JPS62255940A - 初期発色性に優れたジアゾ感光紙 - Google Patents

初期発色性に優れたジアゾ感光紙

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JPS62255940A
JPS62255940A JP9996286A JP9996286A JPS62255940A JP S62255940 A JPS62255940 A JP S62255940A JP 9996286 A JP9996286 A JP 9996286A JP 9996286 A JP9996286 A JP 9996286A JP S62255940 A JPS62255940 A JP S62255940A
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JP
Japan
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paper
layer
photosensitive
precoat layer
photosensitive paper
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Pending
Application number
JP9996286A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Kato
護 加藤
Mitsuyoshi Hirano
平野 光芳
Yoichiro Watanabe
洋一郎 渡辺
Seiji Sugimoto
誠二 杉本
Yoji Takemoto
洋士 竹本
Haruhiro Sato
佐藤 春広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP9996286A priority Critical patent/JPS62255940A/ja
Publication of JPS62255940A publication Critical patent/JPS62255940A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/52Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances
    • G03C1/60Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances with macromolecular additives

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は初期発色性および最終発色濃度に優れたジアゾ
感光紙に関する。
(従来の技術) ジアゾ感光紙は、基紙上にプレコート層を設けた後、該
プレコート層上に感光層を形成して構成される。プレコ
ート層は顔料と結合剤とでなり。
感光液の基紙中への浸透を防止するために設けられる。
ジアゾ感光紙には、湿式、乾式、半乾式の3つのタイプ
がある。湿式ジアゾ感光紙は、感光紙にジアゾ化合物の
みが塗布してあり、これを露光した後カップリング成分
の溶液で現像される。乾式ジアゾ感光紙は、感光紙にジ
アゾ化合物、カップリング成分、カップリング抑制剤な
どが塗布され。
露光後アンモニアガスにより現像される。半乾式ジアゾ
感光紙では、乾式ジアゾ感光紙においてアンモニアガス
に代えてアルカリ剤が用いられる。
このようなジアゾ感光紙において、感光紙の発色性を向
上させるために、プレコート層の層厚を厚くする試みが
なされている。プレコート層の層厚を厚くすることによ
り、感光液の基紙中への浸透が防止され、それにより現
像時に形成されるジアゾ染料の量に比して形成される画
像の発色濃度が高くなる。しかし、プレコート層の層厚
が厚くなりすぎると感光紙の最終発色濃度は向上するも
のの、現像液の感光層中への浸透性が悪くなり。
そのために、初期発色性(′a度)はかえって低下する
。特に、湿式や半乾式のジアゾ感光紙では。
乾式ジアゾ感光紙に比べて最終発色までに要する時間が
長く、初期発色性の低下が著しい。従って。
感光紙を現像後、最終発色までに時間を要すると。
現像作業者は、複写が失敗したものと錯覚し1発色が完
了する前にその感光紙を捨ててしまうおそれがある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、その
目的とするところは、最終発色濃度のみならず初期発色
性にも優れたジアゾ感光紙を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、プレコート層の層厚を厚くして感光紙の発色
性を向上させる従来の方法に代えて、プレコート層の層
厚を調節して感光紙表面の平滑度をある範囲にすること
により、現像液の感光層中への浸透性が改善され、さら
には、感光紙の最終発色濃度を低下させることなく初期
発色性を向上させうる。との発明者の知見にもとづいて
完成された。
本発明の初期発色性に優れたジアゾ感光紙は。
感光層とプレコートIllとを有するジアゾ感光紙であ
って、該プレコート層の層厚を調整することにより、該
感光紙の表面の平滑度を35〜55secの範囲とし、
そのことにより上記目的が達成される。
感光紙表面の平滑度は、プレコート層の層厚およびプレ
コート層形成液の分散度を変えることにより調節される
。プレコート層には顔料の結合剤として樹脂が用いられ
ており、その層厚が厚くなるほど感光紙の平滑度が上昇
する。平滑度の上昇により、現像液の感光層中への浸透
性が悪(なり。
感光紙の初期発色性が低下する。しかし、プレコート層
の層厚を単に薄くすると、プレコート層による感光液の
基紙中への浸透防止効果(下引き効果)が低下するため
、感光紙のQ終発色濃度が不足する。そこで9本発明者
は、プレコート層形成液の分散性を向上させて粘度を高
くして塗布しその層厚を薄くしても、プレコート層の下
引き効果が維持されうる。しかも現像液の感光層中への
浸透性を向上させうる。それにより、感光紙の最終発色
温度を低下させることなく初期発色性を向上させうる。
との新たな知見を見出した。プレコート層形成液の分散
性を向上させてプレコート層形成液の粘度は、従来の5
センチポアズに代えて。
高粘度の10〜20センチポアズが採用される。10セ
ンチポアズを下まわると、プレコート層形成液の基紙へ
のt−iUが大きくなりプレコート層の下引き効果が低
下して感光紙の最終発色濃度を低減させることになる。
20センチポアズを上まわると、エアーナイフコーター
でのプレコート層の塗工が不可能となる。
上記粘度範囲のプレコート層形成液により形成されるプ
レコート層の層厚は、1〜3g/m”とされる。プレコ
ート層の層厚は、エアーナイフコーターにてプレコート
層を塗工する際の塗工量により規定される。このように
して設定された層厚をもったプレコート層の平′a度は
、35〜55secの範囲となる。平滑度は王研式平滑
度透気度試験機を用いて測定される。
平滑度が35secを下まわると、プレコート層の下引
き効果が低下して、感光液が基紙中に浸透するため、現
像液との反応効率を低下させる。そのために、感光紙の
最終発色濃度が低くなる。55secを上まわると、感
光紙の最終発色濃度は向上するものの、現像液の感光層
中への浸透性が悪(なり。
初期発色性を低下させる。
感光紙の現像後の発色濃度の経時変化を第1図に示す。
ここで、最終発色濃度とは、現像後1時間経過後の発色
濃度を指す。
感光紙の平滑度と、初期発色濃度および最終発色濃度と
の関係を第2図に示す。ここで、初期発色濃度とは現像
後10sec経過後の発色濃度を示す。
ジアゾ感光紙に1通常必要とされる最終発色濃度は1.
25以上、そして初期発色濃度は1.00以上である。
本発明のジアゾ感光紙には、プレコート層、感光層のほ
かに、感光紙のカールを防止するため。
基紙に対しプレコート層と反対側の面にバックコート[
が設けられてもよい。バンクコート層には。
グリセリン、エチレングリコールなどが用いられる。
(実施例) 以下に本発明を実施例について述べる。
サイロイドr’−244(顔料、富士デビソン化学社製
)                   4 kgス
チレン−アクリル系エマルジョン(45%濃度。
樹脂、三井東圧化学社製)         10kg
水                        
1001上記処方をホモミキサーを用いて30分間混合
分11にして粘度15cpsのプレコート層形成液とし
た。
このプレコート層形成液を、エアーナイフコーターによ
り、基紙(坪量:58g/m)上に塗布し。
乾燥してプレコート層を形成した。プレコート層の層厚
は2 glcdであった。
4−ジアゾ−2・5−ジブトキシ−1−モルホリンベン
ゼンクロライド1/2塩化亜鉛(栗田化学社製)   
              1.2kg2−ヒドロキ
シ−3−ナフトエ酸アミノプロピルモルホリン(栗田化
学社製)       1.2kgクエン酸     
            2.0kgカフェイン   
          2.0kg塩化亜鉛      
        1.5kgメチレンブルー     
      0.005kg水           
              1001上記処方を)R
合して感光層形成液とした。この感光層形成液をプレコ
ート層−ヒに塗布し、  100’Cで5分間乾燥して
感光層を形成した。感光層の層厚は0.4 g / n
?であった。
rr¥酸ビニルエマルジョン(56%、昭和高分子社製
)                   4 、0 
kg水                      
  1201上記処方を混合してバックコート層形成液
とした。このバックコート層形成液を基紙のプレコート
層とは反対側に塗布し、乾燥してバンクコート層を形成
した。ハックコート層の層厚は0.4 g /dであっ
た。
このように得られたジアゾ感光紙の平滑度は49.5s
ecであった。
このジアゾ感光紙を下記処方の現像液を用いて現像した
ところ、感光紙の初期発色濃度(現像後10sec後の
発色濃度)は1.09.そして最終発色濃度は1.29
であった。
モノエタノールアミン       3重量部ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテル4重量部 エチレングリコール        3 fflffi
部此較炭上 プレコート層形成液の混合分散時間を5分としたこと以
外は、実施例と同様の処方を混合して粘度4 cpsの
プレコート層形成液を得た。
このプレコート層形成液を用いて、塗工量を0.5g 
/ n?とじたこと以外は、実施例と同様の方法により
、基紙上にプレコート層を形成した。以下。
実施例と同様の方法により、感光層およびバックコート
層を形成した。
このように得られたジアゾ感光紙の平滑度は30sec
であった。
このジアゾ感光紙を実施例と同様の組成の現像液を用い
て現像したところ、感光紙の初期発色濃度(現像後10
sec後の発色濃度)は0.99.そして最終発色濃度
は1.22であった。
此MJLム 実施例と同様のプレコート層形成液を用いて。
塗工量を4.5 g / rdとしたこと以外は、実施
例と同様の方法により、基紙上にプレコート層を形成し
た。以下、実施例と同様の方法により、感光層およびバ
ンクコート層を形成した。
このように得られたジアゾ感光紙の平滑度は58.5s
ecであった。
このジアゾ感光紙を実施例と同様の組成の現像液を用い
て現像したところ、感光紙の初期発色濃度(現像後10
sec後の発色濃度)は0.97.そして最終発色濃度
は1.33であった。
実施例および比較例から明らかなように5本発明のジア
ゾ感光紙は、従来の感光紙に比べて、初期発色性および
最終発色濃度のいずれにおいても優れている。平滑度が
58.5secのジアゾ感光紙は。
E=n発色濃度には優れるものの、初期発色性に劣る。
平滑度が30secのジアゾ感光紙は、最終発色濃度が
低い。
(発明の効果) 本発明のジアゾ感光紙は、このように、初期発色性およ
びQ ’4%発色/二度のいずれについても優れている
。従って、複写の良否が一目瞭然に判定され得る。それ
ゆえ、従来のように現像作業者が感光紙の発色が遅いた
めに複写が失敗であると誤って判断し、その感光紙を捨
ててしまうというようなおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はジアゾ感光紙の現像後の発色濃度の経時変化を
示すグラフ、第2図はジアゾ感光紙の平滑度と、感光紙
の初期発色濃度(現像後10sec後の発色濃度)およ
び最終発色濃度との関係を示すグラフである。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感光層とプレコート層とを有するジアゾ感光紙であ
    って、 該プレコート層の層厚を調整することにより、該感光紙
    の表面の平滑度を35〜55secの範囲とした初期発
    色性に優れたジアゾ感光紙。
JP9996286A 1986-04-30 1986-04-30 初期発色性に優れたジアゾ感光紙 Pending JPS62255940A (ja)

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