JPS6222781Y2 - - Google Patents

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JPS6222781Y2
JPS6222781Y2 JP1981176636U JP17663681U JPS6222781Y2 JP S6222781 Y2 JPS6222781 Y2 JP S6222781Y2 JP 1981176636 U JP1981176636 U JP 1981176636U JP 17663681 U JP17663681 U JP 17663681U JP S6222781 Y2 JPS6222781 Y2 JP S6222781Y2
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JP
Japan
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stirring drum
particles
heat transfer
outer frame
working fluid
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JP1981176636U
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JPS5883679U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱交換器に関するものである。
作動流体(熱交換用ガスなど)中において固体
粒子(ケイ砂、アルミナ粒子、自然砂、金属粒子
等)を伝熱面に非定常的に衝突、接触させてやれ
ば伝熱性能は粒子の介在しない場合に比べ飛躍的
に上昇する。
この原理による粒子などを伝熱媒体とした固気
接触形熱交換器としては流動層式熱交換器、移動
層式熱交換器などがある。
従来の流動層式熱交換器では熱交換能力は良い
ものの大きな容積のフリーボード部が必要となる
点及び粒子などの流動化に要する大きな圧力損失
などが実用化の際の主な問題点となつていた。
また層外への飛び出し粒子の捕集など粒子のハ
ンドリングの面でも問題が多い。
移動層式熱交換器ではフリーボード部は不要と
なるが流動層方式と同様圧損は大きい。
そして熱交換能力は流動層方式より劣る。
その他考えられるものとして撹拌式、撹拌流動
層式などがあるがいずれも圧損が大で所要動力も
大となる。
以上のように、従来の粒子利用による固気接触
形熱交換器では装置全体が大きくなること、装置
全体を通じての圧力損失が大なることが主要な問
題点といえる。
本考案は上記の事情を鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは装置全体が小型にな
り且つ圧力損失の小さい熱交換器を提供すること
にある。
以下、本考案を図面を参照して説明する。図面
中1は密閉構造の外枠であり、外枠1の底部2は
傾斜させてあり、この底部2に微粉回収口3と冷
却用空気の入口4とが設けてある。
外枠1内の大径部側にはヘツド部材5が収容し
てあり、ヘツド部材5には入口管6と出口管7と
が設けてあり、入口管6、出口管7は共に外枠1
外に導出してある。
ヘツド部材5内は仕切板8により入口管7に連
通した入口側室9と出口管7に連通した出口側室
10とにより区分されており、入口側室9の側面
には伝熱管11の入口側が開口しており、出口側
室9の側面には伝熱管11の出口側が開口してい
る。
そしてヘツド部材5と伝熱管11とで伝熱部1
2を構成している。
ヘツド部材5の側面には環状の摺動溝13が形
成してある。
外枠1内には前記伝熱管11の束を囲むように
して撹拌ドラム14が回転可能に設けてあり、撹
拌ドラム14の一端部14aは前記摺動溝13に
回転可能に挿入してある。また撹拌ドラム14の
他端部は閉塞されており、この閉塞部15の中央
には回転軸16が連結してあり、回転軸16は外
枠1の他端部に設けた支承部17を回転可能に貫
通して外方に突出している。前記伝熱管11の端
の共通管部25の中央には支軸26が設けてあ
り、支軸26は撹拌ドラム14の閉塞部15の支
承部31に回転可能に支承してある。
撹拌ドラム14の周部には多数孔18が設けて
あり、また撹拌ドラム14の内周部には周方向に
複数の邪魔板32が固設してある。
撹拌ドラム14内には多数の粒子19が収容し
てある。
外枠1内は隔板20により上部室21と下部室
22に区分してあり、上部室21には空気の出口
23が設けてあり、下部室22は冷却用空気の入
口4に連通している。
冷却用空気の入口4はダクト24を介してフア
ン27の吐出側に通じている。
フアン27および回転軸16はエンジンのよう
な駆動源28に伝達手段29,30を介して連結
してある。
しかして、駆動源28により伝達手段29,3
0を介してフアン27および回転軸16を駆動す
る。回転軸16の駆動により撹拌ドラム14が回
転し、邪魔板32により粒子19が持上げられ上
部において落下し粒子19は伝熱管11間を流下
する。
フアン27の回転により作動流体である冷却用
空気は冷却用空気の入口4より外枠1の下部室2
2に入り撹拌ドラム14の孔18より撹拌ドラム
14内に入り粒子19、伝熱管11に接触し、再
び孔18より上部室21に出て空気出口より出
る。
伝熱部12においては入口管6よりラジエータ
などよりの温水が入口側室9に入り伝熱管11内
を流れて出口側室10に入り出口管7より出る。
したがつて、粒子19が冷却用空気中を伝熱管
11の伝熱壁に衝突しながら落下する動作により
伝熱壁(高温側)、冷却用空気(低温側)、粒子1
9の間で熱交換が行なわれる。
なお、粒子19の一部に触媒粒子を用い、低温
側を冷却水(又は冷媒)、高温側をエンジンより
の排ガスとした場合、エミツシヨン対策のなされ
たサイレンサーとして対象範囲は広がり、排ガス
のもつエネルギーも温水とか冷媒ガスなどとして
利用できるものとなる。
本考案は以上詳述したように、隔板20により
内部が上、下部室21,22に区分された外枠1
内に、回転可能に撹拌ドラム14を収容すると共
に撹拌ドラム14を前記隔板20を貫通させて
上、下部室21,22に臨ませ、撹拌ドラム14
の周部に多数の孔18を設けると共に撹拌ドラム
14の内周部に複数の邪魔板32を設け、撹拌ド
ラム14内に流体が流動する伝熱管11の束を収
容すると共に撹拌ドラム14内に多数の粒子19
を収容し、外枠1の下部室22に作動流体の入口
4を設けると共に上部室21に作動流体の出口2
3を設けたことを特徴とするものである。
したがつて、粒子19は撹拌ドラム14の回転
により邪魔板により撹拌され頂部において解放さ
れて落下し作動流体中を伝熱管11の伝熱壁に衝
突しながら落下し、伝熱壁、作動流体、粒子19
の間で熱交換が行なわれるので、作動流体による
粒子19の慣性が小さくフリーボード部などが不
要になり、かつ伝熱性能は流動層並みに上昇し装
置全体を小型にすることができるし、また粒子1
9を循環させる方式をとるために圧力損失を小さ
いものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はその
縦断面図、第2図は第1図−線に沿う断面図
である。 1は外枠、11は伝熱管、14は撹拌ドラム、
19は粒子、32は邪魔板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隔板20により内部が上、下部室21,22に
    区分された外枠1内に、回転可能に撹拌ドラム1
    4を収容すると共に撹拌ドラム14を前記隔板2
    0を貫通させて上、下部室21,22に臨ませ、
    撹拌ドラム14の周部に多数の孔18を設けると
    共に撹拌ドラム14の内周部に複数の邪魔板32
    を設け、撹拌ドラム14内に液体が流動する伝熱
    管11の束を収容すると共に撹拌ドラム14内に
    多数の粒子19を収容し、外枠1の下部室22に
    作動流体の入口4を設けると共に上部室21に作
    動流体の出口23を設けたことを特徴とする熱交
    換器。
JP17663681U 1981-11-30 1981-11-30 熱交換器 Granted JPS5883679U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17663681U JPS5883679U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17663681U JPS5883679U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5883679U JPS5883679U (ja) 1983-06-06
JPS6222781Y2 true JPS6222781Y2 (ja) 1987-06-10

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ID=29969782

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JP17663681U Granted JPS5883679U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 熱交換器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48104140A (ja) * 1972-02-15 1973-12-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923972Y2 (ja) * 1980-03-13 1984-07-16 株式会社日本開発コンサルタント 熱交換装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48104140A (ja) * 1972-02-15 1973-12-27

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JPS5883679U (ja) 1983-06-06

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