JPS62262868A - 単分子累積膜パタ−ン形成方法 - Google Patents

単分子累積膜パタ−ン形成方法

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JPS62262868A
JPS62262868A JP61107047A JP10704786A JPS62262868A JP S62262868 A JPS62262868 A JP S62262868A JP 61107047 A JP61107047 A JP 61107047A JP 10704786 A JP10704786 A JP 10704786A JP S62262868 A JPS62262868 A JP S62262868A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
monomolecular
irradiated
metal plate
metallic sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP61107047A
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English (en)
Inventor
Hideji Tamura
田村 秀治
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、任意の基板上に付着している単分子累積膜(
単層あるいは複数層で混合あるいはヘテロ膜でも良い)
に、放射線などのエネルギー線の照射を行うことにより
、半導体デバイス製造用の単分子膜(あるいは累積膜)
のパターンを形成する方法に関するものである。
従来の技術 従来、ラングミュア・プロジェット法は、半導体分野や
バイオテクノロジー分野々ど将来的産業の研究を行う上
での高分子材料の薄膜化形成の手法としての研究がなさ
れている。例えば、半導体分野におけるウェノ・−製造
プロセスの中において、超高分解能のレジストとしてオ
レフィン系の長鎖脂肪酸の単分子膜(あるいは累積膜)
を用いて紫外線などを照射1〜、重合させる事を利用1
〜たり、あるいは、分子内構造に共役系をもたせ、導電
性有機薄膜として利用する研究がなされている。
しかし、以上に挙げた課題の実現には、単分子膜(ある
いは累積膜)形成の制御技術が必要であるが、例えば、
膜内での分子配列制御などにおける絶対的手法は、現状
ではい斗だ確立されていない。
3 ・ 単分子膜(あるいは累積膜)のパターン形成法について
は、電子線を照射したり、化学反応を利用する事により
膜内の部分的々分子構築を行うなどの手法が研究されて
いるが、電子線などのエネルギー線照射を利用した分子
レベルの超微細な選択性の高い照射方法は現在のところ
寸だ確立されていない。
発明が解決しようとする問題点 単分子膜(あるいは累積膜)のパターン形成には、その
膜の第1の特徴である分子レベルでのパターン形成が可
能となるエネルギー線の照射法が必要であるが実用的な
方法は、い寸だ開発されて本発明の単分子累積膜パター
ン形成方法は、表面が疎水あるいは親水性を持つ基板の
一方の主面へ単分子膜の付着したものに対して、エネル
ギー線源と前記単分子膜の間及び前記単分子膜の付着し
た基板の他方の主面に、パターン状の金属板を設置1〜
、前記線源からエネルギー線を照射する事により、前記
単分子膜内に、第1の強度のエネルギー線の照射部分と
、前記第1の強度よりも大きいエネルギー線の照射部分
とを選択的につくる。
即ち、エネルギー線の未照射部分も含めると、結果とし
て前記線源から3種以上のエネルギー線強度で選択的に
同時に照射する方法である。すなわち、任意の基板の一
方の主面上に付着している単分子膜(単層あるいは複数
層)に、放射線などのエネルギー線をパターン状に照射
するうえにおいて、エネルギー線源と単分子膜の間と、
基板の他方の主面にそれぞれたとえは金属板を1枚(あ
るいは数枚、ただし金属板の種類、厚さは異る事もある
)設置し、ある一定のエネルギー量をもつエネルギー線
の照射に」=って、膜内の分子の照射線量の差を、3種
以上間時にかつ微細に実現することにより、分子レベル
の微細な単分子累積膜のパターン形成を行うことを特徴
とするものである。
作  用 本発明により、単分子膜(および累積膜)形成時におい
て、照射するエネルギー線量が一定にも6 ・\− かかわらず、膜内の分子の反応差をへ単位の超微細レベ
ルでパターン状に実現する事が可能となる。
実施例 以下、図面に基づいて更に詳しく説明する。
第1図に示す第1の実施例では、第1図aに示すように
、表面が疎水性を示すシリコン基板1の」二へ、ラング
ミュア・プロジェット法や水平付着法などを用いて飽和
・不飽和の任意な長鎖脂肪酸(たとえば、CH3−(C
H2)n−C0oH,nは整数)の単分子膜2を1層付
着する。
このとき、分子オーダーでは、第1図すに示すように、
単分子膜2の表面部分3は、長鎖脂肪酸のカルボキシル
基4のみを規則正しく配列している。
そこで、第1図Cに示すように、従来の手法によるパタ
ーンマスク5に加えて、それによるエネルギー線照射領
域内へ金属板6(例えば銅、アルミニウム、鉛などが良
い。)を、1枚単分子膜2の上と基板の膜2の形成され
ていない他方の主面上にパターン状に設置し、金属板6
のない部分7と、金属板6のある部分8をつ〈−〕たり
えで、放射線9を照射する。すると、第1図dに示す」
:うに、照射を全く受けなかった部分10は、分子に全
く変化がみられないが、同じ照射線量を与えたはずの金
属板のある部分8の分子の架橋密度11は、金属板のな
い部分7の分子の架橋密度12よりも、金属板から膜に
向って出てくる二次電子13の影響で大きなものとなる
。そこで、金属板のある部分8(分子の架橋密度が犬の
部分11)は除去できず、金属板のない部分7(分子の
架橋密度が小の部分12)は除去できる現像液を用いて
現像すると、第1図e、fに示すように、膜は、放射線
照射を受けていない部分10と、金属板のない部分7が
除去され、薄膜パターン14が形成されることになる。
第2の実施例では、第1の実施例での第1図a。
bまでと同様の工程を行った後、第2図a、bに示すよ
うに、原子番号の大きな金属板15(たとえば鉛)と、
原子番号の大きな金属板16よりも原子番号の小さな金
属板16(たとえば銅)を、実施例1の第1図Cと同様
の方法で、同−膜に対して設置し、金属板15のある部
分17と、金属板16のある部分18と、金属板の全く
ない部分19の3種類をつくって、放射線9を照射する
すると、金属板16のある部分17の分子の架橋密度2
0は、金属板16のある部分180分子の架橋密度21
より、金属板15から出る二次電子22の量が金属板1
6から出る二次電子23の量より多いだめ、大きなもの
となる。したがって、第2図c、dに示すように、金属
板のない部分19と、金属板15のなる部分1了と、金
属板16のある部分18の各分子の架橋密度の差を利用
できる溶解性を持つ現像液を用いて、より微細な薄膜パ
ターン24が形成されることになる。
なお、以上第1.2の実施例において、膜の積層数は任
意であり、積層方法については、膜間において疎水基(
−CH3,−CH:CH2,−C=C等)同士上、親水
基同士を向かい合わせて交互に逆向きに積層するY膜や
、基板が疎水性のものでその上に、同じ配向の単分子膜
だけを積層するZ膜などの種類があり、あるいは、膜を
形成する分子種についても膜ごとに化学式の異る数種の
分子を用いたヘテロ膜や同−膜を化学式の弄る数種の分
子を用いて形成した混合膜などがあるが、以−1,の積
層方法や膜を形成する分子種については、全て任意に本
発明の対象となるものである。
寸だ、使用する金属板についても照射線量を実質士増加
できる金属を全て本発明の対象である。
発明の効果 本発明によると、半分イ累積膜でのパターン形成を行う
うえで、照射するエネルギー線量が−・定にもかかわら
ず、膜内の分子の反応差を利用して単分子膜をパターン
状に容易に加工する事ができるという効果をもつもので
ある。従って、これは薄膜分子設計を行ううえでの基本
技術となりうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図t/′:j:本発明の第1,2実施例の単分子累
積膜形成方法の工程断面図で、a 、C、eは基板断面
図です、d、fはそれぞれ、a、c、eのA。 9 ・、− B、C部の拡大図、第2図は本発明の第2実施例の単分
子累積膜形成方法の工程断面図で、a、Cは基板断面図
です、dば、それぞれa、Cのり。 E部の拡大図である。 1・・・・・・シリコン基板、2・・・・・・単分子膜
、3・・・・・単分子膜20表面部分、4・・・・・・
カルボキシル基、7・・・・・・金属板6のない部分、
8・・・・・・金属板6のある部分、9・・・・・・放
射線、1o・・・・・・照射を全く受けなかった部分、
11・・・・・・金属板のある部分8の分子の架橋密度
、12・・・・・・金属板のない部分70分子の架橋密
度、13・・・・・・二次電子、14・・・・・・薄膜
パターン、16・・・・・・原子番号の大きな金属板、
16・・・・・・原子番号の小さな金属板、17・・・
・・金属板15のある部分、18・・・・・・金属板1
6のある部分、19・・・・・・金属板の全くない部分
、2Q・・・・・・金属板15のある部分17の分子の
架橋密度、21・・・・・・金属板16のある部分18
0分子の架橋密度、22・・・・・・金属板15から出
る二次電子、23・・・・・金属板16から出る二次電
子、24・・・・・・薄膜パターン。 +1) IN ヘ          ヘ 綜    d         悼 I/)L/)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面が疎水あるいは親水性を持つ基板の一方の主面へ単
    分子膜を形成し、エネルギー線源と前記単分子膜の間及
    び前記単分子膜の付着した基板の他方の主面に、パター
    ン状の金属板を設置し、前記線源からエネルギー線を照
    射する事により、前記単分子膜内に、第1の強度のエネ
    ルギー線の照射部分と、前記第1の強度よりも大きい第
    2の強度エネルギー線の照射部分と、エネルギー線の未
    照射部分とを選択的に形成し、前記線源から3種以上の
    エネルギー線強度で選択的に前記単分子膜を同時に照射
    する事を特徴とする単分子累積膜パターン形成方法。
JP61107047A 1986-05-09 1986-05-09 単分子累積膜パタ−ン形成方法 Pending JPS62262868A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03278461A (ja) * 1990-03-27 1991-12-10 Res Dev Corp Of Japan シリコン固体表面への有機分子の植え付け方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03278461A (ja) * 1990-03-27 1991-12-10 Res Dev Corp Of Japan シリコン固体表面への有機分子の植え付け方法

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