JPS62254215A - 都市ガス用流量比例型整圧装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、都市ガス用流量比例型整圧装置。

詳しくはレジューザーを利用することにより、至って筒
車な構造によって流量に比例した昇圧を確実に行わせる
整圧装置に関する。

（従来の技術） 従来、都市ガスの流量に比例した昇圧を行わせる装置と
して、特公昭５７−５６０８４号公報所載のものが公知
である。

−Ｐ　小束　爪１斗　　ノー；匍を翁曲イバー←−Ｌマ
動イ什ｌ＋　ス昇圧機において、下方中央部にフィルの
素線が接触した円錐型バランススプリングとシャフトを
有する昇圧機ダイヤフラムを中央に設けてコントロール
室を形成し、該コントロール室の上室をオリフェイスの
上流側、下室をオリフェイスの下流側と各々ニードル弁
を介して連通し、昇圧機ダイヤフラムの上方に１次側圧
力、下方に２次側圧力を加えることにより、流量に比例
する動きを前記シャフトに伝達せしめ、前記シャフトの
下端に円柱型スプリングを設け、該円柱型スプリングを
低圧側補助ガバナーのダイヤフラムに載設きれたベース
圧力設定用錘の上部にｖｌ、置して、流量に比例する荷
重を低圧補助ガバナーに加えたことを特徴とするもので
、流量に比例する理想的な昇圧特性曲線を有し、各種ガ
バナーに使用することができる特徴を有するものである
。

（発明が解決しようとする問題点） 前記した従来の流量比例型自動昇圧機は、オリフェイス
の弟子をスプリング力に変換させ、この力をパイロット
圧として利用するものであるから、一対のダイヤプラム
、円錐型１円柱型の２種のスプリング、両スプリングを
連係させるシャフト、圧力設定用錘等多数の精密部品を
使用するから、構造は複雑、製作は困難であって安価に
提供することができないし、また各部材の運動により昇
圧＠能を果たさせるから、作動の変調、不良等に起因す
る誤動作や故障を生じ易くて実用性に乏しい問題点があ
った。

本発明は、前記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、可動部のない単純な構成により、流量に比
例した昇圧動作を確実に行なわせる都市ガス用流量比例
型整圧装置を提供することを目的としている。

（問題点を解決するための手段） 本発明に関する都市ガス用流量比例型整圧装置は、図面
第１図に実施例を示す通り、パイロット式整圧器１の二
次側管路３における補助圧力取出部ｊを、圧力取出位置
の変更により必要とする昇圧度に応じた補助圧力が自由
に得られるレジューザー８とした構成のものである。

（作　　用） 前記のように構成される都市ガス用流量比例型整圧装置
において、二次圧力Ｐ、は、補助圧力取出管９を伝搬し
、パイロットレギュレータ６のスプリングｈの強さにバ
ランスする状態で調整されており、都市ガスの需要量が
増大すると、二次管路３内の都市ガスの二次圧力Ｐ、が
下がり、二次管路３の補助圧力取出部ｊに接続した補助
圧力取出管９の内圧が下がり、前記パイロットレギュレ
ータ６の弁ｒを開かせて、パイロットループ５にガスの
流れが生じ、このガスの流れはレストリフタ４により絞
られるため制御圧力Ｐｃに置換され、この制御圧力Ｐ（
、は−次圧力Ｐｔより小さいから、スリーブｅは一次圧
力Ｐ＋により押し広げられてクロージヤーＣより離れ、
二次圧力Ｐ、がスプリングｈにバランスするまで、これ
との間に間隙を生じて隙間分だけガスを流す。この時、
流量が増大し、流速が上昇するが、二次圧力Ｐよは、補
助圧力取出部ｊにおける取出管９の位置に応じたベンチ
ュリー効果により減Ｅｌれ平均二次圧力Ｐ。

より小さくなる。取出管９の内圧は平均二次圧力Ｐ、よ
り小さいため、取出管９の内圧がパイロットレギュレー
タ６のスプリングｈとバランスする迄クロージヤーＣと
スリーブＣの隙間からガスが流れる。この時点で平均二
次圧力Ｐｚは流量が増加すると前に比べ昇圧することに
なる。即ち、二次管路３によるガスの供給圧力を上昇さ
せる昇圧の動作を行なうもので、この昇圧動作は二次管
路３の流量に比例して補助圧力が変化するため、第３図
の特性曲線図に示す通り、常に二次管路３の流量に比例
して変化し、二次圧力Ｐ、を使用量の増加に応じて昇圧
させる作用を果たすものである。

又、消費時間帯を過ぎてガスの使用量が減少すると、二
次管路３の二次圧力Ｐ、が上がり、流速は小さくなるか
ら、補助圧力取出管９のベンチュリー効果による減圧が
行われなくなり、Ｊａ曲Ｔカがパイロットレギレー〃６
の設宇午力より上り、前記パイロットレギレータ６の弁
孔ｇを弁ｆにより閉じさせて、−次圧力Ｐ、と制御圧力
Ｐｃとを同圧にし、制御圧力Ｐｃは二次圧力Ｐ、よりも
大きいから、下流側のクロージヤー〇にスリーブｅが押
し付けられて孔ｄを閉本してガスの供給を止めるもので
ある。

（実　施　例） 以下に本発明に関する都市ガス用流量比例型整圧装置の
実施の一例を図面第１図〜第２図に基づいて説明する。

図において１は、−次側管路２とエルボ形ｏ’＞二次側
管路３との間に装備したＡＦＶガバナーで、弁室ａの内
部にファｂに支持されるクロージャＣを設け、このクロ
ージャＣに一次側管路２と二次側管路３を相通させる孔
ｄ、ｄを穿設してあり、前記クロージャＣの外側には、
これを包容する弾性体のスリーブｅを設け、このスリー
ブｅの内側に一次側管路２の一次圧力Ｐ＋を作用させ、
外側に前記−次圧力ＰＩをレストリフタ（絞り）４によ
り絞った制御圧力Ｐ。を作用させ、この制御圧力Ｐｃが
一次圧力Ｐｉ　と等しい時は、スリーブｅを押し広げて
クロージヤー〇より離れさせ、孔ｄ、ｄを連通きせてガ
スを流通させ、制御圧力Ｐｃが一次圧力Ｐ、よりも大き
い時は、スリーブｅを押し縮めてクロージャＣに接触さ
せ、孔ｄ、ｄを閉本させてガスの流動を停止させる。

５は前記した制御圧力Ｐｃを発生させるパイロットルー
プで、前記−次管路２と二次管路３を相通させる様に配
管し、そのガス流に対して上流側に前記したレストリフ
タ（絞り弁）４を設け、これの下流側に後記するレジュ
ーザーから送られる補助圧力により弁ｆが作動されて弁
孔ｇの開閉を行うパイットレギュレータ６を設け、その
作動圧を調整ばねｈにより設定して置き、該パイロット
レギュレータ６と前記レストリフタ４との中間から制御
圧力Ｐｃの取出管７を分岐させて、前記したＡＦＶガバ
ナー１のスリーブｅを取巻く室ｉに接続することにより
、ガスの非使用時二次管路３の二次圧力Ｐ、が上がり、
これに伴い補助圧力がパイロットレギュレータ６の設定
圧力よりも高くがる時は、調整ばねｈに抗して弁孔ｇが
弁ｆにより閉じられ、制御圧力Ｐ。がスリーブｅへ加え
られてこれを押し縮め、クロージャＣに接触させるため
、孔ｄ、ｄが本がれてガスの流れを遮断するが、ガスの
使用に伴い二次管路３の二次圧力Ｐ、が下がると、これ
に応じて補助圧力が下って弁孔ｇヲ徐々に開かせ、パイ
ロットループ５に一部のガスを流通させて制御圧力Ｐ、
を低下させるため、スリーブｅがクロージャＣから離れ
孔ｄ。

ｄを開かせて、ＡＦＶガバナー１を通り二次管路３へ送
られるガス量を増し、二次管路３のガス圧力を使用量が
増加しても一定に保持する作用を行わせる。

８は二次管路３に設けたレジューザーの−例で、第１図
に示すように３段に直径が変化する偏心形に形成したも
のであり、その補助圧力取出部ｊのベンチュリー効果は
、ガス流と平行するＸ方向については上流側よりも下流
側が小さく、ガス流と直交するＹ方向については偏心距
離の小さい位置よりも大きい位置が小さくなるもので、
Ｘ、Ｙ何れの方向でもその位置の変化によりベンチュリ
ー効果がガス圧力に比例して変化するが、Ｘ方向の場合
は、上流側程ガスの乱流の影響により取出し圧力を不安
定にするので、Ｙ方向に対する位置の変化を利用して精
度を出すものとし、Ｙ方向に対して必要とするベンチュ
リー効果が得られる位置を選択して補助圧力の取出管９
を接続し、この取出管９を前記パイロットレギュレータ
６に連結して、二次管路３の圧力に比例した補助圧力を
パイロットレギュレータ６に供給し前記動作を行なわせ
るものである。

前記実施例に示すガス用流量比例式整圧装置は、補助圧
力取出位置をＸ方向に対して、第１図に示す様に上流側
の起点イより二次管路３の内径の２倍の距離に設定し、
はぼ偏心距離最大に近い位置に接続した場合、１０００
ｍ’／　Ｈのガス通Ｊ時、３０８　Ｈ、Ｏの昇圧を行な
わせることができた。

７′はレジューザーの他の例を示すもので、３段階に直
径が変化する同心形に形成したものであり、その補助圧
力取出部ｊのベンチュリー効果は、ガス流と平行するＸ
方向しか変化しないから、この方向において圧力の取出
位置を変化させる。

従って、前記した通り上流側はガスの乱流の影響を受け
、取出圧力が不安定になる傾向はあるが、実際には下流
側の小範囲の変化で足りるため、この同心形も充分に実
用に供し得る。

尚、前記実施例においては、パイロット整圧器としてＡ
ＦＶガバナー１を用いたが、パイロット圧を利用するも
のであれば、ＡＦＶガバナー以外のＫＲガバナー、フィ
ッシャー２９８Ｔ形ガバナー等を用いても同様の作用効
果を発揮するものである。

（発明の効果） 本発明に関する都市ガス等の流量比例型ｔＪＩＥ装置は
、二次側流路にレジューザーを設け、これによりガス圧
を流量に比例して昇圧させるから、ガスの使用量の多い
ピーク時間帯においても、パイプラインの端末地区まで
安定したガスの供給圧力を保持させることが可能で、一
つのガバナーによる分担範囲が拡大される。

二次側管路の形を変えただけで、精密部品等は一切使用
しない簡単な構造であるから、誤動作のない確実な作動
が安定的に行われて、しかも装置は極めて低廉に市場提
供でき、設置も容易で場所をとらない。

等の特有の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に関するガス用流量比例型整圧装置の実
施の一例を示す縦断正面図。第２図は同上におけるレジ
ューザーを補助圧力取出部において横断した底面図。第
３図は同上の流量と昇圧の関係を示す特性曲線図。第４
図は同上の他のレジューザーを用いた実施例を今示す正
面図。第５図は同上のレジニーす−を補助圧力取出部で
横断した底面図である。 図において１はパイロット式整圧器、２は一次管路、３
は二次管路、５はレストリフタ、６はパイロットレギュ
レータ、８，８°はレジューザー１ｊは補助圧力取出部
、９は取出管である。 旙０　区 霊 刃 流　　量

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パイロット式整圧器の二次側管路における補助圧力取出
   部を、圧力取出位置の変更により必要な昇圧度に応じた
   補助圧力が自由に得られるレジューザーとしたことを特
   徴とする都市ガス用流量比例型整圧装置。