JPS62230688A - 瓦の燻化処理方法 - Google Patents

瓦の燻化処理方法

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Publication number
JPS62230688A
JPS62230688A JP7208086A JP7208086A JPS62230688A JP S62230688 A JPS62230688 A JP S62230688A JP 7208086 A JP7208086 A JP 7208086A JP 7208086 A JP7208086 A JP 7208086A JP S62230688 A JPS62230688 A JP S62230688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
tiles
smoking
steam
tile
Prior art date
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Pending
Application number
JP7208086A
Other languages
English (en)
Inventor
成 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIYUUNOU YOGYO KK
Original Assignee
CHIYUUNOU YOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by CHIYUUNOU YOGYO KK filed Critical CHIYUUNOU YOGYO KK
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  • Fertilizers (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトンネル炉゛において高品質の燻し瓦を製造す
るための瓦の燻化処理方法に関するものである。
(従来の技術) トンネル炉において燻し瓦の製造を行う場合には、瓦を
積載した台車が焼成帯から出た直後に燻化用のボックス
を被せ、次に台車を燻化帯に移動させたうえでボックス
の内部に燻化剤を注入して瓦の表面に炭素被膜を形成さ
せ、その後ボックス内に空気が侵入しないように注意し
ながら冷却する燻化処理方法が実施されている(例えば
、特公昭60−44266号及び実公昭57−5455
6号公報)。
ところがトンネル炉はバッチ炉に比較してシール性が悪
いので、高温の焼成帯から出た台車にボックスを被せた
のちその温度を順次低下させて行く過程においてボック
ス内が負圧となって外気を吸収し易く、一旦形成された
炭素被膜が燃焼して焼失したり均一な色あいが出ない等
の欠陥を生じ易かった。また最近ではトンネル炉の生産
性を向上させるために急速焼成が行われているが、急速
焼成の場合には瓦の表面が荒れて微細なひび割れを生じ
たりカーボン、硫黄や、瓦素地から出たアルカリ成分等
の分解物等により焼成された瓦の表面が汚れてバッチ炉
に比較して変色を起こし易いことなどの欠点が指摘され
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記のような従来の問題点を解決し、急速焼成
を行うトンネル炉により燻し瓦を製造する場合にも、外
気の吸引による欠陥や焼成ガス中のカーボン、硫黄等に
よる表面汚れ等の原因で瓦の変色等の欠陥を生ずること
なく、高品質の燻し瓦を得ることができる瓦の燻化処理
方法を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は焼成帯から出た台車の側部に設けたシール装置
上に燻化用のボックスを嵌合させた後、直ちに該ボック
スの内部に水蒸気を注入し、その後炭化水素を含むガス
と水蒸気との混合気をボックス内に注入して台車に積載
した瓦を燻化させたうえ、水蒸気をボックス内に注入し
つつ冷却を行うことを特徴とするものである0次に本発
明を実施例とともに更に詳細に説明する。
本発明においては、トンネル炉の焼成帯がら出た台車の
側部のシール装置上に燻化用のボックスを嵌合させた後
、直ちに該ボックスの内部に水蒸気が注入される。この
水蒸気の注入は、燻化用のボックスに燻化剤を注入する
ために従来から設けられていたノズルを利用して行うこ
とができ、例えば1500 mm A qの圧力の水蒸
気を5分間程度注入すればよい、このように焼成直後の
瓦に水蒸気を接触させると、急速焼成時に焼成ガス中の
カーボンや硫黄等が付着したり、焼成中に瓦素地から出
たアルカリ成分等の分解物が付着して汚れた瓦の表面が
注入した水蒸気の作用によって処理され、これらによる
瓦表面の汚損が防止される。また、水蒸気との接触によ
り焼成直後の瓦表面を処理することは、次の燻化工程に
おける炭素被膜の成長を促進させるための前処理として
有効である。
次に、燻化用のボックスを被せたまま台車は燻化帯に移
動され、炭化水素を含むガスと水蒸気との混合気をボッ
クス内に注入して台車に積載した瓦を燻化させる。燻化
剤として炭化水素を含むガスを用いることは従来から知
られているが、本発明においてC1HいC4H,。、C
M、のような炭化水素ガスと水蒸気とを、例えば前者が
100100O,後者が500 wAqの分圧となるよ
う混合した混合気を、ボックス内圧が20〜40鶴aq
に維持されるように約45分間にわたり注入する。この
燻化工程においては、炭化水素を含むガスが900〜9
80 tの瓦の表面に接して炭素被膜を形成することと
なるが、本発明においては水蒸気が炭化水素ガスの還元
濃度を調整して瓦成分中のFe、O,のような還元され
易い成分の還元を抑制するので、還元された成分が使用
中に酸化することによる変色等のトラブルをなくするこ
とができる。また燻化工程中に遊離炭素が生成され、瓦
の表面に蓄積されると燻化条件が乱されて燻化のための
最適条件が維持できなくなるが、本発明においては炭化
水素ガスに混入された水蒸気の作用によりC+ HzO
−Co + Itの水性化ガス反応が生じ、遊離炭素が
除去されるので安定した条件下で炭素被膜の形成が進行
することとなる。
このようにして所定時間の燻化工程を終了したのち、台
車は冷却帯に移動されて瓦を800 ℃以下、例えば7
50℃まで冷却したうえで瓦が550 ’C程度の所定
温度となるまで水蒸気をボックス内に注入しながら冷却
が行われる。この冷却工程における水蒸気の注入は冷却
進行とともにボックス内が負圧となって外気が吸引され
、燻化工程において瓦の表面に形成された炭素被膜が焼
失することを防止するためのもので、ボックスの内圧が
1011AQ程度に維持されるように注入を継続するこ
とが好ましい、なお、瓦の温度が800 ℃以上である
ときに水蒸気を注入すると前述した水性化ガス反応が生
じて炭素被膜の分解が進行することがあるので800℃
以下、好ましくは750℃以下まで冷却したうえで水蒸
気の注入を開始することが好ましい。
また、瓦が550℃以下の温度まで冷却された後は外気
が吸引されても炭素被膜はもはや変化しないので、水蒸
気の注入を続ける必要はない、このようにしてボックス
内に水蒸気の注入を行いつつ冷却を行わせると、水蒸気
によって瓦表面の゛熱伝達率が大きくなるので従来より
も迅速に冷却を行うことができる効果もある。その後燻
化用のボックスを台車上から取外し、完成された燻し瓦
を取り出せばよい。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、水蒸気を巧
みに利用して前処理、燻化、冷却の各工程を進行させる
ので、トンネル炉において急速焼成を行う場合に生じ易
い瓦表面の汚れを取り除くことができるとともに最適条
件下で瓦表面に炭素被膜を形成させることができ、また
外気の吸引を防止して均一な色あいの高品質の燻し瓦を
製造することができるものである。しかも本発明によれ
ば炭化水素を含有するガスを水蒸気で稀釈することによ
りボックス内の還元濃度を自由に調節できるので、使用
中に酸化が進行して変色を生ずることもなく、また冷却
能率を向上させて炉全体の生産性を向上させることもで
きる。更にまた水蒸気は極めて容易にかつ安価に得られ
るうえ、爆発等の安全上のトラブルを生ずるおそれもな
い等の利点をも有する。よって本発明は従来の瓦の燻化
処理方法の問題点を解消したものとして、業界に寄与す
るところは極めて大きいものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 焼成帯から出た台車の側部に設けたシール装置上に燻化
    用のボックスを嵌合させた後、直ちに該ボックスの内部
    に水蒸気を注入し、その後炭化水素を含むガスと水蒸気
    との混合気をボックス内に注入して台車に積載した瓦を
    燻化させたうえ、水蒸気をボックス内に注入しつつ冷却
    を行うことを特徴とする瓦の燻化処理方法。
JP7208086A 1986-03-29 1986-03-29 瓦の燻化処理方法 Pending JPS62230688A (ja)

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JP7208086A JPS62230688A (ja) 1986-03-29 1986-03-29 瓦の燻化処理方法

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JPS62230688A true JPS62230688A (ja) 1987-10-09

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527886A (en) * 1978-08-22 1980-02-28 Minoru Sakamoto Method of carrying out rapid cooling and oxidation prevention by sending steam to smoking furnace
JPS5711872A (en) * 1980-06-20 1982-01-21 Harima Refractories Co Ltd Repairing material for sliding nozzle plate
JPS5777080A (en) * 1980-10-24 1982-05-14 Hiyougoken Manufacture of smoked tile

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527886A (en) * 1978-08-22 1980-02-28 Minoru Sakamoto Method of carrying out rapid cooling and oxidation prevention by sending steam to smoking furnace
JPS5711872A (en) * 1980-06-20 1982-01-21 Harima Refractories Co Ltd Repairing material for sliding nozzle plate
JPS5777080A (en) * 1980-10-24 1982-05-14 Hiyougoken Manufacture of smoked tile

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