JPS62262981A - エアゾル風味送達システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の背景］ 本発明は風味送達システムに関し、詳しくは流動ガス流
れへの液体の機械的散布によって発生したエアゾル剤に
よって風味を送達する風味送達システムに関する。

紙巻タバコのような喫煙用品が依然大衆的消費生産物で
あることには変わりないが、種々の新しい形式の紙巻タ
バコ型風味送達システムが提案されてきている０例えば
、米国特許第４，０７９゜７．４２号に提案されるよう
に、多様な処理済み或は未処理のプラント材料からタバ
コ代用品が提供され得る。然し乍ら、セルロース材料の
改変によって提供された如き種々の形式のタバコ代用品
はタバコ代用品として完全に満足されるものではないと
考えられている。

熱発生に依存してエアゾル剤を発生する多数の喫煙用用
品が提案されてきている６例えば、米国特許第２，９０
７，６８６号には吸着剤カーボン燃料源及び風味用薬剤
を含む紙巻タバコ代用品が提案されている。風味用薬剤
は可燃性燃料源によって担持されそしてそれによって高
温ガスを提供する。更に、米国特許第３，２５８，０１
５号及び米国特許第３，３５６．０９４号には微細カッ
トタバコ葉から成る燃料源がニコチン源を収納する管を
取り巻く喫煙用用品が提案される。又、米国特許第３，
７３８，３７４号、米国特許第３゜９４３．９４１号、
米国特許第４，０４４，７７７号、米国特許第４，２８
６．６０４号、米国特許第４，３２６　．５４４号、及
び英国特許第１．４３１，０４５号には風味剤で処理さ
れたカーボン繊維の如き代用紙巻タバコ充填材料が提案
される。もっと最近のものとして、米国特許第４．３４
０，０７２号には中央空気通路を具備する燃料ロッド及
び顆粒状のマイクロカプセル形態のエアゾル剤形成用薬
剤を含むくわえチャンバとを包含する喫煙用用品が提案
される。別の形式の喫煙用用品は米国特許第３，５１５
，４１７号に記載される。

熱を使用することなくエアゾル剤或は蒸気を創成する多
数の風味送達システム或は疑似喫煙用用品もまた提案さ
れてきている０例えば、米国特許第４．０８３，３７２
号及び米国特許第４．４２９．７０３号には吸引型用具
が記載される。米国特許第４．３９３，８８４号には加
圧物質を有する用具が記載される。米国特許第２．７６
４，１５４号には位置に極めて敏感なエアゾル発生用用
具が記載される。米国特許第２．４４５，４７６号には
、柔軟材料から成る管状胴部を有し揮発性油でもって含
浸され管の各端部にプラグが位置決めされて成る通気フ
ィルタを含む用具が記載される。

エアゾル発生用の喫煙用具は実質上市場に受は入れられ
ていない、市場にそうした喫煙用用品がないことは種々
の要因、即ちエアゾル発生が不十分であること、風味に
乏しいこと、薬剤及び或は風味用薬剤を形成する煙の熱
的劣化に依存して風味が減少すること、実質的な熱分解
生成物及びサイドストリーム煙が出現すること、そして
外観が良くないこと、を含む様々な要因に拠るものど考
えられている。

加えて、提案されたヒートレス風味送達システムは使用
が厄介で、風味発生が変動的であり、しかも風味発生用
成分が使用以前に用具から逃出しないようにする為の吸
着材料及び或は入念なシールをしばしば必要とする。

従来技術の欠点に鑑み、本来通常の紙巻タバコの外観を
有し熱を加えることなくエアゾル剤を送達することの出
来る風味送達用品を提供することが非常に望ましい。

〔発明の概要〕

本発明は風味送達用品に関し、該風味送達用品は、 （ａ）空気流れの為の通路をそこを貫いて提供する外側
容器と、 （ｂ）外側容器内に配設され液体を収納する内側容器に
して、液体の出口の為の出口端を具備する送達手段を有
する内側容器と、 （ｃ）送達手段の出口端付近に位置付けられた空気流れ
加速手段と、そして、 （ｄ）くわえ領域と、を含み、 送達手段及び空気流れ加速手段の出口端は、吸い込みに
よって外側容器を貫いて誘起された空気流れが送達手段
の出口端に隣り合って内側容器内部に収納された液体が
受ける圧力に対する圧力降下を送達手段の出口端に隣接
して経験し、そうした圧力降下が液体を送達、手段の出
口端から空気流れ内部へと散布しくわえ領域にエアゾル
を形成するに十分であるような関係に配列される。　こ
こで使用される“エアゾル剤“とは、ガス相の微細液体
粒子の懸濁物質を意味する。使用に際し、使用者は従来
からの紙巻タバコと同様に用品を吸い、それによって外
側容器を貫いて入り口端から出口端へ、そしてその出口
端に向かって空気流れを生じさせる。空気流れは空気流
れ加速手段を通過するに際して加速され、その結果送達
手段のノズル型チップ付近に生じた高速の空気流れ が、内側容器内部で液体が経験する圧力に対する圧力降
下を送達手段の出口端に創出する。生じた圧力降下によ
って液体の液滴は内側容器の出口端から送達手段を経、
そして送達手段の出口に向かって流出する。液体の液滴
は送達手段からエアゾル剤として空気流れに伴出され、
エアゾル剤は用品の出口端を介しくわえ部分を介して消
費者へと送達される。

風味送達用品は、タバコの如き材料を燃焼させる必要性
なく用品の有効使用寿命の初期及びそれを越えて相当量
のエアゾル剤を提供する能力がある０本発明の用品は材
料を燃焼させる必要性なく使用し得ることが関心事項で
ある。本用品は消費者が吸う時だけエアゾル剤を送達す
る。

風味送達用品はエアゾル剤形態の多様な風味料を提供し
得る０紙巻タバコ主流煙の特徴的風味を有するエアゾル
剤を提供する能力のある液体風味剤が関心事項である。

薬理学的或は生理学的活性材料だけでなくカフェインを
も送達するエアゾル剤が関心事項である。

風味送達用品は消費者に紙巻タバコに代わる便利で且つ
刺激を供給し得る代替物を提供する。詳しくは、本用品
は従来からの紙巻タバコの外観、感触及び吸い込み特性
を有する。斯くして、本用品はタバコ葉を燃焼すること
無く或は材料を熱的に劣化すること無く紙巻タバコの感
覚及び利益の多くを消費者に提供し得る。

〔実施例の説明１ 本発明の実施例が第１．２及び３図に風味送達用品ｌＯ
として例示され、好ましくは重量、色、寸法、形状、感
触その他に於て従来からの紙巻タバコと類似している。

実施例には、包囲体として作用し且つ好ましくは細長の
或は一般に管状形状の外側容器１２が含まれる。実施例
は液体１６及び送達手段１８の為の内側容器１４を更に
含み、その全ては外側容器１２の内部に配役或は取付け
られている。実施例には空気流れ加速手段２０もまた含
まれる。

外側容器１２は最も好ましくは箔ライニング紙から成り
立つ０図示された実施例では外側容器は外側がアルミニ
ウム箔の如き金属箔２２でもってライニングされた紙２
１から成り立つ、外観上の目的から、外側容器を紙巻タ
バコ紙ラップ２３で被覆し得る。もし所望であれば外側
容器を厚紙、プラスチック、紙その他或はそれらの組み
合わせから作製し得る。好ましくは、外側容器は風味送
達用品の為の良好な支持を提供する為に幾分剛性を有し
、そして好ましくは従来からの紙巻タバコに近い或は類
似の剛性を有する。

外側容器１２は入り口端２４及び出口端２５とを有する
。入り口端は従来からの紙巻タバコの火口に相当する。

出口端は従来からの紙巻タバコのくわえ部に相当する。

くわえ部にはくわえ領域２８が含まれる。外側容器は、
用品のくわえ部が使用者の口に位置付けられそして吸わ
れた場合に（即ち、吸い込み動作が為された場合に）そ
れによって外側容器を貫いて生じた空気流れが入り口端
２４から出口端２５にかけての通路を画成するような構
成とされる。用品の外側表面を取り囲むインクリングそ
の他そうした手段によって用品の出口端をコルク色の先
端紙の外観と似せることにより使用者にくわえ領域２８
を表示し得る。適切なくわえ領域或はピースは使用者の
口内へのエアゾル剤搬送を許容する溝を提供する。好ま
しくは、くわえ領域の内側部分は、エアゾル剤に関して
実質的に不活性であり、凝縮或は濾過効果によるエアゾ
ル剤の損失は最小である１代表的に、くわえ領域は液体
（例えば湿気）漏れを防ぐ、箔ライニングその他によっ
て提供されるような内側層或は表面を有する。好ましく
は、外側容器はくわえ領域を形成する。然し乍ら、くわ
え領域は着脱自在の再使用可能な部材、紙巻タバコホル
ダその他形態のものとして別個に提供され得る。くわえ
領域の外側表面はワックス、ニトロセルロースその他唇
を染めない材料でもってコーティングし得る。

くわえ領域の長さは、形成されるエアゾル剤の特性に如
き要因に依存して変化し得る。

内側容器１４は外側容器の内部に配設される。

これは、内側容器が風味送達用品の通常の使用状況期間
中は外側容器内部に位置決めされ且つ取り付けられ、一
方、外側容器を貫く空気流れの為に必要な通路を許容す
ることを意味する。もし所望であれば、内側及び外側容
器を別個の部品として設け、使用者が組み立てる構造と
為し得る。内側容器は種々の寸法及び形状を有し得る０
代表的には、内側容器は約０．５ｍｌから約２ｍ１．好
ましくは約１ｍｌから約１．５ｍｌの液体を収納するに
十分な寸法を有する。

第１図の実施例では、内側容器１４はシリンダ３８の形
状を有し、該シリンダ３８はシリンダ３８を取り巻きそ
れによって外側容器の内側表面との接触を維持するセル
ロースアセテートプラグ４０によって外側容器内部に然
るべく位置付けられる。セルロースアセテートプラグ４
０は、外側容器内部の内側容器が必要とする支持を提供
する為に十分な量、内側容器の長手方向に沿って伸延す
る。孔、周辺溝その他セルロースアセテートプラグ４０
に沿って或は貫いて伸延するそうした適宜の通路の如き
複数の列状の通路４３及び４５によって、外側容器を貫
く空気流れの通路が提供される。内側容器を外側容器内
部に然るべく支持し且つ保持する為の別の手段は、同様
に位置決めれたスクリーン状材料、波形材料その他外側
容器を貫く空気流れの通路を提供する能力のあるそうし
た材料を含む。

第２図に示される実施例では、内側容器１４は実質的に
細長形状を有する。好ましくは、内側容器の断面直径は
風味送達用品の出口端に対し入り口端に向かって増大し
、それによって実質的に切頭円錐形状の内側容器３９を
提供する。この実施例では内側容器１４は外側に伸延す
る位置決め用部材４９を具備し、該位置決め用部材４９
は外側容器内部で風味送達用品の入り口端に向けて内側
容器を位置決めし且つ保持する為に、内側容器の外側表
面と一体に形成され或は固着されている。

位置決め用部材は内側容器、外側容器と共に形成された
別体の取り巻きリングその他を取り囲むべく型成型され
た材料とし得る０位置決め用部材の内径は、内側容器が
外側容器内部に有効に然るべく保持され得るよう、外側
容器の内径に接近したものとされる。外側容器を貫く空
気流れの通路は位置決め用部材４９を長手方向に貫いて
伸延する複数の列状の通路５２及び５４、溝その他によ
って提供される。

第３図の実施例では、内側容器１４の一部分が柔軟な材
料から作製され、サック５７形状その他の適宜の形状と
されている。柔軟な材料はポリ塩化ビニリデンフィルム
、ポリエチレンフィルムその他の如き熱可塑性材料であ
り得る。柔軟な材料は、内側容器を形成する為に全体的
に剛性フレーム６０に固着される。剛性フレーム６０は
、ポリスチレン、セルロースアセテートその他プラスチ
ック、ワックスコーティング厚紙その他の如き材料から
作製される。好ましくは、剛性フレームはコツプ形状、
切頭円錐形状その地形状を有し、それらの開放部分が内
側容器を形成する為の柔軟な材料と接し、そしてフレー
ムが風味送達用品の出口端に向かって位置決めされて成
る内側容器の一部分を形成する。柔軟な材料の表面領域
に対するフレームの表面領域は可変とし得る。好ましく
は柔軟な材料は、液体の吸引に際しての柔軟な材料の適
切な収縮を許容する為に、フレームの表面領域よりもっ
と大きな表面領域を有する。内側容器はセルロースアセ
テートプラグ６２によって外側容器内部で然るべく保持
される。セルロースアセテートプラグ６２は一般に剛性
のフレーム６０を取り巻きそれによって外側容器の内側
表面との接触を維持する。セルロースアセテートプラグ
６２は外側容器内部で内側容器に必要とされる支持を提
供するに十分な距離フレームの長方向に沿って伸延する
。セルロースアセテートプラグ６２を長平方向に貫いて
伸延する複数の列状の通路６４及び６６によって外側容
器を貫く空気流れの通路が提供される０通路は溝形状或
はその他のそうした形状とし得る。内側容器を外側容器
内部で然るべく支持し且つ保持する為の他の手段は、同
様に位置決めされたスクリーン状材料、波形材料その他
外側容器を貫く空気流れの通路を提供する能力のあるそ
うした材料を含む。

内側容器１４は風味送達用品の使用中に提供される状況
下でエアゾルを形成する能力のある液体１６を含む、好
ましくは、液体は液体風味剤である。１様相に於て、液
体風味剤の風味特性は液体自身によってのみならずそこ
に付加し得るその他風味剤によっても提供され得る。別
の様相に於ては、液体風味剤の風味特性はそこに付加さ
れた風味剤を具備して成る液体キャリアによって提供さ
れ得る。ここで有効に使用される液体は水性液、有機液
体及びそれらの組み合わせを含む、適切な液体の例は、
水；エタノールの如きアルコール；シナモン油及びペパ
ーミント油の如き植物精油；エタノール−水、水−グリ
セロールの如き水−多価アルコール混合物、水−トリエ
チレングリコール或は水−プロピレングリコール：エタ
ノール−グリセロールの如きアルコール−アルコール混
合物；アルコール−植物精油混合物；水−植物精油混合
物：その他を含む。

液体キャリアとの組み合わせに於て使用される風味剤は
、液体キャリア内に含まれ得る多様な種類の任意の風味
用薬味を含み得る。例えば、風味濃縮物、砂糖等が、水
、水−アルコール混合物その他に含まれ得る。風味濃縮
物のような多くの風味剤が市販入手可能である。ここで
有効に使用される風味剤には、風味を提供する果物、キ
ャンディ、メントール、リカー、コーヒー、スパイス、
チョコレート、カンゾウ、その他組成を含む０紙巻タバ
コの主要煙と類似の風味を提供するニコチン或はタバコ
抽出物の如き風味剤が関心事項である。

内側容器に収容される液体量は、代表的に約５から約１
５、好ましくは約７から約１２服分のエアゾルを提供す
るに十分な量である。エアゾル−脂分の量は一般に約２
０ｍ１から約６０ｍ１、最も好ましくは約２５ｍ１から
約３５ｍ１の範囲で変化する。詳しくは、風味送達用品
が使用者によって（例えば紙巻タバコを吹かすように）
吸われると、ある量のエアゾルが使用者によって受は取
られる。一般に、平均的使用者の吸い込みは約１秒から
約２．５秒好ましくは約１．５秒から約２秒間に渡って
行われる。

内側容器は、内側容器から本用品のくわえ位置近辺への
液体の移動を提供する送達手段１８と流通している。好
ましくは、液体は内側容器から風味送達用品のくわえ部
材内へと搬送される。送達手段は内側容器１４からの液
体１６を受けるべく位置決めされた入口領域７４と、内
側容器に対し風味送達用品の出口端２５に向けて位置決
めされた出口端７６とを具備する１代表的に、送達手段
は内側容器から風味送達用品の出口端に向かって伸延す
る。一般に、送達手段の長さはその断面径よりも大きい
、好ましくは、送達手段は一般にシリンダ形状を有する
。送達手段はそこを貫く少なくとも１つの開ロア７或は
通路を具備する。各開口は好ましくは毛細管形式の管を
形成するべく送達手段の長手方向に沿って伸延する。適
切な送達手段の例は内側容器から伸延して成るプラスチ
ック管、中空針毛細管等を含む１例えば、中空針を内側
容器１４の出口端に挿入し、ワックスその化シーラント
を使用してその内部で然るべく保持し得る。別様には、
内側容器は内側容器の出口端から伸延するプラスチック
管を具備し得る。

送達手段内部の開ロア７は一般に円形断面形状を有する
が、卵形、星形等の断面形状を使用し得る。送達手段及
びその内部の開口の各々は、内側容器から風味送達用品
の出口端へと実質的にダイレクト或は直線態様で伸延す
るのが好ましい、然し乍ら、送達手段及びその内部の開
口を内側容器から送達手段がサイン波態様で大気中へと
開放する地点まで伸延させることが可能である。

送達手段の開ロア７は、送達手段の長手方向寸法、エア
ゾルを形成する液体の特性、風味送達用品の吸い出し特
性、所望のエアゾルの形１式、の如き要因及びその他の
そうした要因に依存する断面積を有する。特定の任意の
液体に対し、開口の断面積は使用中の風味送達用品が経
験する空気流れ速度及び圧力降下の為に入手されるエア
ゾルの形式によって決定される０例えば、開口が縮小さ
れた或は非常に小さい断面積を有する場合に経験される
圧力降下の通常の状況下では特定の粘性の液体は送達手
段の開口を通過することが出来ない。

別様には、大き過ぎる断面積を有する開口は低粘性液体
を流れ形態で送達手段内部を通過させる傾向を提供し得
る０例えば、液体の送達の形式は送達手段の開口の断面
積、送達手段の表面吸湿力、液体の粘性、液体の表面張
力その他要因に依存する１代表的に、そうした要因は通
常使用状況下に所望形態のエアゾルに所望量の風味剤が
得られるようにして選択される。所望品質のエアゾルの
形成及び所望量のエアゾルの為には、そこを貫く最高空
気流れ速度、最大圧力降下を宵する風味送達用品と、そ
して最小断面積を有する送達手段内部開口と、を使用す
るのが好ましい０代表的に、より小さい寸法の開口は微
細ミスト形態のエアゾルを提供する。一般に、水とほぼ
等しい粘性及び表面張力を有する液体の為には約２０ゲ
ージから約３０ゲージ、望ましくは約２２ゲージから約
２５ゲージの開口が適切に使用される。一般に、低ゲー
ジ（即ちもっと大きい寸法の）の開口はもっと高い粘性
の液体の為に有用である。

送達手段１８は、セルロースアセテートプラグ７８その
他そうした手段によって外側容器内部に（即ち内部取付
は状態で）然るべく保持される。

プラグ７８は送達手段を取り巻きそれによって外側容器
の内側表面との接触を維持する。プラグを貫いて伸延す
る複数の或は列状の通路７９及び８０によって、外側容
器を貫く空気流れ通路が提供される。

外側容器内の、内側容器と風味送達用品の出口末端との
間の領域に空気流れ加速手段２０が位置決めされる。好
ましくは、空気流れ加速手段は孔８３を具備して成るバ
ッフル８１形状を有する。

代表的にはバッフルは円盤形状であり、外側容器を貫く
空気流れ方向に実質的に直交する方向に位置決めされる
。バッフルは、外側容器を貫く空気流れを実質的に妨害
し得る材料から作製される。

例えば、バッフルをポリプロピレン、ポリエチレンなど
の熱可塑性プラスチック材料、厚紙その他から作製し得
る。バッフルは、バッフルと外側容器の内側周辺との間
に有意の空気流れが生じないようにして外側容器内部に
一体形成され或は糊、摩擦力その他手段を使用して外側
容器内部にぴったりと嵌合して位置決めされる。一般に
、バッフルの肉厚は風味送達用品の所望の圧力降下を提
供する為に十分なものである０代表的に、約１ｍｍから
約５ｍｍ、好ましくは約２ｍｍのバッフル肉厚が大抵の
用途の為に有効に使用される。所望の吸い込み特性に対
し、より厚い肉厚のものは代表的により大きい孔を具備
し得る。

空気流れ加速手段がバッフルである場合、バックルの孔
８３は、外側容器を貫通する空気流れが孔を通過するよ
うにしてバッフルを貫いて伸延される。孔８３は、外側
容器を貫通する空気流れがそこを貫流するに際ひて加速
せしめられるべく十分率さい寸法のものとされる６例え
ば、円盤形状を有し且つ風味送達用品の長手方向の横断
方向に位置決めされて成るバッフルは、そこを貫いて風
味送達用品の長手方向に実質的に平行方向に伸延する孔
を含み得る。

孔８３は一般に断面が円形であるが、他の形状の断面の
ものを使用可能である。孔の断面寸法は可変であるが、
一般に送達手段の断面寸法、風味送達用品の所望の吸い
込み特性の如き要因及びその他そうした要因に依存して
可菱とし得る。孔の断面積は送達手段のそれよりも大き
い、孔の断面寸法は、空気流れの所望の加速が提供され
る為に大き過ぎることがなく、一方、そうした断面積に
よって提供される圧力降下が過剰とならぬよう小さ過ぎ
ることはない。

ここに風味送達用品自身を参照して使用される“圧力降
下”とは、大気圧及び風味送達用品の出口（くわえ端）
間で、風味送達用品を通して一定流速で測定された圧力
差を意味する６本発明の風味送達用品の為の代表的圧力
降下値は、２５ｍ１／秒の空気流れ速度に於て、約５０
ｍｍから約２００ｍｍ、好ましくは約１２０ｍｍから約
１７５ｍｍの水圧降下の範囲で変動する。

送達手段１８の出口端７６及び加速手段２０は、液体が
散布され、噴霧或は送達手段の出口端からエアゾル形態
で連行されそして加速手段を貫流する空気流れに入るよ
うな関係に配列構成される。詳しくは、送達手段の出口
端及び空気加速手段は、外側容器を貫流する空気流れが
孔８３を通過する際に加速され、それによって送達手段
の出口端に隣接して（即ち近辺で）内側容器内部に収納
された液体が受けろ圧力よりも圧力の低い領域を創出す
るようにして相互に配列される。送達手段の出口端での
液体はそれによって空気流れへと搬送され得る。

第１図及び２図の実施例では、送達手段の出口端で液体
が経験する内側容器内部に収納された液体が受ける圧力
に対する所望の圧力降下は、内側容器内に位置付けられ
たベント８６によって提供される。ベントは内側容器へ
の空気の通入を許容し以って内側容器の上流に圧力を創
成しそれによって、風味送達用品が使用中に吸入されろ
期間中内側容器に収納された液体の受ける圧力に対し液
体が送達手段の出口端で圧力降下を経験することを許容
ならしめる。ベントは好ましくは、内側容器内部で風味
送達用品の空気入り口端に向かって最も遠い距離に位置
付けられる。ベントと風味送達用品の出口端との間の距
離が比較的大きいことが、それら同志間に最も大きい圧
力降下を提供する要因と考えられる。

ベントは好ましくは内側容器内部の単一の穴或は孔の形
態を有するが、所望であれば１つ以上のベントを使用し
得る。ベントの寸法は可変とじ得一般に特定の表面張力
を有し且つ内側容器内部にある液体が、風味送達用品の
貯蔵中及び或は使用中に風味送達用品から滴下、漏れ、
溢出しないよう十分小さくされる。然し乍ら、ベントは
内側容器内部の空気の通入を容易に許容しそれによって
風味送達用品に所望の圧力降下特性を提供するに十分大
きな寸法を有する。好ましくは、ベントの断面積は送達
手段の開口のそれと等しい、ベントは好ましくは一般に
円形の断面形状を有し、その直径は約０．１ｍｍから約
０．６ｍｍ、もつと好ましくは約０．２ｍｍから約０．
５ｍｍの範囲である。

ベントを、内側容器内部の液体が風味送達用品の使用以
前に釈放（即ち漏れる）されないようにシールするのが
特に好ましい、好都合なシール用手段は、ベントを貫い
て伸延しそして内側容器内部に入るフィラメント８８で
ある。フィラメント８８は、使用者が容易に取り外し得
るよう風味送達用品の入り口端２４を越えて伸延するに
十分な長さを有する。フィラメントは、ベントを有効に
シールするに十分な直径を有し、該直径は一般にベント
を形成する孔の直径、フィラメントの組成その他そうし
た要因に依存する０代表的に、フィラメント８８はナイ
ロンモノフィラメントラインその他そうした材料である
。所望であれば、フィラメントを送達手段の開口をシー
ルする為に内側容器を貫いて伸延し得る。使用者が風味
送達用品を使用したい時はシール用手段は簡単に取り外
され（即ちフィラメントを用品から引っ張ることによっ
て）る。

所望であれば、内側容器をシールし、使用者がビン、針
その他を使用してベントを設けるようにし得る。

第１図に示される実施例では、ベントはパンチング、ド
リル加工等された単一の穴形態を有し、内側容器の最も
前方の壁（即ち風味送達用品の内側容器の入り口端に最
も近い表面）に位置付けられている。第２図の実施例で
はベントはプラグ８９内部の単一の穴形態を有し、内側
容器をシールしている。プラグ８９はプラスチックキャ
ップ、コルクストッパその他で良い、プラグ８９は糊、
ワックス、圧縮力その他を使用して内側容器内部に然る
べく保持（それによって内側容器内部での液体の漏れを
防止する）される。

第１図及び２図の実施例では、内側容器の長手方向の長
さは、その直径よりも大きいのが好ましい。最も好まし
くは、内側容器の直径はそこに収納された液体の表面張
力が液体をして通常の使用状況期間中に内側容器の内径
或は断面直径を横断して伸延し得るよう十分小さい０例
えば、内径が５ｍｍのシリンダ状の内側容器が、水とほ
ぼ等しい粘性を有する液体の良好な送達を提供し得る。

第４図を参照するに、シリンダ３８の形状の内側容器１
４が内部に液体１６を収納し、シリンダの面９０に位置
決めされ風味送達用品の出口端に面し且つ風味送達用品
の実質的に長手方向に沿って伸延して成る送達手段を具
備している。シリンダの断面径及び液体の表面張力は、
シリンダの断面によって境界付けられた容積を充満しそ
れによってシリンダを横断してメニスカス９１（毛管現
象による凹面）を形成する傾向を有するようなものであ
る。シリンダの断面を横断して（即ち内側容器の長手方
向に実質的に直交して）液体が充填されることは、送達
手段がシリンダと接合する開口９２に液体が提供される
為には特に望ましい。

断面積の大き過ぎるシリンダ或は特定の断面を充填する
（即ち表面張力による凹面を形成する）傾向を持たない
表面張力を有する液体は、開口９２に液体が一定に提供
され得ないと言う事実に依存して風味送達用品を使用中
に位置に非常に敏感なものとする。

第３図の実施例では、柔軟な材料から作製した内側容器
を使用することによって送達手段の出口端７６の位置の
液体と内側容器内部の液体１６との間に圧力降下が生じ
得る０例えば液体を柔軟なプラスチック材料から成るフ
ィルムから作製した袋、サックに収納し得る。プラスチ
ック材料の柔軟性により、内側容器はその外側領域及び
送達手段の出口端間で圧力差を受けた際に収縮し得る。

内側容器の収縮はベントの必要性を排除する。ベントが
無いことから、そうした実施例の為にはシール用手段は
不要である。

第１図２図及び３図に示される実施例の吸い込み特性及
び審美性は、所望であればセルロースアセテート或はそ
の他そうした材料から成るプラグ９３を風味送達用品の
外側容器内部の空気入り口端２４付近に位置決めするこ
とによって更に強調し得る。プラグの肉厚、その吸い込
み特性及びその他そうした考慮事項は特定の風味送達用
品の為に選択し得る。

第１図を参照するに、フィルタ要素９５をくわえ領域に
組み込むことによってフィルタの外観を模倣するのが（
特に審美的考慮事項の為に）望ましい、フィルタ要素は
好ましくは、空気流れ加速手段２０から風味送達用品の
出口端２５の末端まで伸延する。フィルタ要素は代表的
に、セルロースアセテート、ポリプロピレンその他から
成る中空管である。フィルタ要素の中空領域９７が、エ
アゾルをして送達手段から使用者の口への流通を可能な
らしめる。

第５図から７図には空気流れ加速手段に対しての送達手
段の出口端の種々の配列が例示される。

第５図及び６図は、外側容器１２とその内部に風味送達
用品の長手方向を横断する方向に位置決めされた円盤形
状のバッフル２０が例示される。

孔８３はバッフルの中心付近を直接質いて伸延する。孔
は円形断面を有する。その内部を通路７７（即ち孔）を
具備して成る送達手段１８が風味送達用品及び孔を長手
方向に貫いて伸延する。送達手段は毛細管形状を成し、
その外径は孔８３の内径よりも小さい０例えば、孔の断
面の約７０％から約８０％が送達手段によって占領され
る。送達手段は好ましくは、孔内部に同心的に中心付け
られそれによって環状空間９日を形成する。送達手段の
端部（即ちノズル形式開口を形成する）は風味送達用品
の出口端に向かって位置決めされる。

送達手段の出口端７６は、風味送達用品の長手力′向に
一般に直交するよう直角とされる０通路７７は送達手段
から送達手段の直角端として設けられた出口端７６へと
伸延する。送達手段１８の出口端７６はバッフルの出口
端表面を僅かに越えて伸延する。“僅かに越えて”とは
送達手段の出口端が孔を貫流する加速された空気流れの
乱流の影響を受けそれによって液体の噴霧化が提供され
る距離を意味する。好ましくは、送達手段の出口端７６
は液体の噴霧化を最大限とする為に最大乱流点或はその
近辺に位置付けられる。

第７図及び８図はをと側容器と実質的に先に述べたよう
な孔をその内部に有して成る円盤形状のバッフルとを例
示する。送達手段はその内部に開ロア７を具備する。送
達手段の位置及び開口は実質的に先に述べられたもので
ある。第７図では、送達手段の出口端７６はそこに対し
て凹型形状を成すよう先細形状を有する。別様には、実
施例には示されないが、送達手段の端部をそこに対して
凹型形状を形成するような類似様式とし得る。各実施例
に於ては開口は送達手段の端部な貫いて伸延する。第８
図では開口は送達手段の端部な直接質いては伸延してい
ないが、しかし送達手段の側方に沿って然もその端部に
接近して液体の為の出口端を提供する。

第９図は先に述べたと実質的に同様の外側容器及び円盤
形状のバッフルを例示する。孔８３はその直径がテーパ
付けされ或は孔がバッフルを貫いて伸延するに従って徐
々に小さくなるような形状とされる。送達手段１８は開
ロア７を有し、その各々は先に述べたと実質的に同様で
ある。送達手段の位置決めは先に述べられている。然し
乍ら、その出口端７６の末端はほぼバッフルの出口端の
表面まで伸延する。送達手段の出口端７６は斜切形状と
され、それによって孔を貫く空気は送達手段の出口末端
の表面とほぼ直交して流通する。

第１０図は先に述べたと実質的に同様の外側容器、円盤
形状のバッフル、送達手段及びその内部の開口を例示す
る。孔はバッフルを貫いて伸延するに従って徐々にその
直径が小さくなるよう、幾分傾斜付けられた断面形状を
有する。第１０図には送達手段１８の開ロア７を貫いて
伸延しそして送達手段の出口端７６を僅かに越えて伸延
する細ワイヤ９９も又例示される。細ワイヤは液体のよ
り良い散布或は噴霧化を提供すると考えられている。

以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内
で多くの変更を為しうることを銘記されたい０例えば卵
形の風味送達用品を製作し得る。

以下の例は本発明を更に例示する為に記載されるが、本
発明はこれに限定されるものでは無い。

（例−１） 第２図に例示される筒状の風味送達用品が提供された。

従来からの紙巻タバコの紙ラップが箔ライニング紙管の
外側表面に糊付けされた。管はその側部に０．３５ミル
肉厚のアルミニウム箔が糊付けされて成る紙から形成さ
れた。外側容器を形成する管は外径が８．２４ｍｍそし
て長さが１００ｍｍであった。

内側容器はディキンソンアンドカンパニー社からエール
ニードルガードとして販売される市販入手可能な皮下注
射針プラスチックホルダによって提供された。プラスチ
ックキャップを被せた場合の内側容器の容積は０．５ｍ
ｌであった。ホルダは２つの部材（長さ５５ｍｍで容器
内部に伸延するべく嵌合する１７．５ｍｍのプラスチッ
クキャップを具備するテーバ付けされた容器）を含み、
それらの合計長さは約６０ｍｍであった。内側容器の最
大外径は５．６ｍｍであった。最大外径は長さが約３ｍ
ｍの環形式に形成された。環は各々の幅が３ｍｍから４
ｍｍの４つ乃至８つの溝に嵌合される。ホルダは外側容
器にピッタリと嵌合された。内側容器の最前部は外側容
器の入り口端の末端から１２．７ｍｍの位置に位置決め
された。

内側容器はコーヒーリキュール液体風味剤を０．５ｍｌ
収納した。風味剤は０．３５ｍ１の水と、Ｏ，１ｍｌの
エタノールと、そして約０．０５ｍ１のコーヒー風味濃
縮液から成立っていた。

ベントは直径が０．３９ｍｍで内側容器の最前部を覆う
キャップの前面を貫く穴を有していた。

送達手段は内側容器の出口端から外側容器の出口端の末
端に向かって伸延する２２ゲージの皮下注射針であった
。針は長さが３３．７５ｍｍであり且つ直角の端部を具
備した。針の外径は０．７１ｍｍであった。

空気加速手段は直径が外側容器の内径に近い約７．７２
ｍｍである円形ポリプロピレン円盤から構成された０円
盤はその中心をドリル穿孔されて成る直径約１．０２ｍ
ｍの穴を有した０円盤は、針が円形の穴の中心を貫くよ
うにして外側容器内部に位置決めされた。針の上端は円
盤の出口端表面を越えて約２．３ｍｍ伸延された。

内側容器と皮下注射針とは長さ約６ｍｍで４乃至８つの
溝をそこに有するセルロースアセテートプラグを使用し
て外側容器内部に然るべく位置決めされた。

セルロースアセテート製の１０ｍｍプラグが外側容器の
入り口部分末端に位置決めされた。セルロースアセテー
ト管から成るプラグが外側容器の円盤の出口端内部に位
置決めされ、管の長手方向に沿って針の末端へと伸延さ
れた。

用品は２秒管に渡って４０ｍ１のエアゾルを分配し得、
一方、エアゾルを形成する為に内側容器から０．０５ｍ
１の液体を送達し得る。使用状況に関する用品の圧力降
下は、フィルトロナ社からモデルナンバＦＴＳ−３００
として市販されるカプセル式圧力降下テスタを空気流れ
速度１７．５ｃｃ／秒で使用して水圧で１４０ｍｍから
１６０ｍｍであった。

４、　　　　の　　　ｔｌ 第１図、２図及び３図は本発明の風味送達用品の実施例
の長手方向の断面図である。

第４図は、第２図に示される実施例の、液体でもって部
分的に充填された内側容器の一部を示す部分拡大した長
手方向断面図である。

第５図は、第２図を線５−５で切断した第２図の実施例
の拡大断面図である。

第６図から第１０図は、液体送達手段の出口端の長手方
向の部分拡大断面図である。

尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。

１２；外側容器 １４：内側容器 １６；液体 １８；送達手段 ２０：空気流れ加速手段 ５２．５４．６４．溝 ６０：剛性フレーム ７６：出口端 ８１；バッフル ８６：ベント ８８：フィラメント ＦＩＧ、　Ｉ ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、３ ＦＩＧ、　４ ＦＩＧ、５ ８辱 ＦＩＧ、６ ＦＩＧ、　７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、風味送達用品であって、 そこを貫いて空気流れの為の通路を提供する外側容器と
   、 外側容器内部に配設され液体を収納する内側容器にして
   、液体の出口の為の出口端を有する送達手段を具備して
   成る内側容器と、 送達手段の出口端近辺に位置付けられて成る空気流れ加
   速手段と、 くわえ領域と、 から成り立ち、吸い込みによって外側容器を貫いて引き
   起こされた空気流れが、内側容器内部に収納された液体
   が受ける圧力に対して送達手段の出口端に隣接して圧力
   降下を経験し、前記圧力降下が送達手段の出口端から空
   気流れ内部へと液体を散布しくわえ領域にエアゾルを形
   成するに十分なものであるような関係で送達手段の出口
   端と空気加速手段とが配列されて成る風味送達用品。 ２、外側容器は管形状である特許請求の範囲第１項記載
   の風味送達用品。 ３、液体は液体風味剤を収納して成る特許請求の範囲第
   １項記載の風味送達用品。 ４、送達手段は管形状である特許請求の範囲第１項記載
   の風味送達用品。 ５、内側容器は空気ベントを具備して成る特許請求の範
   囲第１項記載の風味送達用品。 ６、内側容器はそこに収納された液体が外側容器内部で
   空気圧力を受けることを許容する能力のある柔軟な材料
   から作製されて成る特許請求の範囲第１項記載の風味送
   達用品。 ７、内側容器は約０．５ｍｌから約２ｍｌの液体を収納
   するに十分な寸法である特許請求の範囲第１項記載の風
   味送達用品。 ８、空気流れ加速手段はバッフルである特許請求の範囲
   第１項記載の風味送達用品。 ９、バッフルはそこを貫く孔を具備する円盤形状を有し
   て成る特許請求の範囲第８項記載の風味送達用品。 １０、送達手段の出口端は孔を貫き円盤の出口端面を僅
   かに越えて伸延して成る特許請求の範囲第９項記載の風
   味送達用品。 １１、くわえ領域はくわえ部材を含んで成る特許請求の
   範囲第１項記載の風味送達用品。 １２、風味送達用品であって、 くわえ部を有する細長の外側容器と、 外側容器に取り付けられ液体を収納して成る内側容器と
   、 外側容器に取り付けられ、内側容器と流通し液体を内側
   容器からくわえ部に接近した位置まで搬送する為の少な
   くとも１つの通路を具備して成る送達手段と、 外側容器を貫いての空気の通入を提供する為の手段と、 吸い込みに際し、送達手段内部の液体からエアゾルを形
   成する為に送達手段の開口に隣り合わせて位置付けられ
   て成る空気流れ加速手段と、によって成り立つ風味送達
   用品。 １３、空気加速手段は送達手段の開口に隣接して孔を形
   成するバッフルを具備して成る特許請求の範囲第１２項
   記載の風味送達用品。 １４、送達手段の開口は風味送達用品のくわえ部に向か
   って空気流れ加速手段を僅かに越えて伸延して成る特許
   請求の範囲第１２項記載の風味送達用品。 １５、送達手段は毛細管である特許請求の範囲第１２項
   記載の風味送達用品。 １６、内側容器はその内部の液体が内側容器の断面領域
   を横断してメニスカスを形成するような断面積を有して
   成る特許請求の範囲第１２項記載の風味送達用品。 １７、内側容器は可撓性であり且つ液体の吸引に際して
   収縮され得る特許請求の範囲第１２項記載の風味送達用
   品。