JPS6225833A - エレベ−タ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はエレベータ制御装置に関する。

ｒ発明の技術的背景とその問題点〕 最近のエレベータでは、停電時にエレベータが階床と階
床の中間に停出して乗客を閉じ込め、乗客に不安を与え
る事のない様に、停電時にはバッテリー等の予備電源に
よシエレベータを運転し、最寄階に着床させて乗客を救
出する停電時自動着床装置を取シ付けた物が多くなって
きている。そのシステムを第３図に示す。１は商用電流
で２はエレベータ制御装置、３は主回路接触器、４は主
電動機、５はメインシープ、６はエレベータかと、７は
カウンタウェイト、８はバッテリー電源、９は停電時着
床装置、１０は停電時運転接触器である。

以下この動作を説明する。通常のエレベータ運転は１の
商用電源を利用して、２のエレベータ制御装置により３
の主回路接触器を通して、４の主電動機を運転してエレ
ベータを動かしている。次に停電となった場合には３の
主回路接触器を切離し、４の停電時運転接触器を投入し
、８のバッテリーから９の停電時着床装置によシ４の主
電動機を運転してエレベータを最寄階まで運転する。

しかし、特に国内においては停電になる機会は少く、使
用回数が少く、逆にその機会に確実に作動しなくてはな
らず、システムの信頼性を確保するため、バッテリー等
の保守にかなシの労力を必要とする。また、エレベータ
システムに対する停電時着床装置のコストもかなシ高い
物になっている。

また、これとは別に、近年、日中と夜間との電力使用量
に大きな差が生じ、日中のピーク負荷を乗シ切るために
、電力会社が大規模な揚水発電所を作シ、夜間の余剰電
力で水をくみ上げておき、日中の消費量の多い時に水を
落して発電し電力を供給する様な対策を行っている。ま
た夜間のみの使用に限って深夜料金の契約を結んで電気
料金を安クシ、夜間の電力使用量の拡大に努めている。

ビル設備においても特に夏場の日中、冷房によシその消
費量はピークに達する。し、夜間はほとんど人がいない
ため電力使用量にかなフの差が生じている。

〔発明の目的〕 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、安全で、信頼
性が高く、かつ保守が容易で省エネルギーで経済的な停
電時着床機能を有するエレベータ制御装置を提供する。

〔発明の概要〕

本発明は、バッテリーとその充電器及びエレベータを運
転走行制御する制御装置から構成され、夜間バッテリー
に充電を行い、日中はそのエネルギーでエレベータを運
転し、停電時においてもそのバッテリーのエネルギーに
よちエレベータ運転することによシ上記目的を達成する
。

〔発明の実施例〕

以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。

本発明の１実施例を第１図、第２図に示す。１は商用電
源で、単相又は３相及び多相でもかまわない。１１は停
電検出リレー、１２はバッテリー充電器、１３はバッチ
’）−％１４はインバータ装置、１５はバッテリーから
制御ｎ源を作るＤＯ／Ｄｏコンバータ、１６は運転制御
装置、１′Ｉは充電器接触器、１８は充電器制御装置、
１９はバッテリーがある電圧以上でオンとなるバッテリ
ーも圧検出リレー、２０は夜間の充電期間オンとなる図
示しない時計装置の接点である。

夜間、エレベータの運転が少く、余剰電力がある時間帯
は第２図に示す時計装置の接点２０が入シ充電器用接触
器１７が励磁され、充電器１２によってバッテリー１３
が充電される。エレベータ運転はバッテリー１３から運
転制御装置１６の指令によフインバータ装置１４が運転
され、直流から交流が作シ出され、これによシ主電動機
４が制御されてエレベータを運転する。通常運転時は運
転制御装置１６も商用電源１によシ運転している。

日中は、時計装置の接点２０が切れて、接触器１７が切
れるため、バッテリー充電は行われず、エレベータ運転
はバッテリー１３から供給されるエネルギーにて行われ
る。エレベータ運転は、カウンターウェイト７がかと８
の自重と、定格積載荷重のほぼ半分の重量を加えた重さ
とつり合う様に設定しであるので、積載が定格の半分よ
り少い場合はカウンタウェイト７の方がかと８よフ重く
、逆に定格の半分より多いとかと８の方が重くなる。従
って、積載が半分よシ少くて下降方向に運転する場合や
積載が半分よシ多くて上昇方向に運転する場合には、確
かに力行運転となルエネルギーを消費するが、その逆に
積載が半分より少くて上昇方向に運転する場合や積載が
半分よシ多くて下降方向に運転する場合には回生運転と
なシ、逆にエネルギーが主電動機側から電源側にもどっ
て来る事になシ、バッテリーが充電されることになる。

従って、ここで仮に機械効率や電動器、バッテリーを含
めた効率が１００％でロスがないと考えエレベータを利
用して上った乗客がすべて下シてくるとすると、エネル
ギーが不用という時になる。

実線は機械効率や電動器効率が１００％ではないのでそ
のロス分を供給しなくてはならず、バッテリーの充放電
の効率等でかなシのエネルギーを供給する必要がある。

しかし、インバータ装置の開発でエレベータの効率は飛
躍的に上フ、エネルギーの供給量はかなシ減る方向にち
る。

日中、もし運転量が多くバッテリーのエネルギ−を使用
し過ぎた場合には、ろる一定の電圧以下になった所でバ
ッテリー電圧検出リレー１９が切れ第２図の接点１９ａ
が入って、再び接触器１７が投入されバッテリー１３が
充電されてエレベータ運転を継続する。

また上記では、インバータによる交流電動機の例を示し
たが、直流電動機の場合にもレオナード方式によフ同様
に制御することができる。

〔発明の効果〕

以上説明した通フ本発明によれば、夜間の余剰電力を有
効に利用する事が出来、電力供給事情の改善が出来る。

また客先においても、エレベータが間欠負荷で変動が大
きいため、そのピ゛−り電力に合った電源容量が必要だ
った物が、バッテリー充電は充電時は常時あまＱ大きく
変動しない負荷のため、電源容量を少くできる。また深
夜電力利用と言う事で特別の契約を結べれば、日中の電
力料金の約半分程度の料金で利用できる可能性がｂる。

さらに近年、インバータ装置のエレベータへの適用に供
い、エネルギー効率は飛躍的に向上してお）、この点か
らもエネルギー効率を高くしてエネルギー消費の軽減が
出来る。また、停電に対してもバッテリーは常時使用さ
れてお９、保守の目安もたてやすく、信頼性の高い救出
運転が可能となる。また、停電になった場合には、停電
検出リレー１１が切れ、その接点１１ａの接点が入って
、Ｄ　Ｏ／Ｄ　Ｏコンバータ１５がバッテリー１３から
運転制御装置１６の電源を作って供給することによフ、
通常運転と同様にしてエレベータｉ転を継続できる。

上記実施例のように夜間の余剰電力を利用してバッテリ
ーを充電しておき、日中はそのエネルギーによルエレベ
ータを運転する事により、客先の電力設備容量を減すこ
とが出来ると供に、バッテリー効率によっては、電力料
金を減す事が可能となる。まえ、万一、停電となった場
合でも通常の運転とほとんど変らないサービスを提供で
きるし、通常の運転時も、バッテリー等を使用している
たの めその信頼性を高いものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示した図、第２図は第１図
の充電器制御装置の１実施例を示した図、第３図は従来
の停電時着床装置付のエレベータシステム構成を示した
図でろる。 １・・・商用電源 ４・・・主電動機 １１・・・停電検出リレー １２・・・充電器 １３・・・バッテリー １５、・・ＤＣ／ＤＣコンバータ １６・・・運転制御装置 １７・・・充電接触器 １８・・・充′＃を謁制御装置 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　　三俣弘文 第１図　　７ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 停電時にはバッテリーを電源としてかごを最寄階まで運
   転する停電時着床機能を備えたエレベータ制御装置にお
   いて、夜間の特定時間帯で動作する時計装置と、前記バ
   ッテリーの電圧が所定の値以下のとき検出するバッテリ
   ー電圧検出リレーと、これら時計装置またはバッテリー
   電圧検出リレーの出力に応動し前記バッテリーを充電す
   る充電器制御装置と、停電を検出する停電検出リレーと
   、この停出リレーの接点を介しエレベータを運転制御す
   る運転制御装置に前記バッテリーからの電圧を変換して
   供給するＤＣ／ＤＣコンバータを備えたことを特徴とす
   るエレベータ制御装置。