JPS62249111A - 耐放射性イメ−ジフアイバ - Google Patents

耐放射性イメ−ジフアイバ

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Publication number
JPS62249111A
JPS62249111A JP61091225A JP9122586A JPS62249111A JP S62249111 A JPS62249111 A JP S62249111A JP 61091225 A JP61091225 A JP 61091225A JP 9122586 A JP9122586 A JP 9122586A JP S62249111 A JPS62249111 A JP S62249111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
refractive index
clad
radiation
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP61091225A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Chigusa
佳樹 千種
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP61091225A priority Critical patent/JPS62249111A/ja
Publication of JPS62249111A publication Critical patent/JPS62249111A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 この発明は、放射線環境下の使用にあっても光伝送損失
増加量が少く、かつ画像コントラストの高いイメージフ
ァイバに関するものである。
〈技術的背景〉 従来から、放射線雰囲気の環境で使用するイメージファ
イバは、コア部を石英ガラスで構成し、クラッドは弗素
を添加した石英ガラスで構成することが放射線被曝によ
る伝送損失増を最小に抑えることができる最善の方法と
考えられていた。
放射線環境下におけるイメージファイバの伝送損失増の
原因は、コア部を構成する石英ガラスの5i−−−−−
9i、 5i−0・・・で表わされる結合欠陥に、放射
線被曝によって叩き出された電子や正孔が捕獲され着色
中心ができるためと考えられている。その他にも、もと
もと石英ガラス中に含まれておった不純物によって生じ
る着色中心が原因になっている場合もあった。
このような理由から放射線環境下で使用しようとするイ
メージファイバは、コア部を純粋石英でつくり、クラッ
ドは弗素を均一に添加した石英ガラスで構成すべきもの
とされていた、つまり、従来、放射線環境下で使用する
イメージファイバは、構成部材である各光ファイバのコ
ア部1,1.・・・を純粋石英で、クラッド2.2.・
・・は弗素添加濃度が均一に分布し屈折率分布が均一な
石英ガラスで作ったステップインデックス型屈折率構造
のものを複数本、互いに近接配列してマルチコア構造に
構成しておった(第3図参照、)、ただし、各光ファイ
バのコア部1の屈折率n1とクラッド2の屈折率n2と
の開発  コア部屈折率nlに対するコア・クラッド間
屈折率差(nl−n2)比、つまり比屈折率差(n l
 −127) fe 1%程度にすべきものとnl されておった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、前述した従来形耐放射性イメージファイバを使
用すると、各光フアイバ内を伝搬する光は全反射を繰り
返しながらコア部内を伝搬するときの電界分布を考える
と、クラッドへもしみ出し、第4図に示すように隣接す
るコア部1.1.・・・で光出力のカップリングbを生
じ、画像コントラストを低下させる欠点があった。
この発明は、このような従来形耐放射性イメージファイ
バにおける欠点を除去すべくなされたものであって、放
射線雰囲気下の環境においても伝送損失増が生ぜず、か
つ画像コントラストの高いイメージファイバを提供しよ
うとするものである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは上述の目的を達成すべく種々研究を重ねた
結果、純粋石英で構成したコア部外周をクラッドで被覆
した光ファイバはコア部に対するコア・クラッド間平均
比屈折率差を少くとも1%にし、かつコア部中心からコ
ア・クラッド境界に至る屈折率を漸次減少するようにす
ると、放射線被曝による伝送損失増が少く、コア部から
の光しみ出しが少くなることを発見し、この発明を完成
することができた。
すなわち、この発明は純粋石英で構成されたコア部外周
をクラッドで被覆した光ファイバを複数本、互いに近接
配列してマルチコア構造にした耐放射性イメージファイ
バにおいて、各光ファイバのコア部とクラッドの平均比
屈折率差を少くとも1%にすると共にコア部中心からコ
ア・クラッド境界面に至る屈折率が漸次減少するように
構成したことを特徴とするものである。
く作   用〉 以上のような構成になっているから光ファイバの屈折率
分布構造は完全ステップインデックス形からややくずれ
第1図の曲線aに示すプロフィルをもつが、コア・クラ
ッド境界近傍に向けて屈折率がコア部中心より小さくな
る屈折率分布構造のためクラッド側へしみ出る高次モー
ドを減少させることができる。
この結果、第2図に示すようにクラッド2へのしみ出し
光の分布dは減少し、光カップリングによるコア部の画
像コントラストの低下を軽減できるようになる。
また、コア部におけるコア番クラッド境界近傍の屈折率
を漸次減少させるため、コア部を構成する純粋石英に屈
折率制御添加剤例えば弗素を添加しても、その影響はコ
ア争クラッド境界近傍だけであるからコア部を伝搬する
光の伝送損失増に及ぼす影響は殆んど無視できる程度で
ある。
く実 施 例〉 つぎに、実施例および比較例に基づいてこの発明をより
具体的に説明する。
(実施例1〜2) 先ず、純粋石英で作った径d (30mm)の円柱状ロ
ッドを準備し、このロッド周面から外O〜3.9 wt
%添加し、屈折率が外周に向って漸次域する屈折率分布
構造のコアを形成する。
次いで、得られたコア外周を、コア・クララド間屈折率
差がコアの屈折率に対し1.18%の石英ガラスでクラ
ッド被覆し、形状指数(α)が11.0の光フアイバプ
リフォームを作製し、これを125gmに線引したイメ
ージファイバ用素線を5000本作製した。
そして、このような光フアイバ5000本を。
その側面を互いに密接するように束ねマルチコア構造の
5000画素イメージファイバを作製した (得られた
5000画素イメージファイバ試料をN011とする)
また、上記No、1と同様の方法で、コアロッ弗素をO
〜3.9 wt%添加し、屈折率がコア外周に向って漸
次減少する屈折率分布構造のコアを形成した後、得られ
たコア外周をコア・クラッド間屈折率差がコア屈折率に
対し1.1%の石英ガラスでクラッドをつくり、形状指
数(α)が20の光フアイバ5000本を作製した。そ
して得られた光フアイバ5000木の側面を密接させて
束ね、500G画素のイメージファイバを作製した(得
られた5000画素イメージファイバ試料をNO12と
する)。
(比 較 例) 純粋石英の外周を弗素を均一にドープし、屈折率分布が
均一の石英ガラスロッド (コア・クラッド間比屈折率
差1%)でクラッド被覆した光ファイバを5000本作
製した後、これらの光ファイバの側面が互いに密接する
ようにして束ね、5000画素イメージファイバを作っ
た。この5000画素イメージファイバをNo、3と名
付ける。
(特性試験) 次に、実施例1〜2および比較例により得られた各50
00画素イメージファイバNo、1゜No、2およびN
o、3の画像特性および耐放射性特性について試験した
結果を、下記表−1に示す。
ただし、表−1中tf) M T F (Modula
tiontarnsfer function)特性は
空間周波数をOILp1層層のMTF値を1とし、これ
と比較したときの値が50%低下時の空間周波数を■当
りのIPで示した。また、耐放射性特性は試料の光伝送
出力が受像側で何%減少するかを。
試料イメージファイバをγ線に曝す前と10’レントゲ
ンのγ線に!時間波S後の値か一一何dB/km違うか
で示した。
表−1 表−1の結果から、ステップインデックス形の耐放射性
イメージファイバのMTF50%低下が1OJLp/m
sであるのに対し、α値11.0のNo、1. α値2
0(7)NO,2は50Jlp/am テあり特性が大
いに改善され、しかも放射線被曝による伝送損失増は極
めて少いことが確認された。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように、本発明の耐放射性イメ
ージファイバはクラッドへの兜のしみ出しを減少させる
ため、隣接コア間の光カップリングが小さく、画像コン
トラストが向上し、また耐放射性特性にも難点がなく、
放射線環境下でも高解像度のイメージファイバとして利
用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の耐放射性イメージファイバの屈折率分
布構造の説明図、第2図は本発明の耐放射性イメージフ
ァイバにおけるコア内伝送光の光出力分布と屈折率分布
構造を示す説明図、第3図は従来の耐放射性イメージフ
ァイバの屈折率分布構造図、MS4図は従来の耐放射性
イメージファイバにおけるコア内伝送光の光出力分布と
屈折率分布構造の関係を示す説明図である。 図 面 中、  1・・・コア部、 2・・・クラッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 純粋石英で構成されたコア部外周をクラッドで被覆した
    光ファイバを複数本、互いに近接配列してマルチコア構
    造にした耐放射性イメージファイバにおいて、各光ファ
    イバのコア部とクラッドの平均比屈折率差を少くとも1
    %にすると共に、コア部中心からコア・クラッド境界面
    に至る屈折率が漸次減少するように構成したことを特徴
    とする耐放射性イメージファイバ。
JP61091225A 1986-04-22 1986-04-22 耐放射性イメ−ジフアイバ Pending JPS62249111A (ja)

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ID=14020479

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JP (1) JPS62249111A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0580222A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Fujikura Ltd イメージフアイバ
EP1918743A1 (en) * 2006-11-06 2008-05-07 Fujikura, Ltd. Multi-core fiber

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0580222A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Fujikura Ltd イメージフアイバ
EP1918743A1 (en) * 2006-11-06 2008-05-07 Fujikura, Ltd. Multi-core fiber
US7418178B2 (en) 2006-11-06 2008-08-26 Fujikura Ltd. Multi-core fiber

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