JPS6223736A - Frp製円形グレ−チングとその製造方法 - Google Patents

Frp製円形グレ−チングとその製造方法

Info

Publication number
JPS6223736A
JPS6223736A JP60163620A JP16362085A JPS6223736A JP S6223736 A JPS6223736 A JP S6223736A JP 60163620 A JP60163620 A JP 60163620A JP 16362085 A JP16362085 A JP 16362085A JP S6223736 A JPS6223736 A JP S6223736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frp
frame rods
mold
frame
annular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60163620A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0376821B2 (ja
Inventor
Kamezo Miyaji
宮地 亀三
Toshitaka Nakao
中尾 敏隆
Noboru Ono
昇 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takiron Co Ltd filed Critical Takiron Co Ltd
Priority to JP60163620A priority Critical patent/JPS6223736A/ja
Publication of JPS6223736A publication Critical patent/JPS6223736A/ja
Publication of JPH0376821B2 publication Critical patent/JPH0376821B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マンホール内部或いは各種生産設備の架台や
ピット、その他施設に用いられる新規なFRP1円形グ
レーチングとその有効な製造方法に関する。
(従来の技術) 従来より各種生産設備の架台或いは溝やピットの蓋等に
下部が透視出来る簀状の所謂グレーチングが多用されて
いた。このグレーチングは鉄製或いは鋳物製が主体であ
ったが、これらは重量が大であり且つ耐蝕性に乏しいと
云う大きな欠点を有していた為、溝やピットの蓋の如く
頻繁に除去したりする場合その取扱いに不便を来し、ま
た化学薬品などを取扱う場所や屋外での使用の場合その
耐久性が問題とされていた。そこで最近になって金属層
数の強度を有し、しかも軽量且つ耐蝕性に優れたFRP
製のグレーチングが開発され実用化されるに至った。
このFRP製グレーチングは縦横格子状の溝を有する金
型にFRP原料を充填硬化して得られるもので、上述の
如く金属層数の強度及び軽量且つ耐蝕性に優れた特性に
加え、安価に供給されることから近時その需要が急速に
増大しているところで上記のグレーチングの全体形状は
一般的には方形であるが、用途分野によっては円形の物
も用いられる。円形グレーチングの実用例としては、大
型マンホール内の途中に安全性を考慮して設けられるス
テップ台に設置されるものや、各種生産設備或いはその
他の設備の円形ピット等に覆設されるものなどが挙げら
れ、方形グレーチングと共にその用途分野は広がりつつ
ある。
実用化されているFRP製円形グレーチングの一例を添
付の第4図及び第5図にて説明する。図のグレーチング
は縦横のFRP製枠杆a1・・・+ a2・・・が格子
状に交差結着された組枠体Aを円形に切断加工し、その
周囲にFRP製円環状外枠杆Bを接着剤等で一体固着さ
せて成るものであり、上述の特性を保有することからそ
の需要の増大が見込まれているものである。
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記のFRP製円形グレーチングは円形の組
枠体Aと、外枠杆Bとが別個に調製され、両者が接着剤
等で一体固着されているから、この固着部分の強度が弱
く且つ外観が劣り、また、これを製するにおいては、組
枠体Aのカットロスが多く不経済であり、更に用途によ
り異径のものを製造するには、外枠杆Bの径に応じた金
型を各種数り揃える必要があり、製造上の煩わしさや要
する設備費も決して少なくはなかった。従って、斯かる
円形グレーチングの需要を一層拡大するには、その品質
を向上し或いは製造上の効率化を図ることが必要不可欠
であった。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、強靭で且つ見栄
えの良い新規なFRP製円形グレーチングとその有効な
製造方法を提供せんとするものである。
(問題点を解決する為の手段及び実施例)上記目的を達
成する為の本発明の構成を添付の実施例図に基づき説明
するに、第1図は本発明円形グレーチングの一実施例を
示す斜視図、第2図は本発明方法に採用された金型の一
例を示す斜視図、第3図は同金型を用いたFRPの充填
要領を示す概略線図である。即ち、本発明の第1の要旨
は、同心円状に隔設された複数の円環状枠杆1・・・と
、該枠杆1・・・に交差結着し径方向に配設された複数
の連続若しくは不連続の放射状枠杆2・・・とより構成
され、上記各枠杆1・・・、2・・・がFRPにて成る
FRP製円形グレーチングGにあり、また第2の要旨は
、金型基板5上に多数の塊状金型単位部材61・・・が
配置され、該金型単位部材61・・・により同心円状の
複数の円環溝7・・・と、該円環溝7・・・に交叉した
複数の連続若しくは不連続の放射溝8・・・とが形成さ
れた金型6を準備する工程と、該金型6における所望径
内の上記円環溝7・・・及び放射溝8・・・にFRP原
料9を交互に順次充填しながらこれら溝7・・・、8・
・・を略充たす工程と、充填されたFRP原料9を硬化
させ且つ脱型させる工程とより成るFRP製円形グレー
チングの製造方法にある。
便宜上本発明の第2の要旨である製造方法について先ず
詳述する。第2図において各金型単位部材61・・・は
その形状が平面視して円弧リング状をなし、各種曲率の
ものが多数準備され、これらを金型基板5上の所定位置
に整合状態で配置した時、複数の定間隔の同心円状円環
溝7・・・が、また該円環溝7・・・に交叉する連続若
しくは不連続の放射溝8・・・が形成されるようになさ
れている。この各単位部材61・・・の間隔即ち溝7・
・・、8・・・の幅は後記する枠杆1・・・、2・・・
の厚みに等しく、一方単位部材61・・・の大きさ即ち
周方向及び径方向の長さはグレーチングGの開口部の大
きさを支配するもので、これらは用途に応じて適宜設定
される。また該単位部材61・・・は金型基板5と一体
とされたものでも良く、或いは基板5に対し取外し自在
とされたものでも良い。取外し自在とする場合1例えば
基板5の裏面よりボルト(不図示)等で所定位置に止着
する方法が採用される。これら金型単位部材61・・・
が組合って成る金型6を用いてグレーチングGを成型す
るには、得んとするグレーチングの外径に符合する円環
溝7′で囲まれた各溝7・・・、8・・・に、FRP原
料9を第3図の■■・・・の如き順序及び方狗で各溝7
・・・、8・・・の交差部でFRP原料9中のガラス繊
維が出来るだけ交叉するよう繰り返し充填してゆく。斯
かる充填方法を採ると、溝の交差部でガラス繊維が絡み
合い、成型後の円環状枠杆1・・・及び放射状枠杆2・
・・の結合強度が大となり、グレーチングGが極めて強
靭なものとされる。このFRP原料9の充填の際、得る
べきグレーチングGの外径によっては大径部の金型単位
部材61・・・が不要とされる場合があるが、単位部材
61・・・が基板5に一体化されたものを用いる場合は
必要な溝7・・・、8・・・にのみこれを充填すれば良
く、また単位部材61・・・が取外し自在とされている
場合、最外部の溝7′を形成するための単位部材61・
・・より遠心方向に位置する単位部材61・・・を予め
取り除いて行えば作業がし易い。
斯くして所定の溝7・・・、8・・・に上記要領でFR
P原料9を充填しこれを略充たした後、硬化させ脱型し
最外部の円環状枠杆1′の周体に突出した成型パリ(不
図示)を研磨除去すると、第1図に示す如きグレーチン
グGが得られる。
第1図のグレーチングGは同心円状に隔設された円環状
枠杆1・・・と、これに交差結着し径方向に配設された
放射状枠杆2・・・とより構成されている。
放射上枠杆2・・・は中心部より連続的に遠心方向に延
びるもの、或いは途中の円環状枠杆1・・・より遠心方
向に不連続状態で延びるものがあるが、これは、該放射
状枠杆2・・・を前者の如きもののみとすると、円環状
枠杆1・・・とにより形成される開口部が遠心方向程大
となり全体の強度がアンバランスとなる懸念がある為で
あり、加えてモザイク調の美観を加味することも意味し
ている。斯かる円形グレーチングGの大きさは使用され
る場所により様々であるが、その外径は300mm〜1
500nnφに略集約される。また枠杆1.2の厚みも
全体の大きさと関連するが略4I〜10mmが適当とさ
れ、更に円環状枠杆1・・・同志の間隔は、25m或い
は50mの如く定間隔に定められ、該円環状枠杆1・・
・に連続若しくは不連続の放射上枠杆2・・・が上述の
如くその全体規模に合わせ適宜交差配設されている。
(作用) 第1図のグレーチングGは同心円状の最外部を含む複数
の円環状枠杆1・・・と、これに交叉する放射状枠杆2
・・・とがその交差部において強固に結着して構成され
、しかもこれら各枠杆1・・・、2・・・がFRPにて
成るから、全体が極めて強靭であり、また最外部の枠杆
1′とその内部の枠杆1・・・、2・・・により構成さ
れる組枠体12とは、従来の如く接着等によらず成型時
に一体化されるものであるから、この部分での強度的不
安は全く無い上に美麗な外観が保証される。
更に斯かるグレーチングGを成型するには、複数の同心
円状円環溝7・・・及びこれに交叉する複数の放射溝8
・・・を形成する多数の塊状金型単位部材61・・・が
金型基板5上に整合状態で配置された金型6を用いてな
されるから、通常使用される円形グレーチングの最大径
を想定して単位部材61・・・をこれに見合うよう一式
分準備しておけば、これより小径の各種グレーチングG
は同一金型6で適宜製することが出来、金型部品点数の
節約が図れる。
また、成型と同時に円形に形成されるから、仕上げの研
磨加工は必要とするものの従来の如く格子状の成型体を
円形に切断加工することは一切不要であり、従ってその
製造上の煩わしさが著減されると共にカットロスなども
少なく極めて効率的な製造が約束されるのである。
尚、上記に限られるものではなく5本発明を逸脱しない
限り他の変更があり得ることは云うまでもない。
(発明の効果) 教主の如く、本発明のFRP製円形グレーチングは、同
心円状に隔設された複数の円環状枠杆と、該枠杆に交差
結着し径方向に配設された複数の放射状枠杆とより構成
され、しかもこれら枠杆がFRPより成るから、グレー
チング自体が金属層数の強度を保有すると共に軽量且つ
耐腐蝕性に優れ、マンホール内部の架台や各種ピットの
蓋或いは生産設備の架台等に充分適用が可能であると共
に、その取扱いが極めて簡易であり、化学薬品を取扱う
場所や屋外に用いてもその耐久性が保証され、更に従来
の格子状の成型体より得られるものの如1くその加工条
件に由来する強度的不安や外観上の違和感は一切無く商
品価値の極めて高いものである。
又、斯かる円形グレーチングを製する手段として、同心
円状の複数の円環溝及び之に交叉する放射溝を形成する
多数の金型単位部材を金型基板上に整合状態で配置して
成る金型が用いられるから、各種火きさのものがこの金
型において適宜成型され、これにより金型部品点数及び
製造上の煩わしさを大幅に少なくすることができると共
に、従来の格子状成型体より製する場合の如き切断加工
が一切不要とされ、製造工数が低減され且つカットロス
などの無駄を完全に無くすことも出来る。
このように数多くの特筆されるべき利点を有する本発明
は、その実益極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明円形グレーチングの一実施例を示す斜視
図、第2図は本発明方法に採用された金゛ 型の一例を
示す斜視図、第3図は同金型を用いたFRPの充填要領
を示す概略線図、第4図は従来の円形グレーチングの一
例を示す斜視図、第5図は第4図のV線部の拡大平面図
である。 (符号の説明) 1・・・円環状枠杆、 2・・・放射状枠杆、 5・・
・金型基板、 6・・・金型、 61・・・金型単位部
材、 7・・・円環溝、 8・・・放射溝、 9・・・
FRPi料、 G・・・FRP製円形グレーチング。 −以上−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同心円状に隔設された複数の円環状枠杆と、該枠杆
    に交差結着し径方向に配設された複数の連続若しくは不
    連続の放射状枠杆とより構成され、上記各枠杆がFRP
    にて成るFRP製円形グレーチング。 2、金型基板上に多数の塊状金型単位部材が配置され、
    該金型単位部材により同心円状の複数の円環溝と、該円
    環溝に交叉した複数の連続若しくは不連続の放射溝とが
    形成された金型を準備する工程と、該金型における所望
    径内の上記円環溝及び放射溝にFRP原料を交互に順次
    充填しながらこれら溝を略充たす工程と、充填されたF
    RP原料を硬化させ且つ脱型させる工程とより成るFR
    P製円形グレーチングの製造方法。 3、上記金型単位部材が金型基板に対し取外し自在であ
    る特許請求の範囲第2項記載の製造方法。
JP60163620A 1985-07-24 1985-07-24 Frp製円形グレ−チングとその製造方法 Granted JPS6223736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60163620A JPS6223736A (ja) 1985-07-24 1985-07-24 Frp製円形グレ−チングとその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60163620A JPS6223736A (ja) 1985-07-24 1985-07-24 Frp製円形グレ−チングとその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6223736A true JPS6223736A (ja) 1987-01-31
JPH0376821B2 JPH0376821B2 (ja) 1991-12-06

Family

ID=15777389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60163620A Granted JPS6223736A (ja) 1985-07-24 1985-07-24 Frp製円形グレ−チングとその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6223736A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999032274A1 (en) * 1997-12-18 1999-07-01 Debergh Jeaninne Process for the fabricating of reinforced plastic drain covers, and reinforced plastic drain covers obtained using this process
CN104381046A (zh) * 2014-11-24 2015-03-04 北京东方利禾景观设计有限公司 一种有孔井盖绿化装置及绿化方法
JP2015123711A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 三菱電機株式会社 繊維強化樹脂材料成形品の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999032274A1 (en) * 1997-12-18 1999-07-01 Debergh Jeaninne Process for the fabricating of reinforced plastic drain covers, and reinforced plastic drain covers obtained using this process
JP2015123711A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 三菱電機株式会社 繊維強化樹脂材料成形品の製造方法
CN104381046A (zh) * 2014-11-24 2015-03-04 北京东方利禾景观设计有限公司 一种有孔井盖绿化装置及绿化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0376821B2 (ja) 1991-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1328409B1 (en) Composite rim
PL130119B1 (en) Method of making a wheel of plastic material and mould therefor
CN105690789A (zh) 玻璃钢罐筒体的一次性缠绕成型方法
JPS6223736A (ja) Frp製円形グレ−チングとその製造方法
CN217142231U (zh) 回转窑轮带砂芯成型模具
JPS5597538A (en) Manufacturing method of disk wheel
JP3615031B2 (ja) 合成トンネルライナの製造方法及びその装置
CN102371343A (zh) 叶轮铸件坭芯及制造工艺
JPS5828817Y2 (ja) 集合ブロックパネルの成形用内外型枠材
CN109138409B (zh) 一种复杂纹理空间结构清水混凝土组合模板及其施工方法
JPS5939236Y2 (ja) タイミングプ−リの構造
JPS565722A (en) Manufacturing of mold of simple construction
JPS57148623A (en) Manufacture of fiber reinforced synthetic resin product
JPS6061361A (ja) ステアリングホイ−ル及びその製造方法
JPS6230066B2 (ja)
SU1081309A1 (ru) Торовый опорный шпангоут из композиционного материала
JPH0263704A (ja) 中空コンクリート製品成形法
KR960005696B1 (ko) 액자틀 및 그 제조방법
JPH08183116A (ja) ストレーナーの製造方法
JPS6210058Y2 (ja)
JPH07214525A (ja) 塊状の大形造形物を成形する雌型の製造方法と、塊状の大形造形物の製造方法、及びその成形用雌型装置
JPH034494Y2 (ja)
CN110884283A (zh) 一种仿木桩的生产工艺
JPH10108584A (ja) 窓付魚礁及びその製造方法
JPS5893560A (ja) 繊維複合金属材料の製造方法