JPS62225924A - 便器の自動検査方法およびその装置 - Google Patents

便器の自動検査方法およびその装置

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JPS62225924A
JPS62225924A JP6949686A JP6949686A JPS62225924A JP S62225924 A JPS62225924 A JP S62225924A JP 6949686 A JP6949686 A JP 6949686A JP 6949686 A JP6949686 A JP 6949686A JP S62225924 A JPS62225924 A JP S62225924A
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water supply
sum
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Tsunema Motoyama
本山 常馬
Yoshioki Yoshinaga
吉長 喜興
Toshiaki Sasaki
敏明 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は洗浄タイプの便器の水洗機能を自動的に検査す
る便器の自動検査方法及びその装置に関する。
(従来の技術) 従来、洗浄タイプの便器を製造ラインの最終工程で水洗
機能を検査する場合には、スポンジ等の代用汚物を便器
内に投入し、この代用汚物の排出状態及び排水状態を各
々目視により検査することにより便器の合否を判定する
という人手にたよっていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記従来の人手による検査においては、検査
技能が必要であるとともに生産ラインにおける能率向上
に限界を有していた。また、代用汚物の投入方法によっ
ては、便器の水洗機能検査が均一とならず、便器合否に
バラツキを生ずるおそれがあった。
(発明の目的) そこで、本発明は代用汚物を用いずに便器への給水量及
び便器からの排水量に基づいて便器の水洗機能を検査す
ることにより、自動検査を可能とし、生産ラインでの検
査能率向上を図るとともに、検査の均一化を向上できる
便器の検査方法及び検査装置を提供することを目的とし
ている。
(問題点の解決手段) 第1図は本発明装置の全体構成を示しており。
第1発明に係る便器の自動検査方法は、給水タンクから
便器へ供給される洗浄水の給水量を給水量センサ(41
)により検出し、給水量センサ(41)からの検出信号
に基づいて第1演算手段(1)により給水時の瞬間流量
を算出するとともに、この瞬間流量のうち予め設定した
基準流量以上となる流量成分の総和又はこの総和と総給
水量との比率を算出し、この総和又は比率が所定値以内
にあるかを第1判別手段(2)により判別する一方、便
器から排出される洗浄水の排水量を排水量センサ(50
)により検出し、排水量センサ(50)からの検出信号
に基づき排水時の瞬間流量を第2演算手段(3)により
算出するとともに、この瞬間流量のうち予め設定した基
準流量以上となる流量成分の総和を算出し、この総和が
所定値以内にあるかを第2判別手段(0により判別し、
前記第1および第2判別手段(2,0において双方が所
定値以内にあるときに合否判定手段(5)により便器の
合否判定を行なうようにしたことをその構成としており
、また第2発明に係る便器の自動検査装置は、給水タン
クから便器へ供給される洗浄水の給水量を検出する給水
量センサ(41)と、この給水量センサ(41)からの
検出信号に基づいて給水時の瞬間流量を算出するととも
に、この瞬間流量のうち予め設定した基準流量以上とな
る流量成分の総和又はこの総和と総給水量との比率を算
出する第1演算手段(1)と、この総和又は比率が所定
値以内にあるかを判別し所定値以内にある場合に出力信
号を出力する第1判別手段(2)と、便器から排出され
る洗浄水の排水量を検出する排水量センサ(50)と、
この排水量センサ(50)からの検出信号に基づいて排
水時の瞬間流量を算出するとともに、この瞬間流量のう
ち予め設定した基準流量以上となる流量成分の総和を算
出する第2演算手段(3)と、この総和が所定値以内に
あるかを判別し所定値以内にある場合に出力信号を出力
する第2判別手段(4)と、前記第1および第2判別手
段(2,0の双方からの出力信号により便器の合否判定
を行なう合否判定手段(5)と、を備えたことをその構
成としている。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の自動検査装置を第2図および第3図に示す。
第2図において、 (10)はコンベア、(11)はコ
ンベア(10)上に設置されたパレット、(12)はパ
レッ) (11)上にセットされた便器である。第2図
に示す便器(12)はサイホンゼット式で洗浄腰掛はタ
イプであり、このタイプの便器(12)は後部上面には
後述する給水タンク(28)からの洗浄水を吸入する吸
入口(13)が設けられている。また、便器(12)内
には、連絡孔(10、環状流路(15)、複数のリム水
出し孔(1B)、ジェット孔(17)、排出流路(18
)等が設けられており、洗浄水は連絡孔(14)から環
状流路(15)に流入し、複数のリム水出し孔(16)
から洗浄水が流出するとともにジェット孔(17)から
洗浄水が流出し、排出流路(18)によって生ずるサイ
ホン現象に伴い、便器(12)内の洗浄水が底部の排出
口(19)から流出される。
また、コンベア(10)の側部には床面(20)に立設
された支持フレーム(21)が配設され、この支持フレ
ーム(21)には支持部材(22)および便器(1o)
上方に延在する支持部材(23)が固着されている。一
方の支持部材(22)には」−下方向に配設されるエア
シリンダ(24)の一端側が固定され、このエアシリン
ダ(24)の他端側か固定部材(25)を介して他方の
支持部材(23)に固定されている。このエアシリンダ
(24)のロッド(24a)にはL字状の支持台(26
)が固着されるとともにエアシリンダ(24)の外周に
軸方向摺動可能に環装されたガイド(27)が固着され
ている。支持台(26)上には給水タンク(28)が設
置され、給水タンク(28)の!(28a)には、ロッ
ド(29a)をタンク内で上下伸縮させるエアシリンダ
(29)、タンク内の設定水面(Ll)を検出する二本
からなる電極(30)および水配管(31)に連結され
タンク内に給水を行なう自動弁(32)が取付けられて
いる。給水タンク(28)の底部には給水口(33)が
支持台(26)を貫通して形成され、この給水口(33
)にはフラッパー弁(34)が設けられている。このフ
ラッパー弁(34)は、鎖(35)を介して」二記エア
シリンダ(28)のロッド(2i3a)に連結され、こ
のロッド(29a)の短縮時にフラッパー弁(34)を
引上げて給水口(33)を開き、タンク内の水面が図中
二点鎖線で示す残留水面(L2)に至ると自刃により給
水口(33)を閉じる。したがって、支持台(2B)の
給水タンク(28)は、上記エアシリンダ(24)のロ
ッド(24a)の伸縮に伴って上下動し、ロッド(24
a)の短縮時には給水タンク(28)が便器(12)上
部に下降し、供給口(33)と吸入口(13)が連結さ
れる。この場合、水密性を保つために、支持台(26)
下面の供給口(33)の周縁にはパー、キン(3θ)が
固着されている。尚、木実雄側では、供給口(33)と
吸入口(13)との連結時での衝撃をやわらげるソフト
ランディング機構(37)が設けられている。この機構
(37)は、支持アーム(21)に回転自在に支持され
たプーリ(38a)と(38b)と、これらのプーリ(
38a) 、 (38b)に巻き懸けられ一端が」−記
エアシリング(24)のロッド(24a)に連結された
ワイヤ(38)と、ワイヤ(38)他端に連結されたバ
ランスウェイ) (40)により構成されている。
また、給水タンク(28)には、給水量センサ(41)
が設けられている。このセンサ(41)は、蓋(28a
)を貫通しタンク底部に至る鋼管(41a)と中空パイ
プ(4To)を介して連結された微小圧検出器(41c
)とにより構成されている。そして、このセンサ(41
)では、給水タンク(28)内の洗浄水の流出に伴って
発生する鋼管(41a)内の負圧が検出される。この負
圧は給水タンク(28)から流出する洗浄水の給水量に
対応するため、センサ(41)の微小圧検出器(41c
)からは給水量に対応したアナログ電気信号が出力され
る。
上記他方の支持部材(23)には便器(12)の略中央
上方の位置にエアシリンダ(42)が固定され、そのロ
ッド(42a)は上下伸縮自在に配設されている。
このロッド(42a)には支持棒(43)が固着され、
この支持棒(43)に、便器(12)内に残留した洗浄
水の溜水面(L3)を検出する二本の電極(44)と、
便器(12)内の洗浄水が溜水面(L3)以下の場合に
残留水を補充する自動弁(45)とが固着されている。
この自動弁(45)は、便器(12)から洗浄水を排出
する際に上記排出流路(18)で生ずるサイホン現象に
より余分に洗浄水が流出するので、便器(12)内の洗
浄水が一定となるよう補充するために設けたものである
。また、上記自動弁(45)にはホース(46)を通じ
て水タンク(47)が接続され、この水タンク(47)
には水配管(48)を通じて水が供給され、水タンク(
47)内には常時一定量の水が貯溜される。この水タン
ク(47)は、自動弁(45)からの給水時には給水の
水圧変動によって便器(12)内の溜水面(L3)が波
打って安定するまでに時間がかかるので、水タンク(4
7)内に常時一定量の水を貯溜しておき、一定の水圧状
態で便器(12)へ給水させることにより、溜水面が安
定するまでの時間の短縮化を図るものである。
さらに、コンベア(10)下方の床面には、便器(12
)からの瞬間利水量を検出する排水量センサ(50)が
設置されている。このセンサ(50)は、床面(20)
に固定された支持台(51)と、排出水を受ける容器(
52)を三点支持するよう支持台(51)に固定された
三つのロードセル(荷重変換器)(53)により構成さ
れており、便器(12)から容器(52)に排出される
排水量の荷重を連続的に検出する。したがって各ロード
セル(53)からは排水量に対応したアナログ電気信号
が出力される。
また、容器(52)は筒状に形成され、その底部中央に
内壁(52a)により床面を貫通する挿通孔(54)が
形成され、この挿通孔(50内に支持台(51)に固定
されたエアシリンダ(55)が1−下方向に配設されて
いる。さらにエアシリンダ(55)のロッド(55a)
には、便器(12)からの排出水を容器(52)内へ均
一に分散する円板状の偏流板(5B)が固着されており
、検査時には、エアシリンダ(55)のロッド(55a
)の伸長により図中の二点鎖線から実線で示す如く偏流
板(5B)の頂部(5Ba)が便器排出口(18)内に
僅かに挿入するまで上方移動される。また、容器(52
)の内周面には排出水の衝撃緩和のために緩衝材(52
b)が貼着され、容器(52)内の排水は排水パイプ(
57)およびこれに連結されたポンプにより行なわれる
また、上記給水量センサ(41)および排水量センサ(
50)は、第3図に示す如きアンプ(61)又は(83
)、  A/Dコンバータ(62)又は(84)を介し
てパーソナルコンピュータ(65)に接続されている。
このパーソナルコンピュータ(85)には外部メモリと
してのフロッピーディスク装置(68)、プリンタ(6
7)、CRT (88)およびペンレコーダが接続され
ている。そしてパーソナルコンピュータ(85)内のマ
イクロプロセッサにより、第1および第2演算手段(1
)、(3) 、第1および第2の判別手段(2)。
(4)、合否判定手段(5)が構成されている。
次に」二記自動検査装置を用いた自動検査方法について
、第6図に示すフローチャートに従って説明する。尚P
1〜P34は制御処理の各ステップを示す。
まず、パレッ) (11)上にセットされた便器(12
)がコンベア(10)により検査位置まで搬送されて位
置決めされると、検査処理がスタートし、ステップPI
において1=10.5M1=O1j=10.5M2 =
0の如く初期値がセットされ、ステップP2において検
査するワークの採番が行なわれる。すなわち、ワークの
タイプ等のデータが読込まれる。そして、ステップP3
において各検査準備が行なわれる。すなわち、排水量セ
ンサ(50)のエアシリンダ(55)のロッド(55a
)を伸長させ、偏流板(5B)を便器排出口(18)ま
で上昇移動させてセットする。また、エアシリンダ(4
2)ノロラド(42a)を伸長させて支持棒(43)を
便器(12)上面に当接するまで下降して自動弁(45
)および電極(40が便器(12)内にセットされる。
そして、便器(12)内の溜水面(L3)が設定値にあ
るかどうか電極(40により確認し、不足の場合には自
動弁(45)を開駆動し、水面が溜水面(L3)となる
まで水が注入される。このとき、溜水面(L3)の検知
は電極(44)で行なわれる。水面が溜水面(L3)に
達すると電極(40からの検知信号により自動弁(45
)が閉駆動され、その後、エアシリンダ(42)の駆動
により自動弁(45)および電極(44)が元の位置に
戻され、水タンク(47)内の水は一定量となるまで補
充される。さらに、これと同時に、給水タンク(28)
内の洗浄水が設置量あるかどうかの確認が電極(30)
により行なわれ、不足の場合には自動弁(32)を開駆
動して給水タンク(28)内に洗浄水を補充する。給水
タンク(28)内の洗浄水の水面が設定水位(Ll)に
達するとこれを電極(30)により検知し、自動弁(3
2)が閉駆動さ′れる。このようにして便器(12)内
の溜水面(L3)および給水タンク(28)内の洗浄水
がセットされると、ステップP4において検査準備が完
了かが判別され、完了している場合にはステップP5に
進み、第4図に示すようにエアシリンダ(24)を駆動
して給水タンク(28)を下降させて、給水タンク(2
8)の供給口(33)と便器(12)の吸入口(13)
とを連結し、ステップP6へ進む。この場合、ソフトラ
ンディング機構(37)により、供給口(33)と吸入
口(13)との連結がゆるやかに行なわれることとなり
、給水タンク(28)内の水面が安定した状態に維持さ
れる。
ステップP6においては、エアシリンダ(29)がその
ロッド(28a)を短縮させるよう駆動して、釦(35
)が引上げられ、これに伴ってフラッパー弁(34)が
開き、給水タンク(2日)から便器(12)内へ洗浄水
が供給される。便器(12)内に流入した洗浄水は、複
数のリム水出し孔(16)から流出するとともにジェッ
ト孔(17)から流出し、便器(12)内で溢れ排出流
路(18)を通じて排出される。給水タンク(28)内
の水位が下降して残留水面(L2)に至ると、フラッパ
ー弁(34)が自重により閉じ、給水タンク(28)か
らの洗浄水の供給は終了する。この給水タンク(28)
内から給水される洗浄水の状態は給水量センサ(41)
により、また便器(12)から排水される洗浄水の状態
は排水酸センサ(5o)により検出される。すなわち、
給水量の状態が給水タンク(28)内の水位の変化とし
てパイプ(41a)を通じて微小圧検出器(41c)に
より、また排水量の状態がロードセル(53)により、
それぞれ検出され、給水量データおよび排水量データが
デジタル電気信号としてアンプ(61)およびA/Dコ
ンバータ(62)を、またアンプ(63)およびA/D
コンバータ(64)を介してパーソナルコンピュータ(
85)に入力される。そして、ステップP7において前
記給水量データおよび排水量データを同時に給水開始時
から0.1秒間隔で12秒間(120回)データのサン
プリングを行う。
次にステップP8では、前記給水量のサンプリングデー
タに基づいて給水時の瞬間流量Vlを計算する。瞬間流
量v1の計算は、成る時点(i秒時)の給水B= x 
(i)とその1秒前の給水量x(i−10)との差によ
って求める。したがって、瞬間流量Vlは給水量の1秒
間の変化量となる。ステップP9においては、各瞬間流
量Vlにより、サンプリング時点(各0.1秒毎)の給
水量SlをV+X0.1(秒)の計算により求める。ス
テップPIOでは、各サンプリング時点での給水量S1
と予め設定された基準値に1との差P1を求める。ステ
ップpHではステップPIOで求めた基準値Kl との
差P1が正であるかが判別され、Pl〉0でない場合に
はステップP13に進み、PI>Oの場合にはステップ
P12でサンプリング時での基準値に1を超えた給水量
P1の総和SMIが計算される。
SM、は初期設定でSMI=0に設定されている。そし
て、ステップP13でiを1つずつインクリメントし、
ステップP14でi>120となるまでステップP8か
らその処理を繰り返す。したがって、給水特性は、例え
ば第7図に示すように、供給水量が曲線文1となり、瞬
間流量が曲線立2となり、基準値に1を超える給水量の
総和SM、は図中斜線で示す如くなる。
次にステップP15においては、計算方法AかBの選択
が行なわれる。この場合、計算方法Aは上記総和SMI
 と総給水量SMOとの比率を求める計算であり、計算
方法Bは上記総和SM、の大きさを求める計算である。
つまり、方法Aの場合には、ステップP1Bで、上記総
和SM、と総給水量SMOとの比率に2を求め、これを
ステップP17において、予め設定した比率に3に対し
大きいかどうかを判別し、大きい場合にはステップP1
Bに進み給水特性が合格であることを示すフラグ処理F
=1を行なう。ステップP17で大きくない場合には、
ステップP31 において不合格判定を行なう。これに
対し、方法Bの場合にはステップP19において、上記
総和SMIが予め設定した基準総和量に4に対し大きい
かどうかが判別され、大きい場合にはステップP18で
フラグ処理F=1をして給水特性を合格とし、大きくな
い場合にはステップP31において不合格とする。この
ようにして便器の給水機能の検査が行なわれる。
次に、スフー/ブP20−P2Oニ、t−3イテ、便器
(12)から排出される排水の機能の検査が行なわれる
つまり、便器(12)に給水された洗浄水は、第5図に
示すように排出流路(18)でサイホン現象を生じさせ
つつ排出口(18)から排水量センサ(5o)に流入し
、この洗浄水の流出状態は上述したようにステップP7
において排水量データとしてサンプリングされる。そし
て、ステップP20では前記排水量のサンプリングデー
タに基づいて排水時の瞬間流量v2を計算し、ステップ
P21で各サンプリング時点(各0.1秒毎)の排出量
S2を求め、ステップP22で各サンプリング時点での
給水量s1と予め設定された基準値に5との差P2を求
める。さらにステップP23で差P2が正であるかを判
別し、P2〉0である場合にはステップP24で基準値
に5を超える排水量P2の総和SM2を計算する。そし
て、ステップP25でjを1ずつインクリメントし、ス
テップP20 =P25 (7)処理をj>120とな
るまで繰返す(ステップP2B)。したがって、排出特
性は、例えば第8図に示すように、排出水量が曲線見3
の如く、瞬間流量が曲線!L4の如くなり、基準値に5
を超える排水量P2の総和SM2は図中の斜線で示す如
くなる。
次にステップP27においては、上記総和SM2が予め
設定した基準総和量に6に対して大きいかどうかが判別
され、大きい場合にはステップP28で排水特性が合格
であることを示すフラグ処理G=1をしてステップP2
9に進む。ステップP27で3M2>K6でない場合に
はステップP31の不合格の判定を行なう、このように
して便器の排水機能の検査が行なわれる。
そして、ステップP211においては、F=G=1のフ
ラグチェックを行ない、共に1の場合にはステップP3
0で合格の判定を行ない、そうでない場合にはステップ
P31で不合格の判定を行なう。つまり、給水特性と排
水特性の双方が満足した場合にのみ合格の判定が行なわ
れる。そして、ステップP32でCRTに表示するとと
もにステップP33でペンレコーダに記録し、ステップ
P34で1つのワークの処理を終了する。
このようにして本実施例では、代用汚物を用いずに便器
の給水および排水特性を自動的に検査することができる
。尚、給水量センサを負圧を検出する微小圧検出器を用
いて構成したがこれに限定されることはない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の方法および装置によれば、
代用汚物を用いずに自動的に便器の給水機能、排水機能
を検査できるので、検査にバラツキが減少し、便器の各
機能検査が正確となるとともに検査能率を高めることが
できる。また、便器のタイプが変更となっても、各タイ
プに対応したデータを入力しておくことにより検査を自
動的に行なうことができる。さらに不合格判定の場合で
も機能の問題個所が各特性曲線により解析できる利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の全体構成図、第2図ないし第5図
、第7図ないし第8図は本発明装置の一実施例を示し、
第2図は自動検査装置を示す一部断面正面図、第3図は
自動検査装置の電気系統図、第4図は給水量センサの概
略説明図、第5図は排水量センサの概略説明図、第7図
および第8図は給水特性および排水特性をそれぞれ示す
グラフ、第6図は本発明方法を実施するための制御処理
の概略を示すフローチャー1・である。 図面中、(1)、(3)は第1および第2演算手段、(
2)、(4)は第1および第2判別手段、(5)は合格
判定手段、(12)は便器、(28)は給水タンク、(
41)は給水量センサ、(50)は排水量センサである
。 特許出願人  東陶機器株式会社 代理人  弁理士   下  1) 容一部間    
 弁理士    大  橋  邦  産量   弁理士
   小  山    有量   弁理士   野  
1)   茂第7図 吟  開      (S) 待閏日a62−225924(9) 手続軸iJE書(自発) 昭和61年 5月22日 特許庁長官 宇賀道部 殿       噂11、事件
の表示 特願昭61−69496号 2、発明の名称 便器の自動検査方法およびその装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (AO8)  東陶機器株式会社 4、代理人 (2)図面第2図を別紙の通り補正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)給水タンクから便器へ供給される洗浄水の給水量
    を給水量センサにより検出し、給水量センサからの検出
    信号に基づいて第1演算手段により給水時の瞬間流量を
    算出するとともに、この瞬間流量のうち予め設定した基
    準流量以上となる流量成分の総和又はこの総和と総給水
    量との比率を算出し、この総和又は比率が所定値以内に
    あるかを第1判別手段により判別する一方、便器から排
    出される洗浄水の排水量を排水量センサにより検出し、
    排水量センサからの検出信号に基づき排水時の瞬間流量
    を第2演算手段により算出するとともに、この瞬間流量
    のうち予め設定した基準流量以上となる流量成分の総和
    を算出し、この総和が所定値以内にあるかを第2判別手
    段により判別し、前記第1および第2判別手段において
    双方が所定値以内にあるときに合否判定手段により便器
    の合否判定を行なうことを特徴とする便器の自動検査方
    法。
  2. (2)給水タンクから便器へ供給される洗浄水の給水量
    を検出する給水量センサと、この給水量センサからの検
    出信号に基づいて給水時の瞬間流量を算出するとともに
    、この瞬間流量のうち予め設定した基準流量以上となる
    流量成分の総和又はこの総和と総給水量との比率を算出
    する第1演算手段と、この総和又は比率が所定値以内に
    あるかを判別し所定値以内にある場合に出力信号を出力
    する第1判別手段と、便器から排出される洗浄水の排水
    量を検出する排水量センサと、この排水量センサからの
    検出信号に基づいて排水時の瞬間流量を算出するととも
    に、この瞬間流量のうち予め設定した基準流量以上とな
    る流量成分の総和を算出する第2演算手段と、この総和
    が所定値以内にあるかを判別し所定値以内にある場合に
    出力信号を出力する第2判別手段と、前記第1および第
    2判別手段の双方からの出力信号により便器の合否判定
    を行なう合否判定手段と、を備えたことを特徴とする便
    器の自動検査装置。
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