JPS62254776A - 昇木装置 - Google Patents

昇木装置

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JPS62254776A
JPS62254776A JP10165486A JP10165486A JPS62254776A JP S62254776 A JPS62254776 A JP S62254776A JP 10165486 A JP10165486 A JP 10165486A JP 10165486 A JP10165486 A JP 10165486A JP S62254776 A JPS62254776 A JP S62254776A
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JP
Japan
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tree
lifting mechanism
endless track
lifting
cable
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Application number
JP10165486A
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新出 久二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野− この発明は、技打ち作業等のために立木に登る際に使用
される装置に関するもので、作業者が容易かつ安全に立
木に登ることができる携行に便利な装置を提供しようと
するものである。
−従来の技術− 枝打ち作業や樹木の育成状態を確認するために立木に登
ることは、林業に従事する者が日常行わねばならない必
須の作業であるが、作業者に多大な疲労をもたらす危険
な作業である。
従来、普通には林野に長い梯子を携行してこの梯子を用
いて立木に登ったり、梯子を携行することができない所
では両腕で立木を抱え、両足裏で立木を挟んで身体を屈
伸させながら登っていた。
−発明が解決しようとする問題点− しかし、長く重い梯子を林野に携行することはそれだけ
で重労働であり、作業中に梯子が倒伏する危険もある。
また、道具を使用しないで身体を屈伸させながら登る動
作は、きわめて疲労が大きく、滑って落下する危険が常
に付きまとう。
なお、立木を螺旋状に昇降して自動的に技打ち作業を行
う装置も提唱されているが、装置が重くて−人で林野に
携行することが困難であり、人手により作業を行う場合
のようなきめ細かな作業を行うことが出来ない欠点があ
って実用されていない。
この発明は、このような実情に鑑みなされたもので、軽
く携行に便利で、作業者が安全かつ容易に立木に昇降す
ることができる装置を提供することを目的としてなされ
たものである。
−問題点を解決するための手段− 図示実施例に基づき説明すれば、この発明の算木装置は
、立木を挟んで対向して装着される一対の昇降機構部1
,1“と、該2つの昇降機構部1.1°の間に掛け回さ
れるワイヤ、ロープ等の索条2a、2b、2a”、2b
’と、コノ索条ノ下端に装着される足乗せ具3.31か
らなるものである。
昇降機構部1、l“には立木の幹に押接される無限軌条
4または車輪と逆転止め機構(図示実施例では爪車16
と爪18)を備えた手動の駆動機構とが装着されており
、この駆動機構は上下揺動自在な操作杆17と駆動歯車
15とを有している。
操作杆17および駆動歯車15は、無限軌条のプーリ6
.7またはこれに相当する上下一対の車輪の中央に配置
され、前記プーリ6.7または車輪と一体に設けられた
歯車10.11に駆動歯車15が噛合している。
立木を挟んで対向する一対の昇降機構部l、11の各々
には索条2a、2b及び2a1.2b’が掛着され、こ
れらの索条は樹幹8を囲むようにして対向する昇降機構
部l°またはlの掛環251または25を通して一部を
斜めにして掛け回され、更に昇降機構部11°に設けた
掛環23.24又は23’、24’を通して垂下されて
その下端に足乗せ具3.3゛が装着される。
−作用− テコ作用を利用した操作杆17と逆転止め機構とを備え
た手動の駆動機構により無限軌条4ないし車輪を駆動す
ることにしたので、装置を軽量小型に構成することがで
き、操作が容易で安全である。駆動機構を昇降機構部の
中央に配置して駆動歯車15をその両側でプーリ6.7
に一体に設けられた歯車10.11と噛合させて両プー
リを直接同期駆動するこことしたので、力の伝達効率が
よくなると共に、昇降機構部の中心で駆動力が与えられ
るから昇降機構部の動作が安定し、立木を確実に挟持で
きる。索条を用いて一対の昇降機構部を樹幹に装着する
ようにしたので、装置の構造が簡単となり、軽量で携行
も容易となる。
−実施例− 以下、図示実施例について更に説明する。
昇降機構部1と1°は対称に形成されており、その一方
lの構造を第2図及び第3図に示しである。無限軌条4
は、昇降機構部1.1°のフレーム5に軸着したプーリ
6.7間に巻架されており、プーリ6.7は立木の周囲
に沿う如く中口としである。無限軌条4としては、摩擦
係数の大きなゴム製のものが用いられ、その表面には滑
り止めの突条9・・・9が形成されている。プーリ6.
7には歯車10.11が一体に設けられ、この歯車10
.11がフレーム5の中央に軸着した駆動軸14の歯車
15と噛合している。駆動軸14には、爪車16が固設
されると共に、これを跨ぐようにしてU字状に屈曲した
鋼板からなる操作杆17が駆動軸14回りに揺動自在に
枢着され、フレーム5と操作杆17には爪車16に係合
する爪18及び19がそれぞれ枢着されている。
爪18は、爪車16、従って駆動軸14及び無限軌条4
の逆転(下降方向への回転)を阻止する作用をなすもの
であり、爪19は、操作杆17の往復揺動動作のうち操
作杆の先端部に形成した握り20を下方に押動させた時
の揺動のみを爪車16に伝達する作用をなすものである
。操作杆17は、昇降機構部l、1゛の外側(立木の幹
8に押接される側と反対の側)に伸びているので、これ
を下動させると歯車15、l0111で方向が変換され
、無限軌条4を立木に登る方向(第2図の矢印の方向)
に回動させる。このときの無限軌条4の回動t(移動長
さ)は、操作杆の握り20の移動長さより小さくなるな
るように設定してあり、操作杆17のテコ作用による倍
力作用を受けて無限軌条4が駆動されるようにしである
対向する昇降機構部1.1゛の間に掛け回した索条の状
態が第4図に示されている。索条2aと2bおよび2 
al、2b’は、各々一本の索条からなり、その中央に
足乗せ具3.3°が縛着されてその両側が2a、2b及
び2 a t、2b’となっている。そして索条2.a
、2b、2a”、2b1の先端に第5図に示すような抜
は止め21を有するフック22が縛着されている。これ
らの索条を昇降機構部1.1°及び樹幹8に掛け回すに
は、索条2aを昇降機構部1の下部手前側の掛環23に
下から通して昇降機構部1”の上部背面の掛環25°に
手前から後ろに通し、これを樹幹8の背後に回して先端
のフック22を昇降機構部1の上部背面の掛環25に掛
着する。索条2bは、昇降機構部1の下部後ろ側の掛環
24に下から通して昇降機構部1′の上部背面の掛環2
5゛に後ろから手前に通し、これを樹幹8の手前に回し
て先端のフック22を昇降機一部1の上部背面の掛環2
5に掛着する。索条2aまたは2b”についても同様で
、ただ左右が逆になるだけである。
次に本発明装置の使用方法について述べる。
無限軌条4が立木の根元に両側から押接されるように昇
降機構部1.1°を配して、索条2a、2bs2a”、
2b”を前述のように掛け回す。
次いで足乗せ具3.3°が地表を離れるまで昇降機構部
1,1”を持ち上げ、両足を足乗せ具3.3′にそれぞ
れ乗せる。すると、索条2a、2b、2 al、2b”
には作業者の体重に基づく張力が作用し、これらの索条
が掛環23.24と25゜及び掛環23’、24’と2
5の間で斜めに張架されている関係上、これらの索条の
張力により無限軌条4は立木の幹8に押接されてこれを
挟持する。次に両手で操作杆の握り20を把握し、これ
を上下に同時に往復動せてやれば、無限軌条4が間歇的
に回転し、作業者を幹8に沿って上昇させる6丁度、立
木の幹8を一本のレールにみたてて、これに両側より無
限軌条4が案内されつつ駆動される如くして上昇してゆ
くのである。
所望の高さまで上昇したら、作業者は片手でどちらかの
操作杆の基部26を握り、要すれば安全索で身体を立木
に繋いで、他方の手または両手で所望の作業を行えばよ
い。このとき、無限軌条4は爪18の作用により逆転が
防止され、且つ、無限軌条4は足乗せ具3.31に掛か
る作業者の体重によって幹8に強固に押接された状態に
あるので、装置が下降することはない。
作業が終了して立木を降りるときは、作業者は両手で操
作杆17の基部26を握り、懸垂するように両足を浮か
せてやれば、無限軌条4の幹8への押接力が弱められて
滑りが生じ、装置が降下する。このとき、作業者は両足
に掛ける体重を調節することにより、装置の下降速度を
自在に調節することができる。
一発明の効果− 以上のように、本発明装置を用いれば、容易且つ安全に
立木に登りかつ降りることができ、樹上作業も安全に行
うことができ、体力の消耗も少ない。また、装置に駆動
力を与える駆動装置を昇降機構部の中央に配置して上下
のプーリまたは車輪を同期駆動する構造としたので、無
限軌条や車輪が立木の周囲に安定に押接され、昇降動作
が円滑になるばかりでなく、作業安全性を高くできる。
また装置の構造も簡単で故障等が起こるおそれがなく、
索条を外して全体を纏めてやれば携行も容易である。現
場での立木への装着も一人で簡単に短時間でできる。従
って経験の少ない者でも安全に枝打ち作業等を行うこと
ができ、林業従事者の作業負担も大いに軽減されるから
、ひいては林業の振興にも資することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す図で、第1図は立木の幹に
装着された装置全体を示す正面図、第2図は昇降機構部
の内部機構の正面図、第3図は昇降機構部を樹幹に当接
する側から見た側面図、第4図は索条の掛け回し状態を
示した斜視図、第5図は索条の先端のフックを示した図
である。 図中、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 立木の幹を挟んで対向して配置される一対の昇降機構部
    を有し、該昇降機構部は立木の表面に押接される無限軌
    条または上下一対の車輪と逆転止め機構を有する手動の
    駆動機構とを備えており、該駆動機構は前記無限軌道の
    上下一対のプーリまたは車輪の中央に配置されて上下揺
    動自在に設けた操作杆17を有しており、且つその駆動
    歯車はその両側で前記プーリまたは車輪に一体に設けら
    れた歯車に噛合しており、各々の昇降機構部から対向す
    る昇降機構部の掛環を通して立木の幹を囲む如く一部を
    斜めに掛け回して各昇降機構部の下方へと垂下される索
    条と、該索条の垂下端に取りつけられる足乗せ具とを有
    してなる、昇木装置。
JP10165486A 1986-04-30 1986-04-30 昇木装置 Pending JPS62254776A (ja)

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JP10165486A JPS62254776A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 昇木装置

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JP10165486A JPS62254776A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 昇木装置

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JPS62254776A true JPS62254776A (ja) 1987-11-06

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ID=14306369

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100395784B1 (ko) * 2001-08-20 2003-08-21 박상환 암벽등반용 풋 레스트
JP2009011587A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Tokyo Densetsu Service Kk 柱状体昇降具
CN109289170A (zh) * 2018-11-27 2019-02-01 陈金城 一种通过双向重力提升和弹性变形量的电力检修爬电线杆装置

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