JPS62259598A - 線維芽細胞発育因子きつ抗物質 - Google Patents

線維芽細胞発育因子きつ抗物質

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Publication number
JPS62259598A
JPS62259598A JP62099638A JP9963887A JPS62259598A JP S62259598 A JPS62259598 A JP S62259598A JP 62099638 A JP62099638 A JP 62099638A JP 9963887 A JP9963887 A JP 9963887A JP S62259598 A JPS62259598 A JP S62259598A
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JP
Japan
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fgf
peptide
ala
peptide according
gly
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Pending
Application number
JP62099638A
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English (en)
Inventor
アンドリュー・ジャケス・ベアド
ニコラス・チャイ・クワン・リン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Salk Institute for Biological Studies
Original Assignee
Salk Institute for Biological Studies
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Publication date
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Publication of JPS62259598A publication Critical patent/JPS62259598A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/475Growth factors; Growth regulators
    • C07K14/50Fibroblast growth factors [FGF]
    • C07K14/503Fibroblast growth factors [FGF] basic FGF [bFGF]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は線維芽細胞発育因子(FGF)に関し、より詳
細には、ある種の場合において哺乳動物FGFの効果を
減少させるために使用できる、合成法によって製造され
たFGF拮抗物質に関するものである。
従来の技術 脳および下垂体は共に培養細胞に対する細胞分裂促進因
子を含有することが知られているが、1974年捷では
これらと古典的な下垂体ホルモン、たとえばTSH,L
H,FSH,GHおよびACTII との関係は不明で
あった。1974年に塩基性線維芽細胞発育因子(FG
F)とよばれるウシの発育因子の精製が報告され、これ
は下垂体ホルモンと異なることが示された(ゴスポダロ
ビイツク(Gospodarowicz 、 D、 )
、Nature 、 249.123−127(197
4))  現在ではこの発育因子は16415の分子量
をもち、塩基性であり(p19.6)、かつ正常な2倍
体線維芽細胞捷たは樹立細胞系に対する有効な細胞分裂
促進物質であることが知られている。別の異なる発育因
子である酸性の脳FGFの精製は、米国特許第4,44
4゜760号明細書(1984年4月24日付)に記載
されている。この脳の酸性FGFの完全な性状133.
554−5fi2(1985))に最近報告された。
その後の研究によってFGFは線維芽細胞の°ほかに各
種の正常な2倍体の中胚葉山来の細胞および神経稜由来
の細胞に対しても細胞分裂促進性であることが確認され
た。これには顆粒膜細胞、副腎皮質細胞、軟骨細胞、筋
芽細胞、角膜および血管の内皮細胞(ウシおよびヒト由
来)、血管平滑筋細胞、および水晶体上皮細胞が含まれ
る。FGFは血漿補充培地で培養された線維芽細胞の増
殖を支持しうる点で、血小板由来の発育因子の代替とな
りうろことも示された。FGFはそれがウシおよびヒト
の血管内皮細胞の増殖を刺激しつるのと密接に関連して
、インビボでも毛細管内皮細胞に対しても同様な活性を
もつ。従ってFGFは血管形成因子であると考えられる
発明の要約 本発明は合成法によって製造され、かつある種の場合に
おいて哺乳動物FGFの生物学的効果と実質的に拮抗す
るFGF拮抗物質を提供する。
本発明はDNA組換え技術または他の適当な技術、たと
えば古典的な合成法もしくは固相合成法を用いて合成さ
れる、塩基性および酸性線維芽細胞発育因子(FGF)
に対する拮抗物質を提供する。
塩基性FGFは後記の配列をもつアミノ酸残基146個
のポリペプチドである。天然のウシFGF分子において
はシスティン残基はいずれも互いにジスルフィド結合し
ておらず、1個または2個以上のシスティン残基が遊離
システィン分子に結合している可能性がきわめて太きい
と思われる。いずれにしろ本発明はFGFの生物学的な
活性を抑制する生物学的に活性なペプチドを提供する。
それらはDNA組換え技術またはアミノ酸残基の逐次付
加を伴う標準的な連鎖延長法、たとえば固体樹脂支持体
を使った固相合成法によって合成され5る。
本発明による薬剤組成物には、薬剤学的に許容される液
体または固体キャリヤーに分散したFGF拮抗物質まだ
はそれらの無毒性塩類が含まれる。
これらの薬剤組成物は臨床医学(ヒトおよび動物の双方
)において、診断または治療の目的で短期間または長期
間投与することにより使用できる。
それらはインビボおよびインビトロ双方において内皮細
胞および関連した他の型の細胞の増殖を調節するのに有
用である。
本発明は簡単に合成できる哺乳動物FGF、特に塩基性
FGFおよび酸性FGFに対する拮抗物質を提供する。
ペプチドを定義するために用いる命名法はシュレーダー
(5chroder )およびリュプケ(Lubke)
により゛ペプチド°゛(アカデミツク・プレス、196
5年)に詳述されたものであり、その際一般的な表示法
に従ってN末端の遊離α−アミノ基をもつ残基を左側に
示し、C末端のα−カルボキシル基をもつ残基を右側に
示す。アミノ酸残基が異性体をもつ場合、表示されてい
るのはL型のアミノ酸である。ウシの塩基性FGFは下
記の配列をもつペプチドであることが見出されている。
Pro−Ala−Lew−Pro−Glw−A、5p−
G1His−Phe−Lys−Asp−Pro−Lys
−ArPhe−Lew−Arg−11e−His−Pr
o−AsLve−8ir−Asp−Pro−His−1
1−e−LaO5 Gly−Val−Val−8er−11e−Lys−G
1Me t−Lys−Gl 1L−Asp−Gly−A
rg−LaO2 Glu−Cys−Phe−Phe−Phe−Glw−A
、rTyr−A、rg−8er−Arg−Lytt−T
yr−BeThr−Gl y−Gln−Tyr−Lys
−Leu−G1A、1a−I le−Leu−Phe−
Leu−Pro−Me】0]5 y−Gly−8er−Gly−Ala−Phe−Pro
−Pro−Gly−p−Gly−Arg−Val−As
p−Gly−Val−Arg−Glw−s−Leu−G
ln−Lerb−Gln−Ala−Glrb−Glw−
Arg−y−Val−Cys−Ala−Asn−Arg
−Tyr−LelL−A、1a−u−Leu−Ala−
8er−Lys−Cys−Val−Thr−Asp−g
−Leu−Glu−8er−Ass−A、5n−Tyr
−A、5n−Thr−11512O r−86r−Trp−Tyr−Val−A、1a−Le
?b−Lys−Arg−1,30135 1−Pro−Lys−Thr−Gly−Pro−Gly
−Gin−Lys−(1,1) 天然分子のC末端がアミド化されているか否かは確実で
はない。
本発明は天然型ホルモンの中央1析片にそれぞ九基づい
ている2系列のFGF拮抗物質を提供する。
第1系列の中ノし・領域(core)は36−39位に
存在する残基であり、そして第2系列の中心領域に10
7−110位に存在する残基である。換言すれば、第1
系列の4残基な含む比較的短いペプチドは、テトラペプ
チド自身とともに、非刺激条件下(血清単独)で増殖す
る場合およびインビトロの培養細胞にFGFを添加する
ことにより血清を補充する場合にも、内皮細胞の増殖に
何らかの抑制作用を示す。第1系列のFGF拮抗作用は
、テトラペプチドのN末端および/またはC末端の延長
を行うことによって極めて実質的に増加することが見出
されている。これらの延長は、天然型ホルモン中のこれ
らの位置に通常見出される残基配列、たとえばFGF(
30−50)を包含してよく、かつ必ずしもではないが
好ましくはC末端がアミド化されている。後記に論じる
ように、選択された位置での配列中の置換はなされても
よい。
これらのペプチドが示す拮抗作用の根拠はFGF受容体
との相互作用である。インビトロの細胞増殖(FGF標
的細胞の全部の型を含む)に拮抗作用を示すペプチドは
FGFがその受容体に結合することも阻止する。さらに
、ペプチドの最小の長さはFGF(36−39)または
FGF(1,07−11,O)の中心領域配列のどちら
かを含む。
FGFの配列(93−120)に関連した第2系列のペ
プチド断片も拮抗作用を示し、かつおのおの異なるヘパ
リン結合部位を含む。すなわちペプチド断片内に含捷れ
る配列は受容体ばかりでなく放射活性のヘパリンと結合
する。FGF作用においてヘパリンは重要な要素である
ので、FGFとヘパリン間の結合をそれによって阻害す
るペプチドは、FGFの生物学的作用、FGFとその受
容体との結合、およびFGFとヘパリンとの相互作用を
阻害する重要な能力を説明する。FGF(24−68)
とFGF(93−1,20)に関連した断片の特異性は
下記 a)FGF作用の3つの全指標(すなわち細胞増殖1、
バリンとの結合、および受容体との相互作用)に対する
ペプチドの効果、および b)これらのテトラペプチドの1つを含捷ない他のFG
Fペプチド断片は同様の活性を示さないという結果 によって最も良く説明される。
本発明により提供されるFGF拮抗物質ペプチドの第1
系列は、下記の式(ウシFGFの天然に存在する配列に
基づいている)で表現することができる。
Tyr−Cys−Lys−AstL−Gly−Gly−
Phe−Phe−Leu−Arg−11e−11is−
Pro−Asp−Gly−Arg−Val−Asp−R
42−Val−Arg−Glu−Lys−R47−As
p−Pro−His−11e−Lys−Leu−Gin
−Leqb−Gin−Ala−Glu−Glu−Arg
−Gly−Val−Val−8er−Ile−Lys−
Gly−Val−Y よく、R42はEar’!たはAlaまたはThτであ
ってよい。Sarはザルコシンの略号である。)この完
全な長さ、すなわち45残基を有するペプチドはFGF
拮抗物質として機能し、半アゴニス) (partia
l agonist)  としては機能しない。
それらは、それら自体として添加FGF存在下ばかりで
なく基礎FGF(bα8αl FGF)存在下でも内皮
細胞の増殖を抑制する。拮抗物質の主な機能は活性化を
起こすことなしに単に内皮細胞の受容体を遮断すること
であるので、45残基がFGF拮抗物質として機能する
ペプチドの最大限度とは考えられない。結局、これらの
付加残基がα)ペプチドをFGF半アゴニストに変える
か或いは b)受容体および/またはヘパリンへのペプチドの結合
を減少させ、その結果FGF拮抗物質としてのペプチド
の生物学性活性を減少させる、 ことがない限り、片方まだは双方の末端に付加残基をつ
け加えてもよい。
本発明により提供されるFGF拮抗物質ペプチドの第2
系列は下記の式(ウシFGFの天然に存在する配列に基
づいている)で表現することができる。
Phe−Phg−Phe−Glu−Arg−Lew−G
11t−8er−Asn−Asn−Tyr−Asn−T
hr−Tyr−Arg−8er−Arg−Lys−Ty
r−8er−8er−Trp−Tyr−Val−Ala
−Lew−Lerb−Arg−Y(式中、YはOHまた
はNH2のいずれかである。)上記の完全な28残基な
有するペプチドはFGF拮抗物質として機能し、FGF
存在下または非存在下で内皮細胞の増殖(および他のF
GF標的細胞の増殖)を抑制する。28残基より長さの
短いペプチドはFGFに対する拮抗物質として作用する
効力がある。さらに残基を片方寸たは双方の末端につげ
加えてもよい。しかしこうした変化は、ある受容体の活
性化を起こし、これにより部分的に増殖活性のある拮抗
物質へとペプチドを変える可能性がある。
アミノ酸数が約45またはそれ以上の長さのペプチドを
合成するにはDNA組換え法を用いるのが好ましいであ
ろう。一方、残基数が約30寸たはそれ以下の長さのペ
プチドを合成するにはよく知られた鎖長延長技術、たと
えばメリフィールド樹脂などを便5固相合成法を用いる
のが好捷しいであろう。
FGFペプチドを組換えDNAにより合成するだめには
、意図するアミノ酸配列をコードする二重鎖DNAを合
成により構成する。遺伝暗号の縮重のため、生成物ポリ
ペプチドをコードするDNA鎖の形成に多様なコドンの
組合わせを使用することができる。ある型の生物では、
ある特定のコドンがポリペプチドの発現にとってより効
果的であり、コドンの選択は組換えベクターの宿主と]
〜で使われる予定の種類の生物における発現に最も有効
なコドンに従って行うことが好捷しい。しかし適正なコ
ドンの組合せであればいずれも、若干効率が劣るとして
も意図する生成物をコードするであろう。コドンの選択
は考慮されるベクターの構成にも依存するであろう。た
とえば、合成りNA鎖の挿入の後に、制限部位において
切断する制限酵素を用いてベクターを操作したい場合は
、DNA鎖内に特定の制限部位を作ることを避ける必要
があろう。またこのDNA鎖を含む組換えベクターによ
り形質転換される予定の宿主生物がこのDNA鎖内のあ
る部位で切断する制限酵素を産生ずることが知られてい
る場合にも、DNA鎖内にこうした制限部位を置くこと
を避ける必要がある。
合成されるDNA鎖は、FGF拮抗物質をコードする配
列のほかに、考慮されるベクター構成に応じて付加的配
列を含んでもよい。一般にDNA鎖はその末端にクロー
ニングベクター内の制限部位への挿入を容易にするリン
カ−を含むように合成される。DNA鎖は融合ポリペプ
チドの一部として意図する配列をコードすべく構成され
てもよい。この場合、これは一般に蛋白分解プロセシン
グ部位となるアミノ酸残基配列をコードする末端配列を
含み、これにより意図するポリペプチドは融合ポリペプ
チドの残部から蛋白質分解により除去されるであろう。
合成りNA鎖の末端部分には適宜な開始シグナルおよび
終止シグナルが含捷れていてもよい。
意図するDNA鎖を組立てるために、オリゴヌクレオチ
ドを常法により、たとえばマニアテイススフリング・ハ
ーバ−、ニューヨーク、1982年)(以下C3H)に
記載された方法により構成する。ヌクレオチド残基70
11i!iffでの長さのセンス(有意)およびアンチ
センスヌクレオチド鎖を、好ましくは自動合成装置、た
とえばアプライド・バイオシステムズ社、380AmD
NA合成装置により合成する。オリゴヌクレオチド鎖は
センスオリゴヌクレオチドとアンチセンスオリゴヌクレ
オチドの部分がオーバーラツプし、相補的塩基対間で互
いに水素結合により会合し、これにより大部分の場合は
連鎖間にギャップをもつ二重銭を形成すべく構成される
。次いで連鎖間のギャップが埋められ、6鎖のオリゴヌ
クレオチドを末端同志で適宜なりNAポリメラーゼの存
在下で、および/またはりガーゼによりヌクレオチドト
リホスフェートを用いて結合させる。
天然に存在する分子の一部分であるペプチドが要望され
る場合には、オリゴヌクレオチド合成により合成りNA
鎖を構成する代わりに、意図するFGF断片に対応する
c D N Aを調製することができる。cDNAライ
ブラリー捷たは発現ライブラリーは常法により逆転写酵
素によってFGF産生細胞系由来のメツセンジャーRN
A(mRNA)から調製される。FGF配列を含むクロ
ーンを選択するためには、FGF蛋白質の部分に対応す
るハイブリダイゼーションプローブ(好−1<は遺伝暗
号の縮重に順応するだめの混合プローブ)を調製し、こ
の種の配列を含むクローンの同定に用いる。FGF抗体
を用いる発現ライブラリーのスクリーニング法も単独で
、捷たはハイブリダイゼーションプロービング法と組合
せて採用でき、これによりDNAライブラリークローン
中のFGFをコードするDNA配列の存在を同定捷たは
確認する。この種の方法はたとえば前掲のCH8(/’
C教示されている。
FGFをコードする二重鎖D N A 4Jlは目的と
するペプチドを合成するのに望ましい長さへと適宜に短
かくし、それから必要な場合には適当と考えられる特定
のクローニングベクターに挿入できるよう修飾する。組
換えられてDNA鎖を取込む予定のクローニングベクタ
ーは宿主である生物または細胞系におけるその生存能お
よび発現性に合わせて選ばれ、D N A@挿入法はそ
の宿主に特有の因子に依存する。たとえばDNA鎖を原
核細胞、たとえば大腸菌(E、coli)  に用いる
ベクター中へ挿入したい場合は、DNA鎖はプロモータ
ー配列、すなわち5′側の非翻訳領域内にあるシャイン
ーダルガルノ配列(またはりボゾーム結合部位)および
ATG開始コドンの3′側に挿入されるであろう。AT
G開始コドンはシャインーダルガルノ配列から適宜間隔
を置いて配置され、コードする配列はATG開始コドン
を含む適正な読み枠内に配置される。クローニングベク
ターは3′側非翻訳領域および翻訳終止部位をも備えて
いる。真核細胞、たとえば酵母細胞捷たは高等動物から
得た細胞系内に挿入するためには、FGF断片をコード
するオリゴヌクレオチド配列はキャッピング部位から適
宜間隔を置いて、かつATG開始シグナルを含む適正な
読み枠内に配置される。クローニングベクターは3′側
非翻訳領域および翻訳終止部位をも備えている。
対象となるFGF断片をコードするのに必要でかつコー
ドしたポリペプチドを少なくとも若干は発現することが
実質的に保証できる長さのDMA鎖を挿入するために、
原核生物形質転換ベクター、たとえばpBR322,p
MB9.Cal El、pcRl、RP4およびラムダ
ファージが利用できる。一般にこの種のベクターは、プ
ロモーター、たとえばlacプロモーターに対して適切
な位置にある特異的制限部位をもつべく構成捷たは修飾
されている。
D N A 4Jは、適宜なリンカ−によりこの制限部
位へ挿入され、組換えベクターにより形質転換された原
核細胞系におけるFGFの産生が実質的に保証される。
適正な読み枠を保証するために、種々の長さのリンカ−
をFGFペプチドをコードする配列の末端に備えること
ができる。あるいは、lac Z遺伝子の5′側領域(
オペレーター、プロモーター、転写開始部位、シャイン
ーダルガルノ配列、および翻訳開始シグナルを含む)、
トリプトファン遺伝子からの制御領域(trpオペレー
ター、プロモーター、リボゾーム結合部位および翻訳イ
ニシエーター)、およびこれら2プロモーターを含むt
rp−1acもしくは一般にTabプロモーターと呼ば
れる融合遺伝子などの配列を含むカセットを入手し、こ
のカセットを選んだクローニングベクターに挿入する前
に合成りNAを好都合に挿入できる。
同様に真核生物形質転換ベクター、たとえばクローン化
つシ乳糖肺ウィルスゲノム、マウスレトロウィルスのク
ローン化ゲノム、および真核生物カセット、たとえばp
SV−297)を系(ムリガンおよびベルブ(Mul 
ligan anti Berg )により、Natu
re 277.1.08−114.1979に記載され
ている)、オカヤマーベルグクローニンク系(Mo1.
 Ce11. Biol、 2.1.61−1.70.
1982)、最近ジエネテイツクス・インステイチュー
)Kより報告された発現クローニングベクター(Sci
e−nce22B、81.0−81.5.1985)が
入手でき、これらは形質転換した真核細胞系において少
なくとも若干のFGFペプチド発現を実質的に保証する
意図する長さのFGF断片を調製する別の方法は、その
ポリペプチドをまず遺伝子をコードする融合ポリペプチ
ドのセグメントとして調製することである。この場合、
発現ポリペプチドがFGF断片配列の側方に酵素プロセ
シング部位をもつべ(DMA鎖を構成する。FGFペプ
チドをコードするDMA鎖をたとえば大腸菌内への挿入
のためβ−ガラクトシダーゼ遺伝子中へ挿入することが
でき、この場合発現された融点ポリペプチドは次いで適
宜な蛋白質分解酵素により切断され、β−ガラクトシダ
ーゼペプチド配列からFGF断片が放出される。
FGF断片をコードする配列を、切断可能な融合ポリペ
プチドのセグメントとして、たとえばβ一ガラクトシダ
ーゼペプチド配列内に融合したFGF断片配列として発
現されるべく挿入する利点は、FGF断片配列が挿入さ
れる内在性ポリペプチドが一般に非機能性となり、これ
により融合ペプチドをコードするベクターの選択が容易
となる。
本ペプチドは適当な鎖長延長法またはカップリング形式
の方法、たとえば排他的固相法、部分的同相法、フラグ
メント縮合または古典的溶液カップリング法によって合
成することができる。排他的固相法は1固相ペプチド合
成(Solid−Phα8ePeptide Syut
hegis)”、スチュワート(S t ew−crt
)およびヤング(Young)、ピアスケミカル社、ロ
ックフォード、イリノイ(1984)に記載されており
、1978年8月8日公示の米国特許第4.105,6
03号の開示によって例示されている。
フラグメント縮合の合成法は米国特許第3,972゜8
59(1976年8月3日付)に例示されている。その
他の利用可能な合成法は米国特許第3.842,067
号(1974年10月15日付)および同第3,862
,925号(1975年1月28日付)に例示されてい
る。
種々のアぐノ酸成分の不安定な側鎖基を適当な保護基(
その基が最終的に除去される捷で、その部位で化学反応
が起こるを防ぐ)で保護することは、カップリング形式
の合成において一般的である。アミノ酸や断片がカルボ
キシル基の部位で反応する間その物質のα−アミノ基を
保護することは通常一般的であり、その後α−アミン保
護基を選択的に除去してその位置で次の反応を行わせる
従って、合成の一段階として、ペプチド鎖中に意図する
配列で位置する各アミノ酸残基を含みかつ適当なアミノ
酸残基に側鎖保護基を結合した中間体化合物が生成する
ことは普通のことである。
第1系列のこうした中間体は下記の式で表わすことがで
きる: X’−Tyr(X2)−Cys (X4)−Lys (
X7)−Asn(X8) −Gly−Gly−Phe−
Phe−Law−Arg(X6)−11e−His (
X’)−Pro−Asp(X3)−Gly−Arg(X
6)−Vat−Asp(X”) −R42−Val+A
@1)(X’)−Glv、(X”) −Lys(X7)
−R4)(X5)−Asp(X”)−Pro−His(
、Y”)−IIe−Ly s (X7)−Lerb−G
l % (X’ )−Lerb−Gl n (1” )
−Ala−Glu(X3)−Glu(Xl)−Arg(
X6)−Gly−Val−Val−8er(X5)−1
1e−Lys(X7)−Gly−Val−X10第2系
列のこうした中間体は下記の式で表わすことができる: X’−Phi−Phe−Phe−Gtw(XJ−Arg
(X’)−LelL−Glu(X”)−8er(X5)
−Asn(X8)−Asn(X8)−Tyr(X2)−
As7L(X8)−Thr(X”)−Tyr(X2)−
Arg(X”)−8er(X5)−Arg(X6)−L
ys(X7)−Tyr−(X”)−8et(X5)−8
er(X”)−Trp−Tyr(X2)−Val−Al
a−Le u−Ly s (、Y7)−Ar g (、
¥fi) −X ”これらの式中、Xlは水素またはα
−アミン保護基のいずれかである。Xlに包含されるα
−アミン保護基は、ポリペプチドの逐次合成の分野にお
いて有用であると知られているものである。Xlとして
使用しうるα−アミン保護基の種類には(1)アシル型
保護基、例えばホルミル、トリフルオロアセチル、フタ
リル、トルエンスルホニル(Tag)、ベンゼンスルホ
ニル、ニトロフェニルスルフェニル、トリチルスルフェ
ニル、O−ニトロフェノキシアセチル、クロロアセチル
、アセチル、およびγ−クロロブチリル;(2)芳香族
ウレタン型保護基、例工ばベンジルオキシカルボニル(
Z)およびp−クロロベンジルオキシカルボニル、p−
ニトロベンジルオキシカルボニル、p−ブロモベンジル
オキシカルボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボ
ニルのような置換Z;(3)脂肪族ウレタン保護基、例
えばt−ブチルオキシカルボニル(B□C)、ジイソプ
ロピルメチルオキシカルボニル、イソプロピルオキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル、アリルオキシカルボニ
ル; (41シクロアルキルウレタン型保護基、例えば
シクロペンチルオキシカルボニル、アダマンチルオキシ
カルボニル、およびシクロヘキシルオキシカルボニル;
(51−1−オウレタン型保護基、例えばフェニルチオ
カル曵ニル;(6)アルキル型保護基、例えばトリフェ
ニルメチル() IJチル)、ベンジル; (7+ )
リアルキルシラン基、例えばトリメチルシラン;が含ま
れる。好ましいα−アミノ保護基はBOCである。
(2日) X2はTyrのフェノール性水酸基のための保護基であ
り、テトラヒドロピラニル、t−ブチル、トリチル、B
zl、CBZ、’  4Br−CBZ、および2.6−
ジクロルベンジルといった基から選択される。好捷しい
保護基は2,6−ジクロルベンジルである。X2は水素
であってもよく、この場合は水酸基に保護基が存在しな
いことを意味する。
X3は水素もしくはAspまたはGluOカルボキシル
基のだめのエステル形成保護基であって、Bzt、シク
ロヘキシル、シクロヘキシル、216−ジクロルベンジ
ル、メチルおよびエチルといった基から選択される。
X4は、p−メトキシベンジル(MeOBzt)、p−
メチルベンジル、アセトアミドメチル、トリチル、およ
びBztといった基から選択されるCysのための保護
基である。最も好捷しい保護基はp−メトキシベンジル
である。X4は水素であってもよく、このことはスルフ
ヒドリル基に保護基が存在しないことを意味する。
X5はThrおよびSarの水酸基のための保護基であ
り、アセチル、ベンゾイル、t−ブチル、トリチル、テ
トラヒドロピラニル、Bzt、  2 、6−ジクロル
ベンジルおよびCBZといった基から選択される。好ま
しい保護基はBzlである。X5は水素であってもよく
、このことは水酸基に保護基が存在しないことを意味す
る。
Xoは、ニトロ、Tos、CBZ、アダマンチルオキシ
カルボニルといった基から選択されるA、rσのグアニ
ジノ基のだめの保護基であるか、もしくは水素である。
X7は水累捷たはLysの側鎖アミノ置換基のための保
護基である。適当な側鎖アミノ保護基の例+12− ク
ロルベンジルオキシカルボニル(2−CL−Z)、To
s、CBZ、t−アミルオキシカルボニルおよびBOC
である。
側鎖アミン保護基の選択は、合成中のα−アミン基の保
護基除去の間に除去されないものでなければならないと
いうことを除いては限定的ではない。従って、α−アミ
ン保護基と側鎖アミン保護基は同じではありえない。
X8はGlnおよび/またはAgnの側鎖アミド基のた
めの保護基であり、キサンチル(Xrtn)が好捷しい
。X8は任意には水素でありうる。
X9は、TosiたはジニトロフェニルのよりなHis
のイミダゾール窒素のための保護基であるか、または水
素でありうる。
X10は、OH,OCH3、エステル類、アミド類、ヒ
ドラジド類、−0−CH2−樹脂支持体および−NH−
樹脂支持体といった種類から選択され、この場合OHと
アミド類以外の基は広い意味での保護基とみなされる。
中間体の式中、X′、X21.X31.y4、X5、X
61.¥7、X8、X9およびX10のうち少なくとも
1つは保護基である。
ペプチド合成において使用する個々の側鎖保護基を選択
する場合、下記の法則に従5:すなわち(cl保獲基は
、試薬に対して、および合成の各段階でα−アミン基の
除去のために選ばれた反応条件下で安定であるべきであ
る;(b)保護基はカップリング条件下でその保護特性
を保持して切断されない;および(cl側鎖保護基は、
意図するアミノ酸配列を含む合成の完了時点に、ペプチ
ド釧を変性させない反応条件下で除去できなければなら
ない。
本ペプチドは、メリーフィールド(Merrifi−g
ld)のJ、 Am、 Chem、 Soc 、 、 
85、p2149(1963)に記載されたような固相
合成法を用いて製造されることが好ましい。しかし、先
に述べたように当分野で知られた他の同様な化学合成法
も使用し5る。固相合成法は保護したα−アミノ酸を適
当な樹脂にカップリングすることによりペプチドのC末
端から開始される。このような出発物質はα−アミノ保
護Valを、クロルメチル(IJI脂またはヒドロキシ
メチル樹脂へエステル結合によって結合するか、あるい
はBHA樹脂捷たはMBHA樹脂にアミド結合で結合す
ることによって製造し5る。ヒドロキシメチル樹脂の製
法はボダンスキー(BodtLnsky )らのChe
m、 I?Ld、 (oンドン)38.1597−98
(1966)に記載されている。クロルメチル化樹脂は
カリフォルニア州すッチモンドのバイオラッド研究所(
Bio RadLaboratories)およびラブ
システムズ社(Lab、 Systems、 Inc、
)  から市販されている。
この種の樹脂の製法はスチュワー) (Stewart
)らの゛固相ペプチド合成(Solid Phase 
Pept−ide 5ynthesis )”(フリー
マン・アンド・カンパニー、サンフランシスコ、l 9
69 )1%1章1〜6頁に記載されている。BHAお
よびMBHA樹脂支持体は市販されているが、一般に合
成を意図しているポリペプチドがC末端にα−カルボキ
サミドをもつ時にのみ使用される。
例えば第1系列のペプチドをC末端を遊離した状態で合
成したい場合には、モナハン(Monahan)および
ギロン(Gilon)のBiopolymer 12、
pp2513−19.1973の方法に従って、BOC
で保護したValをクロルメチル化樹脂へカップリング
して製造することができる。EOC−Vatのカップリ
ング後に、塩化メチレン中のトリフルオロ酢酸(TFA
 )、TFA単独またはジオキサン中のHCIを用いて
α−アミン保護基を除去する。保護基の除去は0℃から
室温までの温度で行なわれる。
他の標準的な切断試薬、および特定のα−アミン保護基
の除去条件は、シュレーダー(Schroder)およ
びリュプケ(Lubke)の°ザ・ペプチド(The 
Peptides )”1、ppq2−75(アカデミ
ツクプレス、1965 )に記載されているように使用
しうる。
Valのα−アミノ保護基の除去後、残りのα−アミノ
−および側鎖−保護アミノ酸を意図する順序で段階的に
カップリングさせて、先に定義した中間体を得る。ある
いは各アミノ酸を別個に反応器へ加える代わりに、若干
のアミノ酸を互いにカップリングさせてから同相反応器
へ添加してもよい。適当なカップリング試薬の選択は当
分野の技術の範囲内である。カップリング試薬として特
に適しているものはN 、 N’−ジシクロへキシルカ
ルボジイミド(DCCI)である。
ペプチドの固相合成に用いられる活性化試薬はペプチド
合成の分野においてよく知られている。
適当な活性化試薬は下記に例示される:(])カルボジ
イミド類、例えばN 、 N’−ジイソプロピルカルボ
ジイミド、#、#’−ジシクロへキシルカルボジイミド
(DCCI ) ; (21シアナミド類たとえばN。
N′−ジベンジルシアナミド;(3)ケチイミン類;(
4)インキサゾリウム塩類;(5)環に1〜4. (f
ilの窒素を含む芳香族性を有するモノサイクリック窒
素含有複素環式アミド類、例えばイミダゾリド類、ピラ
ゾリド類、および1 、2 、4.− )リアゾリド類
有用な特異的複素環式アミドはN 、 N’−カルボニ
ルジイミダゾール、N、N’−カルボニル−ジー1.2
.4−)リアゾールを含む;(6)アルコキシル化アセ
チレン、例えばエトキシアセチレン;(7)アミノ酸の
カルボキシル部分と混合無水物を形成する試薬、例えば
エチルクロルフォルメートおよびイソブチルクロルフォ
ルメート、および(8)アミノ酸のカルボキシル部分と
活性エステルを形成する試薬、例えばN−ヒドロキシフ
タルイミド、N−ヒドロキシフタルイミドおよび1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール(HOET)のような環窒
素に水酸基を有する窒素含有複素環式化合物。その他の
活性化試薬なちびにペプチドカップリングにおけるそれ
らの使用は、シュレーダー、H+)ユプケの上記文献第
■章訃よびカプール(Kapoor)のJ、 Phct
r、 Sci、、 59、p1〜27(1970)に記
載されている。
それぞれの保護アミノ酸捷たはアミノ酸配列は大体2倍
捷たけそれ以上の過剰量で同相反応器へ導入され、カッ
プリング反応はジメチルホルムアミド(DMF)  :
 CH2Cl、 (1: ] )の混合媒体中あるいは
DMF捷たはCII、、C/!、単独中で行ってもよい
。不完全なカップリングが起こった場合は、α−アミン
保護基を除去する前にそのカップリング反応を繰り返し
、その後次のアミノ酸をカップリングさせる。合成の各
段階でのカップリング反応の成就は、もしその合成が手
動で行なわれるな34.595 (1,970)に記載
されているように、ニンヒドリン反応で監視する。
意図するアミノ酸配列が完了した後、液状フッ化水素の
ような試薬で処理して中間体ペプチドを樹脂支持体から
切り離す。その際液状フッ化水素はペプチドを樹脂から
切り離すばかりでなく、残っているすべての側鎖保護基
X2、z 31.y 4 、z 5、X6、X7、X8
およびX9ならびにα−アミノ保護基、Yl をも切断
してペプチドをもたらす。
中間体ペプチドは、代わりの経路としてアルコーリシス
により樹脂支持体から脱離してもよく、その後回収した
C末端アルキルエステルは加水分解により酸に変換する
。側鎖保護基はその後上記に記載した方法あるいは接触
還元(たとえばB a S O4上のPd )のような
他の既知の方法によって切断できる。フッ化水素を切断
に使用するときは、スカベンジャーとしてアニソールと
メチルエチルスルフィドを反応容器中に加える。
下記の実施例は固相法によってFGF拮抗物質を合成す
る好捷しい方法を示している。対応するより短いペプチ
ド断片は、単にペプチド鎖のいずれかの末端で必要数の
アミノ酸を除去するととにより同じ方法で合成し得るこ
とがもちろん認められるであろう。
実施例I 下記の式: H−Tyr−Cys−Lys−AstL−Gl y−G
l y−Phe−Phe−Law−Arg−11e−H
is−Pro−Asp−Gly−Arg −Val−A
sp−Gly−Val−Arg−Glrb−Lys−8
er −Asp−Pro−His−11e−Lys−L
ew−Gln−Lebb−01%−Ala−Gls−G
lrb−Arg−Gly−Val−Val −8er−
II e−Lys−Gly−Val −NH2を有する
F G F (24−68)−アミドの合成は、ベック
マン990ペプチド合成機とMBHA樹脂を用いて逐次
方式で実施する。BOC−Valの樹脂へのカップリン
グは米国特許第4,292,313号に記載される一般
方法により実施し、この結果、使用したMHBA樹脂の
置換に応じて樹脂17当たf)Val約0.2−0.6
 ミIJモルの置換を得る。
保護基を除去して中和した後、ペプチド鎖を樹脂上に一
個ずつ付加していく。保護基の除去、中和および谷アミ
ノ酸の付加はギレミン(GlLille−min)らの
米国特許第3,904,594号に詳述された方法に一
般的に従って行なった。カップリングは特に下記のスケ
ジュールに詳述されるように行なった。
4CH2C71,2洗浄(3回)05 5   CH30H洗浄(2回)05 7   CH30H洗浄(2回)0.59   CH3
OH洗浄(2回)0.510  CH2Ct2洗浄(2
回)0.5ミ ド(DCC) 12  CH2Cl、洗浄(1回)0.515  CH
30H洗浄(2回)05 1.6  CH2Ct2洗浄(2回)0.51.8  
CH2Cl、洗浄(2回)0519  CH30H洗浄
(2回)05 簀AsnおよびGlnのカップリングのためには、この
段階で1.136モル過剰の1−ヒドロキシベンゾ) 
IJアゾール(IiOBt)を加えた。
カップリング反応を簡単に述べれば、塩化メチレン中の
BOC−保護アミノ酸1ミリモルを樹脂11当たりに使
用し、塩化メチレン中の0.5モルDCCI  1等量
捷たは塩化メチレン中の30%DMFを加えて2時間実
施する。Argをカップリングさせる時は10%DMF
と塩化メチレンの混合物を使用する。SerとThγの
水酸基側鎖保護基としてBzlを使用する。Lys側鎖
の保護基としてハ2− クロル−ベンジルオキシカルボ
ニル(2C1−Z)を使用する。TosはArgのグア
ニジノ基を保護するのに使用し、Glu iたはAsp
のカルボキシル基はBztエステルとして保護される。
Tyrのフェノール性水酸基は2,6−ジクロルベンジ
ルで保護する。AsnおよびGi?Lは保護しないit
にする。合成の終りに、下記の組成の中間体が得られる
: (X’)Tyr(X2)−Cys(X’)−Lys(X
7)−A、sn−Gly−Gly−Phe−Phe−Z
g+u−Arg(X6)−11e−His(X”)−P
ro−A、sp(X3)−Gly−Arg(X”)−V
al−Asp(X3)−Gly−Val−Arg(X6
)−Glu(X3)−Lys(X7)−8er(X5)
−Asp(X3)−Pro−His(1”)−11e−
Lys(Z7)−Law−Gin−Lerb−Gln−
Ala−Glu(X”)−Glu(X”)−A、rg(
X6)−Gly−Val−Vat−8er(X5) −
1re−Lys(X’)−Gly−Val−X”。
(式中、XlはBOC,X2は2,6−ジクロルベンジ
ル 、y3ijベンジルエステル、X4はMeOBzL
、 X5はEzL、X6はTos、X7 は2C1−Z
、 X9はTos、そしてX10は−NH−MBHA樹
脂支持体である) 最終のTyr残基を樹脂にカップリングした後、BOC
基をC112CL2中の45%TFAで除去する。
残っている保護ペプチド−樹脂を切り離して保護基を除
去するために、ペプチド−樹脂]、 fi’当たりアニ
ソール1゜5−、メチルエチルスルフィド0.25ml
およびフッ化水素(HF ) 10 m7!を用いて一
20℃で30分および0℃で30分処理する。IIFを
高真空下で除去した後、樹脂−ペプチド残留物を乾燥ジ
エチルエーテルおよびクロロホルムで交互に洗い、次い
でペプチドをガス抜きした2N水性酢酸で抽出する。酢
酸抽出物を凍結乾燥して白い綿毛状物質を得る。
切断し保護基を除去したペプチドはその後30%酢酸に
溶解し、セファデックスG−50微細ゲル瀘過にかける
ペプチドはさらに、0.4 M NH40Aa (pH
6,5)1tを0.01 A/ NH40Ac、(pH
4,5) 400 m12を含む混合フラスコに滴下す
ることによって生成する凹型勾配を用いて、CM−32
カルボキシメチルセルロース(ワットマン)陽イオン交
換クロマトグラフィー(1゜8 X 18cmIn、、
 Vbed=50ml)で精製する。最終精製は01%
TFAおよびアセトニトリル溶媒系を用いてヴアイダツ
ク(VydaC)04カラムの調製用HPLCを使用し
て行なう。精製の詳細は一般にリング(Ling)らの
Biochetn。
Biophys、 Ees、 Comrnrbn、 9
5.945(1980)に示されている。クロマトグラ
フ画分は注意してTLCで監視し、実質的純度を示す両
分のみを集めた。
Valをクロルメチル化樹脂に結合させるというBio
polymers、 12.251.3−19 (19
73)に記載されている方法に一般的に従って、C末端
に遊離酸を有する同じペプチドを製造する合成をクロル
メチル化樹脂を用いて繰り返す。
実施例■ FGF断片ペプチドの内皮細胞増殖を阻害する効率を求
めるため、基礎細胞増殖とFGF刺激細胞増殖の両者を
調節するペプチドの能力を測定する条件下でペプチドを
試験する。ゴスポダロヴイツク(Gospodarow
icz )らのJ、 Ce1l Bso、1.。
122.323−333(1,985)に詳述されてい
る型のバイオアッセイを使用した。
各試験用に、1ウエル当たり細胞約0.3−0.5×1
04個の間の初期細胞密度を24−ミニウェルプレート
に樹立した。各ウェル中の細胞は6−8時間後に、合成
FGF拮抗物質の非存在下または種々の濃度での存在下
においてチャレンジ投与量のFGFで処理した。48時
間後に同様の処理を繰り返した。細胞は5日めにトリプ
シンで消化して、各ウェル中の細胞総数をクールター粒
子計測器(Coulter particle cou
?Lter)を用いて辿1定した。ペプチドFGF(2
4−68)−NH2の試験では、内皮細胞の基礎増殖と
FGF−刺激増殖の両者に対して完全な拮抗活性を有す
ることが示され、約100μf/meの濃度で細胞数は
それぞれ約84%および約92%減少する。同様の結果
がFGF(24−68)−ORの試験からも得られ、両
ペプチドのID、。は約5マイクロモルであることが示
されている。
次いで、FGF標的細胞の受容体との相互作用を調べる
ために、1125FGFのBHK細胞への結合に及ぼす
FGF断片の効果を測定する試験を実施し、かつ該断片
の〔3H〕−ヘパリンへの結合を損11定する試験も実
施する。100μ9/mlの濃度のFGF(24,−6
8)−NH2は、細胞に結合する放射活性なFGFの量
を約54%減少させ、かつヘパリンに結合する強い親和
性を示す。
実施例■ 下記の式: %式% 成ハ、ベックマン990ペプチド合成機とMBHA樹脂
を用いて、実施例■に記載された方法により逐次方式で
実施する。ペプチドが実質的に純粋であることはTLC
およびII P L Cを用いて判定する。実施例Hに
示された方法による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖と
FGF−刺激増殖の両者(C対してこのペプチドが完全
な拮抗活性を有することが示され、細胞数はそれぞれ約
19%および約16%減少する。
下記の式: %式% を有するF G F (30−49) −NII2  
の合成は、ベックマン990ペプチド合成機とMBHA
樹脂を用いて、AspおよびGtlbの保護にBztの
代わりにシクロヘキシルを用いる以外は実施例Iに記載
された方法により逐次方式で実施する。ペプチドが実質
的に純粋であることはTLCおよびII’PLCを用い
て判定する。実施例1に示された方法による試験の結果
、内皮細胞の基礎増殖とFGF−刺激増殖の両者に対し
てこのペプチドが完全な拮抗活性を有することが示され
る。
下記の式: %式% 成は、ベックマン990ペプチド合成機とMBHA樹脂
を用いて、実施例Iに記載された方法により逐次方式で
実施する。ペプチドが実質的に純粋であることはTLC
およびHPLCを用いて判定する。実施例■に示された
方法による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFGF−
刺激増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活性
を有することが示され、細胞数はそれぞれ約86%およ
び約95%減少する。そしてこのペプチドはBHK細胞
とヘパリンに対して非常に強力な結合親和性を有するこ
とが示される。
実施例■ 下記の式: %式% 成ハ、ベックマン990ペプチド合成機とクロルメチル
化樹脂を用いて、先に記載された方法により逐次方式で
実施する。ペプチドが実質的に純粋であることはTLC
およびHPLCを用いて判定する。実施例■に示された
方法による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFGF−
刺激増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活性
を有することが示される。
下記の式: %式% を有するFGF(31−53)−NH2の合成は、ベッ
クマン990ペプチド合成機とMEHA樹脂を用いて、
実施例1に記載された方法により逐次方式で実施する。
ペプチドが実質的に純粋であることはTLCおよびHP
LCを用いて判定する。実施例Hに示された方法による
試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFGF−刺激増殖の
両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活性を有するこ
とが示される。
実施例■ 下記の式: %式% を有するFGF(32−39)−NH2の合成は、ベッ
クマン990ペプチド合成機とMBHA樹脂を用いて、
実施例Iに記載された方法により逐次方式で実施する。
ペプチドが実質的に純粋であることはTLCおよびII
 P L Cを用いて判定する。実施例Hに示された方
法による試験の結果、内皮細胞の基調増殖とFGF−刺
激増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活性を
有することが示され、細胞数はそれぞれ約37%および
約11%減少する。
実施例V 下記の式: %式% を有する。F G F (2463) NHtの合成は
、ベックマン990ペプチド合成機とMBHA樹脂を用
いて、実施例■に記載された方法により逐次方式で実施
する。ペプチドが実質的に純粋であることはTLCおよ
びHPLCを用いて判定する。実施例■に示された方法
による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFGF−刺激
増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活性を有
することが示される。
実施例X 下記の式: %式% を有する〔Ala47〕FGF(2463)−NF2の
合成は、ベックマン990ペプチド合成機とMBHA樹
脂を用いて、実施例Iに記載された方法により逐次方式
で実施する。ペプチドが実質的に純粋であることはTL
CおよびHPLCを用いて判定する。実施例■に示され
た方法による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFGF
−刺激増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活
性を有することが示される。
実施例XI 下記の式; %式% 合或は、ベックマン990ペプチド合成機とMBHA樹
脂を用いて、実施例Iに記載された方法により逐次方式
で実施する。ペプチドが実質的に純粋であることはTL
CおよびII P L Cを用いて判定する。実施例■
に示された方法による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖
とFGF−刺激増殖の両者に対してこのペプチドが完全
な拮抗活性を有することが示される。
下記の式: %式% 成ハ、ベックマン990ペプチド合成機とMBHA樹脂
を用いて、実施例Iに記載された方法により逐次方式で
実施する。ペプチドが実質的に純粋であることはTLC
およびHPLCを用いて判定する。実施例■に示された
方法による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFGF−
刺激増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活性
を有するととが示される。
下記の式: %式% を有するFGF(35−50)−NF2の合成は、ベッ
クマン990ペプチド合成機とMEHA樹脂を用いて、
実施例Iに記載された方法により逐次方式で実施する。
ペプチドが実質的に純粋であることはTLCおよびHp
 r、 cを用いて判定する。実施例■に示された方法
による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFGF−刺激
増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活性を有
することが示される。
下記の式: H−Hi 5−Pr o−As p−Gl y−Arg
−Va l −As p−AX a−Val−Arg−
Glrb−Lys−Thr−Asp−Pro−H4s 
−NH2 を有するCAI a42. Thr”〕F GF (3
550) −NHtの合成は、ベックマン990ペプチ
ド合成機とMBHA樹脂を用いて、実施例■に記載され
た方法により逐次方式で実施する。ペプチドが実質的に
純粋であることはTLCおよびHPLCを用いて判定す
る。実施例Hに示された方法による試験の結果、内皮細
胞の基礎増殖とFGF−刺激増殖の両者に対してこのペ
プチドが完全な拮抗活性を有することが示される。
下記の式: %式% を有するFGF(36−39)−NH2の合成は、ベッ
クマン990ペプチド合成機とM E II A $1
脂を用いて、実施例Iに記載された方法により逐次方式
で実施する。ペプチドが実質的に純粋であることはTL
CおよびHPLCを用いて判定する。実施例Hに示され
た方法による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFGF
−刺激増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活
性を有することが示され、細胞数はそれぞれ約37%お
よび約54%減少する。本ペプチドの生物学的有効性は
FGF(21−68)より劣り、ID、。は約30から
50マイクロモルの間を示す。
下記の式: %式% を有するFGF(93−120)−NH,、の合成は、
ベックマン990ペプチド合成機とMEHA樹脂を用い
て、実施例Iに記載された方法により逐次方式で実施す
る。ペプチドが実質的に純粋であることはTLCおよび
HPLCを用いて判定する。実施例Hに示された方法に
よる試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFGF−刺激増
殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗活性を有し
、かつBHK細胞とヘパリンに非常に強く結合すること
が示される。
下記の式: %式% を有するFGF(1,07−110)−NH2の合成は
、ベックマン990ペプチド合成機とMBHA樹脂を用
いて、実施例Iに記載された方法により逐次方式で実施
する。ペプチドが実質的に純粋であることはTLCおよ
びII P L Cを用いて判定する。実施例■に示さ
れた方法による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFG
F−刺激増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗
活性を有することが示される。
下記の式: %式% を有するFGF(106−1−15)−NH2の合成は
、ベックマン990ペプチド合成機とM B II A
樹脂を用いて、実施例Iに記載された方法により逐次方
式で実施する。ペプチドが実質的に純粋であることはT
LCおよびHPLCを用いて判定する。実施例Hに示さ
れた方法による試験の結果、内皮細胞の基礎増殖とFG
F−刺激増殖の両者に対してこのペプチドが完全な拮抗
活性を有し、かつBHK細胞とヘパリンに非常に強く結
合することが示される。
実施例罵 C3H(前掲)に記載された常法により、下記の式: ト ド 図 図 ncn (5日) を有する合成FGF−断片遺伝子を構成する。
こうしたFGF−断片をコードするDNA鎖は、オーバ
ーラツプした相補的配列をもつオリゴヌクレオチドをア
プライドバイオシステムズ自動合成装置で合成すること
により行なわれる。
オーバーラツプしたオリゴヌクレオチドを融合させて二
重鎖DNAを形成させ、ギャップをDNAポリメラーゼ
およびT4リガーゼにより埋める。
センス(有意)鎖のFGF−断片をコードする配列の5
′側に隣接してATG開始シグナルが備んられ、これに
より発現されたポリペプチドのN末端に外来メチオニン
が付加される。FGF−断片をコードする配列の3′側
に隣接して停止シグナルがある。5′末端にはEcoR
Tオーバーハングがあり、3′末端には下色(■オーバ
ーハングがあって、これにより合成りNA鎖は、ビエイ
ラ(Vieira)らのG11%1114、25’J−
268(1982)に記載されているように、プラスミ
ドpUC8のIC−(l Rlおよびpa、L I部位
に直接挿入可能である。DNA鎖はpUc8プラスミド
内ヘアニールされる。ここではこれはATG開始シグナ
ルおよびシャイン・ダルガルノ配列がそれらとプロモー
ターとの天然の配向および会合を保った状態で、β−ガ
ラクトシダーゼプロモーターの制御下に置かれる。
組換えベクター(FGF(24−68)を指令)を塩化
カルシウム法によシ大腸菌のDH−1株に形質転換する
(前記9亙!参照)。
形質転換した大腸菌をLプロス中で培養しアンピシリン
耐性株を選択する。DNA鎖はそのDNA鎖の蛋白質生
成物を発現すると予期できる配向でプラスミド中に挿入
されたので、アンピシリン耐性コロニーはFGFに対し
て得られた抗血清との反応性でスクリーニングされる。
これらのコロニーはへルフマン(HeαげwafL)ら
(Proc、Natl。
Acad、 Sci、 US A  80.3l−35
(1983))の免疫学的方法によりスクリーニングさ
れ、FGF抗体と陽性の反応を示すコロニーの特性をさ
らに調べる。細胞は、その培地から分離後、細胞溶解し
てその上清を得る。形質転換した細胞からの上清がFG
Fに対して産生された抗体と反応することがRIAによ
り判定される。
100づの細胞上清を得て、これから上述したように意
図するFGF(24−68)断片を精製する。
総蛋白質に対して98重量%捷で精製されたFGF約0
.01rn9が得られる。
外来N末端メチオニン残基な含む合成FGF断片の生物
活性を、J、 Ce1l Eiol、 97.1677
−1685(1983)に記載されているものと同様の
アッセイを用い、培養した成牛大動脈弓内皮細胞の増殖
を阻害する能力に関した生物活性について試験する。要
約すると細胞(3−10継代)を2X103個/皿の密
度でプラスチック培養皿に接種し、10%子牛血清を補
充したダルベツコの改良イーグル培地(DMEM)で培
養する。被験試料を10−1〜10−3の希釈度で0日
目および2日目に皿に添加する。4日目に各3枚の皿を
トリプシン処理し、クールター計数器で計数する。バッ
クグラウンド水準は通常は細胞105個/皿であるが、
特定の種々の濃度のFGF拮抗物質を与えられたものは
細胞104個/皿程度である。効力検定のために対数応
答曲線を作成する。この目的のために、05%ウシ血清
アルブミン(BSA)/DMEM中に希釈した原液希釈
液(101〜105)の10μtアリコートを添加した
(3重試験)。
余分なN末端残基は臭化シアンまたはイソチオシアン酸
フェニルで部分消化したのち無水の強酸(例えばトリフ
ルオロ酢酸)で処理することにより除去できる。とうし
た臭化シアン処理を実施した後においても引き続いて、
FGF断片は皿あたりの細胞総数を実質的に減少させる
実施例XX 実施例X■のFGF断片産生大腸菌クローンの1種にお
いて増幅されたプラスミドを単離し、pc−。
RIおよびSal Iによって切断する。この消化され
たプラスミドをアガロースゲル上で電気泳動し、増幅さ
れたFGF断片挿入体を分離および回収する。この挿入
体をプラスミドpYEpに挿入する。
これは大腸菌およびビール酵母菌(Saccharom
−ycgs cerevisiag )の両者を形質転
換するために使用できるシャトルベクターである。合成
りNA鎖をここに挿入することによりATGシグナルか
らの適正な読み枠内において、キャップ部位に対し適正
な間隔を保った状態でこのDNA配列が確実にプロモー
ターの制御下に置かれる。このシャトルベクターを用い
てURA3を形質転換する。
U RA、 3はオラテートモノホスフエートデ力ルポ
キシラーゼ遺伝子が欠失したビール酵母菌の一菌株であ
る。
この形質転換した酵母を培地中で増殖させ対数増殖に到
達させる。酵母をその培地から分離し、細胞溶解物を調
製する。プールした細胞溶解物は、FGFに対して産生
された抗体と反応することがRIAにより判定された。
これはFGFペプチドセグメントを含むペプチドが酵母
細胞内に発現されたことを証明する。
本発明は塩基性FGFと酸性FGFの両者に対して(両
者ともに同一受容体に作用することが示されているので
)生物活性のある拮抗物質となるポリペプチドを提供し
、生物学的用途および治療用として利用できるものであ
る。長いFGF断片の調製は原核細胞系および真核細胞
系の双方において行うことができる。こうした合成は細
菌捷たは酵母のいずれかの細胞系を用いて容易に証明さ
れるが、合成遺伝子は高等動物の細胞、たとえば哺乳動
物腫瘍細胞において発現させるために挿入可能でなけれ
ばたちない。この種の哺乳動物細胞は、例えば宿主動物
における腹腔内腫瘍として増殖させ、FGF断片を腹腔
内液から採取することができる。短いFGF断片は、固
相合成または他のカップリング形式の合成によって簡便
に作ることができる。
上記の各実施例はFGF断片をDNA組換え法により合
成できることを証明しているが、これらの例は最高の産
生を示すことを意味するものではない。今後、より有効
なりローニングベクターおよび宿主細胞系を選択するこ
とによってFGFの収率が高まると期待される。真核細
胞および原核細胞の双方について既知の遺伝子増幅法を
採用して産生な高めることができる。宿主細胞系から培
地中への遺伝子をコードするポリペプチドの分泌も、合
成FGF断片を大量に得る際に重要な1つの要素である
と考えられる。
脳および下垂体由来の塩基性FGF製剤は、前に述べた
ように、−次および二次間充織ならびに神経外胚葉に由
来する組織から得た多種類の正常2倍体培養細胞に対し
て細胞増殖促進作用を示す。
これらにはウサギ軟骨細胞、ウシ顆粒膜細胞および副腎
皮質細胞、ウシ角膜内皮細胞、ウシ副腎皮質細胞由来の
毛細管内皮細胞およびヒ目贋帯内皮細胞が含捷れる。
FGF拮抗物質は、培養細胞系のインビトロの増殖を調
節するのに有用な生物学的材料であり、かつ局所的に投
与した場合インビボでも同様に機能すると予想される。
従ってFGF拮抗物質は、糖尿病性網膜症のような目の
血管増殖性疾患、糸球体腎炎のような腎臓の増殖性疾患
、軟骨肉腫のようなある種の腫瘍、および副腎血管新生
の治療のために有効に適用しうる。
合成FGF拮抗物質捷たはその無毒性塩類は、薬剤組成
物を形成する薬剤学的に許容されるキャリヤーとあわせ
てヒトを含む哺乳動物に静脈内、皮下、筋肉内または経
口的に投与できる。必要量は治療すべき個々の症状、そ
の症状の程度、および意図する治療期間に応じて異なる
であろう。
この種のペプチドはしばしば、薬剤学的に許容される無
毒性塩類、たとえば酸付加塩または亜鉛、鉄などとの金
属錯体(これらはこの適用目的のためには塩類であると
みなされる)の形で投与される。この種の酸付加塩の具
体例は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、マ
レイン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、安息香酸塩、コハク
酸塩、リンゴ酸塩、アスコルビン酸塩、酒石酸塩などで
ある。有効成分を錠剤の形で投与したい場合、錠剤は結
合剤、例えばトラガカント、コーンスターチまたはゼラ
チン;崩壊剤、例えばアルギニン酸;ならびに滑沢剤、
例えばステアリン酸マグネシウムを含有しつる。液状で
の投与が望捷しい場合は、甘味剤および/または香味剤
を使用することができ、等張の食塩液中、リン酸塩緩衝
液中などにおいて静脈内投与することができる。
これらのペプチドは医師の指導のもとに投与すべきであ
り、薬剤組成物は通常一般の薬剤学的に許容されるキャ
リヤーと組合わせてこれらのペプチドを含有するであろ
う。
本発明は、現在本発明者らが知る最良の形態をなす好ま
しい実施態様について記述してきだが、肖分野で通常の
知識を有する者に明らかな種々の変更および修飾が特許
請求の範囲に記載する本発明の範囲から逸脱することな
くされうろことを理解すべきである。FGF拮抗物質ペ
プチドをFGF半アゴニストに変えることのない延長は
、延長がFGF拮抗物質としてのペプチドの生物活性を
著しく減少させない限り、片方才たは双方の末端に付加
でき、かつとの種のポリペプチドは開示されたものと等
しいと見なされる。例えば、Tyr残基は個々の拮抗物
質の生物活性に実質的に影響することなく、合成FGF
拮抗物質のどちらの末端にも付加できる。とれらのペプ
チドの機能は第一に結合であるので、最も重要なものは
配列であり、C末端は遊離酸、アミドまたは何らかの同
等な部分であυ得る。
本発明の特徴は先の特許請求の範囲に力説されるもので
ある。
(6日)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)FGF拮抗物質として機能するか、ヘパリンと結
    合するか或いはFGF受容体と結合する下記の式: ( I )【アミノ酸配列があります】 (式中、YはOHまたはNH_2であり、R_4_2は
    Gly、AlaまたはSarであり、そしてR_4_7
    はSer、AlaまたはThrである)または(II)【
    アミノ酸配列があります】 を有するペプチド、または上記いずれかのペプチドの生
    物学的に活性な断片。
  2. (2)下記の式: 【アミノ酸配列があります】 (式中、YはOHまたはNH_2であり、R_4_2は
    Gly、AlaまたはSarであり、そしてR_4_7
    はSer、AlaまたはThrである) を有する特許請求の範囲第1項記載のペプチド。
  3. (3)N末端から数えて1個〜12個の残基が欠損する
    特許請求の範囲第2項記載のペプチド。
  4. (4)C末端から数えて1個〜29個の残基が欠損する
    特許請求の範囲第2項記載のペプチド。
  5. (5)C末端から数えて1個〜29個の残基が欠損する
    特許請求の範囲第3項記載のペプチド。
  6. (6)R_4_2がGlyである特許請求の範囲第2項
    記載のペプチド。
  7. (7)R_4_7がSerである特許請求の範囲第6項
    記載のペプチド。
  8. (8)C末端から数えて19残基が欠損しており、R_
    4_2がGlyであり、そしてR_4_7がSerであ
    る特許請求の範囲第5項記載のペプチド。
  9. (9)N末端から数えて1個〜12個の残基が欠損し、
    かつR_4_2がAlaである特許請求の範囲第2項記
    載のペプチド。
  10. (10)C末端から数えて1個〜29個の残基が欠損し
    、かつR_4_2がAlaである特許請求の範囲第2項
    記載のペプチド。
  11. (11)C末端から数えて1個〜29個の残基が欠損し
    、かつR_4_7がThrである特許請求の範囲第9項
    記載のペプチド。
  12. (12)R_4_2がSarである特許請求の範囲第2
    項記載のペプチド。
  13. (13)R_4_7がAlaである特許請求の範囲第1
    2項記載のペプチド。
  14. (14)下記の式: 【アミノ酸配列があります】 を有する特許請求の範囲第1項記載のペプチド。
  15. (15)下記の式: Tyr−Arg−Ser−Arg−Lys−Tyr−S
    er−Ser−Trp−Tyr−NH_2 を有する特許請求の範囲第1項記載のペプチド。
  16. (16)FGF拮抗物質として機能するか、ヘパリンと
    結合するか或いはFGF受容体と結合する下記の式: ( I )【アミノ酸配列があります】 (式中、R_4_2はGly、AlaまたはSarであ
    り、R_4_7はSer、AlaまたはThrである)
    または(II)【アミノ酸配列があります】 を含むポリペプチド、または上記いずれかのペプチドの
    生物学的に活性な断片をコードするDNA鎖を得て、 このDNA鎖を、上記のコードされたポリペプチドの発
    現を促進するDNA配列に対し適正な関係となるように
    クローニングベクターに挿入し、生物または細胞系を上
    記のDNA鎖が挿入されたクローニングベクターで形質
    転換し、 形質転換された生物または細胞系を培養し、そして これにより産生されるFGFポリペプチドを得ることよ
    りなる、FGF拮抗物質の製法。
  17. (17)生物が原核生物である、特許請求の範囲第16
    項記載の方法。
  18. (18)生物または細胞系が真核生物である、特許請求
    の範囲第16項記載の方法。
  19. (19)生物が大腸菌(E.coli)の菌株である、
    特許請求の範囲第16項記載の方法。
  20. (20)生物がビール酵母(S.Cerevisiae
    )の菌株である、特許請求の範囲第16項記載の方法。
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