JPS622322Y2 - - Google Patents

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JPS622322Y2
JPS622322Y2 JP1982035516U JP3551682U JPS622322Y2 JP S622322 Y2 JPS622322 Y2 JP S622322Y2 JP 1982035516 U JP1982035516 U JP 1982035516U JP 3551682 U JP3551682 U JP 3551682U JP S622322 Y2 JPS622322 Y2 JP S622322Y2
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JP
Japan
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cylinder barrel
cylinder
rod
pipe
pipe joint
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JP1982035516U
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JPS58137105U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流体圧シリンダに関する。
従来、管継手としてエルボ等のように不安定な
形状のものの製造や洩れ検査は手作業によらざる
を得なかつた。
本考案はこのようなものの製造や検査を自動化
することを可能とする複雑な動きをする流体圧シ
リンダの提供を目的とする。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図に於て、1は他の部材に固定され静止し
た第1シリンダバレルであつて、該第1シリンダ
バレル1は、底部2とシリンダ筒体3とヘツド部
4とを有し、図示省略のタイロツド又はボルト若
しくは溶接等で一体的に組立てられる。底部2に
は軸心方向の孔5が貫設され、かつ同図のよう
に配管6の接続されるポート7が貫設されてい
る。またヘツド部4には上記孔5よりも大径でか
つ同一軸心上の孔8が貫設され、かつ同図のよ
うに別の配管9の接続されるポート10が貫設さ
れている。
しかして、11は第2シリンダバレルであり、
上記第1シリンダバレル1の筒体3の内面に摺動
しつつ往復動する大型ピストン部12を基端に有
すると共に、第1シリンダバレル1の前記孔8に
摺動自在に挿通されるシリンダ筒体13を中間に
有し、さらにヘツド部14を先端に有する。そし
て第2シリンダバレル11の該ヘツド部14に
は、第1図のように別の配管15の接続される
ポート16が貫設され、かつ軸心方向に前記孔5
と同径の孔17が貫設されている。また第2シリ
ンダバレル11の大型ピストン部12には、軸心
方向に前記孔5と同径の孔18が貫設されてい
る。そして、同図で明らかな如く、該第2シリン
ダバレル11は、第1シリンダバレル1のヘツド
部4から、突出収納自在に往復動して、各々同図
,の伸長状態と、同図,の短縮状態が得
られる。
19は、両ロツド体であり、該両ロツド体19
は中間に小型ピストン部20を有し、上下方向に
突出状にロツド杆部21,21を有する。該小型
ピストン部20は第2シリンダバレル11内を摺
動しつつ往復動する。そして、該両ロツド体19
のロツド杆部21,21は、前記孔5,17,1
8に摺動自在に挿通され、全体として、第1シリ
ンダバレル1と第2シリンダバレル11をその軸
心に沿つて串挿状に挿通されている。
しかして、22は下方のロツド杆部21の下端
に付設されたストツパ部で、第1図,に示す
ように、第1シリンダバレル1から第2シリンダ
バレル11が突出した伸長状態では、両ロツド体
19が小さなストローク長さAのみを往復するよ
うに規制する役目をなしている。即ち、該ストツ
パ部22は下方ロツド杆部21の下端に外鍔状に
付設され、第1図の状態では寸法Aのみだけ第
1シリンダバレル1の底部2との間に間隔を有
し、両ロツド体19の全ストロークに対して十分
に小さなストローク長さAだけが許容される。な
お、該ストロークAを調整可能とするも好まし
く、その場合には、ロツド杆部21の下端にネジ
を加工し、これにストツパ部22を上下動自在に
螺合させればよい。そうすることにより管継手2
7の大きさの変化に容易に対応調整出来る。
なお、23はこの下方ロツド杆部21の略全長
にわたつて貫設された孔状の流路で、上端は小型
ピストン20の近傍においてロツド杆部21の外
周面に開口しており、下端はストツパ部22に開
口して、第1図のように配管24の接続される
ポート25とされる。従つて、配管24から流体
が圧送され、配管15から流体が還流されつつ、
両ロツド体19は第2シリンダバレル11に対し
て、伸長作動し、逆の流れでは、短縮作動するこ
とになる。また、別の配管6から流体が圧送さ
れ、配管9から流体が還流されつつ、第2シリン
ダバレル11は第1シリンダバレル1に対して、
伸長作動し、逆の流れでは、短縮作動する。そし
て、第1図の,,,は、この流体圧シリ
ンダ26の伸縮作動の一例を具体的に順次示した
ものである。
次に、第2図と第3図に於て、エルボ等の管継
手27の両端開口部の歪を修正する装置に、上述
の流体圧シリンダ26を使用した場合を示す。一
般に鋳造品である管継手27は両端開口部が真円
ではなく歪んでいることが多いため、雌ネジ加工
前には必らずこの歪の修正が必要である。
まず、基枠28の中央にシリンダ26を鉛直状
に取付けると共に、その上方に管継手27が下方
から押圧されればそれを受ける凹所30を有する
保持部材29を設ける。そして、第2図のように
約45度に傾斜状として左右一対の歪取りシリンダ
31,31を上記基枠28に取付ける。該歪取り
シリンダ31のピストンロツド32の先端は先細
テーパ部33とされ、管継手27の開口部に強く
押込んで、真円に内周開口端を修正するものであ
る。なおこのシリンダ31,31は左右同期作動
させるものである。
しかして、第3図に示すように、第2シリンダ
バレル11のヘツド部14に、管継手27の左右
両端面27a,27aが載置される約90度をなす
当接板34,34を有する2股状の載置台35を
連設する。また、両ロツド体19の上端部には、
エルボ型管継手27の内アール部27bに圧接自
在な先細テーパ状の押圧体36を取付け、かつ該
押圧体36を、2股状の載置台35の上方開口溝
37に内有させる。
第3図の,,,は各々第1図の,
,,に対応するが、まず、では第2シリ
ンダバレル11と両ロツド体19は共に短縮状態
で、図外の移送装置によりエルボ型管継手27
が、載置台35の当接板34に載置される。この
とき押圧体36は溝37の下方奥部にあつて管継
手27と間隙を有している。次に、のようにポ
ート7から圧力流体を流入して、第2シリンダバ
レル11を伸長すれば、両ロツド体19はこの動
きと共に上昇移動する。そして管継手27は持上
げられて保持部材29の凹所30に、載置台35
を介して押圧され、所定位置に保持される。次
に、に示すように両ロツド体19を前述のスト
ローク長さAだけ乃至それ以下の移動量だけ伸長
させて、該両ロツド体19の上端の押圧体36
を、管継手27の内アール部27bに押圧する。
その後、に示すように、第2シリンダバレル1
1のみを短縮すれば、管継手27は、その保持手
段が載置台35から押圧体36に、いわば持ち代
えられて、該押圧体36のみにて確実に保持部材
29の凹所30に押圧状に保持され、しかも、端
面27a,27aは完全に開口状態となる。従つ
て、歪取りシリンダ31を伸長させて、先細テー
パ部33,33を圧入し、もつて真円に歪取りす
ることが出来るのである。
そして、管継手27は上昇時には安定した載置
台35の当接板34,34で支持されて正確な凹
所30の所定位置に固定されると共に、その位置
からずれることなく、押圧体36に持ち代えられ
て後、載置台35が下降し、端面27a,27a
が正確な位置に開口するので、ピストンロツド3
2の先細テーパ部33は円滑に圧入されることに
なる。なお、図示省略したが、ピストンロツド3
2の代りに、管継手27の流体洩れの有無を検査
する器具を、端面27a,27aに押当てる場合
にも、管継手27の保持位置が正確にかつ安定し
ているために、迅速に正確な流体外部漏洩の有無
の検査が出来る利点がある。
本考案に係る流体圧シリンダは以上詳述した構
成であるから、第2シリンダバレル11の伸長作
動にて種々の管継手等の被加工物の大きな移動が
出来ると共に、この伸長状態に於てさらに両ロツ
ド体19を小さなストローク長さAだけ伸長作動
して、被加工物の持ち代えが可能となり、従来は
自動化が不可能とされていたエルボ型管継手等の
被加工物の歪取り加工や耐圧検査や気圧洩れ検査
等が容易にかつ自動的に出来るようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す作動説明用断
面図、第2図は用途の一例を示す正面図、第3図
は作動説明用要部拡大断面図である。 1……第1シリンダバレル、11……第2シリ
ンダバレル、12……大型ピストン部、19……
両ロツド体、20……小型ピストン部、22……
ストツパ部、A……ストローク長さ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定された第1シリンダバレル1と、該第1シ
    リンダバレル1内を往復動する大型ピストン部1
    2を基端に有し該第1シリンダバレル1から突出
    収納自在に往復動する第2シリンダバレル11
    と、該第2シリンダバレル11内を往復動する小
    型ピストン部20を中間に有すると共に該第1シ
    リンダバレル1と第2シリンダバレル11を串挿
    状に挿通して往復動自在とされた両ロツド体19
    とから、成ると共に、 上記第1シリンダバレル1から第2シリンダバ
    レル11が突出した伸長状態では、該両ロツド体
    19が小さなストローク長さAのみを往復するよ
    うに規制するストツパ部22を、該両ロツド体1
    9に付設して構成されたことを特徴とする流体圧
    シリンダ。
JP3551682U 1982-03-13 1982-03-13 流体圧シリンダ Granted JPS58137105U (ja)

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JP3551682U JPS58137105U (ja) 1982-03-13 1982-03-13 流体圧シリンダ

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JP3551682U JPS58137105U (ja) 1982-03-13 1982-03-13 流体圧シリンダ

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JPS58137105U JPS58137105U (ja) 1983-09-14
JPS622322Y2 true JPS622322Y2 (ja) 1987-01-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614095U (ja) * 1984-06-15 1986-01-11 日本サ−ボ株式会社 ダブルエア−シリンダ−配管装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5873693A (ja) * 1981-10-27 1983-05-02 川崎重工業株式会社 シ−ルド工法によるトンネルの部分拡幅方法

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