JPS62239866A - 積層巻フライバツクトランス - Google Patents

積層巻フライバツクトランス

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JPS62239866A
JPS62239866A JP61081052A JP8105286A JPS62239866A JP S62239866 A JPS62239866 A JP S62239866A JP 61081052 A JP61081052 A JP 61081052A JP 8105286 A JP8105286 A JP 8105286A JP S62239866 A JPS62239866 A JP S62239866A
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Sumio Toyama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はテレビジョン受像機等において高圧整流電圧
を得るときに好適なフライバフ・クトランスにかかわり
、特に、高電圧側の放電によってダイオードが破かいさ
れることを防市するようにした積層巻フライバックトラ
ンスに関するものである。
〔発明の概要〕
この発明の積層巻フライバックトランスは、高圧側の2
次巻線に出力されるフライバ・・Iクバルスを整流して
直流゛電圧を得る際に、2次巻線の積層順位と、整流電
圧の積み上げ順位が異なるように結線することによって
、高圧直流電圧が放電したときに印加される整流用ダイ
オードの逆電圧が小さくなるように設計したものである
。そのため、逆耐圧の小さい整流用のダイオードが使用
できるようになる。
〔従来の技術〕
−・般に、テレビジョン受像機序の受像管にはアノード
電圧として数10KVの高電圧が要求され、かかる高電
圧を発生するために、フライバーツクパルスを昇圧して
整流するいわゆるフテイパ、ツタトランスが使用されて
いる。
フライ/へツクトランスは、通常1次側のコイルに水層
出力パルスを印加し、2次側のコイルに発生する昇圧パ
ルスをダイオードによって’!!! fftし、高圧右
旋電圧を得るようになされているが、最近では2次側の
コイルを複数個に分割し、分割された各2次コイルに整
流用の夕、イオードを接続して積み上げ方式で高電圧を
得るようにされている。
この場合、分割された2次コイルをボビン等で隔離して
配設し、各セクタオン間の分布容量を少なくして1例え
ば、基本液の俗数次高調a12(第3次高調波)に同調
させる、いわゆる、同調形フライバックトランスとする
ものは、高電圧を効率良く発生する点においてメリット
があるが、出力された高電圧のレギュレーシ璽ンが悪い
という難点がある。
そこで、これに対応すべきフライバックトランスとして
、2次コイJしを!A層巻とし、各層毎に整流用のダイ
オードを介在させて高電圧を得る方式が開発されている
第3図は、I層巻フラ・fバックトランスの巻線状、態
を示した凝視図で、11はコア、12はコア11が内挿
ごれているボビンを示し、このボビン12には低圧の1
次コ・fル13が巻回されている。
そして、この1−に層間絶縁フィルム14a〜14fを
介在して分、1;1されている複数の2次巻線15a−
15kが積層巻回されている。
16a、16b・・・・・・は分割されている2次巻線
15a−15fの各巻始め及び巻終り間に接続されてい
る整流用のダイオードを示し、このダイオード16a、
16b・・・・・・によって整流された直流電圧を積み
Lげ高電圧を得るようにしている。
fJIJ4図はかかる積層巻フライバックトランスの等
価回路を示したもので、L、1=Lrは各層の2次コイ
ルのインダクタンス、D1〜Dt は整流用のダイオー
ド、C,(T)、 C,(E)は各2次コイルの層間容
量、CA、CKは2次コイルの両端の対接地容量を示す
積層形のフライバックトランスは前記第3図、及び第4
図に示すように、その構造上から層間容量C1(T)、
又はat(i:)が同調形フライ八−・クトランクより
犬きくなり、フライ・し・・クバルスの高A池に対して
同調させることができず、市゛屯圧をイする点では1ス
利となるが、反面、リンギングレスとすることがでさる
ため、高電圧のレイュレーンコ/が饋れているという利
点がある。
しかしながら、積層容量CI(E)か大きく゛なると 
例えばテレビジョン受像管の管内放電、又は外部の塵埃
“9による放電時に前記整流用タイオートに大きな逆′
心圧が印加されダイオ・−トを破かいするといり聞届が
ある。
すなわら、前述した第4図の′、や価回路では6層のフ
ライバックトランスの定常動作時には、ダイオードD・
 −・DIのカソード側1ご接続されているコイルの積
層容量C1(T) 、C*(T) 、・・・・・・には
それぞれ1/6El+vの直流電圧Voが印加されてい
る。
この状態で高′屯圧EHυが印加されている受像管に管
内放電が起きると、短絡による一M原象に対して2次コ
イルL、〜L「は無限大のイレピータンスを小しカソー
ド側の電位の変化はないにもか2+)わらず、ダイオー
ド】〕、1〜Dfのア、ノー目則は第5 i%に示すよ
うにスイッチSが投入されたことにより電荷の移動が発
生し、積層点a・〜fの゛・1位■:〜■6が−・瞬に
して変化する。
この変化は1例えば、特公昭59−43910−シ公報
に解析されているように積層された2次コイルのγノー
ド側の層間容:J C+ (、E)をC1、その対接地
容量なC^ とする、!、 ・・・・・・(1) に示Tようなでトす)・クス式となり、この第(1)式
?解くことによってa−f点の電圧を計算することかで
さる。
この第(1,)式による詳細な計部はかなり複雑になる
が、積層巻フライバンクトランスの一般的な浮M容量で
ある例えば、層間容量C1を180.〜250PF、対
接地容量C八を1〜3PF、CにをlO〜15PFにす
ると、rL層の積層巻フラ・fノ゛・ツタトランスでに
番目のダイオードに印加される逆電圧Vドは ¥+; : E)IV  k/ n  −・・・(7)
但し、k= 1.2.3.・・−・・−、Ln−1)E
lfひ:高圧側の出力電圧 となり、P記第4図の場合には、5番1」のダイオード
Deに、約5/EiE++vの逆電圧が印加され。
Euv=30kVとすルト、約24−8kVのill耐
圧及要求される。
そのため、整流用のダ・fオードが高価格となりフラ・
rバ・・・クトランスのコストアップを招く。
前述した従宋例によると、このような問題点を解消する
ために、各層間容はCIを小さくすることが提案され1
おり、その具体的な手段と1.ては、第6図に示すよう
に、各層に巻回されている2次コイル15a、15b、
15C,・・−−−−15fct″)巻、き終り端部分
を不揃いにする方性が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点J しかしながら、フライバックトランスの巻線は通常、各
層で負担する整/Q電圧がほぼ等しくなるように設計さ
れているので、製作上41゛でこのように巻線の端面を
不揃いにすることは製置、−[程を複雑にすると共に、
タップ出し作業に1]間がかかりコストアップを招くと
いう問題がある。
この発明は、かかる問題点にかんがみてなされたもので
、従来の巻線方法を変化させることなく層間容量を低減
してダイオードに印加される逆電j1:、を低減するよ
うに構成したものである。
〔問題点を解決するための上役〕
この発明の積層巻フラ・fパックトランスは、コア番ご
積層されている複数個の2次コイルに対して、整流用タ
イオー ドを接続する際に、特に高圧側で2次コイルの
積層1順序と、整流゛−シ圧の積み一ヒげ順序が異なる
ように構成する。
〔作用〕
2次コイルの積層順位が!l流ダイオ・−ドの接続11
1fj位と異なっているため、高圧側の上位の巻線に対
する層間容量が1/2以下に低減し、対接地容量も増那
させることができる。そのため、管内放電等が発生した
場合も高圧側のダイオードに印加される逆電圧を低ドさ
せることがでさ、特に、高圧出力側におけるダイオード
の逆耐圧′電圧を小ざくすることができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例を示すフラ・fバックトラ
ンスの巻線状態と整流回路を示したもので、 Loは−
・次巻線、Ll、LIL3.L4.L5.L&は分割し
て積層されている2次巻線を示す。
各2次巻線の巻き始め端子T1〜T2に対して巻き終り
端子はEl”E6で示されており、これらの巻線に誘電
されたフライバックバルスは、・それぞれ整流用のダイ
オードD1〜Dkによって禎みにげ方式で整flr、さ
れ、抵)J’L Rをイ「して671圧端子MYに出力
されるように構成されている。
本発明の積層巻フライバックトランスは、を記したよう
にもっとも高い電圧が出力される2次巻線Lbは第3層
目に位置しており、第1層目には次に高い電圧が出力さ
れる2次巻線Lh、i:F<2層11には2次巻線L4
か位置している。
そのため、高圧放電時にもっとも高い逆’i[fi圧が
印加されるダイオードD5の7ノ一ド点Eb l中心と
して等価回路を形成すると、第2図(a)に示すように
対接地容量Cにはフテイへ・ツクトランスのコアに接近
しているため、従来の5層目に巻回されている2次コイ
ルLeの対接地容量CAより太きく (10−15PF
)なると同時に、その整流電圧が積み上げられて接続さ
れる第6段目の巻線L6に対する層間容量C1(5・6
)は中間に巻線L4が介在し、ているため約1/2以)
に低減する。
したがって、この等価回路で高圧端子HVが放電したと
きは、第2図(b)に;■(すような5,9.、価回路
になり、85点の電位が急落してダイオ−F’ D 9
に大きな逆電圧が印加されることになるが、この等価回
路で居間容”4  L/2C1(5・6)は従来のもの
より 1/2以ドとなっており、かつ、対接地容量Cに
が5倍、H7度大きくなっているので、85点の電位下
降は軽減され、ダイオードD5に対する逆電圧も小さく
することができる。
ちなみに、6層のフライパー2クトランスにより30k
Vの高圧を出力した場合、第1図に示すようにダイオー
ドによる整流順位を変更するだけて゛放電時5番目のダ
イオードDqに印加されていた逆電圧24.8kVを2
0.?kVに低下させることができるようになった。
なお、第5番目のダイオードD5に対する保護について
説明したが、−・般に、高′屯圧端子HVに近い整流ダ
、イオード程、大きな逆電圧が印加されるため、0層の
積層巻フライバックトランスの場合は、n−1番目、及
びn−2番目のダイオードに対して丘述したような手法
により逆電圧の軽減を行うようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の積層巻フライバックトラ
ンスは、高い逆電圧が印加される直流的に高電位となっ
ているグイオートの巻線層を2次巻線の内層側に移動し
て対接増容111′を増、10 L、又、その居間容量
を減少させるため整流電圧の積み−1:げ順位と積層順
位が異るようにしたので、高圧放’i[が発生したとき
にダイオードに印加される逆電圧を低減させることがで
きるという効果がある。そのため、特に、高電位となっ
ている整流ダイオードの逆耐圧を下げることができ、フ
ライバックトラ〉′スの製造コストを低下させることが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の積層巻フライバックトランスの整流回
路を示す結線図、第2図(a)、(b)は放電前と放″
iTi、後の等価回路図、第3図は一般的な積層巻フラ
イバックトランスの構造図、第4図は分゛刻された2次
コイルの浮遊容量を示す回路図、第5図は放′屯時の逆
電圧を説明する回路図、第6図は従来の逆電圧軽減方法
を示した2次コイルの一部断面図である。 図中、Ll、L2.L3.L4.L5.L6は高圧側の
2次8線、DI、02.D3.D4.D!l、D6は整
流用のダ・fオード)示す。 第6図 考Kqlυ勺1つゴイ昏回 了& 第2図 フライバンクトランスつりF、ttz        
 。 第3図 HV 1i/浸・ :k(1〜1 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  積層巻フライバックトランスを構成する複数個の2次
    巻線に対して複数個の整流用ダイオードを接続する際に
    、前記複数の2次巻線の中で直流的に高い電位となる2
    次巻線を2次コイルの巻回領域の内層側に配置し、対接
    地間容量を増加させると共に、積層された前記2次巻線
    から得られる整流直流電圧の積み上げ順序が前記複数個
    の2次巻線の積層順位と異なるようにしたことを特徴と
    する積層巻フライバックトランス。
JP61081052A 1986-04-10 1986-04-10 積層巻フライバツクトランス Expired - Fee Related JPH0697850B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009117459A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Murata Mfg Co Ltd 電子部品

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