JPS62268699A - コピ−黒板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は感光紙を用いたコピー黒板に関する。

［従来技術］ 第２図は、従来一般に知られている電子コピー黒板の概
略構成をホしたもので、ａはフィルムシート、ｂ、Ｃは
フィルム巻取ロール、ｄは光源、ｅは反射鏡、ｆは光学
レンズ、Ｑ　Ｇ、ｔ　ＣＣＤイメージセンサ、ｈはプリ
ンタ、ｉはボードである。

この構成において、巻取られたフィルムシートａに光源
ｄから光を照射してその反射光を光学レンズｆを介して
ＣＯＤイメージセンサＱ上に結像させている。ＣＯＤイ
メージセンサはフォトダイオードアレイで光電変換、蓄
積した信号電荷をＣＯＤアナログシフトレジスタで転送
し順次デジタル信号として出力する。この信号を処理し
たりメモリに読込んだりした後、デジタル信号としてプ
リンタに送られ、プリンタは、フィルムシートａの描か
れた画面情報を用紙上山ノＪする。プリンタとしては感
熱方式、電子写真方式などが使われている。

し発明が解決しようとする問題点〕 このような従来の電子コピー黒板においては、フィルム
シートａの画面の情報をコピーするためには、読取部分
と、出力装置が必要になるため、構造が複雑となり、製
品コストが高くなっていた。

［発明の目的］ この発明は、このような従来の事情に対処してなされた
ものであり、構造が極めて簡単で且つ複写品質の優れた
コピー黒板を安価に提供しようとするものである。

［問題点を解決するための手段］ そのためにこの発明は、像が描かれた黒板からの反射又
は透過光を感光紙上に投影して前記像をコピーするよう
に構成した。

［作用］ それにより、黒板からの反射又は透過光は、感光紙上に
投影され、黒板上に描かれた像が感光紙に複写される。

［実施例］ 以下にこの発明の一実施例を示す第１図に基づいてその
詳細を説明する。

第１図は、この発明を実現するためのコピー黒板の概略
図を示す。

図中、１は光透過フィルムシート、２はホワイトボード
、３，４は前記光透過フィルムシートを巻取るための巻
取ローラ、５．６．７は前記光透過フィルムシート１を
案内するガイドローラ、８は光透過フィルムシートに対
向配設された光源、９は光を集光するために配設された
反射鏡、１０はこの発明の感光紙を構成する感光感圧紙
である。

この感光感圧紙１０は、ベース紙−ヒに光によってｖＪ
！度の変化する光硬化樹脂、光重合開始剤及び染１１前
駆体を内包したマイクロカプセルと顕色剤とを被層して
構成したものであり、感光感圧紙１０の表面上に光を照
射してその紙面上にマイクロカプセルの硬化の程度によ
り原稿に対応する潜像を形成し、その後加圧してマイク
ロカプセルを破壊して染料前駆体と顕色剤とを反応させ
ることにより発色現像処理するものである。この感光感
圧紙１０の詳細な構成は、特開昭５８−１７４３２Ｍ公
報及び特開昭５８　８８７３９＠公報に示されているの
で、ここでの説明は省略するが、前記マイクロカプセル
は、たとえば、光波長３８５ｎｍに光硬化のピーク感度
があることは既に知られている。１１は、感光感圧紙１
０が積載されているペーパーカセットケース、１２は前
記ペーパーカセットケース１１中の感光感圧紙１０を１
枚ずつ分離し、搬送経路１７に送りこむための搬送ロー
ラである。前記感光感圧紙１０を光透過フィルムシート
１と同期して送るための送りローラ１５は露光後の感光
感圧紙１０を加圧し、感光感圧紙１０上の未硬化のマイ
クロカプセルを破壊するための圧力ローラである。１６
は光学レンズである。

以上のように構成されたコピー黒板において、通常、光
透過フィルムシート１上に水星黒色のマーカなどにより
文字・図などを描くことにより、通常の黒板として使用
することができる。この時、光透過フィルムシート１の
裏側はホワイトボード２により指示されているので、文
字などが書き易く、又、光透過フィルムシート１に書か
れた黒色の文字などは、ホワイトボード（光透過フィル
ムシート１側の面が白色）２により背景が白色となるの
で、読み易い。

光透過フィルムシート１に書かれた文字などを複写する
ために、コピースタートスイッチ（図示せず）をＯＮす
ると、送りローラ５，６が回転して光透過フィルムシー
ト１が送られると共にその一部がフィルム巻取ローラ３
に巻取られ、その後、光透過フィルムシート１の複写開
始点が第１図Ａ点に達したとき、送りローラ５，６の回
転が停止する。一方、ペーパーカセットケース１１中の
感光感圧紙１０は、搬送ローラ１２で１枚ずつ分離され
、先端がＢの位置まで搬送されて停止する。

次に、光源８を点燈させながら光透過フィルムシート１
と感光感圧紙１０とを同期させながら送る。

この時、光透過フィルムシート１上の像は縮小されて感
光感圧紙１０により複写されるので、この縮小率に基づ
いて感光感圧紙１０の送り量に対する感光感圧紙１０の
送り研が決定される。

光源８から発光された光は光透過フィルム１を選択的に
透過した後、光学レンズ１６を介してＢ点の感光紙１０
上に遅して結像される。光源８に発光波長３８５ｎｍの
蛍光燈を用いたとする。光透過フィルムシート１に文字
などが記入されていれば、光源８の光は、光透過フィル
ムシート１を透過しないため、感光感圧紙１０のマイク
ロカプセルは未硬化のままである。もし、光透過フィル
ムシート１に何も記入されていなければ光源８の光は、
感光感圧紙１０上に達し、感光感圧紙１０に塗布された
マイクロカプセルが硬化し、硬化したマイクロカプセル
と硬化していないマイクロカプセルとで感光感圧紙１０
上に潜像が形成される。

その後、感光感圧紙１０は、圧力ローラ１５の間を通る
ことで光硬化しなかったマイクロカプセルが破壊されて
発色定着処理がなされる。

このようにして、マーカなどで光透過フィルムシー１〜
１上に描かれた画像は従来のような複雑な装置を使わず
に複写がとれる。

光透過フィルムシート１の複写が完了すると、送りロー
ラ５の回転が停止されると共に、発色定着処理された感
光感圧紙１０が排出される。

尚、フィルム巻取ローラ３，４、送りローラ５゜６、搬
送ローラ１２、送りローラ１３．１４及び圧力ローラ１
５はステッピングモータでそれぞれ駆動され、そのステ
ッピングモータはマイクロプロセツサ等の中央制御装置
により制御され、又、光源８の点滅制御も中央制御装置
により行なわれることは言うまでもない。又、上述の実
施例においては、光透過フィルムシート１を用いて、そ
の光透過フィルムシート１を透過した光を感光感圧紙上
１０に投影するようにしたが、第１図のＣＯＤイメージ
センサの変わりに感光感圧紙をおき、光透過フィルムシ
ートの変わりにたとえば白色のポリエステルシードに変
えることにより反射型のコピー黒板になることは明らか
である。更に、感光紙として感光感圧紙以外の感光紙、
例えばジアゾ感光紙などを用いても差し支えない。

［発明の効果］ 以上説明したようにこの発明は、従来のように画像デー
タを電気的に読取り印字する装置を必要としないため、
構造が簡単となり、メンテナンスも楽である。また、ア
ナログのまま複写するため、複写画像の品質向上といっ
た利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電子コピー黒板を示す図、第２図は本発
明のコピー黒板を示す図である。 図において、１は光透過フィルムシート、８は光源、１
０は感光感圧紙である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、像が描かれた黒板からの反射又は透過光を感光紙上
   に投影して前記像をコピーするように構成したことを特
   徴とするコピー黒板。 ２、前記感光紙は感光感圧紙であることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載のコピー黒板。