JPS62249925A - 皮膚病治療用組成物 - Google Patents

皮膚病治療用組成物

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JPS62249925A
JPS62249925A JP8916786A JP8916786A JPS62249925A JP S62249925 A JPS62249925 A JP S62249925A JP 8916786 A JP8916786 A JP 8916786A JP 8916786 A JP8916786 A JP 8916786A JP S62249925 A JPS62249925 A JP S62249925A
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JP
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pregnenolone
composition
skin
composition according
metabolites
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JP8916786A
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サング ラン フシア
ウオルター ボイグト
マーテイ サワヤ
キヤスリン ゼオリ
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University of Miami
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University of Miami
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は皮膚の過アンドロゲン作用ににりおこる皮春障
害の防止、特にプレグネノロン(△5−プレグネンー3
β−オールー20−オン)を使って、そのJ:うな過ア
ンドロゲン作用を冶療又tま減少させる発明に関する。
発明の背蒙 いくつかの皮li障害はアンドロゲンの刺激に対する皮
nの過剰反応の結果である。これらにはアクネ・ブルガ
リス、脂漏症、多毛症(女性の望ましくない発毛)およ
び男性型ハゲがある。アクネ・ブルガリスは特に若人の
間に共通している。これにはまた開閉したニキビ、化膿
性丘疹、プステル、シストおよび顔、胸、背中の結節に
特徴がある。この病気はアンドロゲン刺激に対する感受
性の皮脂腺に主として悩まされる。この腺のアンドロゲ
ンに対する過剰反応はアクネの多因了異変の重要な特長
である。この病気は肉体的・精神的両方にひどいI痕を
残す。
患者がストレスの状態にあると、アクネ病変はしばしば
突発し又は悪化することは共通の臨床知見である。これ
は、副腎皮質の分泌がストレスに感応して増大する時で
ある。副腎皮質により分泌される最も1富なステロイド
はデヒドロエピアンドロステロン(DHT)およびぞの
硫m塩−CあるDHAは弱いアンドロゲン活性を有する
が、本発明やその他の研究者の研究によれば、それは皮
膚にて容易に代謝されて、潜在性アンドロゲンステロイ
ド、アンドロステンジオン、テストステロンおよびジヒ
ドロテストステロン(DHT)を生成する。これらのス
テロイド特にD HTは皮脂活性を増大させかつアクネ
病変をさらに悪化さける。
理論的には、アクネ・ブルガリスの場合、D I−I 
Aをこれらの潜在的アンドロゲンに転換するのを抑止す
るのが望ましい。最近の研究では、ヒトの皮脂腺におけ
るΔ5−3β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ
Δ4−5−イソメラーゼの活性とそれらの分泌・活性間
の有意な相間々係を見出した( Simpson等、J
、 Invest、 Derlatol、 81 :1
39−144.1983)。この活性活性はDNAを一
層強いアンドロゲンに転換する第1工程に含まれる。
急性のアクネ・ブルガリスの現在市販されている治療薬
は次の通りである。
局所用抗生物質−1リスロマイシン、タリンカマイシン
局所用角化分解剤−過酸化ベンゾイル、レチノン酸、硫
黄。
経口用抗生物質−テトラサイクリン、その誘導体、■リ
スロマイシン。
ビタミンAと誘導体−ビタミンA1毎口25゜000−
50,000単位、13−シス レチノン酸(アキュタ
ン)。
しかし、アクネの既存治療は全て欠点を有する。
例えば、レチノン酸又は過酸化ベンゾイルを局所適用す
ると、皮膚を刺激し、かつ剥皮の原因にな。 る。この
ような薬剤は急性のアクネ病変の治療に有効ではあるが
、赤味、刺激および皮膚の望ましくない外観の原因とな
る。抗生物質を使うと、体内の微生物環境を変えるとい
う望ましくない副作用を伴なう。アキュタンを内部適用
すると、血・中リピドを変え、肝臓毒性の原因となる。
明かに、抗アンドロゲン作用を示しかつ先行技術の問題
・欠点を回避する物質又は組成物は、皮膚の過アンドロ
ゲン作用となる状態に罹っている人に有用である。この
ような組成物が本発明の本質である。
発明の概要 本発明は皮膚の過アンドロゲン作用を伴なう状態を治療
するのに有用な組成物を供し、この組成物は治療有効量
のプレグネノロンを含む医薬上許容可能なキャリアーか
ら成る。
プレグネノロンは天然由来のステロイドで次の式を有す
る。
プレグネノロンはプロゲステロンやコーチコステロイド
の生合成の中間体である。しかし、それ自身ホルモン活
性は知られていない。
プレグネノロンは酵素3β−ヒドロキシステロイド デ
ヒドロゲナーゼ Δ  −イソメラーゼ(3βH8D)
の阻害剤であると知見から本発明はうまれた。この阻害
活性はプレグネノロンの抗アンドロゲン活性に基づく。
3βl−I S Dは弱いアンド0ゲン副腎ステOイド
[))−IAをさらに強いアンドロゲンアンドロステン
ジオンに転換し、順次皮膚にてテストステロンおよびD
HTを生成する酵素である。DHAのこれらの代謝産物
は過アンドロゲン作用の原因と考えられている。
したがって、3β+i s nを有効に阻害りることに
J:す、過アンドロゲン作用は効率的に抑制又は減少す
ることがC′きる。
本発明の目的は皮膚の過アンドロゲン作用を阻止、減少
する組成物を供するにある。
更に別の目的は皮膚の過アンドロゲン作用が原因の状態
および障害を阻止しかつ減する組成物を供することにあ
る。
また先行技術の諸問題を回避する組成物であって、皮膚
の過アンドロゲン作用を阻止し、減する組成物を供する
ことも本発明の目的である。
本発明のこれらの目的やその伯の利点は本発明の望まし
い態様の次の詳細な記述から更に明らかになる。
詳細な記述 プレグネノロンのアンドロゲン阻止活性を評価するため
に、ラットの包皮腺を使って、DHAのインビトロアン
ドロゲン作用を研究した。包皮腺の生育はアンドロゲン
の刺激に感応することが示されだが、■スト日ゲン又は
副腎皮質ステロイドではない(旧+ggins等、En
dOCrinO100L/、 57.35−32、19
55)。一対の包皮腺を125−200#l!?、平均
2009のラット、雄の動物では稍々大きい、両性のラ
ットの包皮におく。使用動物は雌のスプレーグ・ドウリ
イラット、10−12週齢、体重225〜300gであ
る。
簡単に言うと、実験はラットから包皮腺を摘出し、それ
よりホモジネートを調整Jることである。
所定のホモジネート(試料)をプレグネノロンの存在又
は不存在で、ラベル(3ト目したDHAでスパイクし、
ついで試料を培養した。ついで試料を抽出して、ステロ
イド(即ち、D N Aと代謝産物)を回収し、薄層ク
ロマトグラフィによりDl−IAと代謝物を分離した。
代謝産物は薄層プレー1・から取り出しそしてシンチレ
ーションカウンターでカラン]へすることにより定量し
た。代謝産物の生成度を測ることにより、3βH8D(
7)Ilfl害度がり・j応して測定できた。
包皮腺を得るために、畑のラツ1へ(特に断わられない
限り)を3つの方法:エーテルの多聞吸入、ネンブトー
ル ナトリウム溶液(0,4d)の腹腔内注射又は後頭
部打撃の1方法により殺し、包皮腺を摘出し重けを測っ
た。一対の包皮腺の大体の小さは雄成熟ラットで1l2
5−175IIt、雌では150−200〜であった。
ポリトロンホモジナイザー、型PT 1O−3T(にi
nemattca、スイス、ルザーン)によりボルテー
ジコントロート3−5で約30秒0.1Mヒトリスバッ
ファー中ンチした法線を捕潰して満、足のいく均質化を
行なった。別法はモーター駆動の全ガラスIJi維布ホ
モジナイ量アー(Ten Broeck>を使うことで
ある。全体の操作は4℃以下で行なった。
後者の方法は、0.1Mクエン酸/リン酸バッファー、
pH7,4中、バンドI−■における単111t111
胞の均質化のために使った(usta等、J、 Ste
roidBiochem、 19:599−605(1
983) )。
D I−I Aとその代謝産物をクロマトグラフで分別
できるように最初実験を行なった。クロマトグラフの操
作は、5 cm巾、40ctrr長、3/8馴厚さのガ
ラスプレートートシリカゲル1−1で調整した薄層板で
行なった。プレー1−を80°、30−60分活性化し
、ジクロロメタン:酢酸エチル(4:1、V/V)の溶
媒系にて展開した。室温で18時間展開させた後、キャ
リアーム4−3−ケト(代謝産物は主としてアンドロス
テンジオンであり、テストステロンは牛用である)ステ
ロイドをU V光線により明視化し、他は沃素蒸気に暉
らした。マシコーズ等(1962)の方法ににれば、展
開したプレー1−を数分間沃素蒸気におくと、初め見え
ないステロイドのスポットが黄色又は黄褐色になる。こ
のステロイドの位置はこの方法により容易にトレースす
ることができる。過剰の沃素は温風(30−50℃)で
相から容易に除去できるから、C19ステロイドは検出
中分解しない。ステロイドの溶離と定量評価は沃素を除
いた後に行なうことができる。3−ケト−4−エンおよ
び5−エン−7−ケト構造を有するステロイドは240
mμ波長のUV光を吸収し、UV光を照射すると、赤褐
色のスポットがアルミナ又はシリカゲル薄層プレ−トに
ステロイドの部位に現われる。定量のために、パラカー
ド・トリカーブ液体シンチレーションカウンターにて3
ト1のラジオアッセイについて1 cts区分でプレー
トをスクレープした。シリカゲルHブランクと31−1
−標準(パラカード・インストルメント社)もカウント
した。長いプレートを使うこのTLC系は明らかに対照
ステロイドを分離した(第1図)。展開18時間後のス
テロイドの動きは次の通りであった。アンドロステンジ
オール、7−9 an :アンドロスタンジオール、1
0−12cm:テストステロン、17−19 cm :
 D HA、221−23t:D)−IT、23−25
 cm ;アンドロステンジオン、27−29 cmお
よびアントロスタンジオン、32−34 cm、これら
のTLIは、DHAおよびその代謝産物をクロマl−l
jラフにより分離できることを明かに立証した。
ステロイド代謝活性は、非うジオ活竹1)HA1oon
モルで稀釈した1、2−311−DHA (106dp
m)と共にホモジネートを培養して測定した。スーjロ
イド基質をエタノールに溶解し、資料10 u 1をタ
ン白質2 m’Jに相当する包皮線ホモジネートに加え
た。NAD、NADHlおよびNΔDPH−発生系も包
含した。
混合物を培養し、所定の時間37℃で振盪し、ドライア
イス/アセトン浴に培養管を浸漬し、続いて凍結乾燥し
て培養を終えた。キャリアーステロイド大体100μシ
のテストステロン、DHT。
アンドロステンジオン、アントロスタンジオン、アント
ロスタンジオール、アンドロステンジオールおよびD 
HAを加え、その混合物をエタノールで繰り返えし抽出
した。キャリアーステロイドは、−上記したクロマトグ
ラフ操作に続くUv光線下DHAとその代謝産物を検出
するのに加えた非ラジオ活性ステロイドである。抽出物
をN2ガス流下濃縮し、残渣をクロマトグラフ分離用薄
層プレー1〜に適用した。測定したラジオ活性に基づい
て、この操作による3I−1の回収は〉95%であった
生成物に転換したD l−I A基質の割合は次の様に
計算した。
生成物の昂は最初に添加した基質nモルの生成物ピーク
中ラジオ活性割合から計算した。
D I−I Aの3βHS Dに対するプレグネノロン
の阻害活性はプレグネノロンの存在又番よ不存在下で生
成したラジオ活性のアンド0ステンジオンの量から計算
しそして阻害剤の不存在下で生成したΔ4−3−ケト生
成物(主にアンドロステンジオンと少量のテストステロ
ン)の令聞割合として表やした。4つの別々の培養はプ
レグネノロンについて91〜92%の阻害範囲を示した
皮脂腺に及ぼすホルモンおよびホルモン活性物質の影響
は動物モデルとしてシリアハムスターの側腹器官を使っ
て評価することもできる。ハムスターを使う実験結果は
、ラツ1〜の包皮線を使う上記のようなインビトロ実験
のインビボによるTMmができるから有益である。コス
トパーティプラルスポット又はコストパーティブラル器
官と呼ばれる側腹器官は動物の各横腹におる皮脂構造で
あるヒトの皮脂腺およびラットの皮脂腺のように、それ
らはアンドロゲン依存性である(VoiotとHsia
1973; Gomez とFrost、  1969
;  FrostとGomez。
1973)。
成熟雄ハムスターの器官は大体直径8履で、ひどく着色
しており、暗い粗毛で被われている(VoigtとHs
ia、 1973) 。雌の動物の器官は未発達で、約
2mの直径であり、淡く着色し、暗い色はなく、特に見
つけるのが難しい。アンドロゲンに感応してこの器官の
解剖的かつ組織学的な変化はllamiltonやHO
ntaOna(1958)k:より記載された。
ハムスターの側腹器官はアンドロゲン活性のインジケー
ターとして供された。rrostとGomez(197
3)は、テストステロン、ジヒドロデストステロンーメ
チルテストステロン、Δ4−アンドロステンジオン、ア
ンド0ステロン、エビアンド日ステロンおよびプロゲス
テロンの段階的投与に対する雌ハムスターの側腹器官の
感応を試験した。局部適用(2週間、5日/週)の結果
は、次のステロイド:テストステロン、DHT、メチル
テストステロン、アンドロステンジオンに対する皮脂腺
の生育と着色化の片側だG−1の刺激を示した。試験し
た伯の化合物、アンドロステ[]シン■ビアンドロステ
ロンおよびプロゲステロンは局部適用した場合、側腹器
官の生育又は着色の増大をおこさなかった。しかし、こ
れらの研究者による一層の研究では、雌のハムスター側
腹器官を刺激するのにDHAのアンドロゲンポテンシャ
ルに関係しなかった。
ハムスターの側腹器官に対するプレグネノロンの抗アン
ドロゲン性を試験しかつその結果による前に、重要な疑
問に答える必要がある。□DHAは側腹器官における生
育を刺激することが示されたか?雌のハムスター(5匹
のハムスター/群)の右側に6週間(7日/週)、12
μグ、60 t13.120μグの段階的D 11 A
投与によりこの疑問に答えた。結果は局部的刺激だけで
なく、両側腹器官の刺激もあるから、全体的刺激である
ことを示した。
したがって、ハムスターの側腹器官はプレグネノロンの
アンドロゲン阻害性をインビボ試験するのに使った。
雌のシリアゴールデンハムスターをこの実験に使った。
すべてのハムスターは4″!f4間各々、右側腹器官に
適用したDAH(120μg10.1ml!アセトン)
で最大刺激した。同様に、左側はアセi〜ンで処理した
。ついでハムスターを2群に分Iiだ。
1)対照−最大に刺激した器官に局部的に阻害剤を適用
しなかった場合。
2)プレグネノロン処理−プレグネノロンを最大に刺激
した側腹器官に各々(左と右)3日間局部適用した。
3日目の午後に、エーテル麻酔した両実験群に1.2−
38−DNA (5μC110,1d塩水バツフアー液
)を心臓内に注入した。注入侵1時間で、ハムスターを
殺し、側腹器官(左と右)を摘出し、液体N2に入れ、
重さを測った。ついで各器官をメタノール含有16If
FIR×150#lII+試験管に入れ、ホモジナイズ
し、抽出し、上記のように薄層クロマトグラフィを使っ
て代謝産物を分【ノ、ステロイド代謝産物について試験
した。分別した代謝産物を薄層プレートにより掻き取り
、シンブレーションカウンターを使って定量した。既述
したように計算を行なった。
結果は第2図に示す(DPM/my組織)。
包皮腺ミクロゾームにおいて予め観察したDHへの3β
H8Dに及ぼすプレグネノロンの明害効果はこのインビ
ボ実験でも見られたことを結果は示した。有意な差(P
<0.01)は、プレグネノロンを局部適用したハムス
ターに対し、局所阻害剤を受容しない対照群のものにお
ける1、2−3H−D)−IAから転換した合体の代謝
産物にみられた。
阻害剤で処理しなかった対照ハムスターは、プレグネノ
ロンで予め3日間処理したハムスターよりテストステ日
ン、DHTおよびアントロスタンジオンを大いに生成し
た。
上記の実験によれば、プレグネノロンは強いアンドロゲ
ン活性を示すことを結論している。
ヒトに使用する処方については、プレグネノロンは水不
溶性であるから、殆どのペースビヒクルまたはキャリア
ーは本発明では有用でない。イソプロパツール又は長鎖
(C4−C1o)アルカンあるいはアルケンを有するア
ルコール混合物の如き高アルコール含量のビヒクルはリ
キッド、ゲル又はクリームとして処方の適当なベースを
供する。
グリセロールはエモリエン1へどして組成物に加えるこ
とができる。グリセロールは吸湿性であるから、皮膚表
面の乾燥を防ぐ。当業界で公知の加湿剤や香料はプレグ
ネノロンと混和性である。
ヒトの局部適用に有効なプレグネノロンの有用濃度範囲
は、プレグネノロン含有組成物を使用する重量に基づい
て約0.1%から特定の溶媒やキャリアーにおけるプレ
グネノロンの溶解性の上限の範囲である。さらに低い濃
醍では、治療効果は低くなるが、長時間かかることにな
る。
臨床試験の結果によれば、プレグネノロン含有組成物は
、過アンドロゲン皮膚状態による障害に罹っている患者
に対し高レベルの効果と適用性を示す。次の実験は曲型
的な試験法である。
二重盲検試験では、アクネ・ブルガリスの奉仕患者23
名に参加してもらった。15名の患者(女性11名、男
性4名)には1%グリセリンを含むイソプロパツールに
溶解したプレグネノロンの1%溶液を供した。8名の患
者(女性5名、男性3名)にはグリセリンのイソプロパ
ツール1%溶液を供した。患者にも医者にも、供与する
溶液にプレグネノロンを含むかどうかは知らせない。
患者には予め2週間薬を使わないようにし、かつ1日に
二度顔に所定の溶液を塗るよう指示した。
これらは2週間毎に再試験した。。
処理後2週間して、1%グリセロールを含むイソプロパ
ツールの1%プレグネノロン溶液で処理した群の患者5
名(33%)は病変の数と大きさが減った。5名の患者
(13%)では油性の減少となり、そして4名の患者(
26%)では病変と油性に変化はなかった。ある患者で
は皮膚にあいた孔の大きさが減り、皮膚が一層なめらか
になったことを認めた。特に、2人の患者は皮膚の油性
と孔の大きさの顕著な減少を示した。従って、皮膚の外
観はらよつとドラマティックな改善となった。
本明細書に開示した方法および組成物は一般に油性の顕
著な減少となり、油性は一般に皮膚過アンドロゲン作用
の主な徴候の1つであり、特脂漏症がそうである。
イソプロパツール中1%グリセロールで処理した群の内
、1名の患者は病変数の僅かな減少を示し、6名の患者
(75%)は変化なく、1名の患者(13%)は病変数
の増大を示した。
上記の結果から分ることは、アクネの治療にプレグネノ
ロンが有利な効果を示し、連続使用により新たな病変を
抑えた。プレグネノ0ンの局部適用により原因する刺激
や不快は見られなかった。
臨床試験に参加した多くの患者は前に他の薬を使用して
いた。プレグネノロンは彼等にとって一層有効でかつ受
容できるものであった。従来の治療法によりうまく行っ
ていれば、彼等はこの臨床試験には参加しなかったであ
ろう。プレグネノ日ンにより良結果を得たという事実は
、プレグネノロンが一層有効かつ許容しつるという証拠
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はDNAおよびその代謝産物のクロマトグラフに
よる分別を示すクロマトグラムである。 第2図はプレグネノロンで処理した雌のハムスターと処
理しないものとの側脚器官における H−DNAのグラ
フである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)皮膚のアンドロゲン作用による障害の局所治療に
    有用な組成物であって、この治療を行なうのに有効な量
    のプレグネノロンを含有する医薬的に許容しうるキャリ
    アーから成る、上記組成物。
  2. (2)キャリアーはプレグネノロンを分散させる軟膏で
    ある、特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. (3)キャリアーはプレグネノロンを溶解する溶媒であ
    る、特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. (4)溶媒はアルコールである、特許請求の範囲第3項
    記載の組成物。
  5. (5)プレグネノロンは組成物の重量に対して少なくと
    も約0.1%の量で存在する、特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。
  6. (6)障害はアクネ・ブルガリスである、特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。
  7. (7)病気は脂漏症である、特許請求の範囲第1項記載
    の組成物。
  8. (8)病気は多毛症である、特許請求の範囲第1項記載
    の組成物。
  9. (9)病気は男性型ハゲである、特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。
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