JPS6225372B2 - - Google Patents

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JPS6225372B2
JPS6225372B2 JP55117600A JP11760080A JPS6225372B2 JP S6225372 B2 JPS6225372 B2 JP S6225372B2 JP 55117600 A JP55117600 A JP 55117600A JP 11760080 A JP11760080 A JP 11760080A JP S6225372 B2 JPS6225372 B2 JP S6225372B2
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JP
Japan
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test site
light
suction
section
probe
Prior art date
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Expired
Application number
JP55117600A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5740633A (en
Inventor
Fumiaki Ishii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP55117600A priority Critical patent/JPS5740633A/ja
Publication of JPS5740633A publication Critical patent/JPS5740633A/ja
Publication of JPS6225372B2 publication Critical patent/JPS6225372B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00163Optical arrangements
    • A61B1/00165Optical arrangements with light-conductive means, e.g. fibre optics

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は経内視鏡的に生体腔内に導入し、光音
響分光法によりその生体腔内の被検部位の光吸収
スペクトル(光音響スペクトル;Phote Acostic
Spectrum)を測定するようにした光音響分光測
定用プローブに関する。
従来、生体組織を採取することなく、生体腔内
の状態を生きたそのままで検査する方法として内
視鏡を用いる方法がある。しかし、この方法は生
体腔内の表面を直接または写真によつて肉眼的に
観察するものであるため、生体腔の内表面の状態
しか観察できない。そのため、内表面以外の、た
とえば粘膜下の病変部までは発見することができ
ない。また、その内表面に病変部が生じていて
も、これが可視的に現われない限り発見不可能で
あつた。
一方、生体腔内の生体組織を採取し、この試料
を用いる検査方法は種々知られているが、これら
の方法は生きたままで生体を検査するものでない
以上、必ずしも信頼することができない。
さらに、生体組織を採取する作業に多大の労力
を必要とするとともに、患者の生体腔を傷付け、
かつ患者に苦痛を与えるという欠点があつた。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは試料を採取することな
く、光音響法により生体腔内の生体組織を生きた
そのままで光吸収スペクトルを測定できるととも
に、生体腔の内表面のみならず、その下部の状態
まで検査することができる光音響分光測定用プロ
ーブを提供することにある。
一般に、物質(生体)に光を照射すると、反
射、散乱および透過する光以外の光エネルギは何
らかの形態でその物質に吸収される。一旦吸収さ
れた光エネルギの一部は発光、螢光およびりん光
などの光エネルギとして放出されるが、それ以外
の光エネルギは物質内の分子の並進、回転あるい
は振動となり、また固体では格子振動などに転化
され、最終的には局所的な熱エネルギとなつて散
逸する。この場合、局所熱エネルギは物質中で局
所的な熱膨張を引き起し、圧力波あるいは音波と
して伝搬する。この圧力波あるいは音波を検出す
ることにより物質(生体)の光吸収スペクトルを
得ることができ、これが光音響分光法である。
そして、本発明はこの光音響分光法によつて生
体腔内の生体組織の光吸収スペクトルを測定しよ
うとするものである。
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図中1は内視鏡であり、この内射鏡1は挿
入部2の手元側端に操作部3を連結してなり、さ
らに、この内部には挿入部2および操作部3にわ
たつて挿通チヤンネル4が形成されている。挿通
チヤンネル4の先端は挿入部2の先端面に開口
し、また、基端は操作部3の挿入口部5に連結さ
れている。また、挿入部2の先端面には観察窓6
が設けられており、操作部3には接眼部7が設け
られている。そして、挿入部2および操作部3の
各内部にわたつてはイメージガイド8が設けられ
ていて、このイメージガイド8を通じて観察窓6
からの視野を接眼部7において観察できるように
なつている。
そして、上記挿通チヤンネル4には次に述べる
光音響分光測定用プローブ9が着脱自在に挿通で
きるようになつている。上記光音響分光測定用プ
ローブ9は上記挿通チヤンネル4に挿通可能な可
撓性の外套管10の内部に可撓性の内管11を進
退自在に挿入してそのプローブ本体12を構成し
てなり、さらに上記外套管10の手元側基端には
操作部13の本体14を取付け固定したものであ
る。この操作部13の本体14の後端には指受け
15が形成されており、また、内管11の突出す
る後端には操作ノブ16を設けてある。そして、
操作ノブ16を押し引きすることにより外套管1
0に対し内管11を進退させ得るようになつてい
る。
一方、上記内管11の先端には支持体17が取
付け固定されている。そして、この支持体17の
先端面18はいわゆる漏斗状の凹所として形成さ
れ、これの中央に生体腔内の被検部位19を吸着
させる吸引部20を構成するようになつている。
すなわち、先端面18の中央に吸引路、たとえば
吸引管21の先端を開口させることにより被検部
位19の表面を吸引し、その先端面18に極力密
着させるようにしたものである。また、上記吸引
管21は内管11内に挿通されるとともに、内管
11の外端部に接続した可撓性のケーブル22内
を通じて外部の吸引装置23に接続されるように
なつている。
さらに、支持体17の先端面18には上記吸引
管21の先端開口からなる吸引口24を間にはさ
んで対称的に、パルス光を出射する光出射端25
と圧力波あるいは音波を検出する受信素子26が
対向して設けられている。そして、この光出射端
25と受信素子26はその吸引部20に吸着する
被検部位19の表面に近接あるいは密着するよう
になつている。さらに、上記光出射端25はたと
えば光学繊維束からなる光伝送体27に接続され
ている。この光伝送体27はプローブ本体12の
内管11およびケーブル22内を通じて外部の光
源装置28に接続されるようになつている。
上記光源装置28は第1図で示すように光源部
29とチヨツパ30とからなり、上記光源部29
は発振光の波長を可変できる色素レーザまたはキ
セノンランプなどが用いられている。なお、キセ
ノンランプなどを使用する場合にはこれに分光器
を組み込み出射する光の波長を選択できるように
なつている。また、上記チヨツパ30は光源部2
9からの単色光を数十Hz程度のパルス光にするも
のであり、このパルス光を上記光伝送体27に送
り込むようになつている。
また、上記受信素子26はたとえばマイクロホ
ン、ピエヅ圧電素子や圧力トランスジユーサなど
によつて構成されていて、パルス光を照射した被
検部位19からの圧力波あるいは音波を電気信号
に変換するようになつている。そして、この受信
素子26にはその電気信号を伝送するための信号
線31が接続されている。この信号線31は内管
11およびケーブル22内を通じて外部の増幅器
32に接続されるようになつている。上記増幅器
32は前述したチヨツパ30と同期をとつて作動
するロツクインアンプなどからなり、これによつ
て上記電気信号についてチヨツパ30と同期する
信号のみを増幅して取り出すようになつている。
また、この増幅器32にはその増幅信号を記録
して表示できる記録計33が接続されている。
次に、上記光音響分光測定用プローブ9の使用
方法とその動作を説明する。
まず、検査しようとする体腔34内に内視鏡1
の挿入部2を導入し、体腔34内を観察して被検
部位19を予定する。つぎに、内視鏡1の挿通チ
ヤンネル4を通じてプローブ本体12の先端部を
上記体腔34内に突き出す。そして、被検部位1
9に近ずけ、かつ外部において指受け15と操作
ノブ16を操作して外套管10の先端から内管1
1側の支持体17をわずかに突き出すとともに、
外部の吸引装置23を作動させて吸引管21を通
じて吸引し、吸引部20に被検部位19を吸着さ
せる。そこで、外套管10内に内管11側の支持
体17を第2図で示すようにわずかに引き込み、
また外套管10の先端縁で被検部位19の周辺を
支える。しかして、被検部位19は吸引部20に
吸着された状態で保持される。なお、外套管10
と内管11を相互に進退できるため、被検部位1
9の形状が平らであつてもまたポリープのように
隆起するものでもそれに応じて相互位置を定める
ことにより、確実に保持することができる。第2
図で示す被検部位19はわずかに隆起するもので
ある。
ついで、外部の光源装置28を作動させること
により光伝送体27を通じて光出射端25にパル
ス光を導びき上記被検部位19に出射する。この
ようにして被検部位19にパルス光が照射される
と、前述したようにその生体組織の光吸収係数に
応じてその波長における光エネルギが吸収されて
温度上昇を生じ、この温度上昇によつて圧力波あ
るいは音波を発生させるため、この圧力波あるい
は音波を受信素子26によつて受信し、電気信号
に変換するのである。
また、上記先端面18は凹所によつて形成した
ので、その内部に被検部位19を収容できるとと
もに、一般にその被検部位19を先端面18に密
着させることができる。そして、光出射端25と
受信素子26はその被検部位19を間にして対向
するため、上記作用を効率よく行なわせることが
できる。一方、この受信素子26で検出された電
気信号は信号線31を通じて外部の増幅器32に
導びき、上記チヨツパ30と同期する信号成分の
みを増幅して取り出す。したがつて、検出信号の
S/Nを向上することができる。また、この増幅
して取り出された信号は記録計33によつてその
強さ等が記録される。
このようにして特定の波長の光についての被検
出部位19の光吸収係数を測定することができ
る。また、別の波長の光を順次選択して上記同様
にして被検部位19の各波長の光吸収係数をそれ
ぞれ測定する。
そして、各波長の光について光吸収係数の測定
データに現われる特徴をみてその被検部位19の
状態、たとえば病変部35の有無などを診断する
ことができる。
また、被検部位19における特定物質の量を測
定(定量)する場合には、その物質に特徴的に作
用する波長の光で励起し、その圧力波あるいは音
波を検出し、その信号の大小によつて判断する。
なお、第2図で示す検出状態では被検部位19
が支持体17の先端面18の全面に対し密着しな
い状態にあるが、たとえば吸引口24を複数個設
けて先端面18の全面あるいは少なくとも光出射
端25および受信素子26には被検部位19を密
着させるようにすれば、その間に空気層などを介
在させないので、それだけパルス光や圧力波ある
いは音波の減衰が少なくなり精度のよい検査を行
なうことができる。
さらに、レーザ装置を光源部29に使用する場
合にはそのレーザ光の収束性がよく、かつ入射効
率がよいので、この場合は光伝送体27を細く
し、また細い1本の光学繊維束を用いて構成する
ことができる。この場合は光伝送体27を細くで
きるので、これに伴つてプローブ本体12を細径
化することができる。
以上説明したように本発明によれば生体腔内の
生体組織を採取することなく、生体腔内の被検部
位を生きたそのままで、光音響分光測定法により
その光吸収スペクトルを測定することができる。
このため、肉眼的にしか観察できない内視鏡によ
る検査とは異なり、被検部位の表面のみならずそ
の内部まで検査できる。特に発見できにくい粘膜
下の、たとえば早期ガンや腫瘍などの病変部まで
容易に発明できる。しかも、肉眼的には現われな
い疾患も発見できる。さらに光吸収係数を測定す
るものであるため、定量的に客観化されたデータ
によつて診断でき、その信頼性を向上することが
できる。
また、本発明によれば生体腔内の生体組織を採
取する労力が不要であり、また、患者を傷付けて
苦痛を与えることがない。
しかも、X線による検査の場合とは異なり、生
体に悪影響を与えず、検査手段としてはすぐれた
ものである。
そして、本発明は特に生体腔内の被検部位を吸
着保持しながら検査するため、安定した検査を行
なうことができる。また、被検部位にパルス光を
照射する光出射端と、被検部位で生じる圧力波あ
るいは音波を検出する受信素子を吸引部に近ずけ
て設け得るため、保持する被検部位の表面に照射
するパルス光とその被検部位からの圧力波あるい
は音波を極力減衰させることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はその使用状態における全体の斜視図、第2図は
内視鏡の挿通チヤンネルに挿通したプローブ本体
の先端部の断面図、第3図はプローブ本体の先端
部の正面図である。 1……内視鏡、2……挿入部、3……操作部、
4……挿通チヤンネル、5……挿入口部、6……
観察窓、7……接眼部、8……イメージガイド、
9……光音響分光測定用プローブ、10……外套
管、11……内管、12……プローブ本体、13
……操作部、14……本体、15……指受け、1
6……操作ノブ、17……支持体、18……先端
面、19……被検部位、20……吸引部、21…
…吸引管、22……ケーブル、23……吸引装
置、24……吸引口、25……光出射端、26…
…受信素子、27……光伝送体、28……光源装
置、29……光源部、30……チヨツパ、31…
…信号線、32……増幅器、33……記録計、3
4……生体腔、35……病変部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内視鏡の挿通チヤンネルに挿通可能なプロー
    ブ本体と、このプローブ本体の先端部に設けられ
    かつ上記プローブ本体に形成された吸引路を介し
    て外部の吸引装置に接続されてなるとともに体腔
    内の被検部位を吸着する吸引部と、この吸引部に
    吸着する被検部位に対向して上記プローブ本体の
    先端部位に設けられその被検部位にパルス光を照
    射する光出射端と、上記吸引部に吸着する被検部
    位に対向して上記プローブ本体の先端部に設けら
    れその被検部位で生じる圧力波あるいは音波を検
    出する受信素子とを具備したことを特徴とする光
    音響分光測定用プローブ。
JP55117600A 1980-08-26 1980-08-26 Probe for photo-acoustic spectroscopic inspection Granted JPS5740633A (en)

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JP55117600A JPS5740633A (en) 1980-08-26 1980-08-26 Probe for photo-acoustic spectroscopic inspection

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JP55117600A JPS5740633A (en) 1980-08-26 1980-08-26 Probe for photo-acoustic spectroscopic inspection

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JPS5740633A JPS5740633A (en) 1982-03-06
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526451B2 (ja) * 1991-09-30 1996-08-21 株式会社島津製作所 皮膚分析装置
JP2009142318A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 成分濃度測定装置
WO2023065064A1 (en) * 2021-10-18 2023-04-27 Fudan University Photoacoustic tweezers

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JPS5740633A (en) 1982-03-06

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