JPS62258613A - 電子冷暖枕 - Google Patents

電子冷暖枕

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Publication number
JPS62258613A
JPS62258613A JP61101835A JP10183586A JPS62258613A JP S62258613 A JPS62258613 A JP S62258613A JP 61101835 A JP61101835 A JP 61101835A JP 10183586 A JP10183586 A JP 10183586A JP S62258613 A JPS62258613 A JP S62258613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillow
circuit
speaker
cooling
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61101835A
Other languages
English (en)
Inventor
北村 雄宏
井口 洋治
畑田 昌道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Kuroi Electric Ind Co
Original Assignee
Kuroi Electric Ind Co
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuroi Electric Ind Co, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Kuroi Electric Ind Co
Priority to JP61101835A priority Critical patent/JPS62258613A/ja
Publication of JPS62258613A publication Critical patent/JPS62258613A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bedding Items (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al技術分野 この発明は、ペルチェ効果による吸熱と放熱を利用した
電子冷暖装置を備え、枕の位置を変えることによって頭
部、肩部を冷やしたり暖めたりすることのできる電子冷
暖枕に関する。
(b)発明の概要 この発明は、ペルチェ素子を含む電子冷暖装置を備えた
電子冷暖枕に、ステレオ信号を受ける右側スピーカー、
左側スピーカーを、冷却面が上方に位置した時の放熱フ
ィンの向かって左側端部。
右側端部にそれぞれ配置し、枕本体を冷枕として使用す
る時も暖枕として使用する時にも右側に右側スピーカー
が位置し、左側に左側スピーカーが位置するようにした
ものである。
(C1発明の背景 ペルチェ素子を使用した電子冷暖枕については、たとえ
ば実願昭60−59255.59256.59433.
59434.実願昭61−40208号等において提案
されている。この電子冷暖枕は、枕本体にペルチェ素子
を含む電子冷暖装置が設けられ、この電子冷暖装置の冷
却面が枕本体の一方の偏平面に配設され、さらに放熱フ
ィンとフィンカバーが枕本体の一方の肩部に配設されて
いる。ペルチェ素子そのものはそれほど大きくないため
に枕本体の冷却面には、たとえばノリと塩化ナトリウム
が収納されているマントが配設され、このマットの下部
にペルチェ素子の冷却部から延設されたアルミニウムな
どの熱伝導性の良い金属板が設けられている。また、放
熱フィンもアルミニウムからなる複数のフィンで構成さ
れ、このフィンの回りにフィンカバーが設けられている
このような構成の電子冷暖枕を冷却面が上方に位置する
ように配置すると、丁度後頭部が冷却面の上に乗り頭部
全体が冷やされるようになる。また、冷却面が下方に位
置するように枕本体を配置すると、放熱フィンの部分が
頭部下部から肩部にかけて位置するようになり、肩部か
ら頭部にかけて暖められるようになる。電子冷暖枕はこ
のように枕の配置位置を変えるだけで、切換スイッチを
使用しな(ても冷枕または暖枕として使用することがで
きる。
ところで、このような電子冷暖枕を使用することによっ
て暑さなどによって寝苦しい夜であっても比較的快適に
眠りに入ることができるが、就寝に入る前には気持ちを
リラックスすることが必要である。そこで一般には、こ
のような場合就寝前に音楽などを流すことがある。
(d)発明の目的 この発明は上記に鑑みてなされたもので、電子冷暖枕に
ステレオ出力装置からの出力を受けるスピーカーを設け
るとともに、電子冷暖枕を冷枕として使用する場合でも
、また暖枕として使用する場合でも右側のスピーカーと
左側のスピーカーが常に最適な位置に来る電子冷暖枕の
提供を目的とする。
(G)発明の構成および効果 この発明は、ペルチェ素子を含む電子冷暖装置の冷却面
が枕本体の一方の偏平面に配設されるとともに、その放
熱フィンとフィンカバーが枕本体の一方の肩部に配設さ
れた電子冷暖枕において、ステレオ装置の右側、左側出
力をそれぞれ受ける右側、左側スピーカーを、前記冷却
面が上方に位置した時の前記放熱フィンの向かって左側
端部。
右側端部にそれぞれ設けたことを特徴とする。
上記のように構成することにより、この発明によれば、
冷却面が上方に位置した時の放熱フィンの向かって左側
端部、右側端部にそれぞれ右側スピーカー、左側スピー
カーが位置するために、冷枕として使用する場合にはそ
の右側スピーカーが右耳の側に位置し、左側スピーカー
が左耳の側にそのまま位置する。また、暖枕として使用
した場合には前記冷却面が下方に位置し、さらに放熱フ
ィンが後頭部および肩部に位置するが、このとき右側の
スピーカーは冷枕として使用している場合と同様に右耳
の側に位置し、また左側スピーカーも左耳の側に位置す
る。なぜなら、枕本体を冷枕から暖枕に切り換える時、
当然冷却面が下方に位置するように回転させるが、枕本
体の回転はその冷却面が上方に位置している状態から下
方に位置するように回転するだけで平面方向には回転し
ないからである。
第1図はこの様子を示している。同図(Alは冷枕とし
て使用している時の状態を示している。このとき、冷却
面として使用しているマットlが枕本体2の上方に位置
している。3は放熱フィンであり、マット1が上方に位
置している時のこの放熱フィン3の向かって左側端部に
右側スピーカー4Rが配置され、右側端部に左側スピー
カー4Lが配置される。このため、左耳の側には左側ス
ピーカー4Lが位置し、右耳の側には右側スピーカー4
Rが位置する。
第1図(B)は暖枕として使用した時の状態を示してい
る。冷枕から暖枕に切り換える時には、図の矢印A方向
に枕本体2を180度回転することによって行う。枕本
体2をこのように180度回転すると図示するようにマ
ット1が枕本体2の下方に位置し、放熱フィン3が人間
5の後頭部の下方および肩部に位置するようになる。枕
木一体2はこのように矢印A方向に180度回転するだ
けでよいために、右側のスピーカー4Rは人間5を中心
にじた場合同じ右側に位置する。同様に左側スピーカー
4Lも同じ左側に位置する。このため、冷枕として使用
した場合でも暖枕として使用した場合にも右側のスピー
カーは右側に位置し、左側のスピーカーは左側に位置す
ることになる。すなわち、冷枕として使用する時と暖枕
として使用する時とでスピーカーの極性を切り換える必
要がない第1図(C)は人間5が起きた状態でステレオ
を聞く場合を示している。この場合には枕本体2を第1
装置に示す冷枕として使用している時から平面的に矢印
B方向に180度回転させる。この操作では、同図から
明らかなようにスピーカー4R。
4Lが人間に近くなり、かつスピーカー4R94Lが枕
本体2の上部に位置するため聴取上鏝も自然な位置関係
となる。これによって、右側スピーカー4Rは向かって
右側に位置し、左側スピーカー4Lは向かって左側に位
置する。したがって、起きている人間5の右耳の側には
右側スピーカー4Rが位置し、左耳の側には左側スピー
カー4Lが位置することになる。
上記のようにこの発明によれば、冷枕として使用してい
る時にも暖枕として使用している時にも、スピーカーの
極性を切り換えることなく常に正しい位置にスピーカー
が位置しているため、ステレオを聞(時にスピーカーの
極性が正しいかどうかを考える必要がな(、煩わしさか
ら解放される利点がある。また、第1図(C1に示すよ
うに普通のステレオ装置としても正しい極性で使用する
ことができる。
(f)実施例 (1)電子冷暖枕の構造 第2図はこの発明の実施例である電子冷暖枕の分解図、
第3図はその完成図である。
第2図において、枕本体10は発泡ウレタン材で全体が
図示するような直方体状に成形される。
この枕本体10の一方の偏平面10aには、やや前端面
10b寄りに比較的大きな凹部10Cが形成され、また
後端面10d寄りには後述する放熱フィンが収納される
凹部10eが形成されている電子冷暖装置11はペルチ
ェ素子と、アルミニウム類の冷却板11aと、同じくア
ルミニウム類の放熱フィンllbと、この放熱フィンl
lbを覆うフィンカバー11cと、前記冷却板11aの
上に載置されるマットlidとで構成されている。マッ
トlid内にはノリおよび塩化ナトリウムが収納され、
冷却板11aによって冷却されることによりマット全体
が冷却されるようになっている。
第4図は電子冷暖装置の要部を示している。11eはペ
ルチェ素子であり、この冷却部に前記冷却板11aが固
定され、放熱部に前記放熱フィシ11bが固定されてい
る。
前記放熱フィンllbにはその両端部に音発生部12が
取り付けられる。この音発生部12゛はスピーカー12
bとこのスピーカー12bを固定し、中央部に開口12
dを有するスピーカー取付板12aと、円形のスピーカ
ー12bの周囲を覆うシール部材12 cとで構成され
ている。シール部材12cは硬質の発泡ウレタンからな
り、前記スピーカー取付板12aに貼着される。
第5図はこの音発生部の取付状態を示す図である。図示
するように、スピーカー12bの前面はスピーカー取付
板12aの開口12dを介して丁度放熱フィンllbに
対向し、またスピーカー12bの後面は枕本体10aに
対向する位置関係となる。また、スピーカー12bの周
囲はシール部材12cによってシールされる。このよう
な構造のために、スピーカー12bの背面の音は枕本体
10aおよびシール部材12cの発泡ウレタンによって
吸音され、一種の密閉箱としてバッフル効果を得ること
ができる。さらに、スピーカーの前面から出た音は放熱
フィンllbによって反射されるため、中高載置の反射
、拡散効果を得ることができる。このため、スピーカー
12bが薄型で小型のものであっても、伸びのある低域
および高域を有するハイファイ音を実現することができ
る。なお、音発生部12は放熱フィンticの両側端部
にそれぞれ独自に設けられるため、2つのスピーカーは
ステレオスピーカーとして使用することができる。
上記のようにして構成した電子冷暖枕は、第3図に示す
ように冷却面としてのマットlidが枕本体10aの一
方の面に位置し、放熱フィン11bとそのフィンカバー
11cが枕本体10aの一方の肩部に位置する。このた
め、図示するようにマットlidが上方に位置するよう
に枕本体10aをセットすれば後頭部が丁度マットli
dの位置に来るため、冷枕として使用することができる
。このとき、第1回置に示すように右側のスピーカーは
右耳の側に位置し、左側のスピーカーは左耳の側に位置
する。また、この枕本体10aを第1図(B)に示すよ
うに180度回軸回転れば、放熱フィンllbおよびフ
ィンカバー11cが丁度後頭部の下方および肩部に位置
するため、暖枕として使用することができる。この場合
も第1図(Blに示すように右側のスピーカーは右耳の
側に位置し、左側のスピーカーは左耳の側に位置する。
したがって、冷枕として使用する時も暖枕として使用す
る時もスピーカーの極性を切り換えずに正しい極性のス
テレオ音楽を聞くことができる。
(2)雨滴量の発生回路 本実施例の電子冷暖枕では、入眠を促進するために上記
スピーカーから雨滴量を発生するようにしている。
第6図四〜(DJはPUTを用いた雨滴音発生回路を示
している。
第6回置はPUTを使用した弛張発振回路を示している
。図においてPUTQIのアノード側には抵抗R1とコ
ンデンサC1の時定数回路が接続され、ゲート側には抵
抗R2,R3の直列回路からなる抵抗分圧回路が接続さ
れている。スイッチSWを押下するとバッテリEの直流
電圧は上記時定数回路および抵抗分圧回路に供給され、
コンデンサC1に対する充電を開始する。コンデンサC
1の充電電位が抵抗分圧回路で分圧されるゲート電圧に
等しくなるとPUTQlがオンし、コンデンサC1の充
電電荷がPUTQlおよび抵抗R3を放電経路として放
電されていく。放電電流iがPUTQlの保持電流以下
になるとPUTQlがオフする。次に、再びコンデンサ
C1への充電が開始され、以下上記の動作を繰り返すこ
とによってPUTQIのカソード端子には弛張発振パル
スが出力される。この弛張発振パルスをオーディオ回路
に通すと「ホト」という感じの雨滴量が発生する。適当
な点滴リズムは入眠を促進するものとして知られている
ために、この「ホト」という雨滴量を上記スピーカーか
ら適当なリズムで流してやれば冷暖装置の作用と相まっ
て入眠をより一層促進することができるようになる。
第6回置に示す雨滴音発生回路は、雨滴量が連続的でそ
のレベルも一定であるために却って眠りを妨げる場合も
ある。第6図(Bl〜の)は雨滴量の音量または周期を
徐々に小さくまたは長くしていく雨滴音発生回路を示し
ている。同図(B)は周期を徐々に長くしていく雨滴音
発生回路を示している。
この回路をフェードアウト周期一定音量型雨滴音発生回
路という。構成において同装置に示す回路と相違する部
分は、抵抗R1とコンデンサC1からなるCR時定数回
路に抵抗R5と、大容量のコンデンサC2からなる第1
の電源回路が並列に接続さ′れている点である。抵抗R
2,R3の抵抗分圧回路にはバッテリEの直流安定電圧
が供給される。バッテリEは第2の電源回路を構成して
いる、この雨滴音発生回路では最初に電源スィッチSW
がオンされてコンデンサC2が満充電の状態にされる。
コンデンサC2が満充電の状態になると電源スィッチS
Wをオフする。抵抗R1とコンデンサC1からなるCR
時定数回路はコンデンサC2の充電電位に基づいて充電
され、コンデンサC1の充電電位が抵抗R2とR3から
なる抵抗分圧回路の中点の電位、すなわちPUTQIの
ゲート電位と等しくなった時にPUTQIがオンする。
PUTQlがオンすることによってコンデンサC1の充
電電荷が放電される。コンデンサC1の充電電荷が無く
なると再びコンデンサC2からコンデンサC1への充電
が開始される。この−ような動作を繰り返すうちにコン
デンサC2の充電電位が徐々に低下していくため、コン
デンサCIへの充電時間が長くなっていく。すなわち、
PUTQIのオン周期が長くなっていき、遂にはPUT
QIがオンしな(なる。この結果、スピーカーから出力
される雨滴量はその周期が徐々に長くなっていき、遂に
は音がしなくなることになる。
第6図(C)は雨滴音の周期が一定で雨滴音の音量が徐
々に小さくなっていく雨滴音発生回路を示している。こ
の回路を一定周期フエートアウト音量型雨滴音発生回路
という。構成において第6図(Blに示す回路と相違す
る部分は、抵抗R2とR3からなる抵抗分圧回路への電
源供給が抵抗R5およびコンデンサC2からなる第1の
電源回路から供給されている点である。このように構成
すると、第1の電源回路のコンデンサC2の充電電位が
低下していくに従って抵抗分圧回路への供給電圧も低下
していくために、コンデンサC1への充電時間が長くな
ってもPUTQlのゲート電圧が低下しているためにP
UTQlがオンする期間は常に一定となる。すなわち、
周期が一定となる。しかし、PUTQlがターンオンす
る時のコンデンサC1の充電電位も徐々に低下していく
ために発振パルスのレベルが低くなっていき雨滴音の大
きさが小さくなっていく。したがって、スピーカーから
聞こえる雨滴音は同じ周期であるが、時間の経過に従っ
て徐々に小さくなっていくことになる。
第6図(DJは時間の経過に従って周期が長くなり、か
つ音量も小さくなる雨滴音発生回路を示している。この
回路をフェードアウト周期フェードアウト音量型雨滴音
発生回路という。この雨滴音発生回路はPUTQIのア
ノード側に接続されたCR時定数回路に抵抗R5,ダイ
オードD1およびコンデンサC2からなる第1の電源回
路が並列に接続され、さらにPUTQIのゲート側に接
続された抵抗分圧回路にコンデンサC3,ダイオードD
2および抵抗R5からなる第3の電源回路が並列に接続
されている。このように構成することにより、コンデン
サC2,C3の大きさを適当に変えることによって第6
図(81,(C1に示す動作が同時に行われて周期をフ
ェードアウト(周期を徐々に長(していく)するととも
に、音量をもフェードアウト(音量を徐々に小さくして
いく)することができる。
以上の雨滴音発生回路のうち周期と共に音量を共にフェ
ードアウトしていく第6図(Dlに示す回路が入眠を誘
う上で最も好ましい。本実施例ではこのフェードアウト
周期フェードアウト音量型の雨滴音発生回路を使用する
第7図は本実施例の電子冷暖枕に使用されるフェードア
ウト周期フェードアウト音量型の雨滴音発生回路を示し
ている。なお、第6図に示す雨滴音発生回路と同一ない
し相当部分には同一符号を附している。
電源スィッチSWは接点a、接点すを有し、それぞれバ
ッテリEの+側端子、−側端子に接続されている。抵抗
R5の出力側にはツェナーダイオードZDが接続され、
抵抗R5の出力側に印加される電圧をツェナー電圧に安
定化させている。抵抗R5の出力側にはタイマ回路Tが
接続されている。このタイマ回路Tは電源供給ラインに
直列に接続されたトランジスタQ2と、抵抗R6,コン
デンサC4からなる時定数回路と、トランジスタQ2の
ベースと前記コンデンサ04間に接続された抵抗R7と
、スイッチSWをオフしたときにコンデンサC4の充電
電荷を急速に放電させるためのダイオードD3とで構成
されている。電源がオンされるとコンデンサC4への充
電が開始されるが、コンデンサC4の充電電位がまだ低
い場合にはトランジスタQ2のペースエミッター間が正
バイアス状態となり、トランジスタQ2がオン状態を保
つ。コンデンサC4への充電が進行してその充電電位が
トランジスタQ2のベース電流を阻止する程度の大きさ
になるとトランジスタQ2がオフする。このトランジス
タQ2がオフした時に、その後段に接続されている雨滴
音発生部への電源供給が断たれる。すなわち、電源スィ
ッチSWをオンした時から一定時間の間だけ雨滴音発生
部に対して電源を供給することができる。
雨滴音発生部は基本的に第6図+Diに示す回路構成と
同じである。抵抗R5の出力側とコンデンサC2,C3
の充電端子とを接続しているダイオードD4.D5は、
スイッチSWをオフした時にそれぞれのコンデンサC2
,C3の充電電荷を急速に放電させるためのものである
。その他の回路については第6図(Dlとほとんど同一
であるために、フェードアウト周期フェードアウト音量
型のモードで動作する。すなわち、徐々に周期が長くな
るとともに音量も小さくなっていく。
(3)雨滴音信号とステレオ信号の混合回路、オーディ
オ回路 第8図は上記PUTQ1のカソード端子に接続される回
路を示している。PUTQIのカソード端子A、すなわ
ち弛張発振回路の発振出力端子にはその発振出力極性を
順方向の極性とする方向に2つのダイオードD6.D7
が接続されている。
本実施例では発振出力極性がプラスであるからそのプラ
スの極性を順方向とする方向にダイオードD6.D7が
接続されている。これによって、弛張発振出力、すなわ
ち雨滴音信号はダイオードD6、D7によって2回路に
供給され、それぞれの回路で抵抗R9,コンデンサC5
および抵抗R10、コンデンサC6によって出力として
取り出される。2回路に分けられた雨滴音のそれぞれの
出力信号は端子C,Eから混合用抵抗回路に供給される
第9図はこの混合用抵抗回路とオーディオ回路を示して
いる。このオーディオ回路は右側のオーディオ回路と左
側のオーディオ回路を有し、右側オーディオ回路には右
側オーディオ信号が入力するジャック端子J (R)を
含む右側信号混合用抵抗回路MIX(R)が含まれる。
また、左側オーディオ回路には左側ステレオ信号が入力
するジャック端子J (L)を含む左側信号混合用抵抗
回路MIX(L>が含まれる。
前記右側信号混合用抵抗回路MIX(R)は抵抗R20
〜抵抗R22の公知の混合用抵抗回路で構成され、端子
Cから入力する雨滴音信号とジャック端子J (R)か
ら人力する右側オーディオ信号とを混合する。可変抵抗
器VRIは音量を可変する抵抗器である。また、左側信
号混合用抵抗回路MIX(L)は上記の右側信号混合用
抵抗回路MIX(R)と同じ構成からなり、端子已に入
力する雨滴音信号とジャック端子J (L)に入力する
左側オーディオ信号とを混合する。可変抵抗器VR2は
音量を可変する抵抗器である。右側信号混合用抵抗回路
MIX(R)の出力はコンデンサCIOを介してAMP
(’R)に出力され、ここで増幅されて右側スピーカー
5P(R)に出力される。また、左側信号混合用抵抗回
路MIX(L)の出力はコンデンサC1lを介してAM
P (L)に出力され、ここで増幅されて左側スピーカ
ーSP (L)に出力される。
以上の構成で第8図に示すように、PUTQtのカソー
ド端子と2つの混合用抵抗回路MIXとの間にそれぞれ
ダイオードD6.D7が介在しているために、オーディ
オ信号に対してはそのダイオードD6.D7が逆バイア
スとなる。したがって、左側オーディオ信号と右側オー
ディオ信号とが雨滴音発生回路を介して相互に干渉する
ことがなく、左右のクロストークを防止することができ
る。すなわち、左右のオーディオ信号のクロストークを
防ぎながら雨滴音信号の各オーディオ信号に対する混合
を実現することができる。
なお、上記第8図の回路においてPUTQlの動作を安
定させるために、PUTQlのカソード端子Aとバッテ
リEの一例端子Bとの間に抵抗R8を接続するようにし
てもよい。また、P UTQlおよびダイオードD6.
D7に代えて同じ機能を持つ回路をトランジスタで構成
することもできる。  ・ 第10図は3個のトランジスタを使用した例を示してい
る。図においてトランジスタQ3とトランジスタQ4の
接続状態はPUTの等価回路を示す。また、同じように
トランジスタQ3とトランジスタQ5の接続状態もPU
Tの等価回路となる。すなわち、この回路ではトランジ
スタQ3とトランジスタQ4からなる第1のPUTとト
ランジスタQ3とトランジスタQ5とからなる第2のP
UTとを並列的に使用したと同じことに−なり、それぞ
れの出力端子C,Eに同時に雨滴音信号が発生する。ま
た、この回路ではトランジスタQ4゜トランジスタQ5
がそれぞれ第8図に示すダイオードD6.D7と同じ方
向性を持つために、右側オーディオ信号と左側オーディ
オ信号とのクロストークを防止することができる。
第11図は上記の雨滴音発生回路の特性図を示している
。同装置は経過時間に対する雨滴音の周期変化を示し、
同図(81は経過時間に対する雨滴音の大きさの変化を
それぞれ示す。前述したようにこの特性は第7図のコン
デンサC2,C3の大きさを適当に調整することにより
可変することが可能である。また、同図(B)に示す雨
滴音の大きさはボリュームVRI、VR2を可変するこ
とで図に示すようにその特性を変えることが可能である
(4)雨滴音発生回路とオーディオ回路の動作第7図に
おいて電源スィッチSWは通常す接点に位置している。
この状態で電源スィッチSWをオンすると(a接点に位
置すると)バッテリEからタイマTに対して電源が供給
される。タイマTはバッテリEから電源が供給されると
コンデンサC4に対する充電を開始する。コンデンサC
4の充電電位が低い場合にはトランジスタQ2がオンす
るためにバッテリEの電圧はタイマTの後段に接続され
ている雨滴音発生部に供給される。コンデンサC4の充
電が進み、その充電電位が一定の大きさに達するとトラ
ンジスタQ2がオフする。
バッテリEから雨滴音発生部に対する電圧供給はこの時
点で停止する。すなわち、タイマTは電源オン後一定時
間だけ雨滴音発生部に対して電圧を供給することになる
雨滴音発生部のコンデンサC2,C3には上記タイマT
がオンしている時に十分に充電される。
充電電位が一定量に達してもなおタイマTがオンしてい
るときには一定周期、−足音量の弛張発振が行われる。
そして、タイマTがオフ状態になるとこのコンデンサC
2を第1の電源として、またコンデンサC3を第2の電
源としてフェードアウトモードでの弛張発振がスタート
する。タイマTがオフした後のこのPUTQIを含む雨
滴音発生部の動作モードは、前述したようにフェードア
ウト周期、フェードアウト音量型モードであるため、P
UTQIのカソード端子に出力される弛張発振パルスは
時間の経過に従ってその周期が徐々に長(なり、かつパ
ルスの高さくパルスの積分値、すなわち音量に比例)が
徐々に小さくなっていき、遂には発振が停止する。
上記雨滴音発生部から出力された弛張発振パルス、すな
わち雨滴音信号は第8図に示すダイオードD6.D7を
通過して右側信号混合用抵抗回路MIX(R)と左側信
号混合用抵抗回路MIX (L)に供給される。このと
き、ジャック端子J (R)、J (L)にステレオ装
置からの信号が供給されていない場合、すなわちそれぞ
れのジャック端子にステレオ装置のオーディオ出力端子
が挿入されていない場合には雨滴音信号がそのままAM
Pに供給され、そこで適当な音量に増幅されてスピーカ
ーに出力される。このため、左右両側のスピーカ二から
は「ホト」の雨滴音が、その間隔が次第に長くなるよう
に、またその音量が次第に小さくなるように出力されて
いく。スピーカーは第2図に示すように放熱フィンll
bの両端部に配置されているためにその雨滴音は人間の
耳に容易に入り、確実な入眠を誘うことができる。
一方、前記ジャック端子J (R) 、  J (L)
にステレオ信号が入力されている時には、右側信号混合
用抵抗回路MIX(R)および左側信号混合用抵抗回路
MIX(L)においてそれぞれのステレオ信号と雨滴音
信号とが混合され、その混合された信号がAMPで増幅
されてそれぞれのスピーカーに出力される。このとき、
もしステレオ信号だけを聞きたい場合には電源スィッチ
SWをオフする。すると、コンデンサC2,C3の充電
電荷が急速に放電され、雨滴音発生部の動作は直ちに停
止する。この場合、ダイオードD6.D7があるために
雨滴音信号とステレオ信号とを切り換えるスイッチがな
くても左右ステレオ信号の干渉を防ぐことができる。ス
テレオ信号や雨滴音信号の大きさは可変抵抗器VRI、
VR2によって調整することが可能である。この可変抵
抗器−を適当に設定することによって適度な音量を保つ
ことができる。また、本実施例では第5図に示すように
スピーカー12bの背面が発泡ウレタンからなるシール
材12cおよび枕本体10aで覆われているために大き
なバッフル効果を出すことができ、低音が伸びた音質と
なる。さらに、スピーカー12bの前面にはアルミニウ
ム製の放熱フィンllbが対向しているためにこの放熱
フィンで中高載台の反射、拡散が行われ、低域とともに
中高載台の音質も向上する。このため、スピーカー12
bとして小型の物を使用しても良質音を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図囚〜(C)はこの発明に係る電子冷暖枕の使用状
態を説明する図である。第2図はこの発明の実施例であ
る電子冷暖枕の分解図、第3図はその完成図、第4図は
電子冷暖装置の要部の斜視図、第5図は音発生部の取付
状態を示す図である。また、第6図(A1−(DJはそ
れぞれ雨滴音発生回路の例を示し、第7図は本実施例に
使用する雨滴音発生回路の回路図、第8図は雨滴音発生
信号を2回路に分ける回路の回路図、第9図は混合用抵
抗回路を含むオーディオ回路の回路図を示している。ま
た、第1O図は雨滴音発生回路の他の例を示し、第11
図囚、(B)は上記実施例の特性を示す図である。 1−マット(冷却面)、2−枕本体、 3−放熱フィン、4R−右側スピーカー、4L−左側ス
ピーカー、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペルチエ素子を含む電子冷暖装置の冷却面が枕本
    体の一方の偏平面に配設されるとともに、その放熱フィ
    ンとフィンカバーが枕本体の一方の肩部に配設された電
    子冷暖枕において、 ステレオ装置の右側、左側出力をそれぞれ受ける右側、
    左側スピーカーを、前記冷却面が上方に位置した時の前
    記放熱フィンの向かって左側端部、右側端部にそれぞれ
    設けたことを特徴とする電子冷暖枕。
JP61101835A 1986-05-01 1986-05-01 電子冷暖枕 Pending JPS62258613A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739183B2 (ja) * 1974-10-04 1982-08-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739183B2 (ja) * 1974-10-04 1982-08-19

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