JPS62266458A - 熱交換器等の伝熱管の検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は熱交換器等の多数の伝熱管の内部を１本づつ
遠隔操作によって検査するようにした検査装置に関する
ものである。

（従来技術） 多数の伝熱管が管根に取付（プられている熱交換器やボ
イラー、反応塔等においては、使用により伝熱管内外面
の減肉、ビットの発生あるいは伝熱管内外面のクラック
の発／ｌ：等が発生ずることがあり、したがって適当な
使用期間（しにこれを検査する必要がある。従来はこの
検査のためには、本体を１ハ１放して伝熱管の内面を覗
くことにより行っているが、大ヘリの本体を開放する作
簗に非常に手間がかかっていた。

（発明の目的） この発明はこのような従来の欠点を解浦プるためになさ
れたらのであり、検査のために本体を開放することなく
、遠隔操作により容易に多数の管を１木づつ検査するこ
とができる′４Ａ置を提供するものである。

（発明の構成） この発明は、熱交換器等の本体に形成された検査穴を通
してセンサーを各伝熱管中に挿入させて伝熱管を検査す
る装置であって、伝熱管中に挿入されるセンサーと、先
端部にセンサーが取付けられ、かつセン勺−のコードが
挿入されて検査穴から伝熱管中に進退可能に伸びる中空
のフレキシブルケーブルと、このフレキシブルケーブル
を進退させる駆動手段と、検査穴に挿入されて内部に上
記フレキシブルケーブルが貫通されるガイドパイプと、
このガイドパイプに取付けられて先端部でセンサーを保
持し、任意の伝熱管の位置にセンサーを移動させる平行
リンクからなる操作腕と、この操作腕の操作１段と、上
記ガイドパイプを回転および上Ｆ動させる操作手段とを
有するものである。

（実施例） 第１図（Ａ＞（Ｂ）は検査装置の縦断面図であり、（Ｂ
）は（Ａ）のＦ端部に連続する部分を示している。同量
において、円筒状の熱交換器本体１中には一対の相対向
する管板１３が取付りられ、この管板１３間に多数の伝
熱管１４の両端部が溶接等の手段によって結合されてい
る。なお、図面では一方の管板１３のみを示しいてるが
、使方の管板ちこれと同様に構成されている。本体１の
一端部には検査穴２が形成され、その周囲に本体１と連
続する縁部１１が形成されている。検査穴２は本体１の
中心部に管板１３と対向して形成しているが、この位６
畳は自由に設定することができる。

この検査穴２には熱交換器の使用中は適宜の谷を取付け
て内部を密閉するようにしている。

検査穴２の外側には環状の通った５が配置され、この支
持体５の周縁部にはねじ穴５０が複数個形成され、この
ねじ穴５０にはねじ軸５２が螺？？され、このねじ軸５
２の先端部にはボールジヨイントにより結合されたパッ
ド５３が取付けられている。そしてこのバッド５３が本
体１の外面に当接することにより支持体５を支持し、か
つねじ軸５２のねじ穴５０に対するねじ込み化を調整す
ることにより支持体５を水平に設置するようにしている
。また支持体５の一側部にはリブ５１が取付けられ、こ
のリブ５１が本体１に取付けられたリブ１２に対してボ
ルト１９により結合されている。

また支持体５の中央下部には環状の位置決め部材２９が
取付ｔプられ、この位置決め部材２つの内周面が本体１
の縁部１１の外周部に当接することにＪ二り支）ｈ体５
が検査穴２と同心に配置されるにうにしている、。

支持体５の上部には環状のターンテーブル６が配置され
、このターンテーブル６の外周下部には外歯歯車６０　
ｈ＜設けられ、その内周面と支持体５の土部外周面との
間にボールベアリング６３が介在され、このボールベア
リング６３を介してターンテーブル６が支持体５により
回転可能に支持されている。またターンテーブル６の中
央下部の外周と支持体５の中央を部内周面との間にもベ
アリング６４が介在されている。

上記支持体５およびターンテーブル６の中央部と検査穴
２とを貫通してガイドパイプ（ガイド部本体）４が鉛直
方向に配ｊＮされ、かつその外周面はターンデープル６
の内周面と回転可能に接触している。このガイドパイプ
４の下端部は本体１中に突出し１．ｌ：端部はターンテ
ーブル６の上方に突出し、この突出部の側部には腕３３
が取付けられ、この腕３３には枠３４に保持された軸３
５周りにドラム３１が取付けられている。

Ｐ記ドラム３１には中空のフレキシブルケーブル３が巻
付られ、図示しない駆動手段により駆動される駆動ロー
ラ２１によりルキシプルケーブル３の繰出し、巻込み（
進退）がなされるようにしている。このフレキシブルケ
ーブル３ｔよガイドローラ２２．２３．２４によって案
内されて上記ガイドパイプ４中を通り、管板１３の部分
に尋かれ、その先端部には伝熱管１４中に挿入されるセ
ンサー３０が取付けられている。このセン＋Ｊ−３０の
コードはフレキシブルケーブル３中を通って図示しない
適宜の監７３１手段に導かれている。センサー３０とし
ては、渦流センサーあるいはファイバースコープ等を用
いればＪ：い。

ガイドパイプ４の子方突出部の側部にはｌｌＩＮ８０に
よって支持管８１が取付けられ、この支持管８１の上部
にはモータ８が取付けられるとともに、そのねじ軸８２
が支持管８１の下端部まで伸び、一方ターンアーブル６
には支持体６１が上向きに突出して取付けられ、この支
持体６１の先端部は支持管８１に嵌入されるとともに、
雌ねじ部材６２が取付けられ、この雌ねじ部材６２がね
じ軸８２と螺合している。そしてねじ軸８２０回転によ
り支持体６１の支持管８１に対する差込みωが変化する
ようにしている。

支持体５の一側部には保持部材９１が取付けられ、この
保持部材９１に保持されたモータ９の回転軸の先端部に
はビニオン９２が設けられ、このビニオン９２が上記タ
ーンテーブル６の外歯歯車６０と噛合してターンテーブ
ル６を鉛直軸周りに回転さＵる。」ζうにしている。

ガイドパイプ４の上端部にはエータ７が取付けられ、そ
の回転軸７０はガイドパイプ中に配置され、その下端部
にはウオーム７１が設けられている。ガイドパイプ４の
下端部には、一対の水平方向の軸４３，４４により一対
の互いに平行なリンク４１．４２の一端部がそれぞれこ
の軸周りに回転可能に取付けられ、リンク４１の端部に
取付けられたビニオン７２が上記ウオーム７１と噛合し
ている。

リンク４１．４２の他端部には水平方向の軸４５．４６
によりガイド部材３６が取付けられ、このリンク４１．
４２および軸４３．４４．４５゜４６に、」；り平行リ
ンクの腕が構成されている。ガイド部材３６の下端部に
は保持体３７が取付けられ、この保持体３７によりセン
サー３０が出没可能に保持されている。また保持体３７
の側部には伝熱管１４の位置を監視するためのセンサー
１５が取付けられている。

つぎにこの装置の作用を説明する。熱交換χ：１本体１
の検査穴２を開放して内示のように検査装置をセットシ
た後、モータ９の駆動によりビニオン９２、外歯歯Ｉ！
！６０を介してターンテーブル６をガイドパイプ４周り
に回転させると、この回転力は支持体６１、支持管８１
、腕８０を通してガイドパイプ４に伝達され、ガイドパ
イプ４が回転することにより軸４３．４４によって取付
けられたリンク４１．４２もガイドパイプ４とともに鉛
直軸周りに回転する。

またモータ７を駆動させてウオーム７１によりビニオン
７２を回転させると、リンク４１が軸４３周りに揺動し
、このリンク４１と対をなすリンク４２も１１」１時に
１１動し、これらによってその先端部に保持されたガイ
ド部材３６を鉛直状態に保ったまま移動させ、その先端
部のセンサー３０を本体１の放射方向に移動させる。こ
のリンク４１゜４２の揺動と同時にモータ８を駆動ざ辻
てねじ軸８２、雌ねじ部材６２、支持体６１を介してタ
ーンテーブル６とガイドパイプ４との上下方向の相対位
置を変更させる。すなわち、支持体５に上下動しないよ
うに取（＝Ｊけられたターンテーブル６に対してガイド
パイプ４を上下動させる。

上記リンク４１．４２の揺動により、センサー３０は円
弧＋）１跡を描いて移動し、放射方向のみならず上下方
向にも変位するために１．その上下方向の変位分だ１ツ
ガイドパイプ４を上下動させてセン嗜ナー３０が管＆１
３に対して平行に移動するようにする。

以上のようなリンク４１．４２の鉛直軸周りの回動、リ
ンク４１．４２の軸４３，４４周りの揺動およびガイド
パイプ４の上下動によってヒンナー３０は任意の位置の
伝熱管１４の開口部に対向する位置に移動させることが
できる。このセンサー３０の位置の確認はセンサー１５
で行うようにＪ゛ればよい。

セン４１Ｊ　−３０を所定の伝熱管１４士に移動させた
状態（゛、図示しない馴初手段によりドラム３１からフ
レ１シブルケーブル３を押出し、その先端部のセン（ｊ
−３０を保持体３７から突出させで、第１図仮想線に示
すように伝熱管１４中に挿入さ【Ｌ、伝熱管１４を全長
に負って検査Ｊる。１木の伝熱管の検査を終了すると、
図示しない駆動手段によりフレ１シブルケーブル３をド
ラム３１に巻付けることによりセンサー３０を図示の状
態に侵退さＶ１十記１ｔ７１様の操作でセンナ−３０を
つぎの伝熱管の上部に移動させて、センサー３０を挿入
させ、以下同様の操作を繰返すことにより全部の伝熱管
１４の検査を行う。そしてこれらの操作およびセンサー
による監視は遠隔操作によって行われる。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明は伝熱管中に挿入される
センサーをフレキシブルケーブルの先端部に設けるとと
もに、このセンサーを操作腕および操作手段によって任
意の伝熱管の位置に移動させるようにしたものであり、
検査に際して本体を開放する必要はなく、検査穴を通し
て遠隔操作で多数の伝熱管の検査を容易に行うことがで
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）はこの発明の実Ｍ　ＩＡを示す装置上部の
縦断面図、第１図（Ｂ）はその下部の縦断面図、第２図
はその管板の平面図である。 １・・・本体、２・・・検査穴、３・・・フレキシブル
ケーブル、４・・・ガイドパイプ、５・・・支持体、６
・・・ターンテーブル、７，８．９・・・モータ、１３
・・・管板、１４・・・伝熱管、２１・・・駆動ローラ
、３０・・・センサー、４１．４２・・・リンク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、熱交換器等の本体に形成された検査穴を通してセン
   サーを各伝熱管中に挿入させて伝熱管を検査する装置で
   あつて、伝熱管中に挿入されるセンサーと、先端部にセ
   ンサーが取付けられ、かつセンサーのコードが挿入され
   て検査穴から伝熱管中に進退可能に伸びる中空のフレキ
   シブルケーブルと、このフレキシブルケーブルを進退さ
   せる駆動手段と、検査穴に挿入されて内部に上記フレキ
   シブルケーブルが貫通されるガイドパイプと、このガイ
   ドパイプに取付けられて先端部でセンサーを保持し、任
   意の伝熱管の位置にセンサーを移動させる平行リンクか
   らなる操作腕と、この操作腕の操作手段と、上記ガイド
   パイプを回転および上下動させる操作手段とを有するこ
   とを特徴とする熱交換器等の伝熱管の検査装置。