JPS62244933A - 衛生用混合弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衛生用混合弁、特に制御要素を収容するため
の着色された弁体を備えた衛生用混合弁に関する。

〔従来の技術〕

着色された弁体を備えたこの種の混合弁は、以前から公
知であり、特に浴室や台所に備えつけられている。一般
に、弁体は真鍮でできていて、金属または非金属の表面
を有する。弁体を異なる色で着色する場合には、弁体を
ラッカーで被覆して、所望される場合には透明な合成樹
脂の層で保護するかまたは加熱される粉末コーティング
を行う。

この種の従来の弁の欠点は、金属または非金属の表面が
洗剤または引っ掻きに対して弱く、そして高熱伝導性の
真鍮のために、非常に急激な温度変化を受け、使用者が
不快に感じることにある。

更に、製作プロセスの観点から、飾り、装飾、模様等を
従来の表面に設けることが困難である。クロムメッキさ
れた弁体は石灰化作用を受ける。更に、従来の弁体は損
傷したときに、全く交換不可部であるか、かなりのコス
トをかけなければ交換てきない。

〔発明の要約〕

本発明の目的は、上記欠点を除去し、製作が簡単で、作
動の信頼性が高く、組立が容易でそして修理が容易であ
る前記種類の混合弁を提供することである。

この目的は、弁体がユニット構造でセラミック材料から
なっていることによって達成される。弁体は交換可能で
あり、かつ取外し可能に接続部材に取りつけられている
。接続部材と弁体はそれらの間に挿入されたシールによ
って水密に取りつけられている。接続部材は給水路を含
み、この給水路は水道設備に接続可能であり、かつ衛生
装置または壁に固定可能である。

〔実施例〕

添付の図には、洗面台のための単一レバー型混合装置の
形をした本発明の一例が縦断面で示しである。

図中、１は弁体を示す。弁体は磁器からなり、滑らかな
表面を有する。弁体ｌは熱湯および冷水用の接続管３を
備えたスリーブ状の内方真鍮箱の形の接続部材２′を有
する。管３はベース部分４に固定されておりかつそこで
図示しない給水路に接続されている。制御要素を備えた
カートリッジ５はベース部材４上に配置されている。制
御要素はシールを有する。内方体２はその外周のまわり
に延びている２つのカラー状ステップ６．６′を有し、
下側のステップ６′の方が上側のステップ６よりも直径
が大きい。ステップ６．６′の機能は０リングの形のア
キシャルシール７を保持することであり、この０リング
は弁体１の内面に形成された対応するステップ８．８′
と協働して、水密的なシールを行う。

カートリッジ５はピン９によって位置決めされている。

カートリッジ５はねじ付真鍮リング１０によって固定さ
れており、このリングは内方体２の上端に保持されてい
る。内方体内には合成樹脂製のねじ付リング１１がある
。このリング１１は外方カラー１２を有し、このカラー
は弁体ｌの上端に係合し、かつこれを位置決めする。カ
ートリッジ５は０リング１３によって内方体２に対して
横方向にシールされている。

弁体１は一体でありかつ容易に交換可能である。

弁体１は予め取りつけ可能な内方体２の上方に置かれる
ことができ、内方体はねじ付スタッド１５によって、下
部シール１４を介して、洗面台の図示しない取りつけ支
持体上に固定されている。

ハンドルレバー１６は制御レバー」８の上端に支持体１
７を有する。レバー１８はねじ１９によって保持された
スプリング２０によって支持体１７に連結されている。

制御レバー１８の下端はカートリッジ５の中の図示して
いない円板状制御要素と協働する。水はカートリッジか
ら開口２１を通って出口２２に流れる。出口の前端は、
水と空気が混合されるノズルが閉塞される場合に発生す
る高い内圧を阻止するために、ジェット操作部２１　　
　　　３を備えている。

本発明による弁は容易に組立、修理することができる。

組立のために、接続部材２′はまず弁体の損傷を回避す
るために洗面台に固定される。弁体１はそれからシール
７を介在して、予め取りつけられた接続部材２′上に簡
単にセットされ、この組立体はねじ付合成樹脂リング１
１によって固定される。シールの性質及び弁体ｌ及び内
方体２又は接続部材２′の構造は相異なる２つの材料即
ちセラミックと真鍮との間に公差の問題が生じないこと
を保証する。

上記の図示した構造は本発明の唯１つの実施例である。

本発明はこの実施例に限定されず、本発明の基本思想の
範囲内で、特に種々の構成部品の配列及び形態に関して
変更することができる。このように内方体の外側と弁体
の内側は実質上段を備えておらず、かつ警部を備えたラ
ジアルシールを内方体と外方体の間に設けることができ
る。

本発明による弁の製造に困難性はない。コストは比較的
に低い。金属よりも熱伝導性が小さく、従って操作時の
温度が不快でないセラミック弁体は、容易に所望の色及
び形に形成することができ、かつ所望の装飾、装飾的特
徴、マーク等を備えることができる。このことは更に、
弁体が色付流し台、洗面台、ビデ等の表面に相応したつ
や出し表面を困難無く備え得ることを意味する。ここで
は石灰化の危険はない。表面は洗剤及びひっがきに対し
て強い。

【図面の簡単な説明】

図は、完全に組み立てられた、本発明の衛生用混合弁の
断面図である。 １・・・弁体、　２・・・内方体、　３・・・接続管、
　４・・・ベース部分、　５・・・カートリッジ、　　
６．６’、８．８’　・・・ステップ、７・・・アキシ
ャルシール、　９・・・ピン、１０．１１・・・リング
、　　１２・・・外方カラー、　　１３・・・０リング
、　　１４・・・シール、１５・・・スタンド、　　１
６・・・ハンドルレバー、　１７・・・支持体、　　１
８・・・制御レバー、　　１９・・・ねじ、　　２０・
・・スプリング、２１・・・開口、　２２・・・出［１
１，２３・・・ジェット操作部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、弁体がセラミック材料からなり、かつその中に設け
   られた操作可能な制御要素を有し、ユニット状に形成さ
   れた弁体が、接続部材に取外し可能に連結され、給水路
   を備えた接続部材が制御要素に取りつけられ、弁体と接
   続部材が制御要素に取りつけられ、弁体と接続部材の間
   に水密用のシール手段が設けられていることを特徴とす
   る衛生用混合弁。 ２、接続部材が円筒状のハウジングを含み、このハウジ
   ングが給水路を備えたベース部分を有し、制御要素がベ
   ース部分に取りつけられ、ハウジングがその外周に沿っ
   て延びるカラー状のステップを備え、各カラー状ステッ
   プが異なる直径を有し、この直径がベース部分に向かっ
   てすなわち下方へ向かって増大し、各カラー状ステップ
   がそれに取りつけられた軸方向シールを有し、各ステッ
   プが弁体の内面に形成された対応するステップと協働し
   、それらを水密にシールすることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の衛生用混合弁。 ３、交換可能なカートリッジを備え、このカートリッジ
   内に制御要素が操作可能に取りつけられ、カートリッジ
   の上端がおねじを有し、ねじ付のリングが、カートリッ
   ジのねじ付上端に接続され、内側ハウジングを適所に保
   持していることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載
   の衛生用混合弁。 ４、第２のねじ付リングが水平方向に延びるカラーを備
   え、このカラーが、カートリッジを弁体に取りつけるた
   めに、めねじ付リングにねじ込まれていることを特徴と
   する特許請求の範囲第３項記載の衛生用混合弁。 ５、接続部材が円筒状の内側ハウジングの形をしており
   、このハウジングが、給水路と制御要素を備えたベース
   部分を有し、シール手段が、水密的なはめあいのために
   、前記内側ハウジングの外面と前記弁体の内面の間に挿
   入されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の衛生用混合弁。 ６、内側ハウジングと外側ハウジングの表面の間に挿入
   されたシール手段が、唇形のシールであることを特徴と
   する特許請求の範囲第５項記載の衛生用混合弁。 ７、弁ハウジングが磁器製であることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の衛生用混合弁。 ８、弁ハウジングの外面がつや出し部を含むことを特徴
   とする特許請求の範囲第７項記載の衛生用混合弁。