JPS62224371A - 液体誘導装置及び液体誘導方法 - Google Patents

液体誘導装置及び液体誘導方法

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JPS62224371A
JPS62224371A JP61283046A JP28304686A JPS62224371A JP S62224371 A JPS62224371 A JP S62224371A JP 61283046 A JP61283046 A JP 61283046A JP 28304686 A JP28304686 A JP 28304686A JP S62224371 A JPS62224371 A JP S62224371A
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fluid
liquid
tissue
eye
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トーマス シー.ホワイト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 不発明は眼科学の分野、特に液体を眼の中に。
誘導する装置および方法に関するものである。
(従来の技術) さまざまな眼科の処置、治療、および研究において、眼
または眼窩内の空間内に、またはこれから、あるいはこ
の周囲に液体を誘導することが望ましい。たとえば、眼
の中または眼の周囲に操り返しおよび/または長期的に
薬剤を供給することが望ましい場合が多い。これまで薬
剤供給技術はシラスティック管に取り付けた浸透性小ポ
ンプを眼の中に移植するものであった。
例としてミキの「眼への長期薬剤注入法」、28 Ja
 −J−of Ohthalmolo、140(198
4);エリアソンの「眼球端流法」、19 Inves
t。
Ophtholmol、 vis、 Set、 l 0
2 (1980ニーrイケルソンの「移植可能な浸透性
小ポンプで治療した実験内眼球炎j%974シ」互、9
担惑互ど上山、1345(1979);およびミキのr
述萩的長期的薬剤供給用眼内カニューラ」、103 A
rch、 OphthalmoL。
712(1985)を参照。
[有]明が解決しようとする問題点) しかし上記の装置はすべて、既定の特定薬剤を供給する
ために設計、提供した小ポンプを移植しなければならな
い。この装置は大きく、わずか2.3日でも眼に取り付
けておくのは煩わしい。ゆっくりした一定の注入しか行
えず、巨丸剤を供給したり断続的に異なった薬剤を選択
して供給したりすることは不可能である。さらに、この
ような装置はポンプの圧力によって液体が空洞から薬剤
の注入源に逆流するのを防止する。故意または偶然にポ
ンプがはずれた場合には眼内の液体の流出を防止する機
構がないので、内圧が減少し眼に損傷を与える可能性が
ある。
薬剤供給管の放出端が結膜下の空間にあるが眼内ではな
い場合、端の周囲の組織が治療すると傷になったり七の
空間が非吸収性になったり。
または液体の吸収性が非常に落ちたりすることが多い。
緑内障の限(眼内圧が高い眼)から余分な房水を排出さ
せるための装置にもこの問題が見られ、このため液体の
流れが抑制されて眼圧が危険性のあるレベルまで上昇す
る。緑内障手術の歴史に関する優れた記事がビックの「
眼からの排出へのタンタルの使用J 、 Arch。
−91す!ム切Y山、42:373−388(1949
)に見られる。
従来技術による装置の中には、眼壁を通して延びる管の
外側端に、管の端の壁を通して作られた小さいスリット
という形態で圧力逃がし弁を設けたものもある。クラビ
ンその他による「濾過手術の弁移植」、Axn、 J、
 OphthalmoL 。
81:232−235、(1976)を参照。弁開放に
必要な圧力を厳密に制御できるであろうと報告されてい
る。管の外側端すなわち遠位端を結膜弁等の下に挿入す
る場合は言うまでもなく弁付管にも上述の他の管と同様
の欠点が生じる。
緑内障の手術では、手術が失敗した場合、その原因は通
常「プ、レプ」すなわち手術によって生じた結膜の排出
スペースが線繊維性となり、これによって萎縮し非吸収
性になるためであることが発見された。
治癒過程にプレグの液体吸収性を維持するのに幾分成功
した装置が1969年にモルテノの「緑内障の排出用新
移植法J s B r i t i !l h 4 J
。OfOphthalmol、 VoL 53. p、
 161 (1969)に説明されている。モルデンの
装置は「ステロ/」ブランドのアクリル単量体製である
。当該装置は2つの部分強膜に従うよう形成された平ら
なプレート、および排出管がプレートと接する点に組み
込んでプレプ内に排出が均等に分散するととを保証する
溝から構成されている。1979年にモルデンは両凹の
ベース・プレートおよび長いシリコン管を有する新装置
を開示し、これは最初の装置と同様の役割を果たす。当
該装置の説明に関しては、M、 H,ランク、R,ノ1
リソン、オヨヒH01,ジエンカーの「緑内障手術」(
1984)の第11章を参照。
医学分野には、はぼ連続的に働いて液体を眼の中および
周囲に注入したりこれから排出したり、あるいはその両
方を行うが、治癒または組織のきずあとに伴う欠点およ
び従来の移植可能なポンプに伴う複雑さのな一組織移植
の可能な装置に対する需要がある。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明はひと
つの実施例では眼のさまざまな腔に液体を供給する注入
カニユーレを提供する。
カニユーレは第1および第2端を有してその間に逆上弁
があって第1端方向にのみ液体が流れる管から構成され
る。第1端を眼の中に固定する手段、および第2端でカ
ニユーレを液体源に取り付ける手段が設けられており、
後者は緑内障緩和装置、薬剤注入装置、注入ポンプから
管を受ける柄、あるいは皮下注射針等の装置を受けるゴ
ム栓にさえなる。カニユーレは圧縮性容器および/また
は複数の一方向逆止弁も包含してよい。さらに、容器に
直接皮下注射針を射し込むようにしてもよい。
別の実施例では、本発明は眼のさまざまな腔に液体を供
給する方法に関するものであり、第1および第2端を有
して七の間に逆止弁があって第1方向にのみ液体が流れ
る注入カニユーレを設け、カニユーレの第1端を手術に
より眼の中に挿入し、カニユーレの第2端に液体源を取
り付け、カニユーレ中に液体を供給し、カニユーレの第
2端から液体源をはずし、この場合逆と弁がカニユーレ
を通る液体の漏れをすべて防止する。というステップか
ら構成される。
さらに別の実施例では、本発明は液源から液を供給して
眼の組織に吸収させることが可能な組織移植可能な液体
拡散装置を提供するO当該装置は、内部空洞を規定して
装置の移植時に空洞の重大な崩壊を防止するのに十分な
剛性を有する壁体を有するハウジング、空洞とつながっ
て装置の移植時に液体が空洞内から周囲の液体吸収組織
に流れるのを可能にするオリフィス手段、および空洞と
つながって液体を液源から空洞へ誘導する管手段を包含
し、空洞の内径は管手段のいかなる部分の内径よりはる
かに大きい。
装置は一般にこれを埋め込んだ組織嚢の内部で「浮いて
」いるのが望ましい。すなわち、装置の外表面の大部分
がオリアイスから出た液体を吸収する組織に向かい合っ
てはいるがそれに拘本発明の後者の実施例を手術によっ
て眼壁に移植した場合:管手段の一方端は空洞とつなが
り、他万端は注入薬剤源等の液体源または眼の前眼房か
ら房水を受ける器具とつながっている。
たとえば、液体容器で前眼房から放出された余分な眼液
を集めてもよい。これに関しては本発明の出願者による
米国特許第4,554,918号を参照。この教訓は参
考にして本発明に組み込まれている。実施した場合、液
体は管手段を通って空洞の内部に流れ、次にオリフィス
を通じて放出されてオリフィスに面した液体吸収組織に
吸収されるが、移植した装置をおおむねとり囲む組織に
も吸収されるのが望ましい。
後者の実施例のハウジングはさまざまな外形にしてもよ
い。しかし望ましい実施例では、ハウジングはプレート
部およびプレート部の周囲に接続してプレート部との間
にあるフード部から構成され、液体を集める外側に開放
した空洞すなわちポケットを規定する。プレート部が湾
般にプレート部上に弓形に延びたフード部の縁はポケッ
ト開口部のオリフィスすなわち口を形成する。フード部
の曲率半径は、眼壁との間にポケットを形成するために
眼壁の曲率半径より小さい。
(実施例) 第1図は、本発明による装置を移植した人間の服の概略
断面図である。この図では角膜をrCJ、虹彩をrIJ
、レンズをrLJ%強膜を「S」。
網膜をrRJ、毛様体ひだをrPTJ、毛様体平面をr
PNJ、硝子体をrVJ、および縁をrMJと表記する
。本発明の注入カニユーレ(10)が毛様体平面rPN
Jを通って硝子体「v」に挿入されているのが見える。
装置のひとつの実施例を第2図でさらに詳細に示す。カ
ニユーレ(10)は毛様体平面rPNJを通って硝子体
「v」に挿入された第1端(12」を有する管(11)
を包含する。第2,4および5図で示すように、第14
 (12)n較的剛性の高い管で構成されこれより可撓
性のある管(11)に接続可能であるとよい0 剛体部
(16)によって移植および取り付けが容易になる。管
(11)の第2端(13)は柄(22)を包含して注入
液源に接続される。
管の第1端(12)と第2端(13)の間に一方向弁(
14)が配置される。この弁−逆止弁で、流体が第1端
方向、この場合は眼の硝子体「v」内方向にのみ流れる
ようにする。この装置はさらに、縫合またはその他の従
来の手段で強膜「S」に固定できるフランジ(17)を
包含してもよい。
装置(10)を移植する手術中に、結膜および眼球鞘を
切開して強膜を露出させる。強膜を通して硝子体内まで
切開するが、毛様体平面を越えるかそれよシ前号でめり
ても網膜は避ける@続いて、第1端(12)を強膜の傷
に通し、7ランジ(17)を強膜に配置して縫合によシ
固定する0次に結膜を管の周囲で縫合により閉じて、こ
れにより第2端(13)は結膜から出て結膜円蓋に入り
、まぶたとまぶたの間にあってこめかみの皮膚にテープ
接着または縫合することができる。
装置は毛様体平面を通して移植することが望ましい。こ
の場合一般に縁rMJから約3tm離す。
しかし適切な環境であれば、装置は縁または角膜を通し
て喧眼房に移植したり網膜を通して硝子体内に移植した
りすることもできる。前述し、さらに後に詳しく説明す
るとお秒、装置は結膜下、トノン嚢下、または眼球後に
より眼窩腔のあらゆる部分に液体を供給するのに適用で
きる。
第3図は別の実施例を示すもので、まず剛体トロカール
(20)を毛様体平面を通して移植し、次にトロカール
(20)を通して可撓管を挿入する。次にトロカール(
20)を除去して管を注入カニユーレ装置(10)のは
かりに接続してよい。
この技術によって全体に可撓性のある材料の使用が容易
になり、予想される結膜への刺激または結膜の侵食が軽
減される。
比較的短期間(数日または2〜3週間)しか装置の使用
を必要としない患者に対しては、装置の第2端(13)
を前方向に配置してまぶたとまぶたの間の眼にあるよう
にして、たとえば粘着テープなどで患者のこめかみまた
は額に一時的に取り付けることができる。第2端(13
)は注入液源からの補助管の着脱を選択できる柄(22
)を包含してもよい。別の方法として、管の第2端(1
3)は皮下注射針で注入して液体を受けるよう適用した
固いゴム栓(23)で構成してもよい。この実施例では
第2゛端(13)を結膜円蓋内に配置できるほど管を小
さくしてよい。
゛このような実施例は、比較的長期間にわたって液体を
注入する場合または患者が入院していない場合に適当で
ある。本実施例には見た目が比較的よいという利点もあ
る。
第5図は別の実施例を示すもので、装置はさらに容器(
25)およびオプションで第2の逆止弁(27)を包含
する。本実施例は特に装置の長期使用(たとえば数週間
または数カ月)に適する。管の第2端(13)は皮下注
射針を受けるゴム栓(23)を包含し、移植した場合、
結膜円蓋内に位置する。液体注入の施与が望まれる場合
、医師は皮下注射針をゴム栓(23)に射し込み、容器
(25)を注入液で満たす。容器自体は、容器から出て
装置(10)の第1端(12)に向かう注入液を絞り出
すのに指で操作しやすいような位置で眼の強膜「S」に
取り付けてよい。別の方法として、容器を弾力性のある
ものとして、比較的一定した圧縮力を持続的に行使して
除々に注入液を供給する。逆止弁によって注入液の逆流
が防止される。
装置は適切なものであれば既知のどの種の材料で製造し
てもよい。装置の剛体部はポリメタクリル酸メチル(P
MMA)または生物学上許容できる金if4等の適切な
材料で製作してよい。管の可撓部はシリコン・ゴムまた
はその他の同様の材料で製作してよい。一方向逆止弁は
、詳述する必要はないが、たとえばよく知られた「ダッ
ク・パルプ」を包含するよく知られたデザインであれば
どのaI類であってもよい。
使用時には、医師は前述したように眼の適切な位置に手
術によって本発明の装置を移植する〇管(11)の第2
端(13)を外側にのばしてまぶたとまぶたの間にして
、たとえばこめかみに粘着テープで取り付けてもよい。
注入治療が望ましい場合、注入ポンプ等の適切な注入液
源を管(11)の第2端(13)に接続して適切な液を
注入してもよい。液体源を第2端からはずしても、逆止
弁が液体の漏れまたは逆流を防止する。適切な時間をお
いて治療を繰り返してもよい。長期治療が望ましい場合
、装置を前述したように適切な構造にして装置全体が眼
および結膜円蓋内に残るようにしてもよい。いずれの場
合にも、本発明による装置は、眼に対する物理的侵入を
繰り返さずに適切な液体を眼に繰り返し注入する手段と
なる。本装置にはさらに、装置を交換したり防害しなく
ても量と種類の両方において場合ごとに治療法を変更で
きるという融通性がある。
次に第6図を参照すると、本発明の別の実施例が図示さ
れている。この図では強膜を「S」、上を覆う結膜およ
び眼球鞘をまとめて「T上前眼房を「A」、および角膜
を「C」と表記する。明解さを期して眼のその他の構造
部分は省略しである。
本発明のこの実施例は液体を拡散するもので、ハウジン
グ(130)を包含し、ハウジングは壁体(135)を
有して結膜および眼球鞘rTJの下にある強膜「S」の
外部表面に対向または隣接する内部空洞(133) a
敗ケる。ハウジング(130)は、シリコン・ゴム等の
柔軟な材料、ポリメタクリル酸メチル等の比較的剛性の
高い重合体材料、金等の不活性金属、またはその他の便
利で生物学上許容できる材料で製作するのが望ましい。
ハウジング(130)は一般に楕円または円盤状で、長
さと幅は一般に11以内の範囲である。内部空洞(13
3)を規定するハウジング壁(135)は、装置の移植
時に空洞の重大な崩壊を防止するのに十分な剛性を有す
る。ハウジング壁(135)に配置されているのは直径
0.25m以上の小さい孔等のオリフィス手段(145
)で、これにより液体が内部空洞内から眼の液体吸収組
織(116)に流れることができる。液体吸収組織(1
16)には・結膜rTJや眼のその他の隣接組織ばかり
でなく強膜rsJも含まれる。
上述のオリフィス手段(145)は、ハウジング壁(1
35)に配置されるのであればどの種の開口部を包含し
てもよい。これは空洞の口(146)、ハウジング壁(
135)の1個または複数の孔でよい。装置を移植した
場合、ハウジングの上部壁(135)の上に広がる結膜
および眼球鞘rTJはハウジング(130)に付着しな
い。このため組織とハウジング(130)の間に空間(
114)ができるので、理論的にはハウジング(130
)から流れ出す液体がハ9ジング(130)を囲み、吸
収組織(116)の液体に接触できる表面積を最大とす
ることができる。液体が空洞から流れ組織に吸収される
ことが可能でなければならない。
眼の組織が開口部の縁の周囲に成長する。開口部の内部
縁間の最短距離が0.25m未満の場合、縁の周囲で開
口部内へと成長する組織は他の組織と接触して一緒に成
長することがあり。
オリフィス手段を詰まらせ、従って空洞から周囲の組織
への液体の流れを実際上阻害する。排出量を最大にする
ためには、オリフィス手段ノ有効径を0.25−以上に
しなければならず、0.5図以上にすることが望ましい
。(この用途のためには、オリフィスが開口部内のある
点からあらゆる方向に0.125m5+以上広がる開口
部を規定する場合、オリフィスの「有効径」は0.25
麿以上となる。すなわち、オリフィスを通して直径0.
25mmの円を挿入できる。) 管手段(120)は内径が空洞(133)の内径よりは
るかに小さく、−万端(121)が空洞(133)につ
ながり、他方端は液体源につながっている。
液体源は眼に取り付けた人工装fit(第6図に(12
2)で示したもの等)、眼自体の前眼房(工5)、内部
または外部の薬剤注入器具、またはその他の外部装置で
ある。オリフィスは、液体吸収組織から空洞内への最短
距離を示す表面を規定する点の位置に沿って液体吸収組
織を接触させるのに適用する表面を有する枠を包含する
。枠は管手段のハウジング端から約0.25m以上離さ
なければならず、1.O鴫以上離すことが離ましい。
第6および第7図に示した望ましい実施例では、ハウジ
ング(131)がプレート部(134)、およびこの周
囲に接続されたフード部(132)から構成され、内径
がこの間にある管手段のいずれの部分の内径よりほるか
に大きい内部空洞を規定する。プレート部(134)は
眼壁にきちんと合うよう湾曲するのが望ましい。フード
部(132)紘プレート部(134)上に弓形に延び、
その曲率半径は人間の眼の眼壁の曲率半径(約12〜1
5■)より小さく、約8〜10−未満が望ましい。
フード部(132)の弓形縁(136)は一般に丸くな
っているので、装置を眼中に移植した場合、眼の組織が
フード部の縁で傷つかない。本実施例では、オリフィス
手段がフード部の弓形縁とプレート部との間のスペース
によって規定され、組織による閉鎖を防止するため有効
径が約0.25図以上となる。装置は、プレート部(1
34)が強膜「S」と接触し、フード部(132)の外
側が結膜および眼球鞘rTJに接触するよう移植する。
グレート部(134)は接着またはその他の方法で周囲
の7ランジ(131)に取り付けるのが望ましい。フラ
ンジ(131)はシリコン・ゴム、ポリメタクリル酸メ
チルその他の重合体、または他の便利で生物学上許容で
きる材料とし、縫合またはその他の手段で強膜壁に固定
してよい。
フランジ(131)をつけて縫合に用いるか組織を内に
成長させる、あるいはその両方に用いてもよい。
管手段(120)は第13図に示すように一方向逆止弁
を包含して液体がハウジング(130)の内部空洞(1
33)方向にのみ流れるようにしてよい。第6および7
図に示した装置では、管手段(12のによって端(12
1)(すなわち、管手段の末端部で内部断面積が管手段
のその他の内部断面積とほぼ等しい部分)がオリフィス
の枠から約0.25 w以上離れている限り、いかなる
位置8および9図に示された装置の別の実施例では、最
大曲率半径が人間の眼の眼壁の曲率半径より小′さいフ
ード部(132)からハウジング(130)が構成され
る。従ってフード部(132)は凹状となり、強膜壁(
120)とフード部の内壁との間に延びる管手段の内径
よりはるかに大きい内径を有する内部空洞(133)を
規定する。フード部(132)の周縁部は強膜壁に取り
付けられる。
不実施゛例のオリフィス手段(145)はフード部の璧
の周縁部(147)で規定され、眼の強膜「S」が吸収
組織の界面となり、液体の吸収を可能にする。
周辺7ランジ(121)はフード部(132)の縁の周
辺に接着するか他の方法で取り付けてもよい。
あるいはフード部(132)自体の周縁部に平坦な表面
を設け−Cフード部を眼の強膜壁「S」に取り付け、フ
ードの1(13,5)を形成してよい。プレート部(1
34)の内部壁に取り付けてもよく、これによって管手
段(120)のハウジング端が空洞(133)とつなが
っても強膜「SJまたはその他の吸収組織からいずれの
方向にも約0.25w以上離すことが可能となる。プレ
ート部が図示されているが、管手段の端が強膜から約0
.25 w以上離れている限り、管手段の端が頂点また
は側面からハウジングとつながっていれば、これは不必
要となる。
第10および11図に示された本発明のさらに別の実施
例では、ハウジング(130)がプレート部(ta4)
で構成されており、撰円または円盤状であることが望ま
しく、複数の支持構造α55)を取り付けた周縁部を有
する。支持構造はプレート部上に弓形に広がり、共通の
点で合い、内部空洞(133)を規定する。この装置は
籠に似ている。支持構造(155)は装置の移植時に空
洞の重大な崩壊を防止するのに十分な剛性を有する。
すなわち、ハウジングが多少変形しても空洞およびオリ
フィス手段は閉鎖せず、オリフィス手段に関する0、2
5■の制限は絶えず満たされている。支持構造(155
)を後う組織が支持構造(155)間にブリッジを形成
し、これによって排出領域が詰まるという事態を防止す
るため、支持機構(155)間のあきの有効径は約0.
25w以上でなければならない。管手段(102)は、
支持構造(155)によって管手段(120)が眼の吸
収組織と接触しないので組織が管端上で成長して液体の
流れを止めるようなことを防止するよう。
ハウジングとつながらなければならない。すなわち、オ
リフィス手段の枠(支持構造間のスペース)は管手段の
ハウジング端から約0.25 w以上離れていなければ
ならない。
第12図に示したさらに別の本発明の実施例では、ハウ
ジング管手段の延長部でよい。この装置ではハウジング
が空洞を規定する壁を有し、空洞の内径は管手段および
オリフィス手段の内径よりはるかに大きく、空洞および
オリフィスの断面積は管手段の内部の断面積よりはるか
に多くの液体を流すことができる。管手段の壁から延び
るハウジング壁は、装置の移植時に空洞の重大な崩壊を
防止するのに十分な剛性を有していなければならない。
ハウジング壁内に配置されたオリフィス手段の有効径は
約0.25図以上とし、枠は管手段の端から約0.25
−以上離れていなければならない。
第6〜13図に図示された液体拡散装置は、本発明の出
願者による米国特許第4,554,918号に示したよ
りな眼圧軽減システムおよび注入システム等のいかなる
種類の眼の液体供給システムと併用してもよい。
管手段の端が眼の組織と接触して詰まるのを防止すると
いう同じ目的に拡散装置が働くよう、他の種類のハウジ
ングも用いてよい。この種の変更には、管手段がハウジ
ング端で2個の分割 4部に分割されてハウジング内に
2個以上の端が配置されるという装置が含まれてもよい
。一般にとの2個の端は装置のハウジング内で丁字形を
形成する。熟練した技術者には他の変更方法も明瞭に理
解できる。
ここに本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の
精神から離れず特許請求の範囲内でさまざまな変更、応
用、および変形をしてよいことを理解しなければならな
い。
(発明の効果) 、以上説明したように、本発明によれば、ポンプを移植
する必要がなくなり、かつ、カニユーレの第2端におい
て液体供給源を付け替えることで各種異なった液体(例
えば薬剤)用として使用することができる。また、その
ポンプがカニユーレから外れても流体の逆流が防止され
るため、液体注入に適用したときの眼内圧低下や房水排
出に適用したときの眼内圧上昇に伴なう眼の損傷を防止
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、眼に移植した本発明による装置を部分的に7
切り取った図を示す眼の断面図であり、第2図は、眼に
移植した本発明による注入装置を示す多少概略的な眼の
透視図であり、第3図は、本発明の変更した実施例の部
分図であり、 第4図は、本発明の別の変更実施例の部分図であり、 第5図は、本発明のさらに別の変更実施例の部分図であ
ゆ、 第6図は、眼における本発明の装置の位置を示す眼の概
略部分図であり。 第7図は、第6図の線7−7に沿ってとった部分断面図
であり。 第8図は1本発明の別の実施例の部分断面図であり、 第9図は、M8図の線9−9に沿ってとった部分断面図
であり、 第10図は、本発明による別の装置の平面図であり、 第11図は、第10図の線11−11に沿ってとった部
分断面図であり、 第12図は、本発明の別の実施例を示す部分@面図であ
り、 第13図は、本発明による装置と併用できる弁の部分断
面図を示す。 10・・・・・・ カニユーレ 11・・・・・・第1端 12・・・・・・第2端 14・・・・・・一方向弁 17・・・・・・ フランジ 25・・・・・・容器 116・・・・・・液体吸収組織 120・・・・・・管手段 130・・・・・・ハウジング 133・・・・・・内部空洞 134・・・・・・ プレート部 145・・・・・・ オリフィス手段 155・・・・・・支持構造 特許出願人 トーツス シー、ホワイト図面の洋式−(
内容に変しし) 第2図      10.・カニユーレ第5図 25・
・容器 第6図 116・・・液体吸収組織 130−・・・フ9一段 134・・・プし一ト鼾 145・・・万すフイス手ト又 第7図 第13図 手続補正書(刀剣 昭和82年 3月24日

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1および第2端を有してその間に逆止弁があっ
    て第1端方向にのみ液体が流れる管、第1端を眼の中に
    固定する手段、および第2端でカニューレを液体源に取
    り付ける手段から構成され、眼窩内に液体を供給する、
    組織へ移植可能な液体誘導装置。
  2. (2)さらに、注入液を受けるために前記逆止弁第2端
    間に挿入した圧縮力のある容器を包含する特許請求の範
    囲第1項に記載の装置。
  3. (3)皮下注射針を射し込むために取り付け手段がゴム
    栓から成る特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  4. (4)さらに、管の第1端付近から半径方向に外側に伸
    びて眼に取り付け可能なフランジを包含する特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。
  5. (5)注入管を受けるために取り付け手段が柄から成る
    特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  6. (6)さらにカニューレの第1端に液体拡散装置を包含
    し、該装置が、内部空洞を規定する壁体を有して装置の
    移植時に空洞の重大な崩壊を防止するのに十分な剛性を
    有するハウジングから構成され、壁体が外方向に開放し
    たオリフィス手段をさらに規定して液体が空洞内から液
    体吸収組織のある液体吸収近接部へ直接流れるのを可能
    にし、空洞の内径がカニューレのいずれの部分の内径よ
    りはるかに大きい、特許請求の範囲第1項に記載の装置
  7. (7)オリフィス手段の有効直径が約0.25mm以上
    である特許請求の範囲第6項に記載した装置。
  8. (8)オリフィス手段が、液体吸収組織から空洞への最
    短距離を示す表面を規定する点の位置に沿って液体吸収
    組織を接触させるのに適合させる表面を有する枠を包含
    する特許請求の範囲第7項に記載した装置。
  9. (9)第1および第2端を有する管、該第1、第2端間
    の管内に配置された逆止弁、該逆止弁と第2端の間に挿
    入されて注入液を受ける圧縮力のある容器、管の第1端
    付近で半径方向外側に伸びて眼に取り付け可能なフラン
    ジを有し第1端を眼の中に固定する手段、および第2端
    でカニューレを液体源に取り付ける手段から構成される
    、組織へ移植可能な液体誘導装置。
  10. (10)第1および第2端、およびその間にあって液体
    が第1端方向に流れるようにする逆止弁を有する注入カ
    ニューレを準備し、 手術によりカニューレの第1端を眼の中に挿入し、 液体源をカニューレの第2端に取り付け、 液体をカニューレに供給し、 液体源をカニューレの第2端からはずし、 ここで逆止弁がカニューレを通る液体の逆流を防止する
    というステップから構成される、液体を眼に注入する方
    法。
  11. (11)挿入ステップが、眼壁を通してカニューレの第
    1端を硝子体内に挿入するステップを含む特許請求の範
    囲第10項に記載した方法。
  12. (12)さらに、管と液体のやりとりがあって逆止弁と
    前記第2弁の間に配置される圧縮性容器を提供するステ
    ップを含み、注入ステップが液体を容器に注入するステ
    ップを含む特許請求の範囲第10項に記載した方法。
  13. (13)カニューラの第1端が硝子体の外側の眼窩空間
    に挿入される特許請求の範囲第10項に記載した方法。
  14. (14)内部空洞を規定する壁体を有するハウジング、
    および空洞とつながって液体を空洞内に誘導する管手段
    を包含し、ハウジングの壁は装置の移植時に空洞の重大
    な崩壊を防止するのに十分な剛性を有し外方向に開放し
    たオリフィス手段を規定して液体が空洞内から液体吸収
    組織のある液体吸収近接部へ直接流れるのを可能にし、
    空洞の内径が管手段のいずれの部分の内径よりはるかに
    大きい、組織へ移植可能な液体誘導装置。
  15. (15)オリフィス手段の有効径が約0.25mm以上
    である特許請求の範囲第14項に記載した装置。
  16. (16)オリフィス手段が、液体吸収組織から空洞への
    最短距離を示す表面を規定する点の位置に沿って液体吸
    収組織を接触させるのに適合させる表面を有する枠を包
    含する特許請求の範囲第15項に記載した装置。
  17. (17)オリフィス手段が空洞とつながった管手段の端
    から約0.25mm以上離れた位置にあって、眼の組織
    が成長して管手段の中に入るのを防止する特許請求の範
    囲第16項に記載した装置。
  18. (18)ハウジングがプレート部およびプレート部の外
    周に接続されたフード部を包含して内部空洞を規定する
    特許請求の範囲第15項に記載した装置。
  19. (19)管手段が、管手段から離れる方向への液体の流
    れを制限する逆止弁手段を包含する特許請求の範囲第1
    4項に記載した装置。
  20. (20)曲率半径が人間の眼の曲率半径よりはるかに小
    さい中央部および外縁部とを有しているので外縁部が眼
    壁と接触している時に眼壁との間に空洞を形成する湾曲
    ハウジング、ハウジングによって眼壁に支持される取り
    付け手段、およびハウジングとつながって液体をハウジ
    ング内に供給する管手段から構成される、組織へ移植可
    能な液体誘導装置。
  21. (21)ハウジング内で液体吸収組織を包含する眼壁の
    表面領域の有効径が約0.25mm以上である特許請求
    の範囲第20項に記載した装置。
  22. (22)概して環状のプレート部および該プレート部の
    端の外縁に取り付けられて該プレート上に弓形に伸びそ
    の間の内部空洞を規定する複数の支持構造を包含するハ
    ウジング、有効直径が約0.25mm以上で液体吸収組
    織から空洞への最短距離を示す表面を規定する点の位置
    に沿って液体吸収組織を接触させるのに適合させる表面
    を有する枠を包含するオリフィス手段、および空洞とつ
    ながつて液体を空洞内に誘導しハウジング側の端がオリ
    フィス手段の枠から約0.25mm以上離れた位置にあ
    る管手段とから構成され、前記支持構造が装置の移植時
    に空洞の重大な崩壊を防止するのに十分な剛性を有する
    、組織へ移植可能な液体誘導装置。
  23. (23)内部空洞を規定し装置の移植時に空洞の重大な
    崩壊を防止するのに十分な剛性を有する壁体のあるハウ
    ジング、液体が空洞内から液体吸収組織のある液体吸収
    近接部へ直接流れるのを可能にする外方向に開放したオ
    リフィス手段、拡張圧縮が可能な容器、および容器と空
    洞をつないで液体を容器から空洞に流す管手段から構成
    される組織へ移植可能な液体誘導装置。
JP61283046A 1985-11-27 1986-11-27 液体誘導装置及び液体誘導方法 Pending JPS62224371A (ja)

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US802574 1985-11-27
US802517 1985-11-27

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CA (1) CA1284076C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017526515A (ja) * 2014-09-08 2017-09-14 ドゥヘニー アイ インスティテュート カニューレ挿入維持システムおよび装置

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JP2017526515A (ja) * 2014-09-08 2017-09-14 ドゥヘニー アイ インスティテュート カニューレ挿入維持システムおよび装置

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