JPS6222751A - O−アルキルイソ尿素有機スルホン酸塩の製造方法 - Google Patents

O−アルキルイソ尿素有機スルホン酸塩の製造方法

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JPS6222751A
JPS6222751A JP16120185A JP16120185A JPS6222751A JP S6222751 A JPS6222751 A JP S6222751A JP 16120185 A JP16120185 A JP 16120185A JP 16120185 A JP16120185 A JP 16120185A JP S6222751 A JPS6222751 A JP S6222751A
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JP
Japan
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sulfonic acid
organic sulfonic
cyanamide
alkanol
alkylisourea
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Pending
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JP16120185A
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English (en)
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Yasunao Miura
三浦 康尚
Yasukatsu Kataoka
片岡 安克
Toru Asada
朝田 亨
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、生物活性を有することによシ、医薬、農薬、
その他に利用されるグアニジン系化合物を製造する場合
のアミン類のグアニジノ化剤として有用な0−アルキル
イソ尿素有機スルホン酸塩をシアナミド、有機スルホン
酸及びアルカノールよシ直接製造する方法に関するもの
である。
〈従来の技術〉 従来、0−アルキルイソ尿素の酸付加、塩としては、硫
酸塩(西独特許出願2358904号)や、硫酸水素塩
(特公昭52−24007号)及び塩酸塩(07g、5
ynth、3467)等の鉱酸塩が知られてお)、これ
らはシアナミド、鉱酸及びアルカノールから製造される
。ところが、0−アルキルイソ尿素有機スルホン酸塩に
ついては、0−アルキルイ、ソ尿素P−)ルエンスルホ
ン酸塩が知られているにすぎず、この化合物は尿素をP
−)ルエンスルホン酸のアルキルエステルでアルキル化
して製造することが提唱されている。(JsChem、
Soe*〈発明が解決しようとする問題点〉 尿素をP−)ルエンスルホン酸アルキルでアルキル化し
て0−アルキルイソ尿素P−)ルエンスルホン酸塩を得
る場合、収率は60%程度と十分なものではなく、しか
も副生成物を分離するために、再結晶を繰シ返す必要が
あるという点で問題がある。また、この方法を他の有機
スルホン酸塩に適用しようEする場合、先ず有機スルホ
ン酸を有機スルホン酸エステルに誘導する必要があるが
、−J[の有機スルホン酸のエステルでは高沸点となシ
、蒸留精製が不可能で、全ての有機スルホン酸に適用で
きるものではない。
収率よくO−アルキルイソ尿素有機スルホン酸を得るに
は、シアナミド、鉱酸及びアルカノールから先ず0−ア
ルキルイソ尿素鉱酸塩を製造し、次いでアルカリでO−
アルキルイソ尿素遊離塩基とし、更に有機スルホン酸を
加えて塩交換するという方法が確実である。0−アルキ
ルイソ尿素有機スルホン酸塩では例を見ないが、例えば
サリチル酸塩の場合(有合化24 119(1966)
)や酢酸塩の場合(特公昭57−35907号)に塩交
換法が提唱されている。しかし、塩交換法では製造プロ
セスとしての繁雑さは否めないし、大量の無機塩が副生
じて産業廃棄物となるという問題がある。
加えて安定性の悪い0−アルキルイソ尿素遊離塩基を経
由するという点で、工業的規模での生産時に不安がある
〈問題を解決するための手段〉 本発明者はかかる問題点を解消するために研究を重ねた
結果、シアナミド、有機スルホン酸及びアルカノールよ
シ一工程で、しかもほぼ定量的な収率でO−アルキルイ
ソ尿素有機スルボン& Yiを得ることができることを
見出し本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、シアナミド有機スルホン酸、アルカノ
ールとを反応させることを特徴とする〇−アルキルイソ
尿素有機スルホン酸塩の製造方法を提供するものである
〈構成〉 本発明における有機スルホン酸とは、メタンスルホン酸
、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、オクタンス
ルホン酸、ドデカンスルホン酸、ヘキサデカンスルホン
酸等のアルキルスルホン酸、及ヒベンゼンスルホン酸、
ナフタレンスルホン酸、トルエンスルホン酸、エチルベ
ンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸等のア
リールスルホン酸またはアルキルアリールスルホン酸が
挙げられる。また、本発明におけるアルカノールとはメ
タノール、エタノール、n−7’ロノぐノール、イソプ
ロパツール等の低級アルコールが挙げられる。
これらを反応させるには、例えば有機スルホン酸、シア
ナミド、アルカノールを一括して反応させたり、有機ス
ルホン酸もしくは有機スルホン酸アルカノール溶液をシ
アナミドもしくはシアナミドアルカノール溶液中へ添加
し反応させたシ、シアナミドもしくはシアナミドアルカ
ノール溶液を有機スルホン酸もしくは有機スルホン酸ア
ルカノール溶液中へ添加反応させたシできるが、好まし
くは収率の点よシ、シアナミドもしくはシアナミドアル
カノール溶液を有機スルホン酸アルカノール溶液に添加
し反応させることによシ製造するのが良い。
本発明に係る方法において、シアナミドに対する有機ス
ルホン酸の使用量は、一般に1当量以上であ多、好まし
くは1.01当量ないし1.2当量である。シアナミド
に対するアルカノールの使用量は、一般に1当量ないし
15肖量であシ、有機スルホン酸及びシアナミドに混在
する水分によるシアナミドの加水分解反応という好まし
くない副反応を抑制するには、アルカノールの使用量を
増加する方が好ましいが、経済性を考慮した場合の最も
好ましい範囲は、6嶋量ないし10当量である。
反応温度は、低温の方が好ましく、特に好ましくは10
℃以下である。有機スルホン酸をアルカノールに溶解す
る場合、発熱が認められるので、10℃以下に冷却しつ
つアルカノールに有機スルホン酸を添加するのが良い。
シアナミドは、そのままで、あるいはアルカノール溶液
として有機スルホン酸アルカノール溶液に加えるが、副
反応を抑制するために添加中の温度は10℃以下に保つ
のが良い。シアナミドを添加後20℃に昇温して5〜1
0時間攪拌を続けると反応は完結する。反応液よシ過剰
のアルカノールを留去して乾固すれば、0−アルキルイ
ソ尿素有機スルホン酸塩が得られる。これにアセトンを
加えてレノ臂ルプし沖過、乾燥すれば純品に近いものと
なるが、シアナミドに対する収率はほぼ定量的であシ、
副生成物は皆無に等しいので、反応液をそのままで、あ
るいは乾固物に注水溶解して水溶液としてアミン類のグ
アニジノ化に供するととができる。
〈発明の効果〉 以上述べたごとく、本発明はシアナミドより〇−アルキ
ルイソ尿素有機スルホン酸塩が、繁雑な塩交換工程を経
ずに一工程で、しかもほぼ定量的な高収率で製造できる
という優れた方法を提供するものである。
〈実施例〉 次に本発明の実施例を示すが、本発明はこれによって限
定されるものではない。
実施例1゜ 100dフラスコにメタノール21.37を仕込み、攪
拌、冷却しなから0〜10℃で98.8 %メタンスル
ホン酸10.01F (0,103モル)全滴下した。
次いで、98チシアナミド4.29 g−(0,1七ル
)をメタノール4.3?に溶解した液を3〜8℃で滴下
した。20℃に昇温して5時間攪拌を続けた後、電位差
滴定で分析すると、0−メチルイソ尿素メタンスルホン
酸塩が16.91i1−生成していることが認められ、
シアナミドに対するモル収率は99、3 %でおった。
更に過剰のメタノールを留去して乾固後、アセトン50
+111を加えてレパルプし、減圧濾過、真空乾燥する
と、純度99.6 %の0−メチルイソ尿素メタンスル
ホン酸塩が白色結晶として164J得られ、精製品のシ
アナミドに対するモル収率は96.0チであった。
実施例2゜ 実施例1と同様の方法で99.9%P−)ルエンスルホ
ン酸1水和物19.6 fP (0,103モル)を用
いて反応を行うと、反応液分析値で24.5 pの〇−
メチルイソ尿素P−)ルエンスルホン酸塩の生成が認め
られ、シアナミドに対するモル収率は99、5 %であ
った。アセトンを用いて精製すると、純度99.0 %
の0−メチルイソ尿素P−)ルエンスルホン酸塩が白色
結晶として23.89−得られ、精製品のシアナミドに
対するモル収率は95.5 q6であった。
実施例3゜ 実施例1と同様の方法で9896オクタンスルホン酸1
9.8 y−(0,103モル)を用いて反応を行うと
、反応液分析値で264g−のO−メチルイソ尿素オク
タンスルホン酸塩の生成が認められ、シアナミドに対す
るモル収率は98.5%であった。アセトンを用いて精
製すると純度99.2 q6の0−メチルイソ尿素オク
タンスルホン酸が白色結晶として25.29−得られ、
精製品のシアナミドに対するモル収率は93.2%であ
った。
実施例4゜ 実施例1と同様の方法で99.4%ベンゼンスルホン酸
1水和物18.3 ST−(0,103モル)を用いて
反応を行うと、反応液分析値で23.2 fI−の0−
メチルイソ尿素ベンゼンスルホン酸塩の生成が認められ
、シアナミドに対するモル収率は100%であった。
実施例5゜ 実施例1と同様の方法でドデシルベンゼンスルホン酸(
酸価178.7m9KOH/fl−) 31.47 (
0,103当量)を用いて反応を行うと、反応液分析値
で40.1ψのO−メチルイソ尿素ドデシルベンゼンス
ルホン酸塩の生成が認められ、シアナミドに対するモル
収率は100q6であった。
実施例6゜ 100−フラスコにエタノール30.59−を仕込み、
攪拌、冷却しながら0〜10℃でドデシルベンゼンスル
ホン酸31.4 F (0,103当量)を滴下した。
次いで、98%シアナミド4.29 g−(0,1モル
)をメタノール4.3y−に溶解した液を3〜8℃で滴
下した。20℃に昇温して5時間攪拌を続けた後、電位
差滴定で分析すると、0−エチルイソ尿素ドデシルベン
ゼンスルホン酸塩が41.01i’生成していることが
認められ、シアナミドに対するモル収率は98.9 %
であった。
実施例7゜ 実施例6と同様の方法でインゾロパノール48.IP(
ドデシルベンゼンスルホン酸溶解用37.4p。
シアナミド溶解用10.7 P )を用いて反応を行う
と、反応液分析値で41.89−のO−インプロピルイ
ソ尿素ドデシルベンゼンスルホン酸塩の生成が認められ
、シアナミドに対するモル収率は97.6チであった。
比較例1.(従来法) 100ゴフラスコに尿素6.0 P (0,1モル)と
P−トルエンスルホン酸メチル18.6 y−(0,1
モル)を仕込み、蒸気浴上で3時間攪拌した。50℃に
冷却後アセトン2Qmlを加え1時間攪拌を続けて0℃
で一晩放置し、済過、乾燥するとO−メチルイソ尿素P
−)ルエンスルホン酸塩が16.31得られた。電位差
滴定にて純度を分析すると。
90、7 %であジ尿素に対するモル収率は60. O
%であった。
比較例2、(従来法) 200 mlフラスコにメタノール21.39−を仕込
み、攪拌、冷却しながら一10℃以下で98チ硫酸10
.3 fi’ (0,103モル)を滴下した。次いで
、98チシアナミド4.29 P (0,1モル)をメ
タノール4.3iに溶解した液を一5〜5℃で滴下した
10℃で5時間攪拌を続けた後、20%水酸化ナトリウ
ムメタノール溶液41.251’ (0,206モル)
を10℃以下で滴下してO−メチルイソ尿素を遊離させ
、19.01i’ (0,1モル)のP−トルエンスル
ホン酸1水和物を添加した。副生じた硫酸ナトリウムを
炉別し、炉液について電位差滴定で分析すると23.5
PのO−メチルイン尿素P−)ルエンスルホン酸塩の生
成が認められ、シアナミドに対するモル収率は95.5
 %であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シアナミド、有機スルホン酸、アルカノールとを反応さ
    せることを特徴とするO−アルキルイソ尿素有機スルホ
    ン酸塩の製造方法。
JP16120185A 1985-07-23 1985-07-23 O−アルキルイソ尿素有機スルホン酸塩の製造方法 Pending JPS6222751A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7105694B2 (en) 2003-01-29 2006-09-12 Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha O-isopropyl isourea salt and production method thereof

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Title
ORG.SYNTH *

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US7105694B2 (en) 2003-01-29 2006-09-12 Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha O-isopropyl isourea salt and production method thereof

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