JPS62270056A

JPS62270056A - デイスク型記録媒体の位置決め方法

Info

Publication number: JPS62270056A
Application number: JP61112676A
Authority: JP
Inventors: Akiyoshi Shibuya; 渋谷　明義
Original assignee: Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Current assignee: Hitachi High Tech Corp
Priority date: 1986-05-19
Filing date: 1986-05-19
Publication date: 1987-11-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の詳細な説明〔産業上の利用分野〕この発明は、ディスク型記録媒体を所定の基準位置に高
精度に位置決めするための方法に関する。

〔従来の技術〕

ＨＤＡ　（ヘッドディスクアセンブリ）内の磁気ディス
クを書込み対象とするサーボトラックライタでは、従来
、ＨＤＡのケースに基準面を加工すると共にサーボトラ
ック側にもこれに対応する基準面を設け、この両基準面
を合わせ込んで磁気ディスクを所定の基準位置に位置決
めすることにより、磁気ディスクに対するサーボパター
ンの書込み精度（書込み位置精度及びディスクの回転中
心に対するサーボヘッドの角度精度）を確保するように
していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような方法では、磁気ディスクの位置決め
精度（したがってサーボパターンの書込み精度）が個々
のＨＤＡの基準面の加工精度に依存してしまい、該加工
のばらつきを原因として数１０ミクロンから数１００ミ
クロンもの位置決め誤差（したがって書込み精度の悪化
）が生じることがあるという問題があった。

この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ＨＤＡの
加工精度とは無関係に高精度に磁気ディスクを位置決め
することのできる位置決め方法を提供しようとするもの
である。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る位置決め方法は、ディスク型記録媒体に
信号を書込むための書込みヘッドと、該ディスク型記録
媒体に書込まれた信号を読出すための少なくとも２つの
読出しヘッドとを設け、前記各ヘッドと前記ディスク型
記録媒体との位置関係を、前記書込みヘッドにより前記
ディスク型記録媒体に書込んだ信号を前記各読出しヘッ
ドにより読出すことのできる関係に設定し、前記位置関
係の設定に基づいて前記ディスク型記録媒体を所定の基
準位置に位置決めするようにしたことを特徴としている
。

〔作用〕

各ヘッドとディスク型記録媒体とが、書込みヘッドによ
りディスク型記録媒体に書込んだ信号を各読出しヘッド
により読出すことのできる位置関係に設定されたとき、
各ヘッドは、ディスク型記録媒体の同一トランク上にあ
る。したがってこのとき、各ヘッドの位置からディスク
型記録媒体の回転中心（すなわちディスク型記録媒体の
位置）が決定されるので、これに基づき、ディスク型記
録媒体を所定の基準位置に高精度に位置決めすることが
できるようになる。すなわち、−例を示せば、所定の中
心点から各々等しい距離の位置に予め位置させた各ヘッ
ドに対してディスク型記録媒体を移動させて両者を前記
位置関係に設定することにより、前記所定の中心点を回
転中心とする基準位置にディスク型記録媒体を高精度に
位置決めすることができるようになる。また、別の例を
示せば、ディスク型記録媒体に対して各ヘッドのうち少
なくとも１つを移動させて両者を前記位置関係に設定す
ることによりディスク型記録媒体の実際の回転中心を求
め、該回転中心と所定の中心点とのずれに応じてディス
ク型記録媒体を移動させることにより、前記所定の中心
点を回転中心とする基準位置にディスク型記録媒体を高
精度に位置決めすることができるようになる。

したがって、例えばこの位置決め方法を前述のサーボト
ラックライタにおいて採用すれば、ＨＤＡの加工精度と
は無関係に高精度に磁気ディスクを位置決めすることが
でき、上述の問題点が解決されるに至る。

〔実施例〕

以下、添付図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説
明する。

第１図はこの発明に係る位置決め方法の一実施例を示す
。１は、サーボトラックライタにおいてスイングアーム
２に支持されたサーボヘッド（すなわち書込みヘッド）
、３，４は、この発明の実施のために前記サーボトラッ
クライタ上に設けられ、図示しないキャリッジにより夫
々移動可能な読出しヘッド、５は、前記サーボトラック
ライタの書込み対象たる磁気ディスク６をスピンドル７
に装着したＨＤＡである。

この位置決め方法では、まず第１図（ａ）に示すように
、サーボパターンの書込み時にディスク６を位置させる
べき基準位置におけるスピンドル７の中心（すなわちデ
ィスク６の回転中心）０から各々等しい距離ｒの位置に
各ヘッド１，３．４を予め位置させる。そして、サーボ
トラックライタ上の適宜の位置に位置させたＨＤＡ５内
のディスク６にサーボヘッド１により信号を書込み、同
時に、該信号を各読出しヘッド３，４により読出すこと
ができるか否かを確認する。読出せなければ、前記信号
を消去し、ＨＤＡ５を適宜の方向に適宜の量だけ移動さ
せた後、同様の書込み、確認を再び行なう。以下、この
ような過程を繰返すことにより、サーボヘッド１により
書込んだ信号を各読出しヘッド３，４により読出せる位
置にまでＨＤＡ５を移動させる。

このような位置にＥ（ＤＡ５が移動したとき、各ヘッド
１．３．４は、第１図（ｂ）に示すように、ディスク６
の同一トラック（半径ｒのトラック）Ｔ１上にある。し
たがってこのとき、スピンドル７の実際の中心（すなわ
ちディスク６の実際の回転中心）が前記中心Ｏと一致す
る（すなわち、ディスク６が前記基準位置に位置決めさ
れる）ことになる。

次に、第２図はこの発明に係る位置決め方法の別の実施
例を示す。ヘッド１，３，４、スイングアーム２、ＨＤ
Ａ５、ディスク６、スピンドル７は第１図に示したもの
と全く同様のものである。

この位置決め方法では、まず、第２図（ａ）に示すよう
にＨＤＡ５をサーボトラックライタ上の適宜の位置に位
置させ且つサーボヘッド１の位置をＨＤＡ５内のディス
ク６に対して固定させた状態で、サーボヘッド１により
ディスク６に信号を書込み、該信号を各読出しヘッド３
，４により読出すことができるか否かを確認する。読出
せなければ、各読出しヘッド３，４を夫々適宜の方向に
適宜の量だけ移動させた後再び確認を行ない、このよう
な過程を繰返すことにより、サーボヘッド１により書込
んだ信号を各読出しヘッド６．４により読出せる位置に
各ヘッド１，３．４を位置させる。

このような位置に各ヘッド１．３．４が位置するとき、
第２図（ｂ）に示すように、各ヘッド１，３゜４はディ
スク６の同一トラックＴ２上にある。すなわちこのとき
、スピンドル７の実際の中心（すなわちディスク６の実
際の回転中心）を、各ヘッド１．３．４の位置を夫々頂
点とする三角形の外心として求めることができることに
なる。したがってまたこのとき、サーボパターンの書込
み時にディスク６を位置させるべき基準位置におけるス
ピンドル７の中心（すなわちディスク６の回転中心）０
と実際の回転中心とのずれを求めることができることに
なる。

そこで、次に各ヘッド１，３．４の位置を測定し、これ
に基づいてディスク乙の実際の回転中心を求め、更にこ
れに基づいて前記中心０とこの実際の回転中心とのずれ
を求める。そして、ＨＤＡ５をこの求めたずれに応じて
移動させる。これにより、第２図（Ｃ）に示すように、
ディスク６の実際の回転中心が前記中心０と一致する（
すなわちディスク６が前記基準位置に位置決めされる）
。また、ＨＤＡ５を移動させるかわりにサーボヘッド１
のほうを前記ずれに応じて移動させることによっても、
ディスク６をヘッド１との関係で相対的に前記基準位置
に相当する位置に位置決めすることができることはもと
よりである。

尚、以上の実施例では、）（ＤＡ内の磁気ディスりを書
込み対象とするサーボトラックライタにおいて磁気ディ
スクを位置決めするためにこの発明に係る位置決め方法
を採用しているが、他の適宜の装置において他の適宜の
ディスク型記録媒体を位置決めするためにこの位置決め
方法を採用してよい。

また、以上の実施例のうち２番目の実施例では、サーボ
ヘッドを固定させた状態で２つの読出しヘッドを移動さ
せることにより各ヘッドを磁気ディスクの同一トラック
上に位置させているが、各ヘッドのうちの任意の１つ又
は２つのヘッドを移動させることにより各ヘッドをこの
ように位置させるようにしてよい。

〔発明の効果〕

以上の通り、この発明に係る位置決め方法によれば、簡
易且つ安価な手段及び方法によりディスク型記録媒体を
所定の基準位置に高精度に位置決めすることができると
いう効果を奏する。したがって、例えばＨＤＡ内の磁気
ディスクを書込み対象とするサーボトラックライタにお
いて磁気ディスクを位置決めするためにこの位置決め方
法を採用すれば、ＨＤＡの加工精度とは無関係に、しか
も簡易且つ安価に、磁気ディスクの高精度な位置決め（
したがって磁気ディスクに対するサーボパターンの高精
度な書込み）を行なうことができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る位置決め方法の一実施例を示す
上面図であり、（ａ）は中心Ｏから各々等しい距離の位
置に各ヘッドを位置させた状態を示す図、［有］ンはＨ
ＤＡ内の磁気ディスクの回転中心と中心Ｏとが一致した
状態を示す図、第２図はこの発明に係る位置決め方法の
別の一実施例を示す上面図であり、（ａ）はＨＤＡを適
宜の位置に位置させ且つサーボヘッドの位置をＨＤＡ内
の磁気ディスクに対して固定させた状態、（＋））は各
ヘッドが磁気ディスクの同一トラック上に位置した状態
において、各ヘッドの位置と磁気ディスクの実際の回転
中心との関係並びに実際の回転中心と中心Ｏとのずれを
示す図、（Ｃ）は磁気ディスクの実際の回転中心と中心
０とが一致した状態を示す図である。１・・サーボヘッド、２・・スイングアーム、３゜４・
・読出しヘッド、５・ＨＤＡ、６・・磁気ディスク、７
・・・スピンドル

Claims

【特許請求の範囲】１、ディスク型記録媒体に信号を書込むための書込みヘ
ッドと、該ディスク型記録媒体に書込まれた信号を読出
すための少なくとも２つの読出しヘッドとを設け、前記各ヘッドと前記ディスク型記録媒体との位置関係を
、前記書込みヘッドにより前記ディスク型記録媒体に書
込んだ信号を前記各読出しヘッドにより読出すことので
きる関係に設定し、前記位置関係の設定に基づいて前記ディスク型記録媒体
を所定の基準位置に位置決めするようにしたディスク型
記録媒体の位置決め方法。２、所定の中心点から各々等しい距離の位置に書込みヘ
ッド及び２つの読出しヘッドを予め位置させ、該書込み
ヘッドによりディスク型記録媒体に書込んだ信号を該両
読出しヘッドにより読出すことのできる位置にまでディ
スク型記録媒体を移動させることにより、ディスク型記
録媒体を、前記所定の中心点を回転中心とする基準位置
に位置決めするものである特許請求の範囲第１項記載の
ディスク型記録媒体の位置決め方法。３、書込みヘッド及び２つの読出しヘッドのうち少なく
とも１つのヘッドをディスク型記録媒体に対して移動さ
せることにより、書込みヘッドによりディスク型記録媒
体に書込んだ信号を両読出しヘッドにより読出すことの
できる位置に各ヘッドを位置させ、該各ヘッドの位置に
基づいてディスク型記録媒体の現在の回転中心の位置を
求め、該回転中心の位置と所定の中心点とのずれに応じ
てディスク型記録媒体を移動させることにより、ディス
ク型記録媒体を、前記所定の中心点を回転中心とする基
準位置に位置決めするものである特許請求の範囲第１項
記載のディスク型記録媒体の位置決め方法。４、ＨＤＡ（ヘッドディスクアセンブリ）内の磁気ディ
スクを書込み対象とするサーボトラックライタにおいて
、該磁気ディスクを位置決めするために採用されるもの
であり、書込みヘッドは、該サーボトラックライタのサ
ーボヘッドから成るものである特許請求の範囲第１項又
は第２項又は第３項記載のディスク型記録媒体の位置決
め方法。