JPS62248932A - 電気こたつ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で冬期に暖をとる電気こたつに関す
るものである０ 従来の技術 従来の電気こたつのこたつ内の湿度の制御は次の通りで
あった。まず、ヒーターや送風装置等から成る発熱体ユ
ニットは、やぐらの裏面中央部に装着されているのが一
般的だが、この発熱体ユニットの中に温度センサーを設
置し、こたつ内の温度をこの温度センサーで見張り、ヒ
ーターを制御して好みの設定した温度に保持していたＯ
この湿度センサーと相関したヒーターの制御装置として
は、サーモスタットを用いて直接ヒーターへの通電を制
御するものや、半導体式のセンサーで温度をひろい９位
相制御方式等の電子回路によってヒーターへの入力を制
御するもの等であった。その他の風量の制御による方式
等があるが。

位相制御方式で、ある温度目盛に設定して、スイ６Ｐ ノチを入れてからのこたつ内の温度変化とヒーターの出
力変化を見ると、どれの方式も第２図に代表される点線
に示すような湿度あるいは出力特性の様になっていた。

すなわち、スイッチを入れると、ヒーターや送風装置が
働き、こたつ内の温度が上がり、やがて好みの設定温度
に達すると、制御装置でヒーターへの入力を制御して、
こたつ内の温度を以後一定に保つように働くものであっ
た。

発明が解決しようとする問題点 前記の様な従来の技術では、電気こたつの温度は、スイ
ッチを入れてから好み設定温度まで暖まった後は、その
設定温度を維持しつづける機能をもったものであった。

そのため、こたつに採暖している人の有無を問わず、こ
たつ内の湿度をいつまでも設定温度にしてしまうもので
あった。

従って、常に採暖する人が入っているならばよいのだが
１日常生活では、採暖者なしでも設定目盛の湿度を保持
しつづけているチャンスが少くない。特に高目の温度に
設定している時等は、採暖者がいる時は暖かくて快適な
ものの採暖者がいない時に高い湿度を維持しているとい
う事は、電気代がかかり、エネルギーロスでもあり、ま
た高温という事は、安全性や、各部品の寿命を短くする
等の悪影響の出るものであった。

問題点を解決するための手段 従来例に見る問題点を解決するために、送風装置による
発熱体ユニットを下部に有するこたつ内に採暖者がいな
い時やこたつの中で寝こんで全く動かなくなった時等の
場合には、この風路を流れる空気の温度が設定された温
度で一定であり、この湿度に相関するヒーターの出力も
同様に一定となり、採暖者がこたつ内に出入りしたり中
で動いたりした時等の場合には、この風路を流れる空気
の湿度と、ヒーターの出力が変化する特性になる点に注
目し、ヒーターの出力及びこたつ内温度を温度センサー
を介して電気的に監視し、このヒーターの出力が定格出
力よりも絞られた出力で、一定出力あるいはこたつ内湿
度が設定した湿度に飽和した状態を保持しているか、変
化している不安Ｐ 定な出力あるいは温度の状態になっているかを判定し、
定格出力よりも絞られた一定出力あるいは一定温度を一
定時間保持している状態の時には。

こたつ湿度を若干下げる制御をし、定格出力よりも絞ら
れた一定出力あるいは一定温度状態から急に不安定な出
力あるいは湿度の変化状態になった時には１本来の設定
こたつ湿度にもどす制御をする制御装置を設けた事によ
って解決するものである０ 作　　用 上記構成によって、採暖者の有無をキャッチし。

こたつ温度をさらに制御するものであるが、その作用は
次の通りである。

電源を投入すると、ヒーターに通電され、こたつ内が暖
まり、湿度センサーでその温度を見張り。

設定した温度になするとヒーターを制御して設定温度に
一定に保つべくコントロールする。

ここで、こたつ内の空気は送風装置によって発熱体ユニ
ットの中に吸込まれ、内部を風路としてやがて吹出され
るので、こたつ内の空気はかくはＰ んされてこたつ内の温度むらをなくする。

この時、温度センサーを風路中にさらには、特に吸込の
風路に設置することによって、こたつ内の温度を適格に
かつより敏感に検知するようになる。

すなわち、風路に設けた温度センサーの検出するこたつ
内温度が一定の状態にあるか、上昇中だったり、下降中
だったり、上下に変化していたりした不安定な状態にあ
るか、あるいはヒーターの出力の状態を判断して、こた
つ内の温度を設定温度に保つか設定温度より下げるか、
設定湿度まで上げるかのコントロールをさせようとする
ものである。

これによって、採暖者がいない時には、こたつの温度が
やがて設定温度で一定となるので、これに相関するヒー
ターの出力も定格出力よりも絞られて一定となるので、
設定温度より下げる等の制御をして、設定温度よりもぬ
るく制御し、さらに採暖者がこたつ内に出入りしたり、
採暖してこたつ内で動いたりしている時には、こたつ内
湿度が７Ｐ 下がったり不安定となる事によって、これに相関するヒ
ーターの出力も不安定となって、これらの変化状態を感
知して、設定温度を保つ様に制御する。

実施例 本発明の一実施例を以下図面により説明する。

１は棒状の石英管より成るランプ状のヒーターで、ファ
ン３とモーター４とから成る送風装置２の両側に形成し
ている。５は湿度センサーで、こたつ内の湿度をキャッ
チし、ヒーター１を制御するための信号源であり、ヒー
ター１や送風装置２や温度センサー５等から成る発熱体
ユニットＺ内の吸込口６１部分の風路６に設けられてい
る。発熱体ユニット７の下面に有するガード６３の中央
部には吸込口６１を設け、ガード６３の外周には吹出口
６２を設けである。８は四隅に脚を設けたやぐらで。

その中央裏面には９発熱体ユニント７を装着している。

（イ）は送風装置２による発熱体ユニット７部分の空気
の流れを示すものである。８１はふとんで。

−）はこたつとして動作中のこたつ内での空気の流れを
示す。９は制御コントローラーで、温度センサー５から
の信号で、こたつ内温間を設定すべくヒーター１を制御
する制御装置１１を具備するものである。

前記構成Ｇこ於る作用を次に説明する。

温度センサー５を利用したこたつ内の温度の制御は次の
通りである。第２図に図示の様に、こたつのヒーター１
に通電すると、こたつ温度は上昇し、やがて設定した温
度になる。これとともに。

ヒーターの出力も除々に絞られて低い出力になる。

さらにこたつ内温間あるいはヒーター１の出力状態が一
定した温度あるいは定格出力よりも絞られた一定出力を
保っているか、変化している不安定な状態になっている
かを、外部の制御コントローラー９内のカレントトラン
スの二次側電圧チェックあるいは湿度チェック等の機能
を有する制御装置１１により判別し９例えばヒーター１
の定格出力よりも絞られた出力あるいはこたつ内温間の
状態が一定であれば当初設定した湿度よりも低い温度に
下げる様な湿度制御をする。

Ｐ ここで自動的に制御されて当初設定した温度よりも低い
湿度に下げられて安定した状態において。

例えば人がふとんをあけてこたつに入ってきたりして採
暖した時、こたつ内の温度が不安定になるので、これに
相関するヒーター１の出力状態も不安定Ｇこなり、この
様な不安定な状態が生じたら。

制御装置１１によって採暖者がいると判別し、制御前の
当初設定した温度に、こたつ温度をもどす湿度制御をす
る。

発明の効果 本発明Ｇこよれば、従来の様しこ、こたつの湿度制御は
、常に一定湿度を保持すべく制御する方式に対して、こ
たつに通電するヒーターの出力が定格出力よりも絞られ
て一定出力あるいはこたつ内温間が一定湿度の状態か否
かの判別によってさらにこたつ温度を制御する。

こたつ内温間を設定温度に保ち、採暖中の暖かさについ
ては、従来と同一であるが１人が入っていなくて、すで
にこたつ内温間が設定温度あるいはヒーター出力が定格
出力よりも絞られた一定出０Ｐ 力を一定時間保持している時は、こたつ温度を下げてし
まうので９人が入っていない時に、むだな電力を用いて
高温を保持する必要がないので、省エネとなる。

さらに１人がいない時は、自動的シここたつ温度を下げ
るので安全であり、切り忘れた時等に有利な機能となる
等有益なものである。

また９人が入っていなくて自動的にこたつｉ′Ｍ度が下
がっている時に、採暖しようとする人がこたつに入った
場合には、その採暖の動作によって。

こたつ内の湿度が乱れて、すなわちヒーターの出力状態
も乱れて、それを制御装置で判別し、この様に不安定な
こたつ内温間あるいはヒーターの出力状態になった時に
は１元の設定した温度にもどすことによって、採暖しよ
うとした人が、温度設定することなく、採暖者がこたつ
に入れば自動的に元の設定した温度にもどって、快適な
温度になるという便利な制御装置を提供するものである
。

また、採暖者の有無を判別する特性として、ｉ２；！度
センサーで適格シこキャッチするこたつ内の温度１１Ｐ と、制御回路によって位相制御されて、はぼ連続的に変
化する出力という二つの特性を見張っているので、採暖
者の有無の判別が正確になる。

さらに、この二つの特性を見張ることによって。

有無の判別がスピードアップでき、一つの特性をじっく
りと判別するなどせずに９時々刻々と判別を可能にする
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気こたつの要部断面
図、第２図は従来例及び本発明の一実施例を示す電気こ
たつの温度及び出力の特性図、第３図は本発明の一実施
例の全体を示す電気こたつの要部断面図である。 １・・・ヒーター、　　　　　２・・・送風装置。 ５・・・温度センサー、　　　７・・・発熱体ユニット
。 １１・・・制御装置・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送風装置（２）とヒーター（１）とこたつ内温度をキャ
   ッチする温度センサー（５）とから成る発熱体ユニット
   （７）と、温度センサー（５）の信号を入力して温度制
   御をする制御装置（１１）とで構成する電気こたつにお
   いて、ヒーター（１）の出力及びこたつ内温度を温度セ
   ンサー（５）を介して電気的に監視し、このヒーター（
   １）の出力が定格出力よりも絞られた出力で、一定出力
   あるいはこたつ内温度が設定した温度に飽和した状態を
   保持しているか、変化している不安定な出力あるいは温
   度の状態になっているかを判定し、定格出力よりも絞ら
   れた一定出力あるいは一定温度を一定時間保持している
   状態の時には、こたつ温度を若干下げる制御をし、定格
   出力よりも絞られた一定出力あるいは一定温度状態から
   急に不安定な出力あるいは温度の変化状態になった時に
   は、本来の設定こたつ温度にもどす制御をする制御装置
   （１１）を具備した事を特徴とする電気こたつ。