JPS62270789A - パルス電界ゲル電気泳動装置および方法 - Google Patents
パルス電界ゲル電気泳動装置および方法Info
- Publication number
- JPS62270789A JPS62270789A JP62044042A JP4404287A JPS62270789A JP S62270789 A JPS62270789 A JP S62270789A JP 62044042 A JP62044042 A JP 62044042A JP 4404287 A JP4404287 A JP 4404287A JP S62270789 A JPS62270789 A JP S62270789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- gel
- electric field
- electrode
- electrode means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 title claims description 4
- 238000001502 gel electrophoresis Methods 0.000 title description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 63
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 28
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 4
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 1
- 239000000499 gel Substances 0.000 description 95
- 108020004414 DNA Proteins 0.000 description 13
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 11
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 6
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 238000001962 electrophoresis Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 229920001817 Agar Polymers 0.000 description 2
- 102000053602 DNA Human genes 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 239000007853 buffer solution Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 229920002521 macromolecule Polymers 0.000 description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920005372 Plexiglas® Polymers 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- ZMMJGEGLRURXTF-UHFFFAOYSA-N ethidium bromide Chemical compound [Br-].C12=CC(N)=CC=C2C2=CC=C(N)C=C2[N+](CC)=C1C1=CC=CC=C1 ZMMJGEGLRURXTF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229960005542 ethidium bromide Drugs 0.000 description 1
- 239000011544 gradient gel Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 150000002605 large molecules Chemical class 0.000 description 1
- 239000006193 liquid solution Substances 0.000 description 1
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 description 1
- 238000001853 pulsed-field electrophoresis Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000008261 styrofoam Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D57/00—Separation, other than separation of solids, not fully covered by a single other group or subclass, e.g. B03C
- B01D57/02—Separation, other than separation of solids, not fully covered by a single other group or subclass, e.g. B03C by electrophoresis
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/447—Systems using electrophoresis
- G01N27/44704—Details; Accessories
- G01N27/44713—Particularly adapted electric power supply
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/447—Systems using electrophoresis
- G01N27/44756—Apparatus specially adapted therefor
- G01N27/44773—Multi-stage electrophoresis, e.g. two-dimensional electrophoresis
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明〕
〈発明の技術分野〉
本発明はパルス電界電気泳動法及び装置に関する。
く背 景〉
最近、電気泳動装置により、DNA高分子を分離できる
ようになってきた。この種の装置では、DNA分子を含
有するゲルに与える電界の方向をくり返し切り換えるよ
うにしている。このような電界の方向の切換えにより分
子を分離できる理由は、分子量や長さくcontour
length)によって分子が向きを変えるのに要す
る時間が違うことによる。
ようになってきた。この種の装置では、DNA分子を含
有するゲルに与える電界の方向をくり返し切り換えるよ
うにしている。このような電界の方向の切換えにより分
子を分離できる理由は、分子量や長さくcontour
length)によって分子が向きを変えるのに要す
る時間が違うことによる。
〈発明の目的、構成〉
本発明の目的はパルス式電位勾配によるゲル電気泳動装
置において、すべての分離トラック(分離レーン、分離
バンド、ゲルレーンと呼ぶこともある)に同じ向きで強
さの電界を印加でき、容易に読み収れる分離トラックを
形成でき、分離される分子がリニアで正確な径路に沿っ
て動き、それぞれの分離トラック上の分子の分離度(r
esolution)をよくすることができ、しかもこ
のようにして得られた分離トラックから分子を別のサブ
ストレートに転写(トランスファ、プロッティング)す
るのにも使用できるゲル電気泳動装置を提供することで
ある。
置において、すべての分離トラック(分離レーン、分離
バンド、ゲルレーンと呼ぶこともある)に同じ向きで強
さの電界を印加でき、容易に読み収れる分離トラックを
形成でき、分離される分子がリニアで正確な径路に沿っ
て動き、それぞれの分離トラック上の分子の分離度(r
esolution)をよくすることができ、しかもこ
のようにして得られた分離トラックから分子を別のサブ
ストレートに転写(トランスファ、プロッティング)す
るのにも使用できるゲル電気泳動装置を提供することで
ある。
本発明によるパルス式電位勾配ゲル電気泳動装置ではゲ
ルとして自立ill造(free standing)
のゲルを使用する。そして、ゲルの面と平行ではなく、
ゲルの面と交差し、ゲルの面を貫通する3次元の電界が
形成されるように電極のアレーを配置する。
ルとして自立ill造(free standing)
のゲルを使用する。そして、ゲルの面と平行ではなく、
ゲルの面と交差し、ゲルの面を貫通する3次元の電界が
形成されるように電極のアレーを配置する。
さらに、これらの電極(分離用電極)によってつくられ
る2種類の電界を互いにほぼ直角に交じわらせることに
より、分子がゲル内をその両面の間でのこぎり歯のよう
な径路をたどって進むようにする。あるいは、2種類の
電界が成す角度を90度より広くして自立ゲルの上端で
電界の強さが一番強くなるようにし、これにより分子の
分離度の向上を図ってもよい0分離後は、分子を効率よ
く収集するため、上記分離用電極の代わりに分子転写用
の電極(トランスファ電極)をセットし、分離のときと
同じ電源を使用して分子をゲルから別のサブストレート
上に移しかえる。
る2種類の電界を互いにほぼ直角に交じわらせることに
より、分子がゲル内をその両面の間でのこぎり歯のよう
な径路をたどって進むようにする。あるいは、2種類の
電界が成す角度を90度より広くして自立ゲルの上端で
電界の強さが一番強くなるようにし、これにより分子の
分離度の向上を図ってもよい0分離後は、分子を効率よ
く収集するため、上記分離用電極の代わりに分子転写用
の電極(トランスファ電極)をセットし、分離のときと
同じ電源を使用して分子をゲルから別のサブストレート
上に移しかえる。
〈実施例〉
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1[21と第2図において、電気泳動装置lOはゲル
ボックス(ゲルハウジング)12内に収容されておリ、
ゲルボックス12の上部14は容易に取り外すことがで
きるようになっている。装置10はMWfl液15液溝
5され、wI街液の入口16.18とMfa液の出口2
0.22が設けられている0M衝液は両方の出口20゜
22からポンプ24を通り冷却水槽の熱交換器26に至
り、ここで冷却されたHa液15が再びゲルボックス1
2に戻って循環するようになっている。
ボックス(ゲルハウジング)12内に収容されておリ、
ゲルボックス12の上部14は容易に取り外すことがで
きるようになっている。装置10はMWfl液15液溝
5され、wI街液の入口16.18とMfa液の出口2
0.22が設けられている0M衝液は両方の出口20゜
22からポンプ24を通り冷却水槽の熱交換器26に至
り、ここで冷却されたHa液15が再びゲルボックス1
2に戻って循環するようになっている。
ゲル28は自立構造であり、複数のウェル30が形成さ
れている。ゲル28はガラス板の間に挾んで型をとり、
冷却した後ガラス板を取り外し、しかる後、そのゲルを
ゲルボックス12内に垂直に立てる。
れている。ゲル28はガラス板の間に挾んで型をとり、
冷却した後ガラス板を取り外し、しかる後、そのゲルを
ゲルボックス12内に垂直に立てる。
第2図に示すように、ゲル28はボックス12の内面の
2本の柱32の間にできたスロットにより支持される。
2本の柱32の間にできたスロットにより支持される。
1%の寒天ゲルであれば、支持板がなくてもスロット内
でまっすぐに立つ。
でまっすぐに立つ。
2つの同様な白金線電極アレイ40,46と42.44
とにより、ゲル28の面に対し鋭角で交わる2つの方向
の電界が交互に発生する。電極40と42はいずれも、
一本の白金線をくつひものように左右に通してむき出し
の4本の白金線が水平に張られるようにして形成する。
とにより、ゲル28の面に対し鋭角で交わる2つの方向
の電界が交互に発生する。電極40と42はいずれも、
一本の白金線をくつひものように左右に通してむき出し
の4本の白金線が水平に張られるようにして形成する。
そしてそれらの間の部分は短いチューブで覆って絶縁を
とる。第1図に示すように、電極40の面と電f!42
の面は互いにほぼ直角を成すとともに、それぞれ電極4
6と44に対しても直角に配置されている。したがって
、電極40と46との間に電圧を印加することにより、
ゲル28を貫通する矢印48の向きの3次元電界が発生
する。同様にして電極42と44の間に電圧を印加する
ことにより、電界50が発生し、ゲル28内のすべての
ゲルレーンは等しい電界にさらされ、この結果、ウェル
30内の試料はゲルレーンをまっすぐに下っていくこと
になる。
とる。第1図に示すように、電極40の面と電f!42
の面は互いにほぼ直角を成すとともに、それぞれ電極4
6と44に対しても直角に配置されている。したがって
、電極40と46との間に電圧を印加することにより、
ゲル28を貫通する矢印48の向きの3次元電界が発生
する。同様にして電極42と44の間に電圧を印加する
ことにより、電界50が発生し、ゲル28内のすべての
ゲルレーンは等しい電界にさらされ、この結果、ウェル
30内の試料はゲルレーンをまっすぐに下っていくこと
になる。
電源50の正と負の出力線52と54は双極双投リレー
62の可動片58と60に接続されている。可動片58
゜60の位置はリレー62のコイルに接続された切替用
のタイマー64により制御される。タイマー64の出力
が発生するとリレーの可動片58と60は接点66と6
8に接触し、このため、負と正の電圧が端子72と76
を介してそれぞれ電極40と46に印加される。一方、
タイマー64の出力がなくなると、可動片58と60は
接点67と69に接触し、負と正の電圧が端子75と7
0を介してそれぞれ電極42と44に印加される。
62の可動片58と60に接続されている。可動片58
゜60の位置はリレー62のコイルに接続された切替用
のタイマー64により制御される。タイマー64の出力
が発生するとリレーの可動片58と60は接点66と6
8に接触し、このため、負と正の電圧が端子72と76
を介してそれぞれ電極40と46に印加される。一方、
タイマー64の出力がなくなると、可動片58と60は
接点67と69に接触し、負と正の電圧が端子75と7
0を介してそれぞれ電極42と44に印加される。
ゲル28をボックス12の真中に置いた状態で、2種類
の電極対により、等しい時間ずつ交互に電界パルスを与
えることにより、分離される試料はゲル28の上部から
下方に動かされる。このような電界方向の切換をくり返
すことによりDNA高分子が分離(分画)されていく。
の電極対により、等しい時間ずつ交互に電界パルスを与
えることにより、分離される試料はゲル28の上部から
下方に動かされる。このような電界方向の切換をくり返
すことによりDNA高分子が分離(分画)されていく。
以上説明した装置は実際に製作され、良好に動作した。
製作した装置では以下の部品を使用した。
I SCOモデル493電源、 Gray Labモデ
ル625タイマー起動の双極双投リレー、m新液循環冷
却システムの各部品として振動ポンプ(Cold−Pa
rser)、冷却水槽(LaudaモデルRM6)、及
び径1八インチ(0,63cz)長さ12フイート(3
,6m)のポリエチレンチューブの2本のループをコイ
ル状にして対向させ、水を満たした発泡スチロールボッ
クス内に浸して成る熱交換器0片方のループには水槽と
ボックスとの間で冷却剤を循環させ、他方のループには
熱交換器ボックスとゲルボックスとの間で[11液を循
環させた。ゲルボックスはIへインチ(0,83CI)
厚の透明なプレクシグラスシートで構成し、その内側寸
法は6インチ×3インチ×6.5インチ(15,2x
7.62x 16.5cm)とした、寒天ゲルの寸法は
幅7.6cz、高さ10cz、厚さ0.64cxとした
。1%ゲルを使用した。白金線は線番28゜ 従来技術ではゲル面内を電界が通るようにしているのに
対し、本発明ではゲルの厚みを電界が貫通するようにし
ている。したがって、各ゲルレーンに等しい強さの電界
を与えることができ、分離される分子の動きを完全にゲ
ルレーンの内部に制御できる。電界方向の切換周波数は
分析対象である分子の大きさや種類で決まる。200キ
ロから200キロの塩基をもつ試料に対しては、40〜
60秒のパルス時間を使用した。
ル625タイマー起動の双極双投リレー、m新液循環冷
却システムの各部品として振動ポンプ(Cold−Pa
rser)、冷却水槽(LaudaモデルRM6)、及
び径1八インチ(0,63cz)長さ12フイート(3
,6m)のポリエチレンチューブの2本のループをコイ
ル状にして対向させ、水を満たした発泡スチロールボッ
クス内に浸して成る熱交換器0片方のループには水槽と
ボックスとの間で冷却剤を循環させ、他方のループには
熱交換器ボックスとゲルボックスとの間で[11液を循
環させた。ゲルボックスはIへインチ(0,83CI)
厚の透明なプレクシグラスシートで構成し、その内側寸
法は6インチ×3インチ×6.5インチ(15,2x
7.62x 16.5cm)とした、寒天ゲルの寸法は
幅7.6cz、高さ10cz、厚さ0.64cxとした
。1%ゲルを使用した。白金線は線番28゜ 従来技術ではゲル面内を電界が通るようにしているのに
対し、本発明ではゲルの厚みを電界が貫通するようにし
ている。したがって、各ゲルレーンに等しい強さの電界
を与えることができ、分離される分子の動きを完全にゲ
ルレーンの内部に制御できる。電界方向の切換周波数は
分析対象である分子の大きさや種類で決まる。200キ
ロから200キロの塩基をもつ試料に対しては、40〜
60秒のパルス時間を使用した。
分離レーンに沿う電界強度分布を変えるため、電極40
.42に凹または凸の曲率をもたせることにより、試料
がゲル中を下降するのにつれて除去に強度の弱い電界領
域に入るようにしてもよい0図ではT!l極4極上02
は定位値に置かれているが、両電極による電界相互間の
交差角度が変えられるような可動構成にしてもよい、ま
た、ゲル28は自立構造として示されているが、ゲルボ
ックス内を移動可能なケース内にゲル2Bを収容し、分
離工程の各ステップごとに電極に対するゲルの位置を変
えるようにしてもよい、また、ゲルの限られた選択領域
のみにi′If140と42からの電界をフォーカスさ
せる一方で可変速の駆動@構により、ゲルを縦方向に移
動させることにより、電界にさらされるゲルの選択領域
が順次シフトされるようにしてもよい(印加電圧の範囲
、パルス時間、駆動速度を選択することにより、分離を
最適化することができる)。
.42に凹または凸の曲率をもたせることにより、試料
がゲル中を下降するのにつれて除去に強度の弱い電界領
域に入るようにしてもよい0図ではT!l極4極上02
は定位値に置かれているが、両電極による電界相互間の
交差角度が変えられるような可動構成にしてもよい、ま
た、ゲル28は自立構造として示されているが、ゲルボ
ックス内を移動可能なケース内にゲル2Bを収容し、分
離工程の各ステップごとに電極に対するゲルの位置を変
えるようにしてもよい、また、ゲルの限られた選択領域
のみにi′If140と42からの電界をフォーカスさ
せる一方で可変速の駆動@構により、ゲルを縦方向に移
動させることにより、電界にさらされるゲルの選択領域
が順次シフトされるようにしてもよい(印加電圧の範囲
、パルス時間、駆動速度を選択することにより、分離を
最適化することができる)。
電極40,42,44.46の方を動かし、ゲル28の
方を固定した構成によって電界にさらされるゲルの部分
を順次ずらすようにしてもよい。
方を固定した構成によって電界にさらされるゲルの部分
を順次ずらすようにしてもよい。
第3図かつ第8図に別の実施例を示しである。
図示のように、ゲルボックス80は両側面82)両端面
84、底面86を有する長方体の形状を成している。
84、底面86を有する長方体の形状を成している。
各側面82からは対応する位置に対を成す内柱87が突
設されており(第7図、第8図参照)、上述した第1図
と第2図の場合と同様に、この内柱87間のスロットに
自立ゲルZ8が支持される。さらに、両側面82からは
対を成す外柱88が対応する位置に突設されている。外
柱88は内柱87よりやや短かく、トランスファ(ゲル
転写)工程の際に利用される。
設されており(第7図、第8図参照)、上述した第1図
と第2図の場合と同様に、この内柱87間のスロットに
自立ゲルZ8が支持される。さらに、両側面82からは
対を成す外柱88が対応する位置に突設されている。外
柱88は内柱87よりやや短かく、トランスファ(ゲル
転写)工程の際に利用される。
ゲルボックス(ゲルハウジング)80は上端が開口して
おり、両側面82間には!!街液液循環用多孔チューブ
90(上側)91(下rs)が渡されており上記柱87
゜88の両側に対称に位置している。第3図と第4図に
示すように、wI街液液入口92上側ボート90とつな
がっており、下側の緩衝液出口94は下側ボート91と
つながっている。第1図、第2図と同様に、冷却水槽の
熱交換器がこのI!街液液入口91出口94につながっ
ていて循環系統を形成し、ゲルボックス80内にwt衝
液を循環供給し、ゲルボックス80内のI!街液液温度
一定に保つようにしている。ゲル28に交互にパルス電
界を与えるために、2つの分離間インサート装置96が
共通ハウジング80に着脱自由に組み込まれる(第7図
参照)、各インサート装置はハウジング80と組み合わ
せられるように、上面98、上面98より下方へ延びる
両側面99、両側面99間を渡る2本の横棒100を備
えている。すなわち、両側面99はハウジング80に組
み込んだ際にハウジングの両側面82の間に無理なく収
まる間隔になっている。また、各側面99には、組み込
んだ際にハウジングの端面84に沿う、下方に延びた脚
部102が形成されるとともに、下側循環用チューブ9
1より上方に位置する段部104が形成され、また上側
循環用チューブ90を包み込む逆U字状の凹部106が
形成されている。さらに各インサート装置96は上方電
極線108と下方@、径線112を備える。
おり、両側面82間には!!街液液循環用多孔チューブ
90(上側)91(下rs)が渡されており上記柱87
゜88の両側に対称に位置している。第3図と第4図に
示すように、wI街液液入口92上側ボート90とつな
がっており、下側の緩衝液出口94は下側ボート91と
つながっている。第1図、第2図と同様に、冷却水槽の
熱交換器がこのI!街液液入口91出口94につながっ
ていて循環系統を形成し、ゲルボックス80内にwt衝
液を循環供給し、ゲルボックス80内のI!街液液温度
一定に保つようにしている。ゲル28に交互にパルス電
界を与えるために、2つの分離間インサート装置96が
共通ハウジング80に着脱自由に組み込まれる(第7図
参照)、各インサート装置はハウジング80と組み合わ
せられるように、上面98、上面98より下方へ延びる
両側面99、両側面99間を渡る2本の横棒100を備
えている。すなわち、両側面99はハウジング80に組
み込んだ際にハウジングの両側面82の間に無理なく収
まる間隔になっている。また、各側面99には、組み込
んだ際にハウジングの端面84に沿う、下方に延びた脚
部102が形成されるとともに、下側循環用チューブ9
1より上方に位置する段部104が形成され、また上側
循環用チューブ90を包み込む逆U字状の凹部106が
形成されている。さらに各インサート装置96は上方電
極線108と下方@、径線112を備える。
すなわち、上方電極線108は各側面99の前縁110
の切り込み109の間を通され、下方電極線112は脚
部102の切り込み114の間を通されている。インサ
ート装置の上面98はハウジング80の上縁を覆う寸法
であり、組み込み後は両者は突き合わされた状態となり
、インサート装置の脚部102はハウジング80の端面
84に寄りかかった状態になる。第3図に示すように各
上方電極線108はインサート装置上面98の負端子1
15または115′に電気接続されている。下方電極線
112の方は上面98の正端子116または116′に
電気接続されている。
の切り込み109の間を通され、下方電極線112は脚
部102の切り込み114の間を通されている。インサ
ート装置の上面98はハウジング80の上縁を覆う寸法
であり、組み込み後は両者は突き合わされた状態となり
、インサート装置の脚部102はハウジング80の端面
84に寄りかかった状態になる。第3図に示すように各
上方電極線108はインサート装置上面98の負端子1
15または115′に電気接続されている。下方電極線
112の方は上面98の正端子116または116′に
電気接続されている。
第3図かられかるように、2つの上方zvMiosはゲ
ル28の中心線から等距離に位置し、かつゲル28のウ
ェルもしくは上端より少し高い位置にある。
ル28の中心線から等距離に位置し、かつゲル28のウ
ェルもしくは上端より少し高い位置にある。
一方、2つの下方電極112はゲル28の中心線から等
距離にあり、ゲルの下端もしくはハウジング80の底面
86より上方において互いに水平方向に隔てられている
。各電極108,112は一本の白金線で構成するのが
よく、その両端を上述したように切り込み109と11
4内に挿入し、必要なところ、例えば接続端や、各端子
115,115’ 、116,116′から切り込みま
での間はシールドする。第3図と第4図にあっては、電
極線同士は水平方向に隔たっており、垂直の自立ゲル2
8に対して並行に配置されている。
距離にあり、ゲルの下端もしくはハウジング80の底面
86より上方において互いに水平方向に隔てられている
。各電極108,112は一本の白金線で構成するのが
よく、その両端を上述したように切り込み109と11
4内に挿入し、必要なところ、例えば接続端や、各端子
115,115’ 、116,116′から切り込みま
での間はシールドする。第3図と第4図にあっては、電
極線同士は水平方向に隔たっており、垂直の自立ゲル2
8に対して並行に配置されている。
したがって、ゲル28の片側にある各員電[108と反
対側にある各正T、極112との間に電圧な交互に印加
することにより、電界が発生し、そのうちでゲルの上端
近くと交差するところの電界120,122が最大の強
度となる。この最大電界120と122はゲル厚を鋭角
で貫通し、電界同士の成す角度は直角より広くなる。
対側にある各正T、極112との間に電圧な交互に印加
することにより、電界が発生し、そのうちでゲルの上端
近くと交差するところの電界120,122が最大の強
度となる。この最大電界120と122はゲル厚を鋭角
で貫通し、電界同士の成す角度は直角より広くなる。
電界間の角度が広くなったことにより、先の例より分解
度(resolution)を高くすることができる。
度(resolution)を高くすることができる。
すなわち200〜250Vの印加電圧条件でより大きな
分子を分離できる。印加電圧は高くなるが、電流は少な
くてよく、それでいてゲル内のより大きな分子を分離で
きる6例えば、第3図の場合、最大電界120と122
の成す内角123は110度から120度のオーダーで
ある。この構成の場合、発生する全電界はゲルの全長に
わたりゲルを貫通する。しかし、その強度はゲルの下方
に進み、最大電界120,122から離れるほど弱くな
っていく。
分子を分離できる。印加電圧は高くなるが、電流は少な
くてよく、それでいてゲル内のより大きな分子を分離で
きる6例えば、第3図の場合、最大電界120と122
の成す内角123は110度から120度のオーダーで
ある。この構成の場合、発生する全電界はゲルの全長に
わたりゲルを貫通する。しかし、その強度はゲルの下方
に進み、最大電界120,122から離れるほど弱くな
っていく。
第1図、第2図の例と同様に、第3図、第4図の場合も
、電源50′の負と正の線52’ 、54′が双極双投
リレー62′の可動片58’ 、80’にそれぞれ接続
される。リレー62のコイルにはタイマー64′が接続
され、タイマー64′の出力があるときはリレーの可動
片58′と60’はそれぞれ接点66′と68′に接触
し、端子115と1163介して電Mi、!!108と
112にそれぞれ負と正の電圧が加えられて電界120
が発生する。一方、タイマー64′の出力がないときに
は可動片58′と60′は接点67′と69′側に切り
換わり、端子115′と116′を介して電圧が供給さ
れ、電界122が発生する。同じく、ゲル28は電極ア
レーの中心に位置しており、各電極対に同じ時間ずつ交
互にパルスを与えて電界120と122を代わる代わる
発生させることにより、DNA分子はゲルの頂部から底
部へとレーンに沿って蛇行しながら下降していく。
、電源50′の負と正の線52’ 、54′が双極双投
リレー62′の可動片58’ 、80’にそれぞれ接続
される。リレー62のコイルにはタイマー64′が接続
され、タイマー64′の出力があるときはリレーの可動
片58′と60’はそれぞれ接点66′と68′に接触
し、端子115と1163介して電Mi、!!108と
112にそれぞれ負と正の電圧が加えられて電界120
が発生する。一方、タイマー64′の出力がないときに
は可動片58′と60′は接点67′と69′側に切り
換わり、端子115′と116′を介して電圧が供給さ
れ、電界122が発生する。同じく、ゲル28は電極ア
レーの中心に位置しており、各電極対に同じ時間ずつ交
互にパルスを与えて電界120と122を代わる代わる
発生させることにより、DNA分子はゲルの頂部から底
部へとレーンに沿って蛇行しながら下降していく。
電気泳動による分離工程完了後、インサート装置96を
取り外し、DNA分子を膜ないしフィルタにブロッティ
ングするプロッティング(トランスファ)工程の前処理
のために、ゲルボックス80がらゲル28をいったん取
り出す、この前処理では、ゲルを臭化エチジウムにより
着色してDNA分子が紫外線のもとて蛍光を出すように
する0次に、ゲルを水酸化ナトリウム溶液に漬けてDN
A分子を変性しDNAの2重鎖をほどく、ついで、中和
してpHを下げ、残っている塩や水酸化ナトリウムを除
去する0次にゲルを2つの面(一方は膜ないしフィルタ
130)の間にサンドウィッチ化する。
取り外し、DNA分子を膜ないしフィルタにブロッティ
ングするプロッティング(トランスファ)工程の前処理
のために、ゲルボックス80がらゲル28をいったん取
り出す、この前処理では、ゲルを臭化エチジウムにより
着色してDNA分子が紫外線のもとて蛍光を出すように
する0次に、ゲルを水酸化ナトリウム溶液に漬けてDN
A分子を変性しDNAの2重鎖をほどく、ついで、中和
してpHを下げ、残っている塩や水酸化ナトリウムを除
去する0次にゲルを2つの面(一方は膜ないしフィルタ
130)の間にサンドウィッチ化する。
ゲルの裏面にバックプレート132を設け、このように
して組み立てたゲルをゲルハウジング80の外柱88の
間に配置する。
して組み立てたゲルをゲルハウジング80の外柱88の
間に配置する。
第8図に示すように、対をなすトランスファ用インサー
ト装置134はゲルハウジング80の外柱88の両側に
配置される。各インサート装置134の両側面136は
ほぼ長方形を成していて、ほぼ長方形の上面138の下
側から延びている0両側面136間の隔たりは上面13
8の幅より狭く、かつゲルハウジング80に組み込んだ
場合にはハウジングの両側面82の間に無理なく収まる
ようになっている。さらに、各側面136は上面138
の外側の端140からは遠くて内側の端139寄りに設
けられている。また、両側面136間の補強材として、
両側面をつなぐ2本の補強棒142が、各側壁136の
内面に傾斜して設けられた電極支持リブくホルダー)1
44の上端と下端の近くに設けられている。第5図に示
すように、各電極アレー146は一本の導線から成り、
この一本の導線を各電極ホルダー144の上端と下端の
間において、水平方向に複数回前後させて張設している
。電極ホルダー144には切り込みがあり、ここに電[
i aの斜行部を収容してシールドを図っている。イン
サート装置134が確実に装着できるようにするため、
側面136をハウジングに挿入したとき上面138がゲ
ルハウジング80の上縁をぴったりと覆い、側面136
の後縁が柱88がら隔たり、上方のf=1tiPr液循
環ボート90の手前に位置するように構成されている。
ト装置134はゲルハウジング80の外柱88の両側に
配置される。各インサート装置134の両側面136は
ほぼ長方形を成していて、ほぼ長方形の上面138の下
側から延びている0両側面136間の隔たりは上面13
8の幅より狭く、かつゲルハウジング80に組み込んだ
場合にはハウジングの両側面82の間に無理なく収まる
ようになっている。さらに、各側面136は上面138
の外側の端140からは遠くて内側の端139寄りに設
けられている。また、両側面136間の補強材として、
両側面をつなぐ2本の補強棒142が、各側壁136の
内面に傾斜して設けられた電極支持リブくホルダー)1
44の上端と下端の近くに設けられている。第5図に示
すように、各電極アレー146は一本の導線から成り、
この一本の導線を各電極ホルダー144の上端と下端の
間において、水平方向に複数回前後させて張設している
。電極ホルダー144には切り込みがあり、ここに電[
i aの斜行部を収容してシールドを図っている。イン
サート装置134が確実に装着できるようにするため、
側面136をハウジングに挿入したとき上面138がゲ
ルハウジング80の上縁をぴったりと覆い、側面136
の後縁が柱88がら隔たり、上方のf=1tiPr液循
環ボート90の手前に位置するように構成されている。
第5図と第6図において、各導線148の上端は端子1
50または150′に接続され、端子150は電源50
′の負側に接続され、端子150′は電源50′の正側
に接続これている0図示のように、各インサート装置1
34の電極アレーは一番上の水平線がら離れるにつれ斜
め下方に広がって配置されており、ハウジング80内に
収容した伏君では、ゲルの中心線から等距離にある。し
たがって負アレーがら正アレーに向って水平方向に進む
3次元電界152が形成されることになる。電極アレー
146がゲルの上端から下端に向けて、次第に広がって
配置されていることには意味がある。すなわち、この配
置構成によれば、ゲルの上端にある大きいDNA分子を
トランスファできる。また、電極アレーとゲルとの距疏
は下方はど離れているのでゲル28の厚みに加わる電圧
も下方に進むにつれ次第に小さくなる。
50または150′に接続され、端子150は電源50
′の負側に接続され、端子150′は電源50′の正側
に接続これている0図示のように、各インサート装置1
34の電極アレーは一番上の水平線がら離れるにつれ斜
め下方に広がって配置されており、ハウジング80内に
収容した伏君では、ゲルの中心線から等距離にある。し
たがって負アレーがら正アレーに向って水平方向に進む
3次元電界152が形成されることになる。電極アレー
146がゲルの上端から下端に向けて、次第に広がって
配置されていることには意味がある。すなわち、この配
置構成によれば、ゲルの上端にある大きいDNA分子を
トランスファできる。また、電極アレーとゲルとの距疏
は下方はど離れているのでゲル28の厚みに加わる電圧
も下方に進むにつれ次第に小さくなる。
トランスファ工程では、電界はゲルの厚みを貫通する2
つの方向のうち1つの方向だけを使用し、この片方向電
界印加によりDNA分子をゲルから膜ないしサブストレ
ート130に転写する。なお、膜130は負の電極とは
反対側のゲル面に沿って配置する。
つの方向のうち1つの方向だけを使用し、この片方向電
界印加によりDNA分子をゲルから膜ないしサブストレ
ート130に転写する。なお、膜130は負の電極とは
反対側のゲル面に沿って配置する。
111Fr Wをm環させてゲルハウジング内を恒温に
保ち、電源50′によりゲルの両側に電圧を印加する0
代表的な印加電圧は120■程度であり、DNA分子を
完全にトランスファするため約2時間印加する。インサ
ート装置96と134は交換可能であるので共通のゲル
ハウジング80が使用できるとともに、各工程(分離と
トランスファ工程)における電極間の成す角度を最適に
できる。なお、例えば、第1図と第2U2で述べた電極
間の角度と同様の所望角度をもたせながら、電極ホルダ
ー144をゲルハウジング80の側面に直接取り付ける
ことにより、Z&と導線を別のハウジングに設けるよう
にしてもよい、また、負電極として一本の電極線108
(第3図、第4図参照)を使用する電f!構成は第1図
や第2図に示す電極アレーの構成に比べ、電界間の成す
角度の選択に関してより自由で制約が少ない、すなわち
、ゲルが電極間の中央に位置し、全電界がゲルの全長(
全長)にわたってゲルを貫通する条件が満足される限り
、負の電fi108あるいは正の電極112をシフトす
ることにより、電界120と122の成す角度を変化さ
せることができる。電界角度123ト小さくすると、ゲ
ルボックス80の高さを高くし、正電極112をゲルの
下端近くに配置して全電界がゲルの全長にわたって作用
するようにしなければならない、また、最大電界120
と122がDNA分子を含むレーンないしバンドの上端
で交差していることも、DNA分子を下方に移動させ、
各レーン(バンド)に沿う分子の分離をよくする上で重
要なポイントになっている。電界角度123を90°よ
り広くし、110°〜120°程度にすることにより、
2,000,000個のオーダーの塩基をもつ非常に大
きな分子を動かし、分離させることができる。
保ち、電源50′によりゲルの両側に電圧を印加する0
代表的な印加電圧は120■程度であり、DNA分子を
完全にトランスファするため約2時間印加する。インサ
ート装置96と134は交換可能であるので共通のゲル
ハウジング80が使用できるとともに、各工程(分離と
トランスファ工程)における電極間の成す角度を最適に
できる。なお、例えば、第1図と第2U2で述べた電極
間の角度と同様の所望角度をもたせながら、電極ホルダ
ー144をゲルハウジング80の側面に直接取り付ける
ことにより、Z&と導線を別のハウジングに設けるよう
にしてもよい、また、負電極として一本の電極線108
(第3図、第4図参照)を使用する電f!構成は第1図
や第2図に示す電極アレーの構成に比べ、電界間の成す
角度の選択に関してより自由で制約が少ない、すなわち
、ゲルが電極間の中央に位置し、全電界がゲルの全長(
全長)にわたってゲルを貫通する条件が満足される限り
、負の電fi108あるいは正の電極112をシフトす
ることにより、電界120と122の成す角度を変化さ
せることができる。電界角度123ト小さくすると、ゲ
ルボックス80の高さを高くし、正電極112をゲルの
下端近くに配置して全電界がゲルの全長にわたって作用
するようにしなければならない、また、最大電界120
と122がDNA分子を含むレーンないしバンドの上端
で交差していることも、DNA分子を下方に移動させ、
各レーン(バンド)に沿う分子の分離をよくする上で重
要なポイントになっている。電界角度123を90°よ
り広くし、110°〜120°程度にすることにより、
2,000,000個のオーダーの塩基をもつ非常に大
きな分子を動かし、分離させることができる。
2.000,000個以上の塩基をもつ分子の移動ない
し分離は、電圧やパルス時間を調整しつつ電界角度12
3を120°より広くすることにより可能である。
し分離は、電圧やパルス時間を調整しつつ電界角度12
3を120°より広くすることにより可能である。
第1図は本発明の一実施例の断面図、
第2図は第1図の線A−Aに沿う断面図、第3図は別の
実施例の断面図、 第一1図は第3図の線B−Hに沿う断面図、第5図はさ
らに別の実施例の断面図、 第6図は第5図の線C−Cに沿う断面図、第7図はタル
ハウジングとゲル分離用インサート装置の斜視図、 第8図はゲルハウジングとゲルトランスファ用インサー
ト装置の斜視図である。 12ニゲルハウジング 28ニゲル32:柱(ゲル
支持用)30:試料ウェル40.42,44,46:電
極(分離用) 48,50:電界80ニゲルハウジ
ング(共通ハウジング)87.88:柱 96:
分離用インサート装置108.112:電極(分離用)
120,122+最大電界134:トランスファ用
インサート装置144:電極(トランスファ用)
152:電界(外5名)
実施例の断面図、 第一1図は第3図の線B−Hに沿う断面図、第5図はさ
らに別の実施例の断面図、 第6図は第5図の線C−Cに沿う断面図、第7図はタル
ハウジングとゲル分離用インサート装置の斜視図、 第8図はゲルハウジングとゲルトランスファ用インサー
ト装置の斜視図である。 12ニゲルハウジング 28ニゲル32:柱(ゲル
支持用)30:試料ウェル40.42,44,46:電
極(分離用) 48,50:電界80ニゲルハウジ
ング(共通ハウジング)87.88:柱 96:
分離用インサート装置108.112:電極(分離用)
120,122+最大電界134:トランスファ用
インサート装置144:電極(トランスファ用)
152:電界(外5名)
Claims (8)
- (1)(イ)分離すべき高分子を支持するゲル媒体と、 (ロ)上記媒体は対向する2つの平面が面間の距離、す
なわち媒体の厚みに比べて大きな寸法になつていること
と、 (ハ)上記媒体は1つ以上の分離トラックを有すること
と、 (ニ)上記媒体のまわりに配置され、動作時には上記分
離トラックに対して第1電界を印加する第1電極手段と
、 (ホ)上記第1電界の方向は上記2つの平面のいずれと
も交差し、かつ第1の平面に対して鋭角を成す方向であ
ることと、 (ヘ)上記媒体のまわりに配置され、動作時には上記分
離トラックに対して第2電界を印加する第2電極手段と
、 (ト)上記第2電界の方向は上記2つの平面のいずれと
も交差し、かつ第2の平面に対して鋭角を成す方向であ
ることと、 (チ)上記第1電極手段と上記第2電極手段とを交互に
くり返し作動する手段と、 から成る電気泳動分離装置。 - (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記
第1電界と上記第2電界とが成す角度は少なくとも90
度あることを特徴とする装置。 - (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、上記
第1と第2の電極手段のそれぞれは、2つの部分から成
り、第1部分は上記媒体の一方の平面と対向しており、
第2部分は上記媒体の他方の平面と対向しており、かつ
上記第1部分はすべての分離トラックの全長にわたる3
次元電界を発生するグリッド導体から成ることを特徴と
する装置。 - (4)特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記
媒体は上記高分子が移動可能なゲル状の平らなものでで
きており、かつ自立するのに十分な物理的強度を有して
おり、上記電極手段は、上記媒体の一方の平面の隣りに
配置され、ほぼ平らなアレイを形成する複数の導体と、
上記媒体の他方の平面の側に配置される逆極性の電極と
から構成されることを特徴とする装置。 - (5)特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記
第1電極手段が発生する最大電界と上記第2電極手段が
発生する最大電界とが互いに90度から120度の範囲
の角度で交差することを特徴とする装置。 - (6)特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記
第1と第2の電界は上記分離トラックの両端の間におい
て、上記媒体の厚みを斜め下方向に貫通し、上記負と正
の電極手段のそれぞれは、上記媒体と平行で水平に延び
る少なくとも一本の導線から成ることを特徴とする装置
。 - (7)特許請求の範囲第1項記載の装置において、該装
置は、上記負と正の電極間の対称な位置に上記媒体を取
外し自由に支持する媒体支持手段を備える共通ハウジン
グと、上記負と正の電極を上記共通ハウジング内に取外
し自由に支持する電極支持手段と、上記媒体を貫通する
片方向の電界を発生するためのトランスファ電極手段を
上記共通ハウジング内に取外し自由に支持するトランス
ファ電極支持手段とから成り、上記トランスファ電極手
段は動作時に、上記媒体の一端から他端に進むにつれ次
第に小さくなる電圧を上記媒体の厚みに加えることを特
徴とする装置。 - (8)特許請求の範囲第7項記載の装置において、上記
トランスファ電極手段の正と負の電極のそれぞれが、下
方に進むにつれ上記媒体の対向面から遠ざかる方向に広
がつた多数導体アレイで構成されることを特徴とする装
置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US83369186A | 1986-02-27 | 1986-02-27 | |
US833691 | 1986-02-27 | ||
US07/005,278 US4740283A (en) | 1986-02-27 | 1987-02-03 | Pulsed-field gradient gel electrophoretic apparatus |
US5278 | 1987-02-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62270789A true JPS62270789A (ja) | 1987-11-25 |
JPH0660426B2 JPH0660426B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=26674157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62044042A Expired - Lifetime JPH0660426B2 (ja) | 1986-02-27 | 1987-02-26 | パルス電界ゲル電気泳動装置および方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4740283A (ja) |
EP (1) | EP0234836B1 (ja) |
JP (1) | JPH0660426B2 (ja) |
CA (1) | CA1307234C (ja) |
DE (1) | DE3768984D1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006071494A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Enplas Corp | 試料分析装置 |
JP2012242084A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-10 | Sharp Corp | 電気泳動方法、及び電気泳動装置 |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SU1670563A1 (ru) * | 1987-06-19 | 1991-08-15 | Институт молекулярной биологии АН СССР | Аппарат дл разделени высокомолекул рных ДНК с помощью пульс-электрофореза |
US4936961A (en) * | 1987-08-05 | 1990-06-26 | Meyer Stanley A | Method for the production of a fuel gas |
US5149407A (en) * | 1987-08-05 | 1992-09-22 | Meyer Stanley A | Process and apparatus for the production of fuel gas and the enhanced release of thermal energy from such gas |
DE3855429T2 (de) * | 1987-12-18 | 1996-11-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | Verfahren zur Elektrophorese |
US5011586A (en) * | 1988-08-12 | 1991-04-30 | Mj Research, Inc. | Constrained uniform field gel electrophoresis |
FR2639253B2 (fr) * | 1988-09-06 | 1991-07-26 | Bertin & Cie | Dispositif d'electrophorese multiple pour assurer la migration controlee de macromolecules dans des plaques rectangulaires de gel |
US4911817A (en) * | 1988-10-20 | 1990-03-27 | Eastman Kodak Company | Electrophoresis apparatus |
GB8825625D0 (en) * | 1988-11-02 | 1988-12-07 | Medical Res Council | Electrophoresis method & apparatus |
US4959133A (en) * | 1989-01-23 | 1990-09-25 | Eastman Kodak Company | Field inversion electroblotting & electroelution |
CA2012379C (en) * | 1989-04-24 | 2000-01-25 | Gary W. Slater | Processes for the preparation and separation of macromolecules |
US5126022A (en) * | 1990-02-28 | 1992-06-30 | Soane Tecnologies, Inc. | Method and device for moving molecules by the application of a plurality of electrical fields |
US5750015A (en) | 1990-02-28 | 1998-05-12 | Soane Biosciences | Method and device for moving molecules by the application of a plurality of electrical fields |
US5080769A (en) * | 1990-09-12 | 1992-01-14 | Beckman Instruments, Inc. | Electrophoresis with electrode baffles |
US5167784A (en) * | 1991-09-04 | 1992-12-01 | Xerox Corporation | Sequencing large nucleic acid fragments |
US5178737A (en) * | 1991-12-04 | 1993-01-12 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Electrophoretic resolution of single strand DNA by asymmetric field inversion |
US5453162A (en) * | 1993-09-09 | 1995-09-26 | University Of North Carolina At Chapel Hill | Method and apparatus for gel electrophoresis using two electric fields |
US6071394A (en) * | 1996-09-06 | 2000-06-06 | Nanogen, Inc. | Channel-less separation of bioparticles on a bioelectronic chip by dielectrophoresis |
US5645702A (en) * | 1995-06-07 | 1997-07-08 | Hewlett-Packard Company | Low voltage miniaturized column analytical apparatus and method |
GB2324307A (en) * | 1997-04-17 | 1998-10-21 | Christopher Robert Eccles | Fracture cell apparatus |
AU6574601A (en) * | 2000-06-07 | 2001-12-17 | Centro Nacional De Investigaciones Cientificas (Cnic) | Pulsed field electrophoresis chambers, accessories and method of utilization for seperation of DNA molecules |
JP2004518663A (ja) * | 2000-12-18 | 2004-06-24 | トラスティーズ オブ プリンストン ユニバーシティ | 非対称なパルスフィールド電気泳動を使用した巨大分子の分画 |
US7597791B2 (en) * | 2001-10-19 | 2009-10-06 | The Trustees Of Princeton University | Method and apparatus for generating electric fields and flow distributions for rapidly separating molecules |
US6887362B2 (en) * | 2002-02-06 | 2005-05-03 | Nanogen, Inc. | Dielectrophoretic separation and immunoassay methods on active electronic matrix devices |
US9976984B2 (en) | 2013-05-10 | 2018-05-22 | The Regents Of The University Of California | Free-standing microfluidic gel electrophoresis devices and methods |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4148703A (en) * | 1976-02-11 | 1979-04-10 | Morton Weintraub | Method of electrophoretic purification of enzymes and peptides by means of an adjustable, specialized, geometrically located electrode system |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3506554A (en) * | 1968-03-15 | 1970-04-14 | Samuel Raymond | Apparatus for separating electrophoretically active substances |
US4473452A (en) * | 1982-11-18 | 1984-09-25 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Electrophoresis using alternating transverse electric fields |
US4569741A (en) * | 1983-09-28 | 1986-02-11 | Pohl Herbert A | Cellular spin resonance spectrometer |
US4541910A (en) * | 1983-11-07 | 1985-09-17 | Yale University | Method for electroblotting macromolecules from a chromatographic gel |
-
1987
- 1987-02-03 US US07/005,278 patent/US4740283A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-02-17 EP EP87301328A patent/EP0234836B1/en not_active Expired
- 1987-02-17 DE DE8787301328T patent/DE3768984D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-02-26 JP JP62044042A patent/JPH0660426B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-02-26 CA CA000530650A patent/CA1307234C/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4148703A (en) * | 1976-02-11 | 1979-04-10 | Morton Weintraub | Method of electrophoretic purification of enzymes and peptides by means of an adjustable, specialized, geometrically located electrode system |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006071494A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Enplas Corp | 試料分析装置 |
JP4619728B2 (ja) * | 2004-09-02 | 2011-01-26 | 株式会社エンプラス | 試料分析装置 |
JP2012242084A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-10 | Sharp Corp | 電気泳動方法、及び電気泳動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3768984D1 (de) | 1991-05-08 |
JPH0660426B2 (ja) | 1994-08-10 |
US4740283A (en) | 1988-04-26 |
CA1307234C (en) | 1992-09-08 |
EP0234836A1 (en) | 1987-09-02 |
EP0234836B1 (en) | 1991-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62270789A (ja) | パルス電界ゲル電気泳動装置および方法 | |
US4578168A (en) | Apparatus for fusing live cells with electric fields | |
US4234400A (en) | Horizontal slab gel electrophoresis | |
US20010023825A1 (en) | Methods and apparatus for nonlinear mobility electrophoresis separation | |
EP0125310B2 (en) | Electrophoresis using alternating transverse electric fields | |
US5011586A (en) | Constrained uniform field gel electrophoresis | |
CA2315757C (en) | Apparatus for electrophoresis | |
US4290871A (en) | Vertical gel slab electrophoresis method | |
EP0521911A1 (en) | Method and device for moving molecules by the application of a plurality of electrical fields | |
JP4860693B2 (ja) | 並行かつ同時分離を伴う電気泳動方法 | |
Righetti | Recent developments in electrophoretic methods | |
US5259943A (en) | Apparatus and method for submerged gel electrophoresis | |
US3856655A (en) | Vertical gel electrophoresis apparatus | |
SU1670563A1 (ru) | Аппарат дл разделени высокомолекул рных ДНК с помощью пульс-электрофореза | |
US4224134A (en) | Vertical gel slab electrophoresis apparatus and method therefor | |
JP3917515B2 (ja) | 複数のスラブゲル用電気泳動セル | |
US5108567A (en) | Electrophoresis method and apparatus with orthongonal field | |
EP1211510A1 (en) | Methods and apparatus for nonlinear mobility electrophoresis separation | |
CA1181034A (en) | Electrophoresis system for multiple agarose slab gels | |
Peterson | Gel electrophoresis destaining apparatus | |
DK169978B1 (da) | Fremgangsmåde og apparat til analytisk elektroforese under anvendelse af alternerende tværgående elektriske felter | |
AU736903B2 (en) | Apparatus for electrophoresis | |
Shave | pH-biased isoelectric trapping separations | |
CN2031929U (zh) | 产生匀强交变电流场的电泳糟 | |
JPH02261370A (ja) | 細胞電気刺激装置 |