JPS62251322A - 包装機械内で物品、特に菓子類を移し替える方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、包装機械内で物品、特に菓子類を移し替え
る方法に関する。

〔従来の技術〕

たとえば、本願出願人「ジ、ディ　ソチェタペル　アチ
才−二」のアメリカ合衆国特許第３９１２１２３号公報
に記載された。菓子またはこれに類似する物品用の包装
機械では、この種の物品を包装ラインに移し替える機構
として１分配ディスクと呼ばれ、縦方向軸線を中心とし
て間欠的な運動で回転する１以上の実質的に円錐台形状
の円盤体を用いることが知られている。

これらの円盤体にバラ荷状態で大量に供給される物品は
、重力と遠心力の作用により、円盤体の周囲部に形成し
た等間隔の複数個の孔に入り込む。

分配ディスクが歩進回転するため、これらの孔は１次か
ら次へと、移し替えステーションに到達し、そこで、孔
に収容されていた物品が、移し替えディスクの周囲部に
形成された孔に順次入り込む、この移し替えディスクの
目的は、包装機械の包装ラインの一部をなす把持機構に
、物品を１個ずつ供給することにある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この移し替えステーションに到達しても、分配ディスク
の孔のすべてに、物品が収容されているとは限らないこ
とが分かった。

この欠点は、菓子又はこれに類似する物品用の最新の包
装機械による高能率の達成の大きな妨げであった。

本発明の目的は、上述したような包装機械に使用でき、
孔に入る物品の統計的可撤性を増すことにより、従来の
機械を用いた場合に比べて、包装機械への物品の供給を
より均一化出来る、物品を移し替える方法を提供するこ
とにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、軸線を縦方向に有し、等間隔で孔を形
成した縁部を備えた間欠的に回転する少なくとも１個の
円盤体により、円盤体に物品をバラ荷状態で供給する供
給領域から、円盤体の周辺部に供給領域から所定距離離
して設けた移し替えステーションであって、孔から包装
機械の包装ラインに物品を移し替える機構を備えたもの
に、物品を移し替える、包装機械内で物品、特に菓子類
を移し付える方法において、物品が孔に入る統計的可能
性を上げるため、孔の各々を、供給ステーションを少な
くとも２度通過させてから移し替え機構と交わらせるこ
とを特徴とする方法が提供される。

〔実施例〕

次に、添付図面を参照しながら非限定的な実施例により
本発明を詳述する。

第１図において、符号ｌは、菓子包装機械（図示せず）
の一部をなす、物品２用の供給装置の全体を示すもので
ある。

この供給装Ｍｌには、２個の分配ユニット３及び４が設
けられ、その各々は、分配ディスクと呼ばれる円盤体５
及び６からなる。第１の円盤体は、反時計回り方向に回
転し、第２の円盤体は、時計回り方向に回転し、各々、
駆動機構（図示せず）により間欠的な回転運動で動かさ
れる縦シャフト７及び８に取り付けられる。

分配ユニット３及び４は、実質的に同一のものであるの
で、以下の説明では、特に分配ユニット３について言及
する０分配ユニット４の構成部品は、ダッシュを付ける
ことによって区別した以外では、分配ユニット３に関し
て用いたのと同じ符号を付しである。

円盤体５の外端には、上部が水平面になっていて、物品
２を収容する等間隔の孔１０を奇数個うがかれた縁部９
が形成される０円盤体５は、物品２がバラ荷状態で供給
される受部の可動ベースを構成し１図示していない方法
で、包装機械のベースにより支持されたアーチ型の壁１
１により側面部での境界が形成されている。

円盤体５の縁部９の下には、包装機械のベースにより、
孔１０用の底部を構成する固定したアーチ型プレート１
２を支持する。符号１３は、物品２を包装ライン１４に
移し替える機構の全体を示すもので、この機構は移し替
えディクスと呼ばれる、縦方向の軸線を有するフラット
な円盤体１５であって１図示していない方法により、反
時計回りに回転されるシャフト１６により支持されると
ともに間欠的な回転連動をもたらされるものからなる。

円盤体１５の周囲部には、孔１０及び１０’に似た等間
隔の孔１８を形成した縁部１７が形成される。固定した
アーチ型プレート１９により、孔１８川のベース部を構
成する。

縁部１７が、縁部９及び９′と重ね合されることにより
、物品２を円盤体１５に移し替えるステーション２０及
び２０’を形成する。これらのステーションは１円盤体
５及び６の間を通る垂直面に対して対称に配置されてい
る。

移し替えステーション２０及び２０′では。

縁Ｍ　９．９　’及び１７は、円盤体５及び６の孔１Ｏ
１ｌＯ″から円盤体１５の孔１８に物品２を移し替える
ために設けた昇降移し替え機構２１の移動路をもたらす
ように停止する。

円盤体５及び６の回転方向に関して、移し替えステーシ
ョン２０及び２０’のすぐ上流にあたる、縁部９及び９
′の箇所の上には、縁部９及び９′に対して接線方向に
２つの実質的に円筒状のブラシ２２及び２２′を取り付
けて、シャフト７及び８に対してほぼ直角な水平軸線を
中心としてｉ！ｌ統回転できるようにしておく。

これらのブラシと類似したブラシ２３及び２３′をブラ
シ２２及び２２′に対して直径方向反対側に当る縁１９
１１９及び９′の箇所に対応して、円盤体５及び６の上
に設ける。

稼動中、物品２は、ホッパ２５により供給されながら、
振動トレー２４から１円盤体５及び６の間の実質的に接
線方向の領域（以下供給領域と呼ぶ）に多量に供給され
る。物品２は、この供給領域から、遠心力の作用により
孔１０及び１０′の方に移動する。

ブラシ２２．２２’、２３及び２３′の目的は、正規の
位置にない物品２を孔１０及び１０’から取り出すとと
もに、物品２を孔ｌＯ及び１０′に安定して入るように
し、振動トレー２４から落下する物品２を連続してかき
回し分配できるようにすることにある。

円盤体５（６）が移動する回転のきざみ輻は。

移し秤えステーション２０（２０’）の箇所で、孔１０
（１０’）が交互に続けて停止するように定める１円盤
体５及び６が停止する毎に（この時１円盤体１５も共に
停止する）、昇降移し替え機構２１が、孔１０及び孔ｌ
Ｏ′から物品２の各々を取り出し、これらを孔１８の各
々に入れる。

詳述すると、円盤体５．６及び１５が順次停止する間で
は、孔１０’から出てくる物品２は、円盤体１５の孔１
８に１つおきに入り込み、孔１０から出てくる物品２は
、円盤体６から物品２を受は入れた２個の孔１８の間に
ある空の孔１８に挿入される。

円盤体１５が連続して歩進回転することにより、孔１８
に収容された物品２を包装ライン１４に移動する。

既に述べたように、円盤体５及び６に形成される孔ｌＯ
及びｌＯ′は奇数個であるので、円盤体５及び６が１回
転する間に移し替えステーション２０及び２０′と整合
して停屯しない孔ＩＯ及びｌＯ′は、円盤体５及び６の
次の回転の間に、移し替えステーションで次々と停止す
る。

第１図及び第２図に示した本発明による装置の実施例は
、本発明の要旨から外れることなく修正できることは明
らかである。

例えば、円盤体５及び６が回転する度に、全ての孔１０
及びｌＯ′が移し替えステーション２０及び２０′の箇
所で連続して停止するように、円盤体５及び６を歩進回
転させることもできる。この場合、本発明によれば、昇
降移し替え機構２１により、円盤体５及び６の２つの歩
進回転毎に、１つの移し替え動作を行なう。

６孔１０．１０′は、物品２が昇降移し替え機構２１と
接触する前にバラ荷状態で供給される箇所を２度通過す
ることになることは明らかである。

たとえ、６孔１０．１０’が、供給債域内に存在する時
間が、昇降移し替え機構２１の動作の周期と等しい公知
の型の供給装置における場合と等しくても、円盤体１５
における、単位時間当りの空の孔１８の数は、実際上著
しく減少することが認められた。

こ（７）　’ＩＧ　Ｉｆ　、円盤体５．６の孔１０．１
０’を満たす可能性が、限定された範囲内では、孔１０
゜１０′が供給領域に留まっている時間とは無関係であ
り、この供給領域を孔が２度通過することによって著し
く高められることを、ｅ１味する。

このことは、更に、孔１０．ｔｏ’の各々を、それが昇
降移し替え機構２１と交わる前に、供給領域を３ないし
４回通過するようにすることも可能ということになる。

もし、円盤体５又は６の単位歩進が、２個の隣接する孔
ｌＯ又は１０’間の角度に等しい角度を通る移動とする
と１円盤体５又は６に形成した孔の総数は、昇降移し替
え機構２１の２つの連続する動作の開門盤体５又は６に
より行なわれる単位歩進の数の倍数であってはならない
。

この条件は、すべての孔ｔｏ、１０’が、円盤体５及び
６の１以上の回転の間昇降移し替え機構２１と最終的に
交わるためには充足される必要がある。

Ｌ述のように、昇降移し替え機構２１の２つの連続する
動作の間に円盤体５及び６が行なう単位歩進の数が、２
に等しい場合、円盤体５及び６が、奇数個の孔１０．１
０’を有するならば、この条件は充足される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による方法を実施する装置の概略平面
図を示すものである。第２図は、第１図に示した装置の
細部を拡大した断面図を示すものである。 １・・・供給装置、２・・・物品、５及び６・・・円盤
体、９及び９′・・・縁部、ｌＯ及び１０’・・・孔、
１４・・・包装ライン、２ｏ及び２０′・・・移し替え
ステーション、２１・・・昇降移し替え機構 特許出願人　　ジ、ディ　ソチェタ　ベルアチ才一二

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）軸線（７、８）を縦方向に有し、等間隔で孔（１０
   、１０′）を形成した縁部（９、９′）を備えた間欠的
   に回転する少くとも１個の円盤体（５、６）により、円
   盤体（５、６）に物品（２）をバラ荷状態で供給する供
   給領域から、円盤体（５、６）の周辺部に供給領域から
   所定距離離して設けた移し替えステーション（２０、２
   ０′）であつて、孔（１０、１０′）から包装機械の包
   装ライン（１４）に物品（２）を移し替える機構（２１
   ）を備えたものに、物品（２）を移し替える、包装機械
   内で物品（２）、特に菓子類を移し替える方法において
   、 物品（２）が孔（１０、１０′）が入る統計的可能性を
   上げるため、孔（１０、１０′）の各々を、供給ステー
   ションを少なくとも２度通過させてから移し替え機構（
   ２１）と交わらせることを特徴とする方法。 ２）前記円盤体（５、６）の単位歩進が、隣接する２個
   の前記孔（１０、１０′）によりなす角度に等しい角度
   を通る移動幅である場合には、円盤体（５、６）の前記
   孔（１０、１０′）の数は、前記移し替え機構（２１）
   の二つの連続する動作の間該円盤体（５、６）が行なう
   単位歩進の数の倍数ではないことを特徴とする、特許請
   求の範囲第１項に記載の物品（２）を移し替える方法。 ３）前記円盤体（５、６）に、奇数個の孔 （１０、１０′）を形成し、前記単位歩進によりもたら
   される角度の倍の角度を通る間欠的歩進移動の各々では
   、前記移し替え機構（２１）を、円盤体（５、６）の各
   々が停止中に作動させることを特徴とする、特許請求の
   範囲第２項に記載の物品（２）を移し替える方法。 ４）前記円盤体（５、６）には、奇数個の孔（１０、１
   ０′）を形成し、前記単位歩進によりもたらされる角度
   に等しい角度を通る間欠的歩進移動の各々では、前記移
   し替え機構（２１）を、円盤体（５、６）が交互に停止
   する間に作動させることを特徴とする、特許請求の範囲
   第２項に記載の物品（２）を移し替える方法。 ５）前記円盤体を２個並べて配置するとともに縦シャフ
   トに取り付け、さらに、前記移し替え機構の一部をなし
   、前記物品を収容する孔を複数個等距離に周辺部に形成
   した第三の円盤体であつて、物品用の各移し替えステー
   ションに対応させて該２個の円盤体に対し実質的に接線
   方向に配置され、移し替え機構は、該２個の円盤体の各
   々の等距離であるが非連続した孔から第三の円盤体に交
   互に次々と物品を移し替えるものを、縦方向軸線を中心
   として間欠的に回転させることを特徴とする、特許請求
   の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載の物品を移
   し替える方法。