JPS6223503A - タ−ボ機械の軸シ−ル装置 - Google Patents
タ−ボ機械の軸シ−ル装置Info
- Publication number
- JPS6223503A JPS6223503A JP60160353A JP16035385A JPS6223503A JP S6223503 A JPS6223503 A JP S6223503A JP 60160353 A JP60160353 A JP 60160353A JP 16035385 A JP16035385 A JP 16035385A JP S6223503 A JPS6223503 A JP S6223503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating ring
- ring
- shaft
- seal
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/3464—Mounting of the seal
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/003—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by packing rings; Mechanical seals
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/18—Lubricating arrangements
- F01D25/183—Sealing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はターボ機械の軸シール装置に関するものである
。
。
(従来の技術)
第3図及び第4図によシ従来のターボ機械の軸シール装
置を説明する。
置を説明する。
(1)がターボ機械の軸、(2)がターボ機械のケーシ
ングである。前記軸(1)にシールスリーブ(3)が流
体密に取付けられ、同シールスリーブ(3)を囲繞して
大気側に大気側フローティングリング(4)と機内側に
機内側フローティングリング(5)が配設され、同大気
側フローティングリング(4)及び機内側フローティン
グリング(5)の内周面にホワイトメタル(6)かは勺
付けられている。また同大気側フローティングリング(
4)の大気側縁に設けられたリング状の突条(4αX4
bdi前記ケーシング(2)に流体密に取付けられた軸
封側板(7)に当接し、同軸封側板(7)に設けられた
合ビン(8)に前記大気側フローティングリング(4)
が係止され、同大気側フローティングリング(4)と前
記機内側フローティングリング(5)との対向面に設け
られた対向する両孔にわたってばね座を介してコイル・
ばね(9)が装着され、同コイルばね(9)に挿入され
た合ピンα0)が前記大気側フローティングリング(4
)に植設されている。また前記機内側フローティングリ
ング(5)が前記ケーシング(2)に液体密に取付けら
れたシールケース01)の機内側部の内側面に当接し、
前記ケーシング(2)と同シールケース0υとに給油孔
(2α)、(11α)が設けられている。また前記軸封
側板(7)の大気側に前記ケーシング(2)に流体密に
取付けられたケーシングカバーα2に前記軸(1)全囲
繞するラビリンスα鶴が取付けられている。
ングである。前記軸(1)にシールスリーブ(3)が流
体密に取付けられ、同シールスリーブ(3)を囲繞して
大気側に大気側フローティングリング(4)と機内側に
機内側フローティングリング(5)が配設され、同大気
側フローティングリング(4)及び機内側フローティン
グリング(5)の内周面にホワイトメタル(6)かは勺
付けられている。また同大気側フローティングリング(
4)の大気側縁に設けられたリング状の突条(4αX4
bdi前記ケーシング(2)に流体密に取付けられた軸
封側板(7)に当接し、同軸封側板(7)に設けられた
合ビン(8)に前記大気側フローティングリング(4)
が係止され、同大気側フローティングリング(4)と前
記機内側フローティングリング(5)との対向面に設け
られた対向する両孔にわたってばね座を介してコイル・
ばね(9)が装着され、同コイルばね(9)に挿入され
た合ピンα0)が前記大気側フローティングリング(4
)に植設されている。また前記機内側フローティングリ
ング(5)が前記ケーシング(2)に液体密に取付けら
れたシールケース01)の機内側部の内側面に当接し、
前記ケーシング(2)と同シールケース0υとに給油孔
(2α)、(11α)が設けられている。また前記軸封
側板(7)の大気側に前記ケーシング(2)に流体密に
取付けられたケーシングカバーα2に前記軸(1)全囲
繞するラビリンスα鶴が取付けられている。
前記コイルばね(9)のばね力によシ、前記大気側フロ
ーティングリング(4)の突条(4α)C4b)が前記
軸封側板(7)に轟接し、前記機内側フローティングリ
ング(5)が前記シールケースαυの機内側部の内側に
当接している。ターボ機械が稼動すると、シールすべき
ターボ機械内の流体圧よシ少し高い規定圧力のシール流
体が給油孔(2α)及び(Ilc)を経て矢印(B)方
向に流入し、二分されて、一方の流れは、前記シールス
リーブ(3)と前記機内側フローティングリング(5)
との隙間を通ってシール流体溜に戻る。
ーティングリング(4)の突条(4α)C4b)が前記
軸封側板(7)に轟接し、前記機内側フローティングリ
ング(5)が前記シールケースαυの機内側部の内側に
当接している。ターボ機械が稼動すると、シールすべき
ターボ機械内の流体圧よシ少し高い規定圧力のシール流
体が給油孔(2α)及び(Ilc)を経て矢印(B)方
向に流入し、二分されて、一方の流れは、前記シールス
リーブ(3)と前記機内側フローティングリング(5)
との隙間を通ってシール流体溜に戻る。
この際、ターボ機械内の流体全シールすると共に機内側
フローティングリング(5)のホワイトメタル(6)と
シールスリーブ(3)との間を潤滑する。また機内側フ
ローティングリング(5)が機内側に押圧されているの
で、シールケースαDと機内側フローティン/リング(
5)との邑接部は圧接しているが、工作誤差等によシ少
しでも隙間があれば、シール流体が流入してターボ機械
内の流体をシールする。
フローティングリング(5)のホワイトメタル(6)と
シールスリーブ(3)との間を潤滑する。また機内側フ
ローティングリング(5)が機内側に押圧されているの
で、シールケースαDと機内側フローティン/リング(
5)との邑接部は圧接しているが、工作誤差等によシ少
しでも隙間があれば、シール流体が流入してターボ機械
内の流体をシールする。
他方のシール流体の流れは、シールスリーブ(3)と大
気側フローティングリング(4)のホワイトメタル(6
)との隙間を通って大気側へ流出し、ケーシングカバー
α■に取付けられたラビリンスαyの内側を経てシール
流体溜に戻る。この際、ホワイトメタル(6)とシール
スリーブ(3)との隙間を潤滑すると共に、大気が同隙
間から侵入することをシールする。
気側フローティングリング(4)のホワイトメタル(6
)との隙間を通って大気側へ流出し、ケーシングカバー
α■に取付けられたラビリンスαyの内側を経てシール
流体溜に戻る。この際、ホワイトメタル(6)とシール
スリーブ(3)との隙間を潤滑すると共に、大気が同隙
間から侵入することをシールする。
また大気側フローティングリング(4)は大気側へ強く
押圧されていて、突条(4α)(46)と軸封側板(7
)とは圧着しているが、工作誤差等によシ少しでも隙間
があれば、シール流体が流入して、大気の浸入をシール
する。
押圧されていて、突条(4α)(46)と軸封側板(7
)とは圧着しているが、工作誤差等によシ少しでも隙間
があれば、シール流体が流入して、大気の浸入をシール
する。
また軸(1)が荷重状態の変化や振動によシ撓むと、大
気側フローティングリング(4)は突条(4a)(4b
) e介して軸封側板(7)上を摺動して追随し、機内
側70−ティングリング(5)はシールケースαDとの
当接部で摺動して追随する。また大気側フローティング
リング(4)は軸封側板(7)に合ピン(8)によシ係
止され、機内側フローティングリング(5)は大気側フ
ローティングリング(4)に合ピンaQによシ係止され
ているので、軸(1)によって連れ回りしない。
気側フローティングリング(4)は突条(4a)(4b
) e介して軸封側板(7)上を摺動して追随し、機内
側70−ティングリング(5)はシールケースαDとの
当接部で摺動して追随する。また大気側フローティング
リング(4)は軸封側板(7)に合ピン(8)によシ係
止され、機内側フローティングリング(5)は大気側フ
ローティングリング(4)に合ピンaQによシ係止され
ているので、軸(1)によって連れ回りしない。
(発明が解決しようとする問題点)
前記第3図及び第4図に示すターボ機械の軸シール装置
では、第5図のように、シール液体圧(P)が軸封側板
(7)の機内側面及び大気側フローティングリング(4
)の外周面に作用する。また軸封側板(力の大気側面に
は大気圧が作用し、大気側フローティングリング(4)
のホワイトメタル(6)の表面には大気側端に大気圧、
機内側端にシール流体圧[F]となる傾斜分布の圧力が
作用する。従って、軸封側板(7)には曲げモーメン)
%b)が作用し、同モーメント棉)劾向に撓み、大気
側フローティングリング(4)は前記両面の圧力差であ
る圧力(Po)の作用によシ発生したモーメント(鳩〕
によって、モーメン) (M、)方向に撓み、第6図の
ような状態、即ち軸封側板(7)と大気側70−ティン
グリング(4)とが突条(ム)の外角部全弁して接触し
、接触面積が激減して、接触圧力が大幅に増大し、大気
側フローティングリング(4)の軸封側板(7)に対す
る摺動が妨げられ、大気側70−ティングリング(4)
が前記軸(1)に追随できなくなって、ホワイトメタル
(6)と前記シールスリーブ(3)との間の面圧が過大
となって、ホワイトメタル(6)とシールスリーブ(3
)とが焼付き、焼損する。
では、第5図のように、シール液体圧(P)が軸封側板
(7)の機内側面及び大気側フローティングリング(4
)の外周面に作用する。また軸封側板(力の大気側面に
は大気圧が作用し、大気側フローティングリング(4)
のホワイトメタル(6)の表面には大気側端に大気圧、
機内側端にシール流体圧[F]となる傾斜分布の圧力が
作用する。従って、軸封側板(7)には曲げモーメン)
%b)が作用し、同モーメント棉)劾向に撓み、大気
側フローティングリング(4)は前記両面の圧力差であ
る圧力(Po)の作用によシ発生したモーメント(鳩〕
によって、モーメン) (M、)方向に撓み、第6図の
ような状態、即ち軸封側板(7)と大気側70−ティン
グリング(4)とが突条(ム)の外角部全弁して接触し
、接触面積が激減して、接触圧力が大幅に増大し、大気
側フローティングリング(4)の軸封側板(7)に対す
る摺動が妨げられ、大気側70−ティングリング(4)
が前記軸(1)に追随できなくなって、ホワイトメタル
(6)と前記シールスリーブ(3)との間の面圧が過大
となって、ホワイトメタル(6)とシールスリーブ(3
)とが焼付き、焼損する。
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記問題点一対処するもので、ケーシングに取
付けられた軸封側板及びシールケースの内側に同軸封側
板に大気側端面が当接する大気側70−ティングリング
及び同シールケースに機内側端面が当接する機内側フロ
ーティングリングが軸と微小隙間を介して配設されてい
るターボ機械の軸シール装置において、前記大気側70
−ティングリングと前記軸封側板との間に同大気側フロ
ーティングリングの稼動中の変形に対応して変形する可
撓リングを介装したことを特徴とするターボ機械の軸シ
ール装置に係り、その目的とする処は、軸封側板と大気
側フローティングリングとの局部接触が起らなくて、大
気側フローティングリングが軸に追随して、大気側フロ
ーティングリングのホワイトメタルと軸に取付いている
シールスリーブとの間の焼付・焼損を防止できて、ター
ボ機械向流体のシールの信頼性を向上できるターボ機械
の軸シール装置を供する点にある。
付けられた軸封側板及びシールケースの内側に同軸封側
板に大気側端面が当接する大気側70−ティングリング
及び同シールケースに機内側端面が当接する機内側フロ
ーティングリングが軸と微小隙間を介して配設されてい
るターボ機械の軸シール装置において、前記大気側70
−ティングリングと前記軸封側板との間に同大気側フロ
ーティングリングの稼動中の変形に対応して変形する可
撓リングを介装したことを特徴とするターボ機械の軸シ
ール装置に係り、その目的とする処は、軸封側板と大気
側フローティングリングとの局部接触が起らなくて、大
気側フローティングリングが軸に追随して、大気側フロ
ーティングリングのホワイトメタルと軸に取付いている
シールスリーブとの間の焼付・焼損を防止できて、ター
ボ機械向流体のシールの信頼性を向上できるターボ機械
の軸シール装置を供する点にある。
(作用)
本発明は前記のように構成されており、大気側フローテ
ィングリングの大気側端縁の大径部がシール流体圧によ
シ太気側に撓んで、可撓リングの大径部を押圧すると、
可撓リングの大径部が大気側に撓んで、可撓リングの機
内側面と大気側フローティングリングの大気側端縁との
間に均−当シが得られて、面圧が一様に低くなシ、可撓
リングに対し、大気側フローティングリングの摺動が容
易になシ、大気側フローティングリングが軸に追随して
、ホワイトメタルとシールスリーブとの間の面圧が過大
にならず、焼付・焼損が起らない。
ィングリングの大気側端縁の大径部がシール流体圧によ
シ太気側に撓んで、可撓リングの大径部を押圧すると、
可撓リングの大径部が大気側に撓んで、可撓リングの機
内側面と大気側フローティングリングの大気側端縁との
間に均−当シが得られて、面圧が一様に低くなシ、可撓
リングに対し、大気側フローティングリングの摺動が容
易になシ、大気側フローティングリングが軸に追随して
、ホワイトメタルとシールスリーブとの間の面圧が過大
にならず、焼付・焼損が起らない。
また機内側フローテインダリング及びシールケースの機
内側部の表裏面の圧力差が少ないので、機内側フローテ
ィングリングがシールリングに対し摺動容易であシ機内
側70−テイングリングが軸に追随して機内側フローテ
ィングリングのホワイトメタル部にも焼付・焼損が起ら
ないので、大気側フローティングリング及び機内側フロ
ーティングと軸との間の微小な隙間をシール流体が有効
にシールする。
内側部の表裏面の圧力差が少ないので、機内側フローテ
ィングリングがシールリングに対し摺動容易であシ機内
側70−テイングリングが軸に追随して機内側フローテ
ィングリングのホワイトメタル部にも焼付・焼損が起ら
ないので、大気側フローティングリング及び機内側フロ
ーティングと軸との間の微小な隙間をシール流体が有効
にシールする。
(実施例)
次に本発明のターボ機械の軸シール装置を第1図及び第
2図に示す一実施例によシ説明する。
2図に示す一実施例によシ説明する。
01)が軸、(イ)がケーシン/、 (22α)が給
油孔、(ハ)がシールスリーブ、(ハ)が機内側フロー
ティングリング、弼が同機内側フローティングリングの
内周面には)付けられたホワイトメタル、器がコイルば
ね、(支)が合ビン、C11)がシールケース、(31
a)が給油孔、cIzがケーシングカバー、缶がラビリ
ンスで、各部材共K 第3 図K 示?符号(1)(2
1(3)<5)(6)(9)(IQaI)a3a3と均
等な構成になっている。
油孔、(ハ)がシールスリーブ、(ハ)が機内側フロー
ティングリング、弼が同機内側フローティングリングの
内周面には)付けられたホワイトメタル、器がコイルば
ね、(支)が合ビン、C11)がシールケース、(31
a)が給油孔、cIzがケーシングカバー、缶がラビリ
ンスで、各部材共K 第3 図K 示?符号(1)(2
1(3)<5)(6)(9)(IQaI)a3a3と均
等な構成になっている。
本発明の特徴とする処を説明する。大気側フローティン
グリング(財)の大気側端面(財)が細心に直交し、同
端面(財)の中間にリング状の溝(ト)が設けられ、同
端面(ロ)の大径部に放射状の複数個の溝(ト)が設け
られ、同大気側フローテインダリングQ4の内周面には
ホワイトメタル(イ)がはられている。またケーシング
(社)に流体密に取付けられた軸封側板端の機内側面の
少径部G′7)が軸心に直交し、同小径部的に隣接して
、リング状の凹部弼が設けられ、同凹部缶の外端に円筒
面翰が形成されている。また軸封側板(財)と大気側フ
ローテインダリングC’4)との間に合成樹脂製等の可
撓リング(4■が設けられ、同可撓リングGlOの内外
径は前記大気側フローティングリングG4)の内外径と
ほぼ等しく、機内側面(D)が軸心に直交し、大気側面
(目が大気側に膨出した凸レンズ状の曲面に形成されて
いる。また軸封側板(5)に合ビン(ハ)が固定され、
同合ピン(至)に前記大気側フローティングリングの保
合部(24a)が係止されている。
グリング(財)の大気側端面(財)が細心に直交し、同
端面(財)の中間にリング状の溝(ト)が設けられ、同
端面(ロ)の大径部に放射状の複数個の溝(ト)が設け
られ、同大気側フローテインダリングQ4の内周面には
ホワイトメタル(イ)がはられている。またケーシング
(社)に流体密に取付けられた軸封側板端の機内側面の
少径部G′7)が軸心に直交し、同小径部的に隣接して
、リング状の凹部弼が設けられ、同凹部缶の外端に円筒
面翰が形成されている。また軸封側板(財)と大気側フ
ローテインダリングC’4)との間に合成樹脂製等の可
撓リング(4■が設けられ、同可撓リングGlOの内外
径は前記大気側フローティングリングG4)の内外径と
ほぼ等しく、機内側面(D)が軸心に直交し、大気側面
(目が大気側に膨出した凸レンズ状の曲面に形成されて
いる。また軸封側板(5)に合ビン(ハ)が固定され、
同合ピン(至)に前記大気側フローティングリングの保
合部(24a)が係止されている。
ターボ機械が稼動すると、機内流体よシ少し高い規定圧
のシール流体が給油孔(22α)及び(31α)を経て
矢印(司方向に流入し、一方の流れは機内側フローティ
ングリング(ハ)とシールスリーブ(ハ)との隙間を通
ってシール流体溜へ戻る。この際のシール流体の作用は
第3図の従来のターボ機械の軸シール装置と均等の作用
金する。
のシール流体が給油孔(22α)及び(31α)を経て
矢印(司方向に流入し、一方の流れは機内側フローティ
ングリング(ハ)とシールスリーブ(ハ)との隙間を通
ってシール流体溜へ戻る。この際のシール流体の作用は
第3図の従来のターボ機械の軸シール装置と均等の作用
金する。
他方のシール流体の流れは、シールスリーブ(ハ)と大
気側70−ティングリングC4)のホワイトメタル(ハ
)及び可撓リン、110o小径部並びに軸封側板(5)
の小径部との間を通って大気側へ流出し、ケーシングカ
バーC33のラビリンス(至)の内側を経てシール流体
溜に戻る。この際、前記第5図によシ説明したように、
大気側フローティングリングe4)の端面包)が矢印口
方向に回動して、可撓リング(4■の機内側面(D)に
押圧力を及ぼし、可撓リング顛がこれに応じて矢印口方
向に撓む。一方軸封側板Q4)も第5図の説明のように
、矢印(G)方向に撓むが、可撓リング(41の大気側
面(E)が凸レンズ状に形成されているので、小径部0
7)と大党側面虞)との接触部の大径方向への移動量が
前記側面(Elk平面とした場合に比して、少なく、可
撓リング(40が円滑に撓曲し、可撓リング(40の機
内側面(′D)と大気側フローティングリングQ(イ)
の端面(2)との間に均−当シが保もたれて、面圧が一
様に低くなり、大気側フローティングリングC24)が
可撓リング(4■に対して容易に摺動して、大気側フロ
ーティングリングQ4Jのホワイトメタル(9)とシー
ルスリーブ(ハ)との間の面圧が過大にならないので、
ホワイトメタルCeの焼付・焼損が起らない。
気側70−ティングリングC4)のホワイトメタル(ハ
)及び可撓リン、110o小径部並びに軸封側板(5)
の小径部との間を通って大気側へ流出し、ケーシングカ
バーC33のラビリンス(至)の内側を経てシール流体
溜に戻る。この際、前記第5図によシ説明したように、
大気側フローティングリングe4)の端面包)が矢印口
方向に回動して、可撓リング(4■の機内側面(D)に
押圧力を及ぼし、可撓リング顛がこれに応じて矢印口方
向に撓む。一方軸封側板Q4)も第5図の説明のように
、矢印(G)方向に撓むが、可撓リング(41の大気側
面(E)が凸レンズ状に形成されているので、小径部0
7)と大党側面虞)との接触部の大径方向への移動量が
前記側面(Elk平面とした場合に比して、少なく、可
撓リング(40が円滑に撓曲し、可撓リング(40の機
内側面(′D)と大気側フローティングリングQ(イ)
の端面(2)との間に均−当シが保もたれて、面圧が一
様に低くなり、大気側フローティングリングC24)が
可撓リング(4■に対して容易に摺動して、大気側フロ
ーティングリングQ4Jのホワイトメタル(9)とシー
ルスリーブ(ハ)との間の面圧が過大にならないので、
ホワイトメタルCeの焼付・焼損が起らない。
従って、シール流体が機内の流体と大気とをシールし、
ホワイトメタル126)(イ)と7−ルスリーブ(ハ)
との間を潤滑し、大気側70−ティングリング@が軸封
側板端に合ビン@を介して係止され、機内側フローティ
/ブリング価)が大気側フローティングリング04)に
合ビン(至)を介して係止されているので、ホワイトメ
タル126)(ト)に対し、シールスリーブ@を介して
軸Gl+が円滑に回転して、ターボ機械が円滑に稼動す
る。
ホワイトメタル126)(イ)と7−ルスリーブ(ハ)
との間を潤滑し、大気側70−ティングリング@が軸封
側板端に合ビン@を介して係止され、機内側フローティ
/ブリング価)が大気側フローティングリング04)に
合ビン(至)を介して係止されているので、ホワイトメ
タル126)(ト)に対し、シールスリーブ@を介して
軸Gl+が円滑に回転して、ターボ機械が円滑に稼動す
る。
(発明の効果)
本発明は前記のように、可撓リングが軸封側板と大気側
フローティングリングの大気側端面との間に介されてい
るため、可撓リングと大気側フローティングリングとの
間の面圧が低下し、容易に大気側フローティングリング
が可撓リングに対し摺動する。また機内側フローティン
グリングもシールケースとの当接部で容易に摺動するの
で、両フローティングリングのホワイトメタルとシール
スリーブとの間に過大な荷重がか〜ることなく、ホワイ
トメタルの焼付・焼損を防止できて、ターボ機械内のシ
ールの信頼性を向上できる効果がある。
フローティングリングの大気側端面との間に介されてい
るため、可撓リングと大気側フローティングリングとの
間の面圧が低下し、容易に大気側フローティングリング
が可撓リングに対し摺動する。また機内側フローティン
グリングもシールケースとの当接部で容易に摺動するの
で、両フローティングリングのホワイトメタルとシール
スリーブとの間に過大な荷重がか〜ることなく、ホワイ
トメタルの焼付・焼損を防止できて、ターボ機械内のシ
ールの信頼性を向上できる効果がある。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
第1図は本発明のターボ機械の軸シール装置の縦断側面
図、第2図は第1図のC部拡大縦断側普図、第3図は従
来のターボ機械の軸シール装置の縦断側面図、第4図は
第3図の断面A視図、第5図は従来のターボ機械の軸シ
ール装置の軸封側板と大気側フローティングリングとに
対するシール流体圧の作用説明図、第6図は従来のター
ボ機械の軸シール装置の軸封側板と大気側フローティン
グリングとの変形状態説明図である。 CD・・−軸、(ハ)・・・ケーシング、Q4)・・・
大気側フローティングリング、蜜・−・機内側フローテ
ィングリング、07)・・・軸封側板、r31)・−・
シールケース、(40・・・可撓リング。 復代理人 弁理士 岡 本 重 文 外2名
図、第2図は第1図のC部拡大縦断側普図、第3図は従
来のターボ機械の軸シール装置の縦断側面図、第4図は
第3図の断面A視図、第5図は従来のターボ機械の軸シ
ール装置の軸封側板と大気側フローティングリングとに
対するシール流体圧の作用説明図、第6図は従来のター
ボ機械の軸シール装置の軸封側板と大気側フローティン
グリングとの変形状態説明図である。 CD・・−軸、(ハ)・・・ケーシング、Q4)・・・
大気側フローティングリング、蜜・−・機内側フローテ
ィングリング、07)・・・軸封側板、r31)・−・
シールケース、(40・・・可撓リング。 復代理人 弁理士 岡 本 重 文 外2名
Claims (1)
- ケーシングに取付けられた軸封側板及びシールケースの
内側に同軸封側板に大気側端面が当接する大気側フロー
ティングリング及び同シールケースに機内側端面が当接
する機内側フローティングリングが軸と微小隙間を介し
て配設されているターボ機械の軸シール装置において、
前記大気側フローティングリングと前記軸封側板との間
に同大気側フローティングリングの稼動中の変形に対応
して変形する可撓リングを介装したことを特徴とするタ
ーボ機械の軸シール装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60160353A JPS6223503A (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | タ−ボ機械の軸シ−ル装置 |
DE19863607749 DE3607749A1 (de) | 1985-07-22 | 1986-03-08 | Abdicht-vorrichtung fuer eine turbinenwelle |
CN86101322A CN86101322B (zh) | 1985-07-20 | 1986-03-08 | 涡轮机械轴的密封装置 |
FR8603357A FR2585102B1 (fr) | 1985-07-22 | 1986-03-10 | Dispositif d'etancheite d'arbre d'une turbomachine |
IT47752/86A IT1190238B (it) | 1985-07-22 | 1986-03-11 | Dispositivo per la chiusura a tenuta di un albero di una turbomacchina |
US06/839,361 US4706969A (en) | 1985-07-22 | 1986-03-13 | Floating ring device for sealing shaft of turbo machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60160353A JPS6223503A (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | タ−ボ機械の軸シ−ル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6223503A true JPS6223503A (ja) | 1987-01-31 |
Family
ID=15713140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60160353A Pending JPS6223503A (ja) | 1985-07-20 | 1985-07-22 | タ−ボ機械の軸シ−ル装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4706969A (ja) |
JP (1) | JPS6223503A (ja) |
CN (1) | CN86101322B (ja) |
DE (1) | DE3607749A1 (ja) |
FR (1) | FR2585102B1 (ja) |
IT (1) | IT1190238B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5024452A (en) * | 1990-01-16 | 1991-06-18 | Westinghouse Electric Corp. | Reactor coolant pump having thermally stabilized hydrostatic sealing assembly |
US7278258B2 (en) * | 2004-11-12 | 2007-10-09 | Honeywell International, Inc. | Floating flexible firewall seal |
CN102506177B (zh) * | 2011-10-28 | 2014-04-30 | 合肥通用机械研究院 | 一种双浮动端面密封装置 |
US8789833B2 (en) * | 2012-03-28 | 2014-07-29 | General Electric Company | Turbine assembly and method for assembling a turbine |
ITCO20120020A1 (it) * | 2012-04-27 | 2013-10-28 | Nuovo Pignone Srl | Compressore, alimentazione del gas di tenuta e metodo |
EP3173671A1 (en) * | 2014-07-25 | 2017-05-31 | Eagle Industry Co., Ltd. | Mechanical seal and floating ring |
CN105114353B (zh) * | 2015-08-21 | 2017-09-29 | 北京航天动力研究所 | 一种氢氧发动机涡轮泵用瑞利槽式浮动环密封装置 |
FR3062679B1 (fr) * | 2017-02-07 | 2019-04-19 | Safran Aircraft Engines | Virole de reduction de la surpression au voisinage du joint amont d'une enceinte de palier de turboreacteur |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2894769A (en) * | 1954-11-05 | 1959-07-14 | Kaman Aircraft Corp | Sealing device for relatively rotating parts |
DE1199561B (de) * | 1962-10-20 | 1965-08-26 | Beteiligungs & Patentverw Gmbh | Gleitringdichtung |
US3972536A (en) * | 1975-04-24 | 1976-08-03 | Gits Brothers Manufacturing Co. | Rotating shaft seal assembly |
SU666348A1 (ru) * | 1978-01-16 | 1979-06-05 | Предприятие П/Я М-5356 | Торцовое уплотнение |
GB2042652B (en) * | 1979-02-21 | 1983-07-20 | Rolls Royce | Joint making packing |
SU1043402A1 (ru) * | 1982-03-17 | 1983-09-23 | Курский Завод "Спецэлеватормельмаш" | Уплотнение подвижного соединени двух деталей |
-
1985
- 1985-07-22 JP JP60160353A patent/JPS6223503A/ja active Pending
-
1986
- 1986-03-08 DE DE19863607749 patent/DE3607749A1/de active Granted
- 1986-03-08 CN CN86101322A patent/CN86101322B/zh not_active Expired
- 1986-03-10 FR FR8603357A patent/FR2585102B1/fr not_active Expired
- 1986-03-11 IT IT47752/86A patent/IT1190238B/it active
- 1986-03-13 US US06/839,361 patent/US4706969A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN86101322A (zh) | 1987-01-21 |
FR2585102A1 (fr) | 1987-01-23 |
DE3607749A1 (de) | 1987-01-22 |
CN86101322B (zh) | 1988-08-03 |
US4706969A (en) | 1987-11-17 |
IT8647752A0 (it) | 1986-03-11 |
FR2585102B1 (fr) | 1989-08-18 |
IT1190238B (it) | 1988-02-16 |
DE3607749C2 (ja) | 1987-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3754766A (en) | Spring type ring seal | |
US5431414A (en) | Seal device | |
US3443814A (en) | Hydraulically balanced radial seal | |
JP2966433B2 (ja) | 磁性流体軸受装置あるいはこの装置を具備するモータ | |
JP5514125B2 (ja) | 動的封止 | |
KR940015307A (ko) | 정속 유니버설 조인트 | |
US4660838A (en) | Vibration suppressing sealing device for a rotary machine | |
JPS6223503A (ja) | タ−ボ機械の軸シ−ル装置 | |
JP4262656B2 (ja) | 非接触型シール装置 | |
US5399024A (en) | Face seal with hydrodynamic thrust pads | |
KR910014960A (ko) | 개량된 동적 2차 시일 어셈블리를 가진 원자로 냉각제 펌프 | |
JPS6118067B2 (ja) | ||
JP2002516967A (ja) | 固定ハウジングと回転軸との間のシール | |
US3738667A (en) | Self-energizing face seals | |
KR950023868A (ko) | 지지 조인트 | |
US5067732A (en) | Seal assembly | |
US4426089A (en) | Dust-proof device for mechanical seal | |
US3704920A (en) | Combination clamping and bearing system | |
US4384727A (en) | Circumferential ring seal assembly | |
JPH02275182A (ja) | 非接触形メカニカルシール | |
JPH04171370A (ja) | 非接触式軸封装置 | |
JPH04296259A (ja) | 非接触シール装置 | |
US4260166A (en) | Self-stabilizing radial face seal | |
JPH0225019Y2 (ja) | ||
WO2022044956A1 (ja) | 密封装置 |