JPS62228438A - 金属構成体 - Google Patents

金属構成体

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JPS62228438A
JPS62228438A JP7270186A JP7270186A JPS62228438A JP S62228438 A JPS62228438 A JP S62228438A JP 7270186 A JP7270186 A JP 7270186A JP 7270186 A JP7270186 A JP 7270186A JP S62228438 A JPS62228438 A JP S62228438A
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JP
Japan
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metal
composite material
stress concentration
link arm
strength
Prior art date
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Pending
Application number
JP7270186A
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English (en)
Inventor
Akinori Nagata
永田 晃則
Yutaka Ishiwatari
裕 石渡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明のl]的] (産業上の利用分野) 本発明は例えば産業用ロボットの構成部品その他高速作
動部品等に適用される金fX構成体に係り、特に形状不
連続による応力集中部を右する部品等に好適イT金属構
成体に関するものである。
(従来の技術) 例えば、産業用1コボットの手mケーシング内部品、!
む力しゃ断器のしゃtI7i礪構部品、史にはエンジン
のピストンやコンロッドなどの高速運動を行なう機構部
品では、部品の軽らi化と高剛性化とによって、そのv
M構の性能向−1−が図られている。
このような機構部品の構成材料として近11S、軽金属
等の71へリツクス金属中にウィスカ、短繊維等を複合
化した金属基複合材料を適用Jることが検問されている
。金属基複合(4判は軽量、高強度、高弾性率を有し、
しかも耐熱性に優れていることから、各種分野での応用
が期待されているものである。
第8図にこのような金属基複合材I”lからなる構成体
の一四として、油圧シリンダ用リンクアームの形状を示
す。リンクアーム1は所定長さを右し、両端部近傍に図
示しないビンとの係合孔2,3がl)f、?Qされる。
このリンクアーム1はIr5速作動用の構成体であり、
軒昂、高強度で、かつ高剛性を右Mることが争まれる。
そこで、例えばSiCウィスカをアルミニウノ\合金か
らなるマトリックス金属に複合化して強化りるようにし
ている。
ところで、このようなリンクアーム1の係合孔2.3付
近は艮手方向所面において形状不連続であり、特に係合
孔2.3の周辺部は応力集中領域と仕っている。したが
って、長期間の使用中には、このような形状不連続部分
にくり返し荷重等による疲労がin!iL、易く、一般
材料の場合でも耐用強度上問題が生じ易い乙のである。
(発明が解決しようとゴる問題点) 前記の如く、形状不連続による応力集中領域を右する4
i成体を金属基複合材料製とした場合、静的強11 J
3よび低サイクル疲労強度がマトリックス金属のみで構
成しだらのよりも低くなり、その応力集中領域で比較的
甲い時期に破10が起る可能性がある。
また、金J+1基複合材料は硬度が高くなることがら、
機械加工困難となり、応力集中領域を滑らかに仕上げる
のが難しい。このため孔あ(プ等の加工精度が悪くなる
等の問題もある。
本発明(,1このに −)な°■情に鑑みてなされたも
ので、ウィスカや繊維で71〜リツクス金属を強化した
金属374複合材料を主体とする金属構成体にあって、
形状不連続による応力集中領域の静的強度おにび低サイ
クル疲労強度等の向上を図るとともに、加工性を改良し
て作業性の向上、製品粘度の向上等を図ることを目的と
する。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段と作用)本発明は静的ま
たは動的荷重を受ける金属構成体であって、応力集中領
域となる形状不連続部を右するしのにJ3いて、応力集
中領域以外の部分を、ウィスカまたは短t1紺で強化し
た金属基複合材料によって構成し、応力集中領域となる
形状不連続部分を、前記金属基複合材料のマトリックス
金属または前記金属基複合材料よりも強化材料の体積率
が小さい金属基複合材料によって構成したちのである。
上記の構成は以下の知見に基づいてなされたものである
。即ち、金属基複合材料では、ウィスカ、短繊紺等の強
化材料の休(ろ率を増すことにより強度、弾性率、耐摩
耗性等は増加するが、一般に伸びと絞りは著しく減少す
る。第5図はSiCウィスカで強化したへ6061アル
ミニウム合金を例として、ウィスカの体積率と上記の諸
持性を示した乙のである。第5図より明らかなように、
3iCウイスカの体積率の増加と共に、引張強さσB、
0.2%M4力(σyo、2) 、1’Ql係&(E)
および硬さく Hv )は向上づるが、伸び(EJ )
は茗しく減少することがわかる。
また、第6図は同上の金属基複合材わ1の静的引張り試
験にJ3ける応力とひずみ(伸び)との関係を示したも
のである。ウィスカの体積率が30%以上になると、弾
性的伸びから僅かにはなれた極めて小さな塑性伸びで破
mi ?lることがわかる。この伸び量の減少が、応力
集中部を右する部材の強度を低下させることは、祠料強
度学上から容易にY想されることである。
さらに第7図は図中に示す切欠き付き試験片の静的引張
り試験結果を示している。SiCウィスカの体積率が増
加すると、破断強度比が繊維強化されてい<2いマトリ
ックス金属の約半分の強度しか示さなくなることが読み
取れる。
このように、強化繊維の体積率が増加すると、金H7;
を複合材料の伸びが著しく減少し、このため鋭い応力集
中部を右する部材の静的強度が71−リックス金属のI
Iよりも低くなることがわかった。
また、金属基複合材料の静的強度がこのように劣ること
から、低サイクル疲労強度もマトリックス金属のみの場
合よりも低くなる。さらに金属基複合材料の硬度はマト
リックス金属に比べて著しく高いため、金属基複合材料
の切削専の機械加工は容易ではない。このため加工性が
悪くなり、例え(、【孔ハ11工等の形状不連続部への
滑らかな仕上げ加工が内勤どなっていたものである。
上記(1゛4成の本発明に係る金属構成体によれば、応
力集中領域以外の部分を金属基複合材料で構成するとと
もに、応力集中領域となる形状不連続部分はその金属(
(複合材料のマトリックス金属またはその金属3.!複
合材料よりも強化材料の体積率が小さい金属基複合材料
で構成づ−るようにしたので、静的強度および低υイク
ル疲労麿が向−トする。また、形状不連続部としての、
孔等の加工場所が、硬1〕の小ざい材料で構成されるこ
とになるので、加工が容易となり、仕上げ精度の向上も
図れるようになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図を参照して説
明する。
この実施例は電力用しヤ[Zに用いられている油圧シリ
ンダ装置t??のリンクアームに関Jるものである。
第1図に示すように、この実施例のリンクアーム11は
、所定長さを有し、その両端部近傍に係合孔12.13
を右するものとしている。このリンクアーム11は、応
力集中領域となる部分、即ら係合孔12.13(内径d
)を囲む円筒状部分14.15(外径D)をアルミニウ
ム合金(A6061)で構成している。これにJ:す、
応力集中にJ、って、最も高い応力の発生する領域に高
延性月利を適用している。そして、この円筒状部分14
.15の外側のリンクアーム11主体部分を伸びの少な
い高強度、高剛性の金属lI?12合材料、例えばSI
Cウィスカ強化A6061アルミニウム合金で構成して
いる。
このJ、うなリンクアーム11を製造する場合には、ま
ず、第2図に示ずように、SiCウィスカによるプリフ
ォーム11′をリンクアーム11の最終形状に近い形状
のものとして、公知の加圧法あるいはスラリー法によっ
て作成する。ただし、係合孔12.13の内径dよりも
大きな内径りの空孔12’、13’ を設けてJ3 <
次に、通常の溶浸法における手順、即ち成形型内でアル
ミニウム合金をプリフォーム11′内に含浸さV、同時
に、第2図に示す空孔12’、13′内にもマトリック
ス金属であるアルミニウム合金を充用させる。そして、
謀維強化部とともに一体に高圧鋳造する。その後、溶体
化処理J3よび硬化処理等を施し、第1図に示す最終形
状に閤械加工するものである。
第3図は、実施例に係る金属構成体どしてのリンクアー
ム11と、A6061アルミニウム合金単独の従来のリ
ンクアーム1(第8図のもの)とについて、有限要素法
による応力解析結果を示したものである。同図の曲線A
が従来のリンクアーム1、曲線Bが実施例に係るリンク
アーム11を表し、それぞれ係合孔の内側(a点)と外
側(b点)との間の最大主応力分布を示している。係合
孔の内側に近づくほど応力集中率が高くなり、同図に示
すX点の変曲点が認められる。従来のリンクアーム1の
公称応力σnに対する応力集中率は約2.7であった。
これに対し、同図に示す変曲点×まで、つまりa−C間
をマトリックス金属のへ6061材とし、他の部分は従
来と同様に、SICウィスカ強化△6061とした前記
実施例のリンクアーム11の最大主応力分布(曲FII
B)については、マトリックス金属よりも金属基複合材
料の弾性係数が大きいことに起因して、弾性応力解析の
結果からb、係合孔内側の応力集中率は、低下すること
がわかる。
金属基複合材料のみから成る従来のリンクアーム1では
、係合孔2.3部の内側の最大応力が、伸びが少ないた
めにりf1性変形を伴うことなく、その4fl I+の
破断応力に達して、破壊に至るものと考えられるのに対
し、前記実/M Mのリンクアーム11では、a−C間
のマトリックス金属が塑性変形し、C貞における金属基
複合材料のId大応力がその月利の破断応力になるまで
破断しないものと考えられる。
また、第4図は、A6061アルミニウム合金から成る
リンクアームの11111Illl’i強度を基準にし
て、従来及び前記実施例のリンクアームの強度を比較し
た結果を示している。曲線Cは従来例、曲線りは実施例
の場合をそれぞれ承り。ウィスカの体積率が35%のと
き、従来のしのでは破断強度比が−0,5と低いが、前
記実施例の場合は約1.4と大幅に強f(tが改善され
ている。しかして、静的強庇が第4図に示すように向上
Jるど、当然のことながら、低サイクル(<10”回)
疲労強度も改善され、電力しやIgi器用油圧シリンダ
装置のリンク部品の特性としては、大変好ましいものと
なる。
また、機械加工する係合孔12.13の部分が71〜リ
ツクス金属としてのアルミニウム合金で414成されて
いるから、金属基複合材料に比べて、加工[が容易であ
り、その仕上がり精度もI!θfである。
なお、前記実M例では、応力集中領域を金属基複合材料
のマトリックス金属によって構成したが、本発明はその
ようなものに限らず、応力集中領域を他部分構成用の金
属基複合材料よりも強化繊維の体積率が小さな金属基複
合材料で構成してもJ:い。そのような描成にした場合
にも、前記実施例に近似した効果をt9ることが可能で
ある。
また、+fii記実施例では本発明をリンクアームに適
用したが、本発明はその他の種々の金jiit ff4
成体、例えば各種アーム、シ11フト類等に広く応用で
きるしのである。
なお、金属基複合材料製構成部分の製造方法としては、
溶浸法(高圧鋳造法)のばか粉末法等ら適用(゛きるの
は勿論である。また、軽龜1、高強度、高剛性を11I
るための強化繊維どしては、炭化ケイ索(S i C)
ウィスカの(Jか、アルミナ(A、(1203)yυ楳
紺、炭ふ繊維、更にはボロン(B)1桟紺なども適用で
きる。さらにまた、マトリックス金属としては、アルミ
ニウム合金のほか、チタン合金その他の軽fH金属を用
いることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る金属構成体に」、れば、応力
集中領域以外の部分を金属基複合材料によって描成し、
応力集中領域となる形状不連続な部分をマトリックス金
属または強化材料の体積率の小さい金属J3複合材料で
構成したので、各種(14造部材に対し、静的強度おに
び低サイクル疲労強度が向上できるととbに、形状不連
続部の機械加工が容易にイiす、加工精度の向上が図れ
る等の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金属構成体の一実施例としてのリ
ンクアームを示す斜視図、第2図は第1図に示づリンク
アームの製造段階で用いるプリフィームの形状を示す斜
視図、第3図は前記リンクアームの応力分布を示す特性
線図、第4図は前記リンクアームの応力集中度合を示ず
特性線図、第5図、第6図おJ:び第7図はそれぞれ金
属基複合(A料の一般的特性を承り特性線図、第8図は
従来の金属構成体としてのリンクアーム構成例を示す斜
視図である。 11・・・リンクアーム(金属構成体)、12゜13・
・・係合孔、14.15・・・円筒状部分く応力集中領
域どしての形状不連続部分)。 出願人代理人  波 多 野    久第f図 条2図 第3 図 0    10   20    :30    αウ
ィスカ の、体、積率 (Z) 纂4 回 StCウィスカ の1牢(外) 早5氏 軸ひずみ (%) 蔓6図 0   10   20.1l17   αウィスカ 
の量率 %(%) シし 7 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 静的または動的荷重を受ける金属構成体であって、応力
    集中領域となる形状不連続部を有するものにおいて、応
    力集中領域以外の部分を、ウイスカまたは短繊維で強化
    した金属基複合材料によって構成し、応力集中領域とな
    る形状不連続部分を、前記金属基複合材料のマトリック
    ス金属または前記金属基複合材料よりも強化材料の体積
    率が小さい金属基複合材料によって構成したことを特徴
    とする金属構成体。
JP7270186A 1986-03-31 1986-03-31 金属構成体 Pending JPS62228438A (ja)

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JP7270186A JPS62228438A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 金属構成体

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JP7270186A JPS62228438A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 金属構成体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7057751B1 (en) 1997-04-23 2006-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Image output control apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7057751B1 (en) 1997-04-23 2006-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Image output control apparatus
US7218422B2 (en) 1997-04-23 2007-05-15 Canon Kabushiki Kaisha Image output control apparatus
US8274676B2 (en) 1997-04-23 2012-09-25 Canon Kabushiki Kaisha Image output control apparatus

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