JPS62228986A - 水中放電切断機 - Google Patents

水中放電切断機

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JPS62228986A
JPS62228986A JP61072718A JP7271886A JPS62228986A JP S62228986 A JPS62228986 A JP S62228986A JP 61072718 A JP61072718 A JP 61072718A JP 7271886 A JP7271886 A JP 7271886A JP S62228986 A JPS62228986 A JP S62228986A
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JP
Japan
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bunker
water
cutting machine
cylinder
irradiated structure
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Application number
JP61072718A
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English (en)
Inventor
啓司 山田
茂 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS62228986A publication Critical patent/JPS62228986A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、原子炉の照射済構造物から供試料を水中切断
で採取するに適する水中放雷切117iRにlll−す
る。
(従来の技術) 従来、原子炉等にあっては、定検時の交換品目の取出し
のため水中切断が行なわれることがある。特に、近年は
、照射流の構造物から供試材を取り出し、この供試材の
材料試験を行ない、経年照射後の強度資料として使用し
、また、これらを参考として炉内構造物の設計に適用す
る気運が高まっている。しかも、この供試材は経年変化
を表すものとして極めて貴重である。
この供試材としては最も高放射化される炉心材料が選択
されるのが通常であり、例えば、中性子計装管等がしば
しば候補に挙げられる。この中性子計装管を採取するに
は、定検時に取り出して燃料プールに一時保管し、水中
押圧切断機で切断し、材料試験所において所要長さに切
り取ることで行なわれていた。
この中性子計装管に対しての材料試験は、主としてその
外装管の試験に終始するのが常であったが、さらに、外
装管内の細管にまで試験範囲が拡大された。その際、中
性子計装管の種類内にドライチューブと称せられ、炉の
起動時の制御、停止時の中性子検出等に使用されるもの
がある。この外装管内には、活性アルミナを包含する細
管等が付設されていることがあり、この細管を供試材と
することがある。ただ、この細管を供試材とする場合は
、外装管の肉厚部分(例えば約2層の範囲)でのみ切断
し、内側のIIA管を取り出す必要がある。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、外装管内の細管を供試材として、これ
を採取する場合は、外装管のみを切断する必要がある。
その切断には、丸管をノコ引きの如く切断する方法、あ
るいは押圧によって表の皮と裏の皮とが接してから切断
する方法等があり、この切断方法によると、内蔵量を損
傷させずに取り出すことが困難である。したがって、こ
のような方法によって内蔵量を取り出しても、内蔵量を
供試材とすることはできず、中性子計装管の採取に適用
するには困難である。
また、燃料プール、あるいは貯蔵プール等の照射流の構
造物を保管する場所内で供試材を取り出すので、切断機
を使用する際でのスペースファクタが高い必要があり、
簡易、コンパクトな切[9i礪が望まれている。
そこで、本発明は、上述した事情を考慮してなされたも
ので、外装管を切断し、内側の細管の如き付設量を取り
出すのに適応するようにし、供試材を1員傷させること
なく取り出すことができ、しか−b、構成が簡易で、コ
ンパクトな水中放電切断機を提供することを目的とする
〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本発明の水中放電切断機では、外装管を切断し、内側の
イー1段品を取り出すのに適用するように考えられたも
ので、照射済構造物を回動し、放電切断用の板電極を回
動して放電切断を行なうことにより、外装管の肉厚のみ
を溶融切断するのであリ、近時の新要望に応えるもので
ある。
しかして、構造物と板電極との微少間iで放電する際、
@込物側を陽極とし、板電極側を陰極とし、また、構造
物側に溶融点の低いものを、板電極側に溶融点の高い材
料をそれぞれ選択する。そして、水中の場合でのその水
は絶縁水を選択するので、例えば、原子炉の炉水中ある
いは燃料プール等に使われるイオン交換樹脂による純水
は、その使用に耐えるものである。
Tlなりら、本発明に係る水中放電切断機は、切断すべ
き放射流構造物を収納し、プール水内に配置されるバン
カーと、バンカー内で垂直状に保持された照射溝構造物
の上端を挟持し、回転させる電動キャッチャと、照射溝
構造物との間で放電し、照射溝構造物を切断する板電極
を回転させる放電切断機構とを備えたものである。
(作用) 本発明に係る水中放電切断機において、バンカー内に放
電切断機構を取り付けておいて、これを燃料プールある
いは貯蔵プール内に没入させる。
一方、ウィンチ等のMA重機によって照射溝構造物を水
中移動させてバンカー内に収納し、垂直状となした照射
溝構造物の上端を電動キャッチャにて挟持させる。
次いで、電動キャッチャを駆動させて照射溝構造物を回
転させ、また、切断部位に位置させてあった放電切断機
構機構の板電極を回転させる。
板電極と照射溝構造物との間での放電によって照射溝構
造物を切断する。切断後は、電動キレッチャによる挾持
を解放し、バンカー内に落下させ、適宜に取り上げ、供
試材とする。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明に係る水中放電切断機を示すもので、こ
の水中放電切断機i機は、燃料プールあるいは貯蔵プー
ルの床上に設置され、全てのコントロールを行なう制御
2II盤1を備えている。この制御盤1は、概ねキャビ
ネットタイプのものであり、図示を省略した申上押しボ
タンスイッチ、電圧計、Ti流計が付設され、図示しな
い電源に接続される。
また、制御盤1は後述する放電切断機構6のナーボ七−
夕8、電動キャッチt12の電動機14、フィルタ機構
46の水中ポンプ48の電動機への出力端子を有し、こ
れらの0N−OFF制御、電圧、電流の制御、正転、逆
転の制御を可能とし、それらの0N−OFF表示用の点
灯スイッチ等が付設される。
また、中性子計装管の如き照射溝構造物2を、燃料プー
ルあるいは貯蔵プール内で切断りるための作業エリアを
燃料プールあるいは貯蔵プール内で確保するバンカー3
を形成する。バンカー3は、頭部のアイボルト4を介し
てクレーン等で吊り上げられ、プール水中に没入される
バンカ−3自体は、板囲いの矩形の筒状容器であり、周
囲側板には数ケ所づつで貫通孔が設けられていて、外側
周囲の水と内部が通じあっている。
このバンカー3内側には、放電り新機構6のコンデンサ
11用の水密ボックスと、サーボモータ8用の水密ケー
スとが取り付けられてJ3す、水密ボックスと水密ケー
スとの間は連通管を接続してケーブルを配線する。バン
カー3の底板5は板状で、一方の側板の延長端にヒンジ
で支持され、他方の側板の延長端にリング付クランプで
施錠される開閉式のものとなってJ3す、リングに連繋
したローブによって引き上げればクランプが移動し、解
錠されるようになっている。
このバンカー3内には、放電切断i構6が設けられてい
る。放電切断機構6は、切断すべき照射溝構造物2の切
断部位に位置する板電極7をナーボ七−夕8で回転させ
る構成となっている。板電極7は平板状の電極板であり
、この板電極7はサーボモータ8に減速機を介して連結
される。一方、サーボモータ8は、前記制御盤1から接
続された水密被覆ケーブル9によって制御され、ケーブ
ル9はケーブルクランプ10によってバンカー3に固定
される。
サーボモータ8にはコンデンサ゛11を付設さけて継続
負荷が与えられるようになってJ5す、サーボモータ8
およびコンデンサ11はともに、前記したようにバンカ
ー3内に水密的に配置されている。
コンデンサ11は、例えば50μFの小容量のものであ
り、水密のコンデンサボックスに内蔵されていて、水密
継手を介してケーブル9に接続される。
また、サーボモータ8は、通常、中空筒状の前記水密ケ
ーブルに内蔵され、オーリング等で水密シール構造とし
て、あり、モータ出力軸に取付けられる減速機はサーボ
モータ8とともに水密ケースに内蔵される。
ところで、照射済構造物2は、例えば中性子計装管のド
ライチューブの切断片であり、その全長は約1m程度に
抑圧切断され、肉厚は約2麿、外径は約28Imのもの
が設定されている。切断片の材質は5US304材であ
り、そのため、板電極7としては、これよりr8融点が
高い銀タングステン材とされる。また、照射済構造物2
のアースは、後述する電動キャッチ1/12を通じて接
続される。
一方、バンカー3内に垂設された照射済構造物2の上端
を挟持し、回転させる電動キャッチャ12が設けられて
いる。この電動キャッチャ12は、その収納ケース上部
で連繋されるローブ13を介してホイスト等で吊り上げ
られ、バンカー3位置に対応したプール床上に設置され
る。
電動キt!ツチtz 12は、第2図に示すように、制
御盤1からの制御操作で駆動される電l!IJ機14と
、この電動機14の駆動を適宜減速させる減速機15と
、この減速115端に連結されて回転可能ぐ照射済構造
物2上端を挟持するフィンガタイプのキャッチャ16と
から成る。
電動機14は、キVツチャ16を回転ざ「るもので、ケ
ーブル17を介して制御盤1の出力端子に接続される。
減速v115は、電8機14の出力軸端に直結されるピ
ニオン、中間歯車を介して内接大歯車を駆動し、ビニオ
ンの延長端の歯車と内接大歯車との間で自転、公転する
中間歯車を回転させる内接歯車方式の構造のもので、中
間歯車のビン軸に一体化されたレバー18を回動させる
ようになっている。このレバー18の自由端の丸形ボス
にキー等で固着されたキャップ19を回動する。このキ
ャップ19の下端は拡径してボス状となし、拡間開口部
の雌ねじに円筒状シリンダ21が螺装され、このシリン
ダ21内にピストンおよびピストンロッド20がオーリ
ング等を介して水密に収容されている。
キャッチャ16は、シリンダ21外側に、例えば溶接等
でハンガアーム22が固着され、このハンガーアーム2
2端に、フィンガアームがビンジヨイントされている。
このキVツヂャ16自体は、そのフィンガアーム端面が
前記ピストンロッド20端の角軸両側面にぞれぞれ接面
されていて、ピストンロッド20がシリンダ21内に引
抜こめられると、アームを水平に保持し、キャッチャ1
6、フィンガアーム相互を接近させる。
前記ピストンロッド20は、シリンダ21を府fJJT
るピストンに連結され、後述する水圧ポンプ40からホ
ース23を経てシリンダ21室に供給される水圧にて駆
動される。
今、シリンダ21内に水圧がかかると、ピストンヘッド
は上界してピストンロッド20はシリンダ21内に牽引
される。そうすると、アームが上昇し、水平状となって
キャッチ1!16が閉鎖し、これによって、照射済構造
物2が挟持される(第2図においての実線参照)。逆に
、水圧が解放されると、ピストンロッド20は下降し、
キャッチャ16は自車で互いに離反し、その挟持力を解
放する(第2図においての一点鎖線参照)。
なお、この電動キャッチ?/ 12での電動機14駆動
に伴うキャッチャ16の回転および水圧付加に伴うキャ
ッチ1116での挟持は、と6に制@盤1での0N−O
FF制御および後述する水圧ポンプ40でのON −O
F F li制御による。
また、バンカー3には、ウィンチ等の揚重機によって照
11)J流構造物2をバンカー3内に水中移動させた後
、その照射済構造物2を垂直保持させる掴み具24が設
りられる。この掴み具24は、第4図に示すように、バ
ンカー3の側板に取付孔25を開穿する。この取付孔2
5は、前記放電切断IIIO2サーボモータ8の取付位
置とは反対側に位置され、掴み具24はこの取付孔25
に7ランジ26接合で取付けられている。
掴み貝24は、第4図に示すように、シリンダ27に内
蔵したピストン28を水圧の解放に伴いスプリング37
の弾撥力にて前方へ突出させ、その突出したピストン2
8からのピストンロッド28aのヘッドとピストンロッ
ド28a前方に配置したシリンダ延長壁29との間で、
照射iMI!造物2を挟持するようになっている。
すなわち、バンカー3側壁にフランジ26接合で取り付
けられたシリンダ27は円筒型で、その摸端面はカバー
30で被覆されており、カバー30に開穿した呼吸用の
中央小孔31によって水中では水が出入する。シリンダ
27の中仕切り32によって区画された後側のシリンダ
室33に水圧を付与することによってスプリング37の
ばね力に抗してピストン28が摺動し、後退せしめられ
るシリンダ室33への水圧は、後述する水圧ポンプ40
に接続されたホース34を経て付与される。
なお、中仕切り32内側面でのオーリング38はビス]
・ン[1ツド28aとの間で水シールしている。
また、ホース34は、通常、フレキシブルな高圧ホース
が使用されていて、クランプ3つによってバンカー3の
側壁に取り付けられる。
ここで、ホース34を経て水圧が付加されると、ピスト
ン28はスプリング37の弾撥力に抗してシリンダ27
内に後退し、シリンダ延長壁29との間は大ぎく開放さ
れる。逆に、水圧が解放されると、ピストン28はスプ
リング37の弾撥力によってシリンダ27前方に突出し
、シリンダ延長壁29との間を閉塞し、照射済構造物2
を挟持する。
前記電動キャッチャ12におけるキャッチ1716の開
閉J3よび掴み具24における挟持のための水圧は、プ
ール床上に設置される水圧ポンプ40から供給される。
この水圧ポンプ40は、第3図に示すように例えば空圧
を水圧に交換する方式の構造のものを使用し、コンプレ
ッサ等からの圧縮空気を常時チャージし、ダイヤフラム
上部を加圧し、ダイヤフラム上部の弁子を上下させて、
水タンク41から汲み上げ、高圧送水する。そして、高
圧側から戻り配管を分岐させ、戻り水を水タンク41内
に(111放する。同戻り配管の聞開弁42をtffi
にすると高圧送水し、開にすると吐出側配管の圧力が開
放される。
この水圧ポンプ40の水タンク41は、例えば通常は小
型の40ρ程度の客足を有し、開閏弁42の開開操作で
高圧水の供給、停止が行なわれる。
その水圧は、高圧水吐出側に設けられた圧力計43によ
って表示される。なお、図中符号44はサイレンサーで
あり、このサイレンサは図示しないエアーインレット、
フィルタ、レギュレータ、オイラーを通過してきたエア
ーが中央のボディ部内のダイヤフラム内を通過して加圧
され、排気される外気への出口に設けられるいわゆるマ
フうである。また、レギュレータ弁に付設されたエアー
インレットからの給気圧は、圧力計45によって表示さ
れる。
また、水圧ポンプ40は、電動キャッチャ12および掴
み具24への2系列の水圧を供給するようになっている
。その際、水圧ポンプ40の出力ホース端、電動キャッ
チャ12への入力ホース23端、掴み具24への入力ホ
ース34端それぞれにノンリターン方式の水圧継手を設
けておく。そうすると、ポンプからホースを切り離すと
、このホースはクローズされて、ポンプ制御圧のままに
保持されているので、2系列を交互に制御可能であり、
1台の水圧ポンプ40のみの32 flでよく、構成を
簡素化できる。
さらに、バンカー3内で照射済溝造物2を放電切断機構
6によって溶融切断したとぎに生じる溶融片を吸引し、
濾過するフィルタg1構46がバンカー3に設けられて
いる。このフィルり機構46は、切断すべき照射済構造
物2の切断部位に位置し、溶融片を含む濁水を吸引する
サクションバイブ47と、このサクションバイブ47に
接続されている水中ポンプ48と、濁水中の溶融片を除
去し、漬浄水として水中に還流させるよう、水中ポンプ
48に接続されたフィルタ49から構成される。
水中ポンプ48およびフィルタ49は、バンカー3にサ
ポート50を介して支持されたコモンベース51上に付
設される。すなわち、サポート50はカギ形で、その垂
直部はフランジ状でバンカー3の側板にボルト締結され
、その平面部でコモンベース51を積載している。また
、コモンベース51には吊り棒52が連結されていて、
その上端のリフティングアイに連繋させる吊りローフ5
3によって吊り下げられる。
前記サクションパイプ47は、水中ポンプ48に接続さ
れる円管で、パイブナボート54によってバンカー3内
に突出するよう支持されており、偏平な矩形開口に形成
されたノズルを、前記放電切断機構6にお【プる板電極
7と照射済構造物2との間での放電切断部位に臨ませで
ある。
水中ポンプ48は、前記制御盤1の出力端子から接続さ
れたケーブル55によって駆動制御される。この水中ポ
ンプ48によって放電切断部位に生じた溶融片を含んだ
濁水を吸引し、それは、水中ポンプ48の吐出口に接続
される円管56でフィルタ49の吸込口に送られる。
フィルタ49は、その入口に逆流防止弁を右する円筒状
に形成され、外周は、例えば0.5μのメツシュを有す
る濾過布にて表張りされている。
水中ポンプ48にて送られた濁水は、濾過布で濾過され
溶融片が除去されて清浄水となり、外周の水中に還流さ
れる。
次に、この作動を説明すると、制御盤1、水圧ポンプ4
0をプール床上に設置し、また、電動キャッチャ12を
プール床上に置いておく。一方、バンカー3内に、放電
切断機構6のサーボモータ8、コンデンサ11を取り付
け、掴み具24をバンカー3内に突出させて配置し、さ
らに、サポート50、コモンベース51を介してフィル
タ機構46の水中ポンプ48、フィルタ49を付設する
そして、バンカー3側はアイボルト4を介してのローブ
、コモンベース51側は吊り棒52を介しての吊りロー
ブ53それぞれにて吊り下げ、プール水中に水没させる
一方、ホイスト等で照射済構造物2をバンカー3内に移
動し、掴み具24におけるピストン挟持部36とシリン
ダ延長壁29との間に位置させる。
次いで、水圧ポンプ40の開閉弁42を開放し、その水
圧を解放すると、シリンダ27に内蔵したスプリング3
7の弾撥力によって照射済構造物2を挟持する。
このようにして、ホイストを移動し、バンカー3位置を
定位置に設定する。通常は、照射済構造物2への照tJ
4ffiによって水深が選択される。
掴み具24によって照射済構造物2の位置決め、支持が
行なわれると、前記ホイストによってロー113を介し
て吊り下げられる電動キャッチャ12が運ばれ、そのキ
ャッチャ16先端の鈍角エツジが切断づべき照射済構造
物2の上端位置まで下降される。下降位置が決められる
と、水圧ポンプ40の開閉弁42を開鎖し、高圧水をホ
ース23を介してそのシリンダ21に給水し、ピストン
軸20を上昇させると、このピストン4−20は一対の
キャッチt−16を互いに接近させ、照射済構造物2を
挟持する。
電動キ1νツヂャ12にて照射済構造物2を挟持するど
、掴み具24による挟持は開放されて、照射済構造物2
を離す。
その後、吊り操作によって、バンカー3およびコモンベ
ース51を然るべき水深位置に設定し、放電切断機構6
による切断部位およびこれに対応したフィルタ機構46
による濁水吸引位置を設定する。
次いで、電動キVツチャ12の電動1114を駆動させ
、減速機15を経て照射済構造物2を回転さぜる。一方
、放電切断機構6のサーボ〔−夕8を駆動し、板電極7
を回転させ、切断を開始する。
さらに、フィルタ機構46の水中ポンプ48を駆動し、
溶融片を吸引し、それを除去して再びプール水中に還流
させる。
切断状況を監視し、外装管の肉厚部が切断された切断終
了後は、サーボモータ8、電動機14、水中ポンプ48
の駆動を停止する。然る後、電動キャッチャ12のシリ
ンダ21の水圧を水圧ボンブ40の開開弁42を開いて
解放させ、そのキャッチャ16を開放して照射済構造物
2を離し、バンカー3の底板5上に落下させる。
そして、バンカー3の底板5上の切断片および切断残材
を取り上げ、供試材を選択する。その際必要ならば、場
合によっては底板5のクランプのリングをロープを引き
上げ、施錠を外し、他の容器に落し入れ、事後供試材を
選択してもよい。
このようにして、切Igi開始から終了するまで、プー
ル水はバンカー3側壁の百通孔から自由に出入するが、
フィルタ機構46の濾過作用によってプール水は汚染さ
れない。
以上のような作業は、制御盤1からのコントロールで手
O」によって行なったり、あるいは手動シーケンスを組
み、電動キャッチ1712の回転指示から切断完了まで
を時間系列的に順次行なうようにしてもよい。
なお、以上の実施例においては、中性子計装管の切断に
実施した場合でも、これ以外の二重管における外板管の
みの切断にも実施できるのは勿論である。
(発明の効果〕 本発明は以上のように構成されており、照射済構造物に
おける切断部位が放電のため溶融して切断できるため、
被切断部位に直接に外力を加えることがなく、採取した
部材には応力が残らず、損10のない供試材として極め
て価値のあるものが1町fられる。
切断に際し、照tJ4′fI構造物および板電極の両者
それぞれを回転することで、二重管の外板のみを切11
i7するから、[a3のない内容物を取り出すことがで
き、照射の経年変化の検査に最適である。
したがって、本発明に係る水中放電切断機は、構成が簡
易で、コンパクトであり、その1)制御す手動、自動の
いずれでも可能であり、しかも、プール床上で行なえる
から安全である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は側面図
、第2図は電動キャッチャの断面図、第3図は水圧ポン
プの正面図、第4図は掴み具の断面図である。 1・・・制御盤、2・・・照射済構造物、3・・・バン
カー、4・・・アイボルト、5・・・底板、6・・・放
電切断機構、7・・・板電極、8・・・サーボモータ、
9・・・ケーブル、10・・・ケーブルクランプ、11
・・・コンデンサ、12・・・電動キャッチ1P、13
・・・ロープ、14・・・電動機、15・・・減速機、
16・・・キャッチt?、17・・・ケーブル、18・
・・レバー、19・・・キャップ、20・・・ピストン
軸、21・・・シリンダ、22・・・ハンガーアーム、
23・・・ホース、24・・・掴み貝、25・・・取付
孔、26・・・フランジ、27・・・シリンダ、28・
・・ピストン、29・・・シリンダ延長壁、30・・・
カバー、31・・・中央小孔、32・・・中仕切り、3
3・・・シリンダ室、34・・・ボース、35・・・縮
径部、36・・・ビス(・ン挟持部、37・・・ばね、
38・・・オーリング、39・・・クランプ、40・・
・水圧ポンプ、41・・・水タンク、42・・・開閉弁
、43・・・圧力計、44・・・サイレンサー、/15
・・・圧力計、46・・・フィルタ機構、47・・・サ
クションパイプ、48・・・水中ポンプ、49・・・フ
ィルタ、50・・・サポート、51・・・コモンベース
、52・・・吊り棒、53・・・吊りロープ、54・・
・パイブザボート、55・・・ケーブル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、切断すべき放射済構造物を収納し、プール水内に配
    置されるバンカーと、バンカー内で垂直状に保持された
    照射済構造物の上端を挟持し、回転させる電動キャッチ
    ャと、照射済構造物との間で放電し、照射済構造物を切
    断する板電極を回転させる放電切断機構とを有して成る
    ことを特徴とする水中放電切断機。 2、バンカーは、筒状容器で、周囲側板には、外側周囲
    の水を内部に通じさせる貫通孔を設け、その底板は開閉
    式になつている特許請求の範囲第1項に記載の水中放電
    切断機。 3、電動キャッチャは、電動機と、この電動機の駆動を
    適宜減速させる減速機と、減速機端に連結されて回転可
    能で、照射済構造物上端を挟持するキャツチャとから成
    る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の水中放電
    切断機。 4、キヤツチヤは、水圧駆動されるシリンダに固着され
    たハンガーアーム端に、カギ形フィンガアームの中間部
    が枢支され、前記シリンダ内のピストンロッド端に前記
    フィンガアームの基端面を接面させておいて、水圧付与
    によつてピストン軸がシリンダ内に引込められて、フィ
    ンガアーム相互を接近させ、挟持させるようになつてい
    る特許請求の範囲第3項に記載の水中放電切断機。 5、放電切断機構は、照射済構造物の切断部位に位置す
    る板電極を回転させるサーボモータを備え、このサーボ
    モータはコンデンサに接続され、上記サーボモータおよ
    びコンデンサはバンカー内に取り付けられている特許請
    求の範囲第1項ないし第4項にいずれか記載の水中放電
    切断機。 6、バンカーには、照射済構造物を垂設保持する掴み具
    が付設されている特許請求の範囲第1項ないし第5項に
    いずれか記載の水中放電切断機。 7、掴み具は、水圧駆動のシリンダにスプリングにより
    ばね付勢されたピストンを収容し、このピストンからの
    ピストンロッドをシリンダ前方へ突出させ、この突き出
    したピストンロッドのヘッドとピストン前方に配置した
    シリンダ延長壁との間で照射済構造物を挟持するように
    なつている特許請求の範囲第6項に記載の水中放電切断
    機。 8、バンカーには、照射済構造物を溶融切断したときに
    生じる溶融片を吸引し、濾過するフィルタ機構が設けら
    れている特許請求の範囲第1項ないし第7項にいずれか
    記載の水中放電切断機。 9、フィルタ機構は、照射済構造物の切断部位に位置し
    、溶融片を含む濁水を吸引するサクションパイプと、こ
    のサクションパイプに接続されている水中ポンプと、濁
    水中の溶融片を除去し、清浄水として水中に還流させる
    よう、水中ポンプに接続されたフィルタとから構成され
    ている特許請求の範囲第8項に記載の水中放電切断機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01180241A (ja) * 1988-01-07 1989-07-18 Japan Synthetic Rubber Co Ltd マイクロカプセル化微粒子の製造方法
JPH04244318A (ja) * 1991-01-10 1992-09-01 Toshiba Corp 水中切断装置
JPH054126A (ja) * 1991-06-27 1993-01-14 Toshiba Corp 放電切断装置
US5569393A (en) * 1994-07-08 1996-10-29 Reinhart & Associates, Inc. Method and apparatus for sample and defect removal from a bore

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