JPS62248807A

JPS62248807A - タ−ビン建屋

Info

Publication number: JPS62248807A
Application number: JP61093827A
Authority: JP
Inventors: Yoshihisa Akata; 赤田　喜央; Masao Furuhira; 古平　正男
Original assignee: Toshiba Engineering Corp; Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Engineering Corp; Toshiba Corp
Priority date: 1986-04-23
Filing date: 1986-04-23
Publication date: 1987-10-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、原子力発電所などにおいてタービン、発電機
、湿分分離器などを収納するタービン建屋に係り、特に
タービンを分解して点検するのに好適なタービン建屋に
関する。

（従来の技術）まず、前述したタービン建屋の従来のものを第５図およ
び第″６図により説明する。

タービン建屋１内には、−例として高圧タービン２、複
数の低圧タービン３ならびに発電機４が同軸的に収納さ
れており、高圧タービン２および各低圧タービン３によ
り発電機４が駆動され発電されるようになつＣいる。ま
た、タービン建屋１内には、高圧タービン２、低圧ター
ビン３、発電１！ｉ４の上方を開放するために形成され
た開口６を備えｔｃタービン運運転床厚張設されている
。このタービン運転法５上には、高圧タービン２内で仕
事を終えた蒸気から湿分を除去して各低圧タービン３に
供給１゛るための一対の湿分分離器７，７が低圧タービ
ン３の側方に配設されている。この湿分分離器７の概念
としては湿分分離加熱器を含むものどりる。各湿分分離
器７の外周は、上部遮蔽板９を含む直方体形状の遮蔽ブ
ロック８にＪ：り被覆されている。

タービンｆ屋１内の上部には、開口６の長手方向に直交
する方向の桁１０が架設されており、この桁１０土を天
井クレーン１１が走行しうるようになっている。この天
井クレーン１１は、各タービン２，３および発電１１４
を分解して点検する際の部品移動のためのものであり、
これらの高圧タービン２、低圧タービン３および発電機
４を構成Ｊる主要な部品の大部分を天井クレーン１１に
Ｊ：り移動するようになっている。また、この天井クレ
ーン１１の最大吊り上げ重囲は、高圧タービン２、低圧
タービン３および発電機４を構成する部品のうち最大重
吊物により決定されるが、−例・として約２５０１の吊
り上げ能力を有している。さらに、この天井クレーン１
１の走行速度は、最大重吊物を移ｅづる際の速度により
決定される。

（発明が解決しようとする問題点）ところで、タービン２．３および発電機４の分解点検に
おいては、部品の移動時間が全体の分解点検時間に占め
る割合が非常に大ぎく、したがって部品の移動時間を短
縮することにより全体の分解点検時間も短縮できること
になる。

しかしながら、前述した天井クレーン１１のみで殆んど
部品を移動するのでは部品の移動に長時間を要すること
になる。しかもこの天井クレーン１１により移動される
部品の９０％以上は５を以下の軽量物であるため、２５
０ｔもの吊り上げ能力を有する天井クレーン１１により
軽量物を移動するのでは移動効率が悪い。

本発明は、このような点を考慮してなされたものであり
、部品移動時間を短縮してタービンおＪ：び発電機の分
解点検を効率よく行なえるようにしたタービン建屋を提
供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）本発明は、タービンの側方に湿分分離器が配設され、こ
の湿分分ｇｉｌｌ器上に上部遮蔽板が配設されているタ
ービン建屋であって、この湿分分離器の上部遮蔽板に′
ａ重機支持板を連設し、この揚重機支持板に軽量の部品
を移動しうる揚重機を設置したことを特徴としている。

（作　用）本発明によれば、小重量の部品を揚重機によっても移動
することができるので部品の移動効率が良く、部品移動
に要Ｊる時間を短縮することができ、タービンおよび発
電機の分解点検を効率よ（行なうことができる。

（実施例）以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。なお
、前述した従来のものと同一の構成については、図面中
に同一の符号を付し、その説明は省略する。

第１図および第２図は本発明の実施例を示すものであり
、各湿分分離器７の遮蔽ブロック８の上部遮蔽板９には
、低圧タービン３側に延在する揚土機支持板１２が遮蔽
ブロック８の長手方向の全域にわたっＣ突設されている
。この揚重機支持板１２の突出長さは、上方に臨む天１
１クレーン１１によるタービン２，３および発電機４の
部品の吊り上げを干渉しないような寸法とされている。

そして、各揚土機支持板１２の下面にはモルレール、ク
レーン等からなる揚重機１３が設置されており、揚重機
１３により揚土機支持板１２の長手方向に軽量の部品を
移動するようになっている。

前述した実施例によれば、タービン２，３および発電機
４の分解点検に際し、大重量の部品は天井クレーン１１
により移動し、その他の小重量の部品は揚重機１３によ
り移動することができるので、部品の移動効率を上げ、
その移動時間を短縮できる。これによりタービン２，３
および発電機４の分解点検の効率を向上させることがで
きる。

なお、揚土機支持板１２は、タービンミザイルの防御お
よびタービン２．３からの放射能遮蔽に役立つ。

第３図および第４図は本発明の他の実施例を示づもので
あり、タービン運転床５の上方には、遮蔽ブロック８の
上部遮蔽板９と同一面どなるように建屋床１／Ｉが張設
されており、この建屋床１／Ｉ上にタービン２，３およ
び発電機４の部品を載置しうるようになっている。そし
て、揚重機支持板１２は、上部遮蔽板９のみならず建屋
床１４の縁部に沿っても同様に連設されており、揚重機
支持板１２の広範囲の下面に沿って移動しうるように１
易重機１３が１没置されている。

このＪ：うな構成にＪ：れば、揚重機１３による部品の
移動範囲を前述した第１実施例Ｊ、り拡大り−ることが
でき、さらに効率よく部品の移動を行なうことができる
。Ｊ：た、タービン運転床５を部品載置のための補助ス
ペースにしたとしても、揚重機１３はこのタービン運転
床５にも到達可能なので、この場合にも効率のよい部品
の移動を行なうことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、湿分分離器の上
部遮蔽板に突設した揚重機支持板に設置した揚重機によ
って小重量の部品の移動を行なうことができるので、タ
ービンｄ３よび発電機の分解点検の際に部品の移動時間
を短縮することができ、分解点検を効率よく行なうこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るタービン建屋の実施例を示す要部
の縦断面図、第２図は第１図のタービン運転床の平面図
、第３図は本発明の他の実施例を示す第１図と同様の図
、第４図は第３図の建屋床の平面図、第５図は従来のタ
ービン建屋を示寸第１図と同様の図、第６図は第５図の
タービン運転床の平面図である。１・・・タービン建屋、２・・・高圧タービン、３・・
・低圧タービン、４・・・発電機、５・・・タービン運
転床、６・・・開口、７・・・湿分分離器、８・・・遮
蔽ブロック、９・・・上部遮蔽板、１０・・・桁、１１
・・・天井り１ノーン、１２・・・揚重機支持板、１３
・・・揚重機、１４・・・建屋床。出願人代理人　　佐　　藤　　−雄第１図第２目第３目第５図

Claims

【特許請求の範囲】１、タービンと、このタービンにより駆動される発電機
と、前記タービンの側方に配設された湿分分離器とを収
納し、この湿分分離器上には上部遮蔽板を配設してなる
タービン建屋において、前記上部遮蔽板に前記タービン
側に延在する揚重機支持板を突設し、この揚重機支持板
の下面に揚重機を設置したことを特徴とするタービン建
屋。２、前記上部遮蔽板に床板が連設され、この床板の下面
に前記揚重機が延在されている特許請求の範囲第１項記
載のタービン建屋。