JPS62268243A - 蓄積プログラム方式自動電話交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蓄積プログラム方式自動電話交換機に係り、特
に、収容している公衆′電話の使用量、使用頻度を管理
するのに好的な蓄積プログラム方式自動電話交換機に関
する。

〔従来の技術〕

例えば硬貨式公衆電話機は、投入された硬貨（以下、コ
インという）を収集しなければならない。この収集時期
は、従来は公衆電話機の使用率に基づく統計的手法と永
年の経験から推測により決定していた。この様な推測に
基づく収集は効率が悪いため、特開昭５５−１３３１７
６号公報には、公衆電話機内に投入されるコインの計数
・表示手段を設け、投入されたコインの計数結果が・一
定数以上になったとき、計数・表示手段から交換機側に
コイン量表示信月を送出させ、自動電話交換機側にコイ
ン量表示識別装置を設置し、定期的に公衆電話機のコイ
ンをチェックする技術が提案されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、コイン量の計数・表示手段を設けた特
定の公衆電話機のコイン量しか管理できないという問題
がある。また、コイン量表示識別装置でチェックする場
合、呼の極力少ない時期にコイン量表示識別装置を通信
回線を走査して特定の全公衆電話機と接続しなければな
らず、この接続中に話中及びリンク話中に遭遇したとき
の事態に対処する方策もたてなければならず、効率的で
はない。

この様に、公衆電話機側に割数・表示手段等を設けて公
衆電話機の使用量・使用頻度を管理する方法は、計数・
表示手段を各個別に設けるためコストが嵩み、かつ管理
が不徹底で非効率であるという問題がある。

本発明の目的は、収容される全公衆電話を低コストで１
つ効率良く管理することができる蓄積プログラム方式自
動交換機を提供することにある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

上記目的は、蓄積プログラム方式自動交換機に、課金用
加入者度数計の他に、公衆電話機の回線対応に集金用度
数計を設け、該集金用度数計が計数する課金パルスの計
数値をもとに管理を行なうようにすることで達成される
。

〔作用〕

集金用度数計も、課金用加入者度数計の度数計更新処理
と同じ方法で、課金パルスの送出毎に１度数づつ更新を
行なわせる。そして、この集金用度数計の計数値により
公衆電話機の使用量・使用頻度等を検出し、管理を行な
う。

例えば、計数値が一定値に達したときコイン量が所要量
に達したとしてコインを収集する。また、計数値が一定
時間（例えば２４時間）変らなければ、該公衆電話設置
場所での公衆電話利用率が低いと判断でき、該地域での
公衆電話機増設計画の参考とする。

集金用度数計は、課金用加入者度数計と同様に、交換機
のメモリ上に設定できるので、ハード増設の必要がない
ため低コストで実現できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例に係る蓄積プログラム方式自
動電話交換機の構成図である。第１図において、公衆電
話機１−１〜１−ｎから市内及び市外局をダイヤルした
場合、交換機はダイヤルされたあて光電話番号から課金
指数（課金同期）を決定し該出ルート内の出トランク３
−１〜３−ｎを選択し、公衆電話機と出トランクを通話
路スイッチ４を介して接続する。公衆電話機への課金パ
ルス送出は、被呼者応答を検出後に課金指数に従って行
なう。

また、送出パルス毎に、共通制御装置５内のメモリ上に
設けられた加入者度数計６の対応する公衆電話機の度数
計更新処理が行なわれる。この加入者度数計６は、交換
機に収容された加入者（一般、公衆、ＰＢＸ、共同、そ
の他端末）に対しての通話度数を蓄積するだめのもので
ある。

本実施例では、共通制御装置５内のメモリ上に、前記加
入者度数計６の他に、該加入者度数計６内の公衆電話回
線に対応する部分（第１図に示す加入者度数計６に斜線
で示す部分）から成る集金度数計７を設けている。この
集金度数計７は、後述する方法によυリセットすること
ができるようになっている。

次に、この集金用度数計を使いコイン量が所定量に達し
だ時の処理方法について第２図及び第３図を参照して説
明する。第２図はサービス実施手順を示すフローチャー
トで、第６図はサービス登録と集金用度数計″０”クリ
アー処理との関係を示す図である。

本実施例では、コイン量が所定量に達した時、コイン量
と警告メツセージを表示させる集金通告サービスを行な
う。そこで、先ず、サービスを登録する。本サービスの
登録は、全公衆回線に対して５集金通告範囲、パスワー
ド及び回線／グループ指定を、保守者が保守用コマンド
を投入することによって行なわれる。回線指定の場合は
、対応する公衆電話のコイン量が集金通告範囲を越えた
時、その回線に対してのみコイン量と警告メツセージを
表示する。グループ指定の場合は、集金通告範囲を越え
た回線が属しているグループ（集金エリア内）の全回線
に対してコイン量と警告メツセージを表示する。この登
録後、公衆回線から発信した場合、共通制御装置５は上
記で述べたように課金指数に従って課金パルスを送出す
るとともに、対応する加入者度数計６を読み出し、登算
度数を加算し、更新処理を行なう（第１図−■）。

次に集金用度数ｄ１゛７も同様に内容を読み出し、登算
度数を加算し、更新処理を行なう（第１図−■）。

この登算度数を加算した時、加算値が集金通告限度以上
に達したか否かをチェックし、もし集金通告限度以上で
あえＩば、コイン輔°に対応する度数と集金警告メソセ
ージ出力指示を出力すると共にその登算内容を集金度数
計７に書き込む。集金通告の出力指示が出されると、そ
の処理として、入出力装置にコイ／量と警告メソセージ
を例えばタイプアウトによシ表示する。保守運用局が設
置されている場合は、この作報は保守運用局へ転送され
、表示されることになる。これによυ公衆電話機内のコ
インが一定量以上に達した状態が交換機側又は保守運用
局で正確に把握することができる、コインの収集時期を
決定することができる。

次に、コイン収集後、次の集金通告表示再開のため、集
金用度数計７をリセットする必要があるが、その処理に
ついて第３図を参照しながら説明する。先ず、コイン収
集式は、コイン収集後、度数計クリア特番と保守用コマ
ンドで交換機に登録されたパスワード（暗証番号）及び
当該公衆電話番号をダイヤルする。度数計クリア特番、
パスワード及び当該公衆電話番号がダイヤルされると、
該公衆電話がサービス登録中であるか否かの識別を行な
い、サービス登録中であればダイヤルされたパスワード
と登録されているパスワードの照合を行う。この照合結
果が一致していれば、次にダイヤルされた番号と当該公
衆電話機の収容位置から導ひかれた電ρｉ番号とを比較
し、一致していれば対応する集金用度数計の内容をリセ
ットさせる処理に入る。集金用度数計７がリセットされ
たとき、例えばリセットの確認音を当該公衆電話機に送
出することで、コイン収集式は処理が終了したことを知
ることができる。

第４図及び第５図は５集金度数計の登算記録から公衆電
話の使用頻度を監視するだめの処理フローチャートであ
る。公衆電話機の適正なる配置分布として、効率よい利
用度をたもっため、公衆電話機の使用頻度使用状況の監
視が必要となる。このように使用状況監視が必要となっ
た場合、第４図に示すように、グループ毎又は全回線に
対して“監視有″表示と監視時間（例えば２４時間）を
設定しておく。次に、監視処理においては、一定期間（
２４時間）経過後、”監視有″表示のある回線毎に、第
５図に示すように、２４時間前の集金用度数計（Ｍｌ）
と現時点の集金用度数計（Ｍ２）の内容を比較し、　”
　Ｍ２−Ｍ１＝Ｏ”の場合は前記一定期間公衆電話機が
使用されなかった（故障時も含む）ことが識別できるの
で、不使用メツセージの表示を行なう。この不使用通知
処理により各公衆回線の使用状況を逐一把握することが
でき、公衆電話機の保守、管理に役だっことになる。

本実施例によれば、サービス登録した公衆回線に対して
、自動的に公衆電話機内のコインが一定量以上に達した
時、交換局及び保守局に通知がおこなわれ、コイン量の
把握とコイン収集時期の決定を行なえるので、経済的な
コイン収集業務の遂行が可能となる。又、コイン収集後
、集金通告表示再開のだめの集金度数計のりセントを、
コイン収集式が“特番十パスワード＋公衆電話番号”を
ダイヤルするという簡単な操作で行なえるので、度数登
算再開の時間差がなくなり、完全にコイン数と度数計の
答算値を一致させることができる。

このリセットは、暗証番号を知らされた特定の人によシ
行なわれるので、再開処理の安全性が確保される。″ま
た、公衆電話機の使用状況を監視する為、使用頻度を杷
握することができ、公衆電話機の最適な設置計画が立案
できる。伺、故障電話機の早期発見にもつながり効果的
である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、交換機側に設けた集金用度数計の計数
値により公衆電話機を監視できるので、公衆電話機を効
率良＜　、１１つ低コストで保守・点検できるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る蓄積プログラム方式自
動電話交換機の要部構成図、第２図はサービス実施手順
を示すフローチャート、第３図はサービス登録と集金用
度数計リセット処理フローチャートとの関係を示す図、
第４図は公衆電話使用状況監視登録処理フローチャート
、第５図は公衆電話使用状況監視処理フローチャート、
第６図は集金用度数計の比較説明図である。 １−１〜１−ｎ・・・公衆電話機 ２−１〜２−ｎ・・・公衆電話機の加入者回路３−１〜
３−ｎ・・・出トランク ４・・・通話路スイッチ ５・・・共通制御装置 ６・・・加入者度数計 ７・・・集金用度数計

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、課金信号を受けてコイン収納を行なう公衆電話機を
   収容した蓄積プログラム方式自動電話交換機において、
   課金用加入者度数計とは別に公衆電話機の回線対応に集
   金用度数計を設け、該集金用度数計の登算度数を基に、
   収容している公衆電話機を監視することを特徴とする蓄
   積プログラム方式自動電話交換機。 ２、前記集金用度数計の登算度数値が所定値以上になっ
   たとき、当該公衆電話機に収納されたコインが一定量以
   上になったと判断しその旨を表示してコイン収集時期を
   示すことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の蓄積
   プログラム方式自動電話交換機。 ３、コイン収集後、当該公衆電話機で“特番＋パスワー
   ド＋当該公衆電話機番号”をダイヤル操作することによ
   り前記集金用度数計をリセットすることを特徴とする特
   許請求の範囲第２項記載の蓄積プログラム方式自動電話
   交換機。 ４、前記集金用度数計の登算度数値が所定期間変化しな
   いことを検出したとき、当該公衆電話機は不使用あるい
   は故障と判断してその旨を表示することを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の蓄積プログラム方式自動電話
   交換機。