JPS6226388B2 - - Google Patents

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JPS6226388B2
JPS6226388B2 JP57038589A JP3858982A JPS6226388B2 JP S6226388 B2 JPS6226388 B2 JP S6226388B2 JP 57038589 A JP57038589 A JP 57038589A JP 3858982 A JP3858982 A JP 3858982A JP S6226388 B2 JPS6226388 B2 JP S6226388B2
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JP
Japan
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door
wall
frame
door body
walls
Prior art date
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Application number
JP57038589A
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English (en)
Other versions
JPS58153881A (ja
Inventor
Mototsugu Mikami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumahira Safe Co Inc
Original Assignee
Kumahira Safe Co Inc
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Publication date
Application filed by Kumahira Safe Co Inc filed Critical Kumahira Safe Co Inc
Priority to JP3858982A priority Critical patent/JPS58153881A/ja
Publication of JPS58153881A publication Critical patent/JPS58153881A/ja
Publication of JPS6226388B2 publication Critical patent/JPS6226388B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金融機関の金庫室等の出入口開閉機構
に関するものである。銀行等における金庫室用出
入口開閉機構は、その性質上、暴力的破壊力に対
抗し得るとともに、火災時からも金庫室内を防御
するために扉体を含む開閉機構は複雑で且つ重厚
型であるところに特徴がある。このような開閉機
構には、扉体を枠体に精度よく嵌合させ、また出
入口である開口部への容易な据付を考慮しなけれ
ばならないため、一般には開戸式金庫扉が多く製
作使用されている。
しかし、開戸式金庫扉の場合、扉の開閉のため
に扉の幅を半径とする半円周の無駄なスペースを
必要とした。この無駄なスペースを有効に利用す
るため、引戸式金庫扉が考慮されているが、従来
の引戸式金庫扉は、いずれも第5図、第6図の如
く、金庫室出入口の壁体34,35の前面もしく
は後面に壁体とは別途に金庫室開閉機構としての
扉体を据付けるための構造体31を設けるか、壁
体の一部を特別な形状にして、これに枠体32を
固設し、扉体33を組み込んでいるため、開戸式
金庫扉の如く、扉体の幅を半径とする半円周の無
駄なスペースの一部は不要となつて、開閉スペー
スの節約につながるが、引戸式金庫扉の場合は、
開扉のため扉体を引き込むと、扉体と壁体が重な
る構造になるので、枠体及び扉体と重なる部分の
壁体が金庫室本体の壁体部より扉体の厚み分、本
体壁面の前面もしくは後面に突出することにな
り、やはり、完全に無駄のスペースの解消とはな
らない。
また引戸式金庫扉によると、別途構造体を設け
たり、金庫室壁体の一部を特別な形状とする必要
等があるため、金庫室出入口付近の構造は複雑と
なり、また枠体及び扉体の壁体開口部への据付も
複雑で困難なものとなり大変な労力を要し、高価
なものとなる欠点があつた。
そこで本発明は金庫室等の出入口用開口部の壁
体を特別な形状とすることなく、また枠体及び扉
体のための特別な構造体を設けることなく、金庫
室の壁体開口部、即ち出入口に壁体の壁面と略面
一の厚みで仕上がる枠体と扉体を嵌入内設させる
ことにより、壁面より枠体及び扉体を突出させる
ことはなく、従つて、無駄なスペースの完全な解
消を計るばかりでなく、開閉機構も薄型且つ軽量
にして、而も防御機能の向上を計り、組立、据付
を容易にした引戸式金庫扉による開閉機構を提供
することを目的とするものである。
そこで本発明では金庫室壁体4,5に庫内より
庫外に至るところに開口部を設け、ここに出入口
を形成させ、該出入口面と平行な方向に扉体を移
動させて出入口を開閉させる引戸式金庫扉におい
て、防御壁3及び扉体2を共に防御材21,21
と耐火材22,22を複合させて前記壁体よりも
薄形に形成し、前記壁体4,5の壁面と略面一の
開口部の縁部に壁体4,5の壁面より突出させる
ことなく、略面一に嵌入内設させた枠体1と、該
枠体1内に壁体4,5の壁面より突出させること
なく、略面一に固設させた防御壁3と、前記枠体
1内において壁体4,5の壁面より突出させるこ
となく略面一に扉体2を内設させたことを特徴と
する開閉機構を提供するものである。
以下本発明の好ましい実施例を添付した図面に
従つて詳述する。
第1図乃至第3図は枠体1と扉体2と防御壁3
の構成を示す断面図で、枠体1の一方の縦枠11
は、断面L状に形成させ、該縦枠11の出入口側
で庫内側に出入口の全高にわたつて縦縁13を固
設させる。枠体1の他方の縦枠14は断面矩形に
形成させ、出入口側の側壁略中央に戸当り15を
設ける。前記縦枠11と、縦枠14間に各々の上
方において断面L状に形成させた上枠16を架設
させ、該上枠16の出入口側略中央の天井面にガ
イドレール18を固設させる。金庫室出入口の床
に縦枠11から縦枠14に至るまで断面凸状に形
成させた扉走行板20を敷設させる。
鋼板により断面L状の箱体10を形成させ、該
箱体10の内部に耐錐、耐溶断、耐衝撃性の比較
的融点が低く、熱伝導性がよく酸素截断が困難な
低融点金属材料と石英を熱処理したもの、或いは
前記低融点金属材料よりも融点が硬い金属等で耐
熱性が高く、而も工具による穴あけに抵抗し得る
ような硬度を有する無数の塊状の高融点材料とを
鋳込んで、該無数の塊状の高融点材料を前記低融
点金属材料内に全域に亘つて一様に埋設した板体
を一体形成すると共に、前記低融点金属材料内に
鋼材からなるアンカーをその一端が低融点金属材
料の表面に露呈する如く埋設し、前記低融点金属
材料と高融点材料とを一体形成した板体の片面、
或いは両面に軟鋼板を密着せしめ且つ前記アンカ
ーの一端露呈部と軟鋼板とを固着してなる防御材
21を内装させ、該防御材21と前記箱体10と
の内部空間に耐火材22を充填させて複合組成
し、前記箱体10の入口側端部に係合部材27を
固着させ防御壁3を形成させる。
前記防御壁3は前記縦枠11,14と上枠16
と扉走行板20により形成させた枠体1の縦枠1
4の庫内側に固着させる。
前記枠体1に収容立設させる扉体2は鋼板によ
り断面L状の箱体24に形成させ防御壁側の端部
に係合部材28を固着させ、前記箱体24の内部
前面と防御壁3側の側面に前記防御壁3の防御材
21と同一構成の防御材21を内装させ、該扉体
2の防御材21と箱体24との内部空間に前記防
御壁3の耐火材22と同一構成の耐火材22を充
填させて複合組成し、このようにして形成した扉
体2の後面に鎖錠機構を収容させた箱体26を前
記箱体24へ一方の端部を突出させた状態で重着
させて形成させる。
前記扉体2の底部には扉体2の前後2ケ所に車
輪軸29により車輪30が回動自在に軸架され、
扉走行板20上に設置されていて、扉体2は防御
壁3と重なるようにして左右に移動可能とさせて
ある。扉体2の前面には扉体2を移動させるため
の取手36と、扉体2の移動を制御させるための
制動ロツク用取手37と閂39を進退させるため
のハンドル38と符号錠ダイヤル40が配置させ
てあり、これらが扉2の後面に配置させた鎖錠機
構(図示せず)と連繋させてある。
以上のように構成されている本発明の開閉機構
は、開扉の場合には、開戸式金庫扉と同じように
符号錠ダイヤル40により符号錠(図示せず)を
解錠し、ハンドル38により閂39を後退させ制
動ロツク用取手37により扉体2の制動を解錠さ
せ、扉体2を防御壁3の方向に移動させて開扉す
ればよい。また閉扉の場合は開扉のときとは逆に
扉体2を移動させて出入口を閉鎖し、制動ロツク
用取手により扉体2を制動させ、ハンドル38に
より閂39を突出させ、符号錠ダイヤルにより符
号錠を施錠させ、扉体2の鎖錠状態を保持する。
この場合、扉体2を閉鎖し鎖錠した状態では箱体
26の一方の端部が箱体24より突出させて重着
させてあるため扉体2は縦枠11の縦縁12と縦
縁13の凹部に嵌合し、扉体2の防御壁側におい
ては、閂39を防御壁3の端部に当接させ、断面
L状に形成させた防御壁3と該防御壁3の端部に
固着させた係合部材27と、断面L状に形成させ
た扉体2の係合部材28を係合させてあり、上枠
16も庫外に向かつて断面L状に形成させてある
ため、火災による煙や熱気が発生しても枠体1と
扉体2の嵌合部及び防御壁3と扉体2の係合部よ
り形成される煙返し構造のため金庫室内への煙や
熱気の侵入を阻止する。
また扉体2は縦枠11の縦縁12,13と上枠
16の横浅17と防御壁3の係合部材27とに完
全に咬合せられ閉扉鎖錠状態を完全に保持するこ
とができる。
扉体2は枠体1内に完全に内装されており、枠
体1に壁体と同等もしくはそれ以上の耐破壊力、
耐火性の防御壁3を組み込んだことにより壁体へ
の枠体1の組み込みのための別途構造体を壁体
に,設ける必要もなく、また壁体を特別な形状と
することなく極めて簡単な構造で、枠体1と扉体
2を壁面より突出させることなく壁体内に完全に
組み込むことができ所期の目的を充分に達成でき
るものである。
尚本実施例においては防御壁3を枠体の庫内側
に組み込み、扉体を庫外側に組み込んだ状態で詳
述したが、防御壁3を枠体の庫外側に組み込み扉
体を庫内側に組み込んだ状態とすることも妨げる
ものではない。
また最近金融機関においては、経営の効率化の
面から少人数でより効率経営を目指すために、小
型店舗や機械化店舗による金融業務が活発に推進
されているが、これらの店舗の場合店舗の面積は
非常に小さく、無駄なスペースを取ることは許さ
れない状態にあり、またこれらの店舗における金
庫室はほとんどが10m2前後の面積であり、本発明
による引戸式金庫扉によれば従来の引戸式金庫扉
からも略1m2のデツドスペースを無くすことにな
り、10%ものスペースを有効利用することができ
る。
次に本発明の効果を箇条書きにして述べる。
(1) 扉体2と防御壁3は、共に防御材21,21
を内装強化しているので、強盗等の破壊行為に
対し耐破壊性が向上することはもとより、防御
材21,21に耐火材を複合組成させてあるか
ら火災時の高熱に対し耐火性が高まることにな
り、安全性において格段と優れている。
(2) 扉体2と防御壁3は、強度を増す防御材と、
耐熱性に富む耐火材との複合組成より成るもの
であるから、共に厚みが薄くても充分安全性を
確保でき、従つて薄型軽量化に加えて枠体1に
対し組付作業が極めて容易になる。
(3) 扉体2を開扉して防御壁3と重ねた状態で
も、壁体の壁面と略面一になるよう薄く形成で
きるので、扉体を据付ける為に壁体4,5を特
別な構造に施工する必要はなく、而も扉体2と
防御壁3は薄型軽量その上構造が簡単であるか
ら安価で、出入口開閉機構の据付費用も著しく
軽減できる。
(4) 扉体2は軽量化されているので、扉体の開閉
操作が極めて楽になる。
(5) 扉体2と防御壁3は厚みを薄く形成できる
で、扉体を開扉したときに防御壁と重なつた状
態でも壁体4,5の壁面と略面一にすることが
でき、このことは、金庫室の外側床面積のロス
を解消して有効利用をはかり得ると共に、金庫
内面積のロスをも解消して金庫内の面積をより
一層有効に活用することになる。
【図面の簡単な説明】
実施例の第1図は本発明により引戸式金庫扉の
横断面図であり、第2図は第1図のB―B断面図
を示し、第3図は第1図のA―A断面図である。
第4図は本発明による引戸式金庫扉の開扉した状
態の斜視図を示し、第5図及び第6図は従来の壁
体より突出した状態の引戸式金庫扉の横断面図で
ある。 1…枠体、2…扉体、3…防御壁、4…壁体、
5…壁体、10…箱体、11…縦枠、12…縦
縁、14…縦枠、16…上枠、17…横桟、18
…ガイドレール、20…扉走行板、21…防御
材、22…耐火材、23…防御壁、24…箱体、
31…構造体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金庫室等の壁体4,5に庫内より庫外に至る
    開口部を設けて出入口を形成し、該出入口面と平
    行な方向に扉体を移動させて出入口を開閉させる
    引戸式金庫扉において、前記壁体4,5の庫内お
    よび庫外の壁面と略面一である開口部の縁部に該
    壁面と略面一になる枠体1を組付け、防御材21
    と耐火材22を複合させて前記壁体4,5よりも
    厚みを薄く形成した防御壁3をその片面が前記壁
    面と略面一になりかつ閉扉時に前記開口部を塞ぐ
    位置であつて前記枠体1内に固設し、防御材21
    と耐火材22を複合させて前記壁体4,5よりも
    厚みを薄く形成した扉体2をその片面が前記壁面
    と略面一になる位置であつて前記枠体1内に設け
    たことを特徴とする金庫室等に於ける出入口開閉
    機構。
JP3858982A 1982-03-10 1982-03-10 金庫室等における出入口開閉機構 Granted JPS58153881A (ja)

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JP3858982A JPS58153881A (ja) 1982-03-10 1982-03-10 金庫室等における出入口開閉機構

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JP3858982A JPS58153881A (ja) 1982-03-10 1982-03-10 金庫室等における出入口開閉機構

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JPS58153881A JPS58153881A (ja) 1983-09-13
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JP3858982A Granted JPS58153881A (ja) 1982-03-10 1982-03-10 金庫室等における出入口開閉機構

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