JPS6226642Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6226642Y2 JPS6226642Y2 JP4660681U JP4660681U JPS6226642Y2 JP S6226642 Y2 JPS6226642 Y2 JP S6226642Y2 JP 4660681 U JP4660681 U JP 4660681U JP 4660681 U JP4660681 U JP 4660681U JP S6226642 Y2 JPS6226642 Y2 JP S6226642Y2
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- Japan
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- water
- liquid level
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- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 45
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 16
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 5
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、各種の炉またはボイラ等から排出
される高温排ガスのもつ保有熱を煙道から有効に
回収して蒸気を発生させ、それを必要とする個所
又は装置へ供給する煙道用熱交換装置の異常時自
動制御装置に関する。
される高温排ガスのもつ保有熱を煙道から有効に
回収して蒸気を発生させ、それを必要とする個所
又は装置へ供給する煙道用熱交換装置の異常時自
動制御装置に関する。
上記煙道用熱交換装置は出願人の一人等によつ
て特願昭51−13521号として提案したものであつ
て、その特徴とするところは、煙道の途中に煙道
壁を貫いて外部から内部へ挿入され、その挿入深
さを外部に設けた水管駆動装置によつて大小自在
に調整できるようなした水管群を設け、該水管群
は内部に水を環流せしめて煙道排熱との間に熱交
換を行わせ、蒸気を発生させてその蒸気を外部に
設けた気水胴に回収するようにしたものである。
この煙道用熱交換装置は炉等の排ガスの状況に応
じて水管群の挿入深さ(伝熱面積)を調整できる
ため、能率よく排熱を回収するためには有効な装
置である。
て特願昭51−13521号として提案したものであつ
て、その特徴とするところは、煙道の途中に煙道
壁を貫いて外部から内部へ挿入され、その挿入深
さを外部に設けた水管駆動装置によつて大小自在
に調整できるようなした水管群を設け、該水管群
は内部に水を環流せしめて煙道排熱との間に熱交
換を行わせ、蒸気を発生させてその蒸気を外部に
設けた気水胴に回収するようにしたものである。
この煙道用熱交換装置は炉等の排ガスの状況に応
じて水管群の挿入深さ(伝熱面積)を調整できる
ため、能率よく排熱を回収するためには有効な装
置である。
この考案はこの煙道用熱交換装置の異常、すな
わち気水胴の液面レベルが下限値以下となつた場
合は、水管群が過熱されて赤熱現象をおこすとと
もに煙道出口の排ガス温度が急上昇して煙突等に
支障をきたすため、このような異常時の事故を防
止する自動制御装置を提供するもので、その特徴
とするところは、上記煙道用熱交換装置の煙道
に、開閉自在の空気取入れダンパーと、前記気水
胴内の液面が予め設定した下限値以下になつたこ
とを信号として出力する液面検出器とを設け、該
信号により水管駆動装置および空気取入れダンパ
ーの操作シリンダーを作動し、水管群を煙道より
抜出すとともに、空気取入ダンパーを全開にする
ようにしたものである。
わち気水胴の液面レベルが下限値以下となつた場
合は、水管群が過熱されて赤熱現象をおこすとと
もに煙道出口の排ガス温度が急上昇して煙突等に
支障をきたすため、このような異常時の事故を防
止する自動制御装置を提供するもので、その特徴
とするところは、上記煙道用熱交換装置の煙道
に、開閉自在の空気取入れダンパーと、前記気水
胴内の液面が予め設定した下限値以下になつたこ
とを信号として出力する液面検出器とを設け、該
信号により水管駆動装置および空気取入れダンパ
ーの操作シリンダーを作動し、水管群を煙道より
抜出すとともに、空気取入ダンパーを全開にする
ようにしたものである。
以下図面にもとづいて説明する。
第1図は、この煙道用熱交換装置の断面図、第
2図はその横面図である。1は炉等の煙道であつ
てこの煙道壁を貫いて外部から内部へ挿入される
水管群2が設けられている。又水管群2は支持枠
3により支持されており、更に支持枠3は門型の
架構4の頂部に設けられた水管駆動装置5により
昇降自在に吊支されている。6はガイドレール、
7はガイドローラ、8は昇降時のバランスを保つ
重錘である。すなわち水管群2はその挿入深さを
駆動装置5により大小自在に調整できるようにな
つている。また水管群2の各水管は、内管と回収
管(外管)の二重管構造になつており、給水主管
9より給水された水は管寄せ10を通つて内管に
導かれ回収管に環流させて煙道排熱との間に熱交
換を行わせて蒸気を発生させ、発生した蒸気は管
寄せ11を通り回収主管12、気水胴16に蒸気
として回収するようになつている。
2図はその横面図である。1は炉等の煙道であつ
てこの煙道壁を貫いて外部から内部へ挿入される
水管群2が設けられている。又水管群2は支持枠
3により支持されており、更に支持枠3は門型の
架構4の頂部に設けられた水管駆動装置5により
昇降自在に吊支されている。6はガイドレール、
7はガイドローラ、8は昇降時のバランスを保つ
重錘である。すなわち水管群2はその挿入深さを
駆動装置5により大小自在に調整できるようにな
つている。また水管群2の各水管は、内管と回収
管(外管)の二重管構造になつており、給水主管
9より給水された水は管寄せ10を通つて内管に
導かれ回収管に環流させて煙道排熱との間に熱交
換を行わせて蒸気を発生させ、発生した蒸気は管
寄せ11を通り回収主管12、気水胴16に蒸気
として回収するようになつている。
このような熱交換装置の水管群と煙突の間の煙
道両側に空気取入用ダンパーを設ける。13は煙
突であり、14は空気取入用ダンパーである。ダ
ンパー14は流体圧シリンダー15の作動により
スライド板がスライドして取入口が開閉するよう
に設けられている。一方気水胴16には液面計1
7を設ける。液面計17は気水胴16の液面を検
知して液面検出器18に信号として出力する。液
面検出器18は、この液面計17からの信号と予
め設定した液面の下限値とを対比し液面が下限値
以下になつた場合は、シリンダ15の電磁弁19
と、水管駆動装置の制御回路20とに信号を出力
し、水管群を煙道外に抜出すとともにダンパー1
4を全開にするものである。
道両側に空気取入用ダンパーを設ける。13は煙
突であり、14は空気取入用ダンパーである。ダ
ンパー14は流体圧シリンダー15の作動により
スライド板がスライドして取入口が開閉するよう
に設けられている。一方気水胴16には液面計1
7を設ける。液面計17は気水胴16の液面を検
知して液面検出器18に信号として出力する。液
面検出器18は、この液面計17からの信号と予
め設定した液面の下限値とを対比し液面が下限値
以下になつた場合は、シリンダ15の電磁弁19
と、水管駆動装置の制御回路20とに信号を出力
し、水管群を煙道外に抜出すとともにダンパー1
4を全開にするものである。
以上のように構成されるのでこの考案安全制御
装置は、気水胴に供給する純水の供給が何らかの
故障により停止した場合、あるいは水管系等が亀
裂等により漏水した場合には、気水胴の液面が下
がるがこの考案安全制御装置により水管群は煙道
外に抜出され、又排ガス温度も空気取入れ口から
の冷却空気により高温になることが防止され、水
管群の過熱による赤熱現象、あるいは煙突の過熱
による損傷が防止される。したがつて安全に熱回
収が実施できる等多くの効果を有するものであ
る。
装置は、気水胴に供給する純水の供給が何らかの
故障により停止した場合、あるいは水管系等が亀
裂等により漏水した場合には、気水胴の液面が下
がるがこの考案安全制御装置により水管群は煙道
外に抜出され、又排ガス温度も空気取入れ口から
の冷却空気により高温になることが防止され、水
管群の過熱による赤熱現象、あるいは煙突の過熱
による損傷が防止される。したがつて安全に熱回
収が実施できる等多くの効果を有するものであ
る。
第1図は、この煙道用熱交換装置の断面図、第
2図はその横面図である。 1……煙道、2……水管群、3……支持枠、4
……架構、5……水管駆動装置、9……給水主
管、10,11……管寄せ、12……回収主管、
13……煙突、14……ダンパー、15……シリ
ンダー、16……気水胴、17……液面計、18
……液面検出器、19……電磁弁、20……水管
駆動装置の制御回路。
2図はその横面図である。 1……煙道、2……水管群、3……支持枠、4
……架構、5……水管駆動装置、9……給水主
管、10,11……管寄せ、12……回収主管、
13……煙突、14……ダンパー、15……シリ
ンダー、16……気水胴、17……液面計、18
……液面検出器、19……電磁弁、20……水管
駆動装置の制御回路。
Claims (1)
- 煙道の途中に煙道壁を貫いて外部から内部へ挿
入され、その挿入深さを外部に設けた水管駆動装
置によつて大小自在に調整できるようになした水
管群を設け、該水管群は内部で水を環流せしめ、
煙道排熱との間で熱交換を行わせて蒸気を発生せ
しわ、その蒸気を外部に設けた気水胴に回収する
ようにした煙道用熱交換装置の煙道に、開閉自在
の空気取入れダンパーと、前記気水胴内の液面が
予め設定した下限値以下になつたことを信号とし
て出力する液面検出器とを設け、該信号により水
管駆動装置および空気取入れダンパーの操作シリ
ンダーを作動し、水管群を煙道より抜出すととも
に、空気取入れダンパーを全開にするようにした
煙道用熱交換装置の異常時自動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4660681U JPS6226642Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4660681U JPS6226642Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57160506U JPS57160506U (ja) | 1982-10-08 |
JPS6226642Y2 true JPS6226642Y2 (ja) | 1987-07-08 |
Family
ID=29843440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4660681U Expired JPS6226642Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6226642Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-31 JP JP4660681U patent/JPS6226642Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57160506U (ja) | 1982-10-08 |
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