JPS62262085A - 大形映像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車両に搭載して現地に運び、複数の分割した表
示装置を組立て一体化画面を構成し、多人数に対し大量
情報を伝達するために用いる大形映像表示装置に関する
。

従来の技術 従来第５図に示すようだ、車両１に上部表示装置２と下
部表示装置３とを並置して搭載し、ウィングボディ型の
覆いを形成する側板４、屋根カバー５、側板６の内部に
収納して現地に運搬し、放映に際しては第６図に示すよ
うに、ヒンジ７．８を支点にしてそれぞれ側板４及び屋
根カバー５を展開し、またキ昇装置９の支軸１０の先端
に上部表示装置２に固定された係合部１１を設けておき
、上昇装置９の作動により上部表示装置２を持上げ、そ
の下方に下部表示装置３を車両１の床面て置かれ移動用
の車輪１２を用いて挿入し、上部表示装置２と下部表示
装置３とを種重ね、上部表示装置２の上部画面１３と下
部表示装置３の下部画面１４とを一体に組合せ大形画面
を形成する。さらに組立てた大形画面を屋根カバー５の
内奥部１５に移動するには、下部表示装置３を支持する
ための台車１６を備えておき、台車１６の車輪１７によ
り上、下部表示装置２．３全体を移動させていた。

なお、実際上は上昇装置９、下部表示装置３、台車１６
の移動はそれぞれに設けた油圧装置等の駆動装置（図示
せず）によって行われる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来例の構成では、大形画面の発光
輝度が十分でなく、外部光の強い場合に、内奥部１５に
画面を移動させ、また逆に外部光があまり強くなく、む
しろ屋根カバー５等により遮られることなく見易い画面
を提供したい場合には画面を手前側に引出したいという
画面移動希望に対して、（１）駆動装置を３組も必要と
するために構造が複雑となる。（１１）側板６にぶつか
る等台車１５が移動の邪魔になる等の問題点がある。

本発明は上記従来例の欠点を除去し、比較的簡単な構成
であり、しかも画面の移動範囲の広い大形映像表示装置
を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、大形表示装置を分
割して車両の床面に搭載して現地に運搬し、放映に際し
ては床面に固定され、上部に上部表示装置との係合手段
を有する垂直上昇装置により上部表示装置を上方に持上
げ、その下方に水平駆動装置によシ下部表示装置を挿入
載置し、然る後に前記水平駆動装置により一体化した表
示装置全体を画像正面に対し前後移動可能になるように
構成したものである。

作用 本発明は上記のように構成したので、外部光の強弱等の
環境状件に対応して組立後の一体化画面を見易い位置に
容易に移動出来、しかも上記動作を構成的にも簡単に出
来る効果を有する。

実施例 以下本発明の一実施例について図面と共に説明する。第
２図は大形映像表示装置を車体内に収納状態で後方（側
面）から見た様子を示す図である。・同図と第５．６図
と同様の符号は同一の名称を表わすものとする。９ａは
車両１の床面２３に固定された油圧等による垂直上昇装
置、２０は垂直上昇装置９ａの支軸１０ａの上端に設け
た支持部で、上部表示装置２の上部に設けた凸部２１に
係合する半円状の断面を有している。２２は下部表示装
置３を第２図で床面２３の左右方向に移動させるだめの
油圧等から成る水平駆動装置である。

次に上記実施例の動作だついて第１〜第３図を参照しな
がら説明する。最初に第２図に示すよって上、下部表示
装置２．３を車両ｌの床面２３に載置した状態で車体２
４内に並置した状態で放映を行う現地まで運搬する。現
地に到着後、ヒンジ８を支点に側板と屋根カバーを兼ね
た（ウィング）カバー５３を上方に展開し、日除は雨除
は用の覆いを形成する。次いで、垂直上昇装置９ａを作
動させ支軸１０ａを伸長させると、支軸１０ａに結合し
た支持部２０に係合した凸部２１が持上がり、左右の凸
部２１が結合された上部表示装置２が上方に上昇される
。上部表示装置２がほぼ下部表示装置３の高さと同程度
持上がったところで、下部表示装置３の下方に設けた結
合部２５と連結した水平駆動装置２２を作動させると下
部表示装置３は第２図の矢印方向に床面２３上を車両１
２によって移動し、上部表示装置２の下方に入る。ここ
で支軸１０ａを幾分下降させれば第３図に示すように、
下部表示装置３上に上部表示装置２が載置されることに
なる。この持上、下部表示装置２．３の間の結合を強固
にするために種々の嵌合手段を組み合せても良い。

さらに、組立った表示装置を左右に移動するには、先ず
、垂直上昇装置９ａを作動させ、支軸１０ａを短縮させ
れば凸部２１と支持部２００間の係合が外れ、上部表示
装置２はそのままで支軸１０ａのみ短縮する。従って、
水平駆動装置２２の作動により下部表示装置３を第１図
の矢印方向に動かせば、同図破線の位置から側板６の近
傍までの任意の位置まで移動させることが出来、外部光
の強弱等に合せた最も見易い位置で放映させることが出
来る。

なお、上部表示装置２０分解・収納に際しては上記動作
を逆を行わせればよい。また凸部２１と支持部２０とは
係合手段を構成するが、垂直上昇部９ａの作動により係
合或いは係合の解除の操作が出来る係合手段としては他
にも種々考えられる。

発明の効果 以上実施例により説明したように本発明によれば、車両
の床面に固定した垂直上昇装置により上部表示装置を上
方忙持上げ、水平駆動装置によりその下部に移動した下
部表示装置上に載積し一体化画面を形成後、上部表示装
置と垂直上昇装置の係合を解除し、しかる後に前記水平
駆動装置を作動させて、床面上を移動させるように形成
したので、外部光の強弱等の要求に応じて自由に画面位
置を変更出来、しかも水平方向の駆動手段は組立手段の
一部と共用出来るので、駆動装置を一組減らすことが出
来、また垂直上昇装置は床面に固定で良く、台車も必要
としないことと併せて構造が簡単で済み、さらにその可
動範囲も広く取れる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図本発明の一実施例における大形映像表示装置の構
成を示すだめの側面図で移動状態の様子を示す図、第２
図は同装置の組立前の様子を示す側面図、第３図は同装
置の組立後の様子を説明するための側面図、第４図は第
３図に対応する正面図、第５図は従来の映像表示装置の
収納時の状態を示す側面図、第６図は同装置の組立時の
状態を示す側面図である。 ■・・・車両、２・・・上部表示装置、３・・・下部表
示装置、５ａ・・・カバー、９ａ・・・垂直上昇装置、
１０ａ・・・支軸、２０・・・支持部、２１・・・凸部
、２２・・・水平駆動装置、２３・・・床面、２５・・
・結合部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男ほか１基筒　３
゛図　　　　　　　　　　ｚＩ 笥　４　巳

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両の床面上に分割載置された上部表示装置と下部表示
   装置と、下端が床面に固定させると共に上端に前記上部
   表示装置との間の係合手段を設けた垂直上昇装置と、前
   記下部表示装置を前記床面上を移動させるための水平駆
   動装置とを備え、映像の放映に際しては、前記垂直上昇
   装置と係合して上部表示装置を上昇させ、上部表示装置
   の下部に前記水平駆動装置により移動した下部表示装置
   を挿入し、前記下部表示装置に上部表示装置を載置して
   一体化画面を形成し、然る後に前記垂直上昇装置により
   前記係合を解除させると共に前記水平駆動装置により前
   記一体化画面を画面の前後に移動可能にした大形映像表
   示装置。