JPS62265154A - セメント組成物およびその施工方法 - Google Patents
セメント組成物およびその施工方法Info
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- JPS62265154A JPS62265154A JP1089886A JP1089886A JPS62265154A JP S62265154 A JPS62265154 A JP S62265154A JP 1089886 A JP1089886 A JP 1089886A JP 1089886 A JP1089886 A JP 1089886A JP S62265154 A JPS62265154 A JP S62265154A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/52—Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はコンクリート構造物等の補修に適したセメント
組成物に係わる。
組成物に係わる。
（従来技術および問題点）
一般的にコンクリートの中性化、海砂使用による弱体化
が問題になっている。又桟橋、鉄道槽、道路橋、高速道
路橋、空港、大型化学プラント等で海岸付近に建造され
た建造物は海水、潮風等の影響が更に加わり一般建築物
よりも苛酷な条件に晒されるため破損しやすくその補修
が大きな問題になりつつある。
が問題になっている。又桟橋、鉄道槽、道路橋、高速道
路橋、空港、大型化学プラント等で海岸付近に建造され
た建造物は海水、潮風等の影響が更に加わり一般建築物
よりも苛酷な条件に晒されるため破損しやすくその補修
が大きな問題になりつつある。
特にこれらの建造物は使用しながら或いはたとえ使用を
止めても短時間しか許されないし、場所的にも作業足場
が悪く、簡単な工法が必要とされていた。−万一般的に
これらの補修箇所は大きな深い窪みておることが多く、
特に天井面或いは垂直面の補修には型枠を使用出来ない
場合が多く、従来のセメント系の補修材では数回塗り重
ねをせねば接合面で殆ど強度が出ないという難問題があ
った。
止めても短時間しか許されないし、場所的にも作業足場
が悪く、簡単な工法が必要とされていた。−万一般的に
これらの補修箇所は大きな深い窪みておることが多く、
特に天井面或いは垂直面の補修には型枠を使用出来ない
場合が多く、従来のセメント系の補修材では数回塗り重
ねをせねば接合面で殆ど強度が出ないという難問題があ
った。
従来からこの問題に対する挑戦がなされており、種々の
セメント組成物が考案されているが、必ずしも充分満足
できるものではなかった。
セメント組成物が考案されているが、必ずしも充分満足
できるものではなかった。
例えば急結性セメント或いは超急粘性セメントの使用、
骨材を軽量骨材に変更、或いは施工法の面ではアンカー
ピンを打ち込むとかラス網を挿入して垂れを防止するな
どの対策が行なわれているが、塗り厚み１Ｑｍｍ程度が
限界であって、これでは到底補隆部を一度塗りで埋める
訳にはいかないことが多く、又その強度も軽量骨材のた
めに前述の道路橋等の補修には充分ではないものが多い
が止むを得ず使用しているのが現状である。
骨材を軽量骨材に変更、或いは施工法の面ではアンカー
ピンを打ち込むとかラス網を挿入して垂れを防止するな
どの対策が行なわれているが、塗り厚み１Ｑｍｍ程度が
限界であって、これでは到底補隆部を一度塗りで埋める
訳にはいかないことが多く、又その強度も軽量骨材のた
めに前述の道路橋等の補修には充分ではないものが多い
が止むを得ず使用しているのが現状である。
（問題点を解決するための手段）
本発明者は種々研究の結果厚塗りが出来てしかも固化後
の強度が充分なセメント組成物を完成した。
の強度が充分なセメント組成物を完成した。
本発明はセメント１００重量部に対して骨材８０〜１５
０重量部、補強用繊維０．００１〜０．１重量部、セル
ロースエーテル０．１〜１．０重量部、からなる粉体混
合物と合成ゴムラテックス５〜２０重量部（固形分とし
て）とを混合したセメント組成物である。
０重量部、補強用繊維０．００１〜０．１重量部、セル
ロースエーテル０．１〜１．０重量部、からなる粉体混
合物と合成ゴムラテックス５〜２０重量部（固形分とし
て）とを混合したセメント組成物である。
セメントは必要に応じてやはり初期強度発現迄の時間が
短く、且つ初期強度の高い無収縮速硬性又は無収縮超速
硬性セメントから選ぶのが良い。
短く、且つ初期強度の高い無収縮速硬性又は無収縮超速
硬性セメントから選ぶのが良い。
骨材は所謂軽量骨剤を使用しても良いが必ずしもその必
要はなく珪砂など重量骨材を使用できる。
要はなく珪砂など重量骨材を使用できる。
補強用繊維としてはガラス繊維、炭素繊維を挙げること
ができる。
ができる。
セルロースエーテルとしてはヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースを
挙げることができるが、これらに限定されることはなく
、混合エーテル等でも水溶性、でチキソトロピー性のも
のが使用できる。又例えばヒドロキシエチルセルロース
２０〜８０重量％今する事ができる。
″ １１１合成合成ゴムラテックスチレン−
ブタジェン系合成ゴムラテックスが良い。
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースを
挙げることができるが、これらに限定されることはなく
、混合エーテル等でも水溶性、でチキソトロピー性のも
のが使用できる。又例えばヒドロキシエチルセルロース
２０〜８０重量％今する事ができる。
″ １１１合成合成ゴムラテックスチレン−
ブタジェン系合成ゴムラテックスが良い。
本発明セメント組成物は合成ゴムラテックス以外の固体
成分を予め混合して置くのが良く、それらの粉体混合物
と合成ゴムラテックスとを施工規場で混合するのが便利
でおる。□ 実際の工事に当たっては従来通に行えば良く、鉄筋の表
面処理も従来通りで良い。本発明のセメント組成物は粗
目の骨材を使用してそのまま下塗）に使用できる。下塗
り（多１時間すれば上塗りし、ざらに１〜２時間後に上
記セメント組成物の骨材を細かいものにして仕上げ□に
使用すれば良い。 ″（発明の効果） 本発明組成物は総合的に評価すれば天井面即ち上向き施
工面あるいはあげうら部分に施工しても垂れは全くなく
２５ｍｍ以下の窪みならば一回の施〒で工事が完了する
。垂直面ならば５０ｍｍ程度が１回の施工で完了する。
成分を予め混合して置くのが良く、それらの粉体混合物
と合成ゴムラテックスとを施工規場で混合するのが便利
でおる。□ 実際の工事に当たっては従来通に行えば良く、鉄筋の表
面処理も従来通りで良い。本発明のセメント組成物は粗
目の骨材を使用してそのまま下塗）に使用できる。下塗
り（多１時間すれば上塗りし、ざらに１〜２時間後に上
記セメント組成物の骨材を細かいものにして仕上げ□に
使用すれば良い。 ″（発明の効果） 本発明組成物は総合的に評価すれば天井面即ち上向き施
工面あるいはあげうら部分に施工しても垂れは全くなく
２５ｍｍ以下の窪みならば一回の施〒で工事が完了する
。垂直面ならば５０ｍｍ程度が１回の施工で完了する。
もちろんラス網、アンカーピン、型枠、当て板等は一切
使用する必要がない。
使用する必要がない。
従来のセメント組成物では一回に１０ｍｆｎ程度しか施
工出来ないので２５ＩＩＩｍ施工する為には１０ｍｍＩ
Ｉｊ。
工出来ないので２５ＩＩＩｍ施工する為には１０ｍｍＩ
Ｉｊ。
工１多−日置いて１０ｍｍ施工し、又−８置いて５ｍｍ
施工すると言う様に３日がかりの工事にならざるを得な
いのが現状である。
施工すると言う様に３日がかりの工事にならざるを得な
いのが現状である。
本発明組成物の性能を個別に見れば、耐クラツク性、耐
水性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐凍結融解性、等の性能が
優れており、２８日養生後に４００Ｋ（］／ｃｍ ２以
上の圧縮強度を示し、従来の補瞭用セメントが２００Ｋ
ｇ／Ｃ「２程度しかない場合が多いのと較べて著しい向
上である。
水性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐凍結融解性、等の性能が
優れており、２８日養生後に４００Ｋ（］／ｃｍ ２以
上の圧縮強度を示し、従来の補瞭用セメントが２００Ｋ
ｇ／Ｃ「２程度しかない場合が多いのと較べて著しい向
上である。
本発明は以上のような構成であるが、従来この種のセメ
ント組成物はなく、なぜこの組成物が上記の性能を示す
かは判らないが、各成分のうち一つが欠けても上記の性
能は出ない。 □以下に実施例を挙げて説明
するが本発明はこれに限定されるものではない。
ント組成物はなく、なぜこの組成物が上記の性能を示す
かは判らないが、各成分のうち一つが欠けても上記の性
能は出ない。 □以下に実施例を挙げて説明
するが本発明はこれに限定されるものではない。
実施例１
コンクリート建造物の脆弱化部分を取去り鉄筋を露出し
、充分錆落し等清掃し、深さが最深部で３０＋ｎｍの窪
みに、先ず下記組成のセメント組成物をブラシで下塗り
した。
、充分錆落し等清掃し、深さが最深部で３０＋ｎｍの窪
みに、先ず下記組成のセメント組成物をブラシで下塗り
した。
下塗り組成
ポルトランドセメント １０ ＫＣＩ硅砂珪砂
５ ６．５にＱ珪砂 ＃７
３．５Ｋ（］ガラス繊維（耐アルカリ性）１０
ｇセルロースエーテル ０．０２に！ｌ］
（ヒドロキシエチルセルロースとメチルセルロースの略
々等重量比混合物） 合成ゴムラテックス ３ ＫＣＩ（固形分
４５％） 水 ３ Ｋ（］１
１時間に下記組成の上塗りを最深部２５ｍｍの窪みに一
回塗りで充填した。
５ ６．５にＱ珪砂 ＃７
３．５Ｋ（］ガラス繊維（耐アルカリ性）１０
ｇセルロースエーテル ０．０２に！ｌ］
（ヒドロキシエチルセルロースとメチルセルロースの略
々等重量比混合物） 合成ゴムラテックス ３ ＫＣＩ（固形分
４５％） 水 ３ Ｋ（］１
１時間に下記組成の上塗りを最深部２５ｍｍの窪みに一
回塗りで充填した。
上塗り組成
無収縮超速硬性セメント ８．３に９硅砂 ＃５
８．３にｇ硅砂 ＃７
８．４Ｋ（１ガラス繊維（耐アルカリ性） ２０
Ｑセルロースエーテル ０．００８３ＫＣＩ（ヒド
ロキシエチルセルロースとメチルセルロースの略々等重
量比混合物） 合成ゴムラテックス ４ Ｋｇ（固形分４
５％） 水 ４ Ｋｇ次い
で下記仕上げ塗り組成のものを住上げ塗りした。
８．３にｇ硅砂 ＃７
８．４Ｋ（１ガラス繊維（耐アルカリ性） ２０
Ｑセルロースエーテル ０．００８３ＫＣＩ（ヒド
ロキシエチルセルロースとメチルセルロースの略々等重
量比混合物） 合成ゴムラテックス ４ Ｋｇ（固形分４
５％） 水 ４ Ｋｇ次い
で下記仕上げ塗り組成のものを住上げ塗りした。
仕上げ塗り組成
無収縮超速硬性セメント １０Ｋ（］硅硅砂＃６
７．５Ｋ（］硅硅砂＃７
７．５ＫＣＩガラス繊維（耐アルカリ性）２０
ａセルロースエーテル ０．０１Ｋｇ（ヒド
ロキシエチルセルロースとメチルセルロースの略々等重
量比混合物） 合成ゴムラテックス ４ Ｋ（１（固形分
４５％） 水 ４ にｇその結
果全く垂れは見られなかった。
７．５Ｋ（］硅硅砂＃７
７．５ＫＣＩガラス繊維（耐アルカリ性）２０
ａセルロースエーテル ０．０１Ｋｇ（ヒド
ロキシエチルセルロースとメチルセルロースの略々等重
量比混合物） 合成ゴムラテックス ４ Ｋ（１（固形分
４５％） 水 ４ にｇその結
果全く垂れは見られなかった。
父上記上塗り組成のセメント組成物を夫々の方法で試料
を作成して諸性質を測定したところ、第１表の如くであ
った。
を作成して諸性質を測定したところ、第１表の如くであ
った。
Claims (4)
- （１）セメント１００重量部に対して骨材８０〜１５０
重量部、補強用繊維０．００１〜０．１重量部、セルロ
ースエーテル０．１〜１．０重量部、合成ゴムラテック
ス５〜２０重量部（固形分として）とからなることを特
徴とするセメント組成物。 - （２）セメントが無収縮速硬性セメントである特許請求
の範囲第１項記載のセメント組成物。 - （３）コンクリート構造物等の補修に当たり、常法によ
り脆弱化部分を取去り鉄筋を露出させアルカリ化処理し
た後、セメント１００重量部に対して骨材８０〜１５０
重量部、補強用繊維０．００１〜０．１重量部、セルロ
ースエーテル０．１〜１．０重量部、合成ゴムラテック
ス５〜２０重量部（固形分として）とのセメント組成物
からなる下塗り材で下地処理した後、同様のセメント組
成物からなる上塗り材で埋戻しを行い、同様のセメント
組成物からなる仕上げ材で仕上げを行うことを特徴とす
る施工方法 - （４）上塗り材、仕上げ材のセメントが無収縮速硬性セ
メントである特許請求の範囲第４項記載の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1089886A JPS62265154A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | セメント組成物およびその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1089886A JPS62265154A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | セメント組成物およびその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62265154A true JPS62265154A (ja) | 1987-11-18 |
Family
ID=11763114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1089886A Pending JPS62265154A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | セメント組成物およびその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62265154A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005015306A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Ohbayashi Corp | 左官用高比重ポリマーセメントモルタル |
| JP2006117451A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 補修用セメント組成物及び補修工法 |
| CN106082804A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-11-09 | 山东大元实业股份有限公司 | 一种锚固剂 |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP1089886A patent/JPS62265154A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005015306A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Ohbayashi Corp | 左官用高比重ポリマーセメントモルタル |
| JP4662413B2 (ja) * | 2003-06-27 | 2011-03-30 | 株式会社大林組 | 左官用高比重ポリマーセメントモルタル |
| JP2006117451A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 補修用セメント組成物及び補修工法 |
| CN106082804A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-11-09 | 山东大元实业股份有限公司 | 一种锚固剂 |
| CN106082804B (zh) * | 2016-06-12 | 2018-05-08 | 山东大元实业股份有限公司 | 一种锚固剂 |
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