JPS62235198A - 防爆フオ−クリフトトラツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フォーク部に設ける空気式の検知器から発信
する出力信号を、フォークリフトトラックの本体に設け
る制御部に空気を介して伝えることにより、可燃ガスの
雰囲気であっても安全に使用しうる防爆フォークリフト
トラックに関する。

〔従来の技術〕

可燃ガスの浸入防止処理を施した容器内に、例えば原動
機を収容することによって、原動機から発生する火花の
可燃ガスへの引火を阻止するいわゆる防爆仕様のフォー
クリフトトラックが用いられている。他方、工場などに
おいて自動化、省力化に伴い、遠隔操作可能なフォーク
リフトトラックはフォーク部にその動作を検知する検知
部を設けるとともに、該検知部とフォークリフトトラッ
クの本体に付設され該トラックの作動を制御する制御部
との間を可撓電気ケーブルを用いて接続し、検知部の信
号を制御部に伝えていた。

〔問題点を解決するための手段〕

と７かし可燃ガスの雰囲気のもとに使用されるフォーク
リフトトラックにあっては、可［気ケーブルが断線する
ことによって生ずる火花が可燃ガスに引火しガス爆発す
る危険がある。従って可燃ガスの雰囲気で使用されるフ
ォークリフトトラックにあっては可撓電気ケーブルを用
いることが出来ず、従ってフォーク部にその作動を検知
するための検知部の設定が不可能であったため防爆フォ
ークリフトトランクの自動化の妨げとなっていた。

このような問題点の一端を解決すべく可撓電気ケーブル
をシールド体で包覆したものが提案されてはいるが、こ
のものはシールド体は線心の外側に介在することによっ
て線心に比べ破損し易く、従ってシールド体は線心を可
燃雰囲気ガスから完全に隔離しうるちのではなく安全性
に欠ける。

本発明は、検知部に空気式の検知具を具えかつ前記検知
部と制御部との間を検知具の出力信号を伝える空気が流
過する管体を用いて接続することを基本として、可燃ガ
スの雰囲気にあっても安全に使用でき、前記問題点を解
決しうる防爆フォークリフトトラックの提供を目的とし
ている。

を問題点を解決するための手段〕 以下、前記した目的を達成でき、問題点を解決しうる本
発明の手段の一実施例を図面に基づき説明する。

第１〜５図において防爆フォークリフトトラック１は、
フォークリフトトラックのフォーク部２に、フォーク部
２の動作を検知する検知器Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３を具える検
知部３を設けかつフォークリフトトラックの本体４に検
知部３の出力信号を受けることによりフォークリフ（−
１−ラックの動作を制御する制御部５を付設しており、
検知部３と制御部５との間を前記出力信号を伝える空気
が流過する管体６を用いて接続している。

フォークリフトトラックの本体４は、本例ではバッテリ
により駆動されかつ防爆仕様が施されるモータを接続す
る走行輪２１と前記制御部５の制御によりステアリング
される従動軸２２とを臭えるとともに、フォーク部３を
ガイドする支柱２３を立設する。

フォーク部２は支柱２３の前記溝部２３ａ、２３ａに眠
る突部３１．３１を具えろ箱状の基部１５と、該基部１
５前方に配されかつ基部１５に係合する一対のリンク３
２．３２が起倒することによって前後方向に進退可能な
移動部１６と、後端が移動部１６の下端部を挿通するビ
ンに枢支され、先端部が揺動しうる爪部１７とを有する
。

前記支柱２３と基部１５との間には例えば油圧シリンダ
等流体を媒体として伸縮する図示しない伸縮−９が介在
し、また＄動部１６の進退は前記リンク３２を押圧する
図示しない油圧駆動の伸縮具が付設される。なお移動部
１６には前記爪部１７をピン支するピンに接続されかつ
流体圧によって駆動される回転アクチェイタが設けられ
る。これ等の伸縮部、回転アクチェイタば本体２の操作
箱内に設ける動力部３３に可撓ホース３４を介して接続
される。従ってフォーク部２は動力部３３に介在する油
等の作動媒体を前記伸縮具、回転アクチェイタに注、排
出することにより、爪部１７を昇降、前後動、および回
動しうる。

又、本体４には、前記空気式の検知器Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３
に送気する圧縮器３６と、該圧縮器３６により、圧縮さ
れた高庄空気を貯留する貯留タンク３７とを有する送気
部１１を設ける。

検知部３は、本例では移動部１６の進退位置を検知する
第１の検知器Ｓ１と、爪部１７の回転角即ち回動量を検
知する第２の検知器Ｓ２と、爪部１７上に載置され、ワ
ークＷの重量を検知する第３の検知器Ｓ３とを有し第１
、第２、第３の検知器、Ｓｌ、Ｓ２、Ｓ３は何れも前記
送気部１１から送られる高圧空気によって作動する空気
式の検知器として形成される。

第１の検知器Ｓ１は、例えば第４図に示す如く検知箱４
１から先端が突出しかつ外に向かつて付勢された進退可
能な検知枠４２に、ブリッド型パイロッ１−弁４５を介
して送気部１１から送られる高圧空気により伸縮するベ
ローズ４６を有する空気溜４７と、ベロス４６の移動端
４６ａ、検知棒４２間をつなぐ検示坂４９との間に、小
間隙ｇを隔てる開口部５１を設けてなる検知ノズル５２
とを有する周知構成の空気圧式の制御装置１２を接続す
る。空気圧式の制御装置１２は、前記検知ノズル５２と
前記構成の空気溜４７を有するため、検知棒４２の動作
によって変化する前記小間隙ｇの隙間寸度に比例した空
気圧力の変化を信号として出力できる。

前記出力信号は検知部３の出力端５３から前記管体６Ａ
を介して制御部５に伝えることができる。

なお上気式の制御Ｊｉｔ置１２の前段には圧力を稠整す
る調整弁５５と逆流防止弁５６とを設ける。第２、第３
の検知器Ｓ２、Ｓ３も前記第１のネ全知器Ｓ１と略同様
の構成を有し、その検知し７た信号を管体６Ｂ、６Ｃを
介して制御部５に伝えることができろ。

制御部５は前記検知部３の第１、第２、第３の検知器Ｓ
１、Ｓ２、Ｓ３とそれぞれ接続する管体６Ａ、Ｅｉ　Ｂ
、６Ｃが連結する入力端６１・・・を具えており、ネ★
知器Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３が発生する空気圧の変化による出
力信号をそれぞれ受信できかつその信号を電気ｆＦ号に
変換しうる変換器６２．６３．６４を有する。前記変換
器６２．６３．６４の出力する電気信号は、その後段に
設ける演算部６６に導入され、かつ演算することによっ
て、フォークリフトトラックの各部を作動することがで
きる。

前記管体〔ｊは本例では、各検知器Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３の
出力信号を伝える３本の管体６Ａ、６Ｂ、６Ｃの他、前
記送気管１３を一括に集約するとともにこれ等外側をゴ
ム被覆することにより、可撓ホース体１４として一体に
形成される。

可撓十−ス１４は、フォーク部２の移動部１６に設けろ
検知部３の出力箱１つと制御部５の変換機６２．６３．
６４および送気部との間を支柱２３の上端部に設ける滑
車６９を介して架は渡され、可撓ホース１４はフォーク
部２の作動とともに移動できる。

従って防爆フォークリフト１−ラック１は検知部３と制
御部５との間を出力信号を伝える空気が流過する管体６
を用いて接続している。

〔作用〕

然して圧縮機３６を駆動することにより、貯留タンク３
７に高圧空気が貯えられ、咳タンク３７の空気を送気管
１３を介してフォーク部２に設ける各検知器Ｓ１、Ｓ２
、Ｓ３に送気する。

又検知器Ｓｌ、Ｓ２、Ｓ３の各検知棒４２・−の動作は
制御部ｆ１２によって空気圧の変化による圧力信号に変
換され、又それぞれの信号は管体６・・・を介して本体
２に設ける制御部５に入力されかつ変換器６２．６３．
６４によって電気信号に変換されたのち演算部６６に投
入される。

演算部６６は各信号を演算しその出力によりフォークリ
フ１−トラックの動作を制御する。このように検知部３
の出力信号を空気圧の変化によって制御部５に伝えるた
め、電気を介して信号を伝える従来のもののように、可
撓ケーブルの断線に起因する火花の発生の危険がなく可
燃ガスの雰囲気にあっても防爆フォークリフＩ・トラッ
クを安全に使用することができる。

なお本発明において、管体６ば各検知器Ｓ１、Ｓ２、Ｓ
３とを複数本の単体の導管６−・を用いて個別に接続し
てもよく、又送気部１１を例えばバッテリー電源で駆動
される圧縮器を採用しフォーク部２に配設することもで
き、本発明は種々な態様のものに変形できる。

〔考案の効果〕

叙上の如く本発明の防爆フォークリフＩ−１−ラックは
、フォーク部にその動作を検知する空気式の検知器を具
える検知器を設は検知部とフォークリフトトラックの動
作を制御する制御部との間を前記出力信号を伝える空気
が流過する管体を用いて接続したため、信号を伝える信
号媒体が不燃の空気であり、電気を媒体とする従来のも
ののように、可撓ケーブルの断線による火花が発生する
危険はなく、従って可燃ガスの雰囲気で使用されるフォ
ークリフトトラックであっても、フォーク部にその動作
を検知する検知部を設けることができ、フォークリフト
トラックの操作性を高め、又防爆フォークリフトトラッ
クの経済的な提供を可能ならしめる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図はその
平面図、第３図はその信号経路を示す回路図、第４図は
検知器のｔｒＲ造を略示する線図、第５図は管体の一例
を示す断面図である。 ２−フォーク部、　３−検知部、　４一本体、５−・−
制御部、　６．６Ａ、６Ｂ、６Ｃ−管体。 特許出願人　　　　　　日本輸送機株式会社代理人　弁
理士　　　　苗　　村　　　　正第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）フォークリフトトラックのフォーク部に該フォー
   ク部の動作を検知する空気式の検知器を具える検知部を
   設けかつフォークリフトトラックの本体に前記検知部の
   出力信号を受けることによりフォークリフトトラックの
   動作を制御する制御部を付設するとともに、検知部と制
   御部との間を前記出力信号を伝える空気が流過する管体
   を用いて接続してなる防爆フォークリフトトラック。