JPS62249221A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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Publication number
JPS62249221A
JPS62249221A JP61093823A JP9382386A JPS62249221A JP S62249221 A JPS62249221 A JP S62249221A JP 61093823 A JP61093823 A JP 61093823A JP 9382386 A JP9382386 A JP 9382386A JP S62249221 A JPS62249221 A JP S62249221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch panel
electrodes
magnetic
tablet
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61093823A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Fukuzaki
康弘 福崎
Akio Kikuchi
昭雄 菊池
Yoshinori Taguchi
田口 義徳
Tsugunari Yamanami
山並 嗣也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Wacom Co Ltd filed Critical Wacom Co Ltd
Priority to JP61093823A priority Critical patent/JPS62249221A/ja
Publication of JPS62249221A publication Critical patent/JPS62249221A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気発生器で指示したタブレット上の座標値
を検出し得る位置検出装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの柵の位置検出装置では、タブレット上の入力
すべき座標位置のみを指定するために位置指示器にスイ
ッチ手段を設け、該スイッチ手段のオン(又はオフ)に
よるタイミング信号をコードを介して、あるいは超音波
や赤外線を用いて、制御装置に送るよう構成されていた
(発明が解決しようとりる問題点) しかしながら、コードを介してタイミング信号を送るも
のでは該コードが位置指示器の操作性を悪くし、また、
超音波や赤外線を用いてタイミング信号を送るものでは
位置指示器にこれらの送信機や信号発生回路、電池等を
設けなければならず、構成が複雑で0価になり、しかも
大型且つ大重量化し、この場合も入力時の操作性が悪く
なるという問題点があった。
(問題点を解決Jるための手段) 本発明では前記問題点を解決するため、定常的な磁場を
発生する磁気発生器で指定されたタブレット上の位置を
検出する位置検出装置において、表面に電極を設置プた
一対の可撓性板材を、該電極同士が対向するよう複数の
ドツトスペーサを挟んで重ね合せたタッチパネルを、前
記ドツトスペーサの位置のほぼ中間の部位に設けた多数
のスペーサを介して前記タブレット上に重ね合せ、該タ
ッチパネルに磁気発生器が接触したタイミングを検出す
るタイミング検出手段を設け、又はタブレット上に平面
型のディスプレイパネルを重ね合せ、さらにその上に、
前記同様の構成を有する透光性のタッチパネルを、前記
ドツトスペーサの位置のほぼ中間の部位に設けた多数の
スペーサを介して重ね合せ、前記同様のタイミング検出
手段を設けた。
(作 用) 前記構成によれば、タッチパネルの上部を磁気発生器を
備えた入力ペン等で押圧すると、該押圧した部位がドツ
トスペーサを外れた部位の時は、上方の可撓性板材が変
形し、これによって各可撓性板材上の電極が接触し、ま
た、該押圧した部位がドツトスペーサの真上であった時
は、下方の可撓性板材の該ドットスベーかの周囲の部位
が多数のスペーサによって形成された間隙に落込み、こ
れによって各可撓性板材上の電極が該ドツトスペーサの
周囲の部分で接触し、従って、タッチパネルのどの位置
を押圧してもタイミング信号を得ることができ、また、
ディスプレイパネルを設けたものによれば、入力した文
字や図形がタッチパネルを通して表示される。
(実施例) 第1図は本発明の基本的な構成を示すもので、図中、1
は入出カバネル、2は制御装置、3は位置指定用磁気発
生器、4は電源装置である。
入出カバネル1は、第1図および第2図に示すようにタ
ブレット10の上にシールド板20を介して、バックラ
イト30並びに平面型のディスプレイパネル、例えば液
晶ディスプレイパネル40が載せられ、これらが一体内
に非磁性の金属等からなるケース50に納められている
。また、ケース50上面には透光性のタッチパネル60
がその後端部にて回動自在に取付けられている。
υ110装置2は、第3図に承りようにタブレット10
を制御するタブレット制御回路5、タッチパネル60を
υ1111するタッチパネルfl制御回路6、液晶ディ
スプレイパネル40を制御する液晶ディスプレィパネル
制御回路7、およびこれらを統轄的に制御する電子計算
1!18とからなっている。
位置指定用磁気発生器(以下、入力ペンと称J0)3は
、第4図に示づように合成樹脂等からなるペン軸301
の一端302に先端先細状の棒磁石303が収容されて
いる。また、棒磁石303の先端にはプラスチック等の
保護カバー304が取付けられている。
電源装置4は、周知の整流器やトランス、DC−DCコ
ンバータ等からなり、必要な電力をバックライト30−
3よび制御装置2内の各回路に供給する。
第5図はタブレット10の構造を示す平面図、第6図は
第5図VI −VI線に沿う断面図である。図中、11
は磁歪伝達媒体であり、X方向およびY方向にそれぞれ
複数本、互いにほぼ平行に配置される。磁歪伝達媒体1
1は強磁性体であれば使用できるが、強い磁歪振動波を
発生させるために磁歪効果の大きな材料、例えば鉄を多
聞に含むアモルファス合金が特に望ましい。また、磁石
を接近さぜでも磁化され難い保持力の小さな材料が好ま
しい。アモルファス合金としては、例えばFe67Co
  B  Si  (原子%)、Fe81B13.5S
iC(原子%)等が使用できる。磁歪伝3.5 2 達媒体11は細長い形状をしており、その断面は長方形
の薄帯状か円形の線状が望ましく、薄帯状の場合、幅は
数層程度、厚さは数μm〜数10μm程度が製造ら容易
で且つ特性も良好である。アモルファス合金は製造上、
厚さが20〜50μmの薄いものが作れるので、これを
薄板あるいは線状に切断すれば良い。本実施例ではFe
81B13.5SiC(原子%)から成る幅2 m 、
厚さ3.52 Q、02JllIの磁歪伝達媒体を使用している。
12は、合成樹脂等から成るIIl長円筒状の補強材で
、前記磁歪伝達媒体11をそれぞれ、その内部に収容し
ている。
13はX方向に配置された磁歪伝達媒体11の一端の補
強材12上に配設されたX方向第1コイルである。この
X方向第1コイル13は、隣接する補強材12間でひね
られ、互いに隣接する磁歪伝達媒体11毎に逆方向に巻
回されており、コイル13に電流を流した時に各磁歪伝
達媒体11に対応した部分より生起される磁束、または
コイル13に一方向の磁束が加わった時に前記各部分に
生起する電圧が逆方向となる如くしである。このため、
コイル13にパルス電流を流した時に発生するパルス雑
音や外部からの誘導がコイル13の隣接する各部分の聞
で互いに打ち消し合って弱められる。なお、巻回数は図
示例では1回であるが、2回以上にしても良い。このX
方向第1コイル13は瞬時的磁場変動を発生して磁歪伝
達媒体11の各々の巻回部位に磁歪振動波を生起させる
ためのものであり、コイル13の一端はタブレット制御
回路5に接続され、その他端は接地される。
また、14はY方向に配置された磁歪伝達媒体11の一
端の補強材12上に配設されたY方向第1コイルであり
、隣接する補強材12聞でひねられ、TEいに隣接する
磁歪伝達媒体11毎に逆方向に巻回されている。このY
方向第1コイル14の一端は、コイル13と同様にタブ
レット制御回路5に接続され、他端は接地される。なお
、作用についてはコイル13と同様である。
15はバイアス用磁気発生器、例えば角磁石であり、X
方向第1コイル13の巻回部分およびY方向第1コイル
14の巻回部分に長手方向に平行なバイアス磁界をそれ
ぞれ加えるためのらのである。このようにバイアス磁界
を印加するのは、少ない12mで大ぎな磁歪振動波の発
生を可能にするためである。即ち、磁歪伝達媒体11の
電気機械結合係数(機械的エネルギーから電気的エネル
ギー、または電気的エネルギーから機械的エネルギーへ
の変換効率を示す係数)は、例えば第7図に示すように
あるバイアス磁界の時、最大となるから、このような磁
気バイアスをX方向第1コイル13.Y方向第1コイル
14の巻回部分に印加しておくことにより効率良く磁歪
振動波を発生することができる。
16はX方向に配回された磁歪伝達媒体11の広い範囲
にわたって補強材12上に配設されたX方向第2コイル
である。該コイル16は各磁歪伝達媒体11上に全て同
一方向(この実施例では左巻き)に巻回され、且つ隣接
するコイル同士で接続の極性が逆になる如く直列に接続
されでいる。
従って、全てのコイル16に一方向の磁束が加わった時
に各コイル16に生起する電圧、電流の方向、またはコ
イル16全体に電流を流した時に各コイル16に生起さ
れる磁束の方向が隣接づ゛るコイル同士で逆方向となり
、外部からの誘導や雑音が隣接するコイル間′c豆いに
打ち消し合って弱められる。
前記コイル16の巻きピッチはX方向第1コイル13に
近接している側の一端より反対側の他端に向って徐々に
密に巻回されており、磁歪撮動波の減食により誘導電圧
が小さくなるのを補なっている。一般的に誘導起電力を
高めるためには巻きピッチ(よ大きい方が好ましい。こ
のX方向第2コイル16は磁歪伝達媒体11を伝搬する
磁歪振動波による誘導電圧を検出するためのものであり
、一端はタブレットIII御回路5に接続され、また他
端は接地され、巻回された領域が位置検出領域となる。
また、17はY方向に配置された磁歪伝達媒体11の広
い範囲にわたって補強材12トに配設されたY7+向第
2コイルであり、該コイル17は各磁歪伝達媒体11上
に全て同一方向くこの実施例では左巻き)に巻回され、
且つ隣接するコイル同士で接続の極性が逆にイzる如く
直列に接続されている。また、このコイル17の巻きピ
ッチはY方向第1コイル14に近接している側の一端よ
り反対側の他端に向って徐々に密に巻回され(おり、そ
の一端は、コイル16と同様にタブレフ1〜制御回路5
に接続され、他端は接地されている。なJ3、作用につ
いてはコイル16と14様である。
前述したX方向の磁歪伝達媒体11と補強材12とX方
向第1コイル13とX方向第2コイル16とから成るX
方向の位置検出部と、Y方向の磁歪伝達媒体11と補強
材12とY方向第1コイル14とY方向第2コイル17
とから成るY方向の位置検出部とは、互いに直交するよ
う重ね合わされ、ケース50の底部に収納され、接着剤
等で固定される。また、バイアス用向磁石15は磁歪伝
達媒体11の端部に対向するようにケース50の底部に
固定されるが、磁歪伝達媒体11の上方。
下方、側方に並列に配置しても良い。
第8図はタブレット制御回路5の概略構成を示す回路ブ
ロック図である。以下、各回路ブロックの説明とともに
、タブレット10による位置検出の動作について詳述す
る。
今、入出カバネル1において、入力ペン3がタッチパネ
ル60〜シールド板20を通して、タルレット10のX
方向第1コイル13のコイル面中心からX軸方向の距離
!1の磁歪伝達媒体11上、また、Y方向第1コイル1
4のコイル面中心からY軸方向の距離12の磁歪伝達媒
体11上にあり、電気機械結合係数が大きくなる程度の
磁気を磁歪伝達媒体11に加えているものとする。
電子計算機8よりタブレット制御回路5のマイクロプロ
セッサ501に測定開始の命令信号を送出すると、該マ
イクロプロセッサ501はX、Y切換え信号のうち、X
を選択する切換え信号をマルチプレクサ502および5
03に送出し、X方向パルス電流発生器504およびX
方向第2コイル16を選択するとどもに、トリガパルス
をマルチプレクサ502を介してX方向パルス電流発生
1504に加え、X方向第1コイル13にパルス電流を
印加する。また、前記トリがパルスは単安定マルチバイ
ブレータ(モノマルチ)505を介しくカウンタ506
にも加えられており、該カウンタ506はリセットされ
、クロック発生器507より供給されるクロックパルス
の計数を開始する。該クロック発生器507のり[〕ツ
クパルスのパルス繰り返し周波数は、例えば100MH
zである。
X方向用パルスミ流発生ム504が動作しパルス電流が
X方向第1コイル13に印加されると、X方向第1コイ
ル13で瞬時的磁場変動が発生し、これが原因で磁歪伝
達媒体11のX方向第1コイル13の巻回部分で磁歪振
動波が生起する。この磁歪振動波は磁歪伝達媒体11固
有の伝搬速度(約5000m/秒)で磁歪伝達媒体11
を長手方向に沿っ工伝搬する。そして、この伝搬中にお
いて、磁歪振動波が存在ケる磁歪伝達媒体11の部位で
、その部位の電気纒械結合係数の大きさに応じて機械的
エネルギーから磁気的エネルギーへの変換が行なわれ、
そのためX方向第2:」イル16に誘導起電力が発生ザ
る。
′;jS9図UX方向第2コイル16に発生する誘導起
電力の時間的変化の一例を、X方向第1コイル13にパ
ルス電流を印加した時刻をt−Qとして図示したもので
ある。同図に承りように、誘導起電力の振幅は時刻t=
o (to’)直後と、時刻t からt1〜t2秒経過
したあたりで大きくなす、他の時刻では小さくなる。
時刻t。直後で誘導起電力の振幅が大きくなるのは、X
方向第1コイル13とX方向第2コイル16間の電11
誘導作用によるものであり、時刻1=11〜t2におい
て1サイクルの誘導起電力(la磁歪振動波よる誘導電
圧)の振幅が大きくなるのは、X方向第1コイル13の
巻回部分で発生した磁歪振動波が、磁歪伝達媒体11を
伝搬して入力ベン3の直下付近に到達し、その部分で電
気纒械結合係数が大きくなったためである。人力ベン3
を磁歪伝達媒体の長手方向に沿っC8動させると、磁歪
振動波による誘導電圧もそれに応じて時間軸上を移動す
る。従つ工、時刻10からtl” t 2までの時間を
測定することにより入力ベン3で指定されたX方向の位
置、即ち距離!、を算出することができる。
位置を筒用するための伝搬時間としては、例えば、第9
図に示すように磁歪振動による誘導電圧の振幅が閾値−
E より小さくなった時点t3、[値E より大きくな
った時点t4を使用しても良く、また、ゼロクロス点t
5を使用しても良い。
前述したX方向第2コイル16で発生する誘導起電力は
マルチプレクサ503を介して増幅器508に送られ増
幅され、さらにコンパレータ(比較器)509に送出さ
れる。該コンパレータ509ではこの誘導起電力と基準
電圧、例えば前述した閾値E とを比較し、誘導起電力
が閾値E1より人きくなった時、即ち磁歪振動波による
誘導電圧の正極性部分を検出した時にカウンタ506に
ストップパルスを送出し、カラン9506の計数を停止
させる。
この時、カウンタ506には、X方向第1コイル13に
パルス電流が加えられた時刻から、X方向第2コイル1
6に磁歪振動波による誘導電圧が現われるまでの時間に
対応りるデジタル値が得られる。また、この値は毎秒約
5000mの速さでf41歪振動波が進むことにより、
X方向第1コイル13から入力ベン3までのX方向の距
11i!1に対応したしのとなる。マイクロプロセッサ
501はこの時のカウンタ506の計数値、即ちX方向
位置データを読込む。
ついで、マイクロプロセッサ501はY方向の切換え信
号をマルチプレクサ502および503に送出し、Yh
向パルス活流発生器510およびY方向第2コイル17
を選択し、前記同様にして入力ベン3のY方向位置デー
タを読込む。
このようにして1ワられたデジタル値のX座標値および
Y座標値は、一旦、マイクロプロセッサ501内のメモ
リに記憶され、電子」算機8に送出されるが、前記測定
開始を示す信号が出されている間、上述したような測定
が繰返され、その値は更新される。
電子計算機8では、該XおよびY座標値をタッチパネル
INI i11回路6に送出するとともに、必要に応じ
て液晶ディスプレイパネルi、II御回路7に送出し、
液晶ディスプレイパネル40に表示さ往る。
また、後述するようにタッチパネル60およびタッチパ
ネルiua回路6からタイミング信号が送出されると、
その時点でのXおよびY座標値を指定座標値として入力
する。
前記実施例ではX方向第1コイル13.Y7j向第1コ
イル14をVa磁歪振動波発生用に使用し、X方向第2
コイル16.Y方向第2コイル17を磁歪振動波の検知
用として使用したが逆としても良く、その場合には入力
ベン3の直トで磁歪振動波が発生し、第2コイル13.
14で誘導電圧が発生ずることになる。
シールド板20は非磁性金属、例えばアルミニウム、銅
等の金属板、あるいは合成樹脂製の板材の表面に非磁性
金属を蒸着したもの等が用いられる。
バックライト30は、例えば透明な面状電極と背面電極
との間に、高誘電率媒質中に蛍光体粉末を分散させた蛍
光体層を介在させ、該電極間に交流電圧を印加して発光
させる、周知のエレクトロ・ルミネッセンス(EL)(
電界発光)を利用した照明装置が用いられる。なお、そ
の交流電圧は電源装置4より供給される。
液晶ディスプレイパネル40は、例えば交差させた複数
の水平電極および垂直電極に液晶を介在した周知のマト
リクス型表示セルが用いられ、周知の液晶ディスプレイ
パネルtIIIt11回路7により駆動υ11[lされ
る。
タッチパネル60は、第10図乃至第13図に示すよう
にポリエステルフィルム等の透明なベースフィルム61
aの表面に、酸化インジウム(InO)、M化錫(Sn
O3)等からなる複数の幅10〜15JIII程度の帯
状の透明な抵抗層(電極)61 b−1〜61b−16
を、所定間隔離して略平行に蒸着した導電性フィルム6
1と、これと同様なベースフィルム62a、Bよび電極
62b−1〜62t)−24からなる導電性フィルム6
2とを、該電極61b−1〜61b−16と電1fi6
2b−1〜62b−24とが互いに直交し、且つ導電性
フィルム62上に所定間隔を隔てて縦横に設けたシリコ
ン樹脂等の透明なドツトスペーサ63aを介して対向さ
仕、これをアクリル樹脂のような透明なベース基板64
aの上に前記同様なドツトスペーサ63bを設けた基板
64と、ポリエステルフィルム等の保護シート65との
間に挟み、さらにこれらをアルミニウム等の非磁性金属
の枠66で囲うようになしたものである。なJ3、ドツ
トスペーサ63bは第13図に示すように、ドツトスペ
ーサ63aのほぼ中間に位置する如く配置される。
該タッチパネル60は保護シート65を上方に向は蝶番
67を介して、ケース50に取付けられている。なお、
ドツトスペーサ63aは導電性フィルム61側に設けて
も良く、またドツトスペーサ63bも導電性フィルム6
2側に設けても良い。
なお、前記電極の幅は、第14図に示すようにタッチパ
ネル60上の入力ペン3を持つ手が押える部分A、並び
に他方の手が押える部分Bが、ペン先の位置Cより平均
的に20as+以上離れていることから設定されたもの
で、特にこれに限定されるものではなく、要は前記Aお
よびBの部分とCを含むスイッチマトリクスとが完全に
分離しで認識されれば良い。
前記各電極61b−1〜81b−16Jjよび電極62
b−1〜62b−24は、通常、ドツトスペーサ63a
により離隔され導通しないが、保護シート65の上より
指や入力ペン3等で基板64側に押圧すると、該抑圧さ
れた位置で交差している電極61b−1〜61b−16
と電極62b−1〜62b−24とが導通するマトリク
ス状のキースイッチ68−1〜68−384を構成する
如くなっている。
第15図は電極61b〜1〜61b−16と62b−1
〜62b−24との接触のようすを示すものである。同
図(a)は入力ベン3がドツトスペーサ63aを外れた
部位を押圧した場合のようすを示すもので、保護フィル
ム65および導電性フィルム61の入力ベン3に押1■
された部位のみが変形して、例えば電極61b−4と6
2b−4とが接触する如くなっている。
また、同図(b)は入力ベン3がドツトスペーサ63a
の上部を押圧した場合のようすを示すもので、保護フィ
ルム65および導電性フィルム61の入力ベン3に押圧
された部位が変形するとともに、ドツトスペーサ63a
を介して導電性フィルム62が押圧され、該ドツトスペ
ーサ63aの下部の部位が、ドツトスペーサ63bの間
に形成された間隙に落込むことによって、電極61b−
4と62b−4とが該ドツトスペーサ63aの周囲で接
触する如くなっており、いずれの部位を押圧しても電極
同士が接触し、導通するようになっている。
なお、入力ベン3が電極6ib−i〜61b−16又は
62b−1〜62b−24の境界部を押圧した場合は非
導通となる恐れがあるが、各″上極間の距離を、入力ベ
ン3が境界部を押圧した時、いずれかの電極が導通づる
程度に狭く設定ずれば良い。
前記各電極61b−1〜61b−i6および電極62b
−1〜62b−24は信号線69を介して、それぞれタ
ッチパネルυ制御回路6に接続される。なお、第10図
、第12図および第15図については厚さ方向のみ拡大
しで図示している。
タッチパネルul11回路6は、タッチパネル60中の
検出された位置座標上のスイッチを選択し、該スイッチ
に前記入力ベン3が接触したタイミングを検出するタイ
ミング検出手段を構成するもので、第16図にその構成
を示す。同図において、601はマイクロプロセッサ、
602はアドレスデコーダ、603〜605はラッチ回
路、606 、607はデコーダドライバ、608〜6
10はマルチプレクサ、620はレベル判定回路である
前述したようにタブレットit、I11回路5より電子
計f3fi8を介して、入力ベン3のXおよびY座標値
がマイクロプロセッサ607に送られて来ると、該マイ
クロプロセッサ601は予め記憶しでいるタブレット1
0による位置座標とタッチパネル60の各スイッチとの
位置関係より、キースイッチ68−1〜68−384の
中から、前記人力ベン3の座標位置付近のスイッチを選
択し、これをタッチパネル60の電極の位置に対応する
データ<BCDコード)に変換して、ラッチ回路603
〜605に送出する。
なお、実際にはキースイッチの境界付近における入力ベ
ン3の押圧を検出Jるため、あるいは入力ベン3の急激
な移動に対処するため、キースイッチ68−1〜68−
384のうちの入力ベン3の座標位置付近の1又は2以
上のスイッチが順次選択され、これが繰返されるが、以
下の説明ではそのうちの1つのスイッチ、例えば68−
78のみが選択された状態を考える。
前記スイッチの選択データはデータバスより各ラッチ回
路に送られるが、この際、アドレスデコーダ602によ
り選択的に各ラッチ回路に所定のデータが格納される。
ラッチ回路603に送出されたデータはデコーダドライ
バ606 、607で解読され、電極61b−1〜61
b−16のうちの選択された一つ、ここでは61b−4
にハイレベル(+5Vlの電圧を与える。一方、ラッチ
回路604 、605に送出されたデータはマルチプレ
クサ608〜610 r解読され、電極62b−1〜6
2b−24のうちの選択された一つ、ここでは62b−
6をレベル判定回路620に接続する。
レベル判定回路620はオペアンプ6211.lt準電
圧源622、および抵抗等からなり、入力電圧が基tv
−雷圧V、g、下であるとローレベル(OV)の信号を
出力し、基f%電圧vT以上の電圧が入力されるとハイ
レベルの信号を出力する。
この時、選択されたスイッチ68−78以外のスイッチ
−が入力ベン3を持つ手等に押圧され、導通しても入力
電圧はローレベルのままであるが、該スイッチ68−7
8を入力ベン3で押圧されると、ハイレベルの電圧がレ
ベル判定回路620に入力され、従って、レベル判定回
路620よりハイレベルの信号、即ちタイミング信号が
出力される。
このタイミング信号はマイクロプロセッサ601より電
子計0機8に送出される。
電子計算機8は前記タイミング信号を受信すると、その
時点におけるタブレット10およびタブレット制御回路
5よりのXおよびY座標値を指定座標値として認識する
入力ベン3を移動させると、それにともなってタッチパ
ネル60の選択されるスイッチの位置ら変化し、同様に
入力ベン3で指示した位置のみ電子計算[8に指定座標
値とし′″CC認識る。
また、この指定座標値は、そのまま、あるいは所定のプ
ログラム処理がなされた後、前記同様にして液晶ディス
プレイパネル4oに表示させることもできる。
従って、入出カバネル1の上がら入力ベン3で占いた文
字や図形の筆跡を、液晶ディスプレイパネル40上に光
表示によって同−焔跡にC表示させることができ、この
表示は透光性のタッチパネル60を通して視認できる。
この時、バックライト30を作動させれば、周囲が暗い
場合でも鮮明な表示が得られるとともに、シールド板2
0によりノイズを遮断ひき、位置検出精度が悪化するこ
とがない。また、タッチパネル60を上方に持上げ、液
晶ディスプレイパネル40とタッチパネル60との間に
予め図形等が描かれた帳票類を挟み、タッチパネル60
の上からその図形等をなぞれば、容易に図形等の位置入
力が可能となる。また、その入力結果はその帳票類を取
り外せば、前記同様に液晶ディスプレイパネル40上に
表示される。
なお、前記実施例においては、入力ベン3以外の手など
の接触による誤ったタイミング信号の発生を、特に厳密
に避tノるため、導電性フィルム61および62の電極
を多数に分割したが、該電極61b−1〜61b−16
および62b−1〜62b−24を、それぞれ大きな1
個の電極として、入力ペン3がタッチパネル上のいずれ
の位置を押圧した場合でも、この一対の電極が導通し、
その接触を検出する如くなしても良い。はあ、この場合
、タッチパネル制御回路としては前記レベル判定回路6
20の部分のみで良い。
また、前記実施例ではタッチパネルを透光性となしたが
、感圧性導電ゴムを電極間に挾んだ不透明なものであっ
ても良い。但し、この場合、ディスプレイパネルに画像
を表示させたり、帳票をタッチパネルの下に挟んだりす
ることはできない。
第17図は本発明の第2の実施例を示すもので、ここで
はタップパネルと液晶ディスプレイパネルを一体化した
例を示す。
同図におい−(,41,42はプラスチックフィルム等
から<’Aる透明基板であり、その互いに対向する面上
には周知の水平電極43.垂直電極44が多数段けられ
、その間には液晶45が封じ込まれている。また、46
.47は透明基板41゜42の両件側に設けられた一対
の偏光板である。
該上側の偏光板46の上面には前記タッチパネル60の
導電性フィルム62が、その裏面に設けられたドツトス
ペーサ63bを介して取付けられている。また、該導電
性フィルム62の上部にはドツトスペーサ63aを介し
て前記導電性フィルム61および保護シート65が設け
られている。
従って、この実施例によれば、前述した実施例に比べて
下側の基板を省略することができ、より構成が簡単とな
り、且つ液晶ディスプレイパネル40からの表示光の減
少を少なくでき、より鮮明な表示をなし得る。
第18図はタブレットの他の例を丞すものである。タブ
レット70は、同図に示すように上からシールド板71
0a、磁性体板720a、  720b、導体板730
a 、  730b 1磁性体板720c 、  72
0d 。
導体板730c 、  730d 、磁性体板720e
 、  720 f’、シールド板710bの12層か
らなっている。
シールド板710a 、  710bは、ガラスエポキ
シ等の絶縁性基板711の片面に銅板712を貼着した
プリント基板を用いている。
磁性体板720a〜720fは、?!7数〈図示例では
8本)の長尺の磁性体721をほぼ平行に配列し、これ
を2枚のガラスエポキシ等の絶縁性基板の間に挟持し、
加熱圧着等により一体化してなるものである。ここで、
磁性体721としては磁石を接近させても磁化され難く
、即ち保持力が小さく且つ透磁率(μ)の高い材料、例
えば直径が約0.1amの断面円形状のアモルファスワ
イヤが用いられる。
アモルファスワイヤとしCは、例えば(Fe、、COx
 ) 758 t 10B 15 (原子%)(XはF
eとCOとの割合を示づもので、O〜1の値をとる。)
等が適している。
導体板730a〜730dは、ガラスエポキシ等の絶縁
性基板の片面に銅板を貼着したプリント基板にエツチン
グ加工を施し、複数(図示例では17本)の両端にラン
ド孔を有する導体を形成してなるものである。
前記磁性体板720a、  720b間、720G。
720G間、(13よσ720e 、  72Of問は
加熱圧着により、また、他の塁板聞は接着用シートを介
して接着・固定される。この時、磁性体板720a。
720c 、  720eの磁性体はY方向、磁性体板
720b 、  720d 、  720fの磁性体は
X方向に沿って配置され、導体板730a 、  73
0cの導体はY方向に直交する方向、導体板730b 
、  730dの導体はX方向に直交する方向に配置さ
れる。
なお、他の製造方法として、2枚の磁性体板をその磁性
体が互いに直交するように加熱圧着し、その両件側にプ
リント基板を接着・固定し、その摂、エツヂング処理に
より導体を形成し、もしくは形成せず、前記シールド板
710a、磁性体板720a 、  720b 、導体
板730aの組、導体板730b、1!牲体板720c
 、  720d 、 導体板730cの組、並びにS
体板730d 、磁性体板720e 、  72Of 
シールド板71Qbの組を作成し、これらをさらに接着
・固定するようになしても良い。タブレット70仝休の
厚さは、実際は3〜5蹟程度であるが、図面で(よ厚ざ
方向のみを拡大して表わしでいる。
また、タブレット70において、磁性体板720a 、
  720b 、  720e 、  γ20fは、そ
の中の磁性体721により励磁線の周囲に発生する磁束
の通り道を構成し、より大きな電磁誘導を得るためのも
のでありS特に設Gjなくても差支えない。また、シー
ルド板710a 、  710bは外部からの通常のノ
イズの混入、および外部への誘導雑音の放出を防止りる
ためのらのであり、特に設けなくても差支えない。
導体板730 bと730dの各導体は、上下に重なり
合う導体同士が一端のランド孔にてスルーホール処理に
より接続され、磁性体板720d中の磁性体121)周
囲を巻回t ルX方向のtiiり[Q 740a〜74
0 iおよび検出線750a〜750hを交互に形成す
る。励磁線740a 〜740 tの導体板730bM
4の他端は、隣接する励磁@ 740a〜7401の導
体板730d側の他端に接続され、lt5直列に接続さ
れ、励磁線740aの他端と励磁線7401の他端は俊
述するタブレット制御回路9内の駆動′3i流源に接続
される。また各検出線750 a〜750hの導体板7
30 b側の他端は、それぞれマルチプレクサ780に
接続され、検出I!75Ga 〜750hの導体板73
0d mの他端は共通に接地される。
導体板730 aと7300の各導体は、上下に重なり
合う導体同士が一端のランド孔にてスルーホール処理に
より接続され、磁性体板720C中の磁性体721の周
囲を巻回するY方向の励磁976G8〜1601および
検出線770a〜770hを交互に形成する。励磁線7
60a〜7601の導体板73oa側の他端は、隣接す
る励磁線160a〜760 iの導体板130C側の他
端に接続され、即ち直列に接続され、励磁線760aの
他端と励磁$51760iの他端は駆動電流源に接続さ
れる。また各検出線770 a〜770hの導体板13
0a側の他端は、それぞれマルチプレクサ790に接続
され、検出線770a〜770hの導体板730C側の
他端tよ共通に接地される。
第19図はタブレット70に対応するタブレット制御回
路9の具体的構成を示す回路ブロック図である。以下、
各回路ブロックの説1ullとともに紡作について詳述
する。
タブレット制御回路9の電源が投入されると、タブレッ
l−70の蘭磁線74QQ 〜7AO:、  760a
〜7601には駆動電流源901より正弦波交番電流が
流される。この時、検出線150a〜750hおよび7
70a 〜770hには、前記励磁線740a 〜74
01および760 a〜160[を流れる交番電流に基
づく電磁誘導により誘11電圧が発生する。この電磁誘
導は磁性体板720 a〜720fの磁性体721を介
して行なわれるため、磁性体721の透磁率が大きい程
、前記誘導電圧の電圧値は大きく<zる。
ところで、磁性体721の透磁率は外部より加わる磁気
バイアスによって、大きく変化する。その変化のようj
は磁性体の組成、前記交番電流の周波数、あるいは磁性
体に熱処理等を加えることなどにより異なるが、ここで
は第20図に示すように僅かな磁気バイアスを加えた時
に最大となり、それ以上の磁気バイアスを加えれば加え
る程減少するものとする。
入力ベン3の先端を磁性体721の上部に位1nさせる
と、棒磁石302より出た磁束は咳先端直下では磁性体
721にほぼ直交し、また、その両側では徐々に磁性体
721に沿う如くなる。3磁性体121に加えられる磁
気バイアス最は磁束と磁性体721との交差する角度が
小さい程大きくなるた゛め、前記入力ベン3の先端直下
で一番小さく、ここから離れるに従って徐々に大きくな
る。
従って、タブレット70の上部に通常形成される入力面
に前記入力ペン3の先端が当てられた時、その先端直下
の磁性体721に加えられる磁気バイアス渚を前記僅か
な磁気バイアス吊に設定し、該入力ベン3の先端を検出
線750aからX方向の距離X および検出@ 770
aからY方向の距離y だ1ノ隔てた入力面の位置に押
し当てると、例えばX方向の検出線750 a〜750
hには第21図に示すように、人力ベン3を置いた位置
(指定位置)に最も近い検出線に発生する電Lffi、
を極大値として、該指定位置から離れるに従って徐々に
小さくなる誘導雷圧V  −V8が発生する。第21図
において、横軸は検出線750a〜750hの位とをそ
れぞれ×1〜X8とするX方向の座標位置を示し、縦軸
は電圧値を示している。
一方、この時、前記同様に電子計算機8より演算処理回
路902に測定開始の命令信号を送出すると、該演算処
理回路902は出力バッファ903を介してマルチプレ
クサ780へυ1b11信号を送り、X方向の検出線7
50a〜750hの誘導電圧を増幅器904へ順次入力
する。前記各誘導Yi圧は増幅器904で増幅され、検
波器905で整流されて上流電圧に変換され、更にアナ
ログ−デジタル(A/D)変換器906にてデジタル値
に変換され、入力バッファ907を介して演算処理回路
902に送出される。
演算処理回路902では前記各誘導電圧(デジタル値)
をメモリ908に一時記憶し、これらよりX方向の座標
値X、を求める。
座標値X、の算出方法は種々考えられるが、前記誘導電
圧が入力ペン3M下の電圧を極大値としてその両側で減
少している点に着目して、該極大値付近の誘導電圧に近
似する函数を求め、その函数の極大値の座標として座標
値x3、を求める方法がある。ここで、例えば、各検出
線750 a〜750hの間隔をΔXとし、第21図に
おいて座標X から座標×5までを2次函数(図中、実
線で示す)で近似すると、次のようにして尊出すること
ができる。
まず、各検出線の電圧と座標値より、 V3−a (x3−x、)  +b   ・−−−−−
(1)v4= a <xp、  x、 >  + b 
  ”・・=(2)V5−a (x5−x、)  +b
   −−−−−−(3)となる。ここで、a、bは定
数(a<O)である。
また、 X4  X3=ΔX        ・・・・・・(4
)X5−X3−2Δx        −−−−・−(
5)となる。(4)、 (5)式を(2)、(3)式に
代入して整理すると、 x  =x3+ Ax/2 ((3V3−4V4+■ 
)/(■3−2V4+■5)) ・・・・・・(6) となる。従って、前記(6)式に検出線750C。
ysod、  750eにM起するffi圧V3.V4
.V、、、および検出線750Cの座標値×3 (既知
)を代入し演算することにより、X座標位置 を求める
ことができる。
演算処理回路902は、まず前記各誘導電圧の中より極
大値(ここでは最大の電圧値)を有する誘導電圧V、を
検出する。ざらに演算処理回路902はメモリ908内
より前記誘導電圧vkと、その前後の誘導電圧v  、
■  を取り出し、こに−1k+1 れらをそれぞれ前記(6)式における電圧v3゜V4.
V5として(6)式の演算処理を行ない、X座標位置、
を求める。
次に演算処理回路902は出力バッファ903を介して
マルチプレクサ190に制御信号を送り、Y方向の検出
線7708〜770hの誘導電圧を順次入力し、前述と
h1様の処理を行ないY座標値y、を求める。
このようにして求められたデジタル値のXおよびY座標
値は、−口、メモリ908に記憶され、電子訂口811
8に送出されるが、前記測定開始を示す信号が出されて
いる間、上述したような測定および演算が所定時間毎に
繰返され、その値は更新される。
電子計算機8では、前記同様、該XおよびY座標値をタ
ッチパネル制御回路6に送出するとともに、必要に応じ
て液晶ディスプレイパネル制御回路7に送出し、液晶デ
ィスプレイパネル40に表示させる。また、前述したよ
うにタッチパネル60およびタッチパネル制御回路6か
らタイミング信号が送出されると、その時点でのXおよ
びY座標値を指定座標値として入力する。
第22図は駆動電流119i901の具体例を示すもの
である。同図において、901a!(を積分回路であり
、演算処理回路902のクロックパルス(またはこれを
分周したパルス)を入力信号とし、これを積分し、三角
波信号に変換する。901bはバンドパスフィルタであ
り、前記三角波信号を正弦波信号に変換する。901C
はパワードライバであり、オペアンプと電流増幅器とか
らなっており、前記正弦波(i号を電流増幅して励1i
ft線740a〜7401゜760a〜7601へ送出
する。なお、基準(入力)信号にクロックパルスを用い
たのはタブレット制御回路9と同期をとるためである。
なお、実施例中の磁性体、励磁線および検出線の本数は
一例であり、これに限定されないことはいうまでもない
。まlζ検出線の間隔は2〜6am+程度であれば比較
的精度良く位置検出ができることが実験により確かめら
れている。また、位買指定用磁気発生器も棒磁石に限定
されることはなく、板、リング、角体等でもよく、ある
いは電磁石でもよい。
前記実施例において、平面型ディスプレイとして液晶デ
ィスプレイパネルを用いたが、これに限定されることな
く、プラズマディスプレイパネル、ELディスプレイパ
ネル等を用いても良い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、タッチパネルを、
そのドツトスペーサの位置のほぼ中間の部位に設けた多
数のスペーサを介してタブレット上に重ね合せたため、
ドツトスペーサの真上を押圧した場合でも該ドツトスペ
ーサの周囲の部分で電極同士が接触し、従って、タッチ
パネルのどの位置を押圧してもタイミング信号を取出す
ことができ、これにより磁気発生器のみを備えた入力ベ
ンを使用して、通常の筆記具のように自然な感覚で操作
でき、また、ディスプレイパネルを設けたものによれば
、入力した文字や図形を表示させながら操作できる等の
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の入力装置の一実施例における基本的構
成を示す斜視図、第2図は入出カバネル1の概略構成を
示す一部省略拡大断面図、第3図は制御装置2の概略構
成を示すブロック図、第4図は入力ベン3の断面図、第
5図はタブレット10の構造を示す平面図、第6図は第
5図Vl−VI線に沿う断面図、第7図は磁気バイアス
対電気機械結合係数の特性図、第8図はタブレット1l
Jt11回路5のブロック図、第9図はX方向第2コイ
ル16に発生する誘導起電力の時間的変化の一例を示す
線図、第10図はタッチパネル60の主要部の分解斜視
図、第11図はタッチパネル60の拡大斜視図、第12
図はタッチパネル60の要部断面図、第13図はドツト
スペーサの位置関係を示す図、第14図はタッチパネル
上の入力ベン3を持つ手並びに他方の手と入力ベン3の
ペン先の位置との関係を示す説明図、第15図(a)(
b)は電極が接触した時のよう寸を示1′要部断面図、
第16図はタッチパネル制御回路6のブロック図、第1
7図は本発明の第2の実施例を示す概略斜視図、第18
図は他のタブレット70の具体的な構造を承り図、第1
9図は他のタブレットit、1Jt11回路9のブロッ
ク図、第20図は磁気バイアス対11a率の特性図、第
21図はX方向の各検出線に発生する誘導電圧の一例を
示すグラフ、第22図は駆llJ電流源901の具体例
を示す電気回路図である。 1・・・入出カバネル、2・・・υItXl装誼、3・
・・入力ベン、4・・・電源装置、5・・・タブレット
制御回路、6・・・タッチパネル制御回路、7・・・液
晶ディスプレイパネルυ制御回路、10・・・タブレッ
ト、40・・・液晶ディスプレイパネル、60・・・タ
ッチパネル。 特許出願人  株式会社 ワコム 代理人弁理上  古 1)精 孝 第2図 20        1LJ 第4図 第5図 第6図 11   It)           12第7図 第9図 第8図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 (a) (b) 第17図 第19図 ニー −−−m−」

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定常的な磁場を発生する磁気発生器で指定された
    タブレット上の位置を検出する位置検出装置において、 表面に電極を設けた一対の可撓性板材を、該電極同士が
    対向するよう複数のドットスペーサを挟んで重ね合せた
    タッチパネルを、前記ドットスペーサの位置のほぼ中間
    の部位に設けた多数のスペーサを介して前記タブレット
    上に重ね合せ、該タッチパネルに磁気発生器が接触した
    タイミングを検出するタイミング検出手段を設けたこと
    を特徴とする位置検出装置。
  2. (2)タッチパネルの電極をスイッチマトリクス構成と
    するとともに、該タッチパネル中の位置検出された座標
    付近のスイッチを選択し、該スイッチに前記磁気発生器
    が接触したタイミングを検出するようになしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の位置検出装置。
  3. (3)タッチパネルを支持するスペーサとして、ドット
    スペーサを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の位置検出装置。
  4. (4)定常的な磁場を発生する磁気発生器で指定された
    タブレット上の位置を検出する位置検出装置において、 前記タブレット上に平面型のディスプレイパネルを重ね
    合せ、 さらにその上に、表面に電極を設けた一対の可撓性板材
    を、該電極同士が対向するよう複数のドットスペーサを
    挟んで重ね合せた透光性のタッチパネルを、前記ドット
    スペーサの位置のほぼ中間の部位に設けた多数のスペー
    サを介して重ね合せ、 該タッチパネルに磁気発生器が接触したタイミングを検
    出するタイミング検出手段を設けたことを特徴とする位
    置検出装置。
  5. (5)タッチパネルの電極をスイッチマトリクス構成と
    するとともに、該タッチパネル中の位置検出された座標
    付近のスイッチを選択し、該スイッチに前記磁気発生器
    が接触したタイミングを検出するようになしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の位置検出装置。
  6. (6)タッチパネルとディスプレイパネルとを一体化し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第4項又は第5項記
    載の位置検出装置。
  7. (7)タッチパネルを支持するスペーサとして、ドット
    スペーサを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第4
    項乃至第6項いずれか1項記載の位置検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7259809B2 (en) 2000-12-23 2007-08-21 Siemens Aktiengesellschaft Display with an electrically conducting layer
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