JPS62223753A - フイルムカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルムカセットに関するものである。

〔従来の技術〕

新式の自動カメラは多数の機能を有（７ているが、これ
らは操作のためのバッテリーを必要とする。そのうち、
最大の力を必要とする機能はカセットの外に一度に一駒
づつフィルムを自動的に引き出す機能である。カセット
の外にフィルムを一駒の長さ引き出すためには和尚な摩
擦慣性に打ち勝つ必要があり、そしてこれはバッテリー
の大きな消耗をもたらす。実際に、自動カメラは時々バ
ッテリーを便い切ったためフィルムの長さの露光途中で
操作不能となり、しかして通常は自動カメラには手動フ
ィルム駆動機構は全く設けられていない。したがって自
動カメラにおけるバッテリーの消耗を少なくするために
は、カセットの外にフィルムを引き出す際に生ずる慣性
摩擦を減少させることが有効であろう。

カセットの外にフィルムを引き出すときに生ずる摩擦の
主なもの３つは下記のものであると考えられる。

ａ）カセットのフィルム出口スロット内で蔽光りツブを
形成しているベルペット製蔽光材を通ってフィルムを引
き出すことにより生ずる摩擦。

ｂ）カセット内の巻かれたフィルムの第１の巻き分をそ
の下の巻き分から分離することにより生ずる摩擦。巻か
れたフィルムがカセット内に装着された場合、これはカ
セット内壁に向って外側に時計ばねのように広がる傾向
がある。

Ｃ）出口スロットに通ずる領域内で起るフィルムの連続
したゆっくりした動きに打ち勝つことＫより生ずる摩擦
。このゆっくりした動きはフィルムの時計ばねのような
拡張によっても又生ずる。

従来、ベルペット製蔽光リップを必要としないカセット
例えば英国特許明細書第 １０８２４８８号及び第１４５８８１９号に開示された
カセットを提供するための試みがなされた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、これら両方のカセットにおいてはフィル
ムが光の迷路を通過して引き出された場合摩擦の増大が
生じたことは明らかである。

更にいくらかのフィルムの変形も又生じた。

しかしながら、摩擦を減少させるのみならず、小砂の粒
子がベルペット地に容易に捕捉され且つその粒子はフィ
ルムがベルペット地を通して引き出されるやいなやフィ
ルム上に引掻キ傷ヲ生じさせるのでフィルム上の引掻き
傷を避ケる。

ためにも又、ベルベットなしカセットを提供することは
非常に望まれる目的として残っている。

更疋、スロット内へのベルベットの２部品の装着及び接
着は厄介であり、そして時々カセットの他の部分への移
動を起す接着剤を使用しなければならない。

本発明の目的は、ベルベット散光材を必要とせず且つカ
セットの外にフィルムを引き出す除虫ずる摩擦が非常に
減少する、スプール上に巻かれたフィルムのためのカセ
ットを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

したがって本発明は、光不透過弾性材料からなりカセッ
トに係合し且つ該カセット内の手段によりその内に保持
されるような寸法のストリップであって、該ストリップ
の大きな方の部分の幅が該カセットの各々の端部におけ
る手段により該ストリップが該カセット内壁に接触でき
なくさせられる幅であり、該ストリップの小さな方の部
分の幅が核ス）　ＩＪツブのこの部分の端部が該カセッ
ト内壁に隣接する幅である寸法のストリップから形成さ
れたスクロールコントロールチャンバーであって、該ス
クロールコントロールチャンバーがスプール上に巻かれ
た写真フィルムの長さを供給することができ、該フィル
ムノ先導端部カ該スクロールコントロールチャンバー内
の縦の間隙を通って該スプールから導かれ、次いで該カ
セット内壁と該スクロールコントロールチャンバーの幅
の広い方の部分の外壁との間を通って該カセットの出口
スロットに向うように設けられたことを特徴とする、ス
プール上だ巻かれた写真フィルムの長さを含むように適
合され且つフィルムをカセットから引き出すための出口
スロットを有するフィルムカセットに関するものである
。

スクロールコントロールチャンバー　カ５１）性材料で
作られているということは、ストリップが圧縮された場
合にその前の形状だ戻る傾向を示すチャンバーに形成さ
れたということを意味している。

フィルムのストリップが繰り返し巻かれている場合には
、それは円筒では渦巻（５ｃｒｏｌ　ｌ　）を形成する
と理解されたい。

そｈ故、スクロールコントロールチャンバーはストリッ
プ材料のコイルをコイル状態又はスクロール状態に保持
することができ且つコイル状材料の先端部が突き出てそ
のコイル状材料をコイルから巻き戻すことができる縦の
間隙を有するチャンバーを意味する。コイル状材料を容
易に引き出すことができるように、縦の間隙の一方の側
の上のコンテナーは、巻かれた材料の最初の一巻の端部
を入れるためのチャンバーの軸心から更に突出している
。

したがって、本発明のカセットにおいてはスクロールコ
ントロールチャンバーｉ、：ｔ　（１部材、！：して機
能し、そして又、巻かれたフィルムのコイルがカセット
内壁に対して時計ばねのように作用するのを妨げる。そ
れ故、ベルベット製蔽光すブブを提供する必要はなくな
った。更に、フィルムのストリップがカセットの外、に
−駒づつ引き出されるときに生ずる摩擦は、ベルベット
製蔽光リップの除去及びフィルムのコイルがカセット内
壁に対して時計ばねのように作用したり又は出口スロッ
トでゆっくり動くのを妨げることにより減少する。

本発明のカセットは写真フィルム材料のための３５　ｍ
ｍカセットとして最も多く夏用され、そしてこれに関連
した用途は添付図面に基づ粘て記載されるであろうが、
しかし、本文中で先に述べたようなカセットはフィルム
材料の他のどのような幅例えば１６ｍｍ又は７Ｑｍｍの
幅でも使用することができた。

スクロールコントロールチャンハーヲ構成スる材料は薄
込金属例えばステンレススチール又は硬質アルミニウム
のストリップであるが、これらの金属が所属形状のスク
ロールチャンバーに容易に形成され且つ又弾性を有する
からである。ここで薄いということは０．１ないしｏ、
　５　ｍｍを意味する。都合のよい厚さは金属規格の０
．２ｍｍである。しかしながら、摩擦減少表面を有する
処理金属からもスクロールコントロールチャンバーを形
成することができる。、 又、光不透過性の強弾性プラスチック材料例えば炭素充
填ポリスチレンからもスクロールコントロールチャンバ
ーを作ることができる。

スクロールコントロールチャンバーカ裂這すれるプラス
チック材料のストリップの厚さも又０．１ないし０．５
ｍｍであってよく、０．２ｍｍの厚さが好ましい。好ま
しい実施態様の一つは、ストＩＪ　’ｙプの大きい方の
部分の端部がカセットの各々の端部における手段により
カセット内壁に接触できないような幅を有［２ており、
薄い可撓性端部に向ってテーバ状となっているものであ
る。

例えば、ス）　ＩＪツブの先端部における厚さ０．０２
５ｍｍ　のテーバ状となっている。スクロールチャンバ
ーのこのテーバ状端部はその最先端部においてより大き
い可撓性を得るため、スクロールチャンバーの内表面上
に波形又は溝を設けることにより弱くしてもよい。この
好ましい実施態様において、カセット内で部用されるど
のようなスプールもそのフランジの直径が減少されたも
のでなければならない。このことは、スプール上に巻か
れたフィルムの先端部がスクロールコントロールチャン
バーの他の壁トカセット内壁との間の通路に導かれる場
合に、スクロールコントロールチャンバーのｉ　部２＞
Ｅ　内側に曲がるのを可能とする。スクロールコントロ
ールチャンバ一端部のこの内側への可撓性はフィルム長
さのすべてをカセットの中心スプールから引き出すため
の曲った出口通路を可能とし、それ故、フィルムの最後
の２．３　巻き分を引き出すために必要な引り張りを減
少させる。

現在部用されている５５ｍｍカセットのほとんどはカセ
ット本体の両端部を覆って圧着されている２個のエンド
キャップを有している。カセット端部は通常エンドキャ
ップ上のフランジが係合する溝を有している。カセット
内壁とカセット端部で内壁に形成された溝がカセットの
中心に最も接近している点との間の放射方向の距離はフ
ィルムストリップの厚さよりもほとんどの場合大きい。

それ故、スクロールコントロールチャンバーをそのより
大きな部分に沿って形成している弾性材料のストリップ
の幅はカセットの各々の端部における２つの溝を設けた
領域の間の軸方向の距離よりも正に大きいが、しかし２
つのエンドキャップの間の距離よりも短かいのが便利で
ある。このことは溝の底部に対して押圧されているカセ
ットにスクロールコントロールチャンバーを係合させる
ことを可能とする。ツレ故、スクロールコントロールチ
ャンバーの外周のより大きな部分のまわりで、スクロー
ルコントロールチャンハーノ各々ノ端部ハｍの底部に対
して押圧し、七Ｌ７て、これはスクロールコントロール
チャンバーがそのより大キな長さに沿ってカセット内壁
に隣接するのを妨げる。それは又、カセット内壁とスク
ロールコントロールチャンバー外壁との間にフィルム材
料のストリップのための通路を提供する。］−かしナカ
ラ、スクロールコントロールチャンバーを形成している
ストリップのより小さな部分の幅は、カセットの各々の
端部における２つの溝の間の距離よりも小さい。それ故
、スクロールコントロールチャンバーの構成材料の弾性
はそのより小さな幅のところでスクロールコントロール
チャンバ一端部をカセット内壁に隣接させる。

本発明のカセットは又頭造カセットでもあり得るが、し
かしこの場合はカセット本体はカセット内壁トスクロー
ルコントロールチャンバー外壁との間に通路を提供する
ためにその内に段をつけて形成されるべきであり、その
段がない場合にはスクロールコントロールチャンバーバ
カセット本体に頭造されたエンドキャップによりカセッ
ト本体に隣接して係合するであろう。

しかしながら、この場合には頭造がそのようになされる
であろうから、カセット内だスクロールコントロールチ
ャンバーを保持するいかなる他の手段も必要ではない。

しかしながら、エンドキャップ上への押圧によるカセッ
トの場合には、現在の位置にスクロールコントロールチ
ャンバーを保持するためには更に別の手段が必要である
。この保持は、カセット内表面上に押込部材（１ｎｄｅ
ｎｔ　　ｍｅｍｂｅｒ）を用いて位置決めされたスクロ
ールコントロールチャンバー外表面上に隣接部材（ｌｏ
ｃａｔｉｏｎａｂｕｔｍｅｎｔ　　ｍｅｍｂｅｒ　）を
少なくとも１つ提供することにより容易に行うことがで
きる。

スクロールコントロールチャン／＜−ｆ、形成ｆるスト
リップはその長さの０．５５ないし０．８のより大きな
幅を有することが好ましく、その長さの０．６６の幅を
有することが最も好ましい。

スクロールコントロールチャンハーヲ形成スるストリッ
プはより大きな幅からより小さな幅へと段階的に小さく
なるのが好ましいが、しかしより小さな幅へ徐々に減少
させてもよい。

スクロールコントロールチャンバーがカセット内【存在
する場合には、スクロールコントロールチャンバーの縦
の間隙は約３ないし４７７１ｍであるのが好ましい。こ
れより狭い間隙はスクロールコントロールチャンバーか
らフィルムのスｌ−ＩＪブプを引き出すのを困難にし、
２他方これより広い間隙はこの間隙のところでフィルム
をゆっくり動くようにしてしまう。

〔実施例及び発明の効果〕

添付図面に基づいて本発明を更に詳細に説明する。

第１図はスプール上に巻かれたフィルムを有する通常の
３５７７１ＴｒＬフイルムカセツトの分解斜視倶ｊ面図
を表わす。

第２図はスクロールコントロールチャンバーが形成され
得る金属のストリップを表わす。

第５図は第２図のス）　ＩＪツブから作られたスクロー
ルコントロールチャンバーの斜視図を表わす。

第４図は本発明のカセットの一部分の軸方向に沿った断
面図を表わす。

第５図は本発明の装填カセットの直径方向に沿った断面
図を表わす。

第６図は本発明の頭端カセットの軸方向に沿った断面図
を表わす。

第７図はテーパ状端部を有するスクロールチャンバーの
直径方向に沿った断面図を表わす。

第８図はフィルムの最後の巻き分がスプールから引っ張
り出される状態の装填カセットにおける第７図の改良さ
れたスクロールチャンバーを表わす。

すべての図面において、同じ数は同じ意味を表わす。

まず第１図には、２個の環状エンドキャップＢ１及びＢ
２と、カセット本体Ｃが形成されている金属ス）　ＩＪ
ププの２箇所の端部を一緒に挾むことにより形成された
、散光性の長さ方向に伸びたフィルム出ロスロフトＤを
有する実質的に円筒状のカセット本体Ｃとからなる通常
の３５ｍｍフィルムカセットが示されている。

ライトシールを形成しているベルペットＡの２つのスト
リップが示されている。

カセット本体は、長いハブ４部下と短かい・・ブ端部Ｇ
を有するフランジを設けたスプールＥＫ対して巻き付け
られたフィルムＪを保持するためのものである。又、Ｈ
は保合部である。フィルムＪは先導端部にと慣用のスプ
ロケットホールＬを有する。

第２図に、長さ２が長さ５よりも大きい薄い金属のスト
リップ１が示されている。実際、長さ２はストリップ１
の長さの偽である。

長さ２の端は端部４であり、そして長さ３の端は端部５
である。

第５図に示すように、ストリップ１はスクロールコント
ロールチャンバー７に形成された。

スクロールコントロールチャンバー７の外周長さは、カ
セット本体Ｃに係合し且つカセット内に装着された場合
に３　ｍｍの縦のギャップ８を残すような長さである。

第４図は、装着された２個のエンドキャップＢ１及びＢ
２を有するカセット本体Ｃの一部分を示す。これらのエ
ンドキャップはカセット本体Ｃの各々の端部に形成され
た溝部Ｃ１及びＣ２に係合する。

第１図及び第４図から明らかなように、各溝部Ｃ１及び
Ｃ２の底部はカセット本体壁部Ｗよりもカセット本体Ｃ
の中心部により接近している。

スクロールコントロールチャンバー７は２つの溝部Ｃ１
及びＣ２の底部に対して装着されている。これによりカ
セットの壁部Ｗとスクロールコントロールチャンバー７
との間ニキャップ９が残るので、その間をフィルムＪが
充分通過することができる。

第５図は本発明の装着カセットの断面図である。

カセット本体Ｃと出ロスロブトＤが示されている。カセ
ット本体Ｃの内側にスクロールコントロールチャンバー
７がアル。スクロールコントロールチャンバー７の内側
にスプールＥ上に装着すれたフィルムＪの長さ分がある
。フィルムの先導端部には出ロスロットＤ内に示されて
いる。

スクロールコントロールチャンバー７の長す２はカセッ
ト本体Ｃの壁部Ｗから離れて示されている。これは、長
さ２は第４図に示されているように溝部Ｃ１及びＣ２の
底部により壁部Ｗから離れて保持されているためである
。しかしナカラ、スクロールコントロールチャンバー７
の端部５は壁部Ｗに隣接して示されている。これは、長
さ２よりも幅の狭いスクロールコントロールチャンバー
７の長さ３は溝部Ｃ１及びＣ２の底部により保持されな
いためであり、そしてスクロールコントロールチャンバ
ー７が形成されている金属の弾性は端部５を壁部Ｗに押
圧する。

スクロールコントロールチャンバー７の外側に隆起又は
隣接部材１０がある。この部材１０はカセット本体Ｃの
内壁部Ｗ上に形成された押込部材１）により位置決めさ
れている。組み合わされた場合、部材１０及び１）はス
クロールコントロールチャンバー７をカセット本体Ｃに
正確だ位置決めし、そしてフィルムがカセットの外に引
き出された場合にそれが動くのを妨げる。

この図に示されるように、フィルムストリップはスクロ
ールコントロールチャンバー７内に渦巻状に保持されて
いる。カセットが装着されているので、フィルムの先導
端部には出口スロットＤの外に突き出し、フィルムは壁
部Ｗとスクロールコントロールチャンバー７　ノ外壁先
ｍ部との間を導かれ、次いでギャップ８を通過する。ス
プール上のコイル状フィルムはスクロールコントロール
チャ／バー７の内１）１）　Ｋ配置され、そこで渦巻と
して保持されている。

カセットの内壁部Ｗとスクロールコントロールチャンバ
ー７との間の通路は、非常に有効な光の迷路として作用
し、フィルムがスクロールコントロールチャンバー内に
封入された場合には光がフィルムに達するのを妨げる。

すべての光がカセブ）Ｋ入るのを防ぐためのベルベット
地が全くないので、フィルムのわずかな長すにかぶりが
生ずるのであろう。しかし、かぶりを生ずるであろうフ
ィルムの長さ分は、自動巻カメラにおいてさえも巻取ス
プールに露光位置まで通りこして使用されるのでネガを
記録するためには全く便用されない長さ分である。

更ニ、スクロールコントロールチャンバーはカセット内
壁部又は出ロスロフトの領域におけるゆっくりした動き
に対するコイル状フィルムのどのような時計ばねのよう
な動きも妨けるので、フィルムの一駒を引き出す場合に
打ち勝つべき所望の摩擦は非常に減少する。

フィルムが渦巻のようにスプールから引き出されるとい
う事実は、フィルムの最初の一巻と２番目の一巻との間
に空気が存在することを可能とする。このことは更に摩
擦を減少する。この空気はカメラが巻かれる場合フィル
ムがそこで引っ張られるスクロールコントロールチャン
バーの外表面を滑らかにするために部用され、そして“
キャプスタン″効果が取り除かれるのはこの作用による
。チャンバーの近似渦巻様形袂は、チャンバ一端部５は
チャンバ一端部４よりもカセットの中心部から更に離れ
ているという事実より明らかである。

第６図には、頭端エンドキャップカセットが示されてい
る。これは端部２１及び２２を有するカセット本体２０
からなる。２つのエンドキャップ２４及び２５並びにス
クロールコントロールチャンバー２６がある。カセット
本体２０はスクロールコントロールチャンバー２６とカ
セット本体との間に通路２９を提供するために部材２７
のところが飛び出している。エンドキャップ２４及び２
５上のフランジは、カセット本体の端部２１及び２２並
びにスクロールコントロールチャンバー２６の端部にも
又しつかり挾むために抑圧又は頭端されている。

第７図には、改良されたスクロールコントロールチャン
バー７Ａが示されている。このチャンバーの端部５は第
５図中の端部５の厚さと同じ厚さを有するが、しかし端
部４Ａはこの端部を可焼性にするために減少された厚さ
を有する。

第８図には、第７図のスクロールコントロールチャンパ
ー７Ａがスクロールコントロールチャンバー７と取り換
えた第５図の装着カセット内に示きれている。スプール
Ｅ上のフィルムの最後の２．３　巻き分が巻き付けられ
ており、そし故、スクロールコントロールチャンバー７
Ａの鴇部４Ａは曲げられている。端部４Ａのこの可撓性
はすべてのフィルムを中央スプールＥから引き出すため
の曲った出口通路を可能とし、それ故、スプール上のフ
ィルムの最後の２，６巻き分を引き出すために必要な引
っ張りを減少させる。

【図面の簡単な説明】

第１図はスプール上に巻かれたフィルムを有する通常の
５５ｍｍフィルムカセットの分解斜視側面図、 ｍ２図ｕスクロールコントロールチャンバーが形成され
得る金属のスｈ　ＩＪツブを表わす平面図、 第５図は第２図のストリップから作られたスクロールコ
ントロールチャンバー　ノ斜４１　図、第４図は本発明
のカセットの一部分の軸方向に沿った断面図、 第５図は本発明の装填カセットの直径方向に沿った断面
図、 第６図は本発明の頭端カセットの軸方向に沿った断面図
、 第７図はテーパ状端部を有するスクロールチャンバーの
直径方向に沿った断面図、 第８図はフィルムの最後の巻き分がスプールから引っ張
り出される状態の装填カセットにおけるｖＪＺ図の改良
されたスクロールチャンバーを表わす直径方向に沿った
断面図である。 図中、

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）光不透過弾性材料からなりカセットに係合し且つ
   該カセット内の手段によりその内に保持されるような寸
   法のストリップであって、該ストリップの大きな方の部
   分の幅が該カセットの各々の端部における手段により該
   ストリップが該カセット内壁に接触できなくさせられる
   幅であり、該ストリップの小さな方の部分の幅が該スト
   リップのこの部分の端部が該カセット内壁に隣接する幅
   である寸法のストリップから形成されたスクロールコン
   トロールチャンバーであって、該スクロールコントロー
   ルチャンバーがスプール上に巻かれた写真フィルムの長
   さを供給することができ、該フィルムの先導端部が該ス
   クロールコントロールチャンバー内の縦の間隙を通って
   該スプールから導かれ、次いで該カセット内壁と該スク
   ロールコントロールチャンバーの幅の広い方の部分の外
   壁との間を通って該カセットの出口スロットに向うよう
   に設けられたことを特徴とする、スプール上に巻かれた
   写真フィルムの長さを含むように適合され且つフィルム
   をカセットから引き出すための出口スロットを有するフ
   ィルムカセット。
2. （２）スクロールコントロールチャンバーの構成材料が
   厚さ０．１ないし０．５ｍｍの硬質アルミニウム又はス
   テンレススチールであることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のフィルムカセット。
3. （３）スクロールコントロールチャンバーの構成材料が
   厚さ０．１ないし０．５ｍｍのプラスチック材料からな
   るストリップであって、そのストリップの大きな方の部
   分の端部が厚さ０．０２５ｍｍまでテーパ状となってい
   るものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載のフィルムカセット。
4. （４）スクロールコントロールチャンバーが作られてい
   るストリップ大きい方の幅がその長さの０．５ないし０
   ．８であることを特徴とする特許請求の範囲第１項ない
   し第５項のうちのいずれか１項記載のフィルムカセット
   。
5. （５）スクロールコントロールチャンバーが実質的に添
   付図面に基づいた特許請求の範囲第１項に記載されたも
   のであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   フィルムカセット。