
開成されて駆動部材1に通電が行われるので、形状記憶
合金製の駆動部材1にはジュール熱が生じてその逆変態
温度以上に加熱され、塑性変形時の応力歪が失われて、
その記憶形状としてのより広いピッチをもったコイル形
状ないしは直線形状をよみがえらせようとする。この時
に部材1が変形しようする力は、ばね作用体2のばね作
用力を上回るようにあらかじめ設定されているので、両
者の中継役としての連結用部材3は、第1図中に破線で
示された部材1への非通電時の位置から、両者の力がバ
ランスする実線で示された左方位百にまで移動した後、
この位置を保って静止する。
いて連動スイッチ11と12は接点11aと128がオ
フされる位置を占めて、装置は第3図に示された如く駆
動部材1に通電されず、吸熱用部材6は部材1との接触
を断たれる状態の作動モードにあると仮定する。自動車
の運転席J1器盤などに組み込まれている空気i和装置
の操作パネル(図示路)によって、内外気切替ダンパ2
7を内気吸入口26m1放側に回動させるために、連動
スイッチ11と12の切替接点11aと12aをオンさ
せる側にこのスイッチを働かせると、前述の電気回路が
開成されて駆動部材1に通電が行われるので、形状記憶
合金製の駆動部材1にはジュール熱が生じてその逆変態
温度以上に加熱され、塑性変形時の応力歪が失われて、
その記憶形状としてのより広いピッチをもったコイル形
状ないしは直線形状をよみがえらせようとする。この時
に部材1が変形しようする力は、ばね作用体2のばね作
用力を上回るようにあらかじめ設定されているので、両
者の中継役としての連結用部材3は、第1図中に破線で
示された部材1への非通電時の位置から、両者の力がバ
ランスする実線で示された左方位百にまで移動した後、
この位置を保って静止する。
連結用部材3がこの静止位置にもたらされた時、部材3
に植設されている一方のピン4が)区点常閉型のマイク
ロスイッチ13の電気接点のオフ用ノブを押して接点が
オフするようにマイクロスイッチ13の取付位置があら
かじめ設定されているので、電磁式ストッパのソレノイ
ドコイル15への通電が停止され、磁気吸引力による拘
束から解かれたストップロンド16は内蔵バネにより押
し出されて連結用部材3が図の右側方向に逆戻りする動
きを阻止すべくピン4の右側に立ちはだかる。
に植設されている一方のピン4が)区点常閉型のマイク
ロスイッチ13の電気接点のオフ用ノブを押して接点が
オフするようにマイクロスイッチ13の取付位置があら
かじめ設定されているので、電磁式ストッパのソレノイ
ドコイル15への通電が停止され、磁気吸引力による拘
束から解かれたストップロンド16は内蔵バネにより押
し出されて連結用部材3が図の右側方向に逆戻りする動
きを阻止すべくピン4の右側に立ちはだかる。
そして連結用部材3の左方移動の動きをピン4を介して
伝えられたアーム7は右回り方向に回動し、第1図と第
2図にそれぞれ上面図及び側面図として描かれたように
冷部用部材らは駆動部材1と接触を保つ位置に回動させ
られる。それに伴って部材1の保有熱は放熱器としての
冷却用部材6の表面から大気中に向けて急速に放散され
る。
伝えられたアーム7は右回り方向に回動し、第1図と第
2図にそれぞれ上面図及び側面図として描かれたように
冷部用部材らは駆動部材1と接触を保つ位置に回動させ
られる。それに伴って部材1の保有熱は放熱器としての
冷却用部材6の表面から大気中に向けて急速に放散され
る。
一方駆動部材1への通電も、マイクロスイッチ13がオ
フ作動したことによって停止される。従って部材1は冷
却用部材6を組み付けない場合に較べてはるかに迅速に
冷却し、マルテンサイト相への変態開始温度以下に冷え
ると、外力を受けた時双晶変形を行いうる状態に変化し
て見掛けの弾性率が低下するために、今までばね作用体
2の押圧力に対向していた伸張力が失われてしまう。そ
こで部材1はばね作用体2のばね力によって塑性変形加
工を受は原形への復帰を果たそうとするが、上記の如く
電磁式ストッパが勧いて連結用部材3の動きが拘束され
ているので、駆動部材1は通電を停止され冷却したにも
かかわらず、熱変形させられたままの形状に維持される
。
フ作動したことによって停止される。従って部材1は冷
却用部材6を組み付けない場合に較べてはるかに迅速に
冷却し、マルテンサイト相への変態開始温度以下に冷え
ると、外力を受けた時双晶変形を行いうる状態に変化し
て見掛けの弾性率が低下するために、今までばね作用体
2の押圧力に対向していた伸張力が失われてしまう。そ
こで部材1はばね作用体2のばね力によって塑性変形加
工を受は原形への復帰を果たそうとするが、上記の如く
電磁式ストッパが勧いて連結用部材3の動きが拘束され
ているので、駆動部材1は通電を停止され冷却したにも
かかわらず、熱変形させられたままの形状に維持される
。
そして第5図にみられるように、連結用部材3に連結さ
れている回転バー32とレバー30の動きによって、内
外気切替ダンパ21は図中に破線で示した外気吸入位置
を占める第1の作動状態から、実線で示した内気吸入位
置を占める第2の作動状態に移行させられた後、継続的
にこの状態に保持される。
れている回転バー32とレバー30の動きによって、内
外気切替ダンパ21は図中に破線で示した外気吸入位置
を占める第1の作動状態から、実線で示した内気吸入位
置を占める第2の作動状態に移行させられた後、継続的
にこの状態に保持される。
駆動部材1への通電を停止し一旦冷却させた後において
、再び第1の作動状態にもどしたい時には、連動スイッ
チ11と12を接点11bおよび12bがオンされる側
に切替えると、前述の如き回路構成のために、電磁式ス
トッパのソレノイドコイル15にのみ通電が行われて、
常時は突出位置を占めるストッブロンド16がNla力
により吸引されて引っ込み、連結用部材3の右方移動を
拘束している状態が解かれる。
、再び第1の作動状態にもどしたい時には、連動スイッ
チ11と12を接点11bおよび12bがオンされる側
に切替えると、前述の如き回路構成のために、電磁式ス
トッパのソレノイドコイル15にのみ通電が行われて、
常時は突出位置を占めるストッブロンド16がNla力
により吸引されて引っ込み、連結用部材3の右方移動を
拘束している状態が解かれる。
この時駆動部材1はマルテンサイト相への変態開始温度
以下にあって見掛けの弾性率が低下した状態にあるので
、熱変形させられた部材1を原形に復帰させるためのば
ね作用体2のばね力によって第3図に示された原位置に
復帰する。それに伴って連結用部材3も破線で示した位
置に移動する。
以下にあって見掛けの弾性率が低下した状態にあるので
、熱変形させられた部材1を原形に復帰させるためのば
ね作用体2のばね力によって第3図に示された原位置に
復帰する。それに伴って連結用部材3も破線で示した位
置に移動する。
連結用部材3の右方移動の動きを受けてアーム7は左方
向に回転して冷却用部材6は駆動部材1との接触状態を
解かれる。従って通電に伴って駆動部材1の内部に発生
ずるジュール熱が放熱器としての冷却用部材6によって
大気中に敗逸さゼられる不具合をきたさない。連結用部
材3の右方移動終端位置には接点常閉型のマイク[lス
イッチ14が部材3に植設したビン4に接触するように
して取り付けられているので、ソレノイドコイル15へ
の通電回路に介在させであるマイクロスイッチ14がオ
フ作動するのに伴ってソレノイドコイル15への通電が
停止される。
向に回転して冷却用部材6は駆動部材1との接触状態を
解かれる。従って通電に伴って駆動部材1の内部に発生
ずるジュール熱が放熱器としての冷却用部材6によって
大気中に敗逸さゼられる不具合をきたさない。連結用部
材3の右方移動終端位置には接点常閉型のマイク[lス
イッチ14が部材3に植設したビン4に接触するように
して取り付けられているので、ソレノイドコイル15へ
の通電回路に介在させであるマイクロスイッチ14がオ
フ作動するのに伴ってソレノイドコイル15への通電が
停止される。
上記実施例の通電回路Bでは、ソレノイドコイル15に
電気抵抗体としての駆動部材1を介して通電される場合
と、部材1を介さずに直接通電される場合とが生ずるが
、電源40から供給される電力の電圧は部材1を介して
通電される場合にも必要とする最低限の磁力が発生し、
また部材1を介さずに通電される場合にはソレノイドコ
イルの耐電圧を上回らないように回路構成を設定する必
要がある。例えば接点11bとマイクロスイッチ14と
の間に抵抗を接続するのも一方法である。
電気抵抗体としての駆動部材1を介して通電される場合
と、部材1を介さずに直接通電される場合とが生ずるが
、電源40から供給される電力の電圧は部材1を介して
通電される場合にも必要とする最低限の磁力が発生し、
また部材1を介さずに通電される場合にはソレノイドコ
イルの耐電圧を上回らないように回路構成を設定する必
要がある。例えば接点11bとマイクロスイッチ14と
の間に抵抗を接続するのも一方法である。
また駆動部材1の変形動を制御するための電気回路Bの
構成要素は上記実施例に限られることなく、例えばマイ
クロスイッチ13および14に代わるものとして、可動
接点としてのピン4とケース5に設けた固定接点との間
で電気回路を開閉させることもできるし、ばね作用体2
のばね作用力制御手段として、電磁式ストッパによらず
にリンク機構を介して連結用部材3を係合・離脱させる
係止部材を用いてもよい。
構成要素は上記実施例に限られることなく、例えばマイ
クロスイッチ13および14に代わるものとして、可動
接点としてのピン4とケース5に設けた固定接点との間
で電気回路を開閉させることもできるし、ばね作用体2
のばね作用力制御手段として、電磁式ストッパによらず
にリンク機構を介して連結用部材3を係合・離脱させる
係止部材を用いてもよい。
加熱手段は駆動部材1への通電回路の他に部材1を間接
加熱するための電気ヒータや加熱流体などであってもよ
い。
加熱するための電気ヒータや加熱流体などであってもよ
い。
さらに上記実施例では駆動部材1はその仝休が一体的に
伸縮変形されるが、部材1をその長手方向に幾つかの部
分に分割し、各分割部分毎に通電制御させられるように
構成すれば、本発明装置の制御作動は前述の第1または
第2の作動状態を相互に切替えるという二者択一的な動
作に限定されずに段階的に制御作動を行わぜることもで
きる。
伸縮変形されるが、部材1をその長手方向に幾つかの部
分に分割し、各分割部分毎に通電制御させられるように
構成すれば、本発明装置の制御作動は前述の第1または
第2の作動状態を相互に切替えるという二者択一的な動
作に限定されずに段階的に制御作動を行わぜることもで
きる。
また付勢手段としてのばね作用体2の代りに駆動部材1
と同一の部材を用い、この2つの部材に交互に通電して
装置を働かせる方法も可能である。
と同一の部材を用い、この2つの部材に交互に通電して
装置を働かせる方法も可能である。
第6図と第7図に冷却用部材6の別の形状例を第2実施
例図として示した、第1実施例のそれと異なる点は、冷
却用部材6の横巾を増大させると共に、その長手方向に
任意の間隔をへだてて円弧板状の放熱用フィン68群を
接合または一体的に形成させた点にある。
例図として示した、第1実施例のそれと異なる点は、冷
却用部材6の横巾を増大させると共に、その長手方向に
任意の間隔をへだてて円弧板状の放熱用フィン68群を
接合または一体的に形成させた点にある。
フィン6aの形状は図示のものに限られることなく、例
えば長手方向に波打ち状のひだを設(プた点を除いて形
状は冷却用部材6に相似したアルミ箔製のフィンを用い
たり、冷却用部材θ自体に放熱面積増大のための凹凸形
状を与えるなどしてもよい。
えば長手方向に波打ち状のひだを設(プた点を除いて形
状は冷却用部材6に相似したアルミ箔製のフィンを用い
たり、冷却用部材θ自体に放熱面積増大のための凹凸形
状を与えるなどしてもよい。
第8図は冷却用部材の変位手段の他の構造を示した第3
実施例図であって、第1実施例で用いられたへの字型ア
ーム7の一方の脚部をその長手方向に2つの部分に分断
したうえ、両部会をスプリングなどの弾性部材18を介
して接合させる方法をとっている。
実施例図であって、第1実施例で用いられたへの字型ア
ーム7の一方の脚部をその長手方向に2つの部分に分断
したうえ、両部会をスプリングなどの弾性部材18を介
して接合させる方法をとっている。
従って変位手段の紺み付け鋳造が比較的’Fnf1iな
だめに冷却用部材6が駆動部材1に有効に匿触し難い場
合であっても、弾性部材18が可撓接手的に働いて、接
触面積を最大限にまで広めてくれる。
だめに冷却用部材6が駆動部材1に有効に匿触し難い場
合であっても、弾性部材18が可撓接手的に働いて、接
触面積を最大限にまで広めてくれる。
第9図と第10図は第4実施例装置を示している。第1
実施例と異なる点は、加熱により変形する駆動部材の特
性を生かして、この変形刊を付勢手段の作用力として利
用した点にある。つまりこの実施例では同一材質同一形
状を備えた第1実施例の駆動部材1と同様な2つの駆動
部材1Aと1Bの各一端部を連結用部材3を介して一直
線状に連結し、両部材の各他端部をそれぞれ筒状または
直方体のケース5の両端部に固定させることによって装
置本体部分Aを構成させている。従って第1実施例のば
ね作用体は使われていない。
実施例と異なる点は、加熱により変形する駆動部材の特
性を生かして、この変形刊を付勢手段の作用力として利
用した点にある。つまりこの実施例では同一材質同一形
状を備えた第1実施例の駆動部材1と同様な2つの駆動
部材1Aと1Bの各一端部を連結用部材3を介して一直
線状に連結し、両部材の各他端部をそれぞれ筒状または
直方体のケース5の両端部に固定させることによって装
置本体部分Aを構成させている。従って第1実施例のば
ね作用体は使われていない。
各々の駆動部材1Aと1Bを冷却させるための各専用の
冷却用部材6Δと68は、°゛やじろべえ型をした金属
板製の回転アーム7の両腕に当る部分の先端に図示の如
く取り付けられている。冷却用部材ら八と6B及び回転
アーム7は板金加][或は鋳造などによって一体的に作
成することもできる。
冷却用部材6Δと68は、°゛やじろべえ型をした金属
板製の回転アーム7の両腕に当る部分の先端に図示の如
く取り付けられている。冷却用部材ら八と6B及び回転
アーム7は板金加][或は鋳造などによって一体的に作
成することもできる。
゛やじろべえ′°型回転アーム7の頭部に相当する個所
には回転支軸8が、また胴部に相当する個所には変位伝
達手段としてのビン4を遊嵌させるための溝状穴7aが
設けられている。またビン4が植設されている連結用部
材3の底部には、ケース5の底面の長手方向に穿ったス
リット5Cからケース外に突出するようにして突片3b
が取り付けられている。回転支軸8の取り付は用ブラケ
ットの図示は省かれている。
には回転支軸8が、また胴部に相当する個所には変位伝
達手段としてのビン4を遊嵌させるための溝状穴7aが
設けられている。またビン4が植設されている連結用部
材3の底部には、ケース5の底面の長手方向に穿ったス
リット5Cからケース外に突出するようにして突片3b
が取り付けられている。回転支軸8の取り付は用ブラケ
ットの図示は省かれている。
ケース5には、連結用部材3の位置検出用の2つのマイ
クロスイッチ21と22が取り付けてあり、それぞれ連
結用部材3が図の左端側に移動し切つた位置と、右端側
に移動し切った位置とを検知する役割を果す。マイクロ
スイッチ21及び22は接点開閉用ノブが突片3bによ
り押されることによってオフ作動する常閉慴1である。
クロスイッチ21と22が取り付けてあり、それぞれ連
結用部材3が図の左端側に移動し切つた位置と、右端側
に移動し切った位置とを検知する役割を果す。マイクロ
スイッチ21及び22は接点開閉用ノブが突片3bによ
り押されることによってオフ作動する常閉慴1である。
2つの駆動部材1Aと18は、2つの切替接点23aと
23bを有し装置の作動モード切替用のスイッチ25の
切替操作によって、いづれか一方の部(イ【こ通電され
る。40は加熱手段としての電源である。
23bを有し装置の作動モード切替用のスイッチ25の
切替操作によって、いづれか一方の部(イ【こ通電され
る。40は加熱手段としての電源である。
次にこの実施例装置の作動を説明する。第9図は装置の
第1の1/I!II状態を示している。切替用スイッチ
25は接点23aがオンされているが、マイクロスイッ
チ21が突片3bに押されてオフ作動しており、駆動部
材1Aと18は共に通電されていない。連結用部材3は
その移動範囲の左端側位置を占めてパやじろべえ型の回
転アーム7は右側に回動して冷却用部材6^は駆動部材
1Aに接触している。
第1の1/I!II状態を示している。切替用スイッチ
25は接点23aがオンされているが、マイクロスイッ
チ21が突片3bに押されてオフ作動しており、駆動部
材1Aと18は共に通電されていない。連結用部材3は
その移動範囲の左端側位置を占めてパやじろべえ型の回
転アーム7は右側に回動して冷却用部材6^は駆動部材
1Aに接触している。
装置を第2の作動状態に切り替えるために切替スイッチ
25を第9図に破線で示したように接点23bオン側に
切替えると、駆動部材1Bに通電されて第10図の如く
記憶形状がよみがえり、連結用部材3は右端側位置に移
動するために、回転アーム7は左回転して冷却用部材6
Bがハロ熱されている駆動部材IB1.:接触し、急速
にその保有熱を放散させてマルテンサイト変態温度以下
に冷却して次の作動状態への切替えに備える。駆動部材
1Bへの通電時には冷却用部材6Bは部材1Bに接触し
ていないので、その温度上昇が妨げられることはない。
25を第9図に破線で示したように接点23bオン側に
切替えると、駆動部材1Bに通電されて第10図の如く
記憶形状がよみがえり、連結用部材3は右端側位置に移
動するために、回転アーム7は左回転して冷却用部材6
Bがハロ熱されている駆動部材IB1.:接触し、急速
にその保有熱を放散させてマルテンサイト変態温度以下
に冷却して次の作動状態への切替えに備える。駆動部材
1Bへの通電時には冷却用部材6Bは部材1Bに接触し
ていないので、その温度上昇が妨げられることはない。
駆動部材1Bが熱変形されられたのに伴って、連結用部
材3の突片3bがマイクロスイッチ220作動用ノブを
押すので、駆り]部材1Bと1Δは共に通電を停止され
たうえこの第2の作動状態が維持される。
材3の突片3bがマイクロスイッチ220作動用ノブを
押すので、駆り]部材1Bと1Δは共に通電を停止され
たうえこの第2の作動状態が維持される。
なお、駆動部材1Bの温度がマルテンサイト変態温度以
下に冷却されると、圧縮された駆動部材1Bの若干の弾
性のために、連結用部材3が更に若干移動する。これを
防ぐために、反転スプリング50を支点8とビン4との
間に設置しである。以後は上記と同様なスイッチ25の
切替操作によって、第1の第2の作動状態に交互に切替
えることができる。
下に冷却されると、圧縮された駆動部材1Bの若干の弾
性のために、連結用部材3が更に若干移動する。これを
防ぐために、反転スプリング50を支点8とビン4との
間に設置しである。以後は上記と同様なスイッチ25の
切替操作によって、第1の第2の作動状態に交互に切替
えることができる。
この装置の場合には連結円部部材3の移動を規Hill
するため手段としての電磁ストッパなどは不要となる。
するため手段としての電磁ストッパなどは不要となる。
本発明装置の別の特長は従来のサーボモータや流体圧を
利用した様々なアクチュエータと異なって、使用場所に
よってはかなり耳ざわりに感じられる作動騒音を全く生
ぜずまた流体配管を必要としないなどの点にあるので、
自動車用空調装置以外にもこれらの特長を生かして活用
することができる。
利用した様々なアクチュエータと異なって、使用場所に
よってはかなり耳ざわりに感じられる作動騒音を全く生
ぜずまた流体配管を必要としないなどの点にあるので、
自動車用空調装置以外にもこれらの特長を生かして活用
することができる。
第1図〜第4図はいづれも第1′X施例装置を示してお
り、第1図と第2図は冷却用部材が駆動部材に接触した
状態における水平断面図と側断面図、第3図は接触して
いない状態を描いた側面図そして第4図は部分斜視図で
ある。 第5図は第1実施例装置を自動車用空調装置の内外気切
替タンパの開閉操作のために用いる事例を説明した、空
調装置の部分側断面図である。 第6図と第7図は冷却用部材の他の形状例を示した第2
実施例図である。 第8図は変位手段の他の構造を示した第3実施例図であ
る。 第9図と第10図は他の実施例装置を示した第4実施例
図であり、それぞれ冷却用部材の変位の有様が説明され
ている。
り、第1図と第2図は冷却用部材が駆動部材に接触した
状態における水平断面図と側断面図、第3図は接触して
いない状態を描いた側面図そして第4図は部分斜視図で
ある。 第5図は第1実施例装置を自動車用空調装置の内外気切
替タンパの開閉操作のために用いる事例を説明した、空
調装置の部分側断面図である。 第6図と第7図は冷却用部材の他の形状例を示した第2
実施例図である。 第8図は変位手段の他の構造を示した第3実施例図であ
る。 第9図と第10図は他の実施例装置を示した第4実施例
図であり、それぞれ冷却用部材の変位の有様が説明され
ている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)熱変形性を有する形状記憶合金で作られた駆動部材
と、 該駆動部材の加熱手段と、 加熱により変形した前記駆動部材を原形に復帰させるた
めの付勢手段と、 前記駆動部材と前記付勢手段との連結手段と、前記駆動
部材の熱変形の動きを被作動機器の作動個所に伝えるた
めの変位伝達手段と、 前記駆動部材に接触させて該部材の冷却を早めるための
冷却用部材と、 前記駆動部材が熱変形を終えた直後に該部材に前記冷却
用部材を接触させ、前記加熱手段を働かせる時にはこの
接触を断つための、前記冷却用部材の変位手段とからな
る機器類の作動装置。 2)前記加熱手段は、前記駆動部材にジュール熱を発生
させるための電気回路であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の機器類の作動装置。 3)前記駆動部材に前記付勢手段としての機能も果させ
るべく、2つの駆動部材を前記連結手段を介して連接さ
せると共に、これら両駆動部材にそれぞれ前記加熱手段
と前記冷却用部材とを組み付けたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の機器類の作動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11572086A JPS62272060A (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 機器類の作動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11572086A JPS62272060A (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 機器類の作動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62272060A true JPS62272060A (ja) | 1987-11-26 |
Family
ID=14669470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11572086A Pending JPS62272060A (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 機器類の作動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62272060A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210119423A1 (en) * | 2019-10-22 | 2021-04-22 | Abb S.P.A. | Low and medium voltage electrical enclosure |
US11652336B2 (en) | 2019-10-22 | 2023-05-16 | Abb S.P.A. | Low and medium voltage electrical enclosure |
-
1986
- 1986-05-20 JP JP11572086A patent/JPS62272060A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210119423A1 (en) * | 2019-10-22 | 2021-04-22 | Abb S.P.A. | Low and medium voltage electrical enclosure |
US11621545B2 (en) * | 2019-10-22 | 2023-04-04 | Abb S.P.A. | Low and medium voltage electrical enclosure |
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