JPS62134459A - 電気こたつ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で冬期に暖をとる電気こたつに関す
るものである。

従来の技術 従来の電気こたつの、こたつ内の温度の制御は次の通り
であった。まず、ヒーターや送風装置等から成る発熱体
ユニットは、やぐらの裏面中央部に装着されているのが
一般的だが、この発熱体ユニットの中に温度センサーを
設置し、こたつ内の温度をこの温度センサーで見張り、
ヒーターの通電量を制御して好みの設□定した温度に保
持していた。この温度センサーと通電量の制御装置とし
ては、サーモスタットを用いて直接ヒーターの通電を制
御するものや、半導体式のセンサーで温度をひろい、電
子回路によってヒーターへの通電量を制御するもの等で
あった。その他の風量の制御へよる方式等があるが、あ
る温度目盛に設定してスイッチを入れてからのこたつ内
の温度変化を見ると、どれの方式も第２図に代表される
点線に示すような温度特性の様になっていた。

すなわち、スイッチを入れるとヒーターや送風装置が働
き、こたつ内の温度が上がり９．やがて好みの設定温度
に達、すると、温度センサーでヒーターへの通電量を制
御して、こたつ内の温度を以後一定に保つように働くも
のであった。

発明が解決しようとする問題点 前記の様な従来の技術では、電気こたつの温度はスイッ
チを入れてから好み設定温度まで暖まった後は、その設
定温度を維持しつづける機能をもったものであった。そ
のため、こたつに採暖している人の有無を問わず、こた
つ内の温度をいつまでも設定温度にしてしまうものであ
った。

従って、常に採暖する人が入っているならばよいのだが
日常生活では、採暖者なしでも設定目盛の温度を保持し
つづけているチャンスが少くない。

特に高目の温度に設定している時等は、採暖者がいる時
は暖かくて快適なものの採暖者がいない時に高い温度を
維持しているという事は、電気代がかかり、エネルギー
ロスでもあり、また高温という事は、安全性や各部品の
寿命を短くする等の悪影響の出るものであった。

問題点を解決するための手段 従来例に見る問題点を解決するために、送風装置による
発熱体ユニット内を下部に有するこたつ内に採暖者がい
ない時やこたつの中で寝こんで全く動かなくなった時等
の場合には、この風路を流れる空気の温度が一定であり
、採暖者がこたつ内に出入りしたり中で動いたりした時
等の場合には。

この風路を流れる空気の温度が変化する特性になる点に
注目し、一定温度なのか変化している不安定な温度なの
かによって、設定したこたつ内の温度を、維持するか変
化させて１例えば採暖者がいなければ、温度を下げる等
の制御を他の制御回路によって制御させる温度センサー
を発熱体ユニット内の風路の吸込口側に設けた事によっ
て解決するものである。

作用 上記構成によって、採暖者の有無をキャッチしこたつ温
度をさらに制御するものであるが、その作用は次の通り
である。

電源を投入すると、ヒーターに通電され、こたつ内が暖
まり、温度センサーでその温度を見張り。

設定した温度になるとヒーターの電力を制御して設定温
度に一定に保つべくコントロールする。

ここで、こたつ内の空気は送風装置によって発熱体ユニ
ットの中に吸込まれ、内部を風路としてやがて吹出され
るので、こたつ内の空気はかくはんされてこたつ内の温
度むらをなくする。

この時、温度センサーを特に吸込の風路に設置すること
によって、こたつ内の温度を適格にかつよシ敏感に検知
するようになる。

すなわち、風路の吸込口側に設けた温度センサーの温度
が一定温度状態にあるか、上昇中だったり、下降中だっ
たり上下に変化していたりした不安定な温度状態にある
かによって、これを別の制御回路部で判断して、こたつ
内の温度を設定温度に保つか、設定温度より下げるか、
設定温度まで上げるかのコントロールをさせようとする
ものである。

これによって採暖者がいない時には、こたつ温度は一定
であるので、設定温度より下げる等の制御をし、設定温
度よりもぬるく加熱中には変化中なので、設定温度まで
上げようと制御し、さらに採暖者がこたつ内に出入りし
たり、採暖してこたつ内で動いたりしている時には、風
路の吸込口側に設けた温度センサーが、風路を流れる空
気温度が不安定である事を感知して、設定温度を保つ様
に制御するものである。

実施例 本発明の一実施例を、以下図面により説明する。

１は棒状の石英管より成るランプ状のヒーターで、ファ
ン６とモーター４とから成る送風装置２の両側に形成し
ている。５は温度センサーで、こたつ内の温度をキャッ
チし、ヒーター１の電力を制御するための信号源であり
２発熱体ユニットＺ内の吸込口６１部分の風路乙に設け
られている。７はこれらのヒーター１や送風装置２や温
度センサー５等から成る発熱体ユニットで、ガード６３
の中央部には吸込口６１を設け、ガード６３の外周には
吹出口６２を設けである。８は、四隅に脚を設けたやぐ
らで、その中央裏面には発熱体ユニット７を装着してい
る。（イ）は送風装置２による発熱体ユニアト７部分の
空気の流れを示すものである。８１はふとんで、（ロ）
はこたつとして動作中のこたつ内での空気の流れを示す
。９は制御コントローラーで。

温度センサー５からの信号で２　こたつ内温度を設定す
べくヒーター１の通電量を制御するものである。

前記構成に於る作用を次に説明する。

温度センサー５を利用したこたつ内の温度の制御は２次
の通りである。第２図に図示の様に、こたつに通電する
とこたつ温度は上昇し、やがて設定した温度になる。さ
らに温度センサー５の温度状態が、一定した温度を保っ
ているか、変化している不安定な状態になっているかを
、外部の制御コントローラー９内の制御処理により１判
別し。

例えばこたつ内の温度が一定であれば、当初設定した温
度よりも低い温度に下げる様な制御をする。

ここで、温度センサー５の設置位置は２発熱体ユニント
７の中で最もこたつ内の温度を敏感にキヤツチできる場
所として、吸込口６１部分に近い吸込風路中に設けるこ
とによって、最も正確にこたつ温度を検知できる。

発明の効果 本発明によれば、従来の様に、こたつの温度制御は、常
に一定温度を保持すべく制御する方式に対して、こたつ
温度が一定温度状態か否かの判別によって、さらにこた
つ温度を制御する。

こたつ内温度を設定温度に保ち、採暖中の暖かさについ
ては、従来と同一であるが人が入っていなくて、すでに
こたつ内温度が設定温度を一定時間保持している時は、
こたつ温度を下げてしまうので１人が入っていない時に
、むだな電力を用いて高温を保持する必要がないので省
エネとなる。

さらに１人がいない時は、自動的にこたつ温度を下げる
ので安全であり、切り忘れた時等に有利第１図は本発明
の一実施例を示す電気こたつの要部断面図、第２図は従
来例及び本発明の一実施例を示す電気こたつの温度特性
図、第６図は本発明の一実施例の全体を示す電気こたつ
の要部断面図である。

１・・・ヒーター、　　２・・・送風装置。

５・・・温度センサー、　　６・・・風路。

６１・・・吸込口、　　　７・・・発熱体ユニット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送風装置（２）とヒーター（１）とを有する発熱体ユニ
   ット（７）と、前記発熱体ユニット（７）を下部に取付
   けてなるこたつ内温度の制御をするとともに、発熱体ユ
   ニット（７）の風路（６）に流れる空気温度が一定温度
   状態を保持しているか、不安定な温度になっているかに
   よってこたつ内の温度をさらに制御する温度センサー（
   ５）を発熱体ユニット（７）の風路（６）の吸込口（６
   １）側に設けた事を特徴とする電気こたつ。