JPS622233Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622233Y2 JPS622233Y2 JP1982097409U JP9740982U JPS622233Y2 JP S622233 Y2 JPS622233 Y2 JP S622233Y2 JP 1982097409 U JP1982097409 U JP 1982097409U JP 9740982 U JP9740982 U JP 9740982U JP S622233 Y2 JPS622233 Y2 JP S622233Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet
- support
- spring
- entrance
- handrail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、エスカレータ又は動く歩道における
移動手すり出入口部の安全装置に関する。
移動手すり出入口部の安全装置に関する。
移動手すり出入口部の安全装置は、第1図に示
すように移動手すり1と床2との間に体がはさま
れたり、移動手すり1とインレツト3のすきまに
指などがはさまれた時にインレツト3が矢印方向
に外力により移動し検出スイツチが作動してエス
カレータの運転を停止させるようにしている。第
2図は従来形移動手すり1における出入口部の安
全装置機構を示したものである。
すように移動手すり1と床2との間に体がはさま
れたり、移動手すり1とインレツト3のすきまに
指などがはさまれた時にインレツト3が矢印方向
に外力により移動し検出スイツチが作動してエス
カレータの運転を停止させるようにしている。第
2図は従来形移動手すり1における出入口部の安
全装置機構を示したものである。
移動手すり1にC形状に包むように設けたイン
レツト3と、このインレツト3を取付けたインレ
ツト支え4と、このインレツト3が常時当接する
カード5を設けると共に、前記支え4を上下の案
内ローラ6ではさみ平行移動自在に支持され、支
持フレームに組込まれる。そしてインレツト支え
4の下面には一体的に固着された可動片8が設け
られている。
レツト3と、このインレツト3を取付けたインレ
ツト支え4と、このインレツト3が常時当接する
カード5を設けると共に、前記支え4を上下の案
内ローラ6ではさみ平行移動自在に支持され、支
持フレームに組込まれる。そしてインレツト支え
4の下面には一体的に固着された可動片8が設け
られている。
可動片8の一方面にはコイルばね9が常時押圧
するように設けられ、コイルばね9の他端部は支
持フレーム7に一体的に固着した支持片7Aに当
接し、この支持片7Aは乗客コンベア本体の支持
枠10に取付けられている。
するように設けられ、コイルばね9の他端部は支
持フレーム7に一体的に固着した支持片7Aに当
接し、この支持片7Aは乗客コンベア本体の支持
枠10に取付けられている。
一方可動片8の他の面には検出スイツチ11が
組込まれ、可動片8の進退により検出スイツチの
開閉動作をなすように構成されている。
組込まれ、可動片8の進退により検出スイツチの
開閉動作をなすように構成されている。
以上従来の移動手すり出入口部安全装置には次
のような問題点があつた。
のような問題点があつた。
インレツト3が外力を受けて移動する時、イン
レツト支え4の両側面が支持フレーム7と面で接
触するため摩擦により動作時の力が一定でない
点、インレツト支え4が移動するとき、案内ロー
ラ6を回転させるため軸受部の防錆処理と定期的
な注油が必要である。特に屋外で使用するエスカ
レータの場合は錆付きが起らないように管理する
必要があつた。
レツト支え4の両側面が支持フレーム7と面で接
触するため摩擦により動作時の力が一定でない
点、インレツト支え4が移動するとき、案内ロー
ラ6を回転させるため軸受部の防錆処理と定期的
な注油が必要である。特に屋外で使用するエスカ
レータの場合は錆付きが起らないように管理する
必要があつた。
インレツト支え4を安定して保持する為には一
対の案内ローラ6を最低2ケ所に配置する必要が
あり外形寸法が比較的大きくなるのと、部品点数
が多くなり経済性の面でも改善の余地があつた。
対の案内ローラ6を最低2ケ所に配置する必要が
あり外形寸法が比較的大きくなるのと、部品点数
が多くなり経済性の面でも改善の余地があつた。
従来装置における前記問題点を解決し、動作が
確実で小形で経済的な移動手すり出入口安全装置
を提供することを目的とする。
確実で小形で経済的な移動手すり出入口安全装置
を提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面に基き説明する。
第3図において、インレツト3と検出スイツチ1
1は従来と同様に設けるものとし、構成はL字状
に折り曲げたインレツト支え12の下面に座13
を一体に取付け、これを支えるべくばね14を移
動手すり1と直交する方向に複設し、更にその下
部をL字状に折り曲げた本体支え15に一体に取
付けた座16と、前記検出スイツチ9を取付ける
と共に上部のインレツト支え12と本体支え15
とを座13,15を介して複設ばね14により締
結体17により、これ等を結合する。
第3図において、インレツト3と検出スイツチ1
1は従来と同様に設けるものとし、構成はL字状
に折り曲げたインレツト支え12の下面に座13
を一体に取付け、これを支えるべくばね14を移
動手すり1と直交する方向に複設し、更にその下
部をL字状に折り曲げた本体支え15に一体に取
付けた座16と、前記検出スイツチ9を取付ける
と共に上部のインレツト支え12と本体支え15
とを座13,15を介して複設ばね14により締
結体17により、これ等を結合する。
本体支え15は乗客ベア本体の支持枠10に締
結体18により取付けられて安全装置が構成され
る。
結体18により取付けられて安全装置が構成され
る。
前記ばね14は板ばね状のもので示しているが
特に板ばね形状に限定するものでなく、丸形、角
形の線形状のばねを同列に複設することは自由で
ある。
特に板ばね形状に限定するものでなく、丸形、角
形の線形状のばねを同列に複設することは自由で
ある。
以上の構成によればインレツト3が外力により
矢印19の方向に押されたとさ、並列に設けたば
ね14がたわみを生じインレツト3が移動する。
矢印19の方向に押されたとさ、並列に設けたば
ね14がたわみを生じインレツト3が移動する。
その動作を詳述すれば第4図の如く、インレツ
ト支え12は鎖線の如くxの距離移動し、ばね1
4は14aの如くたわみ、若干上下方向に△y下
がる形で作用する。前記複設のばね14はインレ
ツト3がxの距離移動したとき、インレツト支え
12は移動手すり1に対し平行移動することがで
きる。このとき検出スイツチ11の検出部20は
ばね14が14aに移動して同検出スイツチ11
を入りの状態から切りの状態に切り替える動作を
する。
ト支え12は鎖線の如くxの距離移動し、ばね1
4は14aの如くたわみ、若干上下方向に△y下
がる形で作用する。前記複設のばね14はインレ
ツト3がxの距離移動したとき、インレツト支え
12は移動手すり1に対し平行移動することがで
きる。このとき検出スイツチ11の検出部20は
ばね14が14aに移動して同検出スイツチ11
を入りの状態から切りの状態に切り替える動作を
する。
しかして、この検出スイツチの信号により乗客
コンベアの運転を停止または警報などを発して安
全装置とするものである。
コンベアの運転を停止または警報などを発して安
全装置とするものである。
上記実施例はばね14を2枚のもので説明した
けれども2枚を超える多数列配置又は多数枚で構
成し、かつ複数個所の個々の板ばねなどを複数重
ねて設けることも自由である。
けれども2枚を超える多数列配置又は多数枚で構
成し、かつ複数個所の個々の板ばねなどを複数重
ねて設けることも自由である。
以上の結果、本考案によれば回転部分、摩さつ
部分が一ケ所も無いため特別の防錆処理や注油作
業が不必要で動作がきわめてなめらかである。こ
の為、屋外で使用するエスカレータ等には非常に
好都合である。
部分が一ケ所も無いため特別の防錆処理や注油作
業が不必要で動作がきわめてなめらかである。こ
の為、屋外で使用するエスカレータ等には非常に
好都合である。
また構造が簡素化され、部品点数が少ないため
小形、軽量化が図られ経済的であるなどの多くの
効果が得られる。
小形、軽量化が図られ経済的であるなどの多くの
効果が得られる。
第1図はエスカレータまたは動く歩道の移動手
すり出入部の側面図、第2図は第1図の移動手す
り出入部の拡大詳細図、第3図は本考案の移動手
すり出入部の拡大詳細図、第4図は第3図の動作
説明図である。 1……移動手すり、3……インレツト、11…
…検出スイツチ、12……インレツト支え、14
……ばね、15……本体支え。
すり出入部の側面図、第2図は第1図の移動手す
り出入部の拡大詳細図、第3図は本考案の移動手
すり出入部の拡大詳細図、第4図は第3図の動作
説明図である。 1……移動手すり、3……インレツト、11…
…検出スイツチ、12……インレツト支え、14
……ばね、15……本体支え。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エスカレータもしくは動く歩道における移動手
すりの出入口部に検出スイツチを備えたものにお
いて、移動手すり出入口に設けたインレツトと、
これを支えるインレツト支えと、 このインレツト支えと固定側に設けて本体支え
との間を結合しかつ移動手すりと略直交する平行
配設のばねと、このばねのたわみにより作動する
ように設けた検出スイツチとより構成したことを
特徴とするエスカレータまたは動く歩道の安全装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9740982U JPS595575U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | エスカレ−タまたは動く歩道の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9740982U JPS595575U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | エスカレ−タまたは動く歩道の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS595575U JPS595575U (ja) | 1984-01-13 |
JPS622233Y2 true JPS622233Y2 (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=30231717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9740982U Granted JPS595575U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | エスカレ−タまたは動く歩道の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595575U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5241097B2 (ja) * | 2006-12-25 | 2013-07-17 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベアのインレット安全装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4955081A (ja) * | 1972-09-29 | 1974-05-28 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4968185U (ja) * | 1972-09-29 | 1974-06-13 |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP9740982U patent/JPS595575U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4955081A (ja) * | 1972-09-29 | 1974-05-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS595575U (ja) | 1984-01-13 |
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