JPS62247322A - 光回路用スイツチング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光回路を電気を使用せずに機械的に０Ｎ１０　
Ｆ　Ｆさせる光回路用スイッチング装置に関する。

（従来技術） 従来の電気系の接点を有するスイッチ類およびその周辺
回路には、電磁ノイズの発生、他からの電磁ノイズの影
響、静電気による破損、接点の腐食に伴う断線、ガスや
揮発性薬品の環境における接点の腐食或はスパークに伴
う爆発といった各種問題が内在している。

これらの問題を解決するには伝送系および入出力系に電
気の要素を使わず、光を使用するようにすればよい。

そこで従来はスイッチボタンに光路を開閉するν１替片
を直接取り付けて光をＯＮ、ＯＦＦできるようにしたス
イッチが開発されている。これは切替片に遮断部と開口
部とが形成されており、ボタンを操作すると切替片の遮
断部と開口部により光がＯＮ、ＯＦＦされるようにした
ものである。

（従来技術の闇題点） このスイッチは構造が弄常に簡潔で実用化し易いが、ス
イッチボタンに切替片が直接取り付けられているので、
スイッチボタンに指などが触れると直ちに切付片が動作
する。このため誤ってボタンに触れても動作するという
問題があり、高信頼性を必要とする入力系に使用するに
は必ずしも適しなかった。

（発明の目的） 本発明の目的は、誤ってボタンに触れても動作せず、正
規のボタン操作のときにのみ確実に動作する信頼性の高
い光回路用スイッチング装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明の光回路用スイッチング装置は、光回路基板１の
光路２を横断する溝３に遮断部４と開口部５を備えた光
路開閉子６を設け、この光路開閉子６を動かすことによ
って光路２の開閉を行なう光回路用スイッチング装置に
おいて、上記光路開閉子６は光路２より下方に設けられ
た弾性支持具７で支持され、上記光路開閉子６の上方に
は操作ボタン８が取付けられ、この操作ボタン８を弾性
押上げ具９により押上げて操作ボタン８と光路開閉子６
との間に操作ボタン８に遊びを与えるクリアランスｌＯ
を設け、操作ボタン８を操作すると光路２が光路開閉子
６の遮断部４と開口部５によりＯＮ、ＯＦＦされるよう
にしたものである。

（実施例） 末完１１の光路用スイッチング装置を第１図〜第４図に
示す。

１は光回路基板、２は光路、３は溝である。

光回路基板１はプラスチック板に溝加工してＰＭＭＡ系
の光ファイバを挿入固定してあり、光ファイノ（は直径
が０．５とか０．７５のものを使用しである。

溝３は光路２を横断している。溝３の幅が広いと溝３の
部分の光伝送損失が大となるので溝３の幅は光路２の導
波路径（ファイバのコア径）程度とするのが望ましい。

光路開閉子６は第２図のように板材に穴とか溝などを開
けて光を通す開口部５を形成し、穴とか溝などが形成さ
れていない部分を光を通さない遮断部４としである。こ
の光路開閉子６は溝３内に組み込まれており、操作ボタ
ン８を押さないとき（通常時）は遮断部４が光路２の光
軸線上に位置して光路２を遮断し、操作ボタン４を押す
と押し下げられて開口部５が光路２の光軸線上に位置し
て光路２が通光状態になるようにしである。遮断部４と
開口部５の位置は逆にして、光路２の遮断、通光が逆に
なるようにしてもよい。

光路開閉子６の材料としてはＰＢＴポリカーボネートの
ように寸法精度が出し易く且つ黒色のように光透過性が
無いものがよい、アルミニューム、プラスなどの金属で
成形したものであってもよい。

弾性支持！Ｌ７はシリコンゴムなとで成形され。

中央部８を上方に立ち上がらせて押し下げたときの移動
距離が０．８〜ｉｎｍとなるようにしである。この弾性
支持具７は光回路基板ｌの下に設置して光路開閉子６を
支持している。

第１図の弾性押上げ具９はスプリングにより成形され、
光回路基板１の上に設置して操作ボタン８を押上げて同
ボタン８と光路開閉子６との間にクリアランスｌＯが形
成されるようにしである。

操作ボタン８のストロークは２ｍｍ以上として１ｍｍ以
上の遊びを与えている。押上げ具９は第３図、第４図の
ようにゴムで操作ボタン８を一体成形したものでもよい
。

光回路基板ｌ、光路開閉子６、弾性支持具７゜弾性押上
げ具９は押さえ板１１と１２の間に挟まれて組み込まれ
ている。

（発明の効果） 本発明は次のような効果がある。

（１）電気を使用せずに光路をＯＮ、ＯＦＦできるため
、電磁ノイズ、静電気、接点腐食による断線、スパーク
による化学やガスプラントにおける爆発等の各種問題が
無い。

（２）光路開閉子６が弾性支持具７で支持されているた
め、操作ボタン５の操作により光路開閉子６が円滑に作
動する。

（３）操作ボタン５を弾性押上げ具９により押上げて光
路開閉子６と操作ボタン８との間にクリアランスを設け
であるため、操作ボタン８に誤って指などが触れても誤
動作しない。

（４）構成が簡潔であるため実用化が容易である

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光回路用スイッチング装置の一例を示
す縦断側面図、第２図は光回路用スイッチング装とにお
ける光路開閉子６の一例を示す正面説明図、第３図は本
発明の光回路用スイッチング装置の他側を示す縦断側面
図、第４図は第３図の光回路用スイッチング装置の縦断
正面図であるｌは光回路基板　　　２は光路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光回路基板の光路を横断する溝に遮断部と開口部を備え
   た光路開閉子を設け、この光路開閉子を動かすことによ
   って光路の開閉を行なう光回路用スイッチング装置にお
   いて、光路開閉子は弾性支持具で支持され、光路開閉子
   の上方には操作ボタンが取付けられ、操作ボタンを弾性
   押上げ具により押上げて操作ボタンと光路開閉子との間
   に操作ボタンに遊びを与えるクリアランスを設け、この
   操作ボタンを操作すると光路が光路開閉子の遮断部と開
   口部によりＯＮ、ＯＦＦされるようにしたことを特徴と
   する光回路用スイッチング装置。