JPS62267047A - 低融点金属鋳造用湯口 - Google Patents

低融点金属鋳造用湯口

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JPS62267047A
JPS62267047A JP10963686A JP10963686A JPS62267047A JP S62267047 A JPS62267047 A JP S62267047A JP 10963686 A JP10963686 A JP 10963686A JP 10963686 A JP10963686 A JP 10963686A JP S62267047 A JPS62267047 A JP S62267047A
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光雄 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アルミニウムなど比較的低融点の金属の連続
鋳造装置における。・湯口1こ関するものであ机従来の
技術 アルミニウム等の低融点金属の連続的な鋳造法には種々
の方式があるが、現在世界的に最も箸及しているのは、
ホントトップ鋳造である。このホラ))ノブ鋳造の場合
を例にとって連続鋳造装置における湯口とその付近の構
造を第2図および第3図により説明すると、分配樋21
を経由して供給された溶湯22は1旦リング状の湯口2
3(その一部か切欠か汽て湯道24になっている)に入
ったのち鋳型25に送られる。
鋳型25に入った溶湯22は、鋳型25の頂部にある加
圧空気分配溝26を経由して噴出する加圧空気および潤
滑油分配溝27を経由して噴出する潤滑油により、鋳型
25と非接触の状態を保って下降しながら冷却される。
さらに、鋳型25の冷却水を兼ねた冷却水28が噴射さ
れることによりt点以下に冷却されて、911129と
なる。このような連続鋳造装置において、湯口はなるべ
く断熱性がよく、溶湯の浸透を受けず、かつ表面性状を
長期間一定に保ち得る高度の耐久性を有するものである
ことが要求される。すなわち、−・か;こ耐久匹がよく
ても断熱性のよくない材料からなる湯口を用いて連続鋳
造を行うと、湯口通過中の・溶湯温度の低下が著しくな
り、鋳型に入った溶湯の固化開始ライン(第3図におい
て位置Tにある)が湯口側に上昇し過ぎるいわゆるフリ
ーズバンク現象を起こし、上述のような連続鋳造を円滑
に行うことかで−きなくなり、鋳造品の品質も劣るもの
となる。この現象を避けるために;3湯温度を上げるこ
とは、熱エネルギーコストを増加させ、また鋳造装置構
成部材をより耐熱性のよいものとすることを必要とし、
さらには溶湯からの酸化物生成を著しく促進して製品品
質の低下を招くなど、多くの不都合があり、好ましくな
い。また、溶湯と接触する部分およびその下方の加圧空
気や潤滑油と接触する部分くこの発明では、これらの部
分全体を指す意味で溶湯等接触部という)は、苛酷な使
用条件にさらされるため一般的な断熱材では亀裂を生じ
易い。
そして一旦亀裂が生じると、加圧空気や潤滑油の漏れを
生じ、これら鋳造助材の作用が不安定になるか呟第3図
に現われているような溶湯から鋳塊への変化が一様かつ
最適の位置において生しなくなり、鋳肌その池の製品品
質の著しい劣化を招くことになる。
従来、この湯口としては石綿繊Mtによって補強された
トバモライト系ケイ酸カルシウム質成形体が、比較的良
好な適性を有するため、早くから使われてきた。しかし
ながら、環境衛生上の理由から石綿繊維含有製品が好ま
れなくなったことと、約750 ’(:以下の温度でし
か使用できないことにより、石綿繊維を含まず、しかも
よりすぐれた耐熱性を有する湯口が要望されるようにな
った。特公昭5’L49507号公報には、このような
要望に答えるために発明されたゾ/ドライド質ケイ酸カ
ルシウム質成形体が開示されている。この成形体は、石
綿繊維を含まず、且つ一般的な使用条件においては約8
50°Cまでの使用が可能なことを特長とするが、この
成形体ら、上述のような連続鋳造装置の湯口として使っ
た場合の耐久性については、まだ満足できるものではな
かった。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来の低融点金属鋳造用湯口における上記問
題点を解決し、高度の耐久性と断熱性を兼備することに
より長期間安定した鋳造を可能にする湯口を提供しよう
とするものである。
問題点を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明において採択された手
段は、耐熱性および耐スポール性がよく溶融金属に濡れ
難い高密度材料からなる肉厚の小さい成形物により溶湯
等接触部を構成し、上記成形物の背面側に該背面を覆う
断熱性成形物を取付けるという、複合構造を採用するこ
とにある。
二の発明による低融点金属鋳造用湯口で溶湯等接触部を
構成する成形物の材料としては、熱伝導率は高くても、
密度が約1  g7c−以上の緻密な組織を持ち、溶湯
に濡れ難く、強度、耐熱性および耐久ポール性(加熱に
よる亀裂の発生し!9!さ)のよいものが選ばれ、その
好ましい具木例としては窒化ケイ素、フーノエライト、
炭化ケイ素、リチウムアルミノケイ酸塩等からなるセラ
ミックス、あるい(まアルミナセメント−ウオラストナ
イト複合材などがある。この成形物は、必要な強度を有
する範囲で、なるべく肉厚の小さい(好ましくは厚さが
約0.5〜11)111111の)、殻状に乍られるこ
とが望ましい。
溶湯等接触部の背面側(溶湯接触面の反対側)に取付け
る断熱性成形物としては、断熱性と耐熱性のよいケイ酸
カルシウム質成形本、なかで1密度が0,4〜1 、 
I’) 67c口)” (特に好ましくは(1,G−+
3.85 H7’c++1″′)のちのか適当であるか
、これに限られるわけではない。この断熱性成形物とし
て好ましいものの例は、ケイ酸カルシウムか実質的にゾ
ノトライトか炭素繊維により補強されたゾノトライト質
成形体は、それ単独で湯口を構成しても全体破壊につな
がる大きな亀裂を生じ難く、すぐれた耐久性を示すから
、本発明の湯口に用いても卓越した耐久性を示す。
溶湯等接触部を構成する成形物とその背面側に取付ける
断熱性成形物とは、相互に固着したり全体にわたって密
に嵌合させたすせず、熱)膨張による変形がそれぞれ独
立に可能なようにしておくことが望ましい。一般に上記
二つの成形物を熱膨張率の等しい材料で構成することは
困難であるから、両者が密着しているときは溶湯等接触
部構成材の熱膨張が断熱性成形物に大きな応力を及ぼし
て亀裂を生ヒさせることがあるからである。このため、
両成形物の半径方向接触部だけは密着させず、小さな空
隙を設けておくとよい。この空隙部には、空隙部を設け
ることにより両成形物の相対的配置に狂いが生じ易くな
るのを防ぐため、耐熱性無機繊維製の布、紙またはフェ
ルトなどからなる゛可圧縮性充填物を存在させてもよい
咋−■ 本発明の湯口において、;8湯等接触部を構成する成形
物は耐熱性および耐スポール性がよい高密瓜材料からな
l)、しがり、スいt、のて−訊71 h’ ;q 、
 j交9霧二ご府棺培姉11蛎、ワI印を一タIIIり
瓦べれる一方で加圧空気や潤滑油により冷却される部分
があるという苛酷な使用条件下に置かれたり、加熱と冷
却の繰返しを受けたりしても、容易には亀裂、欠け、磨
耗等の損傷を生しない。また、多孔質のケイ酸カルシウ
ム質成形本と違って潤滑油が浸透し難く、その炭化物の
M積による物性変化や表面汚染が少ない。このため、溶
湯接触面の初期性状を長期にわたって維持する。一方、
断熱性成形物は、湯口に必要な特性のうち断熱性の部分
を分担して溶湯の温度低下を防ぎ、さらに、’rB78
i等接触部を構成する薄い成形物の構造的な補強材とな
る。
Σ1例 第1図は、前記第2,3図の鋳造装置のための、本発明
による湯口の一例を示す。この湯口は、上下に重ねられ
た二つの環状ブロック1,2よりなり、各環状ブロック
は、窒化ケイ素質セラミックスで作られた溶湯等接触部
構成部材3.4およびその背面を覆うように組合された
断熱材5,6(炭素繊維で補強されたゾ/ドライド質ケ
イ酸カルシツム成形体)からなる。
上部環状ブロックlは、その内周から外周に達する切欠
7を持ち、この部分か溶湯導入用の湯道となる。下部環
状ブロック2における溶湯等接触部構成部材4は、肉厚
3 ++onの7ランジ状のもので、そのツバ状張出部
8は、加圧空気や潤滑油が断熱材6に直接接触しないよ
う、シールバッキング9の外側まで伸びている。
各溶湯等接触部構成部材と断熱材とは接着されていない
嵌合状態にあるが、両者の開に1〜31面の間隙を設け
てそこに可圧縮性の充填材を充填し、溶湯等接触部構成
部材3,4の熱膨張が断熱材5,6に大きな応力を及ぼ
すのを防ぐことらできる。
なお上部環状ブ、ロック1は下部環状ブロック2はと苛
酷な使用条件1こさらされるわけではなく、また表面性
状の安定性が問題になるわけでもないので、溶湯温度が
それほど高くない場合など、比較的温和な条件で使われ
る湯口の場合は溶湯等接触部構成部材3を省略した構造
にすることもできる。
この実施例品を、溶湯温度700℃のアルミニウムの連
続鋳造に使用した場合に準する反覆加熱冷却試験に付し
たところ、200サイクルの試験後、溶湯等接触部構成
部材には全く異常がなく、断熱材部分に、内周面側から
放射状に数本の短いヘヤークラックが発生しただけであ
った。
発明の効果 上述のような複合構造を採用した本発明によれば、下記
のような多くの効果が奏される。
(イ)溶湯等接触部には断熱性を考慮する必要なしに耐
久性や溶湯による濡れの観点から材料を選定し、一方、
断熱性成形物には溶湯との直接接触にとらなう問題につ
き配慮することなくらっばら耐熱性と断熱性の観点から
素材を選択することが可能であるか呟湯口に要求される
緒特性のすべてにおいて高水準の、すぐれた湯口を提供
することか可能である(たとえば、ケイ酸カルシウム質
成形体よりも化学的安定性、強度、耐熱性等がすぐれた
材料を溶湯等接触部に使うことができるので、マグネシ
ウムのように反応性の高い金属や銅のように高比重かつ
高融点の金属の鋳造に用いてもすぐれた耐久性を示す高
性能湯口を容易に提洪士ることかできる。)。
(ロ)SJj造中、事故により、8湯か固化した場合、
本発明の湯口であれば溶湯等接触部構成部材のみを交換
または再生使用することか゛でき、損害が少なくてtむ
。その池の原因によ1) i8湯等接触部構成部材と断
熱性成形物のいずれが一方かJ11傷を受けた場合ら同
様である。
(ハ)鋳造中、万一溶湯等接触部構成部材に串、裂か発
生し1′!   不イハ争あり!十−木乞〜−、20酬
、円yに土ろ「ん−5十7、− シJ1、テ・−1ので
、i8 ?&が鋳造装置外に流出するような大事故を招
くおそれがない。
(ニ)連続鋳造装置の湯口先端部分は鋳型の一部をなす
といってらよく、その精度は鋳肌の良否に大きな影響を
及ぼすが、ここが高密度の(したがって強度および耐摩
耗性のすぐれた)材料で61戊、されていることにより
、使用による経時的損耗が少ないことはもちろん、湯口
や鋳型の取付時に損傷を受ける危険性が少なく、高い精
度を確保できる。
(ホ) ケイ酸カルシウム質成形本からなる湯口は、ケ
イ酸カルシウムの結晶水や吸湿による水分か溶湯と接触
したとき水蒸気化して溶湯中に混入し、鋳造物中に×泡
を生しさせることかあるが、ケイ酸カルシウム質成形体
を溶湯等接触部に用いないことにより、そのようなトラ
ブルを防ぐための対策を必要としない。
したかって本発明の湯口を用いる連続鋳造においては、
従来の湯口を用いる場合と同程度またはそれ以下の溶湯
温度で・より長期間の安定した鋳造が可能になり、あわ
せて製品品質の向上と保守作業の簡易化か達成される。
【図面の簡単な説明】
第1l:本発明による湯口の一例を示し、A図は平面図
、B図は、へ図B−B部断面図。 第2図、第3図:ホノ))ノブ鋳造の説明図3.4:溶
/!!i等接触部構成部材 5.6 :断熱材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)耐熱性および耐スポール性がよく溶融金属に濡れ
    難い高密度材料からなる肉厚の小さい成形物により溶湯
    等接触部を構成し、上記成形物の背面側に該背面を覆う
    断熱性成形物を取付けてなる低融点金属鋳造用湯口。
  2. (2)溶湯等接触部を構成する成形物が窒化ケイ素質セ
    ラミックスである特許請求の範囲第1項記載の湯口。
  3. (3)断熱性成形物がケイ酸カルシウム質成形体である
    特許請求の範囲第1項記載の湯口。
  4. (4)溶湯等接触部を構成する成形物と断熱性成形物と
    の間に、両成形物の熱膨張の差に基づく応力発生を防ぐ
    のに充分な空隙を設けてある特許請求の範囲第1項記載
    の湯口。
  5. (5)空隙に可圧縮性充填物が充填されている特許請求
    の範囲第4項記載の湯口。
  6. (6)可圧縮性充填物が耐熱性無機繊維製の布、紙また
    はフェルトからなるものである特許請求の範囲第5項記
    載の湯口。
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