JPS6225205A - 二輪車用バンク角測定装置 - Google Patents
二輪車用バンク角測定装置Info
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- JPS6225205A JPS6225205A JP60163832A JP16383285A JPS6225205A JP S6225205 A JPS6225205 A JP S6225205A JP 60163832 A JP60163832 A JP 60163832A JP 16383285 A JP16383285 A JP 16383285A JP S6225205 A JPS6225205 A JP S6225205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- road surface
- bank angle
- light receiving
- wheeled vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J45/00—Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
- B62J45/40—Sensor arrangements; Mounting thereof
- B62J45/41—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by the type of sensor
- B62J45/415—Inclination sensors
- B62J45/4151—Inclination sensors for sensing lateral inclination of the cycle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はオートハイ、スクータ等の二輪車の倒れ角、す
なわちバンク角を測定し、運転者に指示する装置に関す
るものである。
なわちバンク角を測定し、運転者に指示する装置に関す
るものである。
(従来の技術)
例えばオートバイの運転においてコーナリングの際には
オートバイの中心線を路面の法線に対して傾斜させるが
、この傾斜角をバンク角と呼んでいる。このバンク角を
測定表示することは、オートハイの走行性能、レースに
おける走行方法の研究、スリップの解析などの研究用と
して有意義であるばかりでなく、通常の走行におけるホ
ビー用としても有用である。しかし、現在までのところ
二輪車のバンク角をリアルタイムで測定する装置は提案
されていない。
オートバイの中心線を路面の法線に対して傾斜させるが
、この傾斜角をバンク角と呼んでいる。このバンク角を
測定表示することは、オートハイの走行性能、レースに
おける走行方法の研究、スリップの解析などの研究用と
して有意義であるばかりでなく、通常の走行におけるホ
ビー用としても有用である。しかし、現在までのところ
二輪車のバンク角をリアルタイムで測定する装置は提案
されていない。
(発明が解決しようとする問題点)
上述した二輪車のバンク角を測定する装置としては路面
と接触する接触子を有する機械式装置、路面に超音波を
放射し、その反射波を受ける超音波式装置、路面に光を
放射し、その反射光を受ける光学式装置が考えられる。
と接触する接触子を有する機械式装置、路面に超音波を
放射し、その反射波を受ける超音波式装置、路面に光を
放射し、その反射光を受ける光学式装置が考えられる。
機械式装置は接触子が常に路面に接触していなければな
らないが、激しい振動が加わるため機構的に難しいと共
に消耗も激しいので非接触でバンク角を測定することが
望ましい。超音波式装置は非接触であるが、二輪車の各
部から発生される雑音や振動により著しく妨害を受け、
バンク角を安定に測定することは不可能であることを確
かめた。このように二輪車のバンク角をリアルタイムで
測定することは、測定周囲環境が非常に悪いため著しく
困難となっている。
らないが、激しい振動が加わるため機構的に難しいと共
に消耗も激しいので非接触でバンク角を測定することが
望ましい。超音波式装置は非接触であるが、二輪車の各
部から発生される雑音や振動により著しく妨害を受け、
バンク角を安定に測定することは不可能であることを確
かめた。このように二輪車のバンク角をリアルタイムで
測定することは、測定周囲環境が非常に悪いため著しく
困難となっている。
本発明の目的は、上述した問題点を解決し、二輪車のバ
ンク角を正確に測定することができ、しかも構成が簡単
で安価に製作することができるバンク角測定装置を提供
しようとするものである。
ンク角を正確に測定することができ、しかも構成が簡単
で安価に製作することができるバンク角測定装置を提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明のバンク角測定装置は2、二輪車に光源装置と受
光装置を取付け、光源装置から光を路面に向けて放射し
、路面で反射された光を受光装置で受光し、この受光装
置の光電変換出力信号を信号処理回路で処理してバンク
角を求め、これを表示装置で指示するようにしたもので
ある。
光装置を取付け、光源装置から光を路面に向けて放射し
、路面で反射された光を受光装置で受光し、この受光装
置の光電変換出力信号を信号処理回路で処理してバンク
角を求め、これを表示装置で指示するようにしたもので
ある。
第1図は本発明の二輪車用バンク角測定装置の基本的構
成を示す概念図である。オートバイの後輪1の車軸2に
L形の取付板3を介して発光ダイオードより成る光源装
置4と、フォトダイオードより成る受光装置5とを取付
け、光源装置4から路面6に向けて光を放射し、路面か
らの反射光を受光装置5で受光するように配置する。受
光装置5に入射する光量はバンク角に応じて変化し、光
源装置4および受光装置5と路面6との間の距離が短か
くなると入射光量が増大する。受光装置5は、この入射
光量に応じた光電変換出力信号を信号処理回路7に供給
し、信号処理回路は入力信号を適切に処理してバンク角
を求め、これを表示装置8で表示する。
成を示す概念図である。オートバイの後輪1の車軸2に
L形の取付板3を介して発光ダイオードより成る光源装
置4と、フォトダイオードより成る受光装置5とを取付
け、光源装置4から路面6に向けて光を放射し、路面か
らの反射光を受光装置5で受光するように配置する。受
光装置5に入射する光量はバンク角に応じて変化し、光
源装置4および受光装置5と路面6との間の距離が短か
くなると入射光量が増大する。受光装置5は、この入射
光量に応じた光電変換出力信号を信号処理回路7に供給
し、信号処理回路は入力信号を適切に処理してバンク角
を求め、これを表示装置8で表示する。
(作 用)
上述した本発明のバンク角測定装置においては、光源装
置4から路面6に向けて光を放射し、路面からの反射光
を受光装置5で受光する構成とし、反射光の強度が光源
装置4および受光装置5と路面6との間の距離に応じて
変化するので、これを検出することによってバンク角を
測定することができる。このようにして非接触でバンク
角を測定することができるとともに光源装置4および受
光装置5は二輪車が発生する騒音や振動によって影響を
受けないので、バンク角を正確に測定することができる
。
置4から路面6に向けて光を放射し、路面からの反射光
を受光装置5で受光する構成とし、反射光の強度が光源
装置4および受光装置5と路面6との間の距離に応じて
変化するので、これを検出することによってバンク角を
測定することができる。このようにして非接触でバンク
角を測定することができるとともに光源装置4および受
光装置5は二輪車が発生する騒音や振動によって影響を
受けないので、バンク角を正確に測定することができる
。
(実施例)
上述したように、本発明によればバンク角を非接触で測
定することができるが、通常の二輪車に適用する場合に
は、その広範な使用条件の特殊性を考慮する必要がある
。第1に光学式であるため太陽光や、街路灯の光や、他
の車両の前照灯の光などに影響されないようにすること
、第2に路面の反射率の相違・による影響を受けないよ
うにすること等を考慮しなければならない。上記第1の
問題は光源装置から放射される光を変調することによっ
て比較的簡単に解決することができる。しかし第2の問
題の解決は容易ではない。すなわち路面上に白ペイント
で線が引かれているような道路を通行すると、反射率が
高いので受光装置に入射する光量が増大し、あたかもバ
ンク角が大きくなったような誤った指示が出されること
になる。このような欠点を除去するために、二輪車の中
心線の左右両側に発光装置と受光装置の組を配置し、そ
れぞれで検出したバンク角の平均値を測定バンク角とし
て表示させることが考えられる。このように左右対称に
光源装置と受光装置の組を配置すると、右にバンクした
ときと左にパンクしたときとの測定誤差も成る程度減少
させることができる。
定することができるが、通常の二輪車に適用する場合に
は、その広範な使用条件の特殊性を考慮する必要がある
。第1に光学式であるため太陽光や、街路灯の光や、他
の車両の前照灯の光などに影響されないようにすること
、第2に路面の反射率の相違・による影響を受けないよ
うにすること等を考慮しなければならない。上記第1の
問題は光源装置から放射される光を変調することによっ
て比較的簡単に解決することができる。しかし第2の問
題の解決は容易ではない。すなわち路面上に白ペイント
で線が引かれているような道路を通行すると、反射率が
高いので受光装置に入射する光量が増大し、あたかもバ
ンク角が大きくなったような誤った指示が出されること
になる。このような欠点を除去するために、二輪車の中
心線の左右両側に発光装置と受光装置の組を配置し、そ
れぞれで検出したバンク角の平均値を測定バンク角とし
て表示させることが考えられる。このように左右対称に
光源装置と受光装置の組を配置すると、右にバンクした
ときと左にパンクしたときとの測定誤差も成る程度減少
させることができる。
しかし、路面上の白線は一般に走行方向と平行に引かれ
ており、光源装置および受光装置の左右の組が同じよう
に白線の上方に位置することは少なく、一方の組が白線
の上方に位置し、他方の組は白線上に位置しないことが
多い。このような場合には左右の組で検出したバンク角
は大きく相違したものとなり、バンク角を正確に測定す
ることができなくなる。
ており、光源装置および受光装置の左右の組が同じよう
に白線の上方に位置することは少なく、一方の組が白線
の上方に位置し、他方の組は白線上に位置しないことが
多い。このような場合には左右の組で検出したバンク角
は大きく相違したものとなり、バンク角を正確に測定す
ることができなくなる。
以下に説明する実施例は上述した問題点を巧みに解決し
、周囲条件がどのように変動しても常に正確にバンク角
を測定することができるものである。
、周囲条件がどのように変動しても常に正確にバンク角
を測定することができるものである。
第2図AおよびBは本実施例のバンク角測定装置を装着
したオートバイを後方および側方から見た図である。オ
ートバイの後輪11の車軸12に、中心線A −Aに関
して左右対称となるようにL形の取付板13および14
を固着し、これらの取付板に、それぞれ1個の発光ダイ
オードと2個のフォトダイオードとを具える検出ユニッ
ト15および16を固着する。
したオートバイを後方および側方から見た図である。オ
ートバイの後輪11の車軸12に、中心線A −Aに関
して左右対称となるようにL形の取付板13および14
を固着し、これらの取付板に、それぞれ1個の発光ダイ
オードと2個のフォトダイオードとを具える検出ユニッ
ト15および16を固着する。
第3図は一方の検出ユニノ)15の構成を示すものであ
り、1個の発光ダイオード21と、第1および第2のフ
ォトダイオード22および23を設ける。
り、1個の発光ダイオード21と、第1および第2のフ
ォトダイオード22および23を設ける。
発光ダイオード21は、例えば約8°の拡き角を有する
赤外線ビーム24を放射するものとし、これを幾分傾け
て配置し、後輪11が路面25に対して垂直に位置して
いるとき、すなわちバンク角がOoのときに赤外線ビー
ム24の中心光線が第1および第2のフォトダイオード
22および23の入射ローブ26および27の中間位置
に指向されるようにする。このように構成すると、バン
ク角が0°の場合、第1および第2のフォトダイオード
22および23にはほぼ同量の反射光が入射することに
なる。
赤外線ビーム24を放射するものとし、これを幾分傾け
て配置し、後輪11が路面25に対して垂直に位置して
いるとき、すなわちバンク角がOoのときに赤外線ビー
ム24の中心光線が第1および第2のフォトダイオード
22および23の入射ローブ26および27の中間位置
に指向されるようにする。このように構成すると、バン
ク角が0°の場合、第1および第2のフォトダイオード
22および23にはほぼ同量の反射光が入射することに
なる。
一方、第4図Aに示すように後輪を角度θだけバンクさ
せると、検出ユニット15と路面25との間の距離はバ
ンク角O°の場合に較べてΔβだけ短かくなる。このよ
うに検出ユニット15と路面25との間の距離が短かく
なると第1および第2のフォトダイオード22および2
3に入射する光量は大きくなり、これらの光電変換出力
信号は大きくなる。
せると、検出ユニット15と路面25との間の距離はバ
ンク角O°の場合に較べてΔβだけ短かくなる。このよ
うに検出ユニット15と路面25との間の距離が短かく
なると第1および第2のフォトダイオード22および2
3に入射する光量は大きくなり、これらの光電変換出力
信号は大きくなる。
一方、反対側の検出ユニット16と路面25との間の距
離は逆にΔβだけ長くなり、その第1および第2のフォ
トダイオードへ入射する光量は少なくなり、その光電変
換出力信号は小さくなる。本実施例においては左右の検
出ユニット15および16と路面25との間の距離がバ
ンク角θに応じて反対方向に変化するので、これら検出
ユニットのフォトダイオードの光電変換出力信号が互い
に反対方向に変化することになる。さらに本実施例では
発光ダイオード2の放射ビーム24と、第1および第2
のフォトダイオード22および23の指向ローブ26お
よび27を第3図に示したように設定したため、上述し
た反対方向の変化はさらに強調されることになる。すな
わち、第4図Bに示すように、検出ユニット15と路面
25との距離が短かくなると発光ダイオード21から放
射される赤外線ビーム24は殆ど第1のフォトダイオー
ド22の指向ローブ26内で路面25から反射されるの
で(その反射光は主として第1のフォトダイオード22
に入射し、第2のフォトダイオード23に入射する光量
は僅かとなる。また、他方の検出ユニット16では、第
4図Cに示すように発光ダイオード31から放射される
赤外線ビーム34が路面25で反射される位置は第1の
フォトダイオード32の指向ローブ35の中には入らず
、第2のフォトダイオード33の指向ローブ36の中に
入るため、反射光は殆ど第2フオトダイオード33に入
射し、第1フオトダイオード32には入射しなくなる。
離は逆にΔβだけ長くなり、その第1および第2のフォ
トダイオードへ入射する光量は少なくなり、その光電変
換出力信号は小さくなる。本実施例においては左右の検
出ユニット15および16と路面25との間の距離がバ
ンク角θに応じて反対方向に変化するので、これら検出
ユニットのフォトダイオードの光電変換出力信号が互い
に反対方向に変化することになる。さらに本実施例では
発光ダイオード2の放射ビーム24と、第1および第2
のフォトダイオード22および23の指向ローブ26お
よび27を第3図に示したように設定したため、上述し
た反対方向の変化はさらに強調されることになる。すな
わち、第4図Bに示すように、検出ユニット15と路面
25との距離が短かくなると発光ダイオード21から放
射される赤外線ビーム24は殆ど第1のフォトダイオー
ド22の指向ローブ26内で路面25から反射されるの
で(その反射光は主として第1のフォトダイオード22
に入射し、第2のフォトダイオード23に入射する光量
は僅かとなる。また、他方の検出ユニット16では、第
4図Cに示すように発光ダイオード31から放射される
赤外線ビーム34が路面25で反射される位置は第1の
フォトダイオード32の指向ローブ35の中には入らず
、第2のフォトダイオード33の指向ローブ36の中に
入るため、反射光は殆ど第2フオトダイオード33に入
射し、第1フオトダイオード32には入射しなくなる。
このようにして検出ユニット15の第1および第2のフ
ォトダイオード22および23並びに検出ユニッ1−1
6の第1および第2のフォトダイオード32および33
の光電変換出力信号の大きさ■とバンク角θとの関係は
第5図に示すようなものとなる。すなわち、第5図の実
線曲線aおよびbはフォトダイオード22および23の
出力を示し、点線曲線Cおよびdはフォトダイオード3
2および33の出力をそれぞれ示す。この場合、各検出
ユニットについて、第1および第2のフォトダイオード
の出力の和はほぼ一定となるように検出ユニットの発光
グイオートとフォトダイオードを配置しておくのが好適
である。
ォトダイオード22および23並びに検出ユニッ1−1
6の第1および第2のフォトダイオード32および33
の光電変換出力信号の大きさ■とバンク角θとの関係は
第5図に示すようなものとなる。すなわち、第5図の実
線曲線aおよびbはフォトダイオード22および23の
出力を示し、点線曲線Cおよびdはフォトダイオード3
2および33の出力をそれぞれ示す。この場合、各検出
ユニットについて、第1および第2のフォトダイオード
の出力の和はほぼ一定となるように検出ユニットの発光
グイオートとフォトダイオードを配置しておくのが好適
である。
次に信号処理回路について説明する。右側の検出ユニッ
ト15の第1および第2のフォトダイオード22および
23の光電変換出力信号および左側の検出ユニット16
の第1および第2のフォトダイオード32および33の
光電変換出力信号をそれぞれ前置増幅器41〜44で増
幅した後2KHzの中心周波数を有するバンドパスフィ
ルタ45〜48に通ス。
ト15の第1および第2のフォトダイオード22および
23の光電変換出力信号および左側の検出ユニット16
の第1および第2のフォトダイオード32および33の
光電変換出力信号をそれぞれ前置増幅器41〜44で増
幅した後2KHzの中心周波数を有するバンドパスフィ
ルタ45〜48に通ス。
第6図の下方に示すように、発光ダイオード21および
31は2にllzの発振器65で付勢するので、これら
が放射する赤外線ビームは2KHzで変調されたものと
なり、バンドパスフィルタ45〜48に通すことにより
この変調成分だけが検出されることになる。
31は2にllzの発振器65で付勢するので、これら
が放射する赤外線ビームは2KHzで変調されたものと
なり、バンドパスフィルタ45〜48に通すことにより
この変調成分だけが検出されることになる。
このようにして、太陽光、街路灯、車両の前照灯などの
妨害光に影響されない測定が可能となる。
妨害光に影響されない測定が可能となる。
バンドパスフィルタ45〜48の出力を検波器49〜5
2に供給して検波し、はぼ直流分を取出す。検波器49
および50の出力を演算回路53に供給するとともにヰ
★波器51および52の出力を演算回路54に供給する
。演算回路53では差動増幅器を用いて第1および第2
フオトダイオード22および23で検出したバンク角に
よる変化分りおよびF、lの和SR= E、+F。
2に供給して検波し、はぼ直流分を取出す。検波器49
および50の出力を演算回路53に供給するとともにヰ
★波器51および52の出力を演算回路54に供給する
。演算回路53では差動増幅器を用いて第1および第2
フオトダイオード22および23で検出したバンク角に
よる変化分りおよびF、lの和SR= E、+F。
と、差り、−ER−F、とを演算する。また演算回路5
4では、左側の検出ユニッ1−16の第1および第2の
フォトダイオード32および33で検出した変化分E1
゜およびF、の和5L=E、 +F、、と、差DL=E
L−F、とを演算する。次にこれらの和および差の信号
を遮断周波数が5Qllzのローパスフィルタ55〜5
8にそれぞれ通した後、演算器59および60に供給す
る。演算器59では を計算し、演算器60では を計算する。
4では、左側の検出ユニッ1−16の第1および第2の
フォトダイオード32および33で検出した変化分E1
゜およびF、の和5L=E、 +F、、と、差DL=E
L−F、とを演算する。次にこれらの和および差の信号
を遮断周波数が5Qllzのローパスフィルタ55〜5
8にそれぞれ通した後、演算器59および60に供給す
る。演算器59では を計算し、演算器60では を計算する。
このように差を和で割算することにより路面の反射率の
変動による影響を除去することができる。
変動による影響を除去することができる。
すなわち、二輪車が車線区分を示す白線の横を通り、一
方の検出ユニット15だけが白線の上方を通過する場合
、検出ユニ・/ト15の第1および第2フオトダイオー
ド22および23から得られる出力がα・ERおよびα
・Fll(α〉■)に増大するが、となり、反射率の相
違による変動分はまったく現われないことになる。
方の検出ユニット15だけが白線の上方を通過する場合
、検出ユニ・/ト15の第1および第2フオトダイオー
ド22および23から得られる出力がα・ERおよびα
・Fll(α〉■)に増大するが、となり、反射率の相
違による変動分はまったく現われないことになる。
本例においては、上述したようにして左右のヰ★出ユニ
ット15および16で求めたバンク角を表わす信号GR
およびGLの平均値を、抵抗61および62より成るポ
テンショメータで求め、これを増幅器63で増幅してバ
ンク角信号とする。このバンク角信号を表示装置64に
供給して運転者にバンク角を指示する。本例では表示装
置64は、指針によりバンク角を指示する角度計とする
が、ディジタル的に数値を表示したり、グラフインク的
にバンク角を表示するものでもよい。この場合、コーナ
リング中にはコーナーの出口を見ていて、表示装置64
の指示を読取ることは′困難であるので、表示装置64
にはホールド機能を持たせ、バンク角のピーク値を所定
の時間保持しておくのが望ましい。
ット15および16で求めたバンク角を表わす信号GR
およびGLの平均値を、抵抗61および62より成るポ
テンショメータで求め、これを増幅器63で増幅してバ
ンク角信号とする。このバンク角信号を表示装置64に
供給して運転者にバンク角を指示する。本例では表示装
置64は、指針によりバンク角を指示する角度計とする
が、ディジタル的に数値を表示したり、グラフインク的
にバンク角を表示するものでもよい。この場合、コーナ
リング中にはコーナーの出口を見ていて、表示装置64
の指示を読取ることは′困難であるので、表示装置64
にはホールド機能を持たせ、バンク角のピーク値を所定
の時間保持しておくのが望ましい。
本発明は上述した実施例にのみ限定ささるものではなく
、種々の変更が可能である。例えば光源装置としては発
光ダイオードの他にレーザダイオードや各種のランプを
用いることができ、受光装置としてもフォトダイオード
の他にフォトトランジスタ等の受光素子を用いることが
できる。さらに2個のフォトダイオードの代わりに1個
のPSD(Position Sensing Dev
ice)素子、クロストーク素子などの複合素子やCC
D素子などを用いることができる。また、光源装置や受
光装置にレンズ系を設け、所定の発光ローブや検出ロー
ブが得られるようにすることもできる。さらに、信号処
理方式は上述した実施例のように左右の検出ユニットの
光電変換出力信号をそれぞれ処理してバンク角を求め、
その平均値を出力するものだけに限られず、左右の検出
ユニットで求めたバンク角の内の大きいものを出力する
こともできる。さらに、左右の検出ユニットの出力を各
別に処理する代わりに再出力を一緒に処理してバンク角
を求めることもできる。さらに、表示装置としては、バ
ンク角が成る限界値を越えたときに鳴動するブザーを用
いることもできる。
、種々の変更が可能である。例えば光源装置としては発
光ダイオードの他にレーザダイオードや各種のランプを
用いることができ、受光装置としてもフォトダイオード
の他にフォトトランジスタ等の受光素子を用いることが
できる。さらに2個のフォトダイオードの代わりに1個
のPSD(Position Sensing Dev
ice)素子、クロストーク素子などの複合素子やCC
D素子などを用いることができる。また、光源装置や受
光装置にレンズ系を設け、所定の発光ローブや検出ロー
ブが得られるようにすることもできる。さらに、信号処
理方式は上述した実施例のように左右の検出ユニットの
光電変換出力信号をそれぞれ処理してバンク角を求め、
その平均値を出力するものだけに限られず、左右の検出
ユニットで求めたバンク角の内の大きいものを出力する
こともできる。さらに、左右の検出ユニットの出力を各
別に処理する代わりに再出力を一緒に処理してバンク角
を求めることもできる。さらに、表示装置としては、バ
ンク角が成る限界値を越えたときに鳴動するブザーを用
いることもできる。
(発明の効果)
上述したように本発明のバンク角測定装置によれば、非
接触的にバンク角を測定することができ、光学式は本質
的に二輪車が発生する騒音や振動に対して影響されない
ので正確な測定ができる。また、二輪車の中心線の左右
両側に一対の検出ユニットを設ける場合には、雨検出ユ
ニットで求めたバンク角の平均値やいずれか大きい値を
示すものを表示することにより左右のバンク角の測定を
均等に行うことができろうまた、この場合、各検出ユニ
ットに2個の受光素子を設け、それらの出力の和と差の
商からバンク角を求めることにより路面の反射率の相違
による影響を除去することができ、きわめて正確な測定
を行うことができる。
接触的にバンク角を測定することができ、光学式は本質
的に二輪車が発生する騒音や振動に対して影響されない
ので正確な測定ができる。また、二輪車の中心線の左右
両側に一対の検出ユニットを設ける場合には、雨検出ユ
ニットで求めたバンク角の平均値やいずれか大きい値を
示すものを表示することにより左右のバンク角の測定を
均等に行うことができろうまた、この場合、各検出ユニ
ットに2個の受光素子を設け、それらの出力の和と差の
商からバンク角を求めることにより路面の反射率の相違
による影響を除去することができ、きわめて正確な測定
を行うことができる。
第1図は本発明によるバンク角測定装置の基本的構成を
示す概念図、 第2図AおよびBは本発明のバンク角測定装置を装(I
iff L、たオートハイの後面図および側面図、第3
図は同じくその一方の検出ユニットの構成を示す線図、 第4図A−Cは検出ユニットの動作を説明するための線
図、 第5図は同しくその動作を示すグラフ、第6図は信号処
理回路の一例の構成を示す回路図である。 11・・・後輪 12・・・車軸13.1
4・・・取付板 15.16・・・検出ユニット
21.31・・・発光ダイオード 22、23 、32.33・・・フォトダイオード25
・・・路面 53.54・・・演算回路5
9.60・・・割算器 64・・・表示装置第2
図 ■ 第4図 A 第5図 左パ°ンク O” 石バ°
ンク/(ンクf!4(θ)
示す概念図、 第2図AおよびBは本発明のバンク角測定装置を装(I
iff L、たオートハイの後面図および側面図、第3
図は同じくその一方の検出ユニットの構成を示す線図、 第4図A−Cは検出ユニットの動作を説明するための線
図、 第5図は同しくその動作を示すグラフ、第6図は信号処
理回路の一例の構成を示す回路図である。 11・・・後輪 12・・・車軸13.1
4・・・取付板 15.16・・・検出ユニット
21.31・・・発光ダイオード 22、23 、32.33・・・フォトダイオード25
・・・路面 53.54・・・演算回路5
9.60・・・割算器 64・・・表示装置第2
図 ■ 第4図 A 第5図 左パ°ンク O” 石バ°
ンク/(ンクf!4(θ)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、路面に向け光を放射する光源装置と、路面から反射
される光を受光する受光装置と、この受光装置で受光し
た光を光電変換して得られる電気信号を処理してバンク
角を求める信号処理回路と、この信号処理回路で求めた
バンク角を運転者に指示する表示装置とを具える二輪車
用バンク角測定装置。 2、前記光源装置は二輪車の中心線の左右両側にそれぞ
れ配置された第1および第2の発光素子を具え、前記受
光装置は二輪車の中心線の左右両側に、前記第1発光素
子から放射され、路面で反射された光を受光するように
配置された第1および第2の受光素子と、前記第2発光
素子から放射され、路面で反射された光を受光するよう
に配置された第3および第4の受光素子とを具え、前記
信号処理回路は、前記第1〜第4の受光素子からの光電
変換出力信号を受けて、路面の反射率の変動による影響
を除去したバンク角を求めるように構成したことを特徴
とする特許請求の範囲1記載の二輪車用バンク角測定装
置。 3、前記表示装置は、信号処理回路で求めたバンク角の
ピーク値を所定の時間保持し得る機能を有することを特
徴とする特許請求の範囲1または2記載の二輪車用バン
ク角測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163832A JPS6225205A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 二輪車用バンク角測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163832A JPS6225205A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 二輪車用バンク角測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6225205A true JPS6225205A (ja) | 1987-02-03 |
Family
ID=15781591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60163832A Pending JPS6225205A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 二輪車用バンク角測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6225205A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126061A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 車両 |
JP2011201539A (ja) * | 2003-10-20 | 2011-10-13 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車用の走行情報表示方法および走行情報表示システム |
JP2014190766A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Bridgestone Corp | 挙動解析装置および挙動解析方法 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP60163832A patent/JPS6225205A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011201539A (ja) * | 2003-10-20 | 2011-10-13 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車用の走行情報表示方法および走行情報表示システム |
JP2007126061A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 車両 |
JP2014190766A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Bridgestone Corp | 挙動解析装置および挙動解析方法 |
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