JPS62247377A - デジタル像形成方法及びその現像剤 - Google Patents

デジタル像形成方法及びその現像剤

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JPS62247377A
JPS62247377A JP61091864A JP9186486A JPS62247377A JP S62247377 A JPS62247377 A JP S62247377A JP 61091864 A JP61091864 A JP 61091864A JP 9186486 A JP9186486 A JP 9186486A JP S62247377 A JPS62247377 A JP S62247377A
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color
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toner
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JP61091864A
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English (en)
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Shunji Matsuo
俊二 松尾
Akiyoshi Nagao
長尾 明美
Jiro Takahashi
高橋 次朗
Masakazu Fukuchi
真和 福地
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は多色像形成方法、特にデジタル方式による多色
像形成方法及びそれに用いられる現像剤に関する。
【従来の技術】
近年複写業界においてモノクロのコピーに代えてより情
報量の多いカラーコピーが要望されいる。 その理由としては、処理される原稿が多色グラフィック
画像であったり、無彩色の文書に有彩色の各種マークや
註釈がなされたものが多く、これらは色のMiHによっ
てその内容を識別する必要がある。 前記カラーコピーを得るものとしては、例えばゼロック
ス社のゼロックス6500、キャノン社のNP−カラー
T、リコー社のりコーカラ−5ooohlFのアナログ
方式の多色記録装置が知られている。 かかる多色記録装置における像形成プロセスとしては、
例えば感光体をコロナ帯電後に緑(G)フィルターを通
して原稿像を露光し、マゼンタ(M)現像fflで現像
し、得られたマゼンタ可視像を一旦複写紙上に転写する
6次に上記と同様にして青(B)フィルターを通して感
光体を露光しイエロー(Y)現像剤で現像後得られたイ
エロー可視像を前記の転写紙上にすでに転写されている
マゼンタ像に合わせて転写する。さらに赤(R)フィル
ターとシアン(C)現像剤を用いて上記と同様のプロセ
スを繰り返しシアン可視像を前の二つの像に合わせて転
写し、得られた三色像を定着して最終的にカラー複写画
像を得る。 即ち、この方法によれば、原稿像にBGR色分解を施し
、各色別に感光体に露光してMMC(必要に応じて黒)
現像を行い、転写ドラム上の転写紙に一色ずつトナー像
を重ねて転写しカラー複写画像を得るものである。 しかしながら上記アナログ方式の多色記録装置において
は、各色トナー像が像形成の度毎に転写 。 されるため、転写ずれが生じて転写後の多色トナー像の
解像力及びカラーバランスが不良となる等の問題がある
。又各色トナー像が重ね合されるため黒画像に有彩色ト
ナーが混色され、文書に要請される純黒表現が失われ、
かつ精度の高いレジストレージシンが困難であるため黒
am像等のシャープネスが失われる等の問題がある。 ところで近年フンピユータ用カラーCRT表示装置、ビ
デオテックス端末装置のようなカラー画像機器の普及に
伴って、かかる*iからデジタル方式で直接カラーコピ
ーを得る技術が検討されている。かかるデジタル方式に
おいでは、原稿を光走査して得られる光学情報を色分解
し、得られた色分解情報を光電変換及びA/D変換した
後、所定の方式に従って色分離し、得られる色信号に基
づいて例えばワイヤートッドマトリックス記録方式、イ
ンクジェット記録方式、熱啄写記録方式、静電記録方式
又は電子写真方式等の各種記録方式により多色像の形成
がなされる。かかるデジタル方式によれば黒の表現が色
混合によらず、他の有彩色と分離して純黒表現が可能と
なる。一般にオフィスカラーコピーにおいては黒線画を
含む場合が多く、該黒線画が色濁りがなく鮮明であるこ
とは常に要望されるいることである。 従来、前記デジタル方式の多色像形成方法としては、例
えば、昭和57年度電子通信学会総会において、日本電
信電話公社、横須賀電気直信研究所の田尻氏による[密
着イメージセンサ−による多色読み取り方式」と題した
研究報告、特開昭56−162755号公報、特開昭5
7−44825号公報及び特開昭56−144452号
公報等がある。 前記電子通信学会の研究報告には、原稿上の密着型イメ
ージセンサ−の側方に緑色LEDアレイ及び赤色LED
アレイを配置し、これら各色LEDアレイ光を原稿に投
射し、その反射光をイメーノセンサーで受光し、それぞ
れの画像信号を得る。 これらの画像信号はA/D変換後、演算回路で比較演算
して赤と黒の色信号に分離し、該信号を転写型2色記録
装置に出力して記録する技術が開示されている。 また、特開昭56−162755号公報では、黒画像と
該黒画像に対する注!、書きが赤と青で記入された原稿
が用いられた場合、まず黒画像を通常の感光体を用いた
電子写真方式による軒耳紙上に黒トナー像を形成してお
き、この上にデノタル複写方式により前記注意書さの部
分のみを複写して色トナー像を形成し、前記黒トナー像
に重ね合わせて転写することにより多色複写を行うよう
にしている。 なお−ヒ記デジタル複写においては、原稿からの反射光
を青及び赤のフィルターを用いて色分解し、得られる色
分解情報をイメージセンサ−を介して充電変換して各色
画像信号を得、これらをA/D変換変換算演算処理黒成
分を除去した赤又は青の記録信号をうる。この記録信号
を光信号に変換後、該光信号により前記感光体上に静電
像を形成した後、色トナーを含む現像剤で現像して色ト
ナー像を形成し、これを前記黒トナー像を担持した転写
紙1−に転写する。これらの像形成方法はインクジェッ
ト方式、ピン電極を用いた静電記録方式でもよい。 更に、特開昭57−44825号公報では、カラー原稿
からの光学情報を相異なる3分光特性を有する光電変換
手段を用い色分解して2種の色分解情報を得、これを光
電変換して各色画像信号を得、これを^/D変換後、演
算して前記各色画像信号の和をとり、その和信号がら輝
度を判別する。又別に前記各色画像信号の対数演算の差
をとり、その差の信号と前記和信号の組合せにより色相
を判別し、これら各判別手段からの信号をインクジェッ
トのヘッドに出力してカラー画像を記録するようにして
いる。 % ラl:又、f)f51!昭56−1444529 
公11ニハfi子Tli方式のカラープリンタが開示さ
れている。該プリンターによる像形成プロセスとしては
、ドラム状感光体上にコロナ帯電器により一様な帯電を
付与した後、第1の像露光を施こしてWP電像を形成し
、これを11の色トナーを収容した現像装置で反転現像
する0次いで第2の像露光、第2の色トナーにより、非
接触で反転現像及び第3の像露光、第3の色トナーによ
り、非接触で反転現像をくり返して感光体の1回転によ
り該感光体上に多色トナー像を形成し、これ転写後に一
度に転写するようにされる。この技術は例えばビデオ信
号により変調されたレーザービームを像露光とするデジ
タル方式のカラープリンターに適用可能な技術と判断さ
れる。 以上の公知技術において、デジタル信号により多色像を
形成する記録方法としては、前記したようにインクツエ
ツト、熱軒耳、静電記録等の各種の方法があるが、記録
速度、コスト、記録精度、保守管理の難易等の点から電
子写真方式が好ましν1 。
【発明が解決しようとする問題点】
以上のべたように、多色像形成方法としては、デジタル
方式でかつ電子写真方式とするのが望ましく、さらには
像形成体上に多色トナー像を形成し、これを一度に軒耳
材に転写する方法が好ましい、しかしながら前記従来技
術のような複数の像露光系と現像系を像形成体周辺に配
置して像形成体の1回軒により多色トナー像を形成する
場合は、多数の作像機器が近接していて構造が複雑かつ
高価なり非常に大型の装置となるという問題がある。 さらに又前記公知の電子写真方式においては、主として
キャリアとトナーから成る現像剤が用いられ、得られた
トナー像は加熱定着される。 しかしながら前記公報に記載されるような加熱により定
着を行うと、ややともすればドツト状のトナー像を構成
するトナー粒子が過熱されて互いに融着し、遷には隣接
するドツトが結合して解像力が失われるようになる。又
記録装置に定着用熱源を設けることは過大のエネルギー
を消費する点から、これを低減あるいは除去することは
当業者の念願とされていることである。 ■問題点を解決するための手段】 本発明者等は鋭意検討の結果、デジタル方式で前記定着
熱源を除去して像形成を行う像形成方法及び該像形成方
法に適する現像剤を見出し、本発明を完成するに至った
のである。
【発明の目的】
本発明の目的は、デジタル信号に基づく電子写真方式で
多色像を形成する際、画質の制御が容易であって、黒画
像の再現性にすぐれている外商解像力で色相鮮明な複写
画像をうろことができ、かつ消費電力が大中に改善され
た像形成方法及び該像形成方法に適する現像剤を提供す
ることにある。
【発明の構成】
上記目的を達成する本発明のデジタル像形成方法は、光
学情報を色分解して得られる複数の色分解情報をそれぞ
れ光電変換並びにデノタル変換し、得られる複数のデジ
タル信号から所定の色分離マツプに基づいて色分離を行
い色信号を出力する第1の工程と、該色信号を電光変換
し、得られる光信号を像形成体に書き込み静電像を形成
し、該静電像を圧力定着用現像剤で現像して前記色信号
に対応する色トナー像を形成する第2の工程とを有し、
少なくとも前記第2の工程と前記像形成体の回転とを複
数回繰り返して前記像形成体上に多色トナー像を形成し
た後、該多色トナー像を転写材に転写することを特徴と
するものである。 更に、本発明によるデジタル像形成用の現像剤は、光学
情報を色分解して得られる複数の色分解情報をそれぞれ
光電変換並びにデノタル変換し、得られる複数のデジタ
ル信号から所定の色分離マツプに基づいて色分離を行い
色信号を出力する第1の工程と、該色信号を電光変換し
、得られる光信号を像形成体にIFき込み静電像を形成
し、該静電像を現像剤で現像して前記色信号に対応する
色トナー像を形成する第2の工程とを有し、少なくとも
前記第2の工程と前記像形成体の回転とを複数回繰り返
して前記像形成体上に多色トナー像を形成した後、該多
色トナー像を転写材に転写する像形成方法に供される前
記現像剤が圧力定着用現像剤であることを特徴とするも
のである。
【作用】
発明の目的に含まれる効果の外、記ii装置の熱定着!
!置を除いたことによる余剰電力を例えば補助的な制御
器、記録器、演算器等に流用することができる等の利、
αがある。さらに又熱定着の際発生する記録紙の焦げ付
きや火災等の心配が排除され、かつ熱による像形成体の
疲労劣化が軽減される等の利点がある。又現像方法がト
ナーを飛翔させて現像する非接触現像とされた場合、多
色像形成を行う際、先に現像されたトナー像が後の現像
で損傷されるとか、隣接する現像装置からの異色のトナ
ーが混入して現像剤が汚染される等の弊害が防止され、
カラーバランスにすぐれた鮮明な画像が得られる。さら
に又現像方法が反啄現像とされた場合はトナーが露光部
にのみ付着するので、ドツト状の各色トナー像を重ね合
わせで形成するデジタル多色像形成に好適であり、しか
も、背景部にトナーが付着し難いため、トナー消費量が
少なくてすむ等の利点がある。 発明の詳細な説明 本発明の像形成方法においては、第1図の像形成システ
ムブロック図に示されるように、読み取り系と書き込み
系を含む画像処理部と、記録部とから成る。前記読みと
り系においては、カラー原稿を光走査して得られる光学
情報を例えばシアン(C)、レッド(R)の2種のフィ
ルター又はグイクロイックミラー、グイクロイックプリ
ズム等で2色に色分解するか、又はブルー°(B)、グ
リーン(G)、レッド(R)の3種のフィルター又はグ
イクロイックミラー、グイクロイックプリズム等の組合
せにより3色に色分解するかして色分解情報を得る。こ
の色分解情報はCODイメージセンサ−等の光電変換素
子によりそれぞれ光電変換して画像信号を得、さらにこ
れらをそれぞれA/D変換してデジタル信号とされる。 これらのデジタル信号は演算部において処理され、その
結果に基づいて色分離されて色信号が出力される。この
色信号は例えば光フアイバー管(OFT)、液晶(L 
CD )、発光ダイオード(L E D )、レーザ光
等、好ましくは半導体レーザ装置により電光変換されて
光信号とされる。この光信号は例えばZnO又はCds
¥?をバイング樹血中に分散した感光体、有機感光体、
セレン系感光体又はアモルファスシリコンもしくはアモ
ルファスデルマニウム感光体等の像形成体に書き込まれ
て静電像が形成される。 この静電像は前記色信号に対応する加圧定着性色トナー
を含有する現像剤により、例えば磁気ブラシ法、7T−
ブラシ法、パウダークラウド法等の現像方法で好ましく
は非接触現像法で現像され色トナー像が形成される。 以上説明した読み取り、書き込み及び記録を含む工程は
前記色分離された信号数繰り返されて、像形成体上に各
色トナー像が重ねられた多色トナー像が形成され、例え
ば静電軒耳粘着軒耳、又は押圧転写等の方法により軒耳
材に転写され、加圧により定着されるか、場合によって
は加圧により同時に転写定着される。 なお、本発明のデジタル像形成体方法においては、必ず
しも多色トナー像に限るものではなく、例えば愚、青又
は赤の単一トナー像を像形成体の一回松により形成し、
転写定着して黒、青又は赤画像を形成する場合も含まれ
る。 ここで、加圧定着用トナーを主成分とする現像11とし
ては、加圧定着用トナーのみから成る一成分系現像剤、
加圧定着用トナーとキャリアから成る二成分系現像剤が
あり、さらには前記加圧定着用トナーを磁性又は非磁性
の導電性トナー又は絶縁性トナーとすることができ、要
は加圧により定着されうるトナーを含む現像Mとされる
。 このような特性が付与された現像剤を用いて像形成を行
うことにより従来の熱定着性トナーを主成分と現像剤に
比して、定着工程の高速化、定着時の引火防止、エネル
ギー省力化の点で格段の改善が得られる。 前記加圧定着用トナーは、通常加圧定着性を付与する成
分と、トナーの物性を付与する成分とから構成され、前
記加圧定着性を付与する成分とは塑性変形能を有し加工
時粘着性を示すオリゴマー又はポリマーが用いられ、前
記トナーの物性を付与する成分としては、凝集温度が高
く剛性を有する高分子ポリマー又は熱硬化性ポリマーが
用いられる。 前記加圧定着性(粘着性)を付与する成分とじては、例
えばステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウ
リン酸、カプリン酸等の高級脂肪酸類、ステアリン酸ア
ルミニウム、ステアリン酸鉛、ステアリン酸バリウム、
ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、パルミ
チン酸亜鉛等の高級脂肪酸金属塩類、水添ヒマシ油、コ
コア脂、メチルヒドロキシステアレート、グリセロール
モノヒドロキシステ7レート等の高級脂肪酸誘導体、オ
クタデカンアミド、ヘキサデカンアミド、テトラデカン
アミド、ドデカン7ミド、デカンアミド、オクタンアミ
ド、ヘキサンアミド等の高級脂肪酸7ミド類、密ろう、
カルナウバろう、マイクロクリスタリンワックス等のワ
ックス類、ロジン、水添ロジン、ロジンエステル等のロ
ジンas体、乾性油型又は半乾性油型フルキト、ロジン
変性フルキト、フェノール変性アルキド、スチレン化ア
ルキド、エポキシ変性7エノール樹脂、天然樹脂変性7
エ/−ル樹脂、7ミノ樹脂、シリコーン側Lポリウレタ
ン、エリア樹脂、ポリエステル等の縮合系ポリマー、ア
クリル酸と長鎖アルキル7クリレートとの共重合オリゴ
マー、アクリル酸と長鎖フルキルメタクリレートとの共
重合オリゴマー、メタクリル酸と長鎖アルキル7クリレ
ートとの共重合オリゴマー、メタクリル酸とl*フルキ
ルメタクリレートとの共重合オリゴマー、スチレンと長
鎖アルキルアクリレートとの共重合オリゴマー、スチレ
ンと!に頷アルキルメタクリレートとの共重合オリゴマ
ー、ポリエチレン等のポリオレフィン、酸化ポリエチレ
ン、パラフィン、高級アルコール等のワックス類、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルキル
エーテル共f1体、j!水ママレイン酸基共重合体アス
ファルト、ギルツナイト等の石油系残査、インブチレン
ゴム、スチレン−ブタノエンゴム、ニトリルゴム、塩化
ゴム等のゴム類が挙げられ、前記重合体及びゴム類は低
分子量のものが用いられる。 次に前記トナーの物性を付与する成分としては、公知の
高分子ポリマー、樹脂類が使用可能であり、例えば、以
下のモノマー類から成る樹脂がある。 スチレン、P−クロルスチレン、P−ノメチルアミツ−
スチレンなどのスチレン及びその置換体;アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル
、メタクリルN、N−ツメチルアミ/エチルエステルな
どのアクリル酸あるいはメタクリル酸のエステル:*水
マレイン酸あるいは無水マレイン酸のハーフェステル、
ハーフアミドあるいはジエステルイミド、ビニルピリジ
ン、N−ビニルアセタ−ルなどの含窒素ビニル;ビニル
ホルマール、ビニルブチラールなどのビニルアセタール
;塩化ビニル、アクリロニトリル、酢酸ビニルなどのビ
ニルモ/マー;塩化ビニリデン、7ツ化ビニリデンなど
のビニリデンモノマー;エチレン、プロピレンなどのオ
レフィンモノマーである。また、ポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリスルホネート、ポリアミド、ポリウレ
タン、ポリウレア、エポキシ樹脂、ロノン、変成ロノン
、テルペン樹脂、7工7−ル樹m、m肪x又は脂環族炭
化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、メラミン樹脂、ポリフ
ェニレンオキサイドのようなポリエーテル樹脂あるいは
チオエーテル樹脂、などの単独重合体、あるいは共重合
体、もしくは混合物が使用できる。 次に本発明に係わる圧力定着用トナーを磁性トナーとす
るために添加される磁性体としては、例えば鉄、二・ン
ケル、コバルト等の金属粉、及びこれら金属の合金粉、
磁性酸化鉄、カルボニル鉄、フェライト等の微粒子又は
それらの混合物が挙げられる。なおこれらの磁性粒子の
粒径は1μ這以下が好ましい。 又、前記圧力定着用トナーをモノクロトナー又はカラー
トナーとするために添加される着色剤としては、 黒色染料又は顔料二カーポンプフック、7ニリンブラツ
ク、ランプブラック、 青色染料又は顔料ニアタロシアニンプル−、メチレンブ
ルー、ビクトリアプル  。 −、メチルバイオレット、アニ リンブルー、 赤色染料又は顔料:ローダミン6Gレーキ、フォラチン
ブレッド、ローズベンガ ル、ローダミンB1アリザリン レーキ等が挙げられる。 又、前記圧力定着用トナーを導電性トナーとする場合に
は添加される導電化剤としては、多色像形成を行う際鮮
明な色相のiiI像が得られるよう、透明無色又は白色
の物質を用いるのが好ましい。 かかる導電化剤としでは、4aアンモニウム塩、沃化銅
、沃化銀、酸化錫、酸化イソジウム、酸化錫イソジウム
、導電性酸化亜飴、導電性酸化チタン等がある。 前記各構成材料を用いて圧力定着用トナーを製造するに
は、前記各組成を混合、溶融、練肉、冷却、粉砕及び分
級し、必要により熱処理球形化して平均粒径1〜20μ
l好ましくは3〜15μ!のトナーをうる。又前記トナ
ーの物性を付与する高分子ポリマーを形成するためのモ
ノマー中に前記粘着性オリゴマー、着色剤その他必要に
より磁性体及び/又は導電化剤等を加えた液状体を攪拌
下に造粒重合してトナーを製造してもよい。 しかしながら上記製造方法により得られた圧力定着用ト
ナーはトナー粒子表面に粘着性成分の一部が露出しでい
るため、ブロッキングを生じ保存性が失われる等の欠貞
がある。そこで前記粘着性成分を芯材とし、前記物性に
すぐれた高分子ポリマーを該芯材に被覆して成るカプセ
ルトナーとするのが好ましい。 かかるカプセルトナーを製造するには例えば前記カプセ
ルトナーのカプセル被覆を形成するためのビニルモノマ
ーとその重合開始剤を含む溶液中に、前記着色剤その他
必要に応じて磁性体、導電化剤等を分散含有させた芯材
を分散させ、該分散液を水中で攪拌重合するin 5i
tu重合法により得られる。 又前記芯材用物質と、前記着色剤等と適量の熱加塑性ポ
リマーとを混合練肉したものを水溶性シリカを溶解した
水中に投入し高速回松下に造粒し、得られた芯粒子を乾
燥後、カプセル被覆用高分子ポリマーを有機溶剤に溶解
した溶液中に混合攪拌後、分離乾燥することによりカプ
セルトナーをうることができる。前記圧力定着用トナー
が導電化剤をトナー粒子内又は粒子表面に含有させて導
電性トナーとした場合はその体積抵抗は10’ 2ΩC
JI以下好ましくは1010ΩC層以下とされ、特にバ
イアス印加下に現像する場合は1010〜1012ΩC
jIの導電性トナーが望ましい、絶縁性トナーとした場
合は1012Ωc11を越える抵抗値とされ、好ましく
は1013ΩC層以上される。 なおトナーの固有抵抗は、粒子を0.5cx2の断面積
を有する寥器に入れてタフピングしたのち、詰 ・ぬら
れた粒子上にlky/aj’の荷重をかけ、荷重と底面
電極との間に102〜10’V/amの電界が生ずる電
圧を印加し、そのとき流れる電流値を読みとり、所定の
計算を行うことによって求められる。 又前記圧力定着用トナーがキャリアと混合されて二成分
系現像剤される場合のキャリアとしては、前記磁性体と
熱可塑性1(脂を用いて、磁性体の表面を樹脂で被覆す
るか、あるいは磁性体粒子を前記?jf脂中血中散含有
させたものを造粒しで得られる。 前記圧力定着用トナーは既述のように導電化剤をトナー
粒子中又は表面に含有せしめ、さらに流動化剤等を混合
して導電性非磁性−成分系現像剤又は導電性磁性−成分
系現像剤としてもよく、導電性を付与せずに絶縁性非磁
性−成分系現像剤又は絶縁性磁性−成分系現像剤として
もよい。 かかる現像剤を用いて現像する装置としては一成分系現
像剤とした場合、第2図及び第3図に示される現像装置
がある。第2図は導電性非磁性トナー(加圧定着用)を
主成分とする一成分系現像剤で現像する現像装置の一例
を示す断面図、第3図は絶縁性非磁性トナー(加圧定着
用)を主成分とする一成分系現像剤で現像する現像装置
の一例を示す断面図である。 第2図において、1は矢印方向に回転する像形成体、2
は矢印方向に回転する7アープラシロールで、3は例え
ばアルミニウム等の剛性円筒、4は導電性弾性体層、5
は前記弾性体層に植毛された繊維状の7フーブラシであ
る。6は現像剤規制部材、8はトナー飛散防止用隔壁(
通常プラスチックフィルム)7は現像剤補給用ホッパで
ある。 @2図の現像装置においては、ホッパ7内の非磁性導電
性トナー(圧力定着用)から成る現像剤が77ブラシの
回転にともなって掻き取り搬送され、途中現像剤層厚規
制部材6により規制され現像領域へ搬送され好ましくは
電源9からの直流及び交流バイス印加下に非接触現像さ
れる。 次に第3図において、10はケーシング、10^はケー
シングのホッパ部、10Bはローラ部、11はローラ部
に設けられた開口部、12は現像用7アプラシロールで
回転軸の周りに例えば発泡ポリウレタン層を有しその外
表面の77ブラシが導電性接着剤層を介して!Ik着植
毛されたものから成り、16は前記導電性接着剤層に印
加されるバイアスの1!源である。13は供給ロールで
、例えばアルミニウム円筒14にアースされた導電性接
着剤層を介してテフロン繊維等から成る7アブラシ15
が植毛されている。 17は帯電器でトナーに電臂を付与するようにされ、1
8はその電源である。 fJSa図の現像装置においては、ホッパ部10^内の
非磁性絶縁性トナー(圧力定着用)から成る現像剤がロ
ール13で掻き取り搬送され、その過程で帯電51フに
より帯電され、現像ロール12へと供給される。現像ロ
ール12には好ましくは直流及び交流バイアスが電源1
6から印加されて非接触で現像される。 これらの現像Mは前記現像装置を用いる現像方法の外パ
ウダークラウド法及び機械的、電気的又は超音波振動等
による振動下に現像剤を像形成体1に接触させて現像す
る方法等がある。 次に磁性導電性トナー(圧力定着用)から成る現像剤を
用いて現像する装置が第4図に示される。図において、
21は矢印方向に回転するスリーブ、22はこれと相反
する矢印方向に回転するN、S8極の磁石体、23は現
像剤補給用ホッパ、24は現像剤層厚規制部材、25は
トナー飛散防止用隔g(薄手のプラスチックフィルム)
26は磁気ブラシ27はバイアス電源である。ただし磁
石体21は必ずしも回転する必要はなく固定されていて
もよい、第4図の現像装置においてはホッパ23内の現
像′MD3は磁気ブラシ26により掻き取り搬送され、
現像剤fr!J厚規制部材24により規制された後像形
成体1上の静電像を現像するようにされる。 次に第5図は磁性絶縁性トナー(圧力定着用)から成る
現像剤を用いた現像装置であり、この場合トナーに摩擦
帯電を付与するため、前記第4図の現像装置に例えば弾
性部材37への表面にトナーと摩擦帯電系例の異なる材
質からなる繊維毛を植毛した摩擦部材37Bを付設した
ものである。この装置においてはホッパ33内の現像剤
が磁気ブラシ36でかきとり搬送され、現像剤厚層規制
部材34により規制された後、摩擦部材37により摩擦
帯電され好ましくは電源38からのバイアス印加下に非
接触で現像に供される。かかる現像装置において、前記
摩擦部材に代えて棒状、ワイヤー状、網状の磁性体を配
置するか、磁力で固定された磁性粒子を配置して摩擦m
7jiするようにしてもよい、なおスリーブには電源3
8から直流バイアス(50〜300V )と交流バイア
(0,5〜5にV)とを重量印加して非接触現像とする
のがよい。これは特に多色現像において像形成体上に各
色トナー像を重ね合わせて形成する際に便利である。 vS6図は非磁性絶縁性トナー(圧力定着用)と磁性又
は非磁性キャリアから成る現像剤(二成分系現像剤)を
用いた現像装置が示されている0図において、41は矢
印方向に回転するスリーブ、42はスリーブ41と相反
する矢印方向、に回転する磁石体、43は現像剤層厚規
制部材、44は現像剤溜す、45は攪拌器、46は補給
用トナーTを定量補給するローラ、47はトナーホッパ
、48は反転現像に必要な直流バイアスをスリーブ41
に印加するための電源、49は非接触現像を行うためス
リーブ41に交流バイアスを印加するための電源、Rは
捕獲抵抗である。 #&6図の現像装置において、ホッパ4フ内の非磁性絶
縁性トナー(圧力定着用)が定量トナー補給ローラ46
により現像剤り、中に補給され、攪拌器45により攪拌
混合されて摩擦帯電される。この現像剤り。 はスリーブ41及び磁石ロール42の作用で穂立を形成
しつつ搬送されるが途中現像剤層規制部43により規制
され現像領域へと搬送される。該現像II域における現
像は単に磁気ブラシによる接触現像とされてもよいが、
多色像を形成する場は直流及び交流バイアスを印加して
非接触で現像するのが望ましく、又通常のカールソンブ
a七スを用いで各色トナー像を像形成体上に形成する場
合、直流バイアスを非画像部電位近傍に重量印加して反
転現像するのが望まれる。又現像剤中のキャリアがトナ
ーと摩擦して該トナーに電蓄を付与する作用があるが磁
性をもたずスリーブ上に搬送されない所謂る擬似キャリ
アであってもよい。 次に像形成体に形成されたトナー像を転写材に転写する
場合、トナーが導電性であるときは第7図のように表面
に粘着NJ(例えばシリコンM)を有する転写ローラへ
転写するとか、第8図のように同じ(表面が粘で性を有
する中間転写ベルトに転写される。又シナ−が絶縁性で
ある場合は通常ti&9図の如くコロナ放電を用いた等
電軒耳方式がとられる。 以下第7図〜第9図には前記転写及ゾ加圧定着を行う装
置を示す断面図が示される。 第7図において、50は加圧定着性トナーから成る′ト
ナー像、51は中間転写ローラ、52は転写紙Pに圧力
転写定着するための圧接ローラ、53及び54は中間転
写ローラ及び圧接ローラの袖と保持するアームで、これ
らは支点55で連結されている。56は前記アームの他
端を貫通するバネ57用軸、58及び59は紙分離用板
バネ、60及び61はローラ51及び52の表面を清掃
するクリーナーである。62及び63は転写紙Pの搬送
ローラである。 第7図の装置を用いて転写定着するには、像形成体1上
のトナー像50を中間転写ローラ51に粘着転写し、こ
れをバネ57で付勢された圧接ローラ52を例えば1〜
20ky/exの圧接力で中間転写ロー251に圧接し
て該ローラ51上のトナー像をさらに転写紙p+=松写
軒耳時に定着するようにされる。 第8図は中間転写ベルトを用いた転写定着装置で64は
中間転写体、65は中間転写ベルト、66は押圧ローラ
、6)はテンシ1ンローラ、68は最終転写ローラ、6
9は圧接ローラ、70は圧接バネを表す。 この装置によりトナー像を転写定着するには、像形成体
1上のトナー像50に押圧ローラ66を介して中間転写
ベルト65に転写し、これを/イネ70で付勢された圧
接ローラ69を最終転写ローラ681こ圧接することに
より転写紙Pに転写定着するよう番こされる。 なお前記第7図、第8図の転写定着装置にお−1で加圧
定着装置と転写装置とを分離してもよ(1゜第9図は前
記した絶縁性トナー像を転写定着するvtraで71は
コロナ転写器、72は加圧定着装置で73及び74は圧
力定着用上下ローラ、75及び76はこれらを保持する
アーム、フッは該アームを連結する支点、78及(77
9は前記ローラ73及び74のクリーナー、80はアー
ムを貫通する軸で、81は前記ローラ73及び74を圧
接するためのバネである。 かかる装置を用いて転写定着するには、像形成体1上の
絶縁性トナー像50をコロナ転写器〕2で静電的に転写
した後加圧定着器で1〜20kII/amの圧接力で加
圧定着される。 なお、前記各加圧定着装置において、加圧定着をより確
実ならとするため加熱を併用しもてよ(1゜又転写後の
像形成体はクリーニング前除電器によりクリーニングさ
れ易くされた後クリーニング装置を駆動して清掃され、
次の像形成に備えられる。 なお本発明においては、中間転写体又は転写ドラムに張
架された転写紙等に各色トナー像を順次重ね合わせて転
写し、中間転写体を用いた場合は転写紙に最終転写した
後加圧定着装置を駆動して定着する)にしでもよい。 次に前記圧力定着用現像剤により現像する工程を有する
像形方法を具体的像形成装置を用いてさらに詳細に説明
する。 第10図乃至第13図は前記像形r!を装置を説明する
図であり、第10図は像形成装置の構成を表す断面図、
第11図は色分解及び充電変換装置を表す部分側面図、
第12図は書き込みのためのレーザービーム光学系を表
す断面図、第13図は原稿走査光及びCCDカラースキ
ャナの分光特性を表すグラフである。 第10図において、Aは読み取りユニット、Bは書き込
みユニット、Cは画像形成部、Dは給紙部である。 読み取りユニツ)Aにおいて、90はドラム状像形戒体
、91はプラテンガラスで、原稿92はこのプラテンガ
ラス91上に置かれる。原稿92は、スライドレール9
3上を移動するキャリッジ94に設けられた蛍光灯95
及び96によって照明される。可動ミラーユニット98
には第2ミラー99^及び第3ミラー99Bがもうけら
れスライドレール93上を移動し、キャリッジ94に設
けられている第1ミラー9フとの組み合わせでプラテン
がラス91上の原稿92の光像をレンズ読み取りユニッ
ト108へ導出する。 キャリッジ94及び可動ミラーユニット98はステッピ
ングモータ100によりワイヤ105を介して駆動され
るブーIJ 101,102,103,104.により
、それぞれ■及び1/2■の速度で同方向に駆動される
。プラテンプラス91の両ms裏面側には標準白色板1
06゜107が設けられ、原稿読み取走査開始前及び走
査終了後に標準白色信号が得られるように構成されてい
る。 レンズ読み取りユニット108はレンr 109、プリ
ズム110、@1読み取り基板112、赤色光用CCD
113、第2読み取り基板114、シアン色光用CCD
115から構成される。第1ミラー9フ、第2ミラー9
9^。 第3ミラー99Bにより伝達された原稿光像は、レンズ
109により集束され、プリズム110を構成するプリ
ズム110mと110bとの接合部に設けられたグイク
ロイックミラー111により赤色光像とシアン色光像と
に分解され、第1読み取り基板112上に設けられた赤
色光用CCD 113及び第2読み取り基板114上に
設けられたシアン色光用CCD 115の受光面にそれ
ぞれ結像される。 前記蛍光灯95.96はカラー原稿の読み取りに際して
光源にもとすく特定の色の強調や減衰を防ぐため市販の
温白色系蛍光灯が用いられ、またチラッキ防止のため4
0KHzの高周波電源で点灯されW壁の定温保持あるい
はウオームアツプ便通のためポジスタ使用のヒータで保
温されている。 前記赤色光用CCD 113及びシアン色光用CCD 
115から出力された画像信号は、後述する色分離部に
おいて信号処理される。該色分離部において、後述する
トナーの色に応じて色分離された色信号が出力され、書
き込みユニツ)Bに入力される。 書き込みユニツ)Bは第12図に示すように溝成され、
半導体レーザ121で発生されたレーザービームはm動
モータ120に二より回転されるポリゴンミラー122
より回転走査され、Fθレンズ123を経て反射[t1
27により光路を曲げられて感光体ドラム90の表面上
に投射され輝線129を形成する。124はビーム走査
開始を検出するためのインデックスセンサで、125,
126は倒れ負補正用のシリンドリカルレンズである。 128a=128b、128cは反射鏡でビーム走査光
路及びビーム検知の光路を形成する。 走査が開始されるとビームがインデックスセンサ124
によって検知され、第1の色信号によるビームの変調が
開始される。変1!lされたビームは、帯電器131に
より予め一様に帯電されている感光体ドラム130上を
走査する。レーザービームによる主走査と感光体ドラム
130の回転による副走査によりドラム表面に第1の色
に対応する潜像が形成されてゆく。この潜像は例えば赤
色トナーの装填された現像器133により現像されで、
ドラム表面にトナー像が形成される(第10図)。得ら
れたトナー像は、ドラム面に保持されたまま、感光体ド
ラム表面より引き離されているクリーニング装置137
の下を通過し、つぎのコピーサイクルにはいる。感光体
ドラム90は帯電器131により再び帯電される。 次いで、色分離部から出力された第2の色信号が書き込
みユニツ)Bに入力され、前記の第1の色信号の場合と
同様にしてドラム表面への書き込みが行なわれ静電像が
形成される。静電像は第2の色、例えば青色のトナーを
装填した現像器134によって現像される。この青色ト
ナー像はすでに形成されている前記の赤色トナー像の上
に重ねて形成される。 135は黒トナーを有する現像器で、信号処理部で発生
される制御信号に基づいてドラム衰面上に黒トナー像を
形成する。これら現像器133,134,135はいづ
れも第2図の構造を有する7T−ブラシ現像装置で、1
33a、 134a、 135aはファーブラシ現像ロ
ール、136b、134b、135bは前記各現像ロー
ルへ現像Mを定量補給するための供給ローラである。 136はバイアス電源で、現像ロールに交流バイアス及
び直流バイアスを印加して現像器内の導電性トナーを像
形成体90に向けて角田させ非接触でかつ反転現像する
ようにされる。ここで導電性トナーを非接触で現像する
ための交流バイアスの電圧及び周液数は100−50K
V(P−P)及V 100Hz −20KHzされる。 又反転現像のための直流バイアスは静電像と同極性で該
静電像の電位に近い電圧(例えば同電位又は50〜20
0V低い電圧)とされる。 このようにして現像された、第1の色信号による例えば
赤、トナー像と、第2の色信号による例えば青トナー像
と、第3の信号による黒トナー像とが重ねられた多色ト
ナー像は、先の第8図で説明した中間転写体を用いた転
写装置により軒耳材(記a紙)Pに加圧下に転写定着さ
れる。即ち前記多色トナー像は、給紙カセット140か
ら給紙ロー2141によりタイミングを合わせて給送さ
れた記録紙P上に、中間転写体143、押圧ロール14
4、熱ロール145、テンシ層ンロール146、圧接ロ
ール147、圧接ばね148から成る転写装置142に
より前記第8図で説明した方法に基づいて転写定着され
、俳紙装@ 149の排出ローラ149a及(/ 14
9bにより矢印方向に排出される。 なお、中間転写体を用いて多色トナー像を松写しでカラ
ー画像を形成する場合は、一般的なWl′!4松写方式
と同−WII虞(光学系が同じ)の像形成装置を用いる
と中間転写体で反転されて得られるカラー画像が鏡像と
なるので、例えば前記CCD 113及び114の読み
取り順序を逆にするか、メモリーからの読み出し順序を
逆にするかして制御される。 幀写の終了Cた感光体ドラム90には、クリーニング装
r!1137が接触しブレード138によりクリーニン
グを行い不要トナーをドラム表面から除去する。 クリーニング!if!!のローラ139は、クリーニン
グ終了後ブレード138が次の露光と現像に備えてドラ
ム表面から離れるとき、ドラム表面とブレードの間に取
り残される少量のトナーを除去するためのものであり、
ドラムと逆方向あるいは順方向に回転しながらドラム表
面との接触部を摺擦し残留トナーを回収する。 なお、前記原稿を光走査する光源95及′び96の分光
特性は第13図(イ)に示され、同図の横軸は波長(n
m)を、縦軸は相対強度(%)を表す、又前記色分解用
のグイクロイックミラー111の分光特性は第13図(
ロ)に示され、同図の横軸は波長(n−)を、縦軸は透
過率(%)を表す。さらに又前記光電変換用CCDイメ
ージセンサ−の分光特性は113図(ハ)に示され、同
図の横軸は波長(n、)を、縦軸は相対感度(%)を表
す。 なお前記現像装置133,134及び135による現像
順序は必ずしもこの数列の順でなくともよく、例えばm
lの色信号により現像装fi 134を作動させて青ト
ナー像を形成し、次に第2の色信号により現像装置13
3を作動させて前記青トナー像上に赤トナー像を形成し
、最後に黒トナー像を現像装fi135を作動させて形
成するようにしてもよく、更に黒トナー像を最初に形成
させてもよい。 次に第10図の像形成装置における読み取り部^につい
て(第1図読み取り系参照)さらに詳述する。 第14図〜tjIJ19図は前記読み取り部Aを説明す
る図であり、第14図は色分離マツプ、@15図はRO
Mテーブルの一例を表す図、第16図、plS17図、
第19図は読み取り部Aの読み取り工程を表す構成ブロ
ック図、f518図は前記工程の各色ROMテーブルに
導入される色分離マツプを表す。 前記読み取り部Aの読み取り工程は第16図、f:tS
17図及び第19図に示されるが、その説明の前に本発
明に好適な色分離手段の例を第14図及びffN3図に
より説明する。 第10図のカラー原稿92を光[95及び96で光走査
して得られた光学情報はその赤色光成分がグイクロイッ
クミラー111を透過し、プリズム110aから出射さ
れ、他方シアン色光成分が反射されプリズム110bか
ら出射される。得られた色分解情報は赤色用CCD 1
13及びシアン色光用CCD 115により光電変換さ
れ、標準白色板106及V107を光走査したときの出
力値を1.0とするように正規化されて、赤及びシアン
の画像信号が得られる。この正規化された赤及びシアン
の画像信号をそれぞれV、及びVcこれらを^/D変換
器により、例えば6ビツトのデジタル信号に変換し、以
後の演算処理を行−iくする。かくして得られた各色デ
ジタル信号vR及vvCを用いて色分離のための好まし
い座標系を構成し、作成した色分離マツプを色分離手段
として用νするようにされる。 この座標系を決定するために以下の点が考慮される。 ■中間調が表現できるようにするため、テレビの輝度信
号に相当する原稿の反射率(反射濃度)の情報を取入れ
ろ。 ■赤、シアン等の色差(色相、彩度を含む)の情報を取
入れる。 以上より、輝度信号情報と色差信号情報として例えば以
下のものを用いるとよい。 輝度信号情報〈5ビツト)=V汽+Vc   (1)V
 RI V c(0≦vR≦1.0 、0≦Vc≦1.
0)の和VH+Vc(0≦Vq+Vc≦2.0)ハm 
レヘル(= O)、白レベル(=2.0)に対応し、全
ての色はOから2.0の範囲に存在する。 色差信号情報(5ビツト)= VR/(VR+ Vc)又ハVc/(V代+ Ve) 
   (2)無彩色の場合には、全体(V*+Vc)に
含まれるV、成分、vc酸成分割合は一定である。従っ
て、VR/(VR+Ve): 0.5 Vc/(V*+ Vc)40.5 となる。これに対し、有彩色の場合にはVFI/ (V
R+ Ve )又はVc/(V@+Ve)の値は原稿の
色相及び彩度を表す1つの尺度になる。 即ち (1)赤系色 0.5< V汽/(V+q+Vc)≦1.0O≦Vc/
 (VFI+ Vc ) < 0.5(2)シアン系色 0≦VR/(VR+ Vc)< 0.50.5 < V
c/(Vg+ Vc)≦1.0と表現することができる
。これより、座標紬としてVR+ VCJ:、 VR/
(VFI+Vc)又1! Vc/(VH+ Vc)全2
輪トスる座標系を用いることにより有彩色(赤系色、シ
アン系色)、無彩色を明確に分離することが可能になる
。 第14図は上述した色分離方法に従って色域区分を行っ
た色分離マツプの一例を示す図である。図において、横
軸は色差信号情報Ve/(Vp<+ Vc)を、左縦軸
は輝度信号情報VR+VCを、右縦軸は無彩色による反
射濃度を示している。色差信号情報=0.5近傍(例え
ば0.70〜0.30の幅)と輝度信号情報が小なる領
域に無彩色があり(図の斜線領域)、o、5より小さい
領域は赤系色、0.5より大きい領域はシアン系色とな
る。又、反射濃度と輝度信号情報VB+Vcとの間に図
に示すような対応関係が存在するため、出力値に直結し
やすい0図に示す例では、横軸に色差信号情報としてV
e/(V*+Ve)をとっているが、vFI/(Vg+
Vc)としてもその効果は同様である。 第15図には前記色分離マツプが設定されるROMテー
ブルの一例が示され、これは1024ワード×4ビツト
(1ワードを4ビツトとした場合)の容量のものであっ
て、アドレスビット数としては行アドレX (VR+ 
Vc )5 ヒラ)列7 トレX Ve/(V*+We
)5ヒyトとされる。このROMテーブル内には原稿の
反射濃度から得られた量子化された16進法の濃度対応
値(4ビツトパターン)が格納されている。 実際の画像処理装置においては、後述する118図(a
)の黒系色色分離用マツプ、第18図(b)のシアン系
色色分離用マツプMS18図(e)の赤色色分離用マツ
プが用いられ、これらはそれぞれ黒ROMテーブル、シ
アンROMテーブル及び赤ROMテーブルに設定される
。なお赤及びシアンのROMテーブルは色分離法の性質
上及び装置のコスト低減を目的としてこれらを統合した
赤シアンROMテーブルとされる。 前記輝度信号VH+Vc及び色差信号Vc/(V汽+ 
Vc)をアドレスとして受けて対応領域に格納されてい
る濃度対応値を続み出し、読み出した濃度対応値をカラ
ーセレクト信号により色域毎に指定された閾値で2値化
したものを出力データとする。尚、必ずしも2値化出力
である必要はなく多値化出力してもよい。 第16図は読み取り装raAにおける読み取り工程の一
例を示す構成ブロック図である0図において、151は
赤系色の光学情報を受ける第1のCCD、152はシア
ン系色の光学情報を受ける第2のCOD。 161は第1のCCD 151の光電変換出力を増幅す
る第1の増幅器、162は第2のCCD 152の光電
変換出力を増幅する第2の増幅器である。第1及V第2
のCOD 151,152で光電変換手段150を構成
し、第1及び第2の増幅器161 、162とで増幅部
160を構成する。 171は第1のリニアな増幅器161の出力を等間隔で
デノタルデータに変換する第1の^/D変換器、172
は第2のリニアな増幅器162の出力を同様に変換する
第2の^/D変換器で、これら第1及び第2の^/D変
換器171.172とで^/D変換部170を構成する
。^/D変換器171 、172のビット数としては例
えば6ビツト程度が用いられる。 181は第1の^/D変換器171の出力及び第2の^
/D変換器172の出力を受けてそれらを正規化するた
めの演算処理を行う演算処理回路、182はVq+Vc
メモリーで、赤系色及びシアン系色のデジタル画像信号
V、及びVcに基づき予めVp+Vcを演算し、その結
果が格納されでいるPJ 1(7) / モ’) −,
1831! We/(V*+Vc)/ モ’) −テ、
同様に予rh VC/(VFI+ Vc)ノ演算結果が
格納されている第2のメモリーであり、入力アドレスに
対応してVFI+Ve及びVe/ (VR+Vc )の
値が出力される。 191は前記第1及び第2のメモ−7182,183の
出力をアドレスとして受は有彩色(赤、シアン)データ
を出力するtJ&3のメモリ(赤シアンROMテーブル
)、192は同じく第1及び第2のメモリ182,18
3の出力をアドレスとして受は無彩色(黒、灰、白)の
濃度対応値を出力する第4のメモリ(黒ROMテーブル
)である、第1及び!#2のメモ17182,183と
で色分離情報作成手段180を構成し、第3及び第4の
メモ17191゜192とで濃度情報格納手段190を
構成する。 153は第3のメモ17191の出力を一時的に格納す
る第1のバッファ、154は第4のメモリ192の出力
を一時的に格納する第2のバッフTである。155はB
(ブラック/黒)B(ブルー/青)R(レッド/赤)セ
レクト信号を受けるカラーセレクト回路で、その出力は
第1及び第2のバッファ153,154に印加されてい
る。そして、これらl及び第2のバッファ153.15
4の何れかの出力が図に示す装置の出力となる1図中の
数字は信号線のビット数を示している。このように構成
されたI置の動作を説明すれば、以下の通りである。 カラー原稿の光学情報は、第11図に示すような光学手
段に入射して、赤成分とシアン成分に分解される0分解
された赤成分、シアン成分の光学情報はそれぞれCCD
 151,152に入射して電気信号に変換される。変
換された画像信号は、それぞれ増幅、t3161,16
2に入って所定のレベルまで増幅された後、続く^/D
変換器171.172でデジタルデータに変換される。 演算処理回路181はデクタルデータに変換された赤系
とシアン系の画像データを受けて、基準色(白色)の出
力値にて正規化する。即ち、基準色の画像データを1.
0として赤系とシアン系のそれぞれの画像データを正規
化する。このようにして正規化された画像データを、そ
れぞれVpl、Veとする。これらの正規化された画像
データVR−Vcは既にVF1+Vc(和)・及V V
c/(V汽士Vc)(比)のデーf ht格納されてい
る前記第1のメモリー及び第2のメモリーに入力アドレ
スされ、対応する和及び比のデータが出力される。そし
て、これら第1及び第2のメモ17182.183の出
力は第3及び第4のメモ1月91 、192に7ドレス
信号として与えられる。第3.ff14のメモリ191
.192からは入力アドレスに応じた番地に格納されて
いる濃度対応値が出力されて、そhぞれノぐツ7 r 
153,154にホールドされる。 一方、カラーセレクト回路155はB、B、R信号を受
けて、tj41及びtjS2のバッファ153.154
の何れか一方にセレクト信号を与える0例えば、第1の
バ・ン7ア153がセレクトされた場合には赤又はシア
ンの濃度対応値が出力され、第2のバッファ154がセ
レクトされた場合には黒系統(白、灰、黒)の濃度対応
値が出力される。出力された濃度対応データは図示され
でいない2値化回路により、色域毎に設定された閾値を
用いて2値データ(場合によっては多値データ)に変換
される。この2値データを書き込み部Bへ入力し、該デ
ータにより変調されたレーザービームにより像形成体へ
書き込みがなされ、静電像が形成される。この静電像は
セレクトされた色信号に対応する現儂剤により現像され
て色トナー像が形成される。以上の操作はCCD 15
1及び152力を光学情報を受けるたび毎に繰返される
こと昏こなる。 第17図には、第16図の第1メモリー(和のメモ1J
−)及び第2メモリー(比のメモリー)を削際して工程
を簡単にしたブロック構成国力f示される。即ちデジタ
ル化された赤系とシアン系の画像データ1よ演算処理回
路181におり1て、正規化及び前記和と比の演算が行
なわれ、得られたデータは、赤シアン色色分離マツプが
設定された赤シアンROMテーブル191及び黒色色分
離マツプが設定された黒ROMテーブル192に入力ア
ドレスされ、アドレスに応じた番地に格納されてνする
各色の濃度対応値が出力されて、それぞれバッファ15
3,1541ニホールドされる。以後セレクト信号によ
り前記ホールドされた各色濃度対応値が選択出力され、
Z値化後書き込み及び像形成体上への記録が行なわれで
多色像が形成される。 上述の説明においては、第14図に示す色分離マツ7’
 f) ili 紬1: Vc/ (VR+ Vc )
 ヲ用” だカ、Vpt/ (VR+Vc )であって
もよい、又、横軸の同様の効果1よ(VR−Ve)/(
Vl+I+ Ve)又は (Vc−VR)/(Vpt+ Vc) を横軸として用いても得られる0例、t +r横横軸(
VR−Ve)/(VH+Vc) を用いたものとすると、 (VR−Vc)バVR+V6) =O近傍例えば±0.3の幅に無彩色 〉O赤系 くOシアン系 となる。 更に上述の説明においでは、グイクロイックミラーの分
光特性として赤透過、シアン反射形のものを用いたが、
本発明はこれに限定されるものではない。 又、色分解手段もグイクロイックミラーに限るものでは
なく、色を分解できるものであればよ11゜例えば分光
フィルタ等であってもよりt、又、色分解マツプも第1
4図に示すような丁字形のもの番こ限る必要はなく゛と
′のようなものであってもより・。 上述の説明では演算処理回路131が必要とされ、VR
+ VC及V Vc/(Vp+ Vc)演算及(/ I
又1! A/D変換器171.172の出力の正規化演
算を行わせる場合を例にとった。しかしながら本発明は
これに限るものではなく、^/D変換器171,172
の出力で直ちにメモ17182.183をアドレスして
もよい、この場合にはメモリ182.183としてはそ
れぞれ入力アドレスvRt vcl: H応L テVR
+ Vc、Vc/(V*+Vc)W性を有するデータが
書込まれたROMを用いるとともに、^/D変換器17
1,172を基準白色板56.57の画像データが入力
された時に1.0なるフルスケール(FS)データが出
力されるように予め^/D変換器内部でフルスケール調
整をしでおけば演算処理回路181は不要となる。 このような構成の読み取り工程が第19図に示される。 即ちへ10変換部170からの正規化されたデジタル信
号は、fjS16図のような演算回路を通らず、予メ’
N (VR+ Vc )及(/比(We/VFI+ W
e)ノテーP lj’ li %込まれたVR+V(!
メモリー182(第1メモリー)及びVc/V+q18
3(fjS2メモリー)にアドレスとして入力され、ア
ドレスに対応するデータが出力される。出力されたデー
タは有彩色濃度対応値が格納された赤シアンROMテー
ブル1月は(第3メモリー)及び黒濃度対応値が格納さ
れた黒ROMテーブル192(第4メモリー)に入力さ
れ、色分離される。前記各ROMテーブルからは入力ア
ドレスに対応した番地に格納されている濃度データが出
力されて、それぞれバッファ153(バッファ1)、バ
ッファ154(バッファ2)にホールドされる。 一方、カラーセレクト回路155はB、B、R信号を受
けて、第1及び第2のバッフ r 153,154の何
れか一方にセレクト信号を与える0例えば、第1のバッ
フT153がセレクトされた場合には赤又はシアンの濃
度対応データが出力され、第2のパン7ア154がセレ
クトされた場合には黒系統(白、灰、黒)の濃度対応デ
ータが出力される。出力された濃度対応データは比較回
路156に入る。 一方、該比較回路156に閾値を与える閾値回路157
には、カラーセレクト回路155からのカラーセレクト
信号及び濃イ規定信号が入力されており、色域及び濃度
値に応じた閾値な出力する。比較回路156は色域毎に
設定された閾値°及び濃度対応値を用いて濃度対応デー
タを2値データ(場合によりでは多値データ)に変換す
る。この2値データをプリンタ、複写m等の入力データ
とすることにより、外部に出力表示することができる。 尚、筆記眉兵の蛍光マーカ類は通常のアナログ複写機で
は照明系や感光体の感度などの統合特性により表現の有
無が使用者の意志とは無関係に制約されてしまう。 しかしながら、本発明の座標系内においては赤系、シア
ン系マーカ類が位置する領域がわかっているためマーカ
を消すことは又は逆に出力することも可能となる。 ここで前記出力値は、例えば光ファイバ11’ (OF
T)、液晶(LCD)、レーザ等、待に半導体レーザを
介して像形成体上に書き込まれて静電像が形成され、セ
レクトされた色信号に対応する現像剤により現像されて
色トナー像が形成される。 以上の工程は必要とする色信号数、繰り返されて像形成
体上に各色トナー像が重ねられた多色トナー像か形成さ
れる。この多色トナー像は通常磐電的i二記0紙l二転
写され加熱又は加圧により定着され、軒耳後の像形成体
はブレード及び/又はファーブラシ等によりr:!掃さ
れ次の像形成に備えられる。 なお、以上の説明においてカラー原稿を光走査して得ら
れる光学情報を赤及びシアンに色分解し、得られた色分
解情報をデジタル変換後、色分離手段により処理し、赤
、青、黒の色信号を得、この色信号により像形成体上に
書き込みを行っているが、本発明の像形成方法において
はこれに限るものではなく、赤、青以外の任意の色信号
としでもよく、文責、緑、赤又はシアン、マゼンタ、イ
エロー等の多色信号をうるようにしてもよい。 以上説明したようにカラー原稿92は読み取り部へにお
いて前記第16図、第17図及び第19図で示したよう
な読み取り工程をへて読みとられかっ色分離用ROMテ
ーブルを介して色分mされ得られた各色信号(2値又は
多値化された各色濃度データー)は色刷のパン7アメモ
リーに1時格納される。B−B・Rセレクト信号により
前記バッファメモリーに格納された各色信号のうち所望
の色信号が選択され、書さ込み部Bへと出力される。:
き込み部りでは前記選択された色信号により変調された
レーザービームにより前記ff17図の光学系を介して
像形成体80に書き込゛みがなされ、像形成体9o上に
静電像が形成される。このWp電像は前記色信号に対応
する現像剤で現像され、色トナー像が形成される。かか
る工程が必要とする色信号数くり返されて像形成体上に
各色トナー像が重ねられた多色トナー像が形成される。 この多色トナー像は導電性加圧定着性トナーから成る場
合第10図のように中間転写体143に転写後、最終転
写ローラ145と圧接ローラ147との圧接下に記録紙
上に転写定着される。なお前記中間転写体143がベル
トを用いているが、ベルトに代えてfjS7図のように
中間転写ローラとしてもよい、又中間転写体を用いず像
形成体9oに転写ローラを記録紙を挟んで圧接し多色ト
ナー像を直接記録紙に転写定着するようにしてもよい。 又多色トナー像が絶縁性加圧定着性トナーから成る場合
、第9図のようにコロナ放電器を用いてe電的に(写し
た後加圧定着されてよい0次に転写後の像形成体10は
クリーニング前除電装置の除電作用によりクリーニング
され易くされた後、該クリーニング装置により清掃され
、次の像形成に設えられる。 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明の実施の態様がこれにより限定されるものではない。 (実施例1) 第10図の像形成装置を用い、第16図の読み取り工程
に従ってカラー原稿を読みとり、第12図のレーザビー
ム光学系を用いて有機感光体ドラムに書き込みを行い?
y電像を形成し、これを下記製法の現像剤で非接触反転
現像して色トナー像を形成した。この工程を3回繰り返
して前記感光体上に青、赤、黒の各色トナー像から成る
多色トナー像を形成し、これを中間転写体を介して記録
紙上に加圧下に転写定着してカラー画像を得6゜ 現像剤(導電性カプセルトナーから成る)の製法。 青トナーの製法: 市販カルナバワックス(野田ワックス社製)lk。 を2N−四つロアう“スフ中に取り、容器内を1〜21
1HIF迄減圧せしめる。減圧を維持しつつ、容器内を
250℃迄加熱せしめ、8時間反応させる。この際得ら
れたカルナバワックスの酸価は0.5であった。該カル
バワックスを更に下記混合物として、アトライターを用
イ、120℃、200rpmにて3時間混練した。 カルナバワックス(酸価0.5)  70′重量部スチ
レン・ジメチルアミノエチル メタクリレート共重合体(St −DH共重合体)30
重量部 fj47タロシアニン      8重量部他方201
7ジホモミキサー(特殊機化工業社製)中に予め水20
1及び水溶性シリカ(エロジール#200;日本7エロ
シル社製)209を採取し90”Cに加温せしめた。こ
の分散媒中に上記混線物1kgを投入し、周速20x7
sec、パス回数6.9回/winの条件にて1時間逍
粒を行った。造粒終了後、熱交換機を用い冷却を行った
。この分散液中に水酸化ナトリウム50.を添加し、5
時間攪拌をつづけた。得られた球状芯粒子を発光分析で
分析した結果、残在シリカの存在を見られなかった。更
に遠心分1[8!を用い、ろ過、水洗を行い、平均粒径
10μlの芯粒子が95%の収率で得られた。得られた
芯粒子を乾燥後、再び2017ノホモミキサーを用い、 芯粒子             1kg導電性チタン
ホワイト      3g5t−DH共重合体    
    80gツメチルホルムアミド(DMF)4g 上記組成物を十分分散せしめた後、漸次エタノールを滴
下してカプセルトナーを沈積せしめた。 得られたトナーは互に凝集することなく、表面滑らかな
球状粒子から成り、その体積抵抗は10’lΩCであっ
た。又赤トナー(ロ)及び黒トナー(ハ)についでも着
色剤としてローダミンB及びカーボンブラックを用い青
トナーの場合と同様にして作成された。 犬に前記カフ−画像形成における作像−条件は第1表〜
f:IIJS表に示される。 第1表 第2表 fjS3表 第4表 以上の条件で像形成を行った結実現像性及び定着性にす
ぐれ、かつ高解像力で黒画像の再現性に優れ、かつ青、
赤、黒の色相鮮明な3色カラー画像が得られた。また、
熱定着に代えで加圧定着されているため、大幅な経突節
減が得られた。 (実施例2) #&10図の像形成装置においで、中間転写体を用いる
転写装置に代えて第9図のWP′!lL転写及び加圧定
着装置を用い、現m1uttとして、7アーブラシ現像
装置に代えて#IJ6図の磁気ブラシ現像装置即ち磁石
体を内包した非磁性スリーブ型の現像ロールを有するも
のを用いるようにし、又、i@16図の読み取り工程に
代えて第19図の工程に従ってカラー原稿を読み取り、
下記製法の現像剤を用い、第6表〜第8表の作像条件と
した他は実施例1と同様にして像形成を行った結果実施
例1の場合と同様良好なカラー画像が得られ、かつ経貸
節減が達成された。 現像剤製法 (イ)青トナーの製法: へ〇ポリエチレン#9 (7ライド、ケミカル91)       20部パラ
フィンワックス (日本精蝋製)80部 銅7タロシアニン         8部上上記各片を
150℃で溶媒混合し、スプレードライヤーで造粒後、
乾式分級することにより平均粒a!10μlであり、球
形状の芯物質が得られ、これを−20℃に冷却した。 一方、 スチレン            40゜ロープチルア
クリレート109 ツメチルアミ/エチルメタクリレート −スチレン共重合体(モル比 1:9)  39過酸化
ベンゾイル        1.0gバリ7アーストブ
ラツク     0.22ジメチルアニリン     
   0.6gポリエチレングリコール#200 ノメタクリレート(新中村化学)3g をT、に、ホモミキサー(特殊機化工業)の如き、高剪
断力混合装置を備えた容器中で、−20℃で約5分間一
様に混合し、得られた単量体の混合溶液と、上記で得ら
れた冷却した芯物質1009を、−20℃で混合し、ス
ラリーを得た。 また一方、2gのポリビニルアルコールを11の水に上
記ホモミキサーで分散し、−5℃に保った。この系にT
、に、ホモミキサーの攪拌下で上記したスラリーを投入
し、これを約4000rp諺、30℃で約40分間攪拌
した。そののち、この反応系をパドル攪拌翼で攪拌し、
重合を完結させた後、水洗乾燥して所望のカプセル化さ
れた絶縁性前トナーを得た。又赤トナー(ロ)及び黒ト
ナー(ハ)についても着色剤としてローダニンB及びカ
ーボンブラックを用いた他は青トナーの場合と同様にし
て作成された。 (ニ)キャリアの製法ニ アエライト粒子の表面をスチレン−アクリル(1:1)
共重合体樹脂を処理し、平均粒径35μmのコーテッド
キャリアを得た。前記トナー及びキャリアを10:90
の重量比で混合して本実施例の二成分現像剤を得た。 16表 ttS7表 第8表 以上の説明から明らかなように本発明の像形成方法及び
現像剤によれば、高解像力で特に黒画像の再現性にすぐ
れていると共に色相鮮明な多色像が得られ、かつ定着に
要する電力の消費が大巾に節約される等の効果が奏され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は多色像形成システムのブロック図、tIS2図
〜第6図は各種現像装置の断面図、第7図〜第9図は各
種軒耳定着装置の断面図、第10図は本発明に係る像形
成装置の断面図、第11図は色分解及び光電変換装置の
側面図、第12図はレーザビーム光学系の断面図、第1
3図は原稿を光走査する光源、グイクロイックミラー及
びCCDセンサーの分光特性を表すグラフ、PtSi2
図及び#IJ18図は本発明に係る色分離マツプ、Pt
Si5図はROMテーブル、第16図、第17図及び第
19図は読み取り工程を表す工程図である。 1.90・・・像形成体、 2.12・・・7アプラシ現像ロール 6.24,34.43・・・現像剤層厚規制部材9.1
6.27,38.49(48)、136・・・バイアス
電源り、、D2.D、、D、、D、・・・現像剤21.
31.41・・・スリーブ 22.32.42・・・磁石体 51.68,73,145・・・転写ロール52.69
,74.147・・・圧接ロール57.70,81,1
48・・・圧接バネ71・・・静電転写装置 92・・・原稿        95,96・・・光源
97.99.99’・・・反射ミラー 108・・・レンズ読み取りユニット 109・・・レンズ       110・・・プリズ
ム111・・・グイクロイックミラー 113.115・・・CCD 121・・・半導体レーザ 132・・・ポリゴンミラー、123・・・fθレンズ
127・・・反射鏡 133、134.135・・・現像装置133a、 1
34a、 135a−磁気ブラシ現像ロール137・・
・クリーニングv装置 140・・・給紙装置      149・・・排紙装
置^・・:読み取り部      B・・・書き込み部
C・・・像形成部       D・・・給紙部150
・・・光電変換手段    160・・・増幅部170
・・・^/D変換部 180・・・色分離情報作成手段 190・・・色情報格納手段 191.192−ROM +−フル 出願人  小西六写真工業株式会社 第8図 第11図 第13図 <4)#:、譚 む 第14図 VR十VC

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学情報を色分解して得られる複数の色分解情報
    をそれぞれ光電変換並びにデジタル変換し、得られる複
    数のデジタル信号から所定の色分離マップに基づいて色
    分離を行い色信号を出力する第1の工程と、該色信号を
    電光変換し、得られる光信号を像形成体に書き込み静電
    像を形成し、該静電像を圧力定着用現像剤で現像して前
    記色信号に対応する色トナー像を形成する第2の工程と
    を有し、少なくとも前記第2の工程と前記像形成体の回
    転とを複数回繰り返して前記像形成体上に多色トナー像
    を形成した後、該多色トナー像を転写材に転写すること
    を特徴とするデジタル像形成方法。
  2. (2)前記多色トナー像の形成が、前記第1の工程と前
    記第2の工程と前記像形成体の回転とを複数回繰り返し
    て行なわれる特許請求の範囲第1項記載のデジタル像形
    成方法。
  3. (3)前記静電像の現像が非接触で反転現像方式で行な
    われる特許請求の範囲第1項記載のデジタル像形成方法
  4. (4)前記多色トナー像が転写材に転写時又は転写後加
    圧定着される特許請求の範囲1項又は第2項記載のデジ
    タル像形成方法。
  5. (5)光学情報を色分解して得られる複数の色分解情報
    をそれぞれ光電変換並びにデジタル変換し、得られる複
    数のデジタル信号から所定の色分離マップに基づいて色
    分離を行い色信号を出力する第1の工程と、該色信号を
    電光変換し、得られる光信号を像形成体に書き込み静電
    像を形成し、該静電像を現像剤で現像して前記色信号に
    対応する色トナー像を形成する第2の工程とを有し、少
    なくとも前記第2の工程と前記像形成体の回転とを複数
    回繰り返して前記像形成体上に多色トナー像を形成した
    後、該多色トナー像を転写材に転写する像形成方法に供
    される前記現像剤が圧力定着用現像剤であることを特徴
    とするデジタル像形成用現像剤。
  6. (6)前記多色トナー像の形成が前記第1の工程と前記
    第2の工程と前記像形成体の回転とを複数回繰り返して
    行なわれる特許請求の範囲第5項記載のデジタル像形成
    用現像剤。
  7. (7)前記静電像の現像が非接触で反転現像方式で行な
    われる特許請求の範囲第5項記載のデジタル像形成用現
    像剤。
  8. (8)前記多色トナー像が転写材に転写時又は転写後加
    圧定着される特許請求の範囲第5項又は第6項記載のデ
    ジタル像形成用現像剤。
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