JPS62232897A

JPS62232897A - 高電圧−放電ランプの電子式点火装置

Info

Publication number: JPS62232897A
Application number: JP5545987A
Authority: JP
Inventors: イシュトヴァーン　ヴュルシング
Original assignee: Tungsram Rt
Current assignee: Tungsram Rt
Priority date: 1986-04-02
Filing date: 1987-03-12
Publication date: 1987-10-13
Also published as: DE3704441A1; NL8700344A; HU195381B; HUT43451A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の利用分野）本発明は、高電圧−放電ランプに直列に設けた電子式３
点点火装置にして、その入力が、高周波・フィルターコ
ンデンサーと高圧パルストランスの一次コイルに直列に
接続したコンデンサーと抵抗器と整流ダイオードとに接
続され、その出力がパルストランスの２次コイルにより
形成され、他方において抵抗器とダイオードからなる直
列素子にパルストランスの一次コイルとコンデンサーを
接続する半導体が並列に接続されている点火装置に関す
る。

（従来の技術）高電圧−水銀灯に比べて、今日用いられている高電圧−
金属ハロゲンランプと高電圧−ナトリウムランプは常用
電源の作用で点火させるのには適していない。その理由
は、２〜５ＫＶの電圧パルスが必要だからである。

高電圧−放電ランプの電子点火装置には１点火していな
いランプに点火パルス又は一連のパルスを与え、このパ
ルスにより放電管内のガスをイオン化するという課題が
ある。ランプを点火した後、点火装置はパッシブ状態で
ある必要があるが、パルスは最早発してはならない。

現在汎用されている並列又は２点点火装置は。

放電ランプに並列に接続され、その際高圧パルスの発生
には放電ランプの誘導安定器も関与する。

従って、安定器は高電圧に対して絶縁されている。

この絶縁条件は、誘導安定器の機能に比べてより高く必
要となり、材料コストを大きくすると共に価格も高くな
る。

他の汎用の解決手段では、誘導電流安定器に対応した分
岐線が設けられ、タップした誘導電流安定器は高電圧−
パルス変換器として機能し、別の点火装置により生じた
衝！！電圧を所望のレベルに変換する。

この解決手段では１発生した高電圧に対応して誘導電流
安定器を絶縁しなければならないという欠点を有してい
る。

周知の直列システムの３点点火装置は、組込みのパルス
変換器を用い、この変換器の１次コイルを誘導電流安定
器の出力に接続し、２次コイルが放電ランプを点火する
のに必要な高電圧パルスを発生する。この周知の手段の
利点は、安定器が放電ランプの電流を制限し、パルスの
発生には略々関与せず、従って高電圧に対する絶縁を必
要としないことである。

他の電子点火装置の場合と同様に、周知の回路の最も大
きい欠点は、パルス変換器の１次コイルに直列に接続さ
れているコンデンサーを１次コイルに接続するためには
、半導体素子、即ち、サイリスター又はトリアツクを用
い、この点火は別の点火回路に作用するようにするので
点火装置を複雑で高価なものにするという点にある。

（発明の目的）本発明は、構成素子を数を少なくして容易且つ任意に製
造でき、更に供給電圧のパラメータが比較的極端でも放
電ランプの点火を確実にできる。

高電圧−放電ランプ用電子点火装置を提供することを目
的とする。

本発明は、サイリスター又はトリアツクを用いる替りに
、外側の点火回路には作用しない半導体である双方向ダ
イオード・サイリスター（以下５ＩＤＡＣと称す）を用
いると、コンデンサーをパルス変換器の１次コイルに接
続する半導体素子の点火回路を複雑で高価なものにしな
いという認識に基づいている。

（発明の構成）上述の目的は、高電圧−放電ランプに使用でき。

直列システムで実施できる電子式３点点火装置により達
成される。この３点点火装置の入力が高周波・フィルタ
ーコンデンサー、並びに高電圧・パルス変換器の１次コ
イルに直列に接続されたコンデンサーと抵抗器と整流ダ
イオードとに接続されていて、その出力はパルス変換器
の２次コイルにより形成され、抵抗器とダイオードとか
らなる直列素子には、コンデンサーをパルス変換器の１
次コイルに接続する半導体・スイッチが並列に接続され
ている。本発明によれば、半導体・スイッチをＳ　ＩＤ
ＡＣとし、整流ダイオードの極性と番よ逆の極性のダイ
オードを直列に接続し、抵抗器とダイオードとからなる
直列素子を橋絡するようしこする。

（発明の効果）本発明による電子式点火装置の最も重要な利点として、
ダイオードを用いることにより寿命力１長くなり、２個
の端子を有する半導体・スイッチ素子により点火装置を
容易且つ任意に又、補助回路なしで製作でき、実用の電
圧及び周波数で高電圧−放電ランプを確実に点火するの
に適するものとしたことが挙げられる。

（実施例）次に本発明を１本発明による電子点火装置の実施例を示
した回路図により詳細に説明する。

１例として示した本発明による点火装置１番ま３点・直
列システムであり、このシステムは、この入力が、実用
電源の組型導体に接続してｂ）る誘導電流安定器２の出
力に接続されている。点火袋−１の出力は、この場合ナ
トリウム放電ランプである高電圧−放電ランプの電極４
に接続していて。

第３点は実用電源の零−導体に接続している。点火装置
１の入力には高周波・フィルターコンデンサー５が設け
られ、コンデンサー５にはパルス変換器６の１次コイル
７と、コンデンサー８と抵抗９と整流ダイオード１０と
からなる直列素子が並列に接続されている。パルス変換
器６の２次コイル１１は点火装置１の出力を形成してい
る。相互に直列に接続された抵抗器９とダイオード１０
には、実用電圧に対応した。この場合２個の５ＩＤＡＣ
１２と、これに直列に接続したダイオード１３とが並列
に接続されている。ダイオード１０゜１３は逆方向の極
性を有している。使用する半導体素子の詳細なデーター
は新電源社の製品カタログ（１９８５年版）に記載され
ている。

点火装置５に実用電圧を負荷すると、コンデンサー８は
、１次コイル７、抵抗器９、ダイオード１０を経て、実
用電圧の最高値の略々２倍に充電される。ダイオード１
０の極性と逆方向の極性を有するダイオード１３により
、２個のＳ　Ｉ　ＤＡＣは実用電源の半周期で所定の電
圧レベルで導通し始める。次いで、コンデンサー８はダ
イオード１３とフィルターコンデンサー５とを介してパ
ルス変換器６の１次コイル７に接続し、放電される。

パルス変換器６の変換に対応して、放電ランプ３を点火
する２次コイル１１に高電圧パルスを生じる。フィルタ
ーコンデンサー５は、放電ランプを点火する際に、よく
発生し実用電源には障害となる高周波成分が入らないよ
うにする。

ダイオード１０を設けていることにより、コンデンサー
８が実用電圧の最高値の２・倍に荷電されることを勘案
すれば、必要な高電圧を得るためには、ダイオード１０
を用いていない場合よりもコイルの変換率を小さくする
ことができる。そこで所定の出力の放電ランプでは小さ
なパルス変換器６を用いることが可能となる。その理由
は２次コイル１１の巻数を少なくしているからである。

この様にしてパルス変換器６の寸法、又点火装置１全体
の寸法を小さくでき、又同時に高負荷容量でも点火装置
１に所要の高電圧のパルスを発生させることも可能とし
ている。

ダイオード１３を設けていることにより発生する電圧パ
ルスは、ダイオード１３を設けていないパルスよりも少
なくとも２０％程の幅を広くできる。当然ながら、高エ
ネルギーの電圧パルスは、高電圧−放電ランプ３につい
ては正しく有利なものである。

【図面の簡単な説明】

・箋シ勧は本発明の電子式３点点火装置の一実施例を示
す回路図である。１・・・３点点火装置５・・・フィルターコンデンサー６・・・パルス変換器７・・・パルス変換器の１次コイル８・・・コンデンサー９・・・抵抗器１０・・・整流ダイオード１１・・・パルス変換器の２次コイル１２・・・双方向ダイオードサイリスター１３・・・ダ
イオードＦｉｇ、　１

Claims

【特許請求の範囲】

高電圧−放電ランプに直列に設けられる３点点火装置に
して、その入力が高周波・フィルターコンデンサーと高
電圧・パルス変換器の１次コイルに直列に接続したコン
デンサーと抵抗器と整流ダイオードとに接続され、その
出力がパルス変換器の２次コイルにより形成され、他方
において抵抗器とダイオードとからなる直列回路に、コ
ンデンサーをパルス変換器の１次コイルと接続する半導
体−スイッチが並列に接続されている３点点火装置にお
いて、半導体スイッチが双方向ダイオードサイリスター
（１２）であり、この双方向ダイオードサイリスター（
１２）がダイオード（１０）の極性と逆の極性を有する
ダイオード（１３）に接続され、抵抗器（９）とダイオ
ード（１０）とからなる直列回路を橋絡していることを
特徴とする３点点火装置。