JPS62263462A - 超音波測定装置 - Google Patents

超音波測定装置

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JPS62263462A
JPS62263462A JP61106383A JP10638386A JPS62263462A JP S62263462 A JPS62263462 A JP S62263462A JP 61106383 A JP61106383 A JP 61106383A JP 10638386 A JP10638386 A JP 10638386A JP S62263462 A JPS62263462 A JP S62263462A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分升〕 この発明は、超音波測定装置に関し、特に、より正確な
ビーム路程の測定とか、エコー信号に対するピークレベ
ルの検出か容易な超音波測定装置に関する。
[従来の技術] 超音波測定装置にあっては、超j°?彼信弼を用いて厚
み測定とか、欠陥検査、探傷等が行われるが、このよう
な超r1波計測における一般的な送受信波形は第7図に
示すようなものである。
第6図に見るように、送信回路から探触子3に送信パル
スが印加されると、これに応じて探触子3から超り波ビ
ームが発射される。この超音波が被検査物lの表面に当
たってはね返って来るのが表面反射波(エコーS、以下
S波)、モして内部欠陥2に当たってはね返って来るの
が欠陥反射波F(エコーF、以下F波)である。
探触子3は、このようなエコーを受信するものであるが
、この時エコー信号の杖態は、被検査物により、その波
形が異なり、また、そのパルスの数も相違する。なお、
第7図は、この場合の一般的なエコー受信信号の伏態を
示していて、3aは、受信エコー信号を抜き出すゲート
信号、Tは送信パルス、そして超音波のエコー信号2−
L 2−2.2−3がその反射波の受信信号である。
板厚計や欠陥検査、深傷特等にあっては、送信パルスT
(又は表面からのS波)からエコー信号2−2(傷から
のF波又は底面からのエコー信号)まての時間tを計測
して被測定物の厚みとか傷の位置等が/1111定され
る。しかしこの場合、有意なエコー信シー;、の他にノ
イズ信号や、その周囲の信号等がエコー信シ;−2−t
、2−3として混入して来る。
なお、本当に得たいエコー信号は、受信したエコー信号
のうちエコー信%、L22で示すように、般に、そのピ
ーク値が最大になった時のパルス信号・である。
また、似たような方式として、超音波の亀裂計測の場合
などにあっては、第8図に示すように、エコー信号のレ
ベルにあるスレッシュホールド電圧りを設定し、そのレ
ベルを越えたところまでの時間を計測する。しかしこの
場合に、スレッシュホールドレベルhを越えた最初の時
間か、あるいは最後の時間を計測することしかできず、
必ずしも、エコー信号の最大ピーク値の時間計測となっ
ていない。
すなわち、第7図において、エコー信号2−1を検出し
て時間t7が測定されるか、エコー信号2−3を検出し
て時間t2が測定されてしまい、その本来の4!11定
値tとは相違することになる。
[発明の目的] したがって、この発明は、このような従来技術の問題点
等を解決するものであって、受信エコー信号のより1:
、確なビーム路程の測定又は/及びエコー信号のピーク
レベルの検出が容易な和音/g!、?IIII定装置を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するこの発明の超音波測定装置に
おける手段は、エコー信号の受信信号に対してその最大
値を越える範囲に渡って複数の閾値レベルを設定し、こ
れら複数の閾値レベルのそれぞれに対応するカウンタを
設けて、これらカウンタを送信基準時間でスタートさせ
、それぞれの閾値レベルで受信信号を検出して、それぞ
れの検出時点で、その閾値に対応する前記カウンタをス
トップし、ストップしたカウンタのカウント値のうちの
最大カウント値に基づきピーク値又は時間を算出すると
いうものである。
[作1(1コ このようにエコー信号の受信信号に対してその最大値を
越える範囲に渡って複数の閾値レベルを設定して、閾値
を監視することで、最大閾値検出点でピーク位置が分か
り、その点までのカウンタのカウント値によりエコー信
号までの時間が分かる。
その結果、閾値レベルの設定の精度に応じ、より高い精
度で路程測定が可能であって、従来のように波形の吠態
とか、ノイズに影響され難い超音波測定装置を実現でき
る。
〔実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は、この発明の超音波測定装置を適用した一実施
例のブロック図、第2図(a)及び(b)は、それぞれ
その動作を説明するためのタイミングチャート、第3図
は、超音波測定装置を適用した他の実施例のブロック図
、第4図は、コンビュ 、−夕処理をする場合の他の実
施例のフローチャート、第5図は、受信エコー信号の時
間測定の関係の説明図である。なお、各図において、同
一のものは同一の符弓で示す。
第1図に見るように、送信ゲート信号発生回路5からの
45吋に応じて送信回路6から探触子3に送信パルスを
印加すると、これに応じて探触γ−3から超音波ビーム
が発射される。
そして、被検査物1からのエコーSとエコーFとを探触
子3が受信すると、それが受信電気信号に変換されて検
波回路7、増幅回路8を経て検波され増幅されて、測定
信号として時間計測回路9へと送出される。ここで時間
計測回路9より前の前記回路からなる、符号4で示す回
路は、超音波/I−1定木を構成している。
時間計測回路9は、n個のS波相のカウンタ部107.
102.*a*、101.am、Ionと、n個のF波
用のカウンタ部111,112゜・・・、111.  
・・、11nとを有していて、さらに、n個の閾値設定
器121,122.  ・・”+  121 +  ”
 ”+  12nと、sm用の最大カウント値判別回路
13、F波相の最大カウント値判別回路14、演37回
路15、クロック発生器16、そして遅延回路17とか
らなる。
n個のS波相のカウンタ部101  (i = l〜n
 )及びn個のF波相のカウンタ部11i  (i:1
〜n)は、それぞれコンパレータとカウンタとを内蔵し
ていて、各閾値設定器121  (i=1−n)から供
給される閾値レベル以上の第1の信号が到来したときに
、コンパレータからの信号を受けてそのカウンタが動作
状態(イネーブル)となり、クロック発生器16からの
クロック信号をカウンタする。そして閾値レベル以上の
第2の信号が到来したときに、コンパレータからの信号
を受けてそのカウンタのカウント動作が停止トする。
なお、第1の信号は、送信波の受信側での信号T(第2
図(a)参jjl )に相当し、第2の信号は、エコー
の受信信号であって、それぞれのカウント部に対して設
定された各閾値設定器12i  (i=1〜n)から受
けている閾値レベル(例えば所定の電圧)をエコーの受
信信号が越えたときに相当する。
また、S波相の最大カウント値判別回路13は、n個の
S波用のカウンタ部101  (i=1〜n)のうちか
ら最大のカウント値を選択するものであって、例えば各
カウンタ部のカウント停止を監視して、閾値レベルがよ
り大きく設定されたカウント部(ここでは、仮に添え字
lから順に閾値レベルが大きくなり、その最大値が添え
字nであるとする)のカウントがストップしたか否かに
より、最大値を保持するカウンタ部101を決定してそ
の値を読込む。F波相の最大カウント値判別回路14も
、n個のF波相のカウンタ部111  (i=1〜n)
のうちから最大のカウント値を選択する同様な回路であ
る。
演算器15は、最大カウント値判別回路13と最大カウ
ント値判別回路14との差値を算出し、それを時間値に
換算して出力する回路であって、前記算出動作が終了し
て出力したときに、各S波用のカウンタ部10i  (
i=1〜n)及び各F波相のカウンタ部11i  (i
=1〜n)の値をそれぞれをゼロクリアする(ri号を
これら回路に送出し、それぞれのカウンタ部を初期状態
に設定する。
また、遅延回路17は、各カウンタ部111 (i=1
”n)がS波の受信信号を受けているときに、動作しな
いようにするための回路であって、送信ゲート信号発生
回路5とカウンタ部10t(i=1〜n)の出力信号を
受けて、各カウンタ部111に動作抑1F、のための制
御信号を送出するものである。このことにより、送信ゲ
ート信号発生回路5からの信号出力時から表面反射波の
S彼の受信信号通過(各カウンタ部101  (i=1
−n)がON(オン)からOFF (オフ)後1〜2μ
5ec)までの間、各カウンタill  (i=1〜n
)が動作しないようにしている。
次に、第2図(a)、(b)に従ってその動作について
説明する。
第2図に示すものは、説明の都合[・0.12段階の閾
値レベル1〜12を設定したものであって、その(a)
に見るような信−じ−が超?“?彼測定器4において時
間の関数として発生する。なお、Tは、送信波の信−j
に対応し、Sは、S波に対応する受倍信号であり、Fは
、F波に対応する受信信号である。
このような信シJ°が時間とともに、超音波測定器4か
ら時間計測回路9に送出されると、送信信号対応の信号
Tが各カウンタ部に設定されている閾値レベルを越える
ことから、まず、送信信号に対応する受信側での信号T
によりS波相のカウンタffl<10z〜力ウンタ部1
0/2(ただしn = 12である)及びF波相のカウ
ンタ8B111〜カウンタ?PJ11z2(ただしn=
12である)がそれぞれ動作してクロック発生器16か
らのクロック信号のカウントを開始する。
このような伏嘘で、次に、S波に対応する信号Sが閾値
レベル1〜9までを順次越えて行くため、S波相のカウ
ンタN 107〜カウンタ都10?の各カウンタは、そ
れぞれ設定された閾値を越えた時点でそのカウントを順
次停止[〕シて行く。しかし、信号Sは、閾値レベル1
0〜12を越えないため、カウンタ部101.〜カウン
タ部1012の各カウンタはカウントし続ける。
そして最大カウント値判別回路13が最大となるカウン
タ部のカウント値として、前述の場合、カウンタ部lO
テからそのカウント値Ns9を読込み、それを保持して
演算回路15へと送出する。
同様に、S波の後にF波が来ると、それに対応して信号
Fが閾値レベル1〜5までを順次越えて行くため、F波
相のカウンタ部tt、〜カウンタ部itsの各カウンタ
は、それぞれ設定された閾値を越えた時点でそのカウン
トを順次停止して行く。しかし、信号波形Fは、閾値レ
ベル6〜12を越えないため、カウンタ部106〜カウ
ンタ部10ノ2の各カウンタはカウントし続ける。そし
て最大カウント値判別回路14が最大となるカウンタ部
のカウント値として、カウンタ部10sからそのカウン
ト値Nf5を読込み、それを保持して演算回路15へと
送出する。
演算回路15では、最大カウント値判別回路13及び1
4から出力を受けると、これらから送出される数値の差
値P1すなわち、P=Nf5−Ns9を算出して、さら
に、次式に従って、時間差txを算出する。そしてそれ
を出力する。
tx = (NF2−Ns9) X (カウンタの1カ
ウント当たりの時間) = CNrS−Ns9) X (1クロツクの周期)こ
こで、l)’I記時間差txについて、第5図を参照し
て考えて見ると、S波とF波との時間差を、?liに、
一定の周期で1つのカウンタでカウントすると仮定する
と、そのカウンタのカウント数に1カウント当たりの時
間(通常数n see〜数十n5eC)を乗じて時間を
求めることができる。
しかし、この場合、測定できる時間差は、第5図のt 
x lとなり、測定誤差Δ1 (=Δt2−Δtl)を
生じる。
Δt=tx −tx’ しかし、先の実施例のように、閾値レベルを段階的に複
数設定しておけば、誤差Δt=Δt2−Δt/は、第2
図(b)に見るように、誤差Δt=Δt2″−Δtl’
 となり、しかもΔt7’輯0、Δt2’=oである。
また、閾値レベル1〜12を均等に設定することにより
、はぼΔt、1−Δt2’ となる可能性が大きい。そ
こで、実施例のようにS波とF波との時間差を測定した
場合には、特に、誤差ΔtをΔを一〇とすることが可能
となる。
その結果、より精度の高い伏態で、S波とF波との時間
を測定することができる。
第3図に示す実施例は、閾値設定器をS波とF波とにそ
れぞれ独立に設けた例であって、n個の閾値設定器設定
器181  (i=1〜n)がS波に対するカウント部
用の閾値設定器であって、n個の閾値設定器191  
(i=1〜n)がF波に対するカウンタ部用の閾値設定
器である。
また、第3図では、S波ピーク検出回路20とF波ピー
ク検出回路21とが設けられていて、最大カウント値判
別回路13及び最大カウント値判別回路14の最大カウ
ント値を示すカウンタ部の番吋”101  (i=l−
n)及び“lli  (i=1〜n)がそれぞれS波ピ
ーク検出回路20とF波ピーク検出回路21にセットさ
れるように構成されている。
すなわち、S波ピーク検出回路20とF波ゼーク検出回
路21とは、それぞれの波形のほぼピーク値に対応して
いて、前記の例では、最大カウント数のカウンタ部10
?に対応する閾値がS枝のピークに対応する。同様に、
カウンタ11sの閾値がF波のピークに対応する。
そこで、最大カウント値判別回路13及び最大カウント
値判別回路14の最大カウント値を示すカウンタmくの
番号“101” (i=1〜n)及び“111″ (i
=1〜n)をS波ピーク検出回路20とF波ピーク検出
回路21にそれぞれ記憶することでピーク値を検出する
ことが可能である。
第4図は、前記実施例をコンピュータにて処理する場合
の実施例であって、そのハードウェアの構成は、超音波
測定79i4から探触子3を介して超音波ビームを発生
して、そのエコーに対する信号を超音波測定′、1Si
4から、例えばA/D変換、インタフェースを介してマ
イクロプロセッサが受けるものであり、マイクロプロセ
ッサを内蔵した一般のパーソナルコンピュータ又はマイ
クロコンピュータで実現iff能である。そこでその詳
細は割愛する。したがって、その処理のフローを中心に
説明する。
なお、時間+i 1dl11回路9のr1個のS波相の
カウンタ部10i  (i=1〜n)とn個のF波相の
カウンタ部111(i=1〜n)とは、それぞれソフト
カウンタ七してメモリ領域に設定されていて、r1個の
閾値段定器121  (i=1〜n)は、同様にメモリ
領域に比較基準値としてそれぞれ記憶されている。そし
てそれぞれが閾値を越えたか否かの判定は判定処理プロ
グラムで行う。また、S波相の最大カウント値判別回路
13とF波相の最大カウント値判別回路14も゛i11
定処理プログラムで実現され、演算回路15は、演算処
理にて行う。
また、クロック発生器16のクロック周期としては、マ
イクロプロセッサがソフトカウンタをカウントアツプす
るタイミングで決定される。
まず、ステップ■にて、送信処理をして、超音波測定器
4から探触子3を介して超音波送信信号を発生して、そ
のエコー信号を受信して超:’fIgL測定番4からA
/D変換、インタフェースを介してマイクロプロセッサ
が受ける。
ステ、プ■にて、超音波の送信信号・の発生とともに、
メモリ領域に設定した全カウンタ(ソフトカウンタ)を
スタートさせる。
ステップ■にて、受信エコー信号を所定の周期でサンプ
リングし、ステップ■にて、S波の閾値を順次判定して
、S波しベル(受信信号)≧閾値i (i=1〜n)と
なった時点で各閾値に対するカウンタ101をストップ
する処理をする。
カウンタ101がストップする七、ステップ■にて遅延
信号発生回路15としてのソフトタイマをスタートさせ
る。
このソフトタイマが所定の時間をカウントアツプした時
点で、これとステップ■にて、F波の閾値を順次判定し
て、F波しベル(受信信号)≧閾値j (j=1〜n)
となった時点で各間4nYに対するカウンタlljをス
トップする処理をする。
そして、ステップ■にて、ストップしているカウンタA
、B(但し、Aはs12!!川、BはF波相)の中で閾
値レベルの最も高いカウンタLo+、11jのカウント
値を読取る。
次のステアブ■にて+lii記カウント値の差を算出し
て、その時間を計算する。そしてステップ■にて全ての
カウンタをゼロクリアして、次の送信処理に備える。
以−L1説明してきたが、実施例では、閾値レベルが1
2段階のものの例について説明しているが、閾値レベル
の数を増やせば増やすほど、測定精度が向上することは
もちろんであり、これは、例えば、コンピュータとの関
係で2の累乗として、閾値レベル=32.64,128
,256等と増加させて設定することができる。
また、第1図及び第3図の実施例から理解できるように
、カウンタ等を並列に接続すれば容易に閾値レベルを増
加でき、カウンタの接続個数の増減により、より精度の
高いものとか、ある程度粘度を抑えた原価の易いものと
か、7隻な精度に応した超音波測定装置を同様なカラ/
り回路等を追加/削除することにより簡り1に実現でき
る。
実施例では、S波とF波をともに測定する例について述
べているが、これはS波又はF61.一方だけでもよく
、又は他の同様なエコーであってもよいことはもちろん
であり、特に、説明していないが、これらの波がゲート
を介して採取されてもよいことももちろんである。
また、実施例では、送信パルスに対応する受信側での送
信信号を基準としているが、このような送信パルスに限
らず、いわゆる送信基準を示す時間信号であればよ(、
要するに、カウンタは送信基準時間からカウンタをスタ
ートさせればよい。
さらに、この発明において、閾値レベルで受信信号を検
出するということは、必ずしも閾値を越えるレベルばか
りを意味するのではなく、いわゆる閾値を比較レベル又
は基準レベルとして、これと等しい状態で受信信号を検
出する場合も含むものである。
[発明の効果コ 以上の説明から理解できるように、この発明にあっては
、エコー信号の受信信号に対してその最大値を越える範
囲に渡って複数の閾値レベルを設定し、これら複数の閾
値レベルのそれぞれに対応するカウンタを設けて、これ
らカウンタを送信基準時間でスタートさせ、それぞれの
閾値レベルで受信信号を検出して、それぞれの検出時点
で、その閾値に対応する前記カウンタをストップし、ス
トップしたカウンタのカウント値のうちの最大カウント
値に基づきピーク値又は時間を算出するというものであ
るので、エコー信号の受信信号に対してその最大値を越
える範囲に渡って閾値を監視することで、最大閾値検出
点でピーク位置が分かり、その点までのカウンタのカウ
ント値によりエコー信号までの時間が分かる。
その結果、閾値レベルの設定の精度に応じ、より高い精
度で路程測定が可能であって、従来のように波形の状態
とか、ノイズに影響され難い超音波測定装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の超音波測定装置を適用した一実施
例のブロック図、第2図(a)及び(b)は、それぞれ
その動作を説明するためのタイミングチャート、第3図
は、超音波1111定装置を適用した他の実施例のブロ
ック図、第4図は、コンピュータ処理をする場合の他の
実施例のフローチャート、第5図は、受信エコー信号の
時間測定の関係の説明図、第8図は、探触子とAll定
色の関係の説明図、第7図は、超音波計測における一般
的な送受信波形の説明図、第8図は、従来の受信波形の
うちからエコー受信信号の位置を検出する場合のスレッ
シュホードレベルの説明図である。 1・・・送信パルス、2・・・欠陥、3・・・探触子、
4・・・超音波測定器、5・・・送信ゲート信号発生回
路、6・・・送信回路、7・・・検波回路、8・・・増
幅回路、9・・・時間計測回路、10i・・・S波相の
カウンタ部、 11i・・・F波相のカウンタ部、 12i・・・閾値設定器、 13・・・861用の最大カウント値判別回路、14・
・・F波相の最大カウント値判別回路、15・・・演算
回路、16・・・クロック発振器、17・・・遅延回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波エコー信号を受信して、送信基準時間から
    前記超音波エコー信号までの時間を測定する超音波測定
    装置において、前記エコー信号の受信信号に対してその
    最大値を越える範囲に渡って複数の閾値レベルを設定し
    、これら複数の閾値レベルのそれぞれに対応するカウン
    タを設け、これらカウンタを前記送信基準時間でスター
    トさせ、前記それぞれの閾値レベルで前記受信信号を検
    出して、それぞれの検出時点で、その閾値に対応する前
    記カウンタをストップし、ストップしたカウンタのカウ
    ント値のうちの最大カウント値に基づきピーク値又は時
    間を算出することを特徴とする超音波測定装置。
  2. (2)カウンタは、メモリ領域に設定されたソフトカウ
    ンタであって、受信信号をサンプリングしてその値と閾
    値レベルとが比較判定されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の超音波測定装置。
  3. (3)超音波エコー信号は複数受信され、これら複数の
    受信信号に対して、それぞれその最大値を越える範囲に
    渡って複数の閾値レベルが段階的に設定され、これら複
    数の閾値レベルの数に対応するカウンタがそれぞれの受
    信信号に対応して設けられていて、それぞれの受信エコ
    ー信号に対応する各カウンタのうちのそれぞれの最大カ
    ウント値に基づき複数のエコー信号間の時間を算出する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の超音波測定装置。
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