JPS62256885A - 缶蓋用密封剤組成物 - Google Patents

缶蓋用密封剤組成物

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JPS62256885A
JPS62256885A JP9816686A JP9816686A JPS62256885A JP S62256885 A JPS62256885 A JP S62256885A JP 9816686 A JP9816686 A JP 9816686A JP 9816686 A JP9816686 A JP 9816686A JP S62256885 A JPS62256885 A JP S62256885A
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JP
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rubber
lid
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isobutylene
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Akira Kanetani
金谷 旭
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Hokkaican Co Ltd
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Hokkaican Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は缶詰用缶体に2重巻締する缶蓋のカール部内面
に用いる缶蓋用密封剤組成物に関する。
(従来の技術) 従来より缶詰用缶体に用いられる缶蓋は2重巻締による
密封充填後の密封性を保持するために、缶蓋のカール部
に密封剤組成物(シーリングコンパウンド)が塗布され
ている。
か)る密封剤組成物は通常ゴム成分としてスチレン−ブ
タジェン共重合体ゴムが用いられ、粘着剤、増粘剤、充
填剤、安定剤、加硫剤等の添加剤を混合する事により得
られる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、か)るスチレン−ブタジェン共重合体ゴム主体
の密封剤組成物は炭酸飲料等の缶蓋としては支障なく用
いられるが、コーヒー、果汁飲料の如きボッ1〜パツク
ものや特に食缶用の如く、密封充填後に加熱処理の施さ
れる用途や、内容物がサラダオイルの如き油成分を含有
し、密封剤組成物がこれに接するような缶詰の缶蓋とし
て用いると、耐熱性、耐油性が恕いため密封剤組成物が
熱変形をおこしたり、油成分を吸い潤滑し、ペースト状
になり密封性がそこなわれるという問題を右していた。
また、か)る密封剤組成物に対し加硫剤や加硫助剤を多
く使用し、耐熱性、耐油性を高める方法も知られている
が、貯蔵安定性、塗布作業性が低下する傾向があり、当
業界においてはかかる問題のない密封剤組成物が求めら
れていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的は前記問題点を解消し、特に耐熱水性、耐
油性が渇れ、貯蔵安定性、塗布作業性等のずぐれたホッ
トパック缶詰や食品缶詰用として特に好適な缶蓋用密封
剤組成物を促供するにある。本発明によれば、缶蓋用密
封剤組成物として密封剤組成物中のゴム成分がスチレン
−ブタジェン共重合体ゴムとイソブチレン−イソプレン
共重合体ゴムとからなり、該スチレンーブタジェン共重
合体ゴムとイソブヂレンーイソブレン共重合体ゴムとの
配合比が40〜70/ 60〜30(Iffi比)であ
ることを特徴とする缶蓋用密封剤組成物を用いることに
より前記目的が達成される。
次に本発明について更に詳しく説明づる。
一般に密封剤組成物は造膜成分として、弾力性のあるゴ
ム成分を用い、その他の成分として帖?T剤、増粘剤、
充填剤、安定剤、加硫剤等を混合したちのからなるが、
本発明のゴム成分としてはスチレン−ブタジェン共重合
体ゴムとイソブヂレンーイソブレン共重合体ゴムとを用
いる。スチレン−ブタジェン共重合体ゴムとしては、従
来より公知のウォーターベースのスチレン−ブタジェン
共重合体からなるゴムラテックスをそのま)で、或はラ
テックスからゴム成分を固形状に分離しだらのを用いる
ことが出来る。
また、上記と併用するイソブブーレンーイソブレン共重
合体ゴムとしては公知方法で製造した固形状の共重合体
ゴムを用いることが出来る。
か)るゴム成分を混合する方法としては両ゴム成分を固
形物状で或いはそれを一旦水に分散さUた乳化状態で用
いて各種添加剤と一緒に混合する方法で実施できる。こ
の方法では固形分を分離する際フレーバーに影響する成
分が除去されるので好適である。
本発明においてはゴム成分として用いるスプレンーブタ
ジエン共重合体ゴムとイソブチレン−イソプレン共重合
体ゴムとの配合比が40〜70/60〜30(重ff1
lt>となるJ:うにしたものである。
そして、スチレンータジエン共重合体ゴムとイソブチレ
ン−イソプレン共重合体ゴムとの配合比率が前記範囲内
のものを用いることによってシーリングコンパウンドを
製造する際の混線作業性やライニング作業性が良く、缶
i p5材との密着性や、巻締後の密封作業性のすぐれ
たものとなり、特に、耐熱水性、耐油性が高水準で食品
缶詰用やホラ1−パツク缶詰用として好適ならのとなる
即ちスチレン−ブタジェン共重合体ゴム間が40重a%
より少ないと、1qられたシーリングコンパウンドは硬
く缶蓋基材への密着性も悪く、巻締時の密封性能や耐水
性が低下する。一方これが70重ω%をこえて多いとシ
ーリングコンパウンドが柔らかくなりゴム弾性が低Fし
食缶、油化等に用いると耐油性が悪く密封性能が低下す
る。
また、ゴム成分中のイソブチレン−イソプレン共重合体
ゴム量が60重量%こえるとシーリングコンパウンドを
製造J゛る際の混練作業性や、分散性が悪くなり、一方
これが30重量%より少ないと耐油性が低下する。
また、前記2成分からなるゴム成分lま密封剤組成物中
20〜50重量%であることが好適である。
即ち20重旦%より少ないと密封剤組成物の造膜性が悪
くなり、缶蓋を缶j飼フランジ部に2重さ締したときの
密封性が低下し、ゴム成分り弓O市伍%をこえると密封
剤組成物の粘度が高くなり塗布作業性が低下し、缶蓋1
枚1枚ごとに塗布装置のノズルから間歇的に孕布する際
、噴出を停止しても糸引き状となったり、ノズル先端に
粒滴となったりしてノズル先端を汚す。また、塗布乾燥
後の組成物膜自体も柔らかずぎて、2重巻締時に、巻締
力により膜が切れたり、はみ出したりして密封性、外観
が不良となる。か)るゴム成分を用いて密封剤組成物を
117るためには前記ゴム成分の外に、粘゛る剤、増粘
剤等のlIQ形成助剤や充填剤、安定剤、加硫剤その曲
の添加削を50〜80f71%の範囲で用いる事が好ま
しく、膜形成助剤としては水素添加エステル樹脂、ロジ
ン類、テルペン類、フェノール樹脂、石油系樹脂等を、
増結剤としてはカラヤゴム、メチルセルロース、ポリビ
ニルアルコール等を用いることが出来る。かする膜形成
助剤の使用量は10〜30重W%の範囲で使用するのが
好ましい。
充填剤或いは充填補強剤どしては、シリカ、炭酸カルシ
ウム、カオリン、クレー、タルり、酸化チタン、亜鉛華
等を好ましくは10〜50重量%の範囲で用いることが
出来る。
その他の添加剤としては、防腐剤、老化防止剤、界面活
性剤、pH調整剤等の安定剤を適宜用いることが出来る
。これらの成分はゴム成分に対し密封剤組成物の塗布作
業性、乾燥性、密封性等が最適となる様に適切に配合し
、使用することが好ましい。
か)る成5)を用いて密封剤組成物を製造する方法とし
では、固形ゴム成分と、他の成分とをバンバリーミ■1
ナー簀の公知の混合攪拌装置を用いて混合し、続いて攪
拌しながら分散剤を添加し、アンモニアアルノJり水中
に分散きりで水性分散液を調整し、所定の粘度に調整す
ることにJ:す1qられる。
得られた密14剤組成物を缶蓋のカール部に塗布し、乾
燥することにより密封剤組成物塗膜を形成せしめること
が出来る。
上記の如く調整した本発明のシーリングコンパウンドは
耐油性、耐熱水性にすぐれているが、実用的には、後述
の実施例で記載、測定方法で得られる吸油率、吸水率に
おいて吸油率が20%以下が、吸水率が25%以下が好
ましく前記ゴム成分以外の成分を適切に配合使用する事
が好ましい。
(実fl!1例) スチレン−ブタジェン共重合体ラテックスから得られた
固形ゴム及び固形のイソブヂレンーイソブレン共重合体
ゴム及びその他の配合成分を用い、表−1に示す実施例
1.2.3および比較例1.2の密封剤組成物(シーリ
ングコンパウンド)をvA製した。
表−1 この各組成物を用いて塗布装置(ノズル口径o、amm
φ)により202Dぶりき缶73カール部に塗布し、8
5〜90℃で5分間乾燥し夫々の組成物膜を形成させた
缶蓋を19だ。
そして実施例1.2.3および比較例1.2の夫々の缶
蓋についてf4 イri作業性、膜の状態、膜の吸水率
、膜の吸油率、耐熱水巻締密1]性、耐油巻綿密月性に
ついて調べた結果は表−2の通りである。
表−2 [試験方法] (1)塗布作業性 ノズル汚れ、(L蓋汚れ、塗布ノズルからの塗布停止時
の糸引きの有無により判定した。またこのfn Hを3
1]間’WQ保存(シーズニング)したのちこれを用い
て後記の第2項目おにび第3項目の巻締蜜月性能評価を
行なった。
(2)  耐熱水巻締密封竹 2009入りの2020飲料缶容器本体に90℃以上の
本を入れ、前記缶蓋を90°C以上の熱水に10秒間浸
漬後、巻締充填機を用いて熱水ブローを行いつつ容器本
体に2重巻締し、3日間保存後のリーク状況(ヘッドス
ペースの真空度の低下した缶の発1:状況から判定)を
調べ評価した。
(3)  耐油巻締密封性 上記(2)の試験方法において缶蓋を40℃のサラダオ
イルに10秒間浸漬したものを用いる以外はツベで同様
にして評価した。
(4)吸水率 実施例1.2.3および比較例1.2の密封剤組成物を
用い、デフロン板上に塗布し90℃×10分間乾燥を行
ない密封剤組成膜を作り、これをはぎとりサンプル膜を
作り、下記方法で各リンプル膜の吸水率を測定した。
サンプルg!(fitff1W+)を90℃以上の熱水
中に3分間浸漬した後に取り出し、表面の水分を口紙で
ふきとった後の膜(’1 fit lJ2 )より吸水
率(%)を算出した。
吸水率−(To  W+) X 100/■。
(5)吸油率 前記吸水率と同様方法を用いてサンプル膜を作り、下記
方法で各サンプル膜の吸油率を測定した。
1ナンプル膜(誓1)を90℃のサラダ油に30分間浸
漬した後に取り出しアセトンに1秒間浸し表面のオイル
を除去したのち、表面を口紙でふき、膜徂饋(−2)を
測定し、吸油率(%)を算出しlこ 。
吸油率= (L  IJ+ ) X 100/ll+表
−2より明らかな如く、本発明の実施例1.2.3は塗
布作業性、膜の状態、膜の吸水率、吸油率、巻締密封性
能等の点においてすぐれており、ホットパック用や食缶
用缶蓋の密封剤組成物としてらすぐれた品質を右するこ
とが確認された。
また、スチレン−ブタジェン共重合体ゴムとイソブチレ
ン−イソプレン共重合体ゴムの比率と一方が多くなる組
成の実施例1.3では前記密封剤組成物の諸性能が最適
実施例の2に比べ幾分劣るが実用上は全く問題がない。
これに対して前記組成物の比率で本発明の範囲をこえて
スチレン−ブタジェン共重合体ゴムが多い比較例1のも
のは耐油性、耐水性が悪く実用性に適せず、またイソブ
ヂレンーイソブレン共重合体ゴム成分の多い比較例2の
ものは塗装作業性が悲く、膜自体も缶蓋基材との密着性
が悪く密封性も劣り実用性に適しない。
(発明の効果) 本発明によるときは、密封剤組成物中のゴム成分をスチ
レン−ブタジェン共重合体ゴムとイソブチレン−イソプ
レン共重合体ゴムとで構成し、該スチレン−ブタジェン
共重合体ゴムとイソブチレン−イソプレン共重合体ゴム
との配合比を40〜70/ Go〜30(重量比)とし
たので貯蔵安定性、塗布作業性に優れるのみならず耐熱
水性及び耐油性に浸れて加熱処理を施してもj:た内容
物が油成分を含むものであっても良好な密封性を与える
密封剤組成物を提供するの効果がある。
外2名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 密封剤組成物中のゴム成分がスチレン−ブタジエン共重
    合体ゴムとイソブチレン−イソプレン共重合体ゴムから
    なり、該スチレン−ブタジエン共重合体ゴムとイソブチ
    レン−イソプレン共重合体ゴムとの配合比が40〜70
    /60〜30(重量比)であることを特徴とする缶蓋用
    密封剤組成物。
JP9816686A 1986-04-30 1986-04-30 缶蓋用密封剤組成物 Granted JPS62256885A (ja)

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JP9816686A JPS62256885A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 缶蓋用密封剤組成物

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JPS62256885A true JPS62256885A (ja) 1987-11-09
JPH0566426B2 JPH0566426B2 (ja) 1993-09-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020050769A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 デクセリアルズ株式会社 漏液補修材、漏液補修方法、及び配管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020050769A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 デクセリアルズ株式会社 漏液補修材、漏液補修方法、及び配管

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JPH0566426B2 (ja) 1993-09-21

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