JPS62267826A - ソフトウエア仕様情報蓄積・利用方式 - Google Patents

ソフトウエア仕様情報蓄積・利用方式

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JPS62267826A
JPS62267826A JP61111706A JP11170686A JPS62267826A JP S62267826 A JPS62267826 A JP S62267826A JP 61111706 A JP61111706 A JP 61111706A JP 11170686 A JP11170686 A JP 11170686A JP S62267826 A JPS62267826 A JP S62267826A
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JP
Japan
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data
data object
search
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Pending
Application number
JP61111706A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Nagai
義明 永井
Hideki Chigira
千吉良 英毅
Noriko Otaki
大滝 紀子
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はソフトウェア仕様情報蓄積・利用方式に関し、
特にソフトウェア開発支援システムにおいて、システム
設計者、ソフトウェア設計者プログラム設計者が、既存
の仕様書を参考にして、仕様書を作成する場合に好適な
、ソフトウェア仕様情報蓄積・利用方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、ソフトウェア仕様書の管理については、ACM、
S IGOA(1984年6月)第132〜142頁に
、おいて論じられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来技術は、既開発の一貫したシステム(例えば
、顧客Aのシステム等)について、あるレベルの仕様書
を検索しようとして、その顧客システム名、当該詳細化
レベルの仕様書名を入力することにより、要求する仕様
書を検索することばできるが、利用者が検索しようとす
る業務システムに関する知識が乏しい場合に、利用者が
望む仕様書を検索できるようにしておくという点につい
ては、配慮がされておらず、業務知識が乏しい利用者は
、望む仕様書を探し出すために、多大の試行錯誤を繰り
返さなければならないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、データベースに蓄積する仕様書を、ドキ
ュメントとしてだけで捉えるのではなく、仕様書をデー
タオブジェクトと、そのデータに対する操作として捉え
、仕様書に対応するデータオブジェクトと、それを抽象
化したデータオブジェクトとの間にリンクを張ることに
より。
データベースに蓄積されたすべてのシステムに対し、検
索要求データオブジェクトと、共通の抽象データオブジ
ェクトとを有する、類似仕様書を容易に検索可能とした
ソフトウェア仕様情報蓄積・利用方式を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明の上記目的は、ソフトウェア開発に必要な仕様書
を蓄積したデータベースと、利用者が検索するための要
求情報を入力して結果を得る端末装置と、検索処理を行
う検索処理装置を有する、ソフトウェア仕様書検索装置
において、ドキュメントとしての仕様書の中から、中心
となるデータ。
オブジェクトを抽出し、該データオブジェクト間の抽象
化関係、および、前記データオブジェクト間のデータ分
割関係を、リンク構造により結合させ、まず、前記要求
情報から取出したデータオブジェクトと、抽象化データ
リンクの最末端のデータオブジェクトとのマツチングを
行い、該マツチングによりデータオブジェクトが検索で
きない場合には、前記抽象化データリンクの上位のデー
タオブジェクトとのマツチングを行うことを特徴とする
ソフトウェア仕様情報蓄積・利用方式によって達成され
る。
〔作用〕
本発明においては、データベース中に仕様書を登録する
場合、仕様書のドキュントだけでなく。
仕様書が表わす中心的なデータオブジェクトとそのデー
タオブジェクトに対する操作に着目し、データオブジェ
クトの間の抽象化データリンク関係および1分割化デー
タリンク関係をデータベース中に登録し、利用者からの
検索入力語を解析し、完全にマツチングがとれない場合
でも、次善のものを検索するようにしている。
すなわち、本発明においては、仕様書のデータオブジェ
クトを抽出して、抽象化データリンク。
および分割化データリンクを張ったデータベースを作成
しておき、利用者から入力された検索要求情報を解析し
た結果から抽出されたデータオブジェクトに対して、デ
ータベース中のマツチングがとれるデータオブジェクト
の中でl&も抽象塵の低いデータオブジェクトを見つけ
、抽象塵が当該データオブジェクトより下位のオブジェ
クトに対応する仕様書を検索するように動作する。
上記抽象化データリンクは、単一の視点からだけでなく
、複数の視点からのリンクを持たせているので、データ
オブジェクトのリンクを辿る場合に、当該視点を指定す
ることにより、漏れなく、かつ、必要な検索対象物のみ
を検索できるようになる。また2分割化データリンクを
辿ることにより、ソフトウェア開発の上流から下流まで
、段階的詳細化がなされている仕様書を抽象化データリ
ンクと結び付けて、利用者の要求に合致する詳細化レベ
ルの仕様書を検索できるようになる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第2図は本発明の一実施例であるソフトウェアの仕様書
検索装置の概略構成を示すものである。
図において、12は入出力端末であり、出力を行うディ
スプレイと、入力のためのキーボードとを備えている。
また、13は計算機処理装置、14は仕様書データベー
スを示している。
上記計算機処理装置13内には、仕様書検索制御部15
.検索要求解析部16.同意語検索部17.抽象化デー
タリンク探索部189分割化データリンク探索部19.
仕様書ドキュメント検索部20.対話人出力処理部21
の、各機能が設けられている。
また、上記仕様書データベース14内には、検索要求解
析辞書22.同意語辞書23.データオブジェクト関連
辞書24.仕様書ファイル25が設けられている。上記
各部の機能等については、順次、説明する。
前記計算機処理装置13中の、仕様書検索制御部15は
、仕様書検索処理の制御を行う部分であり。
検索要求解析部16は、検索したい仕様書が表わしてい
る業務機能名、データ名等の、利用者からの検索要求を
入力し、上記検索要求解析辞書22を用いて、検索要求
情報から、データオブジェクトと操作名称を抽出する部
分である。
また、同意語検索部17は、上記同意語辞書23を用い
て、検索要求を解析して抽出したデータオブジェクトと
同じ意味を有する、データオブジェクト名を検索する部
分であり、抽象化データリンク探索部18は、検索要求
を解析して得たデータオブジェクト名と、上記データオ
ブジェクト関連辞書24中のデータオブジェクト名との
マツチングを行い、該当するデータオブジェクトを見つ
け、抽象化データリンクを辿って、検索要求に合致する
仕様書、あるいは、類似の仕様°書名を検索する部分で
ある。    。
また1分割化データリンク探索部19は、当該データオ
ブジェクトの部分を表わすデータオブジェク1−とを結
び付けるリンクを辿ることにより、ソフトウェア開発過
程における、上流の仕様書からその一部となる下流の仕
様書を検索するために用いられる。仕様書ドキュメント
検索部20は、上記抽象化データリンク探索部181分
割化データリンク探索部19により見つけられた要求仕
様に適合した、あるいは、類似した仕様書名の一覧の中
から、利用者が前記入出力端末I2を介して指定した仕
様書名に対する。仕様書ドキュメントを、前記仕様書フ
ァイル25から検索する部分である。対話人出力処理部
21は、上記入出力端末12を介して利用者と仕様書検
索機構との間の対話処理を行う部分である。
前記仕様書データベース14内の、検索要求解析辞書2
2は、次の如きデータ構造により構成されている。なお
、本データ構造の記述は、知識工学用言語である、LI
SPの8式を用いて表わす、記述中の<、〉部は1個々
のデータにより異なった値が入ることを示している。
(検索要求解析辞書 (動詞 く動詞名〉 (対象格 (格助詞〈格助詞名〉・・・・)(特性〈特
性〉・・・・)) (名詞 く名詞名〉 (特性〈意味特性〉・・・・) (抽象名詞〈抽象名詞名〉・・・・) 前記同意語辞書23は、次の如きデータ構造により構成
される。
(同意語辞書 (〈語句〉 く同意語句1〉 〈同意語句2〉・・・・
) データオブジェクト関連辞書24は1次の如きデータ構
造により構成される。なお、本データオブジェクト関連
辞書24は、データ項目辞書と、データオブジェクトと
ドキュメント形式の仕様書の名称との間の対応をとる関
連データ辞書とによって構成される。
(データオブジェクト関連辞書 (データ項目辞書 (〈データオブジェクト名〉 (抽象化データリンク (上位リンク(〈リンク名〉 くリンク売名〉)・・・・) (下位リンク(くリンク名〉 くリンク売名〉)・・・・)) (分割化データリンク (上位、リンク(くリンク名〉 〈リンク売名〉)・・・・) (下位リンク(〈リンク名〉 〈リンク売名〉)・・・・)) (関連データ辞書リンク〈仕様書名〉 ・・・・) (データ仕様リンク〈データ仕様名〉 ・・・・) (操作〈操作名〉・・・・)) (関連データ辞書 (仕様書名 (操作〈操作名〉) (仕様書種別〈仕様書種別名〉) (データ型 (入力データ型〈データオブジェク ト名〉・・・・) (出力データ型〈データオブジェク ト名〉・・・・)) (データ項目辞書リンク くデータオブジェク1−名〉・・・・))仕様書ドキュ
メントファイル25は、仕様書名により仕様書の中味(
データフロー図、システムフロー図等)を格納したデー
タ構造を検索できるようなファイルで構成する。
以下、第3図により、データオブジェクト関連辞書と仕
様書ドキュメントファイルとの関連を説明する0図にお
いて、24Aおよび24Bは、前記データオブジェクト
関連辞書24中の、階層化されたデータオブジェクトの
間のリンク関係を示す。
第2階層24B中のデータオブジェクトは、分割化デー
タリンク31によって、第2階層24B中のデータオブ
ジェクトと関連付けられている。また、データオブジェ
クト28は、抽象化データリンク3゜により、より抽象
度の高いデータオブジェクト35に関連付けられている
また、上記24A、24B中のデータオブジェクトは、
関連データ辞書リンク32により、仕様書ドキュメント
ファイル25A中の具体的な仕様書と関連付けられてい
る。
次に、第1図に示す動作フローチャートに基づいて、本
実施例の動作を説明する。
本実施例においては、まず、ステップ1により利用者か
らの検索要求情報を入力する。この入力は簡単な(単文
の)日本語とする。次に、ステップ2により前記検索要
求解析辞書22を用いて、入力情報を格文法解析し、動
詞を操作とし、動詞に対する対象格をデータオブジェク
ト名とし、また、データオブジェクトの抽象化データオ
ブジェクト名を求める。
ステップ3は前記同意語辞書23を用いて上記データオ
ブジェクト名および抽象化オブジェクト名の同意語を求
め、入力情報に関連したデータオブジェクト名集合を作
成する9次に、ステップ4により、データオブジェクト
名集合の中で、抽象化レベルの最も低いデータオブジェ
クト名に対し。
データオブジェクト関連辞書中のデータオブジェクト名
とのパターンマツチングを行う。
次に、ステップ5により、データオブジェクト関連辞書
中にパターンマツチングがとれるデータオブジェクト名
があるか否かの判定を行う。該当するオブジェクト名が
ない場合には、ステップ6により、パターンマツチング
に失敗したデータオブジェクト名を、データオブジェク
ト名集合から削除し、ステップ4に戻る。
ステップ5において、該当するデータオブジェクト名が
ある場合には、ステップ7に進み、データオブジェクト
関連辞書中の当該データオブジェクトより、抽象化リン
クが下位のデータオブジェクト名の集合を作る。
次に、ステップ8により、上記ステップ7で作成した集
合中のデータオブジェクトから、関連データ辞書リンク
で結び付けられている仕様書の中で、入力情報の解析に
より得られた操作名と合致するものを見つけ、ステップ
9により、ステップ8で見つけた仕様書名の一覧表を作
成して、前記入出力端末12の画面上に表示する。
次に、ステップ10により、利用者が画面上に表示され
た仕様書名の中から、使用する仕様書を指定する6次に
、ステップ11により、指定された仕様書名に対応する
仕様書ドキュメントを、前記仕様書ファイル25から検
索し1画面上に表示する。
画面上に表示したものが、必ずしも適切ではない場合に
は、ステップ9で作成された一覧表中の別の仕様書を画
面上に表示して見ることもできる。
本実施例によれば、同意語辞書を用いることにより、字
面上の相違のみで同じ意味を有するデータオブジェクト
をも検索対象範囲に含めることができるので、利用者が
望む仕様書を検索できる可能性が高まるという効果があ
る。また1分割化データリンクを抽象化データリンクと
併用して目的の仕様書を検索することにより、詳細化の
異なるレベルの仕様書も検索できるという効果がある。
次に、上記仕様書情報利用の具体例として、利用者によ
り入力される検索要求情報の解析の際に有効な、検索キ
ーワードの抽象化方式について説明する。
第4図は本方式の検索キーワード抽象化の動作を示すフ
ローチャートである。
ステップ41では、仕様検索キーワードが入力される。
この入力文の構成は、例えば1次の如き形式(BNF記
法準拠)とする。
く入力文>::=(<限定句〉) くオブジェクト名詞〉く動作名詞〉 く限定句> ::= <オブジェクト名詞〉1〈動作名
詞〉 上記オブジェクト名詞と動作名詞の区別は、前記仕様書
データベース14内の検索要求解析辞書22内の名詞辞
書中に書込まれている。
次にステップ42では、上記名詞辞書と、同じく前記仕
様書データベース14内にある前記同意語辞書23を用
いて、入力文の短単語分割を行う、上記名詞辞書の構成
は次の通りである。
名詞:(名詞種)(素性)(動詞形)(格情報)・・・
・入力文を、上記名詞辞書の名詞と比較して、短名詞の
列に分割する。
種を調べ、上記入力文の形式が正しいかどうかをチェッ
クする。
上記チェックの結果、入力文の形式が不適当な場合、辞
書に登録されていない名詞を使用した場合等が検出され
た場合には、ステップ44からステップ53に進み、対
話人力により修正を行う。
入力文が正しく解析された場合には、ステップ45以降
で、仕様書情報の概念の検索を行う。
仕様書情報は、例えば、第5図に示す如く′表現するも
のとする。
第5図は既存の仕様書情報の概念図であり、前記仕様書
データベース14内にある前記仕様書ドキュメントファ
イルに蓄積されているものである。
図において、63は仕様書ドキュメント情報、65はそ
の下位のドキュメント情報であり、67に示す「ローン
申込用紙受付」の如く、一つの業務に対す5 るドキュ
メント情報を含むものである。また、64は抽象化概念
情報、66はその下位の概念情報であり、68,69,
70および71の如きデータオブジェクトについての抽
象化概念を含むものである。
これらの概念は、データオブジェクト名と、そのデータ
に対する動作から成り、データオブジェクトの抽象塵に
より階層化され、概念リンクが張られている。ここでは
、概念70は、68および69の上位の概念であり、概
念71は、70の更に上位の概念である。また、最下位
の抽象化概念とドキュメント情報との間にも、各動作毎
に、概念表現リンク(一点鎖線で示されている)が張ら
れている。
上述の如き表現に基づいて、データオブジェクトの検索
を行う。
ステップ45では、入力文から最後の動作名詞を取除い
た部分をキーワードとして、抽象化概念情報のデータオ
ブジェクトとのマツチングを行う。
ステップ46では、上記ステップ45にお壁る検索の結
果、等しいものが見つかれば、ステップ54に進み、そ
の最下位の抽象化概念をすべて取出し、ステップ55で
各概念の動作から、入力文の動作と等しいものを選び出
し、対応するドキュメント情報を取出して検索を終了す
る。
また、ステップ46でキーワードがマツチングできなか
った場合は、ステップ47に進み、前記同意語辞書23
を調べ、キーワードの同意語が見つかれば、ステップ4
8で該同意語と置換えて、ステップ45と同様の検索を
行う。
ステップ49で対応する概念が見つかった場合には、ス
テップ46で概念が見つかったときと同様にして、ステ
ップ54.55を実行する。
また、概念が見つからなかった場合と、ステップ47で
同意語がなかった場合には、ステップ50でキーワード
に限定句があるかどうかを判定し、限定句がない場合、
すなわち、キーワードがオブジェクト名詞1つだけの場
合は、もう抽象化できないので、仕様検索はできずに終
了する。
限定句がある場合は、ステップ51で、先頭の限定句を
1つ減らし、キーワードを一段階抽象化したデータオブ
ジェクトとして、ステップ45と同様に検索を行う。
ステップ52で等しい概念が見つかった場合は、ステッ
プ46の場合と同様の処理を行い、見つからなかった場
合は、ステップ47に戻って、上記処理を繰り返す。
上記動作を第5図の具体例について、検索手順の補足説
明を行う。
まず、前記名詞辞書には1次のものが含まれているとす
る。
名詞(ローン): 名詞種(オブジェクト名詞) 素性(業務名) 名詞(用紙): 名詞種(オブジェクト名詞) 素性(媒体) 名詞(申込): 名詞種(動作名詞) 動詞形(申し込む、亘設) 格(目的格、対象格、・・・・) 名詞(受付): 名詞8m(動作名詞) 格(目的格、源泉格、・・・・) 名詞(申込書): 名詞種(オブジェクト名詞) 素性(媒体) 名詞(受理): 名詞種(動作名詞) 動詞形(受理する。す変) 格(目的格、源泉格、・・・・) また、前記同意語辞書23には1次のものが含まれてい
るものとする。
名詞(申込IF)二代表同意語(申込用紙)名詞(ロー
ン):代表同意語(分割払)名詞(受付):代表同意語
(受理) また、前記仕様書ドキュメントファイル25内には、第
5図に示した概念図を含む仕様書情報が格納されている
ものとする。
最初に、キーボードから検索キーワードとして「ローン
中込用紙受付」が入力されたとする。該入力文は名詞辞
書とのマツチングにより、「ローン/申込/用紙l受付
」と短名詞に分割される。
そして、「受付」は動作名詞、「用紙」はオブジェクト
名詞であるから、入力文の形式に適合する。
そこで、まず、「ローン申込用紙」をデータオブジェク
トとし、第5図の概念64とマツチングを行う。マツチ
ングは抽象度の低いものから順次実行するが、この場合
にはすぐに概念68と一致する。
次に、入力文の動作名詞である「受付」と、上で見つか
った概念68との動作のマツチングを行い、概念表現リ
ンクで結ばれている、ドキュメント情報67を見つけ、
利用できる仕様書の候補として表示する。
ここで、第5図の概念図に上記概念68がなかったとす
ると、「ローン中込用紙」ではマツチングが失敗する。
同意語辞書にも「ローン申込用紙」は見当らないので、
先頭の限定句である「ローン」を取り、一段階抽象化さ
れたデータオブジェクトである「申込用紙」で、同様に
概念64を検索し、概念70を見つける。
そして、該概念70から抽象化リンクを辿って最下位の
抽象化概念69を見つけ、その動作と「受付」とのマツ
チングにより、「x×申込用紙受付」という仕様書ドキ
ュメントを、候補として選び出す。
また、入力文が「ローン申込書受付」であった場合には
、「ローンl申込書l受付」と分割する。そして、まず
、データオブジェクト「ローン申込書」でのマツチング
に失敗し、前記同意語辞書を見ると「申込書=(申込用
紙)」となっているので、申込書を申込用紙で置換え、
再度「ローン申込用紙」での検索を行い、最初の場合と
同様の結果を得る。
また、同意語辞書に「受付:(受理)」があることから
、「ローン申込用紙受理」でも、同様に検索できること
は明らかである。
本実施例によれば、入力文から取出したデータオブジェ
クトについて、段階的に抽象化し、同意語辞書を参照す
ることにより、蓄積しである仕様書情報の中から検索要
求と一致するものがなかった場合にも、最も近い仕様書
情報を検索することができるという効果がある。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、ドキュメントとして
の仕様書の中から、中心となるデータオブジェクトを抽
出し、データオブジェクト間の抽象化関係、および、デ
ータオブジェクト間のデータ分割関係をリンク構造によ
り結合させ、まず、利用者の要求情報から取出したデー
タオブジェクトと、抽象化データリンクの最末端のデー
タオブジェクトとのマツチングを行い、このマツチング
によりデータオブジェクトが検索できない場合には、前
記抽象化データリンクの上位のデータオブジェクトとの
マツチングを行うようにしたので。
データベースに蓄積されたすべてのシステムに対し、検
索要求データオブジェクトと、共通の抽象データオブジ
ェクトとを有する、類似仕様書を容易に検索可能とした
ソフトウェア仕様情報蓄積・利用方式を実現できるとい
う顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
、第2図は実施例のソフトウェア仕様書検索装置の概略
構成図、第3図は仕様書データベース中のデータオブジ
ェクト関連辞書と仕様書ファイルとの関連を示す図、第
4図は本発明の他の実施例の動作を示すフローチャート
、第5図は仕様書情報概念図である。 12:入出力端末、13:計算機処理装置、14:仕様
書データベース、15:仕様書検索制御部、16:検索
要求解析部、17:同意語検索部、18:抽象化データ
リンク探索部、19:分割化データリンク探索部、20
:仕様書ドキュメント検索部、21:対話人出力処理部
21.22:検索要求解析辞書、23:同意語辞書、2
4:データオブジェクト関連辞書、25:仕様書ファイ
ル。 第   1   図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ソフトウェア開発に必要な仕様書を蓄積したデータ
    ベースと、利用者が検索するための要求情報を入力して
    結果を得る端末装置と、検索処理を行う検索処理装置を
    有するソフトウェア仕様書検索装置において、ドキュメ
    ントとしての仕様書の中から、中心となるデータオブジ
    ェクトを抽出し、該データオブジェクト間の抽象化関係
    、および、前記データオブジェクト間のデータ分割関係
    をリンク構造により結合させ、まず、前記要求情報から
    取出したデータオブジェクトと、抽象化データリンクの
    最末端のデータオブジェクトとのマッチングを行い、該
    マッチングによりデータオブジェクトが検索できない場
    合には、前記抽象化データリンクの上位のデータオブジ
    ェクトとのマッチングを行うことを特徴とするソフトウ
    ェア仕様情報蓄積・利用方式。
JP61111706A 1986-05-15 1986-05-15 ソフトウエア仕様情報蓄積・利用方式 Pending JPS62267826A (ja)

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