JPS62226072A - 多入力dcスキツド増幅器 - Google Patents
多入力dcスキツド増幅器Info
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- JPS62226072A JPS62226072A JP61070592A JP7059286A JPS62226072A JP S62226072 A JPS62226072 A JP S62226072A JP 61070592 A JP61070592 A JP 61070592A JP 7059286 A JP7059286 A JP 7059286A JP S62226072 A JPS62226072 A JP S62226072A
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- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、生体磁気等の極めて微弱な信号を多数の点で
同時測定することのできる多入力DCスキッド増幅器に
関する。
同時測定することのできる多入力DCスキッド増幅器に
関する。
従来、生体磁気等の微弱な磁界を検出するためにスキッ
ド(S QU I D ! Superconduct
ing Quantum I nterferen
ce Device :超電導量子干渉素子)増幅器
が開発されている。このスキッド増幅器には、高周波で
動作するRF型と比較的低周波で動作するDC型とがあ
り、RF型の方がより広く用いられているが、DC型の
方がRF型よりも固有雑音が低く、1桁以上感度が高い
など優れた特性を持っている。
ド(S QU I D ! Superconduct
ing Quantum I nterferen
ce Device :超電導量子干渉素子)増幅器
が開発されている。このスキッド増幅器には、高周波で
動作するRF型と比較的低周波で動作するDC型とがあ
り、RF型の方がより広く用いられているが、DC型の
方がRF型よりも固有雑音が低く、1桁以上感度が高い
など優れた特性を持っている。
以下DC型スキッド増幅器について図面に基づき説明す
る。
る。
第3図はスキッドの構造を示す図である。図中、1はス
キッド、2.3ばN b 金IN、a膜、J、 、J2
はジョセフソン接合である。
キッド、2.3ばN b 金IN、a膜、J、 、J2
はジョセフソン接合である。
図のようなリングを極低温状態に置くと、超電導性を示
し、これに所定値以上の電流を流すと超電導性が破れて
リングの両端には、電圧が生ずるが、そのときの臨界電
流、電圧−電流特性は超電導リングに外部から加える磁
束により周期的に変化する。
し、これに所定値以上の電流を流すと超電導性が破れて
リングの両端には、電圧が生ずるが、そのときの臨界電
流、電圧−電流特性は超電導リングに外部から加える磁
束により周期的に変化する。
第4図は第3図に示すスキッドを用いたDC型スキンド
増幅器を示す図、第5図はDC型スキッド増幅器の電圧
−電流特性を示す図、第6図はDC型スキッド増幅器の
基本特性を示す図である。
増幅器を示す図、第5図はDC型スキッド増幅器の電圧
−電流特性を示す図、第6図はDC型スキッド増幅器の
基本特性を示す図である。
図中、■はDCスキンド、Eは直流電源、Rvは抵抗、
4は入力コイル、51.5!は出力端子である。
4は入力コイル、51.5!は出力端子である。
次に増幅器の動作を説明する。
スキッド1は液体He中で極低温状態に置かれ、超電導
性を示している。そこで、第4図に示すように、入力コ
イル4に電流iを流してスキッド1に磁界B0を加え、
抵抗RVを変えてスキッドに流れる電流を太き(してい
くと、最初は超電導性のために出力端子57.5□には
電圧は現れない。
性を示している。そこで、第4図に示すように、入力コ
イル4に電流iを流してスキッド1に磁界B0を加え、
抵抗RVを変えてスキッドに流れる電流を太き(してい
くと、最初は超電導性のために出力端子57.5□には
電圧は現れない。
電流がある一定値■1を越えると出力端子間には電圧が
生じ、第5図に示すような特性曲線aを示す。磁界を1
/2BOとすると電流の臨界値は■。
生じ、第5図に示すような特性曲線aを示す。磁界を1
/2BOとすると電流の臨界値は■。
となり特性曲線はbのようになる。磁界を2B。
とすると磁界B0の場合と同じ特性になり、印加磁界B
と出力電圧Vとの間の基本特性は、第6図に示すような
周期B0を有するものとなる。ここで30は、リングを
貫通する磁束が2 X 10−”wbとなる磁界に相当
する。そして、スキッド1へ流す直流電流をIdCとす
ると、第5図に示すように、磁界B0のときは出力電圧
は■1となり、磁界1/2BOのときは出力電圧はV、
となる。しかし、第6図の基本特性から分かるように、
出力電圧Vは磁界Bの多価関数であるので、磁界測定の
ためには、通常零位法を用いる。
と出力電圧Vとの間の基本特性は、第6図に示すような
周期B0を有するものとなる。ここで30は、リングを
貫通する磁束が2 X 10−”wbとなる磁界に相当
する。そして、スキッド1へ流す直流電流をIdCとす
ると、第5図に示すように、磁界B0のときは出力電圧
は■1となり、磁界1/2BOのときは出力電圧はV、
となる。しかし、第6図の基本特性から分かるように、
出力電圧Vは磁界Bの多価関数であるので、磁界測定の
ためには、通常零位法を用いる。
第7図はこのような零位法を用いた従来の一人力DCス
キッド増幅器の回路図、第8図は帰還をかけない場合の
信号波形図で、同図(A)、(B)は印加磁界B、−〇
、同図(C)、(D)はBi =1/4 Bo、同図(
E)、(F)はB、−一1/4Boの場合を示す図、第
9図はDCスキッドの基本特性におりる安定、不安定点
を示す図、第10図は入力磁界B、と出力■。との関係
を示す図である。図中、1はDCスキッド、4は人力コ
イル、6はプリアンプ、7は同軸ケーブル、8はメイン
アンプ、9は同期検波器、10は変調信号発生器、11
はローパスフィルタ、12はスイッチ、13は帰還コイ
ル、R,R,、R,は抵抗、Eは直流電源である。
キッド増幅器の回路図、第8図は帰還をかけない場合の
信号波形図で、同図(A)、(B)は印加磁界B、−〇
、同図(C)、(D)はBi =1/4 Bo、同図(
E)、(F)はB、−一1/4Boの場合を示す図、第
9図はDCスキッドの基本特性におりる安定、不安定点
を示す図、第10図は入力磁界B、と出力■。との関係
を示す図である。図中、1はDCスキッド、4は人力コ
イル、6はプリアンプ、7は同軸ケーブル、8はメイン
アンプ、9は同期検波器、10は変調信号発生器、11
はローパスフィルタ、12はスイッチ、13は帰還コイ
ル、R,R,、R,は抵抗、Eは直流電源である。
次に動作を説明する。
先ず、DCスキッド1に一定電流■。を流しておき、ス
イッチ12は開いておく。
イッチ12は開いておく。
磁界B、=0とすると、第8図(A)に示すように、変
調信号Eo =Es sinωtにより、抵抗R0を通
して帰還コイル13に電流が供給され、そのためDCス
キッド1には、基本特性のB=Oを中心にして、Br
−(Ko Ea/ R,)sin ωt (Koは定数
)の交番磁界が加えられ、その結果、同図(B)に示す
ように、メインアンプ8の出力V、は、変調信号E。の
2倍の周波数となり、そのため■1をEoで同期検波し
、平滑化して得られる出力■。は0となる。
調信号Eo =Es sinωtにより、抵抗R0を通
して帰還コイル13に電流が供給され、そのためDCス
キッド1には、基本特性のB=Oを中心にして、Br
−(Ko Ea/ R,)sin ωt (Koは定数
)の交番磁界が加えられ、その結果、同図(B)に示す
ように、メインアンプ8の出力V、は、変調信号E。の
2倍の周波数となり、そのため■1をEoで同期検波し
、平滑化して得られる出力■。は0となる。
磁界Bi =1/4 B、とすると、第8図(C)に示
すように、DCスキッド1には、基本特性のB=1/4
B、を中氾弓こして、Br =(Ko E−/ Rs
) sinωtの交番磁界が加えられ、その結果、同図
(D)に示すように、メインアンプ8の出力V1は、変
調信号E0と同じ周波数で逆相となり、そのためV、を
Eoで同期検波し、平滑化して得られる出力■。は負と
なる。
すように、DCスキッド1には、基本特性のB=1/4
B、を中氾弓こして、Br =(Ko E−/ Rs
) sinωtの交番磁界が加えられ、その結果、同図
(D)に示すように、メインアンプ8の出力V1は、変
調信号E0と同じ周波数で逆相となり、そのためV、を
Eoで同期検波し、平滑化して得られる出力■。は負と
なる。
磁界Bi =−1/4 Beとすると、第8図(E)に
示すように、DCスキッド1には、基本特性のB=−1
/4.B、を中尼弓こして、Bt =(Ko E。
示すように、DCスキッド1には、基本特性のB=−1
/4.B、を中尼弓こして、Bt =(Ko E。
/ R+++ ) sin ωLの交番磁界が加えられ
、その結果、同図(F)に示すように、メインアンプ日
の出力■1は、変調信号E0と同じ周波数で同相となり
、そのため■、をEoで同!lIl検波し、平滑化して
得られる出力V0は正となる。
、その結果、同図(F)に示すように、メインアンプ日
の出力■1は、変調信号E0と同じ周波数で同相となり
、そのため■、をEoで同!lIl検波し、平滑化して
得られる出力V0は正となる。
次に、スイッチ12を閉じると、第8図で示した出力v
0が抵抗R1を通して帰還されるので、例えば、基本特
性のB=0の点を考えると、Bが正の側に変位すると、
磁界を減少させる方向に、逆にBが負の方向に変位する
と、磁界を増加する方向に帰還がかかる。その結果、第
9図(A)に示すように、基本特性のNBo(N=±1
.2、・・・)の点で安定となり、(N上1/2) B
、の点で不安定となる。なお、安定、不安定は帰還のか
けかたを逆にすると反転する。
0が抵抗R1を通して帰還されるので、例えば、基本特
性のB=0の点を考えると、Bが正の側に変位すると、
磁界を減少させる方向に、逆にBが負の方向に変位する
と、磁界を増加する方向に帰還がかかる。その結果、第
9図(A)に示すように、基本特性のNBo(N=±1
.2、・・・)の点で安定となり、(N上1/2) B
、の点で不安定となる。なお、安定、不安定は帰還のか
けかたを逆にすると反転する。
第8図で示した関係から、第7図のローパスフィルタの
出力■。と磁界B、の関係は第9図(B)のようになる
。従って変調信号で励振することにより、出力■。は、
第9図(A)の基本特性の微分値を得たこととなり、図
の右下がり傾斜部分(図の太線部分)が安定領域となる
。
出力■。と磁界B、の関係は第9図(B)のようになる
。従って変調信号で励振することにより、出力■。は、
第9図(A)の基本特性の微分値を得たこととなり、図
の右下がり傾斜部分(図の太線部分)が安定領域となる
。
従って、スイッチ12を開いた開ループの状態では、第
9図(B)の太線部分の平均的な傾斜を一μとすると、
DCスキッド増幅器は第10図(A)のように表される
。
9図(B)の太線部分の平均的な傾斜を一μとすると、
DCスキッド増幅器は第10図(A)のように表される
。
スイッチ12を閉じた閉ループの状態では、帰還定数を
βとすると、第10図(B)のように表せられる。この
系は何れかの安定点、NB、の点で安定に動作する。従
って、微小な磁界B、が加わったとすると、 β μ となる。NBoはスキッド固有の特性による安定した値
であるので、何れかの安定点から変化したB!に対して
出力■。を得ることができる。
βとすると、第10図(B)のように表せられる。この
系は何れかの安定点、NB、の点で安定に動作する。従
って、微小な磁界B、が加わったとすると、 β μ となる。NBoはスキッド固有の特性による安定した値
であるので、何れかの安定点から変化したB!に対して
出力■。を得ることができる。
第11図は第7図で示した増幅器を3個使用した従来の
多入力DCスキッド増幅器を示す図で、ローパスフィル
タ、スイッチは省略して図示している。
多入力DCスキッド増幅器を示す図で、ローパスフィル
タ、スイッチは省略して図示している。
各DCスキッド増幅器は、それぞれ異なる変調周波数で
励振して出力を得ている。
励振して出力を得ている。
しかしながら、従来のDCスキッド増幅器では、第11
図に示すように入力数に比例して構成が複雑になると共
に、同軸ケーブル、負帰還信号線、バイアス信号線の数
が増加する。ところで、DCスキッド増幅器では、同軸
ケーブルの入力端までば極低温状態にあり、そこからは
室温であるので、低温部と室温部間の信号線の数が増加
すると、そこを通しての熱の流入が増大し、液体Heの
沸騰を生ずることとなる。特に、同軸ケーブルを通して
の熱の流入は大きい。
図に示すように入力数に比例して構成が複雑になると共
に、同軸ケーブル、負帰還信号線、バイアス信号線の数
が増加する。ところで、DCスキッド増幅器では、同軸
ケーブルの入力端までば極低温状態にあり、そこからは
室温であるので、低温部と室温部間の信号線の数が増加
すると、そこを通しての熱の流入が増大し、液体Heの
沸騰を生ずることとなる。特に、同軸ケーブルを通して
の熱の流入は大きい。
従って、第11図に示す従来のDCスキッド増幅器では
、熱の流入が大きくなる欠点があった。
、熱の流入が大きくなる欠点があった。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、入力数が
増大しても、低温部と室温部間の信号線の数、特に同軸
ケーブルの数を増大させないようにして、そこを通して
の熱の流入を極力防止するようにした多入力DCスキッ
ド増幅器を提供することを目的とする。
増大しても、低温部と室温部間の信号線の数、特に同軸
ケーブルの数を増大させないようにして、そこを通して
の熱の流入を極力防止するようにした多入力DCスキッ
ド増幅器を提供することを目的とする。
そのために本発明の多入力DCスキッド増幅器は、それ
ぞれ入力が加えられると共に、N個の異なる周波数の変
調信号が各負帰還コイルに加えられて励振されるN個の
DCスキッドを直列に接続し、得られた直列合成出力を
入力とし、前記N個の周波数と異なる所定の周波数の変
調信号が負帰還コイルに加えられて励振される1つのD
Cスキッドの出力を1本の同軸ケーブルにより取り出し
て増幅すると共に、前記所定の周波数の変調信号で同期
検波し、該同期検波出力を前記1つのDCスキッドの負
帰還コイルに帰還させると共に、前記N個の異なる周波
数の変調信号でそれぞれ同期検波し、N個の各同期検波
出力を前記各負帰還コイルへ帰還させることを特徴とす
る。
ぞれ入力が加えられると共に、N個の異なる周波数の変
調信号が各負帰還コイルに加えられて励振されるN個の
DCスキッドを直列に接続し、得られた直列合成出力を
入力とし、前記N個の周波数と異なる所定の周波数の変
調信号が負帰還コイルに加えられて励振される1つのD
Cスキッドの出力を1本の同軸ケーブルにより取り出し
て増幅すると共に、前記所定の周波数の変調信号で同期
検波し、該同期検波出力を前記1つのDCスキッドの負
帰還コイルに帰還させると共に、前記N個の異なる周波
数の変調信号でそれぞれ同期検波し、N個の各同期検波
出力を前記各負帰還コイルへ帰還させることを特徴とす
る。
(作用〕
本発明の多入力DCスキッド増幅器は、それぞれ異なる
周波数の変調信号で励振された複数のDCスキッドを直
列に接続し、得られた直列合成出力を前記各周波数と異
なる所定の周波数の変調信号で励振される1つのDCス
キッドへ入力させ、31 D(、スキッド出力を1本の
同軸ケーブルにより取り出して前記所定の周波数の変調
信号で同期検波し、該同期検波出力を前記それぞれ異な
る周波数の変調信号で同期検波することにより、1本の
同軸ケーブルで多入力検出信号の取り出しを行い、同軸
ケーブルを通しての熱の流入を最少限にしている。
周波数の変調信号で励振された複数のDCスキッドを直
列に接続し、得られた直列合成出力を前記各周波数と異
なる所定の周波数の変調信号で励振される1つのDCス
キッドへ入力させ、31 D(、スキッド出力を1本の
同軸ケーブルにより取り出して前記所定の周波数の変調
信号で同期検波し、該同期検波出力を前記それぞれ異な
る周波数の変調信号で同期検波することにより、1本の
同軸ケーブルで多入力検出信号の取り出しを行い、同軸
ケーブルを通しての熱の流入を最少限にしている。
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明による多入力DCスキッド増幅器の一実
施例を示す図で、出力側のローパスフィルタ、スイッチ
は省略して図示している。図中、1、〜14はスキッド
、4.〜44は人力コイル、6はプリアンプ、7は同軸
ケーブル、8はメインアンプ、9.〜94は同期検波器
、10.〜104は変調信号発生器、111〜114は
帰還コイル、R,R,、〜R+s4、Rrl 〜Rf
4は抵抗、Eは直流電源である。
施例を示す図で、出力側のローパスフィルタ、スイッチ
は省略して図示している。図中、1、〜14はスキッド
、4.〜44は人力コイル、6はプリアンプ、7は同軸
ケーブル、8はメインアンプ、9.〜94は同期検波器
、10.〜104は変調信号発生器、111〜114は
帰還コイル、R,R,、〜R+s4、Rrl 〜Rf
4は抵抗、Eは直流電源である。
図において、スキッド11.1z、1.は、変調信号発
生器103.10t、103から帰還コイル111.1
1□、11.に供給されるそれぞれ異なる角周波数ω1
、O2、ω、の電流で励振されており、同時に抵抗Rr
+、R(zs Rtsを通して出力■1、v2、v3が
負帰還されている。従っで前述したように、入力B+
、B2 、O3に応した値の出力がスキッドlI、1t
、1.から得られ、これらは直列に加え合わされ、その
合成値B0が入力としてスキッド14に加えられる。従
って、変調信号発生器10により帰還コイル114を通
して励振すると共に、角周波数ω。の変調信号で同期検
波することにより、前述したように、人力B0に応じた
出力■。が得られる。出力■。
生器103.10t、103から帰還コイル111.1
1□、11.に供給されるそれぞれ異なる角周波数ω1
、O2、ω、の電流で励振されており、同時に抵抗Rr
+、R(zs Rtsを通して出力■1、v2、v3が
負帰還されている。従っで前述したように、入力B+
、B2 、O3に応した値の出力がスキッドlI、1t
、1.から得られ、これらは直列に加え合わされ、その
合成値B0が入力としてスキッド14に加えられる。従
って、変調信号発生器10により帰還コイル114を通
して励振すると共に、角周波数ω。の変調信号で同期検
波することにより、前述したように、人力B0に応じた
出力■。が得られる。出力■。
は入力B+ 、Bz 、Bxに応じた値を持つ角周波数
ω7、O7、O3の変調成分を有しているので、これを
同期検波H91% 9t 、93においてそれぞれの変
調信号で同期検波することにより、入力B、 、Bt
、Btに応じた値の出力を得ることができる。このよう
にして、極低温側と室温側をつなぐ同軸ケーブル1本で
3人力の検出信号を取り出すことが可能となる。
ω7、O7、O3の変調成分を有しているので、これを
同期検波H91% 9t 、93においてそれぞれの変
調信号で同期検波することにより、入力B、 、Bt
、Btに応じた値の出力を得ることができる。このよう
にして、極低温側と室温側をつなぐ同軸ケーブル1本で
3人力の検出信号を取り出すことが可能となる。
なお、O0をω11ω2、ω、に比して十分大きくして
おけば、大きなQが得られ、S/N比を上げることがで
きる。
おけば、大きなQが得られ、S/N比を上げることがで
きる。
第2図は本発明による多入力DCスキッド増幅器を医療
診断に適用した場合の概略構成図で、頭部21、胸部2
2等における微弱な磁気信号を多入力DCスキッド増幅
器23に人力させて高精度にN個の出力を得ることがで
きる。
診断に適用した場合の概略構成図で、頭部21、胸部2
2等における微弱な磁気信号を多入力DCスキッド増幅
器23に人力させて高精度にN個の出力を得ることがで
きる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、極低
温側と室温側との間の信号線の数は第1表に示すように
従来のものに比して極めて少なくなる。
温側と室温側との間の信号線の数は第1表に示すように
従来のものに比して極めて少なくなる。
特に同軸ケーブルを1本で済ませて熱の流入を最少限に
し、極めて簡単な構成で多数の信号を同時に検出するこ
とができ、しかも必要に応じて容易に入力数を増やすこ
とができる。そのため、例えば生体の多数の部位から生
じる極めて微弱な磁気信号を検出することが可能となる
。また、N入力に対する合成出力が入力されるスキッド
の変調周波数を十分高くすることにより、増幅器のQを
極めて大きくすることができ、高S/N比を容易に達成
することができる。
し、極めて簡単な構成で多数の信号を同時に検出するこ
とができ、しかも必要に応じて容易に入力数を増やすこ
とができる。そのため、例えば生体の多数の部位から生
じる極めて微弱な磁気信号を検出することが可能となる
。また、N入力に対する合成出力が入力されるスキッド
の変調周波数を十分高くすることにより、増幅器のQを
極めて大きくすることができ、高S/N比を容易に達成
することができる。
第1図は本発明による多入力DCスキッド増幅器の一実
施例を示す図、第2図は本発明による多入力DCスキッ
ド増幅器を医療診断に通用した場合の概略構成図、第3
図はスキッドの構造を示す図、第4図は第3図に示すス
キッドを用いたDC型スキッド増幅器を示す図、第5図
はDC型スキッド増幅器の電圧−電流特性を示す図、第
6図はDC型スキッド増幅器の基本特性を示す図、第7
図は零位法を用いた従来の一人力DCスキッド増幅器の
回路図、第8図は帰還をかけない場合の信号波形図で、
同図(A)、(B)は印加磁界B。 =0、同図(C)、(D)はB+ −1/4 Bo 、
同図(E)、(F)はBi = −1/4 B、の場合
を示す図、第9図はDCスキッドの入出力特性を示す図
で、同図(A)は基本特性における安定、不安定点を示
す図、同図(B)は入力磁界B、と出力■。との関係を
示す図、第10図は増幅器の伝達系を示す図で、同図(
A)は開ループの場合、同図(B)は閉ループの場合を
示す図、第11図は従来の多入力DCスキッド増幅器の
構成を示す図である。
施例を示す図、第2図は本発明による多入力DCスキッ
ド増幅器を医療診断に通用した場合の概略構成図、第3
図はスキッドの構造を示す図、第4図は第3図に示すス
キッドを用いたDC型スキッド増幅器を示す図、第5図
はDC型スキッド増幅器の電圧−電流特性を示す図、第
6図はDC型スキッド増幅器の基本特性を示す図、第7
図は零位法を用いた従来の一人力DCスキッド増幅器の
回路図、第8図は帰還をかけない場合の信号波形図で、
同図(A)、(B)は印加磁界B。 =0、同図(C)、(D)はB+ −1/4 Bo 、
同図(E)、(F)はBi = −1/4 B、の場合
を示す図、第9図はDCスキッドの入出力特性を示す図
で、同図(A)は基本特性における安定、不安定点を示
す図、同図(B)は入力磁界B、と出力■。との関係を
示す図、第10図は増幅器の伝達系を示す図で、同図(
A)は開ループの場合、同図(B)は閉ループの場合を
示す図、第11図は従来の多入力DCスキッド増幅器の
構成を示す図である。
Claims (2)
- (1)それぞれ入力が加えられると共に、N個の異なる
周波数の変調信号が各負帰還コイルに加えられて励振さ
れるN個のDCスキッドを直列に接続し、得られた直列
合成出力を入力とし、前記N個の周波数と異なる所定の
周波数の変調信号が負帰還コイルに加えられて励振され
る1つのDCスキッドの出力を1本の同軸ケーブルによ
り取り出して増幅すると共に、前記所定の周波数の変調
信号で同期検波し、該同期検波出力を前記1つのDCス
キッドの負帰還コイルに帰還させると共に、前記N個の
異なる周波数の変調信号でそれぞれ同期検波し、N個の
各同期検波出力を前記各負帰還コイルへ帰還させること
を特徴とする多入力DCスキッド増幅器。 - (2)前記所定の周波数は、前記N個の各周波数よりも
十分高いことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
多入力DCスキッド増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070592A JPS62226072A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 多入力dcスキツド増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070592A JPS62226072A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 多入力dcスキツド増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62226072A true JPS62226072A (ja) | 1987-10-05 |
JPH0549067B2 JPH0549067B2 (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=13435976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61070592A Granted JPS62226072A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 多入力dcスキツド増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62226072A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04204278A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-24 | Fujitsu Ltd | マルチチャンネルsquid磁束計 |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61070592A patent/JPS62226072A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04204278A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-24 | Fujitsu Ltd | マルチチャンネルsquid磁束計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549067B2 (ja) | 1993-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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